JP2002114056A - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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JP2002114056A
JP2002114056A JP2000308036A JP2000308036A JP2002114056A JP 2002114056 A JP2002114056 A JP 2002114056A JP 2000308036 A JP2000308036 A JP 2000308036A JP 2000308036 A JP2000308036 A JP 2000308036A JP 2002114056 A JP2002114056 A JP 2002114056A
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JP2000308036A
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Toshiki Wada
敏揮 和田
Yoshikuni Shirasaki
義邦 白崎
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に対する運転者の運転操作を評価して表
示するようにした車両用計器を提供する。 【解決手段】 スピードメータ20の液晶パネル21
は、ECOモード或いはSPORTモードでの運転者の
運転操作に対する評価を、イグニッションスイッチIG
のオフに伴い、表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用計器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、乗用車用計器において
は、特開平9−325051号公報にて示すように、当
該乗用車のエンジン回転数の最大値を表示するようにし
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記計器で
は、単に、エンジン回転数の最大値を表示するようにし
ているにすぎない。換言すれば、エンジン回転数の最大
値という決められた情報を、単に表示しているだけで、
例えば、当該乗用車を運転者の好みのモードで走行させ
るにあたり、当該モードにあうように運転者の運転操作
の改善に資する等の情報を提供するものではない。
【0004】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、車両に対する運転者の運転操作を評価して
表示するようにした車両用計器を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用計器は、表示手
段(21、51)と、この表示手段に表示させるように
当該表示手段を制御する制御手段(160)とを備え
る。当該計器において、制御手段は、走行中の車両に対
する運転者の好みに応じた運転操作を評価してこの評価
を表示手段に表示させるように当該表示手段を制御する
ことを特徴とする。
【0006】このように、走行中の車両に対する運転者
の好みに応じた運転操作を評価してこの評価を表示手段
により表示するので、運転者は、その好みに応じた運転
操作がどのような内容かにつき認識することができ、そ
の結果、当該運転者は、当該評価を、その後の自己の運
転操作に資することができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の発明において、表示手段は、車両に関連する
物理量を数値によりデジタル的に表示するデジタル表示
手段であって、制御手段は、デジタル表示手段に上記評
価を数値にて表示させることを特徴とする。
【0008】これにより、運転者は、自己の運転操作に
対する評価をデジタル表示手段の表示による具体的な数
値でもって認識することができ、請求項1に記載の発明
の作用効果をより一層向上できる。
【0009】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1又は2に記載の発明において、車両の車速、当該車両
のエンジンの回転数及び当該車両の変速機のシフト位置
をそれぞれ検出する検出手段(130)を備えて、制御
手段は、上記評価を、検出手段の各検出出力に基づき行
うことを特徴とする。
【0010】これにより、運転者の運転操作に対する評
