JP4202288B2 - 押出成形セメント板床用金具及び押出成形セメント板床の留付構造 - Google Patents

押出成形セメント板床用金具及び押出成形セメント板床の留付構造 Download PDF

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Description

本発明は、鉄骨住宅や集合住宅等において使用される、中空部を持つパネル状の押出成形セメント板床を梁材に留付けるための押出成形セメント板床用金具及び押出成形セメント板床の留付構造に関し、特に床上から裏面側梁への留付金物による取り付けを可能にする改良技術に関する。
セメントなどの水硬性材料を補強繊維、混和材等と混練し、押出した押出成形セメント板は、中空形状を有し高強度なことから鉄骨造の住宅や集合住宅などの居室や廊下の床材として用いられている。このような押出成形セメント板床は、下記特許文献1、2に開示されるように、従来、Z型金物やフック金物などを用いて、階下側からボルトを締めるなどして留付けていた。
すなわち、図6に示すように、押出成形セメント板床1の中空部3内には、押さえバネ5によってボルト7をねじ込むための角形ナット9が予め挿入設置されており、この押出成形セメント板床1は梁材11の上面に順次敷きつめられる。押出成形セメント板床1を梁材11に留付けるため、梁材11の構造に対応した形状の留付け具であるZ型金物(Zクリップ)13等が使用される。Zクリップ13を用いた押出成形セメント板床の留付構造では、押出成形セメント板床1の下面側からボルト7を挿入し、スプリングワッシャ15及びワッシャ17を介して角形ナット9にねじ込み、Zクリップ13を締付け固定することによって押出成形セメント板床1を梁材11に留付けている。
そして、図7に示すように梁材11がリップを有するチャンネル材の場合、フック金物19が使用され、梁材11のリップにフック金物19を引っ掛けてボルト7により締付け固定することによって押出成形セメント板床1を梁材11に留付けている。
また、下記特許文献1で提案される押出成形セメント板床の留付構造は、図8に示すように、押出成形セメント板床1の下面中央部に金物取付け用のリブ溝21を設けると共に、梁材11への嵌合部23を有し、リブ溝21によって梁材11の上面中央部に延在するよう梁材11に嵌合装着可能で、その延在中央部に押え材固定部25を設けてなるクリップ材27と、同クリップ材27の押え材固定部25に梁11上に敷かれた隣接する押出成形セメント板床1間を跨ぐように設置され、両押出成形セメント板床1を梁材11に押え付ける押え材29と、同押え材をクリップ材27の押え材固定部25に押出成形セメント板床1上面側から締付け固定する固定部材31とを具備し、押出成形セメント板床1をその上面側から梁材11に留付け可能としている。ここで、クリップ材27、押え材固定部25、押え材29及び固定部材31は、留付け金物33を構成する。
さらに、下記特許文献2で提案される押出成形セメント板床の留付構造は、図9に示すように、押出成形セメント板床1の適所に中空部3から下面に貫通するZ型金物装着用穴35及びZ型金物装着用穴35に対応して中空部3の上面側に作業穴37を設け、Z型金物装着用穴35に一端に上方へ延出しその上部にZ型金物の方向を示す特定方向のカット面39を有するボルト41及び同ボルト41のZ型金物装着用穴35からの抜け止め片43を設けたZ型金物45を押し込み装着し、ボルト41に対して作業穴37からZ型金物45の廻り止め台座47を挿入すると共に、ナット49をボルト41に螺合してZ型金物45を締め付け、押出成形セメント板床1をその上面側から梁材11に留付け可能としている。ここで、ボルト41、抜け止め片43、Z型金物45、廻り止め台座47、ナット49及び押え板51は、留付け金物53を構成する。
特開平8−53892号公報 特開平8−53894号公報
