JP4194103B2 - 多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ - Google Patents
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トルクが入力される入力側円板部材(1)と、入力側円板部材(1)の内側に配置し、外径側にフランジ部(6)が形成されたハブ(5)と、ハブ(5)の外径側に配置する中間円板部材(7)と、中間円板部材(7)とフランジ部(6)との間の回転を制限するように配置した第1の弾性部材(9)と、入力側円板部材(1)と中間円板部材(7)との間の相対回転を制限するように配置した第2の弾性部材(8)と、を含む多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリにおいて、
フランジ部(6)の一側面に接触して配置され、環形の円周部(12)と、円周部(12)の内径側に突出された案内部(13)と、案内部(13)の外面から放射方向に突出した複数の係合突起(14)とからなる第1の摩擦部材(11)と、
中間円板部材(7)の一側面に接触して配置され、一面のうち、外径側領域に入力側円板部材(1)と係合する複数の第1の突起(21)を形成し、一面のうち、内径側領域に第1の突起(21)の間に第2の突起(22)が形成された環形の第2の摩擦部材(20)と、
第2の摩擦部材(20)の各第2の突起(22)が対応係合する挿入部(28)が外径側に形成され、第1の摩擦部材(11)の係合突起(14)が対応係合する係合溝(27)が内径側に形成され、外径側が入力側円板部材(1)に支持され、内径側が第1の摩擦部材(11)に支持されるコーンスプリングである第1の加圧部材(25)と、
第2の摩擦部材(20)の一面のうち、外径と内径との間に配置され、外向に突出された複数の突出片(31)の間に第2の摩擦部材の第1の突起(21)が係合するように挿入され、入力側円板部材(1)と第2の摩擦部材(20)とによって上下に支持されるコーンスプリングである第2の加圧部材(30)と、からなり、
第2の摩擦部材(20)の第2の突起(22)が第1の加圧部材(25)の挿入部(28)と係合し、第1の加圧部材(25)の係合溝(27)が第1の摩擦部材(11)の係合突起(14)と係合して第1、2の摩擦部材(11)、(20)及び第1の加圧部材(25)が一体に回転し、第2の摩擦部材(20)に対して第1の摩擦部材(11)が軸線方向へ相対移動が可能であることを特徴とする。
フランジ部(6)の一側面に接触して配置され、内周上端の外側に複数の係合突起(14)が形成された第1の摩擦部材(11)と、
中間円板部材(7)の一側面に接触して配置され、上面に入力側円板部材(1)と係合する突起(21)が形成された第2の摩擦部材(20a)と、
第2の摩擦部材(20a)の突起(21)と側方向から係合する複数の挿入部(28)が外周に形成され、第1の摩擦部材(11)の係合突起(14)が係合する複数の係合溝(27a)が内周に形成され、外周が入力側円板部材(1)に支持され、内周が第1の摩擦部材(11)に支持されるコーンスプリングである第1の加圧部材(25a)と、
第2の摩擦部材(20a)の上面に配置され、入力側円板部材(1)と第2の摩擦部材(20a)とによって上下に支持されるコーンスプリングである第2の加圧部材(30a)とからなり、
第2の摩擦部材(20a)の突起(21)が第1の加圧部材(25a)の挿入部(28)と係合して第2の摩擦部材(20a)と第1の加圧部材(25a)とが一体に回転し、第1の加圧部材(25a)の係合溝(27a)と第1の摩擦部材(11)の係合突起(14)との係合によって第1の加圧部材(25a)と第1の摩擦部材(11)とが一体に回転することを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施の形態による多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリの一部を切開したものを示す平面図であり、図2は、図1のA―A線に沿って切開した部分を示す側断面図であり、図3は、図2のハブの右側部分を示す拡大図である。図1乃至図3に図示するように、本発明の多重摩擦部材10を有するクラッチダンパディスクアセンブリは、ディスクパッド2を外径側に係合する入力側円板部材1と、入力側円板部材1の中央に設けたフランジ部6が形成されたハブ5と、入力側円板部材1の内側にあってハブ5の外周に隣接するように配置される中間円板部材7と、中間円板部材7とハブ5のフランジ部6との間に設けられる第1の弾性部材9と、入力側円板部材1と中間円板部材7との間に設けられる第2の弾性部材(8)と、入力側円板部材1とハブ5のフランジ部6及び中間円板部材7との間に配置される多重摩擦部材10とから構成される。
図13は、本発明の第2の実施の形態による多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリの多重摩擦部材を示した斜視図である。図13に図示するように、多重摩擦部材10aは、ハブ5のフランジ部6の上に配置される第1の摩擦部材11と、中間円板部材7の上に配置される第2の摩擦部材20aと、第1の摩擦部材11と係合する第1の加圧部材25aと、第2の摩擦部材20aの上に配置される第2の加圧部材30aとから構成される。
2 ディスクパッド
5 ハブ
6 フランジ部
7 中間円板部材
10、10a 多重摩擦部材
11 第1の摩擦部材
12 周部
13 案内部
14 係合突起
15 係止突起
20、20a 第2の摩擦部材
21 第1の突起
22 第2の突起
25、25a 第1の加圧部材
26 コーンスプリング部
27、27a 係合溝
28 挿入部
29 案内片
30、30a 第2の加圧部材
31 突出片
40 従来技術による多重摩擦部材
41 第1の摩擦部材
42 突起
45 第2の摩擦部材
46 溝
47 突出部
50 第1の加圧部材
52 第2の加圧部材
Claims (8)
- トルクが入力される入力側円板部材と、前記入力側円板部材の内側に配置し、外径側にフランジ部を形成したハブと、前記ハブの外径側に配置される中間円板部材と、前記中間円板部材と前記フランジ部との間の回転を制限するように配置される第1の弾性部材と、前記入力側円板部材と前記中間円板部材との間の相対回転を制限するように配置される第2の弾性部材と、からなる多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリにおいて、
