JP4453740B2 - ベルト式無段変速機のシャフト、無段変速機用固定側シーブ、その製造方法及び無段変速機 - Google Patents

ベルト式無段変速機のシャフト、無段変速機用固定側シーブ、その製造方法及び無段変速機 Download PDF

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Description

本発明は、無段変速機用の固定側シーブに関し、シャフトとシーブ部とを別個に成形した後に、これらシャフトとシーブ部とをベアリングと共に一体化することにより形成される無段変速機用固定側シーブに関する。
無段変速機用のシーブはシャフトにシーブ部を成形する必要があるが、これらを一体として鍛造などにより成形する場合にはシーブ部による外径のサイズとシャフトの軸方向のサイズとが共に大きいことから、製造性が悪いという問題が存在する。
このため従来はシーブ部を別体に形成した後にシャフトにシーブ部を一体化する手法が知られている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1では別体に形成したシーブ部をシャフトに対してキーとキー溝により固定して一体回転するようにしている。特許文献2では摩擦圧接によりシーブ部をシャフトに一体化している。
特開2005−69253号公報(第6頁、図1) 特開2003−83424号公報(第3−4頁、図1−4)
このように別体にシーブ部を形成した場合には、シャフトに対するシーブ部の位置決めと固定とが必要であると共に、シャフト自身においてもシャフト軸方向位置を固定した状態で回転させるためにベアリングの位置決め及び固定を行う必要がある。
特許文献1の構成を採用した場合には、図5の(A)に示すごとくに、シャフトS1の外周に設けた大径の段差部D1の一方側にシーブ部C1をキーK1により嵌合することで、段差部D1にてシーブ部C1の軸方向での位置決めをして固定することになる。そして段差部D1の他方側にボールベアリングB1を当接させることでシャフトS1とシーブ部C1とからなる固定側シーブ全体の軸方向位置を決定することになる。このボールベアリングB1の固定は、シャフトS1の端部にネジ部E1を形成してナットN1にて締結することによりなされる。このことにより無段変速機のケースF1内に軸方向位置が固定された固定側シーブが回転可能に支持されることになる。
しかし図5の(A)の構成では、シャフトS1の軸方向において、段差部D1とネジ部E1とを形成する必要があることから固定側シーブ全体としては軸方向のサイズが大きくなる傾向にある。
これを改良して図5の(B)のごとく構成することが考えられる。この構成ではシャフトS2において大径の段差部D2は図5の(A)とは逆側に形成されている。したがってネジ部E2側からシーブ部C2を挿入して段差部D2にて軸方向の位置決めを行い、キーK2にてシャフトS2に嵌合する。そしてシーブ部C2に当接させた状態でボールベアリングB2を嵌合し、ネジ部E2を利用してナットN2にてボールベアリングB2を固定する。このことにより無段変速機のケースF2に軸方向位置が固定された固定側シーブが回転可能に支持されることになる。
しかし、図5の(A)の構成では無段変速機の駆動中にシーブ面P1にてベルトから受ける力はシーブ部C1から段差部D1にかかっているが、図5の(B)の構成では、シーブ面P2にてベルトから受ける力はシーブ部C2からボールベアリングB2を介してナットN2にかかる。このためナットN2が緩んで固定側シーブとしての一体化状態が毀損するおそれが生じる。
尚、特許文献2では、シーブ部を最初から一体成形するよりも製造性が高いが、シャフトにフランジ部を比較的大径に一体成形する必要があり、フランジ部の存在しないシャフトに比較して製造性は低い。そして、この特許文献2の構成に対して、更にベアリングを配置する点は特許文献1の場合、すなわち図5の(A)に示したごとくとなり、固定側シーブ全体としては軸方向のサイズが大きくなる傾向にあることには変わりはない。
