JP2005014659A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Shigeaki Tamura
繁明 田村
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Abstract

【課題】カスタマイズ機能を適用して更なるHMIの向上を図ることが可能な車両用表示装置を提供する。
【解決手段】表示部(表示手段)101は、利用者に車両情報を提供する。制御手段201は、表示部101の少なくとも表示に関する仕様の各種設定を前記利用者の好みに応じて登録するカスタマイズモードを有する。入力手段211は、前記カスタマイズモードによる前記各種設定内容を設定する。第2の記憶手段(記憶手段)204は、入力手段211によって設定された前記各種設定内容を記憶する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用表示装置に関し、特に利用者に車両情報を含む各種情報を提供する車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
様々な情報を車両の利用者(運転者)に表示するマルチディスプレイ装置としての車両用表示装置は、予め複数の表示画像を準備し、利用者の操作により好みの表示仕様を選択するものが、特許文献1及び特許文献2に開示されている。前述の各特許文献1,2に示される車両用表示装置は、利用者の好みに応じて車両用計器の表示仕様を選択可能とし、その時々の状況に合った演出および情報提供が行われるものである。また、特許文献2には、利用者により表示画面の登録を可能とするため、車両用表示装置の表示仕様の選択肢が広がるものである。
【0003】
【特許文献1】
特開昭57−41224号公報
【特許文献2】
特開平12−238552号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記各特許文献に開示される車両用表示装置は、何れも利用者の好みに応じた表示仕様の選択に、前記利用者による操作を伴うものであり、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の観点で改善の余地があった。利用者は、車両の走行中において、前記車両用表示装置の操作に煩わしさを感じると、前述した機能の使用頻度が減る傾向にあり、せっかくの機能を十分に発揮できないといった問題点を有している。また、今後、マルチディスプレイ化の搭載比率が益々高まる傾向にある車両用表示装置において、利用者に対する自由度を高め、HMIの向上を図ることが要求されている。
【0005】
本発明は、前述した問題点に着目し、今後、搭載比率が益々高まる傾向にあるマルチディスプレイ装置としての車両用表示装置において、カスタマイズ機能を適用して更なるHMIの向上を図ることが可能な車両用表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、請求項1に記載の車両用表示装置に記載したように、利用者に車両情報を提供する表示手段と、前記表示手段における前記車両情報の少なくとも表示に関する仕様の各種設定内容を前記利用者の好みに応じて少なくとも登録するカスタマイズモードを有する制御手段と、前記カスタマイズモードによる前記各種設定内容を設定する入力手段と、前記入力手段によって設定された前記各種設定内容を記憶するための記憶手段と、を備えてなるものである。
【0007】
また、請求項2に記載の車両用表示装置は、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記利用者を識別する利用者識別手段を有し、前記制御手段は、前記カスタマイズモードにおいて、前記各種設定内容を前記利用者識別手段による識別情報に関連付けて前記記憶手段へ記憶させてなるものである。
【0008】
また、請求項3に記載の車両用表示装置は、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記車両情報を入力する車両情報入力手段を有し、前記制御手段は、前記カスタマイズモードにおいて、前記記憶手段に記憶した前記各種設定内容を前記車両情報入力手段からの入力に基づいて前記表示手段に表示させてなるものである。
【0009】
また、請求項4に記載の車両用表示装置は、請求項3に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、前記各種設定内容を前記車両情報入力手段からの入力に基づいて前記表示手段によって表示すべきか否かを判定してなるものである。
