JP4207028B2 - 内燃機関始動回転力伝達機構及び内燃機関強制回転駆動試験方法 - Google Patents

内燃機関始動回転力伝達機構及び内燃機関強制回転駆動試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、リングギヤからワンウェイクラッチを介してクランク軸を回転させる内燃機関始動回転力伝達機構、及びこのような内燃機関始動回転力伝達機構を用いた内燃機関の強制回転駆動試験方法に関する。
車両用などの内燃機関において、始動用モーターからの回転力をクランク軸に伝達するためのリングギヤは、通常、フライホイールの外周部に形成される。又、トルクコンバーターを備えている場合には、リングギヤは、トルクコンバーターのカバーに固定されてクランク軸回転を伝達するドライブプレートの外周部に形成される場合がある。
このような内燃機関始動回転力伝達機構において、始動用モーター側のピニオンギヤとリングギアとを常時噛み合い状態とするために、リングギヤとフライホイールとの間にワンウェイクラッチを介在させる伝達機構が知られている(例えば特許文献1参照)。このことで、始動用モーターにて一方向に回転される場合のリングギヤの回転力はワンウェイクラッチ及びフライホイールを介してクランク軸に伝達される。そして内燃機関の出力にてクランク軸が回転するとワンウェイクラッチが解放されて、クランク軸の回転力はリングギヤ側に伝達されないようになる。
尚、前記ドライブプレートを用いている場合も、ドライブプレートとリングギヤとをワンウェイクラッチを介して接続する構成が考えられ、この場合もフライホイールを用いている場合と同様に常時噛み合い状態にすることができる。
特開2000−274337号公報(第3頁、図1)
しかし、内燃機関を強制的に所望の状態に回転させて、内燃機関の各部の動作、オイル漏れ、騒音などの測定、あるいは内燃機関駆動制御に必要なデータの測定などを行う場合において、次のような問題が存在する。
すなわちリングギヤを回転させればクランク軸を強制的に回転させることができるので、上記測定時においては、外部モーターにて回転するピニオンギヤをリングギヤに噛み合わせて、内燃機関を回転させることになる。この場合、内燃機関を所定の回転数にて安定した回転をさせようとした場合、内燃機関の気筒は圧縮行程と膨張行程とを含んだ行程を繰り替えし、クランク軸にトルク変動を生じることになる。特に、膨張行程にある気筒内の圧縮空気によりクランク軸の回転が加速されることがある。このようにクランク軸に加速が生じると、ワンウェイクラッチが係合状態から解放状態となって外部モーターに応じた回転よりもクランク軸の方が高回転となり、内燃機関の回転数が外部モーター側では制御できない状況が生じる。
外部モーターを直接、クランク軸に結合すれば、内燃機関回転数は高精度に制御できるが、このような結合機構をクランク軸に形成するためには専用のギヤを別個にクランク軸に形成しなくてはならず、測定のためのみに内燃機関に大きなコストアップを招くことになる。
本発明は、大きなコストアップを招くことなく、外部からの回転によって内燃機関回転を正確に制御可能な内燃機関始動回転力伝達機構及び内燃機関強制回転駆動試験方法の提供を目的とするものである。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の内燃機関始動回転力伝達機構は、ワンウェイクラッチを介して始動用モーター側からの回転力を内燃機関のクランク軸側へ伝達するリングギヤと、クランク軸に連動して回転するクランク軸側部材とを備え、前記リングギヤから前記クランク軸への前記始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間を係合することにより前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間の両方向での相対的回転を禁止する状態と、前記係合をせずに前記ワンウェイクラッチを機能させる状態との間で切り替え可能な連動回転状態切替手段を備えたことを特徴とする。
このように連動回転状態切替手段が設けられているため、内燃機関を強制的に回転させることにより各種測定を行う場合には、前記係合によりリングギヤとクランク軸側部材との間の両方向での相対的回転を禁止する状態とする。そしてリングギヤを外部モーターなどにより必要な回転状態に制御すれば、ワンウェイクラッチが機能していないので、内燃機関のクランク軸も外部モーターなどの回転に対応した回転状態に正確に制御することが可能となる。