本発明は、シャフトとシーブ部とを別個に成形した後に、ベアリングと共にシャフトとシーブ部とを一体化することにより形成される無段変速機用固定側シーブにおいて、軸方向のサイズを小さくし、かつ一体化状態が毀損することのないようにすることを目的とするものである。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載のベルト式無段変速機のシャフトは、シーブ部と別個に成形された後に、ベアリングと共にシーブ部を一体化することにより無段変速機用固定側シーブを構成するシャフトであって、一端側に他の部分よりも大径に形成された段差部と、ベアリングを嵌合するために前記段差部に隣接して形成されたベアリング嵌合部と、シーブ部を該シーブ部の中心孔にて固定するために前記ベアリング嵌合部に隣接して形成されたシーブ部固定部とを備え、前記シーブ部固定部は、歯面大径圧入により前記シーブ部が固定される部分であり、前記歯面大径圧入は、前記シーブ部の中心孔と前記シーブ部固定部に共にスプラインを形成し、それらスプラインの山と谷とを噛み合わせた状態で圧入するものであることを特徴とする。
本シャフトにおいては、ベアリング嵌合部に嵌合したベアリングの軸方向位置を、段差部にて規定できる。そしてこのベアリングの位置固定は、シーブ部をシーブ部固定部にて固定することで、シャフトとシーブ部との一体化と同時に、ベアリングが段差部とシーブ部とにより挟持されることにより実現できる。
このように本シャフトはネジ部を有さずに1つの段差部を有することで、シャフトとシーブ部との一体化と共に、ベアリングをシャフトに固定できるので、形成された無段変速機用固定側シーブの軸方向のサイズを小さくすることができる。しかもシーブ部のスラスト力がベアリングに付与されても段差部が存在することからナットのように緩むことはなく、本シャフトにより形成された無段変速機用固定側シーブの一体化状態が毀損することはない。
シャフトのシーブ部固定部に対するシーブ部の固定は歯面大径圧入により実行できる。このようにしてシーブ部がシーブ部固定部にてベアリングに当接した状態で固定でき、容易に無段変速機用固定側シーブを製造できる。圧入が歯面大径圧入であることにより、特に回転方向においてシーブ部とシャフトとの間で十分にトルク伝達が可能なように強固に固定される。
請求項に記載のベルト式無段変速機のシャフトでは、請求項1において、前記ベアリング嵌合部に嵌合されるベアリングは、ボールベアリングであることを特徴とする。
ベアリングとしては、ボールベアリングを用いることで、ベルト式無段変速機のシャフトを無段変速機内にて軸方向位置を固定して回転可能に支持できる。
請求項に記載のベルト式無段変速機のシャフトでは、請求項1又は2において、無段変速機のセカンダリシーブを構成するシャフトであることを特徴とする。
本シャフトは特にセカンダリシーブにて用いることができる。したがってセカンダリシーブの軸方向のサイズを小さくすることができ、かつセカンダリシーブにおいて固定側シーブの一体化状態が毀損することはない。
請求項に記載の無段変速機用固定側シーブは、請求項1〜のいずれかに記載のベルト式無段変速機のシャフトと、前記ベルト式無段変速機のシャフトの段差部に当接した状態で前記ベルト式無段変速機のシャフトのベアリング嵌合部に嵌合されたベアリングと、シーブ面から受けるスラスト力方向の端部を前記ベアリングに当接した状態で前記ベルト式無段変速機のシャフトのシーブ部固定部に固定されたシーブ部とを備えたことを特徴とする。
このように無段変速機用固定側シーブを構成することにより、ベアリングは段差部とシーブ部とに挟持されて位置が固定される。すなわち1つの段差部を利用して、シャフトとシーブ部との一体化と共に、ベアリングをシャフトに固定しているので、軸方向のサイズは小さい。しかもシーブ部のスラスト力方向にはベアリングを介して段差部が存在していることから、ナットのように緩むことはなく、無段変速機用固定側シーブとしての一体化状態が毀損することはない。
請求項に記載の無段変速機用固定側シーブ製造方法は、請求項1〜のいずれかに記載のベルト式無段変速機のシャフトに対して、前記段差部とは反対端側から前記ベアリングと前記シーブ部とを順次挿入することで、前記ベアリングを前記段差部に当接した状態で前記ベアリング嵌合部に嵌合すると共に、前記シーブ部をシーブ面から受けるスラスト力方向の端部が前記ベアリングに当接した状態で前記シーブ部固定部に固定することを特徴とする。
このような手順にて別体に形成したベルト式無段変速機のシャフトに対してシーブ部を、ベアリングと共に容易に一体化できる。したがってベルト式無段変速機のシャフトもシーブ部も共に製造が容易であると共に、それらの一体化も容易であり、製造性が高い無段変速機用固定側シーブを実現できる。
そして、このようにして形成された無段変速機用固定側シーブは、1つの段差部を利用して、シャフト、ベアリング及びシーブ部を一体化しているので、軸方向のサイズは小さい。しかもシーブ部のスラスト力方向にはベアリングを介して段差部が存在していることから、ナットのように緩むことはなく、無段変速機用固定側シーブとしての一体化状態が毀損することはない。