【0010】
また、請求項5に記載の車両用表示装置は、請求項2に記載の車両用表示装置において、前記車両情報を入力する車両情報入力手段を有し、前記制御手段は、前記利用者識別手段からの識別情報に基づいて前記利用者を特定し、この特定された利用者の前記各種設定内容を前記表示手段によって表示してなるものである。
【0011】
また、請求項6に記載の車両用表示装置は、請求項5に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、前記識別情報に関連付けられた前記各種設定内容を前記利用者識別手段からの入力に基づいて前記表示手段によって表示すべきか否かを判定してなるものである。
【0012】
また、請求項7に記載の車両用表示装置は、請求項1から請求項6の何れかに記載の車両用表示装置において、前記記憶手段は、前記カスタマイズモードにおける前記各種設定内容に関する設定候補を予め記憶しており、前記制御手段は、前記設定候補を前記表示手段に表示させるとともに、前記入力手段による所定入力に応じて前記設定候補を選択可能に設けてなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、車両用表示装置の一例を示す図であり、マルチディスプレイ装置としても車両用表示装置100は、TFT等の液晶表示器や有機ELパネルからなり、車両情報を含む各種情報を表示するマルチディスプレイ手段である表示部101と、車両エンジンの回転数を表示する回転計102と、車両燃料の残燃料を表示する燃料計103と、車両エンジンの冷却水の温度を表示する温度計104とから成り、表示部101以外の各計器102,103,104は、アナログ式表示部から構成されている。
【0015】
図2は、車両用表示装置100の電気的構成を示すブロック図である。車両用表示装置100は、車両用表示装置100をカスタマイズ設定モード(カスタマイズモード)に移行させるためモード端子(カスタマイズモード設定手段)210と、前記カスタマイズ設定モードの実行において各種設定内容を設定するための入力手段211と、車両情報の入出力を行う車両情報端子212および多重通信入出力端子213と、車両インターフェース手段202と、車両用表示装置100の制御を行うマイクロコンピュータからなる制御手段201と、制御手段201の処理プログラムが格納されROMからなる第1の記憶手段203と、入力手段211より設定される各種設定内容を書き換え可能な状態にて登録するEEPROM,フラッシュメモリ及びバックアップRAM等からなる第2の記憶手段204と、前記各種情報の表示を行うマルチディスプレイ手段である表示部101と、前述した各種アナログ計器102,103,104と、音/音声を再生するスピーカ207と、表示部101及び各種アナログ式計器102,103,104の表示制御及びスピーカ207の音/音声再生制御を兼ねた駆動手段205と、時刻の計時を行う電波時計等の計時手段208とから構成される。
【0016】
また、車両用表示装置100の多重通信入出力端子213には、キーレスエントリ装置(利用者識別手段)220の送信機221の受信手段である受信機222、車両に搭載されるエアーコンディショナー(以下、エアコンという)223、車両に搭載されるオーディオ224等が多重通信ライン225を介して接続される。
【0017】
図3から図8を用いて車両用表示装置100のカスタマイズ設定モードにおける登録方法について説明する。尚、図3から図7は、車両用表示装置100をカスタマイズ設定モード(カスタマイズモード)に移行させた場合の表示部101に表示される各種設定の内容を示すものであり、また図8は、前記カスタマイズ設定モードによって第2の記憶手段204に登録された設定(登録)内容を示すものである。
【0018】
制御手段201は、モード端子210からの所定入力(利用者による外部操作によるもの)に基づいてカスタマイズ設定モードヘ移行する。具体的には、制御手段201におけるモード端子210の通常電位がスイッチ手段を介して「H」レベルから「L」レベルに変更することでモード変更が行われる。
【0019】
制御手段201は、カスタマイズ設定モードヘ移行すると、駆動手段205を介して表示部101を通常表示からカスタマイズ設定モードの初期画面300へ切り替える処理を実行する(図3参照)。初期画面300は、「外気温」や「燃料計」等の車両走行情報301と、車両室内に搭載される「時計(クロック)」や「エアコン」等の快適装備情報302との各種設定内容の設定候補を選定するための表示部101の表示画面である。
