JP2011220351A - 動力伝達シャフト - Google Patents

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健太 山崎
Kisao Yamazaki
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Abstract

【課題】捩り強度を、安価に、かつ容易に向上させることが可能な動力伝達シャフトを提供する。
【解決手段】一体型中空シャフト1と、一体型中空シャフト1の両軸方向端部1a,1bに内嵌される軸方向短寸の中実部材2とを備えた動力伝達シャフトである。一体型中空シャフト1と中実部材2とは凸部31と凹部32との嵌合接触部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを介して一体連結される。中実部材2の外径面に軸方向に延びる凸部31を設け、中実部材1を一体型中空シャフト1に圧入し、この圧入によって一体型中空シャフト1の一部を押し出し及び/又は切削して、一体型中空シャフト1に凹部32を軸方向に沿って形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は動力伝達シャフトに関し、例えば、自動車の動力伝達系の一部を構成するドライブシャフト(駆動軸)やプロペラシャフト(推進軸)に使用される動力伝達シャフトに関する。
自動車の動力伝達系を構成するシャフトには、エンジンと車輪軸受装置を繋ぐドライブシャフトや、変速機から減速歯車装置に動力を伝達するプロペラシャフトがあり、いずれも中間軸となる動力伝達シャフトの軸端部に等速自在継手が連結されている。この動力伝達シャフトは、その種類を基本構造で大別すると、中実の棒材から加工された中実シャフトと、鋼管などから加工された中空シャフトとがある。
従来は、中実シャフトを使用していたが、近年における自動車の高機能化や車室内の静粛性向上の要求から、動力伝達シャフトにも、強度、耐久性のみならず、軽量化、コンパクト化、NVH特性の向上など様々な機能が必要になってきている。また、自動車の発進時の操縦性やダイレクト感を得るために捩り剛性の向上が必要である。捩り剛性の向上を図るためにはシャフト径を大きくすることが考えられるが、重量増加を招来し、連結部の削り量も増加してコストアップを招くことになる。さらに、自動車の走行時、エンジン振動とシャフトが共振して車内への騒音を招くのでそれを回避するために固有振動数のチューニングが必要である。固有振動数のチューニングを図るためには動力伝達シャフトにダンパー等を取り付けることが考えられるが、部品点数の増加や組み付け工数の増加などからコストアップを招来する。
これら機能面での必要性から、中実シャフトに代えて中空シャフトを多用する傾向にある。この種の中空シャフトは、一体型中空シャフトと接合型中空シャフトに大別される。一体型中空シャフトは、最大径部と最小径部を同一素管から一体成形した構造を有する。これに対して、接合型中空シャフトは、パイプ部と軸部とを別々に成形して摩擦圧接や溶接などにより接合した構造を有する。このため、コスト低減を目的とすることから、一体型中空シャフトの要求が多くなっている。
このような中空シャフトにおいて、シャフト内径部に、中実状の別部材を内嵌させたものがある(特許文献1)。このように構成することによって、中空シャフトの特性を損ねることなく耐力を増加させることができ、疲労強度の向上を図るようにしている。この特許文献1に、中空シャフトと中実状の別部材(内嵌部材)との一体化方法として次の方法が開示されている。
第1の方法は、中空シャフトの中空内径面に対し、外径面にローレット加工等で凸部位を成形した内嵌部材を挿入し、その後、中空シャフト外径面を縮径方向に加締めることでこれ等部材が食い込む様に結合する方法である。
第2の方法は、内嵌部材の外径面あるいは中空シャフトの内径面にスプライン状凸部位を形成し、スプライン状凸部位を相手側に圧入する方法である。第3の方法は、両部材双方に予め溝加工を施し、この溝同士を嵌合させる方法である。
特開2005−113986号公報
前記第1の方法では、セレーション嵌合のような凹凸嵌合をしていないことから結合力に乏しく、大きな繰返し応力が付与されたり、また、過大トルクが掛かった場合、この部位の結合が容易に開放されるおそれがある。すなわち、トルク伝達部材としての機能を十分発揮することができない。
前記第2の方法では、例えば、セレーション状凸部位を内嵌部材の外径面に形成したものでは、セレーション状凸部位が中空シャフトの内径面に圧接状となるものである。ここで圧接状とは、中空内径面にセレーション状凸部が圧入されることにより、この凸部頂点にかかる緊迫力を持った結合形態を示す。このため、このような圧接力では、第1の方法と同様、結合力が弱く、トルク伝達部材としての機能を十分発揮することができない。
