JP4205842B2 - 密閉電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉電池に関し、特に電池の非正常的な作動により、内部圧力が規定圧力以上に上昇した時、電流の流れを遮断し、内部圧力を低下させて電池の安全性を確保できる密閉電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
密閉電池は、外見上円筒形と角形に区分され、また陽極及び陰極の材質によって種々に分類されている。
【0003】
米国特許第5,418,082号公報には「電流遮断手段を有する密閉電池」が開示されており、これを図11に示す。
【0004】
図11に示すように、密閉電池は、カン2内部に陽極、陰極、セパレータ及び電解液からなる発電手段4を収納している。カン2の開口には、絶縁ガスケット8を介し、電池内圧を受けて変形する安全バルブ6が密封結合されている。安全バルブ6の上部には、リード12が設置されており、中央部には発電手段4の方へ突出した突起6aが形成されている。また、安全バルブ6と発電手段4の間には、前記突起6aが挿入されるセンター孔14aと、ガス孔14bとを有するディスク14が設置されている。前記ディスク14の下部には、センター孔14aを閉塞する金属薄板16が設置され、該金属薄板16と前記発電手段4のリード18とが接続されている。安全バルブ6の突起6aは、金属薄板16と溶接結合され、安全バルブ6とディスク14の間にはディスクホルダー20が設置されている。
【0005】
ここで、規定以上に内圧が上昇した場合、電流遮断手段10を構成する安全バルブ6が変形し、その変形によって安全バルブ6の突起6aと金属薄板16の溶接結合が分離されることにより、電流が遮断されて安全性を実現する。
【0006】
しかし、前記電流遮断手段10は、安全バルブ6の突起6aと金属薄板16の溶接結合の質によって作動圧力が決定されるものであり、溶接時に多くのパラメータ(溶接機のパワー、エネルギー、振幅(amplitude)、圧力、時間、溶接機の間隔、素材など)が存在するために溶接条件を正確に合わせるのが難しく、それによって電流遮断手段10の作動ばらつきが生じるという大きな問題がある。また、前記安全バルブ6と金属薄板16の溶接部は、時間の経過に伴い、電解液との反応によって酸化されたり強度が弱くなるため、外部衝撃によって簡単に分離するなど作動圧力の誤差が発生し、その結果、電池の安全性に致命的な影響を及ぼすという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、電池の非正常的な作動で内部圧力が規定以上に上昇した時、設定した圧力範囲で正確に電流を遮断し、電池の安全性を確保できる電池を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するべく、本発明は、発電手段を収納するカンと、前記カンの開口部にガスケットを介して結合密封され、電池内圧によって外向変形する可変プレートと、前記可変プレートに対し最も上方に配置されるターミナルキャップと、前記可変プレートと前記ターミナルキャップとの間に設置され、前記可変プレートの変形圧力によって剪断されて電流を遮断する電流遮断手段とを備え、前記電流遮断手段は、前記可変プレートにおける前記電池内圧によって外向変形する部位の中心の上部を横切るように設置されたトラバース(traverse)と、該トラバースに形成された破断部及びビアホールとを含む絶縁印刷基板と、前記絶縁印刷基板の上部に形成された上部導電薄膜と、前記ビアホール内部に形成され、前記可変プレート及び前記上部導電薄膜を通電する端子部とを備えることを特徴とする密閉電池を提供するものである。
【0009】
前記電流遮断手段は、前記絶縁印刷基板の下部に形成された下部導電薄膜をさらに備え、前記端子部は、下部導電薄膜と上部導電薄膜とを通電するように構成することも可能である。
【0010】
前記破断部は、前記トラバースに形成された孔を備え、脆弱な構造とされ、複数設置することが可能である。
【0011】
前記上部導電薄膜は、片側の端部のみが前記ターミナルキャップと接触するように前記トラバースより短く形成し、前記下部導電薄膜は、端部が前記上部導電薄膜と一部重なる長さに形成することが可能である。
【0012】
前記上部導電薄膜、前記下部導電薄膜または前記絶縁印刷基板は、リング状部材を備えることができる。
【0013】
前記端子部は、前記上部導電薄膜と前記下部導電薄膜の重なる領域に形成された破断部の孔をビアホールとして使用し、該ビアホールの内部に形成することができる。
【0014】
前記電流遮断手段は、前記ターミナルキャップと接続される前記上部導電薄膜の一部領域と、前記可変プレートと接続される下部導電薄膜の一部領域とを除いた残りの領域に絶縁膜を塗布して形成することができる。
