JP4204280B2 - 検品装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を検品する検品装置に関し、特に、物品に貼付された非接触型ICラベル等のRF−IDメディアから情報を読み出し、この読み出した情報を用いて検品を行う検品装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICラベル等のRF−IDメディアの急速な普及に伴い、非接触型ICラベルを物品等に貼付し、この非接触型ICラベルからの情報を読み出し、読み出した情報を用いて物品等の検品を行う検品装置が考えられている。
【0003】
このような非接触型ICラベルを用いた検品装置においては、物品が搬送されてくる搬送経路上に、非接触型ICラベルに書き込まれた情報の読み出しが可能なリーダ/ライタが取り付けられたゲートが設けられており、このゲートを物品が通過した際に、非接触型ICラベルに書き込まれた情報がリーダ/ライタによって読み出されることになる。
【0004】
ここで、物品等に貼付される非接触型ICラベルについて説明する。
【0005】
図5は、一般的な非接触型ICラベルの構造の一例を示す図である。
【0006】
本従来例における非接触型ICラベルは図5に示すように、樹脂シート等のベース基材550上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール510が搭載されるとともに、接点540を介してICモジュール510と接続され、外部に設けられたリーダ/ライタ(不図示)からの電磁誘導によりICモジュール510に電流を供給し、ICモジュール510に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うための導電性のアンテナ520がコイル状に形成されて構成されている。
【0007】
上記のように構成された非接触型ICラベル500においては、外部に設けられたリーダ/ライタに近接すると、リーダ/ライタからの電磁誘導によりアンテナ520に電流が流れ、この電流がICモジュール510に供給され、それにより、非接触状態において、リーダ/ライタからICモジュール510に情報が書き込まれたり、ICモジュール510に書き込まれた情報がリーダ/ライタにて読み出されたりする。
【0008】
図6は、図5に示した非接触型ICラベル500に対する情報の書き込み及び読み出し動作の原理を説明するための図である。
【0009】
外部に設けられたリーダ/ライタによって図5に示した非接触型ICラベル500に対して情報の書き込みあるいは読み出しが行われる場合、図6に示すように、リーダ/ライタのコイル状のアンテナ600に電流が流れ、それにより、アンテナ600のコイル状のコア部分から放出される方向に磁界Hが発生する。
【0010】
この状態で、非接触型ICラベル500をリーダ/ライタのアンテナ600に近接させると、リーダ/ライタのアンテナ600を流れる電流によって発生した磁界Hが、非接触型ICラベル500のアンテナ520のコイル状のコア部分を貫通し、それにより、アンテナ520に電流が流れる。
【0011】
アンテナ520に流れる電流は、非接触型ICラベル500のICモジュール510に接点540を介して供給され、それにより、非接触状態において、リーダ/ライタからICモジュール510に情報が書き込まれたり、ICモジュール510に書き込まれた情報がリーダ/ライタにて読み出されたりする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の一般的な非接触型ICラベルにおいては、リーダ/ライタのコイル状のアンテナを流れる電流によってコイル状のコア部分から放出される方向に発生した磁界が非接触型ICラベルのアンテナのコイル状のコア部分を貫通することにより、非接触型ICラベルのアンテナに電流が流れ、この電流が非接触型ICラベルのICモジュールに供給され、情報の書き込みあるいは読み出しが行われることになるが、リーダ/ライタのアンテナと非接触型ICラベルのアンテナとを対向させた場合と、リーダ/ライタのアンテナと非接触型ICラベルのアンテナとを互いに垂直となるように配置した場合とでは、リーダ/ライタと非接触型ICラベルとの間における通信可能距離が大きく異なる。
【0013】
図7は、図5に示した非接触型ICラベル500をリーダ/ライタのアンテナに対して垂直に配置した場合における非接触型ICラベル500に対する情報の書き込み及び読み出し動作の原理を説明するための図である。
【0014】
図7に示すように、非接触型ICラベル500をリーダ/ライタのアンテナ600に対して垂直になるように配置した場合は、非接触型ICラベル500をリーダ/ライタのアンテナ600にかなり近接させなければ、リーダ/ライタのアンテナ600を流れる電流によって発生した磁界Hが非接触型ICラベル500のアンテナ520のコイル状のコア部分を貫通するようにならず、なおかつ、その磁束量も少ない。
【0015】
これにより、リーダ/ライタのアンテナと非接触型ICラベルのアンテナとを互いに垂直となるように配置した場合は、リーダ/ライタのアンテナと非接触型ICラベルのアンテナとを対向させた場合と比べて、リーダ/ライタと非接触型ICラベルとの間の通信可能距離が極めて短いものとなってしまう。
