JP7136928B2 - 送信機及びid登録装置 - Google Patents
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Description
本発明は、送信機及びID登録装置に関する。
複数の車輪を備える車両に設けられたタイヤ状態監視装置としては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のタイヤ状態監視装置は、車両のそれぞれの車輪に装着されるように構成された送信機と、受信機と、を備える。
送信機は、タイヤの空気圧を検出するように構成された圧力センサと、送信部と、送信機を制御するように構成された制御部と、IDコードを記憶するように構成された記憶部と、を備える。送信部は、データ信号を送信する。データ信号は、例えば、圧力センサによって検出された検出結果を含んだ信号である。また、データ信号には送信機のIDコードが含まれている。受信機には、送信機のIDコードが登録されている。受信機は、登録されたIDコードと、送信機から送信されたデータ信号に含まれるIDコードとが一致すると、当該データ信号が受信機に向けて送信されたものであると判定する。
送信機へのIDコードの登録は、送信機の記憶部にIDコードを書き込むことで行われる。IDコードの書き込みは、トリガ装置によりIDコードの書き込みを要求するトリガ信号を送信機に送信することで行われる。トリガ装置によりIDコードの書き込みを行う場合、トリガ装置の操作者は、送信機への登録を要求するIDコードをトリガ装置に入力する。IDコードが入力されると、トリガ装置からはIDコードを含むトリガ信号が送信される。送信機は、トリガ信号を受信可能に構成されたトリガ受信部を備えており、トリガ受信部でトリガ信号が受信されると、トリガ信号に含まれるIDコードを記憶部に書き込む。これにより、送信機へのIDコードの登録が行われる。
ところで、送信機として、複数種類の仕様からいずれかの仕様で動作するかを選択可能に構成されているものがある。この種の送信機では、複数種類の仕様のうちいずれの仕様で送信機を動作させるかを選択する必要がある。仕様の選択は、例えば、上記したトリガ装置を用いて行うことができる。トリガ装置の操作者は、複数種類の仕様から1つの仕様を選択する。仕様が選択されると、トリガ装置からは仕様を示す情報を含むトリガ信号が送信される。トリガ受信部でトリガ信号が受信されると、制御部はトリガ信号に含まれる仕様で送信機を動作させる。このように、トリガ装置の操作者は、記憶部へのIDコードの書き込みのための操作と、仕様の選択のための操作とを別々に行う必要があり、作業効率が悪い。
本発明の目的は、作業効率を向上させることができる送信機及びID登録装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第一の態様によれば、タイヤバルブに取り付けられるように構成され、かつ、受信機にデータ信号を送信するように構成された送信機が提供される。前記送信機は、前記送信機に対する指令を含んだ信号であってID登録装置から送信されたトリガ信号を受信するように構成された受信部と、複数種類の仕様を記憶するように構成された仕様記憶部と、前記受信部で受信した前記トリガ信号に含まれるIDコードが書き込まれるように構成されたID記憶部と、前記仕様のそれぞれと前記IDコードとを紐付けした紐付情報を記憶するように構成された紐付情報記憶部と、前記紐付情報に従い、前記ID記憶部に記憶された前記IDコードに紐付けられた前記仕様で前記送信機を動作させるように構成された制御部と、を備える。
これによれば、トリガ受信部がIDコードを含んだトリガ信号を受信すると、ID記憶部にIDコードが書き込まれる。制御部は、紐付情報によってIDコードに紐付けられた仕様で送信機を動作させる。IDコードと仕様とを紐付けした紐付情報を予め記憶しておくことで、送信機へのIDコードの登録により送信機の仕様も設定される。従って、IDコードの登録と仕様の設定を別々に行う必要がなく、ID登録装置の操作者の作業効率が向上する。
上記送信機は、タイヤの空気圧を検出するように構成された圧力センサを備える。前記仕様は、前記圧力センサによって検出された前記タイヤの空気圧に関する圧力仕様を含んでいてもよい。
上記送信機について、前記仕様は、前記受信機に対応したプロトコルを含んでいてもよい。
上記送信機について、前記紐付情報は、前記IDコードを値に応じてグルーピングした複数のグループのそれぞれと前記仕様とを紐付けた情報であってもよい。
上記送信機について、前記紐付情報は、前記IDコードを値に応じてグルーピングした複数のグループのそれぞれと前記仕様とを紐付けた情報であってもよい。
上記送信機について、前記紐付情報は、前記IDコードの桁数と前記仕様とを紐付けた情報であってもよい。
上記課題を解決するため、本発明の第二の態様によれば、タイヤバルブに取り付けられるように構成され、複数種類の仕様から選択された仕様で動作する送信機に対して、指令を含んだトリガ信号の送信を行うように構成されたID登録装置が提供される。前記ID登録装置は、前記送信機のID記憶部に書き込むIDコードを入力するように構成された入力部と、前記複数種類の仕様のそれぞれと前記IDコードとを紐付けた紐付情報から、前記IDコードに紐付けられた仕様を選択するように構成された選択部と、前記入力部によって入力された前記IDコードと、前記選択部によって選択された前記仕様を示す情報とを含む前記トリガ信号を前記送信機に送信することで、前記送信機への前記IDコードの登録と、前記送信機への仕様の設定とを行うように構成されたトリガ送信部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明の第二の態様によれば、タイヤバルブに取り付けられるように構成され、複数種類の仕様から選択された仕様で動作する送信機に対して、指令を含んだトリガ信号の送信を行うように構成されたID登録装置が提供される。前記ID登録装置は、前記送信機のID記憶部に書き込むIDコードを入力するように構成された入力部と、前記複数種類の仕様のそれぞれと前記IDコードとを紐付けた紐付情報から、前記IDコードに紐付けられた仕様を選択するように構成された選択部と、前記入力部によって入力された前記IDコードと、前記選択部によって選択された前記仕様を示す情報とを含む前記トリガ信号を前記送信機に送信することで、前記送信機への前記IDコードの登録と、前記送信機への仕様の設定とを行うように構成されたトリガ送信部と、を備える。
