JP4198546B2 - 遮音パネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速道路等の路肩や側壁に設置して、走行する自動車等の騒音を遮断するための遮音パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、高速道路を走行する自動車からの騒音が道路周辺の住宅等に伝わるのを防止するために、さらには道路側からの投物が路肩から落下するのを防止するために、道路の路肩部に道路に沿って遮音パネルを張りめぐらすことが行われている。このような遮音パネルとしては、上下横枠材と両側縦枠材とによって矩形状枠を形成し、この矩形状枠に遮音板を嵌め込んで、該遮音板の上端部を上側横枠材に複数個のボルトにより固着していると共に該遮音板の両側端部と下端部とを押し縁材によって両側縦枠材と下側横枠材とにおける受け部に押しつけてこれらの押し縁材と受け部とにより遮音板の両側端部と下端部とを挟着した状態にして該押し縁部をボルトにより両側縦枠材と下側横枠材とに固定した構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−151418号公報(第3頁、第3図、第4図)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような遮音パネルの構造によれば、自動車が衝突した時に矩形状枠から遮音板が脱落するのを防止するには、遮音板の上端部を上側横枠材に複数個のボルトによって固着することにより行っているために、遮音板の上端部と上側横枠材とに予めボルト挿通孔とボルト取付孔を同じ間隔毎にそれぞれ設けておかなければならず、その加工に手間を要すると共に、遮音板の取付時には該遮音板に設けているボルト挿通孔を上側横枠材に設けているボルト取付孔に合致させたのちボルト・ナットによる固定作業を行わなければならず、遮音パネルの組立てが煩雑化して施工費も高くなる。
【0005】
さらに、遮音板が自動車の衝突等によって大きな衝撃力を受けると、上記ボルト・ナットによる固定部分に応力が集中的に作用してボルト・ナットが飛散したり遮音板が破損し、二次的な事故が発生する虞れがある。
【0006】
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、遮音板を上下横枠材や両側縦枠材にボルトによって直接、固定することなく、従って、遮音板にボルト挿通孔などを設ける必要はなく、上下横枠材と両側縦枠材とによって形成される矩形状枠に該遮音板を簡単且つ確実に固定し得るようにして遮音パネルの組立作業の簡素化を図ることができると共に自動車等が衝突した際には優れた衝撃緩和作用を発揮することができる遮音パネルを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遮音パネルは、請求項1に記載したように、上下横枠材と両側縦枠材とによって形成された矩形状枠に遮音板を張設してなる遮音パネルにおいて、上記上下横枠材と両側縦枠材は、遮音板に向かって突設している前後突条枠部とこれらの前後突条枠部の前後対向面間で形成された遮音板の端部差込溝とを備えていると共に、少なくとも上記上側横枠材に設けている遮音板の端部差込溝の奥側にこの差込溝から後方に屈折した係合溝部を設けてあり、さらに、四方の端部を上記上下横枠材と両側縦枠材との差込溝に挿入している遮音板の上端部に上記係合溝部に係止する係止端部を屈折形成してなる構造を有している。
【0008】
このように構成した遮音パネルにおいて、請求項2に係る発明は、上記上下横枠材においては上記前後突条枠部を上枠板部の下面と下枠板部の上面とに形成している一方、両側縦枠材においては主枠材部の内面に前後突条枠部をネジ止めによって固着し、これらの前後突条枠部の対向面間で遮音板の端部差込溝を形成していることを特徴とする。
【0009】