【0016】
しかしがら、上述したような従来の検品装置においては、物品等の搬送経路上に設置されるゲートには、リーダ/ライタのアンテナが予め決められた方向に対向するように取り付けられているため、非接触型ICラベルの物品に対する貼付面によっては、物品がゲートを通過した場合であっても非接触型ICラベルに書き込まれた情報が読み出されなくなってしまう虞れがある。
【0017】
また、物品に貼付された非接触型ICラベルとリーダ/ライタのアンテナとの間に金属が介在した場合、非接触型ICラベルとリーダ/ライタのアンテナとが対向していたとしても、非接触型ICラベルに書き込まれた情報がリーダ/ライタによって読み出すことができないという問題点がある。
【0018】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、物品に貼付された非接触型ICラベルに書き込まれた物品に関する情報を読み出し、この読み出した情報を用いて物品の検品を行う検品装置であって、非接触型ICラベルが物品のどの面に貼付されている場合であっても正確に検品を行うことができる検品装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
物品に組み込まれ、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアに書き込まれた前記物品に関する情報を読み出し、該情報を用いて検品を行う検品装置であって、
前記RF−IDメディアには、組み込まれた物品に関する情報として当該物品の重量情報が書き込まれ、
前記物品の搬送経路上に設けられ、前記RF−IDメディアに書き込まれた情報を非接触状態にて読み出す少なくとも1つの情報読取手段が取り付けられた第1のゲートと、
前記第1のゲートにて前記RF−IDメディアから情報が読み出される物品の総重量を計測する重量計測手段と、
前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第1の切換手段と、
前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致しない場合における前記物品の搬送経路上に前記物品の搬送面を回転面として設けられ、前記物品が搭載された状態で回転する回転テーブルと、
前記回転テーブルに搭載された物品に組み込まれたRF−IDメディアから当該物品に関する情報を非接触状態にて読み出す複数の情報読取手段が前記回転テーブルに対向するように取り付けられた第2のゲートと、
前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第1の切換手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0023】
また、物品に組み込まれ、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアに書き込まれた前記物品に関する情報を読み出し、該情報を用いて検品を行う検品装置であって、
前記RF−IDメディアには、当該RF−IDメディアを識別可能な識別情報が書き込まれ、
前記物品の重量情報が当該物品に組み込まれたRF−IDメディアを識別可能な識別情報と対応づけて管理されたデータベースと、
前記物品の搬送経路上に設けられ、前記RF−IDメディアに書き込まれた情報を非接触状態にて読み出す少なくとも1つの情報読取手段が取り付けられた第1のゲートと、
前記第1のゲートにて前記RF−IDメディアから情報が読み出される物品の総重量を計測する重量計測手段と、
前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第1の切換手段と、
前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致しない場合における前記物品の搬送経路上に前記物品の搬送面を回転面として設けられ、前記物品が搭載された状態で回転する回転テーブルと、
前記回転テーブルに搭載された物品に組み込まれたRF−IDメディアから当該物品に関する情報を非接触状態にて読み出す複数の情報読取手段が前記回転テーブルに対向するように取り付けられた第2のゲートと、
前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第1の切換手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0024】
また、前記第2のゲートは、前記物品の搬送方向に対して垂直方向を径方向とし、前記回転テーブルを取り囲むような環状形状を有することを特徴とする。
【0025】
また、前記第2のゲートは、前記物品の搬送面に対向する領域と、前記物品の搬送面上にて前記物品の搬送方向に対して垂直方向となる領域とに前記情報読取手段が取り付けられていることを特徴とする。
【0026】
また、前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第2の切換手段を有し、
