JP4192043B2 - タグ製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続状のシート部材を断裁することによりタグを製造するタグ製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、荷物や商品等に添付されるタグは、様々な用途に用いられている。このようなタグとしては、表面に文字や画像等の情報が印刷されたものや、最近では、非接触状態にて情報の書き込みや読み出しが可能なICチップが内蔵されたもの等がある。
【0003】
このようなタグにおいては、連続状のシート部材が断裁されることにより製造されることが一般的に行われており、その場合、連続状のシート部材に対して所定の情報がタグ毎に印刷され、その後、シート部材がタグ毎の形状に断裁されて製造される(例えば、特許文献1参照。)。また、非接触状態にて情報の書き込みや読み出しが可能なICチップが内蔵されたタグにおいても、ICチップやアンテナがタグ毎にシート部材に内蔵された後、このシート部材がタグ毎に断裁されて製造されることが一般的に行われている。
【0004】
ここで、様々な形状のタグを製造するためには、シート部材を断裁するためのカッター等の断裁手段の形状を、タグの種類毎にその形状に応じて設計しなければならず、タグの種類が多数になる場合、多大なコストがかかってしまう。
【0005】
そこで、シート部材をタグの形状に合わせて断裁するための断裁手段として、レーザ光を用い、タグの形状に応じてシート部材にレーザ光を照射し、それによりシート部材を断裁してタグを製造する方法が考えられる。この方法によれば、シート部材に対するレーザ光の照射領域をタグの形状に応じて適宜設定することにより、様々な形状のタグを製造することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−242441号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、シート部材にレーザ光を照射することによりシート部材をタグの形状に合わせて断裁するものにおいては、シート部材を断裁するための領域におけるシート部材の下部に、シート部材及びシート部材から断裁されたタグを搬送するためのコンベヤー等の受け台を設置した場合、レーザ光によって受け台が損傷を受けてしまう虞れがあるため、シート部材を断裁するための領域におけるシート部材の下部には、シート部材やシート部材から断裁されたタグを受けるための部品を配置することができず、そのため、シート部材から断裁されたタグが下方に無造作に落下し、破損の虞れがあるとともに、その後のタグの収集に手間がかかってしまう。
【0008】
そこで、シート部材を断裁するための領域におけるシート部材の下部に、タグの形状に応じた形状を有する受け台を設け、それにより、受け台がレーザ光によって損傷を受ける虞れを回避しながらも、タグが下方に無造作に落下してしまうことを防ぐ技術が考えられる。この技術においては、タグの形状に応じて、タグの下部のうち、レーザ光が照射されない領域にのみ受け台を設置し、それにより、レーザ光がシート部材を介して受け台に照射されないようにし、受け台が損傷を受ける虞れを回避することができる。
【0009】
しかしながら、シート部材を断裁するための領域におけるシート部材の下部に、タグの形状に応じた形状を有する受け台を設ける場合は、タグの種類毎に、受け台の形状をタグの形状に応じて設計しなければならず、タグの種類が多数になる場合、多大なコストがかかってしまうとともに、タグの生産までの準備時間が長くなってしまうという問題点がある。また、タグが微細な大きさを有するものである場合、受け台を製造することが困難であるという問題点がある。
【0010】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、多大なコストをかけることなく、様々な形状のタグを製造することができるタグ製造装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
連続状のシート部材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記シート部材に対してレーザ光を照射することにより前記シート部材をタグの形状に断裁する断裁手段と、前記断裁手段にて前記シート部材から断裁された前記タグが収集される収集手段と、前記シート部材の前記断裁手段による断裁領域の下方に該シート部材と所定の間隔を有して設けられ、前記シート部材から断裁された前記タグを吸着し、吸着した前記タグを前記収集手段に搬送する吸着手段とを有し、前記断裁手段が、前記シート部材に対して、該シート部材の搬送方向について前記タグの最も上流側となる部分の少なくとも一部が最後に断裁されるようにレーザ光を照射し、前記吸着手段が、前記シート部材から断裁された前記タグを前記搬送手段における前記シート部材の搬送方向下流側に搬送するコンベヤーであるタグ製造装置において、
前記シート部材のうち、前記断裁手段によって断裁されることにより下方に垂れ下がった部分が前記コンベヤー上に流されるように、前記シート部材の断裁領域に対して前記コンベヤーの前記タグの吸着面に対向する方向から空気を吹き付ける吹付手段を有し、