価をより一層的確に行うことができ、その結果、請求項
1又は2に記載の発明の作用効果をより一層向上でき
る。
【0011】また、請求項4に記載の発明では、請求項
1乃至3のいずれか一つに記載の発明において、制御手
段は、上記評価を、車両のECOモードでの走行状態に
て行うことを特徴とする。
【0012】これにより、車両のECOモードでの走行
状態における運転者の運転操作に対する評価を認識しつ
つ、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の発明の作用
効果を達成できる。
【0013】また、請求項5に記載の発明では、請求項
3に記載の発明において、エンジンの回転数を表示する
タコメータ(10)と、車両の走行モードをECOモー
ド或いはSPORTモードに切り換えるとき操作される
モード切り換え手段(150)とを備えて、制御手段
は、モード切り換え手段のECOモード或いはSPOR
Tモードへの切り換え操作に基づきECOモード或いは
SPORTモードに適したエンジンの最高推奨回転数を
タコメータに表示させることを特徴とする。
【0014】これにより、ECOモード或いはSPOR
Tモードにおける運転者の運転操作状態を、ECOモー
ド或いはSPORTモードに適したエンジンの最高推奨
回転数をも参考にして改善することができ、その結果、
請求項3に記載の発明の作用効果をより一層向上でき
る。
【0015】また、請求項6に記載の発明では、請求項
5に記載の発明において、制御手段は、上記評価を、モ
ード切り換え手段のECOモードへの切り換え操作下に
おける車両の走行状態にて行うことを特徴とする。
【0016】これによっても、請求項5に記載の発明と
同様の作用効果を達成できる。
【0017】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
により説明する。図1及び図2は、本発明が乗用車用計
器に適用された例を示しており、当該計器は、コンビネ
ーションメータとして当該乗用車の車室内のインストル
メントパネルに設けられている。
【0019】当該計器は、タコメータ10、スピードメ
ータ20、シフトインジケータ30、水温ゲージ40、
フューエルゲージ50、オイルゲージ60、オドメータ
70及びトルクメータ80を備えており、これらスピー
ドメータ10、タコメータ20、シフトインジケータ3
0、水温ゲージ40、フューエルゲージ50、オイルゲ
ージ60、オドメータ70及びトルクメータ80は、ブ
ラックフェイスとしてのフロントパネル100、環状の
見返し板110及び裏側ケーシング(図示しない)から
なるハウジング内にて、共通の計器板120を介し組み
付けられている。
【0020】タコメータ10は、計器板120の図1に
て図示中央部に設けた目盛り盤11と、この目盛り盤1
1の表面に沿い回動する指針12と、上記ケーシング内
に目盛り盤11に対応する位置にて収容されて指針を回
動させるタコメータ用回動内機(図示しない)とを備え
ている。これにより、タコメータ10は、その回動内機
の回動のもと、当該乗用車のエンジンの回転数を目盛り
盤11上にて指針12により指示表示する。
【0021】スピードメータ20は、トルクメータ80
の表示器をも兼用する液晶パネル21を有しており、こ
の液晶パネル21は、3桁の7セグメントパターン及び
車速単位表示パターン「km/h」(図3(a)参照)
により、当該乗用車の車速を、デジタル表示するととも
に、当該乗用車のエンジンの出力トルクをアナログバー
グラフ表示するようになっている。また、液晶パネル2
1は、経済的な省燃費モード(以下、ECOモードとい
う)を文字パターン「ECO」により表示し、機敏な走
りモードであるスポーツ走行モード(以下、SPORT
モードという)を文字パターン「SPORT」で表示す
るようになっている(図3(b)、(c)参照)。な
お、液晶パネル21は、そのバックライトの光を受けて
表示する。
【0022】シフトインジケータ30は、計器板120
にタコメータ10の目盛り盤11の右側にて設けたイン
ジケータ部31を有しており、このシフトインジケータ
30は、そのインジケータ部31において、当該乗用車
の手動変速操作兼用の自動変速機のシフト位置を表示す
る。水温ゲージ40は、計器板10の左側部に設けた目
盛り盤41と、この目盛り盤41の表面に沿い回動する
指針42と、前記ケーシング内にて目盛り盤41に対応
する位置にて収容された水温ゲージ用回動内機を有して
おり、この水温ゲージ40は、その回動内機の回動のも