前記制御手段は、前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第2の切換手段を制御することを特徴とする。
また、前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第2の切換手段を有し、
前記制御手段は、前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第2の切換手段を制御することを特徴とする。
【0027】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、物品が搭載される平面を回転面として回転する回転テーブルに、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアが組み込まれた物品が搭載されると、回転テーブルの回転に伴って物品が回転する。この状態にて、回転テーブルに対向して設けられた少なくとも1つの情報読取手段によって、物品に組み込まれたRF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出される。ここで、物品は回転テーブルの回転に伴って回転しているため、RF−IDメディアがいかなる方向を向いて物品に組み込まれた場合であっても、回転テーブルの回転によって、情報読取手段に対向する状態が形成されやすくなり、それにより、検品エラーの発生率が低減する。
【0028】
また、物品の重量を計測する重量計測手段を設けた場合は、重量計測手段にて計測された物品の重量と、情報読取手段にてRF−IDメディアから読み出された情報とによって、重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報読取手段によって情報が読み出されたかどうかが判断される。情報読取手段によってRF−IDメディアから読み出された情報には、組み込まれた物品の重量に関する情報も含まれており、情報読取手段における読取結果と重量計測手段にて計測された総重量とが一致しているかどうかを検出することにより、重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されたかどうかが判断される。重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されたと判断された場合は、RF−IDメディアから読み出された情報を用いて物品の検品が行われ、また、重量計測手段にて重量が計測された物品のうち少なくとも1つの物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されていないと判断された場合は、検品エラーとされる。
【0029】
これにより、検品エラーを検出することができる。
【0030】
また、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアが組み込まれた物品が搬送経路上を搬送されていくと、まず、第1のゲートにおいて、第1のゲートに取り付けられた情報読出手段によってRF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出される。また、重量計測手段において、第1のゲートにてRF−IDメディアから情報が読み出される物品の総重量が計測される。第1のゲートにてRF−IDメディアから読み出された情報には、組み込まれた物品の重量に関する情報も含まれており、第1のゲートにおける読取結果と重量計測手段にて計測された総重量とが一致しているかどうかを検出することにより、重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから第1のゲートに取り付けられた情報読取手段によって情報が読み出されたかどうかが判断される。重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されたと判断された場合は、RF−IDメディアから読み出された情報を用いて物品の検品が行われるとともに、第1の切換手段によって、物品の搬送経路が、検品が終了した経路に切り換えられ、物品が搬送されていく。また、重量計測手段にて重量が計測された物品のうち少なくとも1つの物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されていないと判断された場合は、第1の切換手段によって、物品の搬送経路が、物品が回転テーブルに搭載されるように切り換えられ、物品が回転テーブルに搬送される。その後、物品が回転テーブルに搭載されると、物品の搬送面を回転面として回転する回転テーブルの回転に伴って物品が回転する。その状態において、回転テーブルに対向するように第2のゲートに取り付けられた複数の情報読取手段において、物品に組み込まれたRF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出される。ここで、第2のゲートに取り付けられた複数の情報読取手段は、回転テーブルに対向するように取り付けられており、また、回転テーブル上に搭載された物品が回転テーブルの回転動作に伴って回転するため、RF−IDメディアがいかなる方向を向いて物品に組み込まれた場合であっても、また、物品がどのような向きで回転テーブルに搭載された場合であっても、回転テーブルの回転によって、RF−IDメディアが情報読取手段に対向する状態が形成されやすくなり、それにより、検品エラーの発生率が低減する。