前記第3の方法では、双方に予め凹凸部位を成形する必要があり、加工コストが嵩む。しかも、組み込む際において、スプラインの位相を合わせる必要があり、組立作業性に劣る。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、捩り強度を、安価に、かつ容易に向上させることが可能な動力伝達シャフトを提供することにある。
本発明の動力伝達シャフトは、一体型中空シャフトと、この一体型中空シャフトの両軸方向端部に内嵌される軸方向短寸の中実部材とを備え、一体型中空シャフトと中実部材とは凹凸嵌合構造を介して一体連結された動力伝達シャフトであって、中実部材の外径面に軸方向に延びる凸部を設け、中実部材を一体型中空シャフトに圧入し、この圧入によって一体型中空シャフトの一部を押し出し及び/又は切削して、一体型中空シャフトに凸部に密着嵌合する凹部を軸方向に沿って形成し、凸部と凹部との嵌合接触部位全域が密着する前記凹凸嵌合構造を構成したものである。
本発明の動力伝達シャフトによれば、中実部材を一体型中空シャフトに圧入すれば、一体型中空シャフトに凸部に密着嵌合する凹部を軸方向に沿って形成することができる。しかも、凹凸嵌合構造は、凸部と凹部との嵌合接触部位の全体が密着しているので、この嵌合構造において、径方向及び円周方向においてガタが生じる隙間が形成されない。このため、一体型中空シャフトと中実部材とは安定した結合力にて一体化される。
中実部材の外径面に複数の前記凸部を周方向に沿って所定ピッチで配設し、凸部の頂点が描く円弧の直径を、一体型中空シャフトの軸方向端部の内径よりも大きくするのが好ましい。このように設定することによって、圧入した際には、凸部が安定して一体型中空シャフトの一部を押し出し及び/又は切削することができ、嵌合接触部位の密着性向上を図ることができる。
前記一体型中空シャフトの軸方向端部の外径面には雄スプラインが形成され、前記凹凸嵌合構造の軸方向範囲は、スプライン端面からスプライン切り上がり部までの範囲とすることができる。
前記一体型中空シャフトの軸方向端部の外径面には雄スプラインが形成されるとともに、この一体型中空シャフトの軸方向端部が嵌入される被嵌入体(例えば内方部材としての内輪)の内径面には、前記雄スプラインと嵌合する雌スプラインが中実部材の圧入により押し出し及び/又は切削により形成され、前記凹凸嵌合構造の軸方向範囲は、全雌スプライン及び前記雄スプラインの切り上がり部を含めた範囲であってもよい。
前記一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面と中実部材の外径面との間の一部に、非嵌合部位を有していてもよく、また、前記一体型中空シャフトの軸方向端部の外径面には雄スプラインが形成されるとともに、この一体型中空シャフトの軸方向端部が嵌入される被嵌入体の内径面には、前記雄スプラインが嵌合する雌スプラインが形成され、前記非嵌合部位は、前記雄スプラインと雌スプラインとのスプライン有効嵌合範囲外であるように設定できる。
一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面は、圧入前においては未硬化処理面であるのが好ましい。このように、一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面が圧入前において未硬化処理面であれば、圧入時の押し出し及び/又は切削を安定して行うことができる。
前記一体型中空シャフトの外径面には、中実部材圧入前に形成される熱硬化処理が施されているものであってもよい。また、一体型中空シャフトは、中実部材の内嵌後において、外径面の切削加工、スプライン成形、および熱硬化処理が施されていてもよい。スプライン成形は転造成形であっても、プレス成形であってもよい。前記熱硬化処理範囲は、少なくとも凹凸嵌合構造部対応部位である。
中実部材の圧入開始端部に、圧入を案内するガイド部を設けるのが好ましい。また、前記一体型中空シャフトの軸方向端部開口部に、開口側に向かって拡開するテーパ案内部を設けるようにしてもよい。
一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面と中実部材の外径面との間の軸方向外端の全周をシール部材にて塞ぐようにするのが好ましい。
自動車のドライブシャフトに用いても、自動車のプロペラシャフトに用いてもよい。
