JP4198302B2 - 半導体装置 - Google Patents

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    • H01L29/0873Drain regions
    • H01L29/0878Impurity concentration or distribution

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、MOSFET、IGBT等に代表される絶縁ゲート型の半導体装置に関し、特に、逆バイアス特性を高めるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年において、インバータ制御などに用いられるスイッチング素子として、MOSFETあるいはIGBTが注目を集めている。図8は代表的なMOSFETの平面図である。このMOSFETは、いわゆる縦型のMOSFETであり、半導体基板1の上主面にゲートワイヤボンディングパッド2およびソースワイヤボンディングパッド3が設けられている。半導体基板1には、その主面に沿って、各々が単一のMOSFETとして機能するユニットセルが多数配列されている。ユニットセルが配列される領域40はセル領域と称され、その一部の領域Bは、セル領域40を代表している。また、セル領域40の周囲には、ゲート配線領域4が形成されており、一部の領域Aは、セル領域40とゲート配線領域4と間の境界部分を代表している。
【0003】
図9は図8の領域Aでの半導体基板1の上主面に露出する各種の半導体層のパターンを示す拡大平面図である。また、図10は図9のE−E切断線に沿った断面図である。半導体基板1は、下主面に露出するN+層11、その上に形成されたN-層10、その上に形成され上主面に露出する低抵抗のN層17、上主面に選択的に形成されたPベース層6,7,8、Pベース層6,7の底部の中央部において下方に突起した低抵抗のP+ベース層20、および、上主面に選択的に形成され、かつPベース層6の内側にそれよりも浅く形成されたNソース層5を備えている。N層17は、Pベース層6,7,8よりも浅く形成されている。
【0004】
Pベース層6および7は、多角形(図9の例では正方形)の平面形状を有し、かつ互いに孤立してマトリクス状に配列されている。また、Pベース層6および7は、ゲート配線領域4の直下に形成されているPベース領域8からも孤立している。
【0005】
Pベース層6の内側に形成されるNソース層5の平面形状は環状であり、かつPベース層6と同じ多角形(図9の例では正方形)をなしている。環状のNソース層5の外側に位置するPベース層6の環状の部分は、チャネル領域として機能する。一方、Pベース層7,8の内側には、Nソース層5が形成されておらず、したがってPベース層7,8はチャネル領域を持たない。Pベース層7は、Pベース層8の近傍に選択的に形成されている。
【0006】
半導体基板1の上主面の上には絶縁層15が形成され、その上にはソース電極16が形成されている。ソース電極16は、さらに別の絶縁層30によって覆われている。Pベース層6および7は、絶縁層15に選択的に形成された開口部9を通じてソース電極16へ接続されている。ソース電極16は、絶縁層15に選択的に形成された開口部31を通じて、Pベース領域8にも接続されている。すなわち、半導体基板1の中で互いに孤立するPベース層6,7,8は、ソース電極16を通じてのみ、互いに接続されている。
【0007】
絶縁層15の中にはゲート電極14が埋設されており、絶縁層15の一部であるゲート絶縁膜13を挟んで、半導体基板1の上主面に対向している。ゲート電極14は、Pベース層6のチャネル領域に対向するとともに、N層17の露出面(以下、露出面とは、半導体基板1の上主面に露出する部分を意味する)にも対向している。さらに、Pベース層7の露出面の一部、および、Pベース領域8の露出面の略全領域に対向している。ゲート電極14の中で、Pベース領域8の露出面の略全領域に対向する部分は、ゲート配線として機能する。
【0008】
半導体基板1の下主面にはドレイン電極12が接続されている。図10が示すように、MOSFETではN+層11が下主面に露出するので、ドレイン電極12はN+層11に直接に接続される。
【0009】
以上のように構成されたMOSFETでは、ソース電極16を基準としてドレイン電極12に正電圧を印加した状態で、ゲート電極14にしきい値電圧以上のゲート電圧を印加すると、ゲート電極14の直下に位置するPベース領域6の露出面すなわちチャネル領域に反転層が形成され、この反転層を通じて電流が流れる。すなわち、MOSFETはオン状態となる。
【0010】