と、当該乗用車のエンジン冷却系統の水温を指針42に
より目盛り盤41上にて指示表示する。
【0023】フューエルゲージ50は、オドメータ70
と共に表示器として兼用する液晶パネル51を備えてお
り、この液晶パネル51は、当該乗用車の燃料タンク内
の燃料の残量をアナログバーグラフ表示するとともに、
当該乗用車の走行距離を複数桁の7セグメントパターン
によりデジタル表示するようになっている。なお、液晶
パネル51は、ECOモードでは、走行距離表示を、文
字パターン「ECO」による表示と共に行い、上記SP
ORTモードでは、走行距離表示を、文字パターン「S
PORT」による表示と共に行うようになっている。
【0024】次に、当該計器の電気回路構成について図
2を参照して説明すると、センサ群130は、上記エン
ジンの回転数、当該乗用車の車速、上記自動変速機のシ
フト位置、上記エンジンのスロットル開度、当該乗用車
の加速度、上記エンジン冷却系統の水温、上記燃料タン
ク内の燃料の残量及び当該乗用車のエンジン潤滑系統の
オイル圧を検出する。エンジンECU140は、その制
御にあたり、上記エンジンのトルクを検出する。
【0025】押動型モード切り換えスイッチ150は、
計器板120の図1にて図示隅角部に配設されており、
このモード切り換えスイッチ150は、そのノブ150
aの押動の繰り返しにより、切り換え接点151を固定
接点152から固定接点154にかけて順次切り換え投
入する(図2参照)。
【0026】これに伴い、モード切り換えスイッチ15
0は、その切り換え接点151の固定接点152への投
入により、当該乗用車の走行モードを通常モード(以
下、NORMモードという)に設定するためのNORM
モード設定信号を発生する。また、当該モード切り換え
スイッチ150は、その切り換え接点151の固定接点
153への投入により、当該乗用車の走行モードをEC
Oモードに設定するためのECOモード設定信号を発生
し、その切り換え接点151の固定接点154への投入
により、当該乗用車の走行モードを上記SPORTモー
ドに設定するためのSPORTモード設定信号を発生す
る。なお、ノブ150aは、計器板120の隅角部にて
その板厚方向に押動可能に挿入支持されている。
【0027】制御回路160は、当該乗用車のバッテリ
Bから直接給電されて作動状態となり、当該乗用車のイ
グニッションスイッチIGを介するバッテリBからの給
電のもと、センサ群130の回転数検出出力、車速検出
出力、シフト位置検出出力、水温検出出力、燃料残量検
出出力、オイル圧検出出力、エンジンECU140のト
ルク検出出力に基づき、タコメータ10、スピードメー
タ20、シフトインジケータ30、水温ゲージ40、フ
ューエルゲージ50、オイルゲージ60、オドメータ7
0及びトルクメータ80の表示制御を行う。
【0028】また、制御回路160は、センサ群130
の回転数検出出力、車速検出出力、シフト位置検出出
力、スロットル開度検出出力及び加速度検出出力に基づ
き、運転者による当該乗用車の運転操作を評価して液晶
パネル21に表示するように当該液晶パネル21を制御
する。
【0029】以上のように構成した本実施形態におい
て、運転者は、イグニッションスイッチIGをオンし、
当該乗用車の停止のもとそのエンジンを作動状態におく
ものとする。また、制御回路160は、バッテリBから
直接給電を受けて作動状態にある。
【0030】ここで、モード切り換えスイッチ150が
NORMモード設定信号を発生しておれば、制御回路1
60は、イグニッションスイッチIGを介するバッテリ
Bからの給電のもと、当該NORMモード設定信号に基
づき、液晶パネル21に、1桁めの7セグメントパター
ン及び車速単位表示パターンにより車速0km/hを表
示させる(図3(d)参照)。その後、運転者が当該乗
用車を発進させれば、液晶パネル21は、センサ群13
0の車速検出出力に基づき制御回路160により制御さ
れて、当該乗用車の現実の車速を3桁の7セグメントパ
ターン及び車速単位表示パターンにより表示する。
【0031】また、制御回路160は、センサ群130
の回転数検出出力、車速検出出力、シフト位置検出出
力、水温検出出力、燃料残量検出出力、オイル圧検出出
力、エンジンECU140のトルク検出出力に基づき、
タコメータ10、スピードメータ20、シフトインジケ
ータ30、水温ゲージ40、フューエルゲージ50、オ
イルゲージ60、オドメータ70及びトルクメータ80
の表示制御を行う。ここで、上述のごとく、モード切り