しかしながら、図6、図7に示した押出成形セメント板床の留付構造は、押出成形セメント板床をパネル裏面側の梁にZクリップなどを用いて階下側から留付けるため、最後のパネルを留付ける場合、先に天井が施工されていると、これが障害となり、階下側から施工ができない。このような場合には、一度取り付けた天井を取り外して留付けたり、押出成形セメント板床の裏面側金具部分にコアドリルで穴を開け、その部分から裏面側に手を回して留付けを行っていた。そして、このように一度取り付けた天井を剥がす場合には、再度取り付ける手間がかかった。また、コアドリルで穴を開けた場合には、穴を補修する必要があった。さらに、これにより床の遮音性が低下するなどの問題があった。
これに対し、上記特許文献1に提案される押出成形セメント板床の留付構造は、床上から施工できる構造であるが、金具の形状が複雑であるため、金具のコストが増大すると共に、金具の構造によっては、施工後の取り外しやパネル取替えが困難な場合があった。また、押出成形セメント板床には、梁に金具を取り付けた場合に、金具の延在部が納まるようにリブ溝が設けられているが、押出成形セメント床の割付によっては、金具の位置が必ずしも同じ位置(中央部)に来ない場合もあった。この場合には、パネルの切断などが必要になり、施工性を低下させた。
一方、上記特許文献2に提案される押出成形セメント板床の留付構造も、床上から施工できる構造であるが、金具の形状が複雑であるため、金具のコストが増大する。また、ボルトナットを取り付けるために比較的大きな穴を開ける必要があるため、床の遮音性が低下するなどの問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、押出成形セメント板床の留付け時に、床下から施工できない場合であっても、安価に床上から施工することができる押出成形セメント板床用金具及び押出成形セメント板床の留付構造を提供し、もって、経済性、施工性の向上を図ることにある。また、その第2の目的は、押出成形セメント板床の上側に開ける作業穴も最小限にでき、穴あけ後の補修が簡単であると共に、遮音性の低下なども起こすことのない押出成形セメント板床用金具及び押出成形セメント板床の留付構造を得ることにある。
上記目的を達成するための本発明に係る押出成形セメント板床用金具は、中空部を持つパネル状の押出成形セメント板床を梁材に留付ける押出成形セメント板床用金具であって、前記押出成形セメント板床の前記中空部に固定される固定ナットと、遊穴を有し基端が可撓部材を介して前記押出成形セメント板床の裏面に固定されると共に前記可撓部材によって可変自在となった先端が前記裏面とで前記梁材を挟持可能なZ型クリップ材と、該Z型クリップ材の前記遊穴に下方から挿通されて前記固定ナットに螺合しかつ先端部に床上からの回動を可能とする回動部が形成された回動部付ボルトとを具備したことを特徴とする。
この押出成形セメント板床用金具では、可撓部材を介してZ型クリップ材を押出成形セメント板床の裏面に固定し、固定ナットを緩めて、Z型クリップ材の先端を裏面より離反した状態に傾斜配置させておく。この状態で、押出成形セメント板床を上方より梁材上に載置する。この際、Z型クリップ材は傾斜配置されていることから、梁材に当ることがない。押出成形セメント板床が梁材に載置された後、床上から回動部付ボルトが締め付け方向へ回転されることで、Z型クリップ材の先端が裏面に接近する方向に可変され、最終的に裏面との間に梁材が挟持され、床上から押出成形セメント板床が梁材に留付けられる。
請求項2記載の押出成形セメント板床の留付構造は、中空部を持つパネル状の押出成形セメント板床を一対の梁材の間に掛け渡して留付ける押出成形セメント板床の留付構造であって、前記押出成形セメント板床の前記中空部に固定される固定ナットと、遊穴を有し基端が可撓部材を介して前記押出成形セメント板床の裏面に固定されると共に前記可撓部材によって可変自在となった先端が前記裏面とで前記梁材を挟持可能なZ型クリップ材と、該Z型クリップ材の前記遊穴に下方から挿通されて前記固定ナットに螺合しかつ先端部に床上からの回動を可能とする回動部が形成された回動部付ボルトとで押出成形セメント板床用金具を構成し、離間された前記一対の梁材の間の内側に位置するように前記押出成形セメント板床の裏面に、前記離間の方向に間隔を有して2つの該押出成形セメント板床用金具を配設し、それぞれの該押出成形セメント板床用金具と前記裏面とで前記一対の梁材を挟持したことを特徴とする。