このような各種測定が終了すれば、リングギヤから外部モーターなどを切り離すと共に、前記係合を解除してワンウェイクラッチを機能させる状態とする。このことで、リングギヤを始動用モーターと噛み合わせれば内燃機関を始動できると共に、内燃機関始動後にはリングギヤの回転をワンウェイクラッチの機能により停止できるため、常時噛み合わせをしたままでも始動用モーターが過回転しないようにできる。
連動回転状態切替手段は、リングギヤとクランク軸側部材との間の係合有無により前記相対的回転を禁止したりワンウェイクラッチを機能させたりしていることから、構成としてはきわめて簡単なものである。したがって大きなコストアップを招くことなく実現することができる。
請求項2に記載の内燃機関始動回転力伝達機構では、請求項1において、前記連動回転状態切替手段は、前記クランク軸側部材に設けられた第1係合孔と、前記リングギヤに前記第1係合孔とは径方向において同一位置に設けられた第2係合孔とを備えることにより、挿通部材を前記第1係合孔と前記第2係合孔とに同時に挿通した場合には、前記係合が可能となり、挿通部材を前記第1係合孔と前記第2係合孔とに同時に挿通しない場合には、前記係合をしないようにできることを特徴とする。
このようにクランク軸側部材とリングギヤとにそれぞれ係合孔が形成されているため、これらの係合孔の両方に挿通部材を挿通することで、リングギヤとクランク軸側部材との間を係合し、リングギヤとクランク軸側部材との間の両方向での相対的回転を禁止する状態とすることができる。
そして2つの係合孔に同時に挿通部材を挿通していない状態とすることにより、リングギヤとクランク軸側部材との間は係合しないようにでき、ワンウェイクラッチを機能させる状態に切り替えることができる。
このような簡易な構成によりリングギヤとクランク軸側部材との間の両方向での相対的回転を禁止する状態と、ワンウェイクラッチを機能させる状態との間で切り替えることができる。
請求項3に記載の内燃機関始動回転力伝達機構では、請求項2において、少なくとも前記第1係合孔と前記第2係合孔との一方はボルト螺合孔であり、前記挿通部材はボルトであることを特徴とする。
このように係合孔の少なくとも一方は螺合孔であり、挿通部材はボルトであることにより、前記螺合孔にてボルト締結可能であるので、簡易な構成にて強固にリングギヤとクランク軸側部材との間を係合することができる。
請求項4に記載の内燃機関始動回転力伝達機構では、請求項3において、前記クランク軸側部材に設けられた第1係合孔は、前記クランク軸側部材に対して設けられる機構を取り付けるのに用いられるボルト螺合孔を兼用していることを特徴とする。
このように第1係合孔が、クランク軸側部材に対して設けられる機構、例えばクラッチやトルクコンバータなどを取り付けるのに用いられるボルト螺合孔を兼用していることにより、元来、形成しなければならないボルト螺合孔の加工により、同時に第1係合孔が形成できる。このため、内燃機関始動回転力伝達機構の加工効率を高めることが可能となる。
請求項5に記載の内燃機関始動回転力伝達機構では、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記クランク軸側部材は、クランク軸側に取り付けられることでクランク軸と連動すると共に前記ワンウェイクラッチの一方のレースと連結しているレース連結部材を備え、前記リングギヤは、前記ワンウェイクラッチの他方のレースと連結していることを特徴とする。
クランク軸側部材とワンウェイクラッチとの関係及びリングギヤとワンウェイクラッチとの関係は上述のごとくとすることができる。このような構成により、連動回転状態切替手段にて前記係合がなされていなければ、始動用モーターにより内燃機関を始動できると共に、始動用モーター側とリングギヤとが常時噛み合い状態にあっても、ワンウェイクラッチの機能によって内燃機関始動後において始動用モーターの過回転を防止できる。
そして、このような構成においても上述したごとく簡易な構成にて連動回転状態切替手段を実現することができる。