【0031】
このように、まず、比較的簡易な構造を有する第1のゲートにて物品に組み込まれたRF−IDメディアからの読み出しを行い、RF−IDメディアから情報が読み出されなかった場合のみ、回転テーブルと、その回転テーブルに対向するように複数の情報読出手段が取り付けられた第2のゲートとによって、物品に組み込まれたRF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されるので、物品に組み込まれたRF−IDメディアに書き込まれた情報を読み出し、この読み出した情報を用いて物品の検品を行う検品装置であって、RF−IDメディアが物品にどのような方向を向いて組み込まれている場合であっても、その処理を必要以上に複雑にせずに正確に検品を行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0033】
図1は、本発明の検品装置の構成を示す図であり、図2は、図1に示した検品装置の機能を示すブロック図である。
【0034】
本形態は図1及び図2に示すように、非接触型ICラベル1が貼付された物品2をトレイ3に搭載した状態で搬送するコンベヤー40a〜40iと、コンベヤー40a上を搬送されてきた物品2の重量を計測するための重量計測器20と、物品2の搬送経路上に設けられ、重量計測器20にて重量が計測された物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報を読み出す情報読出手段であるリーダ/ライタ11a−1〜11a−3が取り付けられた第1のゲート10aと、重量計測器20における計測結果及びリーダ/ライタ11a−1〜11a−3における読み出し結果に基づいて物品2の搬送経路を切り換える第1の切換手段である切換器30aと、コンベヤー40f上を搬送されてきた物品2が搭載された場合に回転する回転テーブル50と、回転テーブル50を囲むように設けられ、回転テーブル50上に搭載された物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報を読み出す情報読出手段であるリーダ/ライタ11b−1〜11b−8が取り付けられた第2のゲート10bと、重量計測器20における計測結果及びリーダ/ライタ11b−1〜11b−8における読み出し結果に基づいて物品2の搬送経路を切り換える第2の切換手段である切換器30bと、重量計測器20における計測結果及びリーダ/ライタ11a−1〜11a−3における読み出し結果に基づいて切換器30aを制御するとともに、重量計測器20における計測結果及びリーダ/ライタ11b−1〜11b−8における読み出し結果に基づいて切換器30bを制御する制御部60とから構成されている。
【0035】
以下に、上記のように構成された検品装置の動作についてフローチャートを参照して説明する。
【0036】
図3は、図1及び図2に示した検品装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0037】
まず、非接触型ICラベル1が貼付された物品2をトレイ3に搭載し、コンベヤー40a上に搭載すると、物品2がトレイ3に搭載された状態でコンベヤー40a上を搬送されていく。ここで、非接触型ICラベル1には、物品2毎に異なる物品IDと、物品2の重量情報とが予め書き込まれている。また、トレイ3には、トレイ3毎に異なるトレイIDと、トレイ3の重量情報が書き込まれた非接触型ICラベル3aが貼付されている。
【0038】
物品2がトレイ3に搭載された状態でコンベヤー40a上を搬送されていき、重量計測器20上に搭載されると、重量計測器20において、トレイ3に搭載された物品2の総重量が計測され、制御部60に通知される(ステップS1)。この際、重量計測器20にて計測される重量には、トレイ3の重量も当然含まれる。
【0039】
また、ゲート10aに取り付けられたリーダ/ライタ11a−1〜11a−3において、物品2に貼付された非接触型ICラベル1及びトレイ3に貼付された非接触型ICラベル3aに書き込まれた情報が読み出され、制御部60に通知される(ステップS2)。ここで、ゲート10aには、図1に示すような3方向にリーダ/ライタ11a−1〜11a−3が取り付けられており、これらのリーダ/ライタ11a−1〜11a−3のうち少なくとも1つにて情報が読み出された場合、その情報が制御部60に通知される。また、トレイ3に貼付された非接触型ICラベル3aは、リーダ/ライタ11a−1〜11a−3のうち少なくとも1つに対向するように貼付されており、そのため、トレイ3に貼付された非接触型ICラベル3aに書き込まれた情報は、ゲート10aにて必ず読み出されることになる。一方、物品2に貼付された非接触型ICラベル1においては、物品2に対する貼付面や物品2のトレイ3上における搭載状態等から、ゲート10aにて必ず読み出されるとは限らない。