さらに、請求項3に係る発明においては、上側横枠材の前側突条枠部は、該上側横枠材における上枠板部の前端部下面に下方に向かって突設している一方、後側突条枠部は、上枠板部の下面中央部から下方に突設している突出板片部の下端から上記前側突条枠部の後面上端部に向かって直角に屈折形成している水平支持板部と、この水平支持板部の前端から上記前側突条枠部の後面に平行に下方に向かって屈折形成している垂直板部とからなり、上記水平支持板部と上枠板部の下面間で遮音板の上記上端係止端部の係合溝部を形成していると共に上記垂直板部と前側突条枠部の後面間で遮音板の端部差込溝を形成していることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項4に係る発明においては、上記上側横枠材における上枠板部の下面中央部に突設している突出板片部の下端と上枠板部の後面下端間を下面水平板部により一体に連設している一方、後側突条枠部を形成している水平支持板部と垂直板部とを上側横枠材と別体に形成して水平支持板部の後端に後方に向かって水平取付板部を延設し、この水平取付板部を上記下面水平板部にネジ止めすることにより、水平支持板部と上面枠材部の下面間で遮音板の上端係止端部の係合溝部を形成していると共に上記垂直板部と前側突条枠部の後面間で遮音板の端部差込溝を形成していること特徴とする。
【0011】
【作用】
遮音パネルを組立てる時には、遮音板の上端部とこの上端部の上端から後方に向かって屈折形成している係止端部とを上側横枠材に形成している差込溝とこの差込溝の外端(上端)から後方に屈折している係合溝部とに上側横枠材の長さ方向の一側端面側から挿入し、遮音板の係止端部を上側横枠材の係合溝部に全長に亘って係止させた状態にする。さらに、遮音板の下端部を下側横枠材の差込溝に挿入すると共に遮音板の両側端部を両側の縦枠材の差込溝に挿入した状態にしてこれらの上下横枠材と両側縦枠材との対向端部同士を接合、一体化することより、遮音板の四方端部に矩形状枠を額縁状に装着してなる遮音パネルを構成する。
【0012】
このように、遮音板の上端部をボルト・ナットによって上側横枠材に固定するのではなく、遮音板の上端部とこの上端部の上端から後方に向かって屈折形成している係止端部を上側横枠材に形成している差込溝とこの差込溝の外端(上端)から後方に屈折している係合溝部とに挿入することにより固定していると共に、遮音板の下端部と両側端部とを下側横枠材と両側縦枠材とに設けている差込溝に挿入することによって遮音パネルを形成しているので、何等の熟練を要することなく遮音パネルを簡単且つ確実に組立てることができ、組立作業の簡素化を図ることができる。その上、遮音板の上端部や上側横枠材にボルト挿入孔やボルト取付孔を設けておく必要がないので、遮音板や枠材の加工が容易となり、コストの低減を図ることができると共に、ボルト頭が外部に露出していない体裁のよい外観を呈する遮音パネルを組み立てることができる。
【0013】
なお、遮音板の下端部や両側端部を後方に向かって屈折することにより上端部と同じ係止端部を形成しておいてもよく、この場合には、この係止端部を挿入させる係合溝部を上記上側横枠材と同様に下側横枠材や両側縦枠材に形成しておけばよい。
【0014】
このように構成した遮音パネルを道路の側部に一定間隔毎に立設している支柱間に取付けて遮音壁を構成する。そして、この遮音壁によって走行する自動車の騒音が外部に漏れるのを防止すると共に高速道路においては道路側からの投物が路肩から落下するのを防止する。
【0015】
また、遮音板に自動車が衝突した場合には、遮音板が屈曲変形するが、遮音板の上端屈折部である係止端部が上側横枠材の係合溝部に係止しているので抜け出ることはなく、その上、衝撃時の応力をこの係合溝部に係止している係止端部に均等に分散させて遮音板の部分的な破損を防止しながら衝撃力を強固に受止することができる。さらに、遮音板における両側端部、又は両側端部と下端部とを屈折させることなく両側縦枠材と下側横枠材とに設けている差込溝に挿入しておくことによって、上記自動車の衝突等による衝撃力を受けた場合には遮音板の両側端部、又は両側端部と下端部を差込溝から抜け出る方向に移動させて衝撃エネルギーを吸収し、衝撃力を弾力的に緩衝することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1において、遮音パネルAは、上下横枠材1、2と両側縦枠材3、3とを組み合わせることによって形成している矩形状枠に矩形状の遮音板4を張設してなるものであり、上記上下横枠材1、2及び両側縦枠材3、3はアルミニウム、又はアルミ合金製の中空フレーム材からなる一方、遮音板4はポリカーボネートやアクリル樹脂板等の透光性と遮音性を有する合成樹脂板から形成されている。この遮音板4の上下端部は図2に示すように、一定の縦幅だけ後方に向かって直角に屈折させて係止端部4a、4bに形成している。