本発明の動力伝達シャフトでは、一体型中空シャフトと中実部材とは安定した結合力にて一体化されるので、このシャフトに、大きな繰返し応力が付与されたり、また、過大トルクが掛かったりした場合においても、凹凸嵌合構造の結合が開放されるおそれが少なく、トルク伝達部材としての機能を安定して発揮することができる。しかも、一体型中空シャフトの中空部にトルク伝達部位を設けることになって、中空状としたこによる軸方向端部の断面積減少を補えることができ、捩りに対する強度向上を図ることができる。すなわち、一体型中空シャフトに中実部材を圧入するのみで、捩り強度を、安価に且つ容易に向上させることができる動力伝達シャフトを提供することができる。
しかも、凹部が形成される部材(一体型中空シャフト)には、スプライン部等を形成しておく必要がなく、生産性に優れ、かつスプライン同士の位相合わせを必要とせず、組立性の向上を図るとともに、圧入時の歯面の損傷を回避することができて、安定した嵌合状態を維持できる。
凸部の頂点が描く円弧の直径を、一体型中空シャフトの軸方向端部の内径よりも大きく設定し、嵌合接触部位の密着性向上を図ることで、より安定した嵌合状態を維持できる。
凹凸嵌合構造の軸方向範囲を、中空シャフト外径面に成形する雄スプラインのスプライン端面から切り上がり部までの範囲としたり、圧入により成形される全雌スプライン及び前記雄スプラインの切り上がり部を含めた範囲としたりでき、捩り応力が集中する部位(スプライン切り上がり部)の応力緩和を図ることができる。
一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面と中実部材の外径面との間の一部に、非嵌合部位を設けることによって、中実部材の一体型中空シャフトへの圧入力(挿入力)を低減することができ、組立性に優れたものとなる。また、非嵌合部位は、中空シャフト外径面に成形した前記雄スプラインと嵌合する、例えば等速自在継手の内方部材(内輪)に成形された雌スプラインとのスプライン有効嵌合範囲外であるように設定でき、このように設定することによって、スプライン嵌合部のトルク伝達機能を損なわせない。
一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面が圧入前において未硬化処理面であれば、圧入時の押し出し及び/又は切削を安定して行うことができ、組立作業性の向上を図ることができる。
一体型中空シャフトの外径面に、中実部材圧入前に熱硬化処理が施されているものであっても、中実部材の内嵌後において、一体型中空シャフトに対して、外径面の切削加工、スプライン成形、および熱硬化処理を施すようにしてもよく、この動力伝達シャフトの加工工程の自由度が大きく、生産性に優れる。
中実部材の圧入開始端部に、圧入を案内するガイド部を設けることによって、圧入性の向上を図ることができる。また、一体型中空シャフトの軸方向端部開口部に、開口側に向かって拡開するテーパ案内部を設けることによって、中実部材の圧入開始時における一体型中空シャフトと中実部材との軸心合わせを高精度に行うことができる。
一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面と中実部材の外径面との間の軸方向外端の全周をシール部材にて塞ぐようにすれば、内方部材(内輪)とスプライン嵌合し等速自在継手に組み込まれた際に、一体型中空シャフト内へのグリース(潤滑剤)等の侵入を防止できる。
自動車のドライブシャフトに用いても、自動車のプロペラシャフトに用いてもよく、汎用性に優れる。
本発明の第1の動力伝達シャフトの半裁断面図である。 前記図1の動力伝達シャフトの一体型中空シャフトの半裁断面図である。 前記図1の動力伝達シャフトの中実部材を示し、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 一体型中空シャフトに中実部材が内嵌された状態の拡大断面図である。 前記図1に示す動力伝達シャフトを等速自在継手の内側継手部材に装着した状態の半裁断面図である。 図5のA1方向矢視図である。 図5の要部拡大断面図である。 本発明の第2の動力伝達シャフトを等速自在継手の内側継手部材に装着した状態の半裁断面図である。 図8のA2方向矢視図である。 本発明の第3の動力伝達シャフトを等速自在継手の内側継手部材に装着された状態の半裁断面図である。 中実部材の第1変形例を用いた圧入状態の半裁断面図である。 前記図11の要部拡大図である。 中実部材の第2変形例を用いた圧入状態の半裁断面図である。 前記図13の要部拡大図である。 本発明の第4の動力伝達シャフトの要部半裁断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示す実施形態の動力伝達シャフトSは、一体型中空シャフト1と、このシャフト1の軸方向両端部1a、1bに内嵌された軸方向短寸の中実部材2、2とからなる。一体型中空シャフト1は、同一鋼管から一体成形されたものであり、例えば、素管をその軸周りに回転させながら、高速度で直径方向に打撃して縮径させるスウェージング加工などの塑性加工により成形される。