【0040】
そこで、制御部60において、重量計測器20における計測結果とゲート10aにおける読み出し結果とに基づいて、トレイ3に搭載された物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報がゲート10aにて全て読み出されたかどうかが判断される(ステップS3)。
【0041】
ここで、ステップS3における物品2の重量のマッチング処理について詳細に説明する。
【0042】
図4は、図1及び図2に示した検品装置における物品2の重量のマッチング処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
【0043】
まず、制御部60においては、重量計測器20にて計測された重量から、ゲート10aにて読み出されたトレイ3の重量が減算され、それにより、トレイ3上に搭載された物品2の総重量が算出される(ステップS11)。なお、トレイ3の重量についての情報は、本形態のように、トレイ3の貼付された非接触型ICラベル3aに書き込んでおく場合の他に、トレイ3に貼付された非接触型ICラベル3aに書き込まれたトレイIDに対応づけてデータベースとして管理しておくことも考えられる。また、算出された総重量はその物品2が搭載されたトレイIDと対応づけて管理される。
【0044】
次に、制御部60において、物品2に貼付された非接触型ICラベル1からゲート10aにて読み出された物品の重量に関する情報に基づいて、この物品2の総重量が算出される(ステップS12)。なお、物品2の重量についての情報は、本形態のように、物品2の貼付された非接触型ICラベル1に書き込んでおく場合の他に、物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた物品IDに対応づけてデータベースとして管理しておくことも考えられる。
【0045】
その後、制御部60において、ステップS11にて算出された物品2の総重量と、ステップS12にて算出された総重量とが一致しているかどうかが判断され(ステップS13)、一致している場合は、ステップS4における処理に移り、また、一致していない場合はステップS5における処理に移る。ここで、ステップS11にて算出された物品2の総重量と、ステップS12にて算出された総重量とが一致していない場合は、トレイ3上に搭載された物品2のうち、いずれかの物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されていないことになる。
【0046】
ステップS11にて算出された物品2の総重量と、ステップS12にて算出された総重量とが一致している場合は、トレイ3上に搭載された全ての物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されたと判断され、物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報に基づいて検品が行われるとともに、制御部60の制御によって切換器30aが、コンベヤー40b上を搬送されてきた物品2がコンベヤー40c上に搬送されるように切り換えられ(ステップS4)、それにより、コンベヤー40b上を搬送されてきた物品2が、コンベヤー40c,40d,40e,40hによって搬送されていく。
【0047】
また、ステップS11にて算出された物品2の総重量と、ステップS12にて算出された総重量とが一致していない場合は、トレイ3上に搭載された物品2のうち少なくとも1つの物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されていないと判断され、制御部60の制御によって切換器30aが、コンベヤー40b上を搬送されてきた物品2がコンベヤー40f上に搬送されるように切り換えられ(ステップS5)、それにより、コンベヤー40b上を搬送されてきた物品2が、コンベヤー40f上を搬送され、回転テーブル50上に搭載される(ステップS6)。
【0048】
回転テーブル50は、トレイ3上に搭載された物品2の搬送面を回転面として回転しており、また、その回転テーブル50を取り囲むように、トレイ3上に搭載された物品2の搬送方向と垂直方向を径方向とする環状のゲート10bが設けられている。また、このゲート10bには、その円周上に、複数のリーダ/ライタ11b−1〜11b−8がそれぞれ回転テーブル50に対向する向きで取り付けられている。なお、ゲート10bの形状及びゲート10bに取り付けられるリーダ/ライタの数は、これに限らず、リーダ/ライタが回転テーブル50に対向するように取り付けられていればよく、さらには、物品2の搬送面に対向する領域と、物品2の搬送面上にて物品2の搬送方向に対して垂直方向となる領域との3つの領域にリーダ/ライタが取り付けられていることが好ましい。さらには、図1に示したように、ゲート10bの円周上にて等間隔に8方向から回転テーブル50に対向するようにリーダ/ライタ11b−1〜11b−8を設けることが好ましい。
【0049】
