JP5303661B2 - 遠心クラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遠心力によりクラッチ手段が摩擦材を介して従動側回転部材の内周壁面と当接又は離間することにより、駆動手段の駆動力を伝達又は遮断させ得る遠心クラッチ装置に関するものである。
車両のエンジンの駆動力を駆動輪に伝達すべき伝達経路には、通常、クラッチ装置が配設されており、主なクラッチ装置として遠心力を利用して駆動力の伝達又は遮断を行わせる遠心クラッチ装置が挙げられる。かかる遠心クラッチ装置は、例えば特許文献1にて開示されているように、エンジンのクランク軸と連結されたドライブプレートと、該ドライブプレートに揺動自在に配設されたクラッチ手段(クラッチシュー)と、該クラッチシューが遠心力にて揺動した際に摩擦材(フェーシング)を介して当接可能な内周壁面を有するハウジングとを具備していた。
そして、エンジンの駆動に伴いドライブプレートが回転すると、クラッチ手段(クラッチシュー)に遠心力が付与されて揺動するので、当該ドライブプレートの回転数が一定値を超えると摩擦材がハウジングの内周壁面に当接して動力が伝達されることとなる。クラッチ手段(クラッチシュー)の内周壁面と対向する面は、ハウジングの内周壁面に倣って弧状に形成されており、当該弧状面に摩擦材が固着されている。
ところで、上記の如き遠心クラッチ装置は、クラッチ手段が摩擦材を介してハウジングの内周壁面と接触し、当該内周壁面上を摺動する過程(内周壁面に摩擦材が接触した後、ハウジングがドライブプレートの回転速度と同じになるまで)において、所謂「クラッチ鳴き」と称される異音が発生する場合が稀にある。かかるクラッチ鳴きを抑制するため、例えば特許文献2で開示されているように、ハウジングの外周面に防振リングを加圧装着させたものが提案されている。
特開2004−36806号公報 特開平9−236140号公報
しかしながら、上記従来の遠心クラッチ装置においては、複雑な形状にプレス成形された防振リングが必要とされるため、製造コストが嵩んでしまうという問題があった。また、駆動手段の駆動力を伝達させる際、ハウジングがドライブプレートと共に回転するため、その外周面に形成された防振リングが遠心力で外れてしまう虞があることから、当該遠心力に十分耐え得るように極めて強固に圧着させる工程が必要となり、これも製造コストが嵩んでしまう一因となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成にてクラッチ鳴きを抑制することができ、製造コストを低減させることができる遠心クラッチ装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、駆動手段と連結された軸を中心として回転自在な駆動側回転部材と、該駆動側回転部材に取り付けられ、遠心力が付与されると当該駆動側回転部材の外径側に移動可能なクラッチ手段と、前記駆動側回転部材とは独立して回転自在とされるとともに、当該駆動側回転部材を覆う如く配設されて前記クラッチ手段の移動方向に内周壁面を有した従動側回転部材と、前記クラッチ手段における前記従動側回転部材の内周壁面と対向した面に固着され、当該クラッチ手段が遠心力で移動した際に当該内周壁面と当接して前記駆動手段の駆動力を前記従動側回転部材に伝達して回転させる摩擦材とを具備した遠心クラッチ装置において、前記従動側回転部材の内周壁面に形成された溝形状と、該溝形状に嵌入可能とされたリング状部材から成り、当該溝形状に嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられるテンション部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠心クラッチ装置において、前記テンション部材は、円環状の一部に欠損部を有した形状から成るとともに、当該欠損部にて縮径させつつ前記溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の遠心クラッチ装置において、前記テンション部材は、前記欠損部の一端と他端とが軸方向にずれた形状から成るとともに、当該欠損部にて縮径させつつ前記溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の遠心クラッチ装置において、前記テンション部材は、軸方向に対して凹凸状に屈曲形成されて複数の屈曲部を有した略円環状部材から成るとともに、縮径させつつ前記溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられ、その取り付けされた状態で、前記テンション部材における複数の屈曲部が当該溝形状に当接して成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、従動側回転部材の内周壁面に形成された溝形状に嵌入可能とされたリング状部材から成り、当該溝形状に嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられるテンション部材を具備したので、簡易な構成にてクラッチ鳴きを抑制することができ、遠心クラッチ装置の製造コストを低減させることができる。