この押出成形セメント板床の留付構造では、最後の押出成形セメント板床を留付ける場合、一対の梁材の間の内側に位置するように2つの押出成形セメント板床用金具を押出成形セメント板床の裏面に配設しておき、押出成形セメント板床を上方より一対の梁材の間に掛け渡す。この際、2つのZ型クリップ材が共に傾斜配置されることで、一対の梁材の間に干渉することなく挿入される。押出成形セメント板床が梁材に載置された後、床上から回動部付ボルトが締め付け方向へ回転されることで、Z型クリップ材の先端が裏面に接近する方向に可変され、最終的に裏面との間に梁材が挟持される。したがって、先に下階の天井が施工され階下側からの施工ができない場合であっても、床上からの押出成形セメント板床の留付けが可能となる。また、床上からの回動部付ボルトの回動作業にあたっては、例えば六角レンチのみの挿入可能な作業穴が押出成形セメント板床の上側に開けられていればよいことになる。
本発明に係る押出成形セメント板床用金具によれば、押出成形セメント板床に固定ナットを固定し、Z型クリップ材の基端を可撓部材を介して押出成形セメント板床の裏面に固定し、先端部に床上からの回動を可能とする回動部が形成された回動部付ボルトを、Z型クリップ材の遊穴に下方から挿通して固定ナットに螺合したので、床上から回動部付ボルトを回せば、Z型クリップ材の先端が裏面に接近する方向に可変され、最終的に裏面との間に梁材が挟持され、床上から押出成形セメント板床を梁材に留付けることができる。これに加え、固定ナット、Z型クリップ材、可撓部材及び回動部付ボルトの簡単構造の単一部材を組合わせて簡素に構成できるので、金具コストを安価にできる。この結果、経済性、施工性を共に向上させることができる。
本発明に係る押出成形セメント板床の留付構造によれば、離間された一対の梁材の間の内側に位置するように押出成形セメント板床の裏面に、離間の方向に間隔を有して2つの押出成形セメント板床用金具を配設し、それぞれの押出成形セメント板床用金具と裏面とで一対の梁材を挟持したので、最後の押出成形セメント板床を留付ける場合、先に下階の天井が施工され階下側からの施工ができない場合であっても、床上から回動部付ボルトを回して押出成形セメント板床を梁材に留付けることができる。また、床上からの回動部付ボルトの回動にあたっては、例えば六角レンチのみが挿入可能な作業穴を押出成形セメント板床の上側に開ければよい。この結果、経済性、施工性を共に向上させることができるのに加え、作業穴を最小限にでき、穴あけ後の補修を簡単にできると共に、遮音性の低下を防止することができる。
以下、本発明に係る押出成形セメント板床用金具及び押出成形セメント板床の留付構造の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る押出成形セメント板床の留付構造の縦断面図、図2は回動部付ボルトの平面視を(a)、先端部正面視を(b)に表した説明図、図3はZ型クリップ材及び可撓部材の側面視を(a)、平面視を(b)、接続部拡大視を(c)に表した説明図である。
図1に示すように、本実施の形態による押出成形セメント板床用金具(以下、単に「金具」と言う。)100は、角型の固定ナット61と、Z型クリップ材63と、可撓部材65と、回動部付ボルト67とを主要な構成部材として有している。回動部付ボルト67は、図2に示すように、頭部67aが通常の六角形状に形成される一方、先端部67bに回動部が形成されている。この回動部は、例えば図2(b)に示すように、ボルト先端面67cに穿設され六角レンチが挿入される六角孔69として形成することができる。また、この回動部付ボルト67には、スプリングワッシャ71、平ワッシャ73が順次挿入される。なお、回動部は、この他、回動部付ボルト67の先端部67bを断面六角形状に形成したものであってもよく、この場合、ボックスレンチ等の工具で回動可能にすることができる。