前記コンベヤーは、前記搬送手段における前記シート部材の搬送方向下流に向かって前記シート部材との間隔が広くなるように設けられていることを特徴とする。
【0015】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、断裁されることによりタグとなる領域が設けられたシート部材が搬送手段によって搬送されてくると、シート部材のうち、タグとなる領域に断裁手段からレーザ光が照射され、シート部材がタグ形状に断裁される。シート部材がタグ形状に断裁されると、シート部材から断裁されたタグは下方に落下し、シート部材の断裁領域下方にシート部材と所定の間隔を有して設けられた吸着手段に吸着され、収集手段に搬送されていく。
【0016】
このように、シート部材がレーザ光により断裁されることによってタグが製造されるので、様々な形状のタグを製造することができ、かつ、シート部材から断裁されたタグが、シート部材の断裁領域下方にシート部材と所定の間隔を有して設けられた吸着手段に吸着され、収集手段に搬送されていくので、レーザ光によって部品に損傷を与えることなく、シート部材から断裁されたタグを収集することができる。
【0017】
また、断裁手段において、シート部材に対して、シート部材の搬送方向についてタグの最も上流側となる部分の少なくとも一部が最後に断裁されるようにレーザ光を照射した場合は、タグは、シート部材の搬送方向下流側から自重により下方に垂れ下がりはじめ、その後、下方に落下する。そこで、吸着手段として、シート部材から断裁されたタグを搬送手段におけるシート部材の搬送方向下流側に搬送するコンベヤーを用いれば、シート部材の搬送方向下流側から自重により下方に垂れ下がりはじめて、下方に落下したタグが確実に吸着手段に吸着されて収集手段に搬送されていくことになる。
【0018】
また、コンベヤーを、搬送手段におけるシート部材の搬送方向下流に向かってシート部材との間隔が広くなるように設ければ、シート部材の搬送方向下流側から自重により下方に垂れ下がりはじめて、下方に落下したタグを、さらに確実に吸着手段に吸着して収集手段に搬送することができるとともに、断裁手段から照射されたレーザ光が、コンベヤーによって断裁手段とは異なる方向に反射することになり、断裁手段側における安全性が向上する。
【0019】
また、シート部材の断裁領域に対して、コンベヤーとは反対側から空気を吹き付ける吹付手段を設けた場合は、シート部材から断裁されてシート部材の搬送方向下流側から自重により下方に垂れ下がりはじめたタグのうち、下方に垂れ下がった部分がコンベヤー上に流されるような状態となり、その後、シート部材からタグが断裁されると、断裁されたタグは、吹付手段から吹付けられる空気によって、コンベヤー上に押し付けられるようにして搭載されるので、下方に落下したタグを、さらに確実に吸着手段に吸着して収集手段に搬送することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のタグ製造装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0022】
本形態は図1に示すように、断裁されることによりタグとなる領域を有する連続状のシート部材1が巻き付けられたローラ10aと、ローラ10aに巻き付けられたシート部材1を引き出して巻き取るローラ10bと、ローラ10bによってローラ10aから引き出されたシート部材1に対してレーザ光を照射することによりシート部材1をタグの形状に断裁する断裁手段であるレーザ光源20と、ローラ10aから引き出されたシート部材1のレーザ光源20による断裁領域の下方にシート部材1と所定の間隔を有して設けられ、シート部材1から断裁されたタグを吸着し、吸着したタグを、タグが断裁されたシート部材1の搬送方向下流側に搬送する吸着手段であるコンベヤー30aと、コンベヤー30aによって搬送されてきたタグを収集する収集手段であるコンベヤー30b,30cとから構成されている。なお、ローラ10aに巻き付けられたシート部材1がローラ10bが回転することによって引き出されることにより、ローラ10aに巻き付けられたシート部材1が搬送されることになり、ローラ10aとローラ10bとによって搬送手段が構成されているが、ローラ10a,10bの両方が回転することによって、ローラ10aに巻き付けられたシート部材1を引き出す構成とすることも考えられる。また、コンベヤー30aは、タグの吸着面に穴が形成されたバキュームベルトからなり、シート部材1の搬送方向下流に向かってシート部材1との間隔が広くなるようにシート部材1に対して斜めに設けられている。なお、シート部材1としては、紙や樹脂等、レーザ光によって断裁可能なものであればあらゆる材質のものが考えられる。
【0023】
以下に、上記のように構成されたタグ製造装置の動作について説明する。
【0024】
図2は、図1に示したタグ製造装置の動作を説明するための図である。
【0025】
ローラ10aに巻き付けられた連続状のシート部材1がローラ10bにて巻き取られると、シート部材1は、ローラ10aとローラ10bとの間にて張られた状態でローラ10aからローラ10bへと搬送されることになる。ここで、シート部材1は、断裁されることによりタグとなる領域が設けられており、断裁される領域が、ローラ10aとローラ10bとの間における所定の領域に到達すると、レーザ光源20からレーザ光21が照射される。