中空シャフト1は、図1と図2に示すように、中間大径部3と、外周面に雄スプライン4、5が形成された前記端部1a、1bと、端部1a、1bと中間大径部3との間に形成される小径部6a、6bとを備える。また、小径部6aと端部1aとの間には、テーパ部7を介して中径部8が配設され、小径部6bと端部1bとの間には、テーパ部9を介して中径部10が配設される。中間大径部3と小径部6aとの間には、テーパ部11と、周方向凹溝12が形成されたブーツ装着部13とが形成され、中間大径部3と小径部6bとの間には、テーパ部14と、周方向凹溝15が形成されたブーツ装着部16とが形成されている。なお、軸方向両端部1a、1bには、周方向溝20、20が形成されている。
一体型中空シャフト1と中実部材2とは凹凸嵌合構造Mを介して一体連結される。凹凸嵌合構造Mは、図3と図4に示すように、例えば、軸方向に延びる凸部31と、一体型中空シャフト1の端部1a、1bの内径面30に形成される凹部32とからなり、中実部材2の凸部31とその凸部31に嵌合する凹部32との嵌合接触部位33全域が密着している。すなわち、周方向全周にわたって、凸部31とこれに嵌合する凹部32とがタイトフィットしている。
この場合、各凸部31は、その断面が凸アール状の頂点を有する三角形状(山形状)であり、嵌合接触部位(凹部嵌合部位)33とは範囲Hであり、断面における山形の中腹部から山頂にいたる範囲である。
ところで、前記凸部31は、図3(a)(b)に示すように、軸方向に沿う凸部35aと凹部35bとからなるスプライン35を形成する。そして、スプライン35の凸部35aが硬化処理されて、この凸部35aが凹凸嵌合構造Mの凸部31となる。この熱硬化処理としては、高周波焼入れや浸炭焼入れ等の種々の熱処理を採用することができる。ここで、高周波焼入れとは、高周波電流の流れているコイル中に焼入れに必要な部分を入れ、電磁誘導作用により、ジュール熱を発生させて、伝導性物体を加熱する原理を応用した焼入れ方法である。また、浸炭焼入れとは、低炭素材料の表面から炭素を浸入/拡散させ、その後に焼入れ行う方法である。
一体型中空シャフト1の端部1a、1bの内径面30側においては熱硬化処理を行わない未硬化部(未焼き状態)とする。凸部31と一体型中空シャフト1の端部1a、1bの未硬化部との硬度差は、例えば、HRCで20ポイント以上とする。さらに、具体的には、凸部31の表面の硬度を50HRCから65HRC程度とし、未硬化部の硬度を10HRCから30HRC程度とする。
この際、凸部31の突出方向中間部位が、凹部形成前の凹部形成面(この場合、端部1a、1bの内径面30)の位置に対応する。すなわち、図4に示すように、端部1a、1bの内径面30の内径寸法dを、凸部31の最大外径、つまりスプライン35の凸部35aである前記凸部31の頂部を結ぶ円の直径寸法(外接円直径)Dよりも小さく、凸部間の谷底(スプライン35の凹部35bの底)を結ぶ円の直径寸法D1よりも大きく設定される。すなわち、D<d<D1とされる。このため、中実部材2の凸部31は、少なくとも頂点から突出方向中間部位までが一体型中空シャフト1の端部1a、1bの内径面30に圧入される。
スプライン35は、従来からの公知公用の手段である転造加工、切削加工、プレス加工、引き抜き加工等の種々の加工方法によって、形成することがきる。また、熱硬化処理としては、高周波焼入れ、浸炭焼入れ等の種々の熱処理を採用することができる。なお、スプライン35を形成することによって構成された凸部31の圧入開始端面31aは、軸部軸線方向に対して直交する平坦面とされる。
次に、一体型中空シャフト1と中実部材2とを一体化する方法を説明する。まず、一体型中空シャフト1の軸心と中実部材2の軸心とを合わせた状態とする。この状態で、一体型中空シャフト1に対して、中実部材2を挿入(圧入)していく。この際、内径面30の径寸法dと、凸部31の直径寸法Dと、スプライン35の凹部35bの直径寸法D1とが前記のような関係であり、しかも、凸部31の硬度が内径面30の硬度よりも20ポイント以上大きいので、中実部材2を一体型中空シャフト1の端部1a(1b)に圧入していけば、この凸部31が内径面30に食い込んでいき、凸部31が、この凸部31が嵌合する凹部32を、軸方向に沿って形成していくことになる。