固定ナット61は、押出成形セメント板床75の中空部77に固定される。固定ナット61は、従来同様に、例えば押さえバネ等によって中空部77に設置することができる。押出成形セメント板床75には、回動部付ボルト67が挿通可能な程度のボルト貫通穴79が裏面81に、作業穴83が表面84に同軸で穿設されている。
Z型クリップ材63は、図3(a)に示すように、短冊状の板材の基端63aと先端63bとの間がZ字状に折り曲げられて形成されている。図3(b)に示すように、基端63a側には遊穴85が穿設され、遊穴85は両端方向に長い長穴となっている。Z型クリップ材63は、この遊穴85に挿通された回動部付ボルト67によって最終的に裏面81に締付け固定される。
Z型クリップ材63の基端63aには可撓部材65の一端65aが固定され、可撓部材65の他端65bには複数の取付穴65cが穿設されている。可撓部材65は、この取付穴65cを介してビス87によって押出成形セメント板床75の裏面81に固定される。つまり、Z型クリップ材63は、この可撓部材65を介して基端63aが裏面81に固定され、先端63bが可変自在となる。可変自在となった先端63bは、回動部付ボルト67が締められることで、裏面81とで梁材89を挟持可能としている。
可撓部材65は、図3(c)に示すように、Z型クリップ材63の基端63aの裏面対向面63cに固定される。固定は、裏面対向面63cと可撓部材面65dとが平坦面となるようになされることが好ましい。このような固定は、Z型クリップ材63に段部を形成し、可撓部材65を溶着することで行える。このような固定構造とすることで、Z型クリップ材63の基端63aを、隙間なく裏面81に密着固定でき、梁材89の確実な挟持が可能となる。なお、可撓部材65として、図例の如く可曲性に富む金属性薄板や合成樹脂性板が採用されることはもちろんのこと、軸を中心にして曲げられるヒンジ構造のもの、すなわち蝶番なども適宜用いられる。
次に、このように構成される押出成形セメント板床用金具を用いた押出成形セメント板床の留付構造の作用を説明する。
図4は最後の押出成形セメント板床が梁材へ載置させる直前の状態を表した縦断面図、図5は回動部付ボルトの締め付け過程を表す要部縦断面図である。
図4に示すように、押出成形セメント板床75を一対の梁材89、89の間に掛け渡して留付ける場合、離間された一対の梁材89、89の間の内側に位置するように押出成形セメント板床75の裏面81に、離間の方向に間隔を有して2つの金具100、100を配設する。
すなわち、押出成形セメント板床75には、事前に貫通するボルト貫通穴79、作業穴83を開け、これらの穴に一致させて固定ナット61を設置しておく。また、予め裏面側にビス87を用いて可撓部材65を固定し、Z型クリップ材63を留付けておく。
次いで、Z型クリップ材63の遊穴85に回動部付ボルト67を挿通し、ボルト貫通穴79を介して固定ナット61に螺合させ、回動部付ボルト67が落ちない程度に仮固定する。
金具100には遊穴85があるため、可撓部材65によって留付けられた金具100は、ハの字状に開いた状態となる。また、可撓部材65は、複数の取付穴65cによって留付けられているので、Z型クリップ材63が回転したりすることがない。
Z型クリップ材63の梁材89への留付けは、図5に示すように、押出成形セメント板床75の上側から作業穴83へ六角レンチ91を挿入し、回動部付ボルト67の六角孔69に係合させて行う。回動部付ボルト67が締め付けられると、Z型クリップ材63の先端63bが裏面81に近接し、図1に示すように、裏面81とで梁材89を挟持して留付けが完了する。
したがって、上記の金具100によれば、押出成形セメント板床75に固定ナット61を固定し、Z型クリップ材63の基端63aを可撓部材65を介して押出成形セメント板床75の裏面に固定し、先端部67bに床上からの回動を可能とする六角孔69が形成された回動部付ボルト67を、Z型クリップ材63の遊穴85に下方から挿通して固定ナット61に螺合したので、床上から回動部付ボルト67を回せば、Z型クリップ材63の先端63bが裏面81に接近する方向に可変され、最終的に裏面81との間に梁材89が挟持され、床上から押出成形セメント板床75を梁材89に留付けることができる。これに加え、固定ナット61、Z型クリップ材63、可撓部材65及び回動部付ボルト67の簡単構造の単一部材を組合わせて簡素に構成できるので、金具コストを安価にできる。この結果、経済性、施工性を共に向上させることができる。