【0020】
制御手段201は、利用者による入力手段211の所定操作によって入力される信号を受けて、カスタマイズする前記各種設定項目を選択する。図4は、制御手段201が車両走行情報301である外気温を選択した場合の外気温設定画面400を示すものであり、図5は、制御手段201が車両走行情報301である燃料計を選択した場合の燃料計設定画面500を示すものであり、図6は、制御手段201が快適装備情報302であるクロック(電波時計)を選択した場合のクロック設定画面600を示すものであり、図7は、制御手段201が快適装備情報302であるエアコンを選択した場合のエアコン設定画面700を示すものである。
【0021】
制御手段201は、入力手段211の所定入力に応じて、例えば車両走行情報301である外気温を選択すると、表示部101の画面を図3に示す初期画面から図4に示す外気温設定画面400に移行させる。そして、制御手段201は、外気温設定画面400において、利用者による入力手段211の所定入力に応じて、予め第2の記憶手段204に記憶されている図中に示す(1)〜(4)の設定内容の設定候補となる各項目中から利用者の好みに応じた項目を選択できるように制御する。
【0022】
図4中に示す外気温設定画面400の各項目において、項目(1)は、「常時表示する(初期設定値)」、項目(2)は、「路面状態が悪いとき外気温を表示する」、項目(3)は、「路面状態が悪いとき表示し、かつ音声警告も行う」、項目(4)は、「表示しない」であり、各項目の内、何れかを選択することによって表示部101におけるカスタマイズを可能とし、また項目(3)を選択することによって、表示部101のカスタマイズに加えて音声(スピーカ207)に関するカスタマイズも可能とする。
【0023】
制御手段201は、利用者による入力手段211の所定入力に応じて外気温設定画面400の項目(3)が選択されると、利用者識別手段であるキーレスエントリ装置220(送信機221及び受信機222)を介して車両を利用している利用者の識別コードを特定し(ここでは、識別コードとしてID1を得たものとする)、外気温に関する(3)項目を第2の記憶手段204の対応する前記識別コードのエリアAヘ記憶する(図8参照)。その後、制御手段201は、表示部101を初期画面300に戻す処理を実行する。制御手段201は、他の各設定画面(燃料計設定画面500,クロック設定画面600,エアコン設定画面700)についても前述した外気温設定画面400と同様の処理を実行することにより、利用者の識別コードに対応してカスタマイズ情報を第2の記憶手段204に記憶させることが可能となる。尚、制御手段201は、各設定画面において候補の選択のみならず設定内容の入力も可能である。例えば、外気温設定画面400の場合において、制御手段201は、入力手段211を介して項目(3)が選定されると、その項目(3)の警告温度値(設定内容)も入力手段211を介して設定可能とし、これらのカスタマイズ情報を第2の記憶手段204へ記憶されるものである。
【0024】
制御手段201は、初期画面300における車両走行情報301及び快適装備情報302以外の項目として用意された「終了」項目303が入力手段212による所定操作によって選択されることによってカスタマイズ設定モードを終了させる処理を実行する。
【0025】
尚、図5中に示す燃料計設定画面500の設定項目において、項目(1)は、「残量が10リットル以下のとき表示する」、項目(2)は、「残量が10リットル以下のとき表示し、かつ音声警告を行う」であり、各項目の内、何れかを選択することによって表示部101におけるカスタマイズを可能とし、また項目(2)を選択することによって、表示部101のカスタマイズに加えて音声(スピーカ207)に関するカスタマイズも可能とする。
【0026】
また、図6中に示すクロック設定画面600の設定項目において、項目(1)は、「常時表示する」、項目(2)は、「常時表示し、一週間正規な時刻情報を未受信のときに報知する」、項目(3)は、「表示しない」であり、各項目の内、何れかを選択することによって表示部101におけるカスタマイズを可能とする。
【0027】
また、図7中に示すエアコン設定画面700の設定項目において、項目(1)は、「常時表示する」、項目(2)は、「操作のときに表示する」、項目(3)は、「表示しない」であり、各項目の内、何れかを選択することによって表示部101におけるカスタマイズを可能とする。