この圧入は、図1に示すように、中実部材2の端面(外端面)2aが一体型中空シャフト1の端面25に一致する状態まで行われる。これによって、図4に示すように、中実部材2の凸部31と、これに嵌合する凹部32との嵌合接触部位33の全体が密着している。すなわち、相手側の凹部形成面(この場合、一体型中空シャフト1の内径面30)に凸部31の形状の転写を行うことになる。この際、凸部31が内径面30に食い込んでいくことによって、一体型中空シャフト1の端部1a(1b)が僅かに拡径した状態となって、凸部31の軸方向の移動を許容し、軸方向の移動が停止すれば、端部1a(1b)が元の径に戻ろうとして縮径することになる。言い換えれば、凸部31の圧入時に端部1a(1b)が径方向に弾性変形し、この弾性変形分の予圧が凸部31の歯面(凹部嵌合部位の表面)に付与される。このため、凸部31の凹部嵌合部位の全体がその対応する凹部32に対して密着する凹凸嵌合構造Mを確実に形成することができる。すなわち、中実部材2側のスプライン(雄スプライン)35によって、端部1a(1b)の内径面30に、雄スプライン35に密着する雌スプライン36が形成される。
なお、中実部材2を圧入していけば、はみ出し部が形成されることになる。ここで、はみ出し部とは、凸部31が嵌入(嵌合)する凹部32の容量の材料分であって、形成される凹部32から押し出されたもの、凹部32を形成するために切削されたもの、又は押し出されたものと切削されたものの両者等から構成される。
ところで、中実部材2の一体型中空シャフト1への圧入は、絞り加工後であってもよい。その後(圧入され、かつ絞り加工後)の加工系列は、外径旋削加工→スプライン成形→熱処理(熱硬化処理)となる。また、中実部材2の一体型中空シャフト1への圧入は、一体型中空シャフト1の外径面の切削加工→スプライン成形した後でもよい。その後の加工系列は、熱処理(熱硬化処理)となる。
スプライン成形は、一体型中空シャフト1の軸方向両端部1a,1bのスプライン4,5であり、その成形は、中実部材2の凸部31を構成するためのスプラインと同様、転造加工、切削加工、プレス加工等の種々の加工方法によって、形成することがきる。また、熱硬化処理としては、高周波焼入れ、浸炭焼入れ等の種々の熱処理を採用することができる。熱硬化処理において硬化させる部位として、一体型中空シャフト1の端部1a、1bの外表面のみであっても、一体型中空シャフト1の端部1a、1bの肉厚全体であってもよい。また、一体型中空シャフト1の全長に渡って熱硬化処理を施してもよい。この場合も、外表面のみであっても、肉厚全体であってもよい。
このように構成された動力伝達シャフトSは、図5に示すように、被嵌入体である等速自在継手の内側継手部材50に装着される。すなわち、内側継手部材50は、その外径面51にトラック溝52が形成され、その軸心孔53の内径面に雌スプライン54が形成されている。このため、内側継手部材50の軸心孔53にシャフトの端部1a(1b)を挿入することによって、内側継手部材50の雌スプライン54にシャフトの端部1a(1b)の雄スプライン4(5)を嵌合させることになる。
また、端部1a(1b)には前記したように周方向溝20が設けられ、この周方向溝20には止め輪55が装着され、この止め輪55が内側継手部材50の軸心孔53の内径面に形成された係合部56に係合する。
ところで、図5に示すように、内側継手部材50の雌スプライン54にシャフトの端部1a(1b)の雄スプライン4(5)を嵌合させた状態においては、中実部材2の端面(内端面)2bが、内側継手部材50の端面57に一致している。このため、凹凸嵌合構造Mの軸方向内端縁が雄スプライン4(5)の切り上がり部59に対応している。すなわち、凹凸嵌合構造Mの範囲を、中実部材2の端面(外端面)2aから雄スプラインの切り上がり部59を含めた範囲とすることができる。
本発明では、中実部材2を一体型中空シャフト1に圧入すれば、一体型中空シャフト1に凸部31に密着嵌合する凹部32を軸方向に沿って形成することができる。しかも、凹凸嵌合構造Mは、凸部31と凹部32との嵌合接触部位33の全体が密着しているので、この嵌合構造Mにおいて、径方向及び円周方向においてガタが生じる隙間が形成されない。このため、一体型中空シャフト1と中実部材2とは安定した結合力にて一体化されるので、この動力伝達シャフトSに、大きな繰返し応力が付与されたり、また、過大トルクが掛かったりした場合においても、凹凸嵌合構造Mの結合が開放されるおそれが少なく、トルク伝達部材としての機能を安定して発揮することができる。しかも、一体型中空シャフト1の中空部にトルク伝達部位を設けることになって、中空状としたこによる軸方向端部1a,1bの断面積減少を補えることができ、捩りに対する強度向上を図ることができる。すなわち、一体型中空シャフト1に中実部材2を圧入するのみで、捩り強度を、安価に且つ容易に向上させることができる動力伝達シャフトを提供することができる。