換えスイッチ150はNORMモード設定信号を発生し
ているから、各液晶パネル21、51では、各文字パタ
ーン「ECO」及び「SPORT」は表示されず、液晶
パネル21では、車速及びトルクが表示され、液晶パネ
ル51では、走行距離及び燃料の残量が表示される。
【0032】ついで、運転者が、当該乗用車をECOモ
ードで走行させるために、モード切り換えスイッチ15
0からECOモード設定信号を発生させると、制御回路
160は、液晶パネル21、51において文字パターン
「ECO」の表示により当該乗用車の走行モードがEC
Oモードにおかれることを表示させる。
【0033】このような状態においては、運転者は当該
乗用車のアクセルペダルの踏み込み操作や自動変速機の
手動変速操作によるシフト位置の操作を行いながら当該
乗用車をECOモードにて走行させるように運転操作す
る。これに伴い、制御回路160は、センサ群130の
エンジン回転数、車速、アクセル開度、シフト位置及び
加速度の各検出出力に基づき、運転者のECOモード運
転操作を評価する。この評価は、制御回路160へのモ
ード切り換えスイッチ150からのECOモード設定信
号の入力後イグニッションスイッチIGのオフまで継続
される。
【0034】しかして、運転者が当該乗用車を停止させ
てイグニッションスイッチIGをオフすると、制御回路
160は、バッテリBからの直接給電のもと、その評価
内容を液晶パネル21に表示させる。ここで、ECOモ
ードの運転操作に対する評価が100点であれば、制御
回路160は、図3(b)にて示すごとく、3桁の7セ
グメントパターンによる「100」の表示及び文字パタ
ーン「ECO」による表示により、100点であること
を液晶パネル21に表示させる。
【0035】このことは、液晶パネル21において、当
該評価でもって、運転者の運転操作のECO度を表示す
ることを意味する。この表示は、イグニッションスイッ
チIGの上記オフ後所定時間(例えば、5秒間)の間な
される。これにより、運転者は、自己のECOモード運
転操作が良好であったことを、液晶パネル21の表示か
ら認識することができる。なお、液晶パネル21の表示
内容が、例えば、60点という評価であれば、運転者
は、自己のECOモード運転操作が、100点には程遠
いことが分かり、さらに努力向上の必要性を認識し得
る。
【0036】また、当該乗用車の上述のようなNORM
モードの走行状態において、運転者が、当該乗用車をS
PORTモードで走行させるために、モード切り換えス
イッチ150からSPORTモード設定信号を発生させ
ると、制御回路160は、液晶パネル21、51におい
て文字パターン「SPORT」の表示により当該乗用車
の走行モードがSPORTモードにおかれることを表示
させる。
【0037】このような状態においては、運転者は当該
乗用車のアクセルペダルの踏み込み操作や自動変速機の
手動変速操作によるシフト位置の操作を機敏に行いなが
ら当該乗用車をSPORTモードにて走行させるように
運転する。これに伴い、制御回路160は、センサ群1
30のエンジン回転数、車速、アクセル開度、シフト位
置及び加速度の各検出出力に基づき、運転者のSPOR
Tモード運転操作を評価する。この評価は、制御回路1
60へのモード切り換えスイッチ150からのSPOR
Tモード設定信号の入力後イグニッションスイッチIG
のオフまで継続される。
【0038】しかして、運転者が当該乗用車を停止させ
てイグニッションスイッチIGをオフすると、制御回路
160は、バッテリBからの直接給電のもと、その評価
内容を液晶パネル21に表示させる。ここで、SPOR
Tモードの運転操作に対する評価が53点であれば、制
御回路160は、図3(c)にて示すごとく、2桁の7
セグメントパターンによる「53」の表示及び文字パタ
ーン「SPORT」による表示により、53点であるこ
とを液晶パネル21に表示させる。
【0039】このことは、液晶パネル21において、上
記評価でもって、運転者の運転操作のSPORT度が表
示されることを意味する。この表示は、イグニッション
スイッチIGの上記オフ後上記所定時間の間なされる。
これにより、運転者は、自己のSPORTモード運転操
作が良好でなかったことを、液晶パネル21の表示から
認識することができる。
【0040】また、上述のECOモード或いはSPOR
Tモードの走行状態においては、スピードメータ20に
既設の液晶パネル21の車速表示に使用する3桁の7セ
グメントパターンが、上記評価、即ち、ECO度或いは