請求項6に記載の内燃機関強制回転駆動試験方法では、請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関始動回転力伝達機構を備えた内燃機関に対する強制回転駆動試験方法であって、前記連動回転状態切替手段を、前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間での両方向での相対的回転を禁止する状態として、内燃機関状態を測定するために前記リングギヤを強制的に回転させることを特徴とする。
このように内燃機関を強制的に回転させて各種測定をするに当り、連動回転状態切替手段を切り替えてリングギヤとクランク軸側部材との間での両方向での相対的回転を禁止する状態とすることで、リングギヤを強制的に回転させても高精度に測定用出力側の回転に対応させたクランク軸回転ができる。このため正確な内燃機関状態の測定を実現できる。
請求項7に記載の内燃機関強制回転駆動試験方法では、請求項6において、前記リングギヤの強制的回転は、前記リングギヤに外部動力からの回転力を伝達することにより実行することを特徴とする。
このようにリングギヤの強制的回転は外部動力からの回転を伝達することによって実行することができる。したがって外部動力側を高精度に制御すれば内燃機関のクランク軸の回転も高精度に制御することが可能となり、高精度な内燃機関状態測定を実現できる。
請求項8に記載の内燃機関始動回転力伝達機構は、ワンウェイクラッチを介して始動用モーター側からの回転力を内燃機関のクランク軸側へ伝達するリングギヤと、クランク軸に連動して回転するクランク軸側部材とを備え、前記リングギヤから前記クランク軸への前記始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、前記クランク軸側部材の側面に形成されている第1孔と、前記リングギヤの側面に前記第1孔と径方向において略同一位置に形成されて前記第1孔と同時に共通の部材が挿通可能である第2孔とを備えることを特徴とする。
このようにクランク軸側部材の側面とリングギヤの側面とにそれぞれ径方向で略同一位置に孔(第1孔及び第2孔)が設けられているとともに、第2孔は、第1孔と同時に共通の部材が挿通可能に構成されているため、ボルト等の共通の部材をそれぞれの孔に同時に配置することによって、容易にリングギヤとクランク軸側部材との間での両方向での相対的回転を禁止することができる。そして内燃機関を強制的に回転させることにより各種測定を行う場合には、このような相対的回転禁止状態としてリングギヤを外部モーターなどにより必要な回転状態に制御すれば、内燃機関のクランク軸も外部モーターなどの回転に対応した回転状態に正確に制御することが可能となる。
このような各種測定が終了すれば、リングギヤから外部モーターなどを切り離すと共に、両孔に配置されている共通の部材を除いてワンウェイクラッチを機能させる状態とする。このことでリングギヤを始動用モーターと噛み合わせれば内燃機関を始動できると共に、内燃機関始動後にはリングギヤの回転をワンウェイクラッチの機能により停止できるため、常時噛み合わせをしたままでも始動用モーターが過回転しないようにできる。
リングギヤとクランク軸側部材との両孔に対する共通の部材の配置有無により相対的回転を禁止したりワンウェイクラッチを機能させたりしていることから、構成としてはきわめて簡単なものである。したがって大きなコストアップを招くことなく実現することができる。
請求項9に記載の内燃機関強制回転駆動試験方法では、請求項8に記載の内燃機関始動回転力伝達機構を備えた内燃機関に対する強制回転駆動試験方法であって、前記第1孔と前記第2孔とに共通の部材を配置して前記クランク軸側部材と前記リングギヤとの間での両方向での相対的回転を禁止する状態として、内燃機関状態を測定するために前記リングギヤを強制的に回転させることを特徴とする。
このように内燃機関を強制的に回転させて各種測定をするに当り、リングギヤとクランク軸側部材との両孔を利用して、前述したごとく相対的回転を禁止する状態とすることで、リングギヤを強制的に回転させても高精度に測定用出力側の回転に対応させたクランク軸回転ができる。このため正確な内燃機関状態の測定を実現できる。
請求項10に記載の内燃機関強制回転駆動試験方法では、請求項9において、前記リングギヤの強制的回転は、前記リングギヤに外部動力からの回転力を伝達することにより実行することを特徴とする。