凸部31の頂点が描く円弧の直径を、一体型中空シャフト1の軸方向端部1a,1bの内径よりも大きく設定しているので、嵌合接触部位33の密着性向上を図ることができ、より安定した嵌合状態を維持できる。
凹凸嵌合構造Mの範囲を、雄スプライン4(5)の切り上がり部59を含めた範囲としたりでき、捩り応力が集中する部位(スプライン切り上がり部)の応力緩和を図ることができる。また、実施形態のように、一体型中空シャフト1の軸方向端部1a,1bの内径面30が圧入前において未硬化処理面であれば、圧入時の押し出し及び/又は切削を安定して行うことができ、組立作業性の向上を図ることができる。
次に、図8と図9は、中実部材2の軸方向長さAを図5に示す中実部材2の軸方向長さAより短く設定している。すなわち、中実部材2の外端面2aが周方向溝20に対応し、中実部材2の内端面2bが雄スプライン4(5)の切り上がり部59に対応している。図5および図8に示す動力伝達シャフトSでは、中実部材2の軸方向長さAが凹凸嵌合構造Mの軸方向長さBとなる。
このため、凹凸嵌合構造Mの範囲は、シャフトSと内側継手部材50のスプライン嵌合部のスプライン端面60から雄スプライン4(5)切り上がり部59までの範囲、つまりスプライン有効嵌合部としている。このように設定することによって、中実部材2の軸方向長さを短く設定できてシャフト全体の軽量化を図ることができ、しかも、一体型中空シャフト1の中空部にトルク伝達部材を設けることができる。また、中実部材2の軸方向長さを短く設定した分、中実部材2の一体型中空シャフト1に対する圧入範囲(軸方向長さ)を短くでき、圧入力の低減を図ることができ、組立作業性の向上を図ることができる。
次に、図10においては、一体型中空シャフト1の軸方向端部1a,1bの内径面開口部に大径部61が設けられ、これによって、一体型中空シャフト1の軸方向端部1a,1bの内径面と中実部材2の外径面との間の非嵌合部位62を形成している。すなわち、大径部61の内径をd´とし、一体型中空シャフト1の軸方向端部1a,1bの他の内径をdとしたときに、d<d´とし、非嵌合部位62の隙間寸法cは(d´−d)/2とし、且つ、内径d´寸法は中実部材2の凸部31の頂点を結ぶ円の直径寸法Dよりも小さく設定する。また、凹凸嵌合構造Mの範囲の軸方向長さBは、前記図8と図9に示す軸方向長さBと同じであるが、この場合、中実部材2の軸方向長さAと凹凸嵌合構造Mの範囲の軸方向長さBとは一致せず、A>Bとなっている。
このため、図10においても、一体型中空シャフト1の中空部にトルク伝達部材を設けることができ、また、中実部材2の軸方向長さを短く設定した分、中実部材2の一体型中空シャフト1に対する圧入範囲(軸方向長さ)を短くでき、圧入力の低減を図ることができ、組立作業性の向上を図ることができる。
図11と図12に示す動力伝達シャフトは、中実部材2の圧入開始端部に、圧入を案内するガイド部65を設けている。この場合、中実部材2の圧入開始端部に、その外径寸法が一体型中空シャフト1の軸方向端部1a,1bの内径よりも小径である小径軸部66を設け、この小径軸部66でもって、ガイド部65としている。すなわち、小径軸部66の外径寸法をD1とし、軸方向端部1a,1bの内径寸法をdとしたときに、D1<dとする。
このように、中実部材2の圧入開始端部に、圧入を案内するガイド部65を設けることによって、圧入性の向上を図ることができる。
次に図13と図14に示す動力伝達シャフトSは、一体型中空シャフト1の軸方向端部開口部に、開口側に向かって拡開するテーパ案内部70を設けたものである。このため、圧入開始時には、中実部材2の凸部31の圧入開始側の端面31aが、図14に示すように、テーパ案内部70に当接した状態となる。したがって、この状態から中実部材2の一体型中空シャフト1に押し込んでいけば、テーパ案内部70に案内されて、中実部材2の軸心と一体型中空シャフト1の軸心とが一致しながら中実部材2は圧入されていく。
このように、一体型中空シャフト1の軸方向端部開口部に、開口側に向かって拡開するテーパ案内部70を設けることによって、中実部材2の圧入開始時における一体型中空シャフト1と中実部材2との軸心合わせを高精度に行うことができる。
次に、図15に示す動力伝達シャフトSは、一体型中空シャフト1の軸方向端部1aの内径面30と中実部材2の外径面との間の軸方向外端の全周をシール部材75にて塞いでいる。すなわち、一体型中空シャフト1の端部1a,1bに中実部材2を圧入した後、この動力伝達シャフトの端面に、シール部材75を構成するシール剤を、一体型中空シャフト1の軸方向端部1aの内径面30と中実部材2の外径面との軸方向外端を覆うように塗布する。シール剤は、シリコン系の液体パッキン等を用いることができる。