請求項2の発明によれば、テンション部材は、円環状の一部に欠損部を有した形状から成るとともに、当該欠損部にて縮径させつつ溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられるので、より確実にテンション部材を溝形状内に装着させることができ、クラッチ鳴きをより確実に抑制することができる。
請求項3の発明によれば、テンション部材は、欠損部の一端と他端とが軸方向にずれた形状から成るとともに、当該欠損部にて縮径させつつ溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられるので、更に確実にテンション部材を溝形状内に装着させることができ、クラッチ鳴きを更に確実に抑制することができる。
請求項4の発明によれば、テンション部材は、軸方向に対して凹凸状に屈曲形成されて複数の屈曲部を有した略円環状部材から成るとともに、縮径させつつ溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられ、その取り付けされた状態で、テンション部材における複数の屈曲部が当該溝形状に当接して成るので、テンション部材における多数の部位(軸方向への凸部)を溝形状に対して付勢しつつ当接させることができ、クラッチ鳴きを効率よく抑制させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る遠心クラッチ装置を示す縦断面図 同遠心クラッチ装置における従動側回転部材(テンション部材非装着状態)を示す斜視図 同遠心クラッチ装置における従動側回転部材(テンション部材装着状態)を示す斜視図 同遠心クラッチ装置におけるテンション部材の溝形状への取付状態を示す模式図であって、(a)図3中a−a線断面図、(b)図3中b−b線断面図、(c)図3中c−c線断面図 同遠心クラッチ装置におけるテンション部材を示す平面図 同テンション部材を示す斜視図 本発明の他の形態のテンション部材を示す斜視図 本発明の第2の実施形態に係る遠心クラッチ装置におけるテンション部材を示す外観図であって(a)テンション部材の平面図、(b)テンション部材の正面図 同遠心クラッチ装置における従動側回転部材(テンション部材装着状態)を示す斜視図 同遠心クラッチ装置におけるテンション部材の溝形状への取付状態を示す模式図であって(a)図9中d−d線断面図、(b)図9中e−e線断面図 本発明の更に他の形態のテンション部材を示す平面図 本発明の他の形態のテンション部材(断面矩形状のもの)を示す断面図 本発明の他の形態のテンション部材(断面台形状のもの)を示す断面図 本発明の他の形態のテンション部材(断面楕円状のもの)を示す断面図 本発明の他の形態の溝形状(台形状の溝)を示す断面模式図 本発明の他の形態の溝形状(幅が狭い溝)を示す断面模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る遠心クラッチ装置は、スクータ型の自動二輪車における遠心クラッチ装置に適用されたものである。かかる遠心クラッチ装置は、スクータ型の自動二輪車におけるエンジン駆動力の伝達及びその遮断を行わせるもので、図1に示すように、従動プーリ1と、ドライブプレート4(駆動側回転部材)と、クラッチ手段5と、出力用ハウジング6(従動側回転部材)と、摩擦材5aと、テンション部材12とから主に構成されている。
従動プーリ1は、二輪車のエンジン(駆動手段)の駆動により回転する駆動プーリ(不図示)との間で樹脂製のVベルト10(無端状ベルト)を懸架可能とされたものである。かかる従動プーリ1は、金属成形品から成る固定シーブ2及び可動シーブ3から構成され、これら固定シーブ2及び可動シーブ3の離間部にはテーパ面(固定側テーパ面2a及び可動側テーパ面3a)が形成されている。これら対向するテーパ面にVベルト10が嵌入して駆動プーリとの間で当該Vベルト10を懸架するようになっている。
固定シーブ2には、その略中央から円筒状の軸部材8が突出形成されており、当該軸部材8の内周面にニードルベアリングB1及びボールベアリングB2が配設されて、シャフト7を回転自在に挿通可能とされている。この固定シーブ2の外周には可動シーブ3がスプライン嵌合にて組み付けられており、Vベルト10の回転と共に両シーブが回転し得るとともに、可動シーブ3が固定シーブ2に対して近接又は離間可能とされている。
具体的には、可動シーブ3は、スプリングSPにより固定シーブ2に対して近接する方向(即ち、固定側テーパ面2aと可動側テーパ面3aとが近接する方向)へ常時付勢されており、従動プーリ1におけるVベルト10の縮径動作が作用すると、スプリングSPの付勢力に抗して固定シーブ2から遠ざかる方向(同図中左方向)へ移動し得るよう構成されている。尚、可動シーブ3には、固定シーブ2と同様、その略中央から円筒状の軸部材9が突出形成されており、当該軸部材9の内周面に沿って固定シーブ2の軸部材8が摺動し得るようになっている。