トレイ3上に搭載された物品2が回転テーブル50上に搭載されると、トレイ3上に搭載された物品2が回転テーブル50の回転動作に伴って回転する。この状態にて、ゲート10bに取り付けられたリーダ/ライタ11b−1〜11b−8において、物品2に貼付された非接触型ICラベル1及びトレイ3に貼付された非接触型ICラベル3aに書き込まれた情報が読み出され、制御部60に通知される(ステップS7)。ここで、ステップS7における情報の読み出し処理においては、リーダ/ライタ11b−1〜11b−8がそれぞれ回転テーブル50に対向する向きで取り付けられているとともに、トレイ3及びこのトレイ3上に搭載された物品2が回転テーブル50の回転動作に伴って回転するため、物品2がどのような向きでトレイ3上に搭載されていても、物品2に貼付された非接触型ICラベル1は、回転テーブル50が1周する間にいずれかのリーダ/ライタ11b−1〜11b−8と対向するようになり、少なくとも対向したリーダ/ライタ11b−1〜11b−8にて情報が確実に読み出されることになる。
【0050】
制御部60においては、重量計測器20における計測結果とゲート10bにおける読み出し結果とに基づいて、トレイ3に搭載された物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報がゲート10bにて全て読み出されたかどうかが判断される(ステップS8)。ここで、制御部60においては、上述したように、重量計測器20における計測結果が、トレイIDと対応づけて管理されている。そのため、トレイ3に貼付された非接触型ICラベル3aに書き込まれたトレイIDがリーダ/ライタ11b−1〜11b−8にて読み出されると、このトレイIDと対応づけられた重量情報が検出され、この重量情報と、物品2に貼付された非接触型ICラベル1からゲート10bにて読み出された物品の重量に関する情報によって算出される総重量とに基づいて、トレイ3に搭載された物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報がゲート10bにて全て読み出されたかどうかが判断されることになる。
【0051】
トレイ3に搭載された物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報がゲート10bにて全て読み出されたと判断された場合は、物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報に基づいて検品が行われるとともに、制御部60の制御によって切換器30bが、コンベヤー40g上を搬送されてきた物品2がコンベヤー40h上に搬送されるように切り換えられ(ステップS9)、それにより、コンベヤー40g上を搬送されてきた物品2が、コンベヤー40hによって搬送されていく。
【0052】
また、トレイ3上に搭載された物品2のうち少なくとも1つの物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されていないと判断された場合は、検品エラーとされ、制御部60の制御によって切換器30bが、コンベヤー40g上を搬送されてきた物品2がコンベヤー40i上に搬送されるように切り換えられ(ステップS10)、それにより、コンベヤー40g上を搬送されてきた物品2が、コンベヤー40i上を搬送されていく。
【0053】
上述したように本形態においては、まず、互いに異なる3つの方向を向いたリーダ/ライタ11a−1〜11a−3が取り付けられたゲート10aにて、物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されるとともに、重量計測器20にて、トレイ3上に搭載された物品2の総重量が計測され、物品2の総重量に基づいて、トレイ3上に搭載された全ての物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されたと判断された場合は、この非接触型ICラベル1から読み出された情報に基づいて検品が行われ、また、トレイ3上に搭載された物品2のうち少なくとも1つの物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されていないと判断された場合は、さらに、物品2がトレイ3上に搭載された状態で回転する回転テーブル50上にて、この回転テーブル50を取り囲むように設けられた複数のリーダ/ライタ11b−1〜11b−8にて物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出される。
【0054】
このように、まず、比較的簡易な構造を有するゲート10aにて物品2に貼付された非接触型ICラベル1からの読み出しを行い、非接触型ICラベル1から情報が読み出されなかった場合のみ、回転テーブル50と、その回転テーブル50を取り囲むように設けられた複数のリーダ/ライタ11b−1〜11b−8が取り付けられたゲート10bとによって、物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた情報が読み出されるため、物品2に貼付された非接触型ICラベル1に書き込まれた物品2に関する情報を読み出し、この読み出した情報を用いて物品2の検品を行う検品装置であって、非接触型ICラベル1が物品2のどの面に貼付されている場合であっても、その処理を必要以上に複雑にせずに正確に検品を行うことができる。