図15に示すように、シール部材にて塞ぐようにすれば、一体型中空シャフト1内へのグリース(潤滑剤)等の侵入を防止できる。
ところで、前記実施形態では、シャフトSが装着される部材(被嵌入体)として、ツェッパ型の固定式等速自在継手の内側継手部材であったが、アンダーカットフリー型の固定式等速自在継手の内側継手部材であってもよく、ダブルオフセット型やクロスグルーブタイプの摺動式等速自在継手の内側継手部材であってもよく、さらには、トリポード型の摺動式等速自在継手のトリポード部材(内側継手部材)であってもよい。このため、本発明の動力伝達シャフトは、自動車のドライブシャフトやプロペラシャフト等に用いることができ、汎用性に優れる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、凸部31の断面形状として、前記実施形態では断面三角形状であったが、他の台形形状、半円形状、半楕円形状、矩形形状等の種々の形状のものを採用でき、凸部31の面積、数、周方向配設ピッチ等も任意に変更できる。すなわち、スプライン35を形成し、このスプライン35の凸部(凸歯)35aをもって凹凸嵌合構造Mの凸部31とする必要はなく、キーのようなものであってもよく、曲線状の波型の合わせ面を形成するものであってもよい。要は、軸方向に沿って配設される凸部31を相手側に圧入し、この凸部31にて凸部31に密着嵌合する凹部32を相手側に形成することができて、凸部31とこれに嵌合する凹部32との嵌合接触部位33の全体が密着すればよい。
凸部31の圧入始端部のみが、凹部32が形成される部位より硬度が高ければよいので、凸部31の全体の硬度を高くする必要がない。また、前記実施形態では、凹凸嵌合構造Mにおいては、図4に示すように、周方向に隣り合う凸部31、31間に隙間38が形成されるが、凸部31全体が食い込んで隙間38がなくなるようなものであってもよい。なお、凸部31側と、凸部31にて形成される凹部形成面側(一体型中空シャフト1の内径面30側)との硬度差としては、HRCで20ポイント以上とするのが好ましいが、凸部31が圧入可能であれば20ポイント未満であってもよい。
凸部31の端面(圧入始端)は前記実施形態では軸方向に対して直交する面であったが、軸方向に対して、所定角度で傾斜するものであってもよい。この場合、内径側から外径側に向かって反凸部側に傾斜しても凸部側に傾斜してもよい。
さらに、内径面30に、周方向に沿って所定ピッチで配設される小凹部を設けてもよい。小凹部としては、凹部32の容積よりも小さくする必要がある。このように小凹部を設けることによって、凸部31の圧入性の向上を図ることができる。すなわち、小凹部を設けることによって、凸部31の圧入時に形成されるはみ出し部の容量を減少させることができて、圧入抵抗の低減を図ることができる。なお、小凹部の形状は、半楕円状、矩形等の種々のものを採用でき、数も任意に設定できる。
図13と図14に示すように、テーパ案内部70を形成する場合、そのテーパ角度としては、中実部材2の圧入開始時における一体型中空シャフト1と中実部材2との軸心合わせが可能な範囲で種々変更することができる。また、テーパ案内部70を形成する場合、前記実施形態では、中実部材2に小径軸部66を形成したものを用いたが、このような小径軸部66を形成しないものであってもよい。
また、動力伝達シャフトSの外形寸法、外形形状等としては各図例のものに限るものではなく、用いる部位に応じて種々変更することができる。
1 一体型中空シャフト
1a 端部
1b 端部
2 中実部材
4、5 雄スプライン
30 内径面
31 凸部
32 凹部
33 嵌合接触部位
59 切り上がり部
60 スプライン端面
62 非嵌合部位
65 ガイド部
70 テーパ案内部
75 シール部材
M 凹凸嵌合構造

Claims (17)

  1. 一体型中空シャフトと、この一体型中空シャフトの両軸方向端部に内嵌される軸方向短寸の中実部材とを備え、一体型中空シャフトと中実部材とは凹凸嵌合構造を介して一体連結された動力伝達シャフトであって、
    中実部材の外径面に軸方向に延びる凸部を設け、中実部材を一体型中空シャフトに圧入し、この圧入によって一体型中空シャフトの一部を押し出し及び/又は切削して、一体型中空シャフトに凸部に密着嵌合する凹部を軸方向に沿って形成し、凸部と凹部との嵌合接触部位全域が密着する前記凹凸嵌合構造を構成したことを特徴とする動力伝達シャフト。