SPORT度の表示のために兼用されるので、ECO度
或いはSPORT度の表示のための表示器を別途設ける
必要がない。
【0041】また、制御回路160は、当該乗用車の上
述のNORMモード、ECOモード及びSPORTモー
ドの走行状態において、タコメータ10に、エンジンの
推奨最高回転数を目盛り盤11上に指示表示させる。例
えば、タコメータ10は、NORMモードでは、450
0r.p.m.を指示表示し、ECOモードでは、30
00r.p.m.を指示表示し、また、SPORTモー
ドでは、7000r.p.m.を指示表示する。
【0042】これにより、運転者は、NORMモード、
ECOモード或いはSPORTモードにおいてエンジン
の推奨最高回転数を加味する当該乗用車の走行に合致し
たシフト位置に自動変速機の手動変速操作を行える。そ
の結果、運転者は自己のNORMモード、ECOモード
或いはSPORTモードに合致する運転操作をエンジン
の出力トルクを考慮して行うことができる。
【0043】なお、本発明は、上記実施形態にて述べた
技術的手段に限ることなく、以下のような種々の変形例
による技術的手段を採用するようにしてもよい。
【0044】(1)モード切り換えスイッチ150によ
るNORMモード設定信号の発生は廃止してもよい。こ
の場合には、イグニッションスイッチIGのオン時に
は、制御回路160により、初期的に当該乗用車の走行
モードをNORMモードにおくようにする。
【0045】(2)上述したECOモード或いはSPO
RTモードでの評価に対する液晶パネル21の表示タイ
ミングは、イグニッションスイッチIGのオフ後の上記
所定時間に限ることなく、別途設けた操作スイッチの操
作後の上記所定時間でもよい。また、当該所定時間は、
5秒間に限ることなく、運転者の視認可能な範囲で変更
してもよい。
【0046】(3)上述したECOモードでの評価に対
する液晶パネル21の表示タイミングは、ある期間(例
えば、1週間、1ヶ月、6ヶ月、1年等)の経過毎とし
てもよい。この場合、液晶パネル21の表示による評価
内容が、一定の数値(例えば、100、77等)になっ
た時に、当該計器に予め設けた照明光源の光や音声発声
源の発生音でもって告知するようにしてもよい。また、
この告知がなされたら、当該告知を制御回路160にお
いて記憶しておき、これに基づき当該乗用車の販売店に
おいて記念品が貰えるようにしてもよいし、また、当該
乗用車の6ヶ月毎の定期点検時において上記評価の内容
を当該乗用車の販売店において確認してもらうようにし
てもよい。
【0047】(4)両液晶パネル21、51に代えて、
7セグメント構成の冷陰極放電管や発光ダイオード、C
RTを採用してもよい。
【0048】(5)液晶パネル21による上記評価の表
示に代えて、オドメータ70の液晶パネル51でもって
上記評価の表示を行うようにしてもよく、また、上記評
価の表示を、計器に予め設けた時計でもって行うように
してもよい。
【0049】(6)モード切り換えスイッチ150は、
押動型のものに限ることなく、シーソースイッチ、スラ
イドスイッチやロータリスイッチ等であってもよい。
【0050】(7)ECOモード或いはSPORTモー
ドでの上記評価は、上記実施形態にて述べたように、車
速、エンジン回転数、スロットル開度、シフト位置及び
加速度の全てに依ることなく、例えば、車速、エンジン
回転数及びシフト位置に依ってもよく、一般にECOモ
ード或いはSPORTモードで走行するにあたり考慮す
べき当該乗用車の状態に基づいて行うようにしてもよ
い。
【0051】(8)イグニッションスイッチIGのオフ
時に限らず、イグニッションスイッチIGのオン時に
も、液晶パネル21による上記評価の表示を行うように
してもよく、或いは、イグニッションスイッチIGのオ
フ時に代えて、イグニッションスイッチIGのオン時
に、液晶パネル21による上記評価の表示を行うように
してもよい。
【0052】(9)運転者が上記評価の表示や上記推奨
最高回転数の表示を好まない場合には、適宜なキャンセ
ルスイッチの操作に基づき制御回路160により液晶パ
ネル21による上記評価の表示をキャンセルできるよう
にしておけばよい。
【0053】(10)上述したタコメータ10によるエ
ンジン回転数の推奨最高回転数の表示に際し、当該タコ
メータ10の目盛り盤11に設けた目盛りの関連する部
分の近傍を、目盛り盤11の裏面側に設けた有色発光源
である発光ダイオードの光でもって光らせるようにし
て、推奨最高回転数の表示を補助的に行うようにしても