ゲート電極14に印加するゲート電圧をしきい値未満にすると、反転層は消滅するので、MOSFETはオフ状態へ移行する。このとき、ドレイン電圧は、逆バイアス状態となる各Pベース層6,7,8とN-層10との間のPN接合から、N-層10の内部へ向かって広がる空乏層によって保持される。
【0011】
ソース電極16とゲート電極14とを互いに短絡した状態で、ドレイン電極12を基準としてソース電極16に正電圧を印加すると、ソース電極16に接続されている各Pベース領域6,7,8からN-層10へホールが注入され、ドレイン領域12と接合しているN+層11からN-層10へ電子が注入される。各Pベース領域6,7,8とN-層10との間のPN接合がダイオードとして機能するので、電流はソース電極16からドレイン電極12へ流れる。
【0012】
この状態でドレイン電極12を基準としてソース電極16に負電圧を印加する、すなわちソース・ドレイン間電圧を逆バイアスへと反転させると、N-層10に残存するホールはソース電極16へ、N-層10に残存する電子はドレイン電極12へ移動する。その結果、電流はドレイン電極12からソース電極16へ流れる。ホールの移動度は、電子の移動度の1/2であるので、この電流が零まで減衰するのに要する時間は、N-層10に残存するホールが消滅するまでの時間となる。このような逆電圧の下でのMOSFETの動作は、MOSFETに内蔵されているダイオードのリカバリー動作に他ならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、MOSFETのスイッチング動作にともなって発生するスイッチング損失は、MOSFETの寄生容量である帰還容量に大きく依存する。帰還容量はゲート電極14とこれに対抗するN層17との間の容量であり、N層17の露出面の面積に強く依存する。従来のMOSFETでは、各セルに属するPベース層6が互いにマトリクス状に配列されており、その結果、半導体基板1の上主面の中でPベース層6の露出面に比べてN層17の露出面が占める割合が高く、帰還容量が大きいという問題点があった。
【0014】
また、従来のMOSFETのPベース層6および7の平面形状が多角形であるために、マトリクスの行列方向(図9で上下または左右の方向)に沿って隣接する各Pベース層6,7の間の距離と、斜め方向に隣接する各Pベース層6,7の間の距離とが、互いに相違している。さらに、各Pベース層6,7の平面形状において、別のPベース層6,7と斜めに隣接する方向へコーナー部が形成されており、このコーナー部では曲率が大きくなっている。このため、ソース・ドレイン間電圧が逆バイアスとなったときに、各Pベース領域6,7,8とN-層10との間のPN接合からN-層10の内部へ向かう空乏層の広がりが不均一となり、コーナー部では、比較的低いソース・ドレイン間電圧で臨界電界強度に到達し、アバランシェ降伏が引き起こされる。
【0015】
さらに、従来のMOSFETを誘導負荷の下でスイッチング動作させると、ターンオフ時に逆起電力が発生してアバランシェ降伏が起こり、アバランシェ電流が流れる場合がある。アバランシェ電流は、比較的低いソース・ドレイン間電圧で臨界電界強度に到達する箇所であるPベース層6,7のコーナー部に集中するため、N-層10、Pベース層6、およびNソース層5で形成される寄生バイポーラトランジスタが比較的低いアバランシェ電流でオンするという問題点があった。
【0016】
また、従来のMOSFETにはPベース領域6,7の内側に形成され底部の中央部において下方に突起するP+ベース層20が形成されている。P+ベース層20は、Pベース層6,7より深く、より大きな曲率を持って形成されている。P+ベース層20は、Pベース層6,7より深いので、ソース・ドレイン間電圧が逆バイアスとなったときに、P+ベース層20とN-層10との間のPN接合から、N-層10の内部へ広がることが出来る空乏層のN-層10内での実効的な距離が短くなる。さらに、P+ベース層20は大きな曲率を持っているため、比較的低いソース・ドレイン間電圧で臨界電界強度に到達する部位が発生し、アバランシュ降伏が引き起こされるという問題点があった。
【0017】
さらに、従来のMOSFETでは、ゲート電極14の直下の低抵抗のN層17はPベース層6よりも浅く形成されている。低抵抗のN層17は、MOSFETがオン状態となった場合に、Pベース層6とN-層10との間のPN接合における接合抵抗を低くする機能を果たすが、N層17がPベース層6よりも浅いので、上記した接合抵抗が十分には低減されないという問題点があった。
【0018】
