JP2019123916A - 中空ドライブシャフトの製造方法 - Google Patents

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耕己 川原田
Koki Kawaharada
耕己 川原田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
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Abstract

【課題】熱収縮によるシャフト表面の残留圧縮応力の低下を抑制することができる中空ドライブシャフトの製造方法を提供すること。【解決手段】中空ドライブシャフト1の製造方法は、中空ドライブシャフト1におけるスプライン部12の中空部10aに金属製プラグ40を圧入する工程と、金属製プラグ40を圧入した状態で中空ドライブシャフト1を高周波熱処理する工程と、を含んでいる。【選択図】図2

Description

本発明は、中空ドライブシャフトの製造方法に関する。
特許文献1には、中空ドライブシャフトにおけるスプライン部の中空部にバックアップ部材を嵌合する構成が開示されている。
特開2005−106257号公報
特許文献1では、中空ドライブシャフトの捩じり強度を向上させるために高周波熱処理を行っている。しかしながら、中空ドライブシャフトを高周波熱処理すると、熱収縮によってシャフト表面の残留圧縮応力が低下するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、熱収縮によるシャフト表面の残留圧縮応力の低下を抑制することができる中空ドライブシャフトの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る中空ドライブシャフトの製造方法は、中空ドライブシャフトにおけるスプライン部の中空部に金属製プラグを圧入する工程と、前記金属製プラグを圧入した状態で前記中空ドライブシャフトを高周波熱処理する工程と、を含むことを特徴とする。
これにより、中空部に金属製プラグを圧入することにより、高周波熱処理後の熱収縮を抑制することができる。
本発明に係る中空ドライブシャフトの製造方法によれば、中空部に圧入した金属製プラグによって高周波熱処理後の熱収縮を抑制することができるため、シャフト表面の残留圧縮応力の低下を抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る中空ドライブシャフトの構成を示す部分断面図である。 図2は、図1のA部を拡大した部分断面図である。
本発明の実施形態に係る中空ドライブシャフトの製造方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
まず、本実施形態に係る製造方法によって製造される中空ドライブシャフト1の構成について、図1および図2を参照しながら説明する。中空ドライブシャフト1は、車両の前輪用または後輪用のドライブシャフトであり、中間シャフト10と、等速自在継手20,30と、金属製プラグ40と、を備えている。
中間シャフト10は、鋼管からなり、中空部10aを有している。中間シャフト10の一端側および他端側にはそれぞれスプライン部11,12が形成されている。中間シャフト10は、スプライン部11,12を介して、等速自在継手20,30とそれぞれスプライン嵌合している。
等速自在継手20は、外側継手部材21と、内側継手部材22と、ボール23と、ブーツ24と、を備えている。内側継手部材22は、外側継手部材21の内部に設けられており、ボール23を回転自在に保持している。内側継手部材22は、スプライン部25を介して、中間シャフト10のスプライン部11とスプライン嵌合している。ブーツ24は、中間シャフト10の外周に設けられている。これにより、継手内部が密封されている。また、継手内部には、潤滑剤としてのグリースが封入されている。
等速自在継手30は、外側継手部材31と、内側継手部材32と、ボール33と、ブーツ34と、を備えている。内側継手部材32は、外側継手部材31の内部に設けられており、ボール33を回転自在に保持している。内側継手部材32は、スプライン部35を介して、中間シャフト10のスプライン部12とスプライン嵌合している。ブーツ34は、中間シャフト10の外周に設けられている。これにより、継手内部が密封されている。また、継手内部には、潤滑剤としてのグリースが封入されている。
金属製プラグ40は、中空ドライブシャフト1の中間シャフト10のスプライン部11,12の中空部10aに圧入されている。なお、図2では、図1のA部に示す等速自在継手30側の中空部10aに圧入された金属製プラグ40を例示しているが、図1のB部に示す等速自在継手20側の中空部10aにも金属製プラグ40は圧入されている。この金属製プラグ40は、具体的には鉄製のプラグである。
以下、本実施形態に係る中空ドライブシャフト1の製造方法について説明する。中空ドライブシャフト1の製造方法では、圧入工程および熱処理工程を実施する。
圧入工程では、中空ドライブシャフト1において、図2のC部に示す捩じり強度最弱部に金属製プラグ40を圧入する。前記した「捩じり強度最弱部」とは、中空ドライブシャフト1の中空部10aにおいて最大捩じり応力が発生する部位のことを意味している。圧入工程では、具体的には、中空ドライブシャフト1におけるスプライン部12の中空部10aに金属製プラグ40を圧入する。なお、図示は省略したが、圧入工程では、中空ドライブシャフト1におけるスプライン部11の中空部10aにも金属製プラグ40を圧入する。
熱処理工程では、中空ドライブシャフト1の捩じり強度を向上させるために、中空ドライブシャフト1の高周波熱処理(高周波焼き入れ)を実施する。中空ドライブシャフト1の中空部10aに金属製プラグ40を圧入した状態で、当該中空ドライブシャフト1を高周波熱処理する。このように、中空部10aに金属製プラグ40を圧入した状態で高周波熱処理することにより、高周波熱処理後の熱収縮を抑制することができる。これにより、高周波熱処理後における中空ドライブシャフト1のシャフト表面の残留圧縮応力を、中実ドライブシャフトと同等の範囲まで確保し、前記した捩じり強度最弱部(図2のC部参照)の強度を向上させることができる。
以上説明したような中空ドライブシャフト1の製造方法によれば、中空部10aに圧入した金属製プラグ40によって高周波熱処理後の熱収縮を抑制することができるため、シャフト表面の残留圧縮応力の低下を抑制することができる。また、中空ドライブシャフト1の中空部10a内に金属製プラグ40を配置することにより、等速自在継手20,30内のグリースが中間シャフト10内に流入することを抑制することができ、等速自在継手20,30内の潤滑を確保するためのグリース量を少なくすることができる。
以上、本発明に係る中空ドライブシャフトの製造方法について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
1 中空ドライブシャフト
10 中間シャフト
10a 中空部
11,12 スプライン部
20 等速自在継手
21 外側継手部材
22 内側継手部材
23 ボール
24 ブーツ
25 スプライン部
30 等速自在継手
31 外側継手部材
32 内側継手部材
33 ボール
34 ブーツ
35 スプライン部
40 金属製プラグ

Claims (1)

  1. 中空ドライブシャフトにおけるスプライン部の中空部に金属製プラグを圧入する工程と、
    前記金属製プラグを圧入した状態で前記中空ドライブシャフトを高周波熱処理する工程と、
    を含むことを特徴とする中空ドライブシャフトの製造方法。
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