このようにリングギヤの強制的回転は外部動力からの回転を伝達することによって実行することができる。したがって外部動力側を高精度に制御すれば内燃機関のクランク軸の回転も高精度に制御することが可能となり、高精度な内燃機関状態の測定を実現できる。
[実施の形態1]
図1は車両用内燃機関の内燃機関始動回転力伝達機構を示し、内燃機関において変速機側に出力するリア側周辺の縦断面図を示している。
内燃機関の下部に存在するオイルパン2の後端上方には、ラダービーム4にて回転可能にシリンダブロック側に支持されたクランク軸6の後端部分が配置されている。クランク軸6の後端部分には、フライホイール8、アウターレース支持プレート10(レース連結部材に相当)及びリングギヤ12が取り付けられている。
図1で下半分を示しているフライホイール8は、中心部が円形に開口した略円板形状であり、アウターレース支持プレート10と接触している側とは反対側には、変速機との間で回転力を伝達するためのクラッチ機構の一部として、リング状にクラッチディスク8aが取り付けられている。更にフライホイール8にはクラッチハウジング14がボルト16にて取り付けられている。このボルト16が螺入される係合孔8b(第1係合孔及び第1孔に相当)は、回転軸C周りに複数形成されると共に、フライホイール8の表裏面間で回転軸Cに沿った方向で貫通状態に形成されている。クラッチハウジング14を取り付けるためのボルト16は係合孔8bの長さよりも十分に短いので、フライホイール8の表面からリングギヤ12側(前方側)へ突出することはない。
図1で下半分を示しているアウターレース支持プレート10は、中心部が開口した円形の平板状に形成されて、前記フライホイール8と共に、中心開口周辺部分にてクランク軸6の後端面6aにボルト締結にて固定されている。このことによりフライホイール8と共にクランク軸6と連動して回転するように構成されている。すなわち、本実施の形態では、フライホイール8及びアウターレース支持プレート10の組み合わせがクランク軸側部材に相当する。
図1で下半分を示しているリングギヤ12は、中心部が大きく開口し径方向にて屈曲部(円筒状段差部12b及び曲げ部12c)を設けた円板であり、中心開口部にフランジ状にワンウェイクラッチ18のインナーレース18aを備え、外周部にリング状にギヤ部12aを備えている。このリングギヤ12は、インナーレース18aの部分で、ワンウェイクラッチ18とは反対側である中心側において、ベアリング20(ここでは転がり軸受が用いられている)を介してクランク軸6の外周に取り付けられている。このためワンウェイクラッチ18が解放状態にある時には、リングギヤ12はクランク軸6の回転とは独立し、自由回転可能である。
リングギヤ12のギヤ部12aは、始動用モーターにより回転されるピニオンギヤ22に常時噛み合わされており、ピニオンギヤ22を介して始動用モーターから回転力を受けることによりリングギヤ12が回転する。尚、リングギヤ12には、円筒状段差部12bとギヤ部12aとの間の領域に、係合孔12d(第2係合孔及び第2孔に相当)が複数形成されている。この係合孔12dは螺合孔として形成されており、前述したフライホイール8に形成されている係合孔8bとは、長さのみ異なる同形の螺合孔である。そしてリングギヤ12の係合孔12dとフライホイール8の係合孔8bとは、回転軸Cからの距離、すなわち径方向での位置が同一に設定されている。このことにより、ボルト16の代わりに軸部が長いボルトを用いれば、両係合孔8b,12dに共に螺入することにより、フライホイール8とリングギヤ12とを一体化できる。
アウターレース支持プレート10の外周部分には、リングギヤ12の中心開口部に取り付けられたインナーレース18aに対向して、アウターレース18bが取り付けられている。このことによりリングギヤ12とアウターレース支持プレート10との間にはワンウェイクラッチ18が構成されている。したがってインナーレース18aは、内周面側にベアリング20が配置されていると共に、この内周面とは反対側の外周面側にワンウェイクラッチ18が構成されていることになる。
ワンウェイクラッチ18は、内燃機関始動時に始動用モーターがピニオンギヤ22を介してリングギヤ12を回転させる時、すなわちリングギヤ12側からアウターレース支持プレート10へ回転力を伝達するための一方向での回転の場合にはアウターレース支持プレート10とリングギヤ12とを係合状態とする。このことにより始動用モーターは始動のためにクランク軸6を回転させることができる。