  2. 中実部材の外径面に複数の前記凸部を周方向に沿って所定ピッチで配設し、凸部の頂点が描く円弧の直径を、一体型中空シャフトの軸方向端部の内径よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達シャフト。
  3. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部の外径面には雄スプラインが形成され、前記凹凸嵌合構造の軸方向範囲は、スプライン端面からスプライン切り上がり部までの範囲としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動力伝達シャフト。
  4. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部の外径面には雄スプラインが形成されるとともに、この一体型中空シャフトの軸方向端部が嵌入される被嵌入体の内径面には、前記雄スプラインが嵌合する雌スプラインが形成され、前記凹凸嵌合構造の軸方向範囲は、全雌スプライン及び前記雄スプラインの切り上がり部を含めた範囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動力伝達シャフト。
  5. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面と中実部材の外径面との間の一部に、非嵌合部位を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動力伝達シャフト。
  6. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部の外径面には雄スプラインが形成されるとともに、この一体型中空シャフトの軸方向端部が嵌入される被嵌入体の内径面には、前記雄スプラインが嵌合する雌スプラインが形成され、前記非嵌合部位は、前記雄スプラインと雌スプラインとのスプライン有効嵌合範囲外であることを特徴とする請求項5に記載の動力伝達シャフト。
  7. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面は、圧入前においては未硬化処理面であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  8. 前記一体型中空シャフトの外径面には、中実部材圧入前に形成される熱硬化処理が施されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  9. 前記一体型中空シャフトは、中実部材の内嵌後において、外径面の切削加工、スプライン成形、および熱硬化処理が施されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  10. 前記スプライン成形は転造成形であることを特徴とする請求項9に記載の動力伝達シャフト。
  11. 前記スプライン成形はプレス成形であることを特徴とする請求項9に記載の動力伝達シャフト。
  12. 前記熱硬化処理範囲は、少なくとも凹凸嵌合構造部対応部位であることを特徴とする請求項9に記載の動力伝達シャフト。
  13. 中実部材の圧入開始端部に、圧入を案内するガイド部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  14. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部開口部に、開口側に向かって拡開するテーパ案内部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  15. 前記一体型中空シャフトの軸方向端部の内径面と中実部材の外径面との間の軸方向外端の全周をシール部材にて塞いだことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  16. 自動車のドライブシャフトに用いることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
  17. 自動車のプロペラシャフトに用いることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の動力伝達シャフト。
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CN112638689A (zh) * 2019-02-27 2021-04-09 日立安斯泰莫株式会社 用于传动轴的管体和传动轴

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