【0015】
本発明に係る密閉電池は、前記可変プレートに防爆手段としての安全弁を形成することも可能である。また、前記電流遮断手段と前記ターミナルキャップの間に、電池が安全温度以上に昇温すると電流を抑制又は遮断する電流制限器を設置することもできる。
【0016】
また、本発明に係る密閉電池は、前記下部導電薄膜を省略できる。この場合、前記端子部は、前記上部導電薄膜と前記可変プレートとを通電する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の望ましい実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施形態では、一例として、リチウムイオンの移動により充・放電ができる円筒形ケース構造を有する密閉電池について説明する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、角形ケース構造にも適用できる。
【0018】
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態に係る密閉電池を示したものである。図示したように本実施形態の密閉電池は、外観上円筒形のカン22と、該カン22の上側開口部に、絶縁ガスケット24を介して結合密封されるキャップアセンブリ26で構成されている。円筒形カン22の内部には、陽極、陰極、前記陽極と陰極の間に挿入されたセパレータ及び電解液で構成された発電手段28が収納されている。
【0019】
キャップアセンブリ26は、カン22の上端開口部の内側にガスケット24を介して結合され、内部を密封する可変プレート30を備えている。可変プレート30は、電池の内部から発生した圧力により、該圧力が作用する方向、つまり外側(図1の紙面上側)方向へ変形する。前記可変プレート30は、組立段階で電池の内側(図1の紙面下側)方向へ変形する可能性があるので、これを防止するために補強ビード30aが形成されている。前記可変プレート30の底面には、発電手段28の陽極及び陰極のうちいずれか一方の電極、例えば陽極から引出したタップ32が溶接され電気的に接続されている。陽極及び陰極のうち残りの電極、例えば陰極は、図示しないタップ、あるいは直接接続方式によってカン22に電気的に接続されている。
【0020】
前記可変プレート30に対し最も上方には、通気孔34aを有するターミナルキャップ34が設置され、該キャップ34の下側に電流制限器36が設置されている。前記電流制限器36は、電池が安全温度以上に昇温した時、急激に抵抗値が大きくなり、電流を抑制又は遮断するものであるが、斯かる制限器36は省略しても構わない。以下、電流制限器36については省略して説明する。
【0021】
前記可変プレート30とターミナルキャップ34の間には、電流遮断手段38が設置されている。電流遮断手段38は、正常作動時には、可変プレート30とターミナルキャップ34の両部品を通電し、電池の非正常的な作動で内部圧力が規定以上に上昇した場合には、可変プレート30の変形圧力によって剪断され、電流を遮断する。電流遮断手段38は、本発明の第1の安全手段としての機能を奏するものである。
【0022】
前記機能を奏するべく、前記電流遮断手段38は、可変プレート30とターミナルキャップ34の間に絶縁手段として絶縁印刷基板382を備え、電気的な回路が切断されるように構成されている。前記絶縁印刷基板382は、通常の印刷回路基板(PCB)に使われるものと同じエポキシ系列の樹脂で製作される。前記絶縁印刷基板382は、可変プレート30の変形中心の上部を横切るように形成されたトラバース384と、該トラバース384の両端につながるリング状部材386で形成されている。さらに、前記トラバース384には、可変プレート30の変形圧力により剪断される破断部384aが形成されている。なお、トラバース384をリング状部材386の外径と同等の長さまで延長し、リング状部材386を省略することも可能である。
【0023】
前記破断部384aは、脆弱な構造とするべくトラバース384に形成された孔からなり、該孔はトラバース384の中央部及び端部側にそれぞれ形成されている。つまり、破断部384aは、1つ又は複数の孔で形成できる。また、図3に示すように、孔と溝の組合せで形成することもできる。
【0024】
また、前記電流遮断手段38は、可変プレート30とターミナルキャップ34の間に電気的な連結回路を形成するべく、前記絶縁印刷基板382の下部に下部導電薄膜388を備え、前記絶縁印刷基板382の上部に上部導電薄膜390を備えている。また、前記トラバース384を貫通し破断部384aを形成する孔の一つをビアホール384bとして使用し、該ビアホール384bに挿嵌された端子部392を備えている。これら下部導電薄膜388、上部導電薄膜390及び端子部392により、電気的な連結回路が形成されている。なお、前記端子部392は、図1に示すように円筒あるいは円柱状に形成できる。