また、従来のMOSFETでは、各Pベース層6,7,8は半導体基板1の中では互いに孤立しており、ソース電極16を通じてのみ互いに接続されている。上記したように、各Pベース層6,7,8とN-層10との間のPN接合は、MOSFETが内蔵するダイオードに該当する。この内蔵ダイオードを導通させた時に発生するホールは、各Pベース層6,7,8の露出面の面積と、それらが含有するP型不純物の濃度とに依存するため、Pベース層8の近傍において最も多い。内蔵ダイオードを比較的高いdi/dt(すなわち、電流の時間変化率)でリカバリー動作させた場合には、Pベース層8の近傍に残存するホールは、Pベース層8の近傍に位置するPベース層6へ集中的に流れ込み、さらにPベース層6とソース電極16との間のコンタクト部18を通って、ソース電極16へと抜ける。このとき、N-層10、Pベース層6、およびNソース領域5で形成される寄生バイポーラトランジスタが導通してしまうという問題点があった。
【0019】
図9が示すように、Pベース層8の近傍には寄生バイポーラトランジスタが形成されないように、内側にNソース領域5が形成されないPベース層7が、Pベース層8の近傍に配置されている。しかし、di/dtが相当程度に高くなると、Pベース層8の近傍に残留するホールは、最も近いPベース層7へ集中的に流れ込むだけではなく、その近傍のPベース層6へも集中的に流れ込むようになり、コンタクト部18を通じてソース電極16へ抜けることとなる。その結果、Pベース層7の近傍に位置するPベース層6では、寄生バイポーラトランジスタが導通してしまうという問題点があった。さらに、高いdi/dt耐量を得るために、仮に、内側にNソース層5が形成されないPベース層7を多数形成したとすると、MOSFETがオン状態となった時に、オン動作するセルの個数が減少することとなり、MOSFET全体のチャネル幅が狭くなり、オン抵抗が増大するという問題点があった。
【0020】
この発明は、従来の装置における上記した問題点を解消するためになされたもので、逆バイアスの下での特性を高めることのできる半導体装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本願発明の装置は、半導体装置であって、上主面および下主面を有する半導体基板を備え、当該半導体基板は、第1導電型の第1半導体層と、前記上主面に露出するように前記第1半導体層の上に形成され、当該第1半導体層よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体層と、当該第2半導体層よりも浅く前記上主面に選択的に形成され、互いに平行な複数の帯状部として分割配置され、底部において不純物濃度が周囲よりも高い下方突起部を有しない第2導電型の第3半導体層と、前記上主面に選択的に形成され、互いに平行な複数の梯子状部として分割配置され、当該複数の梯子状部の各々は、前記複数の帯状部の少なくとも一部のいずれかの一つに個別に対応して、その内側に、それよりも浅く、かつそれに沿って延在するように、形成された第1導電型の第4半導体層と、前記上主面に選択的に形成され、前記複数の帯状部を互いに連結する第2導電型の第5半導体層と、を備え、前記半導体装置は、前記上主面の中で前記複数の梯子状部の隣り合う各組に挟まれた領域の上に形成された絶縁膜と、当該絶縁膜の上に形成され前記領域に対向するゲート電極と、前記複数の帯状部の各々と前記複数の梯子状部の各々とに接続され、かつ当該複数の梯子状部の各々には少なくともその横桟部を通じて接続された第1主電極と、前記下主面に接続された第2主電極と、をさらに備え、前記第2半導体層が、前記第3半導体層の直下おいて選択的に浅く形成されている。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下において、MOSFETを例として実施の形態による半導体装置を説明する。このMOSFETの平面図は、図8と同等に描かれる。図1は、実施の形態によるMOSFETに関して、図8の領域Aでの半導体基板1の上主面に露出する各種の半導体層のパターンを示す拡大平面図である。なお、冗長な説明を避けるために、以下の図において、図8〜図10に示した従来の装置と同一部分または相当部分(同一の機能をもつ部分)については、同一符号を付してその詳細な説明を略する。
【0032】
Pベース層6,7は、半導体基板1の上主面に、互いに平行かつ等間隔に配列する複数の帯状部として分割配置されている。このため、複数の帯状部の互いの距離が均一である。その結果、ソース・ドレイン間電圧が逆バイアスとなった場合、各Pベース層6,7,8とN-層10との間のPN接合から、N-層10の内部へ向かう空乏層の広がりが均一となり、比較的低いソース・ドレイン間電圧で臨界電界強度に到達する部位が存在しない。さらに、実施の形態によるMOSFETを誘導負荷の下でスイッチング動作させた場合に、ターンオフに際して逆起電力が発生し、それによって仮にアバランシェ降伏が起こり、アバランシェ電流が流れたとしても、比較的低い逆バイアスで臨界電界強度に到達する部位が存在しないために、アバランシェ電流が特定の箇所に集中して流れることもない。