これによれば、入力部によりIDコードが入力されると、選択部は紐付情報によってIDコードに紐付けられた仕様を選択する。トリガ信号には、入力部によって入力されたIDコードと、選択部によって選択された仕様を示す情報とが含まれる。このトリガ信号によって、送信機へのIDコードの登録と、送信機の仕様の設定とが行われる。従って、IDコードの登録と仕様の設定を別々に行う必要がなく、ID登録装置の操作者の作業効率が向上する。
本発明によれば、作業効率を向上させることができる。
(第1実施形態)
以下、送信機、及びID登録装置の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、タイヤ状態監視装置20は、車両10の4つの車輪11にそれぞれ装着されるように構成された送信機21と、車両10に設置されるように構成された受信機40とを備える。
以下、送信機、及びID登録装置の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、タイヤ状態監視装置20は、車両10の4つの車輪11にそれぞれ装着されるように構成された送信機21と、車両10に設置されるように構成された受信機40とを備える。
図3に示すように、各車輪11は、ホイール12と、ホイール12に装着されたタイヤ13とを備える。各送信機21は、ホイール12のリム14に装着されたタイヤバルブ15に取り付けられることでタイヤバルブ15と一体化されている。タイヤバルブ15はスナップインバルブであってもよいし、クランプインバルブであってもよい。各送信機21は、タイヤ13の内部空間に配置されるように、そのタイヤ13が装着されたホイール12に対して取り付けられている。送信機21は、対応するタイヤ13の状態、例えば、タイヤ13の空気圧やタイヤ13内の温度を検出して、検出結果を含むデータ信号を受信機40に無線送信する。タイヤ状態監視装置20は、送信機21から送信されるデータ信号を受信機40で受信して、タイヤ13の状態を監視する装置である。
図2に示すように、送信機21は、圧力センサ22、温度センサ23、加速度センサ24、送信機用制御部25、送信回路30、送信アンテナ31、受信アンテナ32、及びトリガ受信部33を備える。
圧力センサ22は、対応するタイヤ13の空気圧を検出するように構成されている。圧力センサ22は、検出結果を送信機用制御部25に出力する。温度センサ23は、対応するタイヤ13内の温度を検出するように構成されている。温度センサ23は、検出結果を送信機用制御部25に出力する。
加速度センサ24は、車輪11と一体となって回転することで、送信機21に作用する遠心加速度を検出するように構成されている。送信機21に作用する遠心加速度は、車輪11に作用する遠心加速度ともいえる。加速度センサ24は、検出結果を送信機用制御部25に出力する。
制御部としての送信機用制御部25は、CPU26及び記憶部27を含むマイクロコンピュータ等の回路よりなる。記憶部27は、RAMを含む揮発性メモリ28と、ROM及びEEPROMを含む不揮発性メモリ29と、を備える。記憶部27には、各送信機21の固有の識別情報であるIDコードが記憶されている。記憶部27には、送信機21を制御するための種々のプログラムが記憶されている。
送信機用制御部25は、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する専用のハードウェア、即ち、特定用途向け集積回路:ASICを備えてもよい。送信機用制御部25は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASIC等の1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含む回路として構成し得る。プロセッサは、CPU、並びに、RAM及びROM等のメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
送信機用制御部25は、データを生成し、該データを送信回路30に出力する。このデータには、プリアンブル、IDコード、圧力データ、温度データ、誤り検出のための符号である誤り検出符号等の情報が含まれる。圧力データは、圧力センサ22の検出値を示すデータである。温度データは、温度センサ23の検出値を示すデータである。データは、受信機40との通信を行うことが可能なプロトコルに従って生成される。圧力データは、予め定められた圧力仕様に従って生成される。圧力仕様とは、圧力データの分解能、圧力レンジ、及び圧力急変閾値を定めた仕様である。なお、圧力急変閾値とは、タイヤ13の圧力が急変したことを検出するための閾値である。例えば、送信機用制御部25は、所定の周期で圧力センサ22の検出値を取得しており、取得した検出値と前回の検出値との差が圧力急変閾値以上であれば、タイヤ13の圧力が急変したと判定する。
タイヤ13には、主として乗用車に用いられる標準圧用のタイヤと、主としてライトトラック等の商用車に用いられる高圧用のタイヤと、が存在する。標準圧用のタイヤは、高圧用のタイヤに比べて低い圧力で用いられる。例えば、標準圧用のタイヤの圧力は、250~300[kPa]の圧力で用いられる。これに対し、高圧用のタイヤの圧力は、500~650[kPa]の圧力で用いられる。高圧用のタイヤは、標準圧用のタイヤよりも高い圧力で用いられることが想定されており、標準圧用のタイヤよりも高い耐圧性を有する。本実施形態では、標準圧用のタイヤに対応する圧力仕様である標準圧用圧力仕様と、高圧用のタイヤに対応する圧力仕様である高圧用圧力仕様とが記憶部27に記憶されている。圧力仕様は、例えば、不揮発性メモリ29のROMに記憶されている。詳細にいえば、記憶部27には、標準圧用圧力仕様で送信機21を動作させるためのプログラム、及び高圧用圧力仕様で送信機21を動作させるためのプログラムが記憶されている。記憶部27は、複数種類の仕様を記憶するように構成された仕様記憶部として機能している。標準圧用圧力仕様の分解能は、高圧用圧力仕様の分解能よりも高い。標準圧用圧力仕様の圧力レンジは、高圧用圧力仕様の圧力レンジよりも低い。標準圧用のタイヤは、高圧用のタイヤに比べて使用され得る最大圧力が低い。このため、圧力レンジを低くして、分解能を高くすることが可能である。一方で、高圧用タイヤは使用され得る最大圧力が標準圧用のタイヤよりも高いため、圧力レンジを高くする必要がある。標準圧用圧力仕様の圧力急変閾値は、高圧用圧力仕様の圧力急変閾値よりも低い。なお、圧力データのビット数が同一であれば、分解能によって圧力レンジは定まるため、分解能によって圧力レンジは定まると捉えることもできる。