前記フランジ部の一側面に接触して配置され、環形の円周部と、前記円周部の内径側に突出した案内部と、前記案内部の外面から放射方向に突出された複数の係合突起とからなる第1の摩擦部材と、
前記中間円板部材の一側面に接触して配置され、一面のうち、外径側領域に前記入力側円板部材と係合する複数の第1の突起が形成され、一面のうち、内径側領域に前記第1の突起間に第2の突起が形成された環形の第2の摩擦部材と、
前記第2の摩擦部材の各第2の突起が対応係合する挿入部が外径側に形成され、前記第1の摩擦部材の係合突起が対応係合する係合溝が内径側に形成され、外径側が前記入力側円板部材に支持され、内径側が前記第1の摩擦部材に支持されるコーンスプリングである第1の加圧部材と、
前記第2の摩擦部材の一面のうち、外径と内径との間に配置され、外向に突出した複数の突出片の間に前記第2の摩擦部材の前記第1の突起が係合するように挿入され、前記入力側円板部材と前記第2の摩擦部材とによって上下に支持されるコーンスプリングである第2の加圧部材とからなり、
前記第2の摩擦部材の前記第1の突起は、外径側領域に沿って4個が等間隔で突出し、
前記第2の突起は、内径側領域に沿って前記第1の突起の中間領域へ突出され、
前記第2の摩擦部材の第2の突起が前記第1の加圧部材の挿入部と係合し、前記第1の加圧部材の係合溝が前記第1の摩擦部材の係合突起と係合して前記第1、2の摩擦部材、及び第1の加圧部材が一体に回転し、第2の摩擦部材に対して前記第1の摩擦部材が軸線方向へ相対移動が可能であることを特徴とする多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。 - 前記第1の加圧部材の内径側に形成された係合溝は、内径全体に均一に形成されることを特徴とする請求項1に記載の多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。
- 前記第1の加圧部材の挿入部は、前記第1の加圧部材の外径のうち、少なくとも前記第2の突起の幅より大きく離隔された一対の案内片を突出することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。
- 前記第1、2の摩擦部材は、合成樹脂から成型され、第1、2の加圧部材は、金属材からなることを特徴とする請求項1に記載の多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。
- 前記第2の摩擦部材の前記第2の突起の突出高さは、前記第1の突起の突出高さより低いことを特徴とする請求項1に記載の多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。
- 前記第2の摩擦部材の前記第2の突起の突出高さは、前記第1の突起の突出高さより低く、前記第1の加圧部材の厚さ以上であることを特徴とする請求項5に記載の多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。
- トルクが入力される入力側円板部材と、前記入力側円板部材の内側に配置され、外周にフランジ部が形成されるハブと、前記ハブの外周に配置される中間円板部材と、前記中間円板部材と前記フランジ部との間の回転を制限するように配置される第1の弾性部材と、前記入力側円板部材と前記中間円板部材との間の相対回転を制限するように配置される第2の弾性部材とを含む多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリにおいて、
前記フランジ部の一側面に接触して配置され、内周上端の外側に複数の係合突起が形成された第1の摩擦部材と、
前記中間円板部材の一側面に接触して配置され、上面に前記入力側円板部材と係合する突起が形成された第2の摩擦部材と、
前記第2の摩擦部材の突起と側方向から係合する複数の挿入部とが外周に形成され、前記第1の摩擦部材の係合突起が係合する複数の係合溝が内周に形成され、前記外周が前記入力側円板部材に支持され、前記内周が前記第1の摩擦部材に支持されるコーンスプリングである第1の加圧部材と、
前記第2の摩擦部材の上面に配置され、前記入力側円板部材と前記第2の摩擦部材とによって上下に支持されるコーンスプリングである第2の加圧部材とからなり、
前記第1の加圧部材の離脱を防止するために前記第1の摩擦部材の各係合突起には、外側に突出された係止突起が更に形成され、前記第1の加圧部材の係合溝は、前記係止突起の下部に配置され、
前記第2の摩擦部材の突起が前記第1の加圧部材の挿入部と係合して前記第2の摩擦部材と前記第1の加圧部材とが一体に回転し、前記第1の加圧部材の係合溝と前記第1の摩擦部材の係合突起との係合によって前記第1の加圧部材と前記第1の摩擦部材とが一体に回転することを特徴とする多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。 - 前記第1の加圧部材の外周が前記入力側円板部材に接触するように前記挿入部が曲げられて形成されることを特徴とする請求項7に記載の多重摩擦部材を有するクラッチダンパディスクアセンブリ。
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RU169880U1 (ru) * | 2016-05-24 | 2017-04-04 | Открытое акционерное общество "Научно-исследовательский институт московского строительства "НИИМосстрой" | Снегоплавильное устройство |
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2004
- 2004-12-17 JP JP2004366895A patent/JP4194103B2/ja not_active Expired - Fee Related
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