【0025】
前記下部及び上部導電薄膜388、390と端子部392は、銅や鉛を材質として無電解鍍金あるいは印刷方式を利用して形成される。したがって、下部及び上部導電薄膜388、390は、破断部384aの位置に孔を具備するようになる。
【0026】
前記下部及び上部導電薄膜388、390は、絶縁印刷基板382と同じように、それぞれ架橋部388b、390bと、リング状導電部材388a、390aとを備えている。なお、架橋部388b、390bをそれぞれリング状導電部材388a、390aの外径と同等の長さまで延長し、リング状導電部材388a、390aを省略することも可能である。また、図3に示すように、架橋部388bとリング状導電部材388aとを別体とし、また架橋部390bとリング状導電部材390aとを別体とし、それぞれ下部導電薄膜388及び上部導電薄膜390を形成することも可能である。
【0027】
前記上部導電薄膜390は、ターミナルキャップ34との電気的な接続のためにその一部分だけが接触した状態で構成されている。例えば、リング状導電部材390aの外周面をターミナルキャップ34と接触させ、破断部384aの剪断時に電気的な連結を切断するため、上部導電薄膜390の架橋部390bの長さは前記トラバース384より短く形成されている。また、前記下部導電薄膜388はリング状導電部材388aが可変プレート30に接続されるようにし、下部導電薄膜388の架橋部388bの長さは、上部導電薄膜390の架橋部390bに反比例する長さで短く形成し、架橋部388bの端部が架橋部390bの一部と重なるように形成されている。前記架橋部390bと架橋部388bの重なる領域には、破断部384aと端子部392が配置されている。
【0028】
図4に示すように、電池の内圧上昇によって可変プレート30が外向突出し、その圧力によって破断部384aが切断して電流を遮断する時に、上部導電薄膜390がターミナルキャップ34に接続されて通電するのを防止するべく、電流遮断手段38において、ターミナルキャップ34と接続される上部導電薄膜390の一部領域、例えばリング状導電部材390aの一部領域を除いた残りの領域に絶縁膜394が塗布されている。前記下部導電薄膜388にも同じ理由で、同じ形状の絶縁膜394が塗布されており、それら絶縁膜394は絶縁インクを使用して形成され得る。
【0029】
以上のように構成されたキャップアセンブリ26は、カン22の開口部にガスケット24を介して順に積層された後、カン22の開口部をクリンピングすることにより、図1に示す状態に組み立てられる。
【0030】
このように組み立てられた本実施形態に係る密閉電池は、電池の誤用、ショット及び他の悪条件などにより電池内圧が上昇した場合、可変プレート30の変形及びその変形圧力による電流遮断手段38の破断部384aの剪断作動により、図4に示すように電流を遮断して電池の安全性を実現する。
【0031】
前記破断部384aは、トラバース384の中央部または両側端部が切断され得るように構成されているが、図4に示すように、電池内部の圧力を最も強く受ける中央部が切断される。この時、両側端部に配置された破断部384aは中央部と一緒に曲げられるので、破断した中央部の復元及び電気的な接触を防止する役割を果たす。なお、中央の破断部384aを形成する孔をビアホール384bとして使用し、ここに端子部392を挿嵌させている。
【0032】
一方、本実施形態に係る密閉電池は、前記電流遮断手段38の作動後にも内圧上昇が継続するのを防止するべく、第2の安全手段として内部ガスを排出させ、爆発を防ぐ防爆手段を提供する。
【0033】
つまり、電池内圧によって変形する前記可変プレート30に脆弱化のために形成された溝からなる安全弁30bが防爆手段として提供されている。斯かる安全弁30bは、機械的な方法やエッチング、または電気鋳形法で一定の深さの溝を形成することにより実現可能である。このように形成された安全弁30bは、電池内圧の上昇が続く時、図5に示すように破断し、該破断部から内部ガス及び電解液を排出する。
【0034】
図6及び図7は、本発明の第2の実施形態に係る密閉電池を示している。図6及び図7から分かるように、本実施形態の密閉電池は、第1の実施形態と同様の構成とされている。ただし、本実施形態では、キャップアセンブリ26を構成する部品数を減らすことにより全体構成を単純化するべく、電流遮断手段38の下部導電薄膜を除いた構成が提供される。
【0035】