【0026】
ここで、レーザ光源20からのレーザ光21の照射方法について説明する。
【0027】
図3は、図1に示したタグ製造装置におけるレーザ光源20からのレーザ光21の照射方法を説明するための図である。
【0028】
図3に示すように、シート部材1が搬送されていき、シート部材1のうちタグ2となる領域が、ローラ10aとローラ10bとの間における所定の領域に到達すると、シート部材1のタグ2となる断裁領域のうち、シート部材1の搬送方向で最も上流側となる部分であるA点からレーザ光21が照射され、その後、シート部材1の断裁領域の搬送方向下流側にレーザ光21の照射位置が徐々に移動していき、最終的に、レーザ光21が照射されはじめたA点にレーザ光21の照射位置が戻る。すなわち、レーザ光源20においては、シート部材1に対して、シート部材1の搬送方向についてタグ2の最も上流側となる部分の少なくとも一部が最後に断裁されるようにレーザ光21が照射されることになる。これにより、レーザ光21の照射位置がB点を通過した後、タグ2は、シート部材1の搬送方向下流側から自重により下方に垂れ下がりはじめ(図2(a))、レーザ光21の照射位置がA点に戻ると、シート部材1からタグ2が断裁され、断裁されたタグ2はコンベヤー30a上に搭載、吸着される(図2(b))。ここで、コンベヤー30aは、シート部材1のレーザ光源20による断裁領域の下方に設けられているが、シート部材1と所定の間隔を有して設けられており、かつ、シート部材1の搬送方向下流に向かってシート部材1との間隔が広くなるようにシート部材1に対して斜めに設けられているため、レーザ光源20から照射されるレーザ光21によって損傷しにくくなり、また、レーザ光源20から照射されたレーザ光21は、コンベヤー30aによってレーザ光源20とは異なる方向に反射することになり、レーザ光源20側における安全性が向上する。また、コンベヤー30aは、シート部材1に対して斜めに設けられた状態で、搭載された物体をバキュームによって表面に吸着しながらシート部材1の搬送方向下流側に搬送するように動作しているため、図2(a)に示したような状態で下方に垂れ下がった後に下方に落下するタグ2がコンベヤー30a上に確実に搭載、吸着され、搬送されていくことになる。
【0029】
コンベヤー30a上に搭載され、吸着されたタグ2は、コンベヤー30aの動作によって搬送されていき、コンベヤー30b,30c上を順次移載され、コンベヤー30c上にて収集される(図2(c))。
【0030】
上記のようにして、シート部材1からタグ2が順次断裁され、コンベヤー30a,30bを介してコンベヤー30c上に収集される(図2(d))。ここで、コンベヤー30a〜30cの相対的な回転速度を、少なくとも、コンベヤー30aの回転速度よりもコンベヤー30bの回転速度が遅くなるように構成するか、あるいは、コンベヤー30bの回転速度よりもコンベヤー30cの回転速度が遅くなるように構成することにより、シート部材1から断裁されたタグ2が、図3(d)に示したように、コンベヤー30c上にてサシミ状に重ね合わされて収集されることになる。また、コンベヤー30a〜30cの回転速度を互いに同一とした場合であっても、サシミ状とはならないが、コンベヤー30c上にてタグ2を収集することができる。なお、この場合、コンベヤー30a〜30cの回転速度を、次のタグ2がコンベヤー30aに十分吸着されて搬送されるだけの間隔が開くような速度とする必要がある。
【0031】
なお、本形態においては、シート部材2から断裁されたタグ2がコンベヤー30cにてサシミ状に重ね合わされて収集されているが、スタック領域に単に積み重ねられることにより収集されることも考えられる。
【0032】
(第2の実施の形態)
図4は、本発明のタグ製造装置の第2の実施の形態を示す図である。
【0033】
本形態は図4に示すように、第1の実施の形態にて示したものに、シート部材1のレーザ光21による断裁位置に対して、コンベヤー30aとは反対側から空気を吹き付ける吹付部40が設けられている。
【0034】
以下に、図4に示したタグ製造装置の動作について説明する。
【0035】
図5は、図4に示したタグ製造装置の動作を説明するための図である。
【0036】
ローラ10aとローラ10bとの間において、レーザ光源20から照射されるレーザ光21によってシート部材1が図3に示したようにタグ形状に断裁されていくと、タグ2が、シート部材1の搬送方向下流側から自重により下方に垂れ下がりはじめるが、その際、吹付部40からタグ2に対して空気41が吹き付けられているため、タグ2のうち下方に垂れ下がった部分がコンベヤー30a上に流されるような状態となる(図5(a))。
【0037】
その後、シート部材1からタグ2が断裁されると、断裁されたタグ2は、吹付部40から吹付けられる空気41によって、コンベヤー30a上に押し付けられるようにして搭載される(図5(b))。
【0038】
その後、第1の実施の形態にて示したものと同様にして、シート部材1から断裁されたタグ2が、コンベヤー30a,30bを介してコンベヤー30c上に収集されていく(図5(c),(d))。