内燃機関が運転を開始することで内燃機関出力によってクランク軸6に連動するアウターレース支持プレート10の回転が、始動用モーターによるリングギヤ12の回転よりも速くなると、リングギヤ12側の回転はアウターレース支持プレート10に対して相対的に逆方向の回転となる。このため、ワンウェイクラッチ18は解放状態となり、ピニオンギヤ22とリングギヤ12とが常時噛み合い状態でも、内燃機関始動後における始動用モーターの過回転を防止することができる。
更に、内燃機関本体側との間、ここではオイルパン2やシリンダブロックとの間でのオイル漏れをシールするため、及びにベアリング20及びワンウェイクラッチ18の潤滑オイルの漏れをシールするために、2つのリング状のオイルシール部材24,26が配置されている。第1オイルシール部材24は、ワンウェイクラッチ18のアウターレース18bと、リングギヤ12の円筒状段差部12bとの間に配置されている。この第1オイルシール部材24は、円筒状段差部12bの内周面に嵌合されることでリングギヤ12側に固定されている。このことで第1オイルシール部材24の内周側に形成されているシールリップ24aは、アウターレース18bの外周面に摺動可能に接触してオイルシールを実行している。第1オイルシール部材24よりも大径の第2オイルシール部材26は、円筒状段差部12bの外側に配置されている。この第2オイルシール部材26は、クランク軸6より下方側では主にオイルパン2の後端内周面2aに、クランク軸6より上方側では主にシリンダブロックの後端内周面に嵌合することで、図示する位置に固定されている。このことで第2オイルシール部材26の内周側に形成されているシールリップ26aは、円筒状段差部12bの外周面に摺動可能に接触してオイルシールを実行している。
図2の縦断面図に、内燃機関に対する強制回転駆動試験方法としてのモータリングテスト時における内燃機関始動回転力伝達機構の状態を示す。ここではリングギヤ12のギヤ部12aに対しては、ピニオンギヤ22ではなく、外部動力としての外部モーターによりリングギヤ12を回転駆動するためのチャック30が噛み合わされている。図1に示したピニオンギヤ22は内燃機関には未だ取り付けられていない。市場でのテストの場合には、図1に示したピニオンギヤ22やクラッチハウジング14側は取り外してモータリングテストをする。
更に、このモータリングテストに先だって、図2に示したごとく軸部32aの長いボルト32(挿通部材及び共通の部材に相当)が、フライホイール8の係合孔8bに螺入され、同時にフライホイール8の係合孔8bの回転位相に位相を合わせたリングギヤ12の係合孔12dにも螺入されている。このことによりリングギヤ12は、フライホイール8及びアウターレース支持プレート10と一体化され、ワンウェイクラッチ18の機能は働かない。すなわち、アウターレース支持プレート10に対して相対的にいずれの回転方向にリングギヤ12に回転力が生じても、クランク軸6はリングギヤ12と同一の回転挙動を示す。
この状態で、チャック30の回転が、モータリングテスト装置により高精度に制御されることにより、噛み合わされているリングギヤ12の回転が高精度に制御可能となる。このため、アウターレース支持プレート10を介して連動回転するクランク軸6の回転もモータリングテスト装置により高精度に制御できるようになる。
以上説明した本実施の形態1によれば、以下の効果が得られる。
(イ).リングギヤ12とアウターレース支持プレート10とがワンウェイクラッチ18を介して連動するようにされていることにより、リングギヤ12からクランク軸6へは一方向のみの回転力伝達がなされる。しかしフライホイール8の係合孔8bとリングギヤ12の係合孔12dとを、モータリングテスト時に、図2に示したごとくボルト32により係合することにより、リングギヤ12とフライホイール8との間での相対的回転を禁止する状態にできる。このことによりフライホイール8を介してリングギヤ12とアウターレース支持プレート10とを一体化できる。このため内燃機関が圧縮行程から膨張行程に移行した場合においてもリングギヤ12の回転数とクランク軸6の回転数とにずれが生じることを防止できる。このようにリングギヤ12側の回転とクランク軸6側の回転とを完全に一致した状態とすることができるので、図2に示したごとくチャック30を介することでモータリングテスト装置に備えられている外部モーターによりクランク軸6の回転状態を高精度に制御できる。こうして、内燃機関の回転状態をモータリングテスト装置により各種測定に適合した回転状態(例えば一定の回転数や一定のトルク)に正確に制御することが可能となる。