より具体的に説明すれば、本実施形態の電流遮断手段38には、可変プレート30とターミナルキャップ34の間に絶縁体として絶縁印刷基板382が設置されている。前記絶縁印刷基板382は、可変プレート30の変形中心の上部を横切るように形成されたトラバース384と該トラバース384の両端に連結されたリング状部材386で形成されている。前記トラバース384には、可変プレート30の変形圧力によって剪断される破断部384aが形成されている。なお、リング状部材386が省略できる点は、第1の実施形態と同様である。
【0036】
また、前記電流遮断手段38は、可変プレート30とターミナルキャップ34の間を電気的に連結するべく、前記絶縁印刷基板382の上部に上部導電薄膜390を備え、該上部導電薄膜390の一部がターミナルキャップ34と接触するように構成されている。また、前記トラバース384を貫通するビアホール384bを使用し、該ビアホール384bに挿嵌された端子部392を備え、該端子部392の下端が可変プレート30と接続されて電気的な連結回路が構成されるようになっている。前記上部導電薄膜390は、図示したように絶縁印刷基板382と同様に、架橋部390bとリング状導電部材390aを備えているが、リング状導電部材390aは省略することも可能である。
【0037】
また、前記電流遮断手段38において、電流を遮断するべく、ターミナルキャップ34と接続される上部導電薄膜390の一部領域、例えばターミナルキャップ34と接触するリング状導電部材390aを除いた残りの領域に絶縁膜394が塗布されている。
【0038】
従って、本実施形態の密閉電池は、電池の誤用、ショート及び他の悪条件等により電池内圧が上昇した場合、図8に示すように、可変プレート30の変形及びその変形圧力による電流遮断手段38の破断部384aの剪断作動によって電流を遮断する。さらに、その後にも継続して電池内圧が上昇する時、可変プレート30の安全弁30bが破断して電池の安全性を実現することができる。
【0039】
前記破断部384aは、トラバース384及び上部導電薄膜390を貫通して形成された複数の孔又は溝を含み、トラバース384の中央部及び両側端部に複数形成されている。前記破断部384aは、トラバース384の中央部又は両側端部が切断され得るように構成されているが、図8に示すように、電池内部の圧力を最も強く受ける中央部が切断される。この時、両側端部に配置された破断部384aは中央部と一緒に曲げられるので、破断した中央部の復元及び電気的な接続を防止する。
【0040】
図9及び図10は、本発明の第3の実施形態に係る密閉電池を示している。
図9及び図10から分かるように、本実施形態の密閉電池は、第1の実施形態と同様の構成とされている。ただし、本実施形態では、電流制限器36を必須的に含んでおり、キャップアセンブリ26の構成を単純化するべく、電流遮断手段38の構成を変形している。
【0041】
より具体的に説明すれば、本実施形態の電流遮断手段38には、可変プレート30と電流制限器12の間に絶縁体として絶縁印刷基板382が設置されている。前記絶縁印刷基板382は、可変プレート30の変形中心の上部を横切るように形成されたトラバース384と該トラバース384の両端に連結されたリング状部材386で形成されている。前記トラバース384には、可変プレート30の変形圧力によって剪断される破断部384aが形成されている。なお、リング状部材386が省略できる点は、第1の実施形態と同様である。
【0042】
また、前記電流遮断手段38は、可変プレート30と電流制限器12の間を電気的に連結するべく、前記絶縁印刷基板382の上部に上部導電薄膜390を備え、前記絶縁印刷基板382の下部に下部導電薄膜388を備えている。また、前記トラバース384を貫通するように形成されたビアホール384bを使用し、該ビアホール384bに挿嵌された端子部392を備え、上部及び下部導電薄膜390、388が電気的に連結されている。前記下部導電薄膜388は、絶縁印刷基板382と同様にリング状導電部材388aを含むが、これは省略することも可能である。
【0043】
前記電流遮断手段38において、電流を遮断するべく、ターミナルキャップ34と接続される上部及び下部導電薄膜390、388の一部領域を除いた残りの領域に絶縁膜394が塗布されている。
【0044】
一方、本実施形態における電流制限器12は、通常、2枚の金属薄板122、124の間にカーボンとポリマーの混合物126を挿入して製造されるものである。前記混合物126は、導電性ポリマーチェーンと熱によって膨張するポリマーとを備え、前記熱によって膨張するポリマーの膨張によって導電性ポリマーチェーンの結合が一時的に切れる作用によって通電性を低下させる。
【0045】
ここで、本実施形態の電流遮断手段38を構成する上部導電薄膜390の片側の端部は、電流制限器12の下部金属薄板124に接続されており、該下部金属薄板124は、上部導電薄膜390のリング状導電部材の役割を果たす。従って、本実施形態では、電流遮断手段38の上部導電薄膜390と電流制限器12の下部金属薄板124とを一体に形成することが可能である。