而して、エンジンの回転数が増加すると駆動プーリ側のVベルト10の嵌入部が狭まって、その径が広がるよう構成されているので、これに伴い従動プーリ1側のVベルト10が同図矢印方向へ移動しようとし、かかる作用を受けて可動シーブ3が左方向(Vベルト10の嵌入部の径が縮小する方向)へ移動し、シフトアップするようになっている。このように、本実施形態の遠心クラッチ装置においては、車速に応じてシフトチェンジが自動的になされるよう構成されている。
駆動側回転部材としてのドライブプレート4は、エンジン(駆動手段)と連結された軸(軸部材8)を中心として回転自在(具体的には、従動プーリ1の固定シーブ2に連結されて当該従動プーリ1とともに回転可能)なもので、その外周面には、径方向(同図上下方向)へ揺動(移動)可能なクラッチ手段5と、錘11とが配設されている。クラッチ手段5は、従動プーリ1の回転数が所定値以上となると、その遠心力にてドライブプレート4の外径側(外側)に揺動(移動)し得るようになっている。
出力用ハウジング6は、ドライブプレート4とは独立して回転自在とされるとともに、当該ドライブプレート4に形成されたクラッチ手段5や錘11を覆う如く配設されて当該クラッチ手段5の揺動(移動)方向に内周壁面を有したものである。より具体的には、出力用ハウジング6は、略中央に挿通孔6aが形成されるとともに、ドライブプレート4の外周面を覆って配設された傘状のものであり、当該挿通孔6aにはシャフト7の先端が挿通し得るよう構成されている。また、挿通孔6aの内周面周縁からは、従動プーリ1側に延びる筒状部材6bが一体的(例えば溶接等により固着)に形成されており、かかる筒状部材6bの内周面に形成されたスプラインがシャフト7側に形成されたスプラインと噛み合うよう組み付けられている。
摩擦材5aは、クラッチ手段5における出力用ハウジング6(従動側回転部材)の内周壁面と対向した面に固着され、当該クラッチ手段5が遠心力で揺動(移動)した際に当該内周壁面と当接して駆動手段の駆動力を出力用ハウジング6(従動側回転部材)に伝達して回転させるためのものである。即ち、従動プーリ1の回転数が所定値以上となると、その遠心力にてドライブプレート4の外径側にクラッチ手段5が揺動(移動)すると、出力用ハウジング6の内周壁面に摩擦材5aが当接可能して当該出力用ハウジング6を連れ回しするようになっているのである。
シャフト7は、締付ナットNによりその先端が出力用ハウジング6と連結されており、当該出力用ハウジング6とともに回転し得るものである。かかるシャフト7の基端側には、図示しない減速機(減速歯車等により構成)が接続され、自動二輪車の後輪を駆動し得るようになっている。即ち、従動プーリ1が所定回転数に達すると、その遠心力にてクラッチ部材5が摩擦材5aを介して出力用ハウジング6と当接することとなり、当該従動プーリ1及びドライブプレート4の回転力が出力用ハウジング6を介してシャフト7に伝達され、自動二輪車の後輪を駆動させるのである。
ここで、本実施形態においては、出力用ハウジング6(従動側回転部材)の内周壁面(開口側縁部であって摩擦材5aの当接部位よりも開口側)に溝形状6cが形成されており、当該溝形状6cにテンション部材12が嵌入されている。溝形状6cは、図2に示すように、出力用ハウジング6の内周壁面において、周方向に亘って形成された断面が矩形状の溝であり、リング状のテンション部材12を嵌入可能とすべく、当該テンション部材12の太さより溝幅が広く設定されている。
テンション部材12は、図5、6に示すように、溝形状6cに嵌入可能とされたリング状部材(金属製線状部材を円環状に加工したもの)から成り、図3に示すように、当該溝形状6cに嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるよう構成されている。即ち、テンション部材12の外径寸法は、溝形状6cの径より若干大きく設定されており、当該溝形状6cにテンション部材12を嵌入させると、外径側に付勢された状態(テンションがかかった状態)となるのである。
また、本実施形態に係るテンション部材12は、図5、6に示すように、円環状の一部に欠損部Kを有した形状(一端12a及び他端12bにて欠損部Kが形成されたもの)から成るとともに、当該欠損部Kにて縮径させつつ溝形状6cに嵌入されることにより復元力で拡径して外径側(図6中左右方向)に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるものとされている。
更に、本実施形態に係るテンション部材12は、図6に示すように、欠損部Kの一端12aと他端12bとが軸方向(図中上下方向)にずれた形状から成るとともに、当該欠損部Kにて縮径させつつ溝形状6cに嵌入されることにより復元力で拡径して外径側(同図中左右方向)及び軸方向(同図中上下方向)に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるよう構成されている。而して、図3の如く溝形状6c内にテンション部材12が取り付けられると、同図中a−a線断面において図4(a)の状態、同図中b−b線において図4(b)の状態、同図中c−c線断面において図4(c)の状態となっており、テンション部材12が溝形状6c内において復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態とされている。