記憶部27には、標準圧用圧力仕様、及び高圧用圧力仕様のいずれかを選択した情報である選択情報が記憶されている。選択情報は、例えば、揮発性メモリ28や不揮発性メモリ29のEEPROM等の書き換え可能なメモリに記憶されている。送信機21が装着される車輪11のタイヤ13が標準圧用のタイヤであれば標準圧用圧力仕様、送信機21が装着される車輪11のタイヤ13が高圧用のタイヤであれば高圧用圧力仕様が選択されている。本実施形態の選択情報は、標準圧用圧力仕様、及び高圧用圧力仕様のそれぞれに2進数のデータ=符号を対応付けたデータである。標準圧用圧力仕様、及び高圧用圧力仕様のそれぞれには、異なる符号が付与されており、選択された圧力仕様に対応する符号が記憶部27に記憶されている。選択情報は、例えば、1ビットの情報であり、選択情報が0であれば標準圧用圧力仕様、1であれば高圧用圧力仕様が選択されていることを示す。
送信機用制御部25は、圧力データを生成するに際して、選択情報により選択された圧力仕様に従って圧力データを生成する。これにより、タイヤ13の種類に応じた圧力仕様で圧力データが生成される。送信機用制御部25は、選択情報により選択された圧力仕様に従って圧力急変閾値を設定する。これにより、タイヤ13の種類に応じた圧力急変閾値が設定される。
送信回路30は、送信機用制御部25からのデータを変調してデータ信号を生成し、送信アンテナ31から送信する。なお、送信回路30で行われる変調の方式は任意である。データ信号は、所定の送信間隔毎に送信される。また、送信機用制御部25は、タイヤ13に圧力急変が生じたことを検出すると、警報送信を行う。警報送信は、例えば、圧力急変が生じていない場合に比べてデータ信号の送信間隔を短くしたり、圧力急変が生じたことを示す情報を含むデータ信号を送信することで行われる。
トリガ受信部33は、後述するトリガ装置50から送信されたトリガ信号を受信アンテナ32を介して受信するように構成されている。トリガ受信部33は、受信したトリガ信号を復調して、送信機用制御部25に出力する。
図1に示すように、受信機40は、受信機用制御部41と、受信機用受信回路44と、受信アンテナ45とを備える。受信機用受信回路44は、各送信機21から受信アンテナ45を介して受信されたデータ信号を復調して、受信機用制御部41に出力する。受信機用制御部41には、警報器46が接続されている。
受信機用制御部41は、受信機用CPU42及びROMやRAM等の受信機用記憶部43を含むマイクロコンピュータ等の回路よりなる。受信機用制御部41は、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する専用のハードウェア、即ち、特定用途向け集積回路:ASICを備えてもよい。受信機用制御部41は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASIC等の1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含む回路として構成し得る。プロセッサは、CPU、並びに、RAM及びROM等のメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
受信機用記憶部43には、各送信機21のIDコードが記憶されている。受信機用制御部41は、データ信号に含まれるIDコードと、受信機用記憶部43に記憶されたIDコードとが一致するか否かの照合を行う。受信機用制御部41は、データ信号に含まれるIDコードと、受信機用記憶部43に記憶されたIDコードとが一致する場合には、受信したデータ信号が受信機40に送信されたものであると判断する。言い換えれば、受信機用制御部41は、受信機用記憶部43に記憶されたIDコードを含むデータ信号に含まれる圧力データや温度データをタイヤ13の状態を示すデータとして採用する。
受信機用制御部41は、受信したデータ信号に含まれるデータから、タイヤ13の状態を把握する。受信機用制御部41は、タイヤ13に異常が生じている場合、警報器46にて報知を行う。警報器46としては、例えば、異常を光の点灯や点滅によって報知する装置や、異常を音によって報知する装置が用いられる。また、受信機用制御部41は、車両10の搭乗者が視認可能な表示器に、タイヤ13の状態を表示してもよい。
次に、トリガ装置50について説明を行う。トリガ装置50は、送信機21に指令を含むトリガ信号を送信することで、送信機21に種々の動作を行わせる装置である。トリガ信号としては、例えば、送信機21に種々の情報を含んだ信号の送信を要求する信号、送信機21の記憶部27にIDコードの書き込みを要求する信号、送信機21の仕様を設定するための信号、送信機21のソフトウェアを更新する信号等の各種信号が挙げられる。トリガ装置50は、例えば、送信機21を製造する工場や送信機21を車輪11に装着する工場などの生産拠点や、ディーラーなどの整備施設に配備されている。
図1及び図2に示すように、トリガ装置50は、操作部51、トリガ装置用送信回路52、トリガ装置用受信回路53、表示部54、トリガ装置用制御部55、トリガ装置用送信アンテナ58、及びトリガ装置用受信アンテナ59を備える。
操作部51は、トリガ装置50の操作者によって操作される。操作部51は、トリガ装置50に情報を入力するための入力インターフェースである。トリガ装置50の操作者は、操作部51を操作することで、送信機21に要求する動作を指定することができる。操作部51の操作に応じた動作を要求するトリガ信号がトリガ装置50から送信される。操作部51は、トリガ装置用制御部55に接続されている。トリガ装置用制御部55は操作部51の操作に応じてデータを生成する。このデータには、送信機21への指令であるコマンドが含まれる。
トリガ装置用制御部55は、CPU56及びトリガ装置用記憶部57を含むマイクロコンピュータ等の回路よりなる。トリガ装置用記憶部57は、RAM及びROM等のメモリを含む。トリガ装置用制御部55は、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する専用のハードウェア、即ち、特定用途向け集積回路:ASICを備えてもよい。トリガ装置用制御部55は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASIC等の1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含む回路として構成し得る。プロセッサは、CPU、並びに、RAM及びROM等のメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