【0046】
このように構成された本実施形態の密閉電池は、電池の誤用、ショート及び他の悪条件等により電池内圧が上昇した場合、可変プレート30の変形及びその変形圧力による電流遮断手段38の破断部384aの剪断作動により、電流を遮断して安全性を実現する。
【0047】
以上に説明したように、本発明に係る密閉電池は、電池の誤用、ショート及び他の悪条件時に電池内圧が上昇した場合、可変プレート30の変形及びその変形圧力による電流遮断手段38の破断部384aの剪断作動により、図4に示すように電流を遮断するという第1の安全手段で電池の安全性を実現する。この時、可変プレート30の外向変形する変位(ΔT)は、1mm以下になるように設計するのが好ましい。
【0048】
また、本発明では、可変プレート30を平板で形成しているが、これは可変プレート30の変形圧力が電流遮断手段38に均一に広い分布で作用するようにするためであり、究極的には作動ばらつきを低減するのに有用である。
【0049】
本発明の電流遮断手段38は、その正確な作動を実現するために、複雑で多くのパラメータを有する従来の溶接部分離方法と異なり、破断部384aの剪断によって電流遮断作動がなされるように構成されている。本発明の電流遮断作動を決定するパラメータは、上部及び下部導電薄膜390、388とトラバース384を含む厚さ(T1)及び幅(W)、並びにそれらの材質及び破断部384aを形成する孔の直径である。
【0050】
本発明の電流遮断作動を決定するパラメータとして種々のものが考えられるが、破断部384aの剪断力を除いた前記パラメータは、電流遮断手段38を製造した後には不変であるため、結局、破断部384aの剪断力という単一のパラメータによって作動圧力が決定される。また、前記破断部384aの剪断力は従来の溶接方式と異なり、時間の経過による酸化や電解液との反応が排除されることにより、正確な作動圧力を維持できる。
【0051】
本発明と従来方式による電流遮断作動圧力の分布を、時間の経過の影響を考慮しつつ比較実験した結果を表1に示す。ここで、表1に示す結果は、電流遮断手段38の厚さ(T1)を0.4mm、幅(W)を2mmとし、破断部384aの孔の直径を0.7mmに形成して実験したものであり、表中の作動圧力の単位はkgf/cm2である。
【表1】
【0052】
表1から分かるように、従来技術の見本は、10.4〜17.4kgf/cm2で、非常に大きな作動ばらつきを有するのに対し、本発明の見本は、11.10〜13.10kgf/cm2であり、作動ばらつきが改善された。また、従来の技術では時間が経過するに伴い作動圧力が急激に低下するが、本発明では1年経過後にも作動ばらつきの変化がほとんどなかった。
【0053】
また、本発明は、電池の安全性を確保する第2の安全手段として防爆手段を提供する。防爆手段は、電流遮断手段38の作動後にも電池の内圧が増え続ける時、図5に示すように可変プレート30の安全弁30bが破断して内部ガスを排出する作用により、電池の爆発を2次的に防止する。この時、電池内部のガスと共に電解液も排出されるので、最終的には電気化学反応が中断されて安全性を確保できる。また、本発明の密閉電池は、電流制限器12による第3の安全手段で爆発を防止できる。
【0054】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る密閉電池によれば、電流遮断手段の作動パラメータとして破断部の剪断力だけを使用するため、電流遮断時の作動ばらつきを最小化できる。また、長時間の使用後にも、電流遮断の作動圧力が初期設定状態をそのまま維持するので、正確で安全な密閉電池が提供されるという優れた効果を奏する。さらに、本発明の密閉電池として、電流遮断手段と一緒に防爆手段及び電流制限器を採用した場合、電池の安全性及び信頼性をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施形態に係る密閉電池を示す断面図である。
【図2】 図2は、図1に示すキャップアセンブリを表わす分解斜視図である。
【図3】 図3は、第1の実施形態に係る電流遮断手段の他の例を示す分解斜視図である。
【図4】 図4は、図1に示す電流遮断手段の作動状態を表わす断面図である。
【図5】 図5は、図1に示す防爆手段の作動状態を表わす断面図である。
【図6】 図6は、本発明の第2の実施形態に係る密閉電池を示す断面図である。
【図7】 図7は、図6に示すキャップアセンブリを表わす分解斜視図である。
【図8】 図8は、図6に示す電流遮断手段の作動状態を表わす断面図である。
【図9】 図9は、本発明の第3の実施形態に係る密閉電池を示す断面図である。
【図10】 図10は、図9に示すキャップアセンブリを表わす分解斜視図である。