上記したように、本実施形態によれば、出力用ハウジング6(従動側回転部材)の内周壁面に形成された溝形状6cに嵌入可能とされたリング状部材から成り、当該溝形状6cに嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるテンション部材12を具備したので、簡易な構成にてクラッチ鳴きを抑制することができ、遠心クラッチ装置の製造コストを低減させることができる。然るに、テンション部材12は、出力用ハウジング6の内周壁面に取り付けられるので、出力用ハウジング6(従動側回転部材)が回転した際、その遠心力がテンション部材12に対して溝形状6cに更に強固に嵌入する方向に作用するので、当該テンション部材12の強固な取りつけ作業が不要となり、製造コストをより低減させることができる。
また、テンション部材12は、円環状の一部に欠損部Kを有した形状から成るとともに、当該欠損部Kにて縮径させつつ溝形状6cに嵌入されることにより復元力で拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるので、より確実にテンション部材12を溝形状内に装着させることができ、クラッチ鳴きをより確実に抑制することができる。更に、テンション部材12は、欠損部Kの一端12aと他端12bとが軸方向にずれた形状から成るとともに、当該欠損部Kにて縮径させつつ溝形状6cに嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるので、更に確実にテンション部材12を溝形状内に装着させることができ、クラッチ鳴きを更に確実に抑制することができる。
尚、テンション部材12に代えて、図7に示すように、溝形状6cに嵌入可能とされたリング状部材であって且つ欠損部K’を有するものとされ、欠損部K’の一端12’aと他端12’bとが軸方向にずれていない形状(一端12’aと他端12’bとが同一平面内に形成されたもの)としてもよい。かかるテンション部材12’であっても、溝形状6cに嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるものとされる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る遠心クラッチ装置について説明する。
本実施形態に係る遠心クラッチ装置は、第1の実施形態と同様、スクータ型の自動二輪車における遠心クラッチ装置に適用されたものであり、当該スクータ型の自動二輪車におけるエンジン駆動力の伝達及びその遮断を行わせるものである。なお、本実施形態においては、第1の実施形態に係るテンション部材12に代えて、テンション部材13を用いるものであり、他の主な構成部品(従動プーリ1、ドライブプレート4(駆動側回転部材)、クラッチ手段5、出力用ハウジング6(従動側回転部材)、摩擦材5aなど)については、図1と同様のものであることから、これらの詳細な説明を省略する。
本実施形態にて適用されるテンション部材13は、図8に示すように、軸方向α(同図(b)参照)に対して凹凸状に屈曲形成されて複数の屈曲部13aを有した略円環状部材(円環状の一部に欠損部K”を有した形状)から成るもので、例えば金属製線状部材を円環状に加工しつつ軸方向に対して凹凸状(波形)の屈曲加工(プレス加工等)を施したもの(所謂「ウェーブスプリング」と称される部品)である。
かかるテンション部材13は、図9に示すように、縮径させつつ出力用ハウジング6(従動側回転部材)の溝形状6cに嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられ、その取り付けされた状態で、テンション部材13における複数の屈曲部13aが当該溝形状6cの壁面に当接して成るよう構成されている。
より具体的には、テンション部材13を溝形状6c内に取り付けると、当該テンション部材13の屈曲部13aのうち上方に向かって凸形状の頂部が溝形状6cにおける上側(開口側)の壁面に対し、その復元力により付勢されつつ当接する(図10(a)参照)とともに、屈曲部13aのうち下方に向かって凸形状の頂部が溝形状6cにおける下側(反開口側)の壁面に対し、その復元力により付勢されつつ当接する(同図(b)参照)よう構成されている。すなわち、テンション部材13は、その軸方向に対して凹凸状に屈曲形成されて複数の屈曲部13aを有しているので、その屈曲部13aの数だけ溝形状6cに当接させることができるのである。
このように、本実施形態によれば、テンション部材13は、軸方向に対して凹凸状に屈曲形成されて複数の屈曲部13aを有した略円環状部材から成るとともに、縮径させつつ溝形状6cに嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられ、その取り付けされた状態で、テンション部材13における複数の屈曲部13aが当該溝形状6cに当接して成るので、テンション部材13における多数の部位(軸方向への凸部)を溝形状6cに対して付勢しつつ当接させることができ(言い換えるならば、溝形状6cに対して多点で当接可能)、クラッチ鳴きを効率よく抑制させることができる。