トリガ装置用制御部55は、生成したデータをトリガ装置用送信回路52に出力する。トリガ送信部としてのトリガ装置用送信回路52は、トリガ装置用制御部55からのデータを変調してトリガ信号を生成し、トリガ装置用送信アンテナ58から送信する。なお、トリガ装置用送信回路52で行われる変調の方式は任意である。
トリガ装置用受信回路53は、トリガ装置用受信アンテナ59を介して送信機21から送信された信号を受信する。トリガ装置用受信回路53は信号を復調して、トリガ装置用制御部55に出力する。
次に、送信機21の記憶部27へのIDコードの書き込みと、送信機21の圧力仕様の選択とを行う際にトリガ装置50と送信機21で行われる処理について説明する。本実施形態の送信機21は、トリガ装置50によって任意のIDコードを記憶部27に記憶でき、かつ、標準用圧力仕様と高圧用圧力仕様から任意の圧力仕様を選択することができる送信機21である。記憶部27へのIDコードの記憶、及び圧力仕様の選択は、送信機21の故障や送信機21の寿命に伴い、タイヤバルブ15に装着されていた送信機21を新たな送信機21に交換する際に、新たな送信機21に対して行われてもよい。また、記憶部27へのIDコードの記憶、及び圧力仕様の選択は、送信機21の装着が行われていなかったタイヤバルブ15に送信機21を取り付ける際に、当該送信機21に対して行われてもよい。
図4に示すように、トリガ装置50の操作者は、送信機21の記憶部27に書き込みを要求するIDコードを入力する。トリガ装置50へのIDコードの入力は、種々の方法によって行うことができる。トリガ装置50へのIDコードの入力は、操作者が操作部51を操作することで行われてもよいし、トリガ装置50から送信機21にIDコードの返送を要求するトリガ信号を送信することで行われてもよい。タイヤバルブ15に装着されていた送信機21を新たな送信機21に交換する場合であって、タイヤバルブ15に装着されていた送信機21のIDコードを新たな送信機21でも使用する場合、トリガ装置50を受信機40に接続し、受信機用記憶部43に記憶されたIDコードを読み取ることでトリガ装置50にIDコードを入力してもよい。また、タイヤバルブ15に装着されていた送信機21に記されたバーコードやQRコード(登録商標)等の光学的可読情報を読み取ることでトリガ装置50にIDコードを入力してもよい。操作部51により直接IDコードを入力したり、操作部51を操作することによるトリガ信号の送信によってIDコードを返送させる等、操作部51を操作することでトリガ装置50にIDコードを入力する場合、操作部51が入力部となる。受信機用記憶部43に記憶されたIDコードを読み取る場合、トリガ装置50における受信機40との接続部が入力部となる。
操作者がトリガ装置50に入力するIDコードは、送信機21が取り付けられる車輪11のタイヤ13の種類に応じて異なる。本実施形態では、タイヤ13の種類が標準圧用か高圧用かに応じてトリガ装置50に異なるIDコードが入力される。送信機21の圧力仕様として標準圧用圧力仕様を選択するか、高圧用圧力仕様を選択するかによって異なるIDコードが入力される。
図5に示すように、送信機21が取り付けられる対象となる車輪11のタイヤ13が標準圧用であれば、操作者はIDコードを16進数で表したときに最上位の値が0~7のIDコードをトリガ装置50に入力する。送信機21が取り付けられる対象となる車輪11のタイヤ13が高圧用であれば、操作者は、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が8~FのIDコードをトリガ装置50に入力する。
図4に示すように、ステップS2において、トリガ装置用制御部55は、ステップS1で入力されたIDコードと、当該IDコードを記憶部27に書き込むことを要求するコマンドとを含むトリガ信号を送信機21に送信する。
ステップS3において、送信機用制御部25は、トリガ信号を受信すると、トリガ信号に含まれるIDコードを記憶部27に書き込む。IDコードは、例えば、揮発性メモリ28や不揮発性メモリ29のEEPROM等の書き換え可能なメモリに書き込まれる。記憶部27は、IDコードを記憶するように構成されたID記憶部として機能している。本実施形態の送信機21は、トリガ装置50からの要求に応じてIDコードを書き換え可能な送信機21である。トリガ装置50は、送信機21の記憶部27にIDコードを書き込むことで送信機21にIDコードを登録するID登録装置として機能している。
次に、ステップS4において、送信機用制御部25は、IDコードから圧力仕様を設定する。送信機用制御部25の記憶部27には、2つの圧力仕様のそれぞれとIDコードとを紐付けした紐付情報が記憶されている。紐付情報は、例えば、不揮発性メモリ29に記憶されている。記憶部27は、紐付情報記憶部として機能している。図4で示すように、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が0~7のIDコードには標準圧用圧力仕様が紐付けられている。IDコードを16進数で表したときに最上位の値が8~FのIDコードには高圧用圧力仕様が紐付けられている。紐付情報は、IDコードを値に応じてグルーピングした複数のグループのそれぞれと圧力仕様とを紐付けた情報といえる。本実施形態では、IDコードを16進数で表したときの最上位の値によってIDコードが2つのグループにグルーピングされている。送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれているIDコードに紐付けられた圧力仕様で送信機21が動作するように圧力仕様を設定する。詳細にいえば、送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれるIDコードに対応する圧力仕様が標準圧用圧力仕様であれば選択情報を0、トリガ信号に含まれるIDコードに対応する圧力仕様が高圧用圧力仕様であれば選択情報を1にする。これにより、送信機21は、紐付情報によりIDコードに紐付けられた圧力仕様で動作することになる。
第1実施形態の作用について説明する。
トリガ受信部33がIDコードを含んだトリガ信号を受信すると、送信機用制御部25により記憶部27にIDコードが書き込まれる。送信機用制御部25は、紐付情報によってIDコードに紐付けられた圧力仕様を選択する。送信機21は、紐付情報によってIDコードに紐付けられた圧力仕様で動作することになる。