よい。
【0054】(11)上述したタコメータ10によるエ
ンジン回転数の推奨最高回転数の表示に際し、当該推奨
最高回転数をECOモード或いはSPORTモードでの
エンジン冷却系統の水温を考慮して、低めの回転数でも
って、推奨最高回転数の表示をするようにしてもよい。
【0055】(12)乗用車用計器に限ることなく、一
般的に自動車その他の車両用計器に本発明を適用しても
よい。
【0056】(13)イグニッションスイッチIGを有
する乗用車に代わる電気自動車の原動機としてのモータ
始動用キースイッチのオン或いはオフ時に、液晶パネル
21の上記評価の表示を行うようにしてもよい。
【0057】(14)ECOモード或いはSPORTモ
ードでの評価は、数に限らず、例えば、良好、普通、要
努力等の文字により、液晶パネル21或いは別途設けた
表示器により表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用車用計器の一実施形態を示す
部分破断正面図である。
【図2】上記計器の電気回路構成図である。
【図3】(a)、(b)、(c)及び(d)は、図1の
液晶パネル21の7セグメントや文字の全パターン構
成、ECOモードでの表示例、SPORTモードでの表
示例及びNORMモードでの表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…タコメータ、20…スピードメータ、21、51
…液晶パネル、130…センサ群、150…モード切り
換えスイッチ、160…制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段(21、51)と、この表示手
    段に表示させるように当該表示手段を制御する制御手段
    (160)とを備えた車両用計器において、 前記制御手段は、走行中の車両に対する運転者の好みに
    応じた運転操作を評価してこの評価を前記表示手段に表
    示させるように当該表示手段を制御することを特徴とす
    る車両用計器。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、車両に関連する物理量
    を数値によりデジタル的に表示するデジタル表示手段で
    あって、 前記制御手段は、前記デジタル表示手段に前記評価を数
    値にて表示させることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用計器。
  3. 【請求項3】 車両の車速、当該車両のエンジンの回転
    数及び当該車両の変速機のシフト位置をそれぞれ検出す
    る検出手段(130)を備えて、 前記制御手段は、前記評価を、前記検出手段の各検出出
    力に基づき行うことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の車両用計器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記評価を、車両のE
    COモードでの走行状態にて行うことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一つに記載の車両用計器。
  5. 【請求項5】 前記エンジンの回転数を表示するタコメ
    ータ(10)と、 車両の走行モードをECOモード或いはSPORTモー
    ドに切り換えるとき操作されるモード切り換え手段(1
    50)とを備えて、 前記制御手段は、前記モード切り換え手段のECOモー
    ド或いはSPORTモードへの切り換え操作に基づき前
    記ECOモード或いはSPORTモードに適した前記エ
    ンジンの最高推奨回転数を前記タコメータに表示させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用計器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記評価を、前記モー
    ド切り換え手段のECOモードへの切り換え操作下にお
    ける車両の走行状態にて行うことを特徴とする請求項5
    に記載の車両用計器。
JP2000308036A 2000-10-06 2000-10-06 車両用計器 Withdrawn JP2002114056A (ja)

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