テンション部材13の屈曲部13aは、溝形状6cに対して多点で当接させるという観点からは、多く形成するのが好ましい。テンション部材13を溝形状6cに対してより多くの部位で付勢しつつ当接させることにより、クラッチ鳴きをより効果的に抑制できるからである。また、本実施形態に係るテンション部材13は、円環状の一部に欠損部K”を有した形状とされているが、当該欠損部K”が形成されない円環状の「ウェーブスプリング」から成るものとしてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えばテンション部材は金属製のものに限定されず、溝形状6cに嵌入可能とされたリング状部材から成り、当該溝形状6cに嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるものであれば、何れの材質であってもよい。また、図11に示すように、溝形状6cに嵌入可能とされたリング状部材であって欠損部を有しないテンション部材12”を用いるようにしてもよい。かかるテンション部材12”であっても、溝形状6cに嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状6c内に取り付けられるものとされる。
また、テンション部材の断面形状は、種々のものとしてもよく、例えば図12で示す如く断面矩形状のもの、図13で示す如く断面台形状のもの、図14で示す如く断面楕円状のもの等としてもよい。更に、図15で示す如き台形状の溝形状6’c(側壁がテーパ状とされたもの)が形成された出力用ハウジング6’、或いは図16で示す如くテンション部材12の径と略等しい溝幅(実施形態より幅が狭く設定されたもの)の溝形状6”が形成された出力用ハウジング6”としてもよい。
従動側回転部材の内周壁面に形成された溝形状と、該溝形状に嵌入可能とされたリング状部材から成り、当該溝形状に嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられるテンション部材とを備えた遠心クラッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 従動プーリ
2 固定シーブ
3 可動シーブ
4 ドライブプレート(駆動側回転部材)
5 クラッチ手段
5a 摩擦材
6 出力用ハウジング(従動側回転部材)
6c 溝形状
7 シャフト
8 軸部材
9 軸部材
10 無端状ベルト
11 錘
12、13 テンション部材
K、K’、K” 欠損部

Claims (4)

  1. 駆動手段と連結された軸を中心として回転自在な駆動側回転部材と、
    該駆動側回転部材に取り付けられ、遠心力が付与されると当該駆動側回転部材の外径側に移動可能なクラッチ手段と、
    前記駆動側回転部材とは独立して回転自在とされるとともに、当該駆動側回転部材を覆う如く配設されて前記クラッチ手段の移動方向に内周壁面を有した従動側回転部材と、
    前記クラッチ手段における前記従動側回転部材の内周壁面と対向した面に固着され、当該クラッチ手段が遠心力で移動した際に当該内周壁面と当接して前記駆動手段の駆動力を前記従動側回転部材に伝達して回転させる摩擦材と、
    を具備した遠心クラッチ装置において、
    前記従動側回転部材の内周壁面に形成された溝形状と、
    該溝形状に嵌入可能とされたリング状部材から成り、当該溝形状に嵌入されることにより拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられるテンション部材と、
    を備えたことを特徴とする遠心クラッチ装置。
  2. 前記テンション部材は、円環状の一部に欠損部を有した形状から成るとともに、当該欠損部にて縮径させつつ前記溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の遠心クラッチ装置。
  3. 前記テンション部材は、前記欠損部の一端と他端とが軸方向にずれた形状から成るとともに、当該欠損部にて縮径させつつ前記溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられることを特徴とする請求項2記載の遠心クラッチ装置。
  4. 前記テンション部材は、軸方向に対して凹凸状に屈曲形成されて複数の屈曲部を有した略円環状部材から成るとともに、縮径させつつ前記溝形状に嵌入されることにより復元力で拡径して外径側及び軸方向に付勢された状態で当該溝形状内に取り付けられ、その取り付けされた状態で、前記テンション部材における複数の屈曲部が当該溝形状に当接して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遠心クラッチ装置。
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