【0033】
図1のパターンに替えて、図2のパターンを採用しても良い。図1および図2のいずれにおいても、内側にNソース層5が形成されないPベース層7が、Pベース層8の近傍に選択的に配置されている。それによって、リカバリー動作の際の寄生バイポーラトランジスタの導通の回避が図られている。図1では、Pベース層8に隣接する1本の帯状部がPベース層7として形成されているのに対し、図2ではPベース層8に隣接する帯状部の1.5本分に相当する部分が、Pベース層7として形成されている点で、互いに相違する。すなわち図2では、Pベース層6に隣接するPベース層7には、Nソース層5が、梯子状部の半分に相当する櫛歯状に形成されている。図1のパターンでは、Pベース層7が少ない分、オン抵抗が低いという利点があるが、他方の図2のパターンでは、寄生バイポーラトランジスタの導通がより有効に回避されるので、di/dt耐量が高くアバランシェ耐量が高いという利点がある。
【0034】
図3は、実施の形態によるMOSFETに関して、図8の領域Bでの半導体基板1の上主面に露出する各種の半導体層のパターンを示す拡大平面図である。また、図4は図3のC−C切断線に沿った断面図であり、図5は図3のD−D切断線に沿った断面図である。図4および図5が示すように、実施の形態によるMOSFETでは、Pベース層6の底部の中央部において下方に突起する突起部としての高不純物濃度のP+ベース層20が形成されていない。
【0035】
このため、ソース・ドレイン間電圧が逆バイアスとなったときに、P+ベース層20とN-層10との間のPN接合から、N-層10の内部へ広がることが出来る空乏層のN-層10内での実効的な距離が、P+ベース層20によって短縮されることがなく、さらに、比較的低いソース・ドレイン間電圧で臨界電界強度に到達する部位が存在しないので、アバランシュ降伏が引き起こされ難いという利点が得られる。また、従来のMOSFETでは、P+ベース層20は、寄生バイポーラトランジスタの導通を抑えるという役割を担うべく形成されたものであるが、実施の形態によるMOSFETでは、Pベース層6が複数の帯状部として分割配置されているために電界の集中が解消されるので、P+ベース層20を除去しても寄生バイポーラトランジスタの導通を抑制することができる。
【0036】
また、図4および図5が示すように、実施の形態によるMOSFETでは、ゲート電極14の直下に位置する低抵抗のN層17はPベース層6よりも深く形成されている。このため、Pベース層6とN-層10との間のPN接合における接合抵抗が十分に低減される。
【0037】
図1〜図3が示すように、実施の形態によるMOSFETでは、各ベース層6,7は互いに分離された帯状部として形成されている。そして、これらのPベース層6,7は、少なくともそれらの長手方向の端部において、Pベース領域8によって互いに連結されている。各Pベース層6,7,8とN-層10またはN層17との間のPN接合は、MOSFETに内蔵されるダイオードに該当する。この内蔵ダイオードを導通させた時に発生するホールは各Pベース層6,7,8の面積と、それらが含有するP型不純物の濃度とに依存するため、Pベース層8の近傍において最も多い。内蔵ダイオードを比較的高いdi/dtでリカバリー動作させた場合においても、Pベース層8の近傍に孤立したPベース層6が存在しないため、すでに発生したホールが特定の孤立したPベース層6へ集中的に流れ込むことがない。したがって、N-層10またはN層17、Pベース層6、およびNソース層5で形成される寄生バイポーラトランジスタが導通するという現象を抑制することができる。
【0038】
図3〜図5が示すように、実施の形態によるMOSFETでは、半導体基板1の上主面に選択的に形成されるNソース層5が、各Pベース層6の内側に一対一に配置され平面形状が梯子状である互いに平行な複数の梯子状部として、分割配置されている。Pベース層6の各帯状部の露出面の中で、その内側に形成されている梯子状部の外側に隣接する部分が、チャネル領域に相当する。ゲート電極14は、半導体基板1の上主面の中で、互いに隣接する梯子状部に挟まれた領域に、ゲート絶縁膜13を挟んで対向している。
【0039】