トリガ受信部33がIDコードを含んだトリガ信号を受信すると、送信機用制御部25により記憶部27にIDコードが書き込まれる。送信機用制御部25は、紐付情報によってIDコードに紐付けられた圧力仕様を選択する。送信機21は、紐付情報によってIDコードに紐付けられた圧力仕様で動作することになる。
第1実施形態の効果について説明する。
(1-1)送信機用制御部25は、トリガ装置50からの要求に応じて記憶部27にIDコードの書き込みを行う。更に、送信機用制御部25は、IDコードに紐付けられた圧力仕様で送信機21が動作するように圧力仕様を設定する。IDコードと圧力仕様とを紐付けした紐付情報を予め記憶しておくことで、IDコードの書き込みを行うことで圧力仕様も設定される。従って、記憶部27へのIDコードの書き込みと、圧力仕様の設定とを別々に行う場合に比べて、トリガ装置50の操作者が行う操作が少ない。従って、トリガ装置50の操作者の作業効率を向上させることができる。
(1-1)送信機用制御部25は、トリガ装置50からの要求に応じて記憶部27にIDコードの書き込みを行う。更に、送信機用制御部25は、IDコードに紐付けられた圧力仕様で送信機21が動作するように圧力仕様を設定する。IDコードと圧力仕様とを紐付けした紐付情報を予め記憶しておくことで、IDコードの書き込みを行うことで圧力仕様も設定される。従って、記憶部27へのIDコードの書き込みと、圧力仕様の設定とを別々に行う場合に比べて、トリガ装置50の操作者が行う操作が少ない。従って、トリガ装置50の操作者の作業効率を向上させることができる。
(1-2)IDコードには仕様として圧力仕様が紐付けられている。圧力仕様は、タイヤ13が標準圧用か高圧用かに応じて選択する必要がある。タイヤ13に応じて異なる圧力仕様を設定できるようにすることで、標準圧用のタイヤであっても高圧用のタイヤであっても、同一種類の送信機21を用いることができる。
(1-3)紐付情報は、IDコードの値に応じてグルーピングされたグループと、圧力仕様とを対応付けたものである。プロトコルの違いによるIDコードの桁数の差を利用し、IDコードの桁数と圧力仕様とを紐付けする場合、同一プロトコルのIDコードを異なる圧力仕様に対応付けることができない。これに対し、IDコードの値に応じたグループに圧力仕様を紐付けることで、同一プロトコルのIDコードを異なる圧力仕様に紐付けることができる。
(1-4)圧力仕様の設定は、トリガ信号に含まれるIDコードに応じて送信機用制御部25によって行われる。従って、トリガ装置50で送信機21の圧力仕様を設定する必要がなく、トリガ装置50のソフトウェアを簡易にすることができる。
(第2実施形態)
次に、送信機、及びID登録装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態におけるID登録装置としてのトリガ装置50、及び送信機21はIDコードの記憶部27への書き込みと、圧力仕様の選択の際に行われる処理が第1実施形態とは異なる。トリガ装置50及び送信機21のハードウェア構成は、第1実施形態と同様である。
次に、送信機、及びID登録装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態におけるID登録装置としてのトリガ装置50、及び送信機21はIDコードの記憶部27への書き込みと、圧力仕様の選択の際に行われる処理が第1実施形態とは異なる。トリガ装置50及び送信機21のハードウェア構成は、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、ステップS11において、トリガ装置50の操作者は、トリガ装置50にIDコードを入力する。ステップS11の処理は、第1実施形態のステップS1の処理と同様である。即ち、トリガ装置50には、送信機21が取り付けられる車輪11のタイヤ13の種類に応じたIDコードが入力される。
ステップS12において、トリガ装置用制御部55は、入力されたIDコードから送信機21に設定を要求する圧力仕様を選択する。トリガ装置用記憶部57には、IDコードと圧力仕様とを紐付けた紐付情報が記憶されている。この紐付情報は、第1実施形態において送信機21の記憶部27に記憶されている紐付情報と同一であり、図4に示す紐付情報である。トリガ装置用制御部55は、この紐付情報から送信機21に設定を行う圧力仕様を選択する。ステップS12の処理を行うことで、トリガ装置用制御部55は選択部として機能している。
トリガ装置用制御部55は、送信機21に設定を行う圧力仕様を選択すると、この圧力仕様を表示部54に表示する。これにより、トリガ装置50の操作者に対して、送信機21に設定される圧力仕様を認識させることができる。トリガ装置用制御部55は、表示部54に圧力仕様を表示した後に、操作者によりトリガ装置50の操作部51が操作されることで、ステップS13の処理に移行してもよい。この場合、トリガ装置50の操作者は、表示部54に表示される圧力仕様が、意図した圧力仕様か否かを確認し、意図しない圧力仕様であれば、操作部51を操作することでトリガ信号の送信を中止させることができる。一方で、表示部54に表示される圧力仕様が意図した圧力仕様であれば、操作者は操作部51を操作することで、トリガ装置用制御部55をステップS13の処理に移行させることができる。また、トリガ装置用制御部55は、表示部54に圧力仕様を表示した後に、操作者によりトリガ装置50の操作部51を要求することなく、ステップS13の処理に移行してもよい。この場合、トリガ装置50の操作者は、送信機21に設定される圧力仕様を確認することはできる一方で、トリガ信号の送信を中止することはできない。
次に、ステップS13において、トリガ装置用制御部55は、ステップS11で入力されたIDコードと、ステップS12でIDコードから選択された圧力仕様を示す情報と、を含むトリガ信号をトリガ装置用送信回路52から送信する。本実施形態において、圧力仕様を示す情報とは、IDコードに対応する圧力仕様が標準圧用圧力仕様か高圧用圧力仕様かを示すトリガ選択情報である。トリガ選択情報は、例えば、標準圧用圧力仕様、及び高圧用圧力仕様のそれぞれに2進数のデータ=符号を対応付けたデータである。標準圧用圧力仕様、及び高圧用圧力仕様のそれぞれには、異なる符号が付与されている。トリガ選択情報は、例えば、1ビットのデータであり、トリガ選択情報が0であれば標準圧用圧力仕様、1であれば高圧用圧力仕様が選択されていることを示す。
次に、ステップS14において、送信機用制御部25は、受信したトリガ信号に含まれるIDコードを記憶部27に書き込む。
