JP4191316B2 - タイヤ加硫設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に装着される空気入タイヤを加硫するタイヤ加硫機及び該タイヤ加硫機が複数台設けられているタイヤ加硫設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5に示すような従来の機械式タイヤ加硫機51は、ドーム52内に組付けられる上金型53と、ベース54上に固定される下金型55とからなるタイヤ金型56を備えており、該タイヤ金型56を用いてタイヤを加硫するように構成されている。このため、ドーム52の上部にはガイドローラ57が回転自在に取付けられ、その左右両側には垂直方向へ延びたガイド溝58を有するサイドプレート59が配設されている。また、ベース54側には、図示しない駆動装置により回転駆動されるクランクギヤ60が設けられており、該クランクギヤ60は図示しないリンク機構を介してドーム52側と連結されている。
【0003】
このようなタイヤ加硫機51においては、図4に示す閉状態のタイヤ金型56によるタイヤの加硫が終了すると、図示しない駆動装置によりクランクギヤ60を時計方向へ回転させる。これに伴い、上型53を組付けたドーム52が、ガイドローラ57により図示しないリンク機構を介してサイドプレート59のガイド溝58及び上縁部59aに沿って移動し、図5に示す如く、サイドプレート59の上縁部59aの外端側に配置され、タイヤ金型56が開放される。しかる後、加硫済みタイヤを取出し、未加硫タイヤを搬入し、クランクギヤ60を反時計方向へ回転させ、上記と逆の手順で操作してタイヤ金型56を全閉して再びタイヤの加硫を開始するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のタイヤ加硫機51では、タイヤ金型56の開閉時にドーム52がガイドローラ57によりサイドプレート59のガイド溝58及び上縁部59aに沿って移動するので、上金型53と下金型55との間が狭く、かつ同サイドプレート59がタイヤの搬入及び取出しや金型の交換に際して邪魔になり、作業性及び生産性に問題があった。また、従来のタイヤ加硫機51では、上金型53を組付けたドーム52の開閉動作(チルトバック動作又はスライドバック)が曲線的であるため、特に大型加硫機で上部可動部に多大な負荷を掛けることになり、複雑なリンク機構などが必要となる上、部品点数も多くなり、コスト高を招来していた。さらに、従来のタイヤ加硫機51では、機械の据え付け高さも大きくなるので、機械の大型化を招き、工場内で大きな設置スペースが必要となるという不具合を有していた。
【0005】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、特に大型タイヤの加硫に有利であり、生タイヤの搬入、タイヤの取出し及びタイヤ金型の交換作業を容易に行え、機械高さを低くかつ部品点数を減らせることにより、生産性の向上、自動化、コンパクト化及びコストダウンを図ることが可能なタイヤ加硫機及びタイヤ加硫設備を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明は、上下動可能な上部ボルスターに組付けられる上型部と、下部ボルスターに組付けられる下型部とを備えたタイヤ金型を用いてタイヤを加硫するものであって、前記上部ボルスターを上昇させた状態で、前記上部ボルスターを残して前記下部ボルスターのみを加硫位置から水平方向へ移動可能に構成した複数台のタイヤ加硫機を並設し、これらタイヤ加硫機に沿って該タイヤ加硫機の移動方向と交差する方向へ延びる搬送路を設け、該搬送路上に、生タイヤ搬入装置、タイヤ取出し装置及びタイヤ金型交換装置のいずれか1つを前記各タイヤ加硫機の下部ボルスターが移動した位置へ搬送可能に設けている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機を示す正面図、図2は図1におけるタイヤ加硫機を示す側面図である。
【0008】
図1及び図2に示す如く、本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機1は、特に大型のタイヤTを加硫するのに適した機械であり、上部側に配置される上下動可能な上部ボルスター2と、同上部ボルスター2の下面に断熱板3を介してボルト締めされる上プラテン(上加熱板)4と、同上プラテン4にボルト締めされて組付けられる上金型5と、下部側に配置される下部ボルスター6と、同下部ボルスター6の上部に組付けられ、上下部ボルスター2,6を介して金型に加圧力(油圧又は空気圧)を加える加圧装置7と、同加圧装置7の上面に断熱板8を介してボルト締めされる下プラテン(下加熱板)9と、同下プラテン9にボルト締めされて組付けられる下金型10と、下部ボルスター6の下部に固定され、タイヤTの開放部に挿入してタイヤ加硫のための蒸気(又は温水、ガス、水等)を導入し、タイヤTを精度良く保持する機能を持つ中心機構11と、上下部ボルスター2,6を着脱自在に連結し、加圧装置7によって加えられる力を保持する複数本(本実施形態では4本)のタイロッド12とをそれぞれ具備して構成されている。なお、図1及び図2に示す上下金型5,10によって構成されるタイヤ金型13は、上下2分割の通称2ピースモールドタイプ、あるいは放射状に分割するセクショナルモールドタイプのいずれにも適用することが可能である。