請求項に記載の無段変速機は、請求項に記載の無段変速機用固定側シーブを組み込んだことを特徴とする。
このような無段変速機用固定側シーブを組み込んだ無段変速機は前述したごとくの理由により全長を短くすることが可能であり、適用される車両の小型化や軽量化に貢献できる。
[実施の形態1]
図1の縦断面図は、上述した発明が適用された無段変速機におけるセカンダリシーブ(セカンダリプーリーとも言う)2の主要部構成を示している。セカンダリシーブ2は固定側シーブ4と変位側シーブ6とを備えている。このセカンダリシーブ2では、変位側シーブ6の背面側に配置された油圧などを利用したアクチュエータ8により、固定側シーブ4に形成されたシーブ部10と変位側シーブ6に形成されたシーブ部12との間隔を調節している。このことでセカンダリシーブ2の有効半径を制御して、プライマリシーブ(プライマリプーリーとも言う)と共に無端ベルト14の径方向での接触位置を変更して変速を実行している。
固定側シーブ4は、図2の断面図に示すごとくシーブ部10、シャフト16及びボールベアリング18を組み合わせて一体化されることにより形成されている。これらシーブ部10、シャフト16及びボールベアリング18は図3に示すごとく別体に成形されているものである。
シーブ部10、シャフト16及びボールベアリング18の一体化の工程を図4に示す。まず図4の(A)に示すごとく、大径の段差部16aが形成されているシャフト16の一端側(図4の左端側)に向けて、これとは反対側端(図4の右端側)から、段差部16aに当接するまでボールベアリング18を挿入して、段差部16aに隣接して形成されたベアリング嵌合部16bに、例えば圧入などにより嵌合させる。この状態を図4の(B)に示す。
そして図4の(B)に示したごとく、シーブ部10を、同じく反対側端から、端部10c(シーブ面10bから受けるスラスト力方向の端部)がボールベアリング18に当接するまでシーブ部固定部16cに挿入して固定する。
このシーブ部固定部16cでのシーブ部10の固定は圧入により行われる。ここでは歯面大径圧入が行われる。すなわちシーブ部10の中心孔10aと、シーブ部固定部16cには共にスプラインが形成されており、スプラインの山と谷とを噛み合わせた状態で圧入される。このことによりシャフト16にシーブ部10が強固に固定され、特に回転方向において十分にトルク伝達が可能なように強固に固定される。このような歯面大径圧入でなくローレットなどをシーブ部固定部16c側とシーブ部10の中心孔10aとの一方に形成しておいて圧入することにより強固に固定しても良い。
こうして図4の(C)に示したごとく固定側シーブ4が形成される。この固定側シーブ4をセカンダリシーブ2として無段変速機に組み込むことにより、図1に示した構成となる。
以上説明した本実施の形態1によれば、以下の効果が得られる。
(イ).固定側シーブ4を構成するシャフト16は、段差部16aによりベアリング嵌合部16bに嵌合したボールベアリング18の軸方向位置を規定できる。そしてこのボールベアリング18の位置固定は、シーブ部固定部16cにシーブ部10を固定することで、シャフト16とシーブ部10との一体化と同時に、ボールベアリング18が段差部16aとシーブ部10とにより挟持されることにより実現できる。
このようにネジ部を形成せずに1つの段差部16aを有することで、シャフト16とシーブ部10との一体化と共に、ボールベアリング18をシャフト16に固定できるので、セカンダリシーブとして形成された無段変速機用固定側シーブ4の軸方向のサイズを小さくすることができる。
更にシーブ面10bに無端ベルト14が接触することにより生じるシーブ部10のスラスト力はボールベアリング18側に向けられているが、ボールベアリング18の背後には段差部16aが存在する。したがってシーブ面10bから受けるスラスト力方向の端部10cがボールベアリング18に当接することでボールベアリング18を介してスラスト力を段差部16aに与えても、段差部16aはナットのように緩むことはない。このため無段変速機用固定側シーブ4の一体化状態が毀損することはない。
(ロ).無段変速機用固定側シーブ4の製造は、まず、シャフト16に対して、ボールベアリング18を段差部16aとは反対端側から段差部16aに当接する位置に嵌合する。次いでシーブ部10においてシーブ面10bから受けるスラスト力方向の端部10cがボールベアリング18に当接するまで、シーブ部10をシーブ部固定部16cに挿入して圧入により固定している。