このような各種測定が終了すれば、リングギヤ12とチャック30との噛み合い状態を解除すると共に、長いボルト32を、2つの係合孔12d,8bから外す。そして図1に示したごとく、フライホイール8の係合孔8bに通常の長さのボルト16を螺入してクラッチハウジング14を取り付ける。
このことにより、ワンウェイクラッチ18の機能を生じさせることができるので、始動用モーター用のピニオンギヤ22とリングギヤ12とを常時噛み合わせた状態として内燃機関を始動できると共に、内燃機関始動後にはリングギヤ12の回転が停止できるため、始動用モーターが過回転しない。
そして、連動回転状態切替手段に相当するフライホイール8の係合孔8b及びリングギヤ12の係合孔12dの組み合わせは、構成としてはきわめて簡単なものであり、大きなコストアップを招くことなく実現することができる。
(ロ).フライホイール8の係合孔8bは、挿通部材としての長いボルト32によりフライホイール8とリングギヤ12とを一体化する場合ばかりでなく、実際に車両を組み立てる際に、図1に示したごとくクラッチハウジング14をフライホイール8に固定する場合の螺合孔ともなっている。
このように元来、クラッチの組み立て用に形成されるボルト螺合孔の加工が、同時にフライホイール8とリングギヤ12とを一体化するための第1係合孔の加工ともなっている。このため、内燃機関始動回転力伝達機構の加工効率を高めることが可能となる。
[その他の実施の形態]
(a).前記実施の形態1においては、図2に示したごとくフライホイール8とリングギヤ12との間に長いボルト32を螺入することでリングギヤ12とクランク軸6とを一体回転させるようにしていた。しかしフライホイール8の代わりに、トルクコンバータのごとくドライブプレートを採用している場合には、ドライブプレートとリングギヤ12との間にボルトを螺入することでリングギヤ12とクランク軸6とを一体回転させるようにしても良い。
このような構成においても、前記実施の形態1の効果を生じる。
(b).前記実施の形態1では、フライホイール8の係合孔8bもリングギヤ12の係合孔12dも共に螺合孔であったが、特にクラッチハウジング14を取り付けるためのボルト16が螺入されるフライホイール8の係合孔8bが螺合孔であれば良く、リングギヤ12の係合孔12dは螺合孔である必要はない。
又、フライホイール8の係合孔8bは、クラッチハウジング14の取り付けに兼用されるものとしてでなく、独立に形成したものであっても良い。この場合には、フライホイール8の係合孔8bとリングギヤ12の係合孔12dとのいずれか一方が螺合孔であれば良く、両方の係合孔8b,12dが螺合孔である必要はない。
(c).前記実施の形態1では、図1,2に示したごとくフライホイール8とアウターレース支持プレート10とは別体に形成されていたが、フライホイール8にアウターレース支持プレート10を兼ねさせても良い。すなわちフライホイール8にアウターレース18bを設けてフライホイール8上に、直接、ワンウェイクラッチ18を構成しても良い。したがってこの場合には、ワンウェイクラッチ18がクランク軸側部材に相当する。
実施の形態1の内燃機関始動回転力伝達機構の縦断面図。 実施の形態1においてモータリングテスト時の内燃機関始動回転力伝達機構の状態を示す縦断面図。
符号の説明
2…オイルパン、2a…後端内周面、4…ラダービーム、6…クランク軸、6a…後端面、8…フライホイール、8a…クラッチディスク、8b…係合孔、10…アウターレース支持プレート、12…リングギヤ、12a…ギヤ部、12b…円筒状段差部、12c…曲げ部、12d…係合孔、14…クラッチハウジング、16…ボルト、18…ワンウェイクラッチ、18a…インナーレース、18b…アウターレース、20…ベアリング、22…ピニオンギヤ、24…第1オイルシール部材、24a…シールリップ、26…第2オイルシール部材、26a…シールリップ、30…チャック、32…長いボルト、32a…軸部、C…回転軸。

Claims (10)