【0017】
上記矩形状枠における上側横枠材1は、前後方向の幅が全長に亘って一定幅に形成されている平面横長長方形状の上枠板部10と、この上枠板部10の下面前後部に下方に向かって突設している前後突条枠部11、12とを一体に成形してなり、上記上枠板部10は、上面が後端に向かって斜め上方に傾斜している傾斜上面板部10a の幅方向の中央部下面に下端が上記前側突条枠部11の上端と同じ水平面上に達した垂下片部10b を突設していると共に、この垂下片部10b の下端と前側突条枠部11の後面側上端間を水平な下面板部10c によって接続し、さらに、垂下片部10b の下端から下方に向かってその突出長が上記遮音板4の係止端部4aの厚みよりも長い突出板片部10d を突設していると共に、上記傾斜上面板部10a の後端から下方に向かって下端が上記突出板片部10d の下端と同じ水平面上に達する垂直な後面板部10e を屈折形成し、これらの突出板片部10d と後面板部10e との下端間を下面水平板部10f によって一体に連設してなる形状を有している。
【0018】
また、上記前側突条枠部11は断面中空矩形枠状に形成されている一方、後側突条枠部12は、上記上枠板部10における突出板片部10d の下端から前側突条枠部11の後面上端部に向かって上枠板部10の下面板部10c と平行するように直角に屈折形成している水平支持板部12a と、この水平支持板部12a の前端から上記前側突条枠部11の後面に平行するように下方に向かって直角に屈折形成している垂直板部12b とからなり、上記水平支持板部12a と上枠板部10の下面板部10c との間に上記遮音板4の係止端部4aを挿入、係止させる断面横長長方形状の係合溝部5を形成していると共に上記垂直板部12b と前側突条枠部11の後面間で遮音板4の上端部を挟持し得る横幅を有する下向きに開口した遮音板4の端部差込溝6を形成している。
【0019】
なお、後側突条枠部12の垂直板部12b をその下端が前側突条枠部11の下端と同一水平面上に達する長さに形成していると共に、上枠板部10の後面板部10e の下端を下方に延長して下端が同じく上記垂直板部12b の下端と同一水平面上に達する長さの後面下端板部12c が設けられてあり、この後面下端板部12c の下端と上記垂直板部12b の下端とを連接下面板12d によって一体に連設している。
【0020】
一方、下側横枠材2は、上側横枠材1の略同一幅で同一長さの平面横長長方形状の下枠板部20と、この下枠板部20の上面前後部に上方に向かって突設している前後突条枠部21、22とを一体に成形してなり、上記下枠板部20は、下面が後端に向かって上記上側横枠材1の上枠板部10の傾斜上面板部10a と同一傾斜角度でもって斜め上方に傾斜している傾斜下面板部20a の幅方向の中央部上面から前方に向かって前端が上記前側突条枠部21の下端部に連続した水平上面板部20c を設けていると共に、この水平上面板部20c の後端から垂直上方に向かってその突出長が上記遮音板4の係止端部4bの厚みよりも長い突出板片部20d を突設してあり、さらに、上記傾斜下面板部20a の後端から上方に向かって上端が上記突出板片部20d の上端と同じ水平面上に達する垂直な後面板部20e を屈折形成し、これらの突出板片部20d と後面板部20e との上端間を上面水平板部20f によって一体に連設してなる形状を有している。
【0021】
また、上記前側突条枠部21は、一定の前後幅を有する断面中空枠状に形成されている一方、後側突条枠部22は、上記下枠板部20における突出板片部20d の上端から前側突条枠部21の後面側に向かって下枠板部20の上面板部20c と平行するように直角に屈折形成している水平支持板部22a と、この水平支持板部22a の前端から上記前側突条枠部21の後面に平行するように上方に向かって直角に屈折形成している垂直板部22b とからなり、上記水平支持板部22a と下枠板部20の上面板部20c との間に上記遮音板4の係止端部4bを挿入、係止させる断面横長長方形状の係合溝部5Aを形成していると共に上記垂直板部22b と前側突条枠部21の後面間で遮音板4の下端部を挟持し得る横幅を有する上向きに開口した遮音板4の端部差込溝6Aを形成している。
【0022】