【0055】
なお、本形態においては、物品2に非接触型ICラべル3が貼付されているが、本発明はこれに限らず、非接触型ICタグが物品に取り付けられていたりすること等が考えられ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアが物品に組み込まれていればよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、物品に組み込まれ、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアに書き込まれた物品に関する情報を読み出し、該情報を用いて検品を行う検品装置において、物品が搭載される平面を具備し、該平面を回転面として回転する回転テーブルと、回転テーブルに対向して設けられ、回転テーブルに搭載された物品に組み込まれたRF−IDメディアから当該物品に関する情報を非接触状態にて読み出す少なくとも1つの情報読取手段とが設けられているため、RF−IDメディアがいかなる方向を向いて物品に組み込まれた場合であっても、回転テーブルの回転によって、情報読取手段に対向する状態が形成されやすくなり、それにより、検品エラーの発生率を低減させることができる。
【0057】
また、物品の重量を計測する重量計測手段と、情報読取手段における読取結果と重量計測手段にて計測された総重量とに基づいて、重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されたかどうかを判断する制御手段とが設けられているものにおいては、検品エラーを検出することができる。
【0058】
また、物品に組み込まれ、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアに書き込まれた物品に関する情報を読み出し、該情報を用いて検品を行う検品装置において、物品の搬送経路上に設けられ、RF−IDメディアに書き込まれた情報を非接触状態にて読み出す少なくとも1つの情報読取手段が取り付けられた第1のゲートと、第1のゲートにて非接触型ICラベルから情報が読み出される物品の総重量を計測する重量計測手段と、重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから第1のゲートに取り付けられた情報読取手段によって情報が読み出されたかどうかによって、物品の搬送経路を切り換える第1の切換手段と、重量計測手段にて重量が計測された物品のうち少なくとも1つの物品に組み込まれたRF−IDメディアから情報が読み出されていない場合における物品の搬送経路上に物品の搬送面を回転面として設けられ、物品が搭載された状態で回転する回転テーブルと、回転テーブルに搭載された物品に組み込まれたRF−IDメディアから当該物品に関する情報を非接触状態にて読み出す複数の情報読取手段が回転テーブルに対向するように取り付けられた第2のゲートと、第1のゲートに取り付けられた情報読取手段における読取結果と重量計測手段にて計測された総重量とに基づいて、重量計測手段にて重量が計測された全ての物品に組み込まれたRF−IDメディアから第1のゲートに取り付けられた情報読取手段によって情報が読み出されたかどうかを判断し、該判断結果によって第1の切換手段を制御する制御手段とが設けられたものにおいては、RF−IDメディアが物品にどのような方向を向いて組み込まれている場合であっても、その処理を必要以上に複雑にせずに正確に検品を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検品装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示した検品装置の機能を示すブロック図である。
【図3】図1及び図2に示した検品装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1及び図2に示した検品装置における物品の重量のマッチング処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
【図5】一般的な非接触型ICラベルの構造の一例を示す図である。
【図6】図5に示した非接触型ICラベルに対する情報の書き込み及び読み出し動作の原理を説明するための図である。
【図7】図5に示した非接触型ICラベルをリーダ/ライタのアンテナに対して垂直に配置した場合における非接触型ICラベルに対する情報の書き込み及び読み出し動作の原理を説明するための図である。
【符号の説明】
1,3a 非接触型ICラベル
2 物品
3 トレイ
10a,10b ゲート
11a−1〜11a−3,11b−1〜11b−8 リーダ/ライタ
20 重量計測器
30a,30b 切換器
40a〜40i コンベヤー
50 回転テーブル
60 制御部

Claims (6)