絶縁層15に形成される開口部9は、各梯子状部の長手方向に沿った帯状に形成され、しかもチャネル領域から離れるように形成されている。したがって、Nソース層5は、梯子状部の横桟部(桁部とも称される)の露出面内に位置するコンタクト部19を通じてのみ、ソース電極16に接続されている。また、Pベース層6は、各梯子状部の支柱部と横桟部とで囲まれた矩形の露出面内に位置するコンタクト部18を通じてのみ、ソース電極16に接続されている。
【0040】
このため、Nソース層5の幅5a(図4)を、従来のMOSFETにおける幅5a(図10)に比べて、短く設定することが可能となる。それにより、Nソース層5の直下のPベース層6の部分の抵抗が低くなるので、Pベース層6とN層17またはN-層10との間のPN接合が逆バイアス状態となり、アバランシェ降伏が起こり、アバランシェ電流が流れた場合であっても、従来のMOSFETに比べて寄生バイポーラトランジスタが導通し難くなる。
【0041】
図3が示すように、実施の形態によるMOSFETでは、ソース層5とPベース層6との間の半導体基板1の上主面に露出する境界は、各梯子状部の外側に沿った部分、すなわちチャネル領域と境界をなす部分である第1境界部分Iと、各梯子状部の内側に沿った部分、すなわち各梯子状部の支柱部と横桟部とで囲まれたPベース層6の矩形の露出面部分と境界をなす部分である第2境界部分IIとを、含んでいる。第1境界部分Iおよび第2境界部分IIの長さは、図3に描かれるように、パターンの反復単位内での長さとして定められる代表長さを用いて互いに比較することができる。
【0042】
実施の形態によるMOSFETでは、好ましくは、第1境界部分Iよりも第2境界部分IIが長く設定される。それによって、Nソース層5の幅5aが短くなるのに加えて、開口部9の延在方向に沿ったPベース層6の露出面の長さ(すなわち、隣接する横桟部の間隔;桁間隔)7aに比べて、Nソース層5の長さ(すなわち、横桟部の幅;桁幅)5bが、十分に小さい値に制限される。その結果、Pベース層6とN層17またはN-層10との間のPN接合が逆バイアス状態となり、アバランシェ降伏が起こり、アバランシェ電流が流れたとしても、N-層10またはN層17、Pベース層6、およびNソース層5で形成される寄生バイポーラトランジスタが、導通し難くなる。
【0043】
さらに、好ましくは、桁幅5bは、桁間隔7aの10分の1以下に設定される。これによって、寄生バイポーラトランジスタが、さらに導通し難くなる。
【0044】
さらに、好ましくは、図3のC−C切断線に沿った断面図の別の例である図6が示すように、N層17がPベース層6の直下において選択的に浅く形成されている。Pベース層6の直下の領域は電流の経路ではなく、また、Pベース層6とN-層10またはN層17との間のPN接合が逆バイアス状態となった場合でも、Pベース層6の直下での電界の集中が抑制され、それによって耐圧の低下が抑制される。
【0045】
さらに、好ましくは、ゲート電極14に対向するN層17の露出面の面積が、Pベース層6の露出面の面積の4倍以下に抑えられる。これにより、帰還容量が低く抑えられるので、スイッチング動作にともなうスイッチング損失が低く抑えられる。図7はこのことを裏付ける実証データである。図7のグラフにおいて、横軸は、図4に示すゲート幅WGおよびゲート間隔WCDを用いて表現される関数(WG−4μm)/(WG+WCD)を表し、縦軸は、ソース・ドレイン間電圧が25Vで動作周波数が1MHzであるときの帰還容量Crssを表している。従来のMOSFET(ただし、Pベース層6の平面形状は正方形ではなく円形であるが、実質的な差異はない)に関するデータは白丸で表され、実施の形態のMOSFETに関するデータは黒丸で表されている。
【0046】
図7が示すように、関数値が0.6であるときに、実施の形態によるMOSFETと従来のMOSFETとの間で、帰還容量Crssが一致する。このことは、ゲート間隔WCDが4μmであって、ゲート幅WGが16μmであるとき、すなわち上記した面積の比率が4倍であるときに、二つのMOSFETにおける帰還容量Crssが一致し、さらに上記した面積の比率が4倍以下であれば、帰還容量Crssは、従来のMOSFETにおける値よりも低くなることを意味している。
【0047】
なお、以上の説明では、半導体装置がNチャネル型のMOSFETである例を採り上げたが、導電型が反転したPチャネル型のMOSFETについても、本願発明は同様に実施可能である。さらに、半導体基板1の下主面にN+層11が露出するNチャネル型のMOSFETに限らず、N+層11と半導体基板1の下主面との間にP型の半導体層が介挿されたNチャネル型のIGBTに対しても、本願発明は適用可能である。さらに、Nチャネル型のIGBTの導電型を反転したPチャネル型のIGBTに対しても同様である。また、MOSFETおよびIGBTに限らず、半導体基板1の上主面にMOS構造を有する縦型で絶縁ゲート型の半導体装置全般に、本願発明は適用可能である。