【0039】
本形態においては、シート部材1のレーザ光21による断裁位置に対して、コンベヤー30aとは反対側に設けられた吹付部40から空気が吹き付けられているので、シート部材1から断裁されたタグ2がさらに確実にコンベヤー30a上に搭載されることになる。
【0040】
なお、上述した2つの実施の形態においては、シート部材1から断裁されたタグ2を吸着してコンベヤー30c上に搬送する吸着手段として、シート部材1の搬送方向下流に向かってシート部材1との間隔が広くなるようにシート部材1に対して斜めに設けられ、シート部材1を吸着しながら搬送するコンベヤー30aを例に挙げて説明したが、吸着手段としてはこれに限らず、例えば、吸着部を有するアームを設け、アームの動作によって吸着部が、レーザ光源20から照射されるレーザ光21によるシート部材1の断裁位置の下方とコンベヤー30cとの間を移動可能となるように構成することも考えられる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、搬送されてくる連続状のシート部材を断裁することによりタグを製造するタグ製造装置において、シート部材を搬送する搬送手段と、搬送手段によって搬送されるシート部材に対してレーザ光を照射することによりシート部材をタグ形状に断裁する断裁手段と、断裁手段にてシート部材から断裁されたタグが収集される収集手段と、シート部材の断裁手段による断裁領域の下方に該シート部材と所定の間隔を有して設けられ、シート部材から断裁されたタグを吸着し、吸着したタグを収集手段に搬送する吸着手段とを有する構成としたため、多大なコストをかけることなく、様々な形状のタグを製造することができる。
【0042】
また、断裁手段が、シート部材に対して、該シート部材の搬送方向についてタグの最も上流側となる部分の少なくとも一部が最後に断裁されるようにレーザ光を照射し、また、吸着手段として、シート部材から断裁されたタグを搬送手段におけるシート部材の搬送方向下流側に搬送するコンベヤーを用いたものにおいては、断裁手段によってシート部材から断裁されたタグをさらに確実に吸着手段に吸着して収集手段に搬送することができる。
【0043】
また、コンベヤーが、搬送手段におけるシート部材の搬送方向下流に向かってシート部材との間隔が広くなるように設けられているものにおいては、断裁手段によってシート部材から断裁されたタグをさらに確実に吸着手段に吸着して収集手段に搬送することができるとともに、断裁手段から照射されたレーザ光が、コンベヤーによって断裁手段とは異なる方向に反射することになり、断裁手段側における安全性を向上させることができる。
【0044】
また、シート部材の断裁領域に対して、コンベヤーとは反対側から空気を吹き付ける吹付手段を有する構成としたものにおいては、断裁手段によってシート部材から断裁されたタグをさらに確実に吸着手段に吸着して収集手段に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタグ製造装置の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】図1に示したタグ製造装置の動作を説明するための図である。
【図3】図1に示したタグ製造装置におけるレーザ光源からのレーザ光の照射方法を説明するための図である。
【図4】本発明のタグ製造装置の第2の実施の形態を示す図である。
【図5】図4に示したタグ製造装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 シート部材
2 タグ
10a,10b ローラ
20 レーザ光源
21 レーザ光
30a〜30c コンベヤー
40 吹付部
41 空気
Claims (1)
- 連続状のシート部材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記シート部材に対してレーザ光を照射することにより前記シート部材をタグの形状に断裁する断裁手段と、前記断裁手段にて前記シート部材から断裁された前記タグが収集される収集手段と、前記シート部材の前記断裁手段による断裁領域の下方に該シート部材と所定の間隔を有して設けられ、前記シート部材から断裁された前記タグを吸着し、吸着した前記タグを前記収集手段に搬送する吸着手段とを有し、前記断裁手段が、前記シート部材に対して、該シート部材の搬送方向について前記タグの最も上流側となる部分の少なくとも一部が最後に断裁されるようにレーザ光を照射し、前記吸着手段が、前記シート部材から断裁された前記タグを前記搬送手段における前記シート部材の搬送方向下流側に搬送するコンベヤーであるタグ製造装置において、
前記シート部材のうち、前記断裁手段によって断裁されることにより下方に垂れ下がった部分が前記コンベヤー上に流されるように、前記シート部材の断裁領域に対して前記コンベヤーの前記タグの吸着面に対向する方向から空気を吹き付ける吹付手段を有し、
前記コンベヤーは、前記搬送手段における前記シート部材の搬送方向下流に向かって前記シート部材との間隔が広くなるように設けられていることを特徴とするタグ製造装置。
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