  1. 物品に組み込まれ、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアに書き込まれた前記物品に関する情報を読み出し、該情報を用いて検品を行う検品装置であって、
    前記RF−IDメディアには、組み込まれた物品に関する情報として当該物品の重量情報が書き込まれ、
    前記物品の搬送経路上に設けられ、前記RF−IDメディアに書き込まれた情報を非接触状態にて読み出す少なくとも1つの情報読取手段が取り付けられた第1のゲートと、
    前記第1のゲートにて前記RF−IDメディアから情報が読み出される物品の総重量を計測する重量計測手段と、
    前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第1の切換手段と、
    前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致しない場合における前記物品の搬送経路上に前記物品の搬送面を回転面として設けられ、前記物品が搭載された状態で回転する回転テーブルと、
    前記回転テーブルに搭載された物品に組み込まれたRF−IDメディアから当該物品に関する情報を非接触状態にて読み出す複数の情報読取手段が前記回転テーブルに対向するように取り付けられた第2のゲートと、
    前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第1の切換手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする検品装置。
  2. 物品に組み込まれ、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRF−IDメディアに書き込まれた前記物品に関する情報を読み出し、該情報を用いて検品を行う検品装置であって、
    前記RF−IDメディアには、当該RF−IDメディアを識別可能な識別情報が書き込まれ、
    前記物品の重量情報が当該物品に組み込まれたRF−IDメディアを識別可能な識別情報と対応づけて管理されたデータベースと、
    前記物品の搬送経路上に設けられ、前記RF−IDメディアに書き込まれた情報を非接触状態にて読み出す少なくとも1つの情報読取手段が取り付けられた第1のゲートと、
    前記第1のゲートにて前記RF−IDメディアから情報が読み出される物品の総重量を計測する重量計測手段と、
    前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第1の切換手段と、
    前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致しない場合における前記物品の搬送経路上に前記物品の搬送面を回転面として設けられ、前記物品が搭載された状態で回転する回転テーブルと、
    前記回転テーブルに搭載された物品に組み込まれたRF−IDメディアから当該物品に関する情報を非接触状態にて読み出す複数の情報読取手段が前記回転テーブルに対向するように取り付けられた第2のゲートと、
    前記第1のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第1の切換手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする検品装置。
  3. 請求項に記載の検品装置において、
    前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第2の切換手段を有し、
    前記制御手段は、前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第2の切換手段を制御することを特徴とする検品装置。
  4. 請求項に記載の検品装置において、
    前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて算出される物品の重量と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかによって、前記物品の搬送経路を切り換える第2の切換手段を有し、
    前記制御手段は、前記第2のゲートに取り付けられた情報読取手段にて前記RF−IDメディアから読み出された識別情報に対応づけられた重量情報を用いて物品の重量を算出し、該算出結果と前記重量計測手段にて計測された総重量とが一致するかどうかを判断し、該判断結果によって前記第2の切換手段を制御することを特徴とする検品装置。
  5. 請求項乃至のいずれか1項に記載の検品装置において、
    前記第2のゲートは、前記物品の搬送方向に対して垂直方向を径方向とし、前記回転テーブルを取り囲むような環状形状を有することを特徴とする検品装置。
  6. 請求項乃至のいずれか1項に記載の検品装置において、
    前記第2のゲートは、前記物品の搬送面に対向する領域と、前記物品の搬送面上にて前記物品の搬送方向に対して垂直方向となる領域とに前記情報読取手段が取り付けられていることを特徴とする検品装置。
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