なお、後側突条枠部22の垂直板部22b をその上端が前側突条枠部21の上端と同一水平面上に達する長さに形成していると共に、下枠板部20の後面板部20e の上端を上方に延長して上端が同じく上記垂直板部22b の上端と同一水平面上に達する長さの後面上端板部22c が設けられてあり、この後面上端板部22c の上端と上記垂直板部12b の上端とを連接上面板22d によって一体に連設している。また、上記下枠板部20の後面板部20e の下端から下方に向かって係止突片7を突設してあり、遮音パネルAを上下に重ねて遮音壁を構成する際に、下側の遮音パネルAの上側横枠材1における後面板部10e の後面に該係止突片7を重ね合わせるように係止させて遮音パネルAの積み重ねが正確に能率良く行えるように構成している。
【0023】
上記のように形成している上下横枠材1、2と共に矩形状枠を形成する両側縦枠材3、3は、図3に示すように互いに同一構造に形成されてあり、上下横枠材1、2と前後幅が同一で長さが遮音板4の両側端部を被覆することができる長さの横断面長方形状の中空縦枠材部3aと、この縦枠材部3aの内側面の前後部にネジ8によって全長に亘って互いに平行に固着されている矩形状の前後突条枠部3b、3cとからなり、これらの前後突条枠部3b、3cの前後対向面間で上記上下横枠材1、2に設けている差込溝6、6Aと同一溝幅で且つこれらの差込溝6、6Aと同一垂直面上で連通した遮音板4の側端部差込溝6B、6Bを形成している。
【0024】
以上のように構成した上下横枠材1、2と両側縦枠材3、3とを矩形状の遮音板4の四方端部に額縁状に取付けて遮音パネルAを組み立てるには、遮音板4の上下端部とこれらの上下端から後方に向かって直角に屈折している係止端部4a、4bを上下横枠材1、2の垂直な差込溝6、6Aと該差込溝6、6Aの奥側から後方に向かって直角に屈折している係合溝部5、5Aにこれらの上下横枠材1、2の一側端面側から挿入して遮音板4の上下端部に上下横枠材1、2を取り付ける。この際、上下横枠材1、2の係合溝部5、5Aに全長に亘って係止させている遮音板4の上下係止端部4a、4bと上下後側突条枠部12、22の水平支持板部12a 、22a 間に帯板形状のパッキン9、9をそれぞれ介在させておき、これらのパッキン9、9によって上下後側突条枠部12、22の水平支持板部12a 、22a 上に遮音板4の上下係止端部4a、4bをガタツキが生じることなく緩衝的に係止させている。
【0025】
このように遮音板4の上下端部に上下横枠材1、2を取り付けたのち、遮音板4の両側端部に両側縦枠材3、3を対向させ、これらの縦枠材3の差込溝6Bに遮音板4の両側端部を挿入すると共に両側縦枠材3、3の上下端部の対向内側面を上下横枠材1、2の両側端面に接合させてネジ等により一体に固着することにより、遮音板4の四方端部に上下横枠材1、2と両側縦枠材3、3とからなる矩形状枠を額縁状に装着した遮音パネルAを構成する。この際、遮音板4の両側端部における上下端部に、直角に屈折してなる上記係止端部4a、4bが存在していると、両側縦枠材3、3の差込溝6Bに対する側端部の挿入ができないので、上記係止端部4a、4bの両側端部を、差込溝6Bに対する挿入幅に相当する幅だけ切除した形状としている。
【0026】
なお、遮音板4の両側端部に両側縦枠材3、3を取り付ける場合には、例えば、前側の突条枠部3bを取り外した状態にして後側突条枠部3cの前面に遮音板4の側端部を載置し、しかるのち、この側端部上に前側の突条枠部3bを重ね合わせて該前側突条枠部3bをネジ8により縦枠材3の内側面に固着してもよい。また、両側縦枠材3、3は、中空縦枠材部3aと前後突条枠部3b、3cとよりなっているが、これらを一体化した両側縦枠材3、3としてもよく、この場合は、上下横枠材1、2に装着された遮音板4の両側端部に、両側縦枠材3、3を挿入することで遮音パネルAを構成する。
【0027】
このように構成した遮音パネルAは、遮音板4の四方端部を上下横枠材1、2の前後水平突条枠部11、12、21、22の対向面間で形成されている端部差込溝6、6Aと両側縦枠材3、3の前後垂直突条枠部3b、3cの対向面間で形成されている端部差込溝6B、6Bに挟持状態で挿入、支持させていると共に、遮音板4の上下端部の上下端から後方に向かって直角に屈折してなる係止端部4a、4bを上下横枠材1、2の上記差込溝6、6Aの奥側から後方に向かって直角に屈折している係合溝部5、5Aにパッキン9、9を介して係止状態で支持されている。
【0028】