次に、ステップS15において、送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれる圧力仕様を示す情報から圧力仕様を設定する。即ち、送信機用制御部25は、トリガ選択情報に従って圧力仕様を選択する。トリガ信号に含まれるトリガ選択情報が標準圧用圧力仕様を示す情報であれば、送信機用制御部25は標準圧用圧力仕様を選択する。トリガ信号に含まれるトリガ選択情報が高圧用圧力仕様を示す情報であれば、送信機用制御部25は高圧用圧力仕様を選択する。本実施形態において、送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれるトリガ選択情報が0であれば標準用圧力仕様を、トリガ選択情報が1であれば高圧用圧力仕様を選択する。そして、送信機用制御部25は、選択した圧力仕様に応じた選択情報を記憶部27に記憶する。これにより、送信機21のIDコードと圧力仕様とが設定される。
次に、ステップS15において、送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれる圧力仕様を示す情報から圧力仕様を設定する。即ち、送信機用制御部25は、トリガ選択情報に従って圧力仕様を選択する。トリガ信号に含まれるトリガ選択情報が標準圧用圧力仕様を示す情報であれば、送信機用制御部25は標準圧用圧力仕様を選択する。トリガ信号に含まれるトリガ選択情報が高圧用圧力仕様を示す情報であれば、送信機用制御部25は高圧用圧力仕様を選択する。本実施形態において、送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれるトリガ選択情報が0であれば標準用圧力仕様を、トリガ選択情報が1であれば高圧用圧力仕様を選択する。そして、送信機用制御部25は、選択した圧力仕様に応じた選択情報を記憶部27に記憶する。これにより、送信機21のIDコードと圧力仕様とが設定される。
第2実施形態の効果について説明する。
(2-1)トリガ装置用制御部55は、トリガ装置50に入力されたIDコードから、IDコードに紐付けられた圧力仕様を選択する。トリガ装置用制御部55は、IDコード及び圧力仕様を示す情報を送信機21に送信することで、記憶部27へのIDコードの書き込みと、圧力仕様の設定を行うことができる。記憶部27へのIDコードの書き込みを行うことで圧力仕様も設定される。従って、記憶部27へのIDコードの書き込みと、圧力仕様の設定とを別々に行う場合に比べて、トリガ装置50の操作者が行う操作が少ない。従って、トリガ装置50の操作者の作業効率を向上させることができる。
(2-1)トリガ装置用制御部55は、トリガ装置50に入力されたIDコードから、IDコードに紐付けられた圧力仕様を選択する。トリガ装置用制御部55は、IDコード及び圧力仕様を示す情報を送信機21に送信することで、記憶部27へのIDコードの書き込みと、圧力仕様の設定を行うことができる。記憶部27へのIDコードの書き込みを行うことで圧力仕様も設定される。従って、記憶部27へのIDコードの書き込みと、圧力仕様の設定とを別々に行う場合に比べて、トリガ装置50の操作者が行う操作が少ない。従って、トリガ装置50の操作者の作業効率を向上させることができる。
(2-2)圧力仕様の設定は、トリガ信号に含まれるトリガ選択情報に応じて行われる。IDコードに対応する圧力仕様の選択は、トリガ装置用制御部55で行われる。従って、送信機用制御部25が、IDコードから圧力仕様を選択する必要がなく、送信機21のソフトウェアを簡易にすることができる。
各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。各実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各実施形態において、仕様は圧力仕様以外であってもよい。例えば、仕様は、プロトコルであってもよい。プロトコルとは、送信機21と受信機40とで通信を行うための取り決めであり、プロトコルによってフレームフォーマットやプロシージャ等の要素が異なる。送信機21は、受信機40のプロコトルに対応したデータ信号を送信する必要があり、受信機40のプロトコルに対応していないデータ信号は受信機40で受信することができない。受信機40のプロトコルは、受信機40を製造するメーカーや車種等によって異なる。
・各実施形態において、仕様は圧力仕様以外であってもよい。例えば、仕様は、プロトコルであってもよい。プロトコルとは、送信機21と受信機40とで通信を行うための取り決めであり、プロトコルによってフレームフォーマットやプロシージャ等の要素が異なる。送信機21は、受信機40のプロコトルに対応したデータ信号を送信する必要があり、受信機40のプロトコルに対応していないデータ信号は受信機40で受信することができない。受信機40のプロトコルは、受信機40を製造するメーカーや車種等によって異なる。
第1実施形態の送信機21であれば、送信機用制御部25は、トリガ信号に含まれるIDコードからプロコトルを選択する。記憶部27には、IDコードとプロトコルとを紐付けた紐付情報が記憶されている。紐付情報は、例えば、図4に示すように、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が0~7のIDコードにはプロトコルA、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が8~FのIDコードにはプロトコルBが対応付けられている。プロトコルAとプロトコルBとは異なるプロトコルである。紐付情報は、IDコードを値に応じてグルーピングした複数のグループのそれぞれとプロトコルとを紐付けた情報といえる。トリガ装置50の操作者は、トリガ装置50にIDコードを入力する際に、受信機40のプロトコルに応じたIDコードを入力する。図4に示す例であれば、受信機40のプロトコルがプロトコルAであれば16進数で表したときに最上位の値が0~7のIDコード、受信機40のプロトコルがプロトコルBであれば16進数で表したときに最上位の値が8~FのIDコードを入力する。送信機用制御部25は、紐付情報からIDコードに紐付けられたプロトコルを選択し、選択したプロトコルに応じた選択情報を記憶部27に記憶する。
第2実施形態のトリガ装置50であれば、上記したIDコードとプロトコルとを対応付けた紐付情報がトリガ装置用記憶部57に記憶される。トリガ装置50の操作者により、IDコードが入力されると、トリガ装置用制御部55は、入力されたIDコードから送信機21に設定を要求するプロトコルを選択する。そして、トリガ装置用制御部55は、入力されたIDコードと、紐付情報から選択したプロトコルを示す情報と、を含むトリガ信号をトリガ装置用送信回路52から送信する。これにより、送信機21の記憶部27へのIDコードの書き込みと、プロトコルの設定を行うことができる。