【0028】
以下、図9から図13を用いて、カスタマイズ機能の具体的な動作について説明する。制御手段201は、キーレスエントリ装置(送信機221,受信機222)220を介して、利用者の識別コードを特定し(ここでは、前記識別コードとしてID1を得たものとする)、第2の記憶手段204に前述した処理によって記憶されたID1に対応するカスタマイズ情報を読み出す(外気温:(3)路面状況が悪いとき表示し、かつ音声警告も行う、燃料計:(2)残量が10リットル以下のときに表示し、かつ音声警告も行う、クロック:(2)常時表示し、一週間正規な時刻情報を未受信のとき警告する、エアコン:(2)操作のときに表示する)。尚、図9は、表示部101の通常時における初期画面310を示すものであり、画面には、シフトインジケータが「Dドライブ」を示し、車速が「60Km/h」を示し、時刻が「10:00AM」を示している。
【0029】
図10は、外気温に関するカスタマイズ情報を示す外気温警告画面410である。制御手段201は、車両情報端子212を介して入力される外気温度情報を入力している。制御手段201は、外気温に関するカスタマイズ情報が項目(3)に設定されているため、車両情報端子212を介して入力される外気温度情報がカスタマイズ情報として予め登録される警告温度値(ここでは、0℃)になると、前記カスタマイズ情報における項目(3)の条件に達したと判断し、表示部101によって「外気温0℃」なる警告表示を実行処理し、また、スピーカ207によって「路面が凍結しております」なる音声出力を実行処理する。
【0030】
図11は、燃料計103に関するカスタマイズ情報を示す残燃料警告画面510である。制御手段201は、車両情報端子212を介して入力される燃料計103における残燃料情報を入力している。制御手段201は、燃料計103に関するカスタマイズ情報が項目(2)に設定されているため、車両情報端子212を介して入力される残燃料情報がカスタマイズ情報として予め登録される警告残量値(ここでは、10リットル(L))になると、前記カスタマイズ情報における項目(2)の条件に達したと判断し、表示部101によって「残燃料値(例えば、8L)」なる警告表示を実行処理し、また、スピーカ207によって「給油してください」なる音声出力を実行処理する。このときのアナログ計器である燃料計103による燃料表示は通常通り行われる。また、残燃料値は、常に更新された最新の情報が表示される。
【0031】
図12は、クロック(電波時計)に関するカスタマイズ情報を示すクロック警告画面610である。制御手段201は、計時手段208を介して正規な時刻情報(電波)を入力している。制御手段201は、クロックに関するカスタマイズ情報が項目(2)に設定されているため、前記時刻情報がカスタマイズ情報として予め登録される未受信日(ここでは、一週間)になると、前記カスタマイズ情報における項目(2)の条件に達したと判断し、表示部101によって「電波時計 一週間電波の受信がありません」なる報知表示を実行処理する。
【0032】
図13は、エアコン223に関するカスタマイズ情報を示すエアコン使用状況画面710である。制御手段201は、多重通信入出力端子213を介してエアコン223の操作の有無を検出している。制御手段201は、利用者のエアコンに関する操作入力を多重通信入出力端子213を介して入力すると、カスタマイズ情報が項目(2)に設定されているため、表示部101によって「エアコン 設定温度26℃」なる表示を所定の期間行う処理を実行する。
【0033】
かかる車両用表示装置100は、利用者に車両情報を提供する表示部101と、表示部101における前記車両情報の少なくとも表示に関する仕様の各種設定内容を前記利用者の好みに応じて登録するカスタマイズ設定モードを有する制御手段201と、前記カスタマイズ設定モードによる前記各種設定内容を設定する入力手段211と、入力手段211によって設定された前記各種設定内容を記憶するための第2の記憶手段204と、を備えてなるものであり、マルチディスプレイ手段である表示部101において、車両走行情報(車両情報)に関する表示内容を車両の利用者の好みに応じて設定するカスタマイズ登録を行うことができる。また、前記カスタマイズ登録を行うことができることから、利用者による使用に関する自由度が増すとともに、車両用表示装置100としての商品性を向上させることが可能となる。
【0034】