この遮音パネルAを高速道路端等に沿って一定間隔毎に立設している支柱B、B・・・における隣接する支柱B、B間に施工する手順を説明する。支柱Bは図3に示すように、一定幅を有するウエブB1の前後両端にフランジB2、B2を一体に設けてなるH形鋼からなり、ウエブB1と、該ウエブB1の前後両端から同一方向に突出したフランジB2、B2によって形成された溝C内に遮音パネルAの縦枠材3を挿入可能に形成している。
【0029】
この支柱B、Bを遮音パネルAの横幅に相当する間隔毎に立設したのち、隣接する支柱B、Bの対向する溝C、Cに遮音パネルAの両側縦枠材3、3を上方から順次、嵌め込むことによって複数枚の遮音パネルAを積み重ねた遮音壁を構築するものである。なお、支柱Bに対する遮音パネルAの取り付けは、隣接する支柱B、Bの道路側に面したフランジB2、B2に遮音パネルAの両側縦枠材3、3を当てがってボルトにより固着してもよい。
【0030】
このように構成した遮音壁における遮音パネルAの遮音板4に自動車が衝突した場合、遮音板4の両側端部は両側縦枠材3、3に設けている差込溝6B、6Bにボルトにより固着されることなく単に挟持された状態で挿入しているにすぎないため、自動車の衝突による衝撃力によって遮音板4の両側端部が差込溝6B、6Bから抜け出る方向に移動しながら遮音板4が膨出、変形し、衝撃力を弾性的に緩衝することができると共に、遮音板4の上下端部に屈折形成している係止端部4a、4bは、上下横枠材1、2の端部差込溝6、6Aの奥底から後方に向かって直角に屈折している係合溝部5、5Aに係止しているので、遮音板4が上下横枠材1、2から抜け出るのを確実に防止することができると共に、衝撃による引張応力を係止端部の全長に亘って均等に受止させて遮音板4の部分的な破損をなくすることができる。
【0031】
図4は本発明の遮音パネルの別な実施の形態を示すもので、この遮音パネルA'においては、その上下横枠材1A、2Aにおける後側突条枠部12' 、22' を上下枠板部10' 、20' とは別体に形成している。即ち、上側横枠材1Aにおいては、後側突条枠部12' を、その互いに直角に連設してなる水平支持板部12a'と垂直板部12b'とを上記実施の形態における後面下端板部12c と連接下面板12d 及び上枠板部10の下面水平板部10f とにそれぞれ相当する板部12c'、12d'、12f'に一体に設けた横長矩形状枠に形成し、この横長矩形状枠の後側突条枠部12' における水平支持板部12a'の後端に連続している水平取付板部12f'を上枠板部10' の下面水平板部10f の下面に当てがってボルト30により固着することにより、上枠板部10' の下面板部10c と該後側突条枠部12' の水平支持板部12a'間で遮音板4の係止端部4aの係合溝部5を形成すると共に、後側突条枠部12' の垂直板部12b'と前側突条枠部11の後面間で遮音板4の上端部を挟持する端部差込溝6を形成している。
【0032】
同様に、下側横枠材2Aにおいては、後側突条枠部22' を、その互いに直角に連設してなる水平支持板部22a'と垂直板部22b'とを上記図3で示した実施の形態における後面上端板部22c と連接上面板22d 及び下枠板部20の上面水平板部20f とにそれぞれ相当する板部22c'、22d'、22f'に一体に設けた横長矩形状枠に形成し、この横長矩形状枠の後側突条枠部22' における水平支持板部22a'の後端に連続している水平取付板部22f'を下枠板部20' の上面水平板部20f の上面に当てがってボルト30により固着することにより、下枠板部20' の上面板部20c と該後側突条枠部22' の水平支持板部22a'間で遮音板4の係止端部4bの係合溝部5Aを形成すると共に、後側突条枠部22' の垂直板部22b'と前側突条枠部21の後面間で遮音板4の下端部を挟持する端部差込溝6Aを形成している。
【0033】
その他の構成については上記図2、図3で示した実施の形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0034】
図5は、本発明のさらに別な実施の形態を示すもので、遮音板4はその上端部のみに、後方に向かって直角に屈折してなる係止端部4aを設け、下端部には係止端部が形成されていない形状を有し、この遮音板4の上下端部を上下横枠材1、2Cに取付けてなる構造を示す。
【0035】