【0048】
また、複数のPベース層6のすべてにNソース層5が備わっている例を示したが、本発明は一般には、端部に位置するPベース層7だけでなく、内側に配列するPベース層6の一部にNソース層5が備わらない形態で実施することも可能である。
【0049】
さらに、半導体基板1は、代表的にはシリコン基板であるが、他の半導体材料を用いた半導体基板であっても、本願発明は同様に実施可能である。
【0050】
【発明の効果】
本願発明の装置では、第3半導体層が互いに平行な複数の帯状部として配置され、しかも第3半導体層の底部に高不純物濃度の下方突起部が形成されないので、低い逆バイアスの下で臨界電界強度に達する部位が存在しない。このため、誘導負荷の下で装置がターンオフしたときに、アバランシェ電流の特定の部位への集中を回避することができる。また、第3半導体層が第2半導体層よりも浅いので、第3半導体層とその周囲との間のPN接合における接合抵抗が十分に低減される。さらに、第3半導体層をなす複数の帯状部が、第5半導体層を通じて互いに連結されているので、装置に内蔵されるダイイオードのリカバリー動作において、残留する小数キャリアが第3半導体層の特定部分へ集中する現象が抑制され、それにより寄生バイポーラトランジスタの導通が抑制される。さらに、第2半導体層が第3半導体層の直下おいて選択的に浅く形成されているので、第3半導体層とその周囲との間のPN接合が逆バイアス状態となった場合でも、第3半導体層の直下での電界の集中が抑制され、それによって耐圧の低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における図8の領域Aの部分拡大平面図である。
【図2】 実施の形態の別の装置例での図8の領域Aの部分拡大平面図である。
【図3】 実施の形態における図8の領域Bの部分拡大平面図である。
【図4】 図3のC−C断面図である。
【図5】 図3のD−D断面図である。
【図6】 実施の形態の別の装置例における断面図である。
【図7】 実施の形態の装置の実証データを示すグラフである。
【図8】 実施の形態の装置および従来の装置に共通の平面図である。
【図9】 従来の装置における図8の領域Aの部分拡大平面図である。
【図10】 図9のE−E断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、5 Nソース層(第4半導体層,第6半導体層)、6 Pベース層(第3半導体層)、7 Pベース層(第3半導体層)、8 Pベース層(第5半導体層)、10 N-層(第1半導体層)、12 ドレイン電極(第2主電極)、13 ゲート絶縁膜(絶縁膜)、14 ゲート電極、16 ソース電極(第1主電極)、17 N層(第2半導体層)、20 P+ベース層(下方突起部)、I 第1境界部分、II 第2境界部分。

Claims (1)

  1. 半導体装置であって、上主面および下主面を有する半導体基板を備え、当該半導体基板は、
    第1導電型の第1半導体層と、
    前記上主面に露出するように前記第1半導体層の上に形成され、当該第1半導体層よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体層と、
    当該第2半導体層よりも浅く前記上主面に選択的に形成され、互いに平行な複数の帯状部として分割配置され、底部において不純物濃度が周囲よりも高い下方突起部を有しない第2導電型の第3半導体層と、
    前記上主面に選択的に形成され、互いに平行な複数の梯子状部として分割配置され、当該複数の梯子状部の各々は、前記複数の帯状部の少なくとも一部のいずれかの一つに個別に対応して、その内側に、それよりも浅く、かつそれに沿って延在するように、形成された第1導電型の第4半導体層と、
    前記上主面に選択的に形成され、前記複数の帯状部を互いに連結する第2導電型の第5半導体層と、を備え、
    前記半導体装置は、
    前記上主面の中で前記複数の梯子状部の隣り合う各組に挟まれた領域の上に形成された絶縁膜と、
    当該絶縁膜の上に形成され前記領域に対向するゲート電極と、
    前記複数の帯状部の各々と前記複数の梯子状部の各々とに接続され、かつ当該複数の梯子状部の各々には少なくともその横桟部を通じて接続された第1主電極と、
    前記下主面に接続された第2主電極と、をさらに備え
    前記第2半導体層が、前記第3半導体層の直下おいて選択的に浅く形成されている、半導体装置。
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