また、車両用表示装置100は、利用者を識別する利用者識別手段としてのキーレスエントリ装置220(送信機221及び受信機222)を有し、制御手段201は、前記カスタマイズ設定モードにおいて、前記各種設定内容をキーレスエントリ装置220による識別情報に関連付けて第2の記憶手段204へ記憶させてなるものであり、利用者毎の表示部101の少なくとも表示に関する仕様のカスタマイズ登録することが可能となり、利便性を更に向上させることができる。
【0035】
また、車両用表示装置100は、前記車両情報を入力する車両情報入力手段212を有し、制御手段201は、前記カスタマイズ設定モードにおいて、第2の記憶手段204に記憶した前記各種設定内容を車両情報入力手段212からの入力に応じて表示部101に表示させてなるものであり、また、制御手段201は、前記各種設定内容を車両情報入力手段212からの入力に基づいて表示部101によって表示すべきか否かを判定してなるものであり、予め登録したカスタマイズ情報である設定内容に基づいて、表示部101への車両情報提供が自動的に図られるため、利用者に対して操作性を軽減し、また表示部101の視認性を向上させることができ、HMIの向上を図ることができる。
【0036】
また、車両用表示装置100は、前記車両情報を入力する車両情報入力手段212を有し、制御手段201は、キーレスエントリ装置220からの受信データに基づいて利用者を特定し、この特定された利用者の前記各種設定内容である車両情報を表示部101によって表示してなるものであり、また、制御手段201は、前記識別情報に関連付けられた前記各種設定内容をキーレスエントリ装置220からの入力に基づいて前記表示手段によって表示すべきか否かを判定してなるものであり、予め登録したカスタマイズ情報に基づいて、表示部101への車両情報提供が利用者毎に自動的に図られるため利便性が更に高まる。
【0037】
また、車両用表示装置100は、前記第2の記憶手段204は、前記カスタマイズ設定モードにおける前記各種設定内容の設定候補を予め記憶し、制御手段201は、前記設定候補を表示部101にて表示させるとともに、入力手段211による所定入力に応じて前記設定候補を選択可能に設けてなるものであり、表示部101の少なくとも表示に関する仕様のカスタマイズ登録において、予め登録してあるカスタマイズ情報の複数の設定候補中より選択して設定することができるため、利用者のカスタマイズ登録作業の軽減を図ることができる。
【0038】
尚、前述した入力手段211は、「通常モードとカスタマイズ設定モードとの切り換え」、「設定候補の選択」、「設定内容の入力」、「設定内容及び設定候補の登録」等の機能別に分けて複数個のスイッチにより構成しても良いし、カスタマイズ設定モードへ移行するための専用のスイッチのみ設け、個々の電装品の設定内容は、それらの電装品に用意されているスイッチ等を操作して行うように兼用する構成としても良い。また、入力手段211として1個のスイッチを用意し、短い時間の押圧操作で「通常モードとカスタマイズ設定モードとの切り替え」「設定項目の選択」を行い、各設定項目においては短い時間の押圧操作で予め電装品毎に用意されている複数の設定内容を順次切り替えながら表示し、利用者の所望の前記設定内容が表示された時点で長い時間の押圧操作で「設定内容の登録」を行い、その後の短い時間の押圧操作で次の設定項目(電装品)へ移り、以下同様な操作を繰り返すことにより、前記電装品の所望状態を変更する構成とすることもできる。また、他の入力手段としては、音声入力手段により構成し音声入力により「通常モードとカスタマイズ設定モードとの切り換え」、「設定候補の選択」、「設定内容の入力」、「設定内容及び設定候補の登録」を行うことも可能である。
【0039】
また、カスタマイズモード設定手段となるモード端子210についても、入力手段211を複数のスイッチから構成し、これらのスイッチ中にカスタマイズ設定モードに移行するための専用のスイッチから構成するものであっても良い。
【0040】
また、利用者識別手段としては、キーレスエントリ装置220に限定されるものではなく、例えば、リモコン操作を不要としたスマートエントリ装置、盗難防止のためのイモビライザー装置等の利用者識別コードを利用するものであってもよく、さらには、指紋照合等の個人認証装置を使うことが可能なことは言うまでのない。
【0041】