また、上記の押出成形セメント板床の留付構造によれば、離間された一対の梁材89、89の間の内側に位置するように押出成形セメント板床75の裏面81に、離間の方向に間隔を有して2つの金具100、100を配設し、それぞれの金具100、100と裏面81とで一対の梁材89、89を挟持したので、最後の押出成形セメント板床75を留付ける場合、先に下階の天井が施工され階下側からの施工ができない場合であっても、床上から回動部付ボルト67を回して押出成形セメント板床75を梁材89、89に留付けることができる。また、床上からの回動部付ボルト67の回動にあたっては、例えば六角レンチ91のみが挿入可能な作業穴83を押出成形セメント板床75の上側に開ければよい。この結果、経済性、施工性を共に向上させることができるのに加え、作業穴83を最小限にでき、穴あけ後の補修を簡単にできると共に、遮音性の低下を防止することができる。
本発明に係る押出成形セメント板床の留付構造の縦断面図である。 回動部付ボルトの平面視を(a)、先端部正面視を(b)に表した説明図である。 Z型クリップ材及び可撓部材の側面視を(a)、平面視を(b)、接続部拡大視を(c)に表した説明図である。 最後の押出成形セメント板床が梁材へ載置させる直前の状態を表した縦断面図である。 回動部付ボルトの締め付け過程を表す要部縦断面図である。 従来の階下から留付けが行われる留付構造の縦断面図である。 従来の階下から留付けが行われるフック金物を用いた留付構造の縦断面図である。 従来の床上から留付けが行われるリブ溝の形成される留付構造の縦断面図である。 従来の床上から留付けが行われる作業穴の穿設される留付構造の縦断面図である。
符号の説明
61…固定ナット、63…Z型クリップ材、63a…基端、63b…先端、65…可撓部材、67…回動部付ボルト、67b…先端部、69…六角孔(回動部)、75…押出成形セメント板床、77…中空部、81…裏面、85…遊穴、89…梁材、100押出成形セメント板床用金具

Claims (2)

  1. 中空部を持つパネル状の押出成形セメント板床を梁材に留付ける押出成形セメント板床用金具であって、
    前記押出成形セメント板床の前記中空部に固定される固定ナットと、
    遊穴を有し基端が可撓部材を介して前記押出成形セメント板床の裏面に固定されると共に前記可撓部材によって可変自在となった先端が前記裏面とで前記梁材を挟持可能なZ型クリップ材と、
    該Z型クリップ材の前記遊穴に下方から挿通されて前記固定ナットに螺合しかつ先端部に床上からの回動を可能とする回動部が形成された回動部付ボルトと
    を具備したことを特徴とする押出成形セメント板床用金具。
  2. 中空部を持つパネル状の押出成形セメント板床を一対の梁材の間に掛け渡して留付ける押出成形セメント板床の留付構造であって、
    前記押出成形セメント板床の前記中空部に固定される固定ナットと、
    遊穴を有し基端が可撓部材を介して前記押出成形セメント板床の裏面に固定されると共に前記可撓部材によって可変自在となった先端が前記裏面とで前記梁材を挟持可能なZ型クリップ材と、
    該Z型クリップ材の前記遊穴に下方から挿通されて前記固定ナットに螺合しかつ先端部に床上からの回動を可能とする回動部が形成された回動部付ボルトとで押出成形セメント板床用金具を構成し、
    離間された前記一対の梁材の間の内側に位置するように前記押出成形セメント板床の裏面に、前記離間の方向に間隔を有して2つの該押出成形セメント板床用金具を配設し、それぞれの該押出成形セメント板床用金具と前記裏面とで前記一対の梁材を挟持したことを特徴とする押出成形セメント板床の留付構造。
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