【図11】 図11は、従来の密閉電池を示す断面図である。
【符号の説明】
22・・・カン 24・・・ガスケット
26・・・キャッププレート 28・・・発電手段
30・・・可変プレート 30a・・・補強ビード
30b・・・安全弁 34・・・ターミナルキャップ
36・・・電流制限器 38・・・電流遮断手段
382・・・絶縁印刷基板 384・・・トラバース
384a・・・破断部 384b・・・ビアホール
388・・・下部導電薄膜 390・・・上部導電薄膜
392・・・端子部 394・・・絶縁膜
Claims (18)
- 発電手段を収納するカンと、
前記カンの開口部にガスケットを介して結合密封され、電池内圧によって外向変形する可変プレートと、
前記可変プレートに対し最も上方に配置されるターミナルキャップと、
前記可変プレートと前記ターミナルキャップとの間に設置され、前記可変プレートの変形圧力によって剪断されて電流を遮断する電流遮断手段と、
を備え、
前記電流遮断手段は、
前記可変プレートにおける前記電池内圧によって外向変形する部位の中心の上部を横切るように設置されたトラバースと、
該トラバースに形成された破断部及びビアホールとを含む絶縁印刷基板と、
前記絶縁印刷基板の上部に形成された上部導電薄膜と、
前記ビアホール内部に形成され、前記可変プレート及び前記上部導電薄膜を通電する端子部と、
を備えることを特徴とする密閉電池。 - 前記電流遮断手段は、前記絶縁印刷基板の下部に形成された下部導電薄膜をさらに備え、
前記端子部は、下部導電薄膜と上部導電薄膜とを通電することを特徴とする請求項1記載の密閉電池。 - 前記上部導電薄膜は、片側の端部のみが前記ターミナルキャップと接触するように前記トラバースより短く形成され、
前記下部導電薄膜は、端部が前記上部導電薄膜と一部重なる長さに形成されていることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。 - 前記上部導電薄膜、前記下部導電薄膜または前記絶縁印刷基板は、リング状部材を備えることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記端子部は、前記上部導電薄膜と前記下部導電薄膜の重なる領域に形成された破断部の孔をビアホールとして使用し、該ビアホールの内部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記破断部は、前記トラバースに形成された孔を備え、脆弱な構造とされていることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記破断部が複数設置されていることを特徴とする請求項6記載の密閉電池。
- 前記破断部は、前記トラバースの中央に設置されていることを特徴とする請求項5記載の密閉電池。
- 前記下部及び上部導電薄膜は、銅または鉛で形成されていることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記電流遮断手段は、前記ターミナルキャップと接続される前記上部導電薄膜の一部領域を除いた残りの領域に塗布される絶縁膜を備えていることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記絶縁膜は、絶縁インクを塗布して形成されていることを特徴とする請求項10記載の密閉電池。
- 前記可変プレートは、電池内圧によって破断される安全弁を備えることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記安全弁の破断圧力を前記破断部の圧力より大きく設定していることを特徴とする請求項12記載の密閉電池。
- 前記可変プレートの外向変形する変位を1mm以下に設定していることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記可変プレートは、補強ビードを備えることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記可変プレートは、平板であることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記電流遮断手段と前記ターミナルキャップの間に、電池が安全温度以上に昇温すると電流を抑制又は遮断する電流制限器がさらに設置されていることを特徴とする請求項1記載の密閉電池。
- 前記電流制限器は、上下2枚の金属薄板の間にカーボンとポリマーの混合物を挿入形成したものであり、前記2枚のうち下部の金属薄板と、前記電流遮断手段の前記上部導電薄膜とが、一体に形成されていることを特徴とする請求項17記載の密閉電池。
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