また、仕様としては、圧力仕様や、プロトコル以外であってもよく、データ信号の送信間隔等の任意の仕様であってもよい。また、タイヤバルブ15がクランプインバルブかスナップインバルブかによって送信機21に異なる動作をさせる場合には、送信機21が取り付けられるタイヤバルブ15の選択情報を送信することで、タイヤバルブ15の種類に応じた仕様で送信機21を動作させるようにしてもよい。
・各実施形態において、圧力仕様は、標準圧用圧力仕様と、高圧用圧力仕様よりも細分化された仕様であってもよい。標準圧用のタイヤであっても、使用される際の圧力が異なる複数種類のタイヤが存在する。従って、標準圧用のタイヤであっても、異なる圧力仕様を設定する場合がある。同様に、高圧用のタイヤであっても、異なる圧力仕様を設定する場合がある。この場合には、IDコードと、細分化されたそれぞれの圧力仕様とを紐付けた情報を紐付情報とする。
・各実施形態において、IDコードのグルーピングは最上位の値以外の値によって行われてもよい。IDコードのグルーピングは2つ以上の値から行われてもよい。例えば、IDコードのグルーピングは、最上位の値と、最上位の値よりも1桁下の値との両方の値から行われてもよい。
・各実施形態において、紐付情報としては、IDコードと、複数種類の仕様とを紐付けたものであってもよい。複数種類の仕様としては、圧力仕様と、プロトコルとを挙げることができる。例えば、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が0~3のIDコードには標準圧用圧力仕様及びプロトコルA、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が4~7のIDコードには高圧用圧力仕様及びプロトコルAをそれぞれ紐付ける。IDコードを16進数で表したときに最上位の値が8~BのIDコードには標準圧用圧力仕様及びプロトコルB、IDコードを16進数で表したときに最上位の値がC~FのIDコードには高圧用圧力仕様及びプロトコルBをそれぞれ紐付ける。トリガ装置50の操作者は、送信機21が取り付けられる車輪11のタイヤ13の種類、及び受信機40のプロトコルの種類に応じたIDコードをトリガ装置50に入力する。これにより、IDコードの入力を行うことで、送信機21の圧力仕様の設定と、プロトコルの設定の両方を行うことができる。
・各実施形態において、紐付情報は、IDコードの桁数と仕様とを紐付けた情報であってもよい。プロトコルには、IDコードの桁数が異なる複数種類のプロトコルが存在している。このため、IDコードの桁数とプロトコルの種類とを紐付けることができる。図7に示す例では、プロトコルAが24ビットのIDコード、プロトコルBが28ビットのIDコードである。従って、紐付情報として、24ビットのIDコードにはプロトコルA、28ビットのIDコードにはプロトコルBを紐付けすることで、送信機用制御部25、又はトリガ装置用制御部55にIDコードからプロトコルを設定させることができる。なお、プロトコルに代えて、IDコードの桁数と圧力仕様とを紐付けていてもよい。例えば、IDコードが28ビットのプロトコルは、標準圧用圧力仕様に用い、IDコードが24ビットのプロトコルは高圧用圧力仕様に用いることで、IDコードの桁数と圧力仕様とを紐付けることができる。
IDコードの桁数と、仕様とを紐付けした場合、プロトコルの違いによるIDコードの桁数の差を利用して仕様との紐付けを行うことができる。従って、トリガ装置50の操作者によるIDコードの入力ミス等の操作ミスによって、意図しない仕様が送信機21に設定されることを抑制できる。
・各実施形態において、紐付情報は、IDコードの桁数とIDコードの値との組み合わせに送信機21の仕様を紐付けたものであってもよい。例えば、IDコードを16進数で表したときに最上位の値が0~7であり、かつ、IDコードが24ビットのIDコードにはプロトコルA及び標準圧用圧力仕様が紐付けられる。IDコードを16進数で表したときに最上位の値が8~Fであり、かつ、IDコードが28ビットのIDコードにはプロトコルB及び高圧用圧力仕様が紐付けられる。
・各実施形態において、選択情報は、IDコード自体であってもよい。送信機用制御部25は、紐付情報から、IDコードの値と仕様との対応関係を把握することができる。送信機用制御部25は、IDコードの値を参照することで、当該値に応じた仕様で送信機21を動作させるようにしてもよい。
・各実施形態において、ID登録装置として、操作者の有する携帯通信端末を用いてもよい。各実施形態のトリガ装置50と同様の処理を行う専用のアプリケーションソフトウェアを携帯通信端末にインストールし、携帯通信端末にアプリケーションソフトウェアを実行させることで携帯通信端末をID登録装置として機能させることができる。携帯通信端末としては、タブレット端末、スマートフォン、パーソナル・デジタル・アシスタンス等の通信機能を有する任意の携帯端末を挙げることができる。即ち、ID登録装置は、送信機21にIDコードの登録や仕様の設定を行うための専用の装置でなくてもよい。
・各実施形態において、圧力仕様は、圧力データの分解能及び圧力レンジのみであってもよいし、圧力急変閾値のみであってもよい。
・各実施形態において、送信機21は、タイヤ13の状態及び路面の状態の少なくとも一方を検出できるセンサを少なくとも1つ備えていればよい。即ち、送信機21は、タイヤ13の状態として圧力を検出できる圧力センサ22、タイヤ13の状態として温度を検出できる温度センサ23、及びタイヤ13の状態としてタイヤ13に作用する遠心力を検出できる加速度センサ24のうち少なくとも1つを備えていればよい。路面の状態を検出するセンサとしては、例えば、加速度センサ24が挙げられる。路面の状態としては、例えば、走行中の路面の摩擦係数を挙げることができる。路面の摩擦係数は、加速度センサ24によって車両10の進行方向に対する加速度と、横加速度とを検出することで算出できる。
・各実施形態において、送信機21は、タイヤ13の状態及び路面の状態の少なくとも一方を検出できるセンサを少なくとも1つ備えていればよい。即ち、送信機21は、タイヤ13の状態として圧力を検出できる圧力センサ22、タイヤ13の状態として温度を検出できる温度センサ23、及びタイヤ13の状態としてタイヤ13に作用する遠心力を検出できる加速度センサ24のうち少なくとも1つを備えていればよい。路面の状態を検出するセンサとしては、例えば、加速度センサ24が挙げられる。路面の状態としては、例えば、走行中の路面の摩擦係数を挙げることができる。路面の摩擦係数は、加速度センサ24によって車両10の進行方向に対する加速度と、横加速度とを検出することで算出できる。