また、前述した実施形態における車両情報は、外気温,燃料計,クロック,エアコンを例に挙げたが、本発明の車両情報としては、エンジン回数数,走行距離,水温及び油温等の車両走行情報であったり、またオーディオの操作状況やラジオの受信状況等の快適装備情報であってもよく、車両の利用者が車両走行中に確認する情報であればよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、利用者に車両情報を含む各種情報を提供する車両用表示装置に関し、今後、搭載比率が益々高まる傾向にあるマルチディスプレイ装置としての車両用表示装置において、カスタマイズ機能を適用して更なるHMIの向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の車両用表示装置を示す図。
【図2】同上実施形態の車両用表示装置の電気的構成を示すブロック図。
【図3】同上実施形態のカスタマイズ設定モードの初期画面を示す図。
【図4】同上実施形態のカスタマイズ設定モードの外気温設定画面を示す図。
【図5】同上実施形態のカスタマイズ設定モードの燃料計設定画面を示す図。
【図6】同上実施形態のカスタマイズ設定モードのクロック設定画面を示す図。
【図7】同上実施形態のカスタマイズ設定モードのエアコン設定画面を示す図。
【図8】同上実施形態の記憶手段はカスタマイズ登録された状態を示す図。
【図9】同上実施形態の表示手段の初期画面を示す図。
【図10】同上実施形態の表示手段の外気温警告画面を示す図。
【図11】同上実施形態の表示手段の残念料警告画面を示す図。
【図12】同上実施形態の表示手段のクロック警告画面を示す図。
【図13】同上実施形態の表示手段のエアコン使用状況画面を示す図。
【符号の説明】
100 車両用表示装置
101 表示部(表示手段)
201 制御手段
204 第2の記憶手段
210 モード端子
211 入力手段
212 車両情報入力端子(車両情報入力手段)
213 多重通信入出力端子(車両情報入力手段)
220 キーレスエントリ装置(利用者識別手段)

Claims (7)

  1. 利用者に車両情報を提供する表示手段と、前記表示手段における前記車両情報の少なくとも表示に関する仕様の各種設定内容を前記利用者の好みに応じて登録するカスタマイズモードを有する制御手段と、前記カスタマイズモードによる前記各種設定内容を設定する入力手段と、前記入力手段によって設定された前記各種設定内容を記憶するための記憶手段と、を備えてなることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記利用者を識別する利用者識別手段を有し、前記制御手段は、前記カスタマイズモードにおいて、前記各種設定内容を前記利用者識別手段による識別情報に関連付けて前記記憶手段へ記憶させてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記車両情報を入力する車両情報入力手段を有し、前記制御手段は、前記カスタマイズモードにおいて、前記記憶手段に記憶した前記各種設定内容を前記車両情報入力手段からの入力に基づいて前記表示手段に表示させてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記各種設定内容を前記車両情報入力手段からの入力に基づいて前記表示手段によって表示すべきか否かを判定してなることを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記車両情報を入力する車両情報入力手段を有し、前記制御手段は、前記利用者識別手段からの識別情報に基づいて前記利用者を特定し、この特定された利用者の前記各種設定内容を前記表示手段によって表示してなることを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記識別情報に関連付けられた前記各種設定内容を前記利用者識別手段からの入力に基づいて前記表示手段によって表示すべきか否かを判定してなることを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
  7. 前記記憶手段は、前記カスタマイズモードにおける前記各種設定内容に関する設定候補を予め記憶しており、前記制御手段は、前記設定候補を前記表示手段に表示させるとともに、前記入力手段による所定入力に応じて前記設定候補を選択可能に設けてなることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の車両用表示装置。
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