この構造において、上端係止端部4aを取付けている上側横枠材1の構造については上記図2で示した実施の形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略するが、下側横枠材2Cの構造は、下枠板部20''の上面に前後に遮音板4の下端部を挟持し得る間隔を存して断面矩形枠状の前後突条枠部21''、22''を一体に上方に向かって突設してなる形状を有している。なお、上側横枠材1は上記図4で示したように、その後側突条枠部を上枠板部10に対して別体に形成しておいてもよく、同様に、下側横枠材2Cにおいては、その後側突条枠部を下枠板部20''に対して別体に形成しておき、ネジによって固定するように構成しておいてもよい。
【0036】
また、遮音板の四方端部全周に後方に向かって直角に屈折した係止端部を形成しておく一方、上下横枠材と両側縦枠材とにこの係止端部を係止状態で支持する係合溝部を形成しておいてもよい。なお、横幅の大きな遮音パネルA'' を形成する場合には、図6に示すように、両側縦枠材3、3間に中間縦枠材3'を配設して、この中間縦枠材3'の両側に遮音板4'、4'を張設すればよい。この場合、上下横枠材1'、2'はその長さが上記実施の形態のおける上下横枠材1、2よりも長さが長い以外は同じ構造であり、中間縦枠材3'はその両側面に遮音板4'の端部差込溝を形成した構造としている。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明の遮音パネルによれば、請求項1に記載したように、上下横枠材と両側縦枠材とによって形成された矩形状枠に遮音板を張設してなる遮音パネルにおいて、上記上下横枠材と両側縦枠材は、遮音板に向かって突設している前後突条枠部とこれらの前後突条枠部の前後対向面間で形成された遮音板の端部差込溝とを備えていると共に、少なくとも上記上側横枠材に設けている遮音板の端部差込溝の奥側にこの差込溝から後方に屈折した係合溝部を設けてあり、さらに、四方の端部を上記上下横枠材と両側縦枠材との差込溝に挿入している遮音板の上端部に上記係合溝部に係止した係止端部を屈折形成しているので、上下横枠材と両側縦枠材とに遮音板の端部をボルト・ナットによって固定するのではなく、その端部を上下横枠材と両側縦枠材とに設けている差込溝に挿入、挟持させると共に、後方に屈折している遮音板の上端係止端部を上側横枠材の差込溝の奥側から後方に屈折している係合溝部に係止させることにより固定しているので、何等の熟練を要することなく遮音パネルを能率よく且つ確実に組み立てることができ、組立作業の簡素化を図ることができて多量生産に適する。
【0038】
その上、遮音板の上端部や上側横枠材等にボルト挿入孔やボルト取付孔を設けておく必要はないので、遮音板や枠材の加工が容易となり、コストの低減を図ることができると共にボルト頭が外部に露出していない体裁のよい外観を呈する遮音パネルを組み立てることができる。
【0039】
請求項2に係る発明によれば、上下横枠材の前後突条枠部は、上側横枠材の上枠板部の下面前後部と下側横枠材の下枠板部の上面前後部とにそれぞれ形成されている一方、両側縦枠材は、縦枠材部の内側面に前後突条枠部をネジ止めによって固着し、これらの前後突条枠部の前後対向面間で遮音板の端部差込溝を形成しているので、上下横枠材に対しては前後突条枠部間に遮音板の上下端部を挿入するだけで遮音板の上下端部に上下横枠材を取付けることができ、両側縦枠材に対しては前側突条枠部を取り外した状態で後側突条枠部上に遮音板の両側端部を載置し、しかるのち、前側突条枠部をその側端部上に重ね合わせてネジ止めすることにより、遮音板の両側端部を両側縦枠材に簡単且つ強固に挟着、固定することができる。
【0040】
また、請求項3に係る発明によれば、上記上側横枠材の前側突条枠部を、該上側横枠材における上枠板部の前端部下面に下方に向かって突設している一方、後側突条枠部は、上枠板部の下面中央部から下方に突設している突出板片部の下端から上記前側突条枠部の後面上端部に向かって直角に屈折形成している水平支持板部と、この水平支持板部の前端から上記前側突条枠部の後面に平行に下方に向かって屈折形成している垂直板部とからなり、上記水平支持板部と上枠板部の下面間で遮音板の上記上端係止端部の係合溝部を形成していると共に上記垂直板部と前側突条枠部の後面間で遮音板の端部差込溝を形成していることを特徴とするものであるから、係合溝部や差込溝を形成している構造が極めて簡単であり、成形が容易に且つ精度よく行うことができて多量生産に適するものである。