・各実施形態において、選択情報に対応する符号の桁数は、選択可能な仕様の数に応じて適宜変更してもよい。例えば、選択可能な仕様の数が3つであれば、選択情報は、2ビットの情報としてもよい。同様に、第2実施形態において、トリガ選択情報に対応する符号の桁数は、選択可能な仕様の数に応じて適宜変更してもよい。
・各実施形態において、車両10は、二輪車や、5つ以上の車輪11を備える車両であってもよい。
・第1実施形態において、選択情報が1であれば標準圧用圧力仕様、0であれば高圧用圧力仕様が選択されていることを示していてもよい。第2実施形態において、トリガ選択情報が1であれば標準圧用圧力仕様、0であれば高圧用圧力仕様が選択されていることを示していてもよい。即ち、仕様と、符号とは任意に対応付けることができる。
・第1実施形態において、選択情報が1であれば標準圧用圧力仕様、0であれば高圧用圧力仕様が選択されていることを示していてもよい。第2実施形態において、トリガ選択情報が1であれば標準圧用圧力仕様、0であれば高圧用圧力仕様が選択されていることを示していてもよい。即ち、仕様と、符号とは任意に対応付けることができる。
・第2実施形態において、紐付情報は、IDコード毎に仕様が対応付けられたものでもよい。例えば、紐付情報として、既に市場に流通し、車輪11に装着されている送信機21のIDコードと、送信機21が取り付けられている車両10に応じた仕様とを紐付けておく。この場合、送信機21の故障や寿命などにより、送信機21を新たな送信機21に交換する際に、同一のIDコードを設定することで、タイヤバルブ15に取り付けられていた元の送信機21と同一の仕様を設定することができる。
・第2実施形態において、トリガ装置用制御部55は、送信機21に設定される圧力仕様を表示部54に表示しなくてもよい。
・第2実施形態において、仕様を示す情報は、仕様に対応付けられた符号に代えて、仕様自体のデータとしてもよい。例えば、仕様自体のデータは、圧力仕様自体のデータやプロトコル自体のデータである。トリガ装置50にIDコードが入力されると、トリガ装置用制御部55はIDコードに紐付けられた仕様のデータを含むトリガ信号を送信することで、記憶部27に仕様を書き込む。仕様は、例えば、不揮発性メモリ29のEEPROMに書き込まれる。送信機用制御部25は、記憶部27に記憶された仕様を読み込み、当該仕様で送信機21を動作させる。
・第2実施形態において、仕様を示す情報は、仕様に対応付けられた符号に代えて、仕様自体のデータとしてもよい。例えば、仕様自体のデータは、圧力仕様自体のデータやプロトコル自体のデータである。トリガ装置50にIDコードが入力されると、トリガ装置用制御部55はIDコードに紐付けられた仕様のデータを含むトリガ信号を送信することで、記憶部27に仕様を書き込む。仕様は、例えば、不揮発性メモリ29のEEPROMに書き込まれる。送信機用制御部25は、記憶部27に記憶された仕様を読み込み、当該仕様で送信機21を動作させる。
・第2実施形態において、紐付情報は、トリガ装置用記憶部57に記憶されていなくてもよい。例えば、紐付情報は、サーバーにデータベースとして記憶されており、トリガ装置50は通信制御部やポート等のインターフェースを備え、通信網を介して情報の送受信を行うことができるネットワーク機器を備えていてもよい。トリガ装置50は、ネットワーク機器を介してデータベースにアクセスすることで、紐付情報を取得してもよい。
15…タイヤバルブ、21…送信機、22…圧力センサ、25…制御部としての送信機用制御部、27…仕様記憶部、ID記憶部、及び紐付情報記憶部としての記憶部、33…トリガ受信部、40…受信機、50…ID登録装置としてのトリガ装置、51…入力部としての操作部、52…トリガ送信部としてのトリガ装置用送信回路、55…選択部としてのトリガ装置用制御部。
Claims (6)
- タイヤバルブに取り付けられるように構成され、かつ、受信機にデータ信号を送信するように構成された送信機であって、
前記送信機は、
前記送信機に対する指令を含んだ信号であってID登録装置から送信されたトリガ信号を受信するように構成されたトリガ受信部と、
複数種類の仕様を記憶するように構成された仕様記憶部と、
前記トリガ受信部で受信した前記トリガ信号に含まれるIDコードが書き込まれるように構成されたID記憶部と、
前記仕様のそれぞれと前記IDコードとを紐付けした紐付情報を記憶するように構成された紐付情報記憶部と、
前記紐付情報に従い、前記ID記憶部に記憶された前記IDコードに紐付けられた前記仕様で前記送信機を動作させるように構成された制御部と、を備える送信機。 - 前記送信機は、
タイヤの空気圧を検出するように構成され圧力センサを備え、
前記仕様は、前記圧力センサによって検出された前記タイヤの空気圧に関する圧力仕様を含む請求項1に記載の送信機。 - 前記仕様は、前記受信機に対応したプロトコルを含む請求項1又は請求項2に記載の送信機。
- 前記紐付情報は、前記IDコードを値に応じてグルーピングした複数のグループのそれぞれと前記仕様とを紐付けた情報である請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の送信機。
- 前記紐付情報は、前記IDコードの桁数と前記仕様とを紐付けた情報である請求項1~請求項4のうちいずれか一項に記載の送信機。
- タイヤバルブに取り付けられるように構成され、複数種類の仕様から選択された仕様で動作する送信機に対して、指令を含んだトリガ信号を送信するように構成されたID登録装置であって、
前記ID登録装置は、
前記送信機のID記憶部に書き込むIDコードを入力するように構成された入力部と、
前記複数種類の仕様のそれぞれと前記IDコードとを紐付けた紐付情報から、前記IDコードに紐付けられた仕様を選択するように構成された選択部と、
前記入力部によって入力された前記IDコードと、前記選択部によって選択された前記仕様を示す情報とを含む前記トリガ信号を前記送信機に送信することで、前記送信機への前記IDコードの登録と、前記送信機への仕様の設定とを行うように構成されたトリガ送信部と、を備えるID登録装置。
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