  1. ワンウェイクラッチを介して始動用モーター側からの回転力を内燃機関のクランク軸側へ伝達するリングギヤと、クランク軸に連動して回転するクランク軸側部材とを備え、前記リングギヤから前記クランク軸への前記始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、
    前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間を係合することにより前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間の両方向での相対的回転を禁止する状態と、前記係合をせずに前記ワンウェイクラッチを機能させる状態との間で切り替え可能な連動回転状態切替手段を備えたことを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
  2. 請求項1において、前記連動回転状態切替手段は、前記クランク軸側部材に設けられた第1係合孔と、前記リングギヤに前記第1係合孔とは径方向において同一位置に設けられた第2係合孔とを備えることにより、挿通部材を前記第1係合孔と前記第2係合孔とに同時に挿通した場合には、前記係合が可能となり、挿通部材を前記第1係合孔と前記第2係合孔とに同時に挿通しない場合には、前記係合をしないようにできることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
  3. 請求項2において、少なくとも前記第1係合孔と前記第2係合孔との一方はボルト螺合孔であり、前記挿通部材はボルトであることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
  4. 請求項3において、前記クランク軸側部材に設けられた第1係合孔は、前記クランク軸側部材に対して設けられる機構を取り付けるのに用いられるボルト螺合孔を兼用していることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記クランク軸側部材は、クランク軸側に取り付けられることでクランク軸と連動すると共に前記ワンウェイクラッチの一方のレースと連結しているレース連結部材を備え、
    前記リングギヤは、前記ワンウェイクラッチの他方のレースと連結していることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関始動回転力伝達機構を備えた内燃機関に対する強制回転駆動試験方法であって、
    前記連動回転状態切替手段を、前記リングギヤと前記クランク軸側部材との間での両方向での相対的回転を禁止する状態として、内燃機関状態を測定するために前記リングギヤを強制的に回転させることを特徴とする内燃機関強制回転駆動試験方法。
  7. 請求項6において、前記リングギヤの強制的回転は、前記リングギヤに外部動力からの回転力を伝達することにより実行することを特徴とする内燃機関強制回転駆動試験方法。
  8. ワンウェイクラッチを介して始動用モーター側からの回転力を内燃機関のクランク軸側へ伝達するリングギヤと、クランク軸に連動して回転するクランク軸側部材とを備え、前記リングギヤから前記クランク軸への前記始動用モーターによる1方向の回転力を伝達し、逆方向の回転力は伝達を阻止する内燃機関始動回転力伝達機構であって、
    前記クランク軸側部材の側面に形成されている第1孔と、前記リングギヤの側面に前記第1孔と径方向において略同一位置に形成されて前記第1孔と同時に共通の部材が挿通可能である第2孔とを備えることを特徴とする内燃機関始動回転力伝達機構。
  9. 請求項8に記載の内燃機関始動回転力伝達機構を備えた内燃機関に対する強制回転駆動試験方法であって、
    前記第1孔と前記第2孔とに共通の部材を配置して前記クランク軸側部材と前記リングギヤとの間での両方向での相対的回転を禁止する状態として、内燃機関状態を測定するために前記リングギヤを強制的に回転させることを特徴とする内燃機関強制回転駆動試験方法。
  10. 請求項9において、前記リングギヤの強制的回転は、前記リングギヤに外部動力からの回転力を伝達することにより実行することを特徴とする内燃機関強制回転駆動試験方法。
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