このような手順にて別体に形成したベルト式無段変速機のシャフト16に対してシーブ部10をボールベアリング18と共に容易に一体化できる。したがってベルト式無段変速機のシャフト16もシーブ部10も共に製造が容易であると共に、それらの一体化も容易であり、製造性が高い無段変速機用固定側シーブ4を実現できる。
しかもシャフト16に対するシーブ部10の固定は圧入により実現している。このような手法で固定することで、シーブ部10がボールベアリング18に当接した状態で、シーブ部10をシーブ部固定部16cに固定することが容易となり、小サイズで、一体化状態が毀損することがない無段変速機用固定側シーブ4を容易に製造できる。
(ハ).このような無段変速機用固定側シーブ4を無段変速機に組み込むことにより、その全長を短くすることができ、適用される車両の小型化や軽量化に貢献できる。
(ニ).ネジ部が不要となり、このことからナット締めが必要ないので無段変速機用固定側シーブ4の組立が効率的となる。
[その他の実施の形態]
(a).前記実施の形態において、ベルト式無段変速機のシャフト16のシーブ部固定部16cに対するシーブ部10の固定は圧入により行ったが、これ以外の接合方法、例えば溶接、あるいはキーとキー溝により接合しても良い。このことによってもシーブ部10がボールベアリング18に当接した状態でシーブ部固定部16cに固定でき、容易に無段変速機用固定側シーブ4を製造できる。
実施の形態1の無段変速機におけるセカンダリシーブの主要部構成の縦断面図。 実施の形態1の無段変速機用固定側シーブの縦断面図。 同じく無段変速機用固定側シーブの各部を分解して示す縦断面図。 同じく無段変速機用固定側シーブ製造方法の工程説明図。 従来例及びその類似構成の要部縦断面図。
符号の説明
2…セカンダリシーブ、4…無段変速機用固定側シーブ、6…変位側シーブ、8…アクチュエータ、10…シーブ部、10a…中心孔、10b…シーブ面、10c…スラスト力方向の端部、12…シーブ部、14…無端ベルト、16…ベルト式無段変速機のシャフト、16a…段差部、16b…ベアリング嵌合部、16c…シーブ部固定部、18…ボールベアリング。

Claims (6)

  1. シーブ部と別個に成形された後に、ベアリングと共にシーブ部を一体化することにより無段変速機用固定側シーブを構成するシャフトであって、
    一端側に他の部分よりも大径に形成された段差部と、
    ベアリングを嵌合するために前記段差部に隣接して形成されたベアリング嵌合部と、
    シーブ部を該シーブ部の中心孔にて固定するために前記ベアリング嵌合部に隣接して形成されたシーブ部固定部と、
    を備え、
    前記シーブ部固定部は、歯面大径圧入により前記シーブ部が固定される部分であり、
    前記歯面大径圧入は、前記シーブ部の中心孔と前記シーブ部固定部に共にスプラインを形成し、それらスプラインの山と谷とを噛み合わせた状態で圧入するものである
    ことを特徴とするベルト式無段変速機のシャフト。
  2. 請求項1において、前記ベアリング嵌合部に嵌合されるベアリングは、ボールベアリングであることを特徴とするベルト式無段変速機のシャフト。
  3. 請求項1又は2において、無段変速機のセカンダリシーブを構成するシャフトであることを特徴とするベルト式無段変速機のシャフト。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のベルト式無段変速機のシャフトと、
    前記ベルト式無段変速機のシャフトの段差部に当接した状態で前記ベルト式無段変速機のシャフトのベアリング嵌合部に嵌合されたベアリングと、
    シーブ面から受けるスラスト力方向の端部を前記ベアリングに当接した状態で前記ベルト式無段変速機のシャフトのシーブ部固定部に固定されたシーブ部と、
    を備えたことを特徴とする無段変速機用固定側シーブ。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のベルト式無段変速機のシャフトに対して、前記段差部とは反対端側から前記ベアリングと前記シーブ部とを順次挿入することで、前記ベアリングを前記段差部に当接した状態で前記ベアリング嵌合部に嵌合すると共に、前記シーブ部をシーブ面から受けるスラスト力方向の端部が前記ベアリングに当接した状態で前記シーブ部固定部に固定することを特徴とする無段変速機用固定側シーブ製造方法。
  6. 請求項4に記載の無段変速機用固定側シーブを組み込んだことを特徴とする無段変速機。
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