【0041】
さらに、請求項4に係る発明によれば、上側横枠材における上枠板部の下面中央部に突設している突出板片部の下端と上枠板部の後面下端間を下面水平板部により一体に連設している一方、後側突条枠部を形成している水平支持板部と垂直板部とを上側横枠材と別体に形成して水平支持板部の後端に後方に向かって水平取付板部を延設し、この水平取付板部を上記下面水平板部にネジ止めすることにより、水平支持板部と上面枠材部の下面間で遮音板の上端係止端部の係合溝部を形成していると共に上記垂直板部と前側突条枠部の後面間で遮音板の端部差込溝を形成しているので、遮音板の上端部とその上端から後方に屈折している係止端部とを上側横枠材に取付ける際に、遮音板の上端部前面を前側突条枠部の後面に当接させ且つ係止端部の上面を上枠板部の下面板部に当接させた状態にした後、後側突条枠部の水平取付板部を上記下面水平板部にネジ止めすることにより、遮音板の上端部を簡単且つ強固に抜け止め状態で挟着、固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮音パネルの簡略正面図、
【図2】遮音パネルの縦方向の中間部を省略した状態の縦断側面図、
【図3】遮音パネルの幅方向の一部を省略した状態の横断面図、
【図4】本発明の遮音パネルの別な実施の形態を示す一部省略縦断側面図、
【図5】遮音パネルのさらに別な実施の形態を示す一部を省略した縦断側面図、
【図6】横幅の大なる遮音板の一部を省略した横断面図。
【符号の説明】
A 遮音パネル
1、2 上下横枠材
3、3 両側縦枠材
3b、3c 前後突条枠部
4 遮音板
4a、4b 係止端部
5 係合溝部
6 端部差込溝
11、12 前後突条枠部

Claims (4)

  1. 上下横枠材と両側縦枠材とによって形成された矩形状枠に遮音板を張設してなる遮音パネルにおいて、上記上下横枠材と両側縦枠材は、遮音板に向かって突設している前後突条枠部とこれらの前後突条枠部の前後対向面間で形成された遮音板の端部差込溝とを備えていると共に、少なくとも上記上側横枠材に設けている遮音板の端部差込溝の奥側にこの差込溝から後方に屈折した係合溝部を設けてあり、さらに、四方の端部を上記上下横枠材と両側縦枠材との差込溝に挿入している遮音板の上端部に上記係合溝部に係止する係止端部を屈折形成していることを特徴とする遮音パネル。
  2. 上下横枠材の前後突条枠部は、上側横枠材の上枠板部の下面前後部と下側横枠材の下枠板部の上面前後部とにそれぞれ形成されている一方、両側縦枠材は、縦枠材部の内側面に前後突条枠部をネジ止めによって固着し、これらの前後突条枠部の前後対向面間で遮音板の端部差込溝を形成していることを特徴とする請求項1に記載の遮音パネル。
  3. 上側横枠材の前側突条枠部は、該上側横枠材における上枠板部の前端部下面に下方に向かって突設している一方、後側突条枠部は、上枠板部の下面中央部から下方に突設している突出板片部の下端から上記前側突条枠部の後面上端部に向かって直角に屈折形成している水平支持板部と、この水平支持板部の前端から上記前側突条枠部の後面に平行に下方に向かって屈折形成している垂直板部とからなり、上記水平支持板部と上枠板部の下面間で遮音板の上記上端係止端部の係合溝部を形成していると共に上記垂直板部と前側突条枠部の後面間で遮音板の端部差込溝を形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遮音パネル。
  4. 上側横枠材における上枠板部の下面中央部に突設している突出板片部の下端と上枠板部の後面下端間を下面水平板部により一体に連設している一方、後側突条枠部を形成している水平支持板部と垂直板部とを上側横枠材と別体に形成して水平支持板部の後端に後方に向かって水平取付板部を延設し、この水平取付板部を上記下面水平板部にネジ止めすることにより、水平支持板部と上面枠材部の下面間で遮音板の上端係止端部の係合溝部を形成していると共に上記垂直板部と前側突条枠部の後面間で遮音板の端部差込溝を形成していること特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遮音パネル。
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