なお、上プラテン(上加熱板)4、及び下プラテン(下加熱板)9のかわりとして、上ドーム及び下ドームを採用してもよい。
【0009】
これら上下部ボルスター2,6は、加圧力を保持するに十分な鋼製厚板で形成されている。そして、上部ボルスター2は、床面上に立設した昇降ガイド14に案内されながら、昇降装置(例えば、油圧シリンダ)15によって上下動し得るように構成されている。
また、下部ボルスター6の下部には、前後移動装置16が取付けられており、上部ボルスター2を上昇させてタイヤ金型13の開放などを行う状態で、下部ボルスター6のみが上部ボルスター2を残して加硫位置(図2中の鎖線位置)からほぼ水平方向へ移動可能に構成されている。このため、同前後移動装置16は、下部ボルスター6の下面に垂下して固着される左右一対の支持ブラケット17と、同支持ブラケット17の外側面に回転自在に取付けられる車輪18と、同車輪18を案内すべく間隔を置いて床面側に固定される左右一対のガイドレール19と、同ガイドレール19の前端部に取付けられ、その上を車輪18が走行すべく下部ボルスター6を押圧したり、あるいは引っ張ったりする駆動装置(例えば、油圧シリンダ)20とを備えており、同駆動装置20の出没可能な作動ロッド20aの先端部は支持ブラケット17に連結されている。
【0010】
一方、上記下部ボルスター6が移動(前進)した位置には、図2に示す如く、チャッキング手段21を有する生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22や、連結手段23を有するタイヤ金型交換用補助装置24が配置されている。生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22のうち、生タイヤ搬入装置は、生タイヤを中心機構11に挿入する機能を有し、別に設けられた生タイヤの準備位置にて同生タイヤを受け取り、この生タイヤを加硫機1の前進した位置において中心機構11に挿入するようになっており、生タイヤの準備位置と加硫機1の前進位置まではレール上を移動するようにしてもよい。また、タイヤ取出し装置は、加硫後のタイヤTを中心機構11より取出す機能を有し、加硫機1の前進した位置において中心機構11に取付いたタイヤTを取出し、別に設けられたタイヤTの引き取り位置へ移動して同引き取り位置にタイヤTを置くようになっており、加硫機1からタイヤTの引き取り位置まではレール上を移動するようにしてもよい。なお、場合によっては(例えば、超大型タイヤ)、生タイヤ搬入装置はタイヤ取出し装置を兼用することができるものとする。
タイヤ金型交換用補助装置24は、加硫機1のタイヤ金型13又は金型開閉装置を交換する際、下部ボルスター6が前進した位置においてタイヤ金型13又は金型開閉装置を吊上げ又は吊下げる機能を有し、タイヤ金型13を移載する場所までレール上を移動するようにしてもよい。
【0011】
次に、本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機1の作用について説明する。
タイヤ金型13による生タイヤ(未加硫タイヤ)の加硫が終了すると、図示しないブラダ内部の加熱加圧媒体が中心機構11を介して排出される。そして、上部ボルスター2のタイロッド12と下部ボルスター6との連結が解除され、タイヤ金型13を開く準備が整うことになる。
そこで、昇降装置15のピストンロッドを伸長させると、図1に示すように、上部ボルスター2は、昇降ガイド14に案内されながら上金型5等と共に所定の高さまで上昇し、上金型5と下金型10との分離が行われる。
【0012】
この状態で、前後移動装置16の駆動装置20を作動させ、作動ロッド20aを引っ込めると、ガイドレール19上を車輪18が走行するため、下部ボルスター6は、上部ボルスター2を残して下金型10、中心機構11及びタイヤT等と共に、図2の鎖線で示す加硫位置から図2の実線で示す所定の位置に前進すべくほぼ水平方向へ移動する。この下部ボルスター6が移動した位置には、生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22やタイヤ金型交換用補助装置24が配置されているから、同タイヤ取出し装置が公知の作用を行って加硫済みタイヤTを取出し、別に設けられたタイヤ引き取り位置に搬送する。引き続いて、同生タイヤ搬入装置が公知の手順で生タイヤを下金型10に搬入し、上記と逆の手順で駆動装置20の作動ロッド20aを押し出すと、下部ボルスター6は、図2の鎖線で示す元の加硫位置に戻る。
【0013】
しかる後、昇降装置15のピストンロッドを引っ込めると、上部ボルスター2は、昇降ガイド14に案内されながら上金型5等と共に下降してタイヤ金型13を閉じ、タイロッド12が下部ボルスター6と連結する。タイヤ金型13が閉じ終わると、加圧装置7により型締めを行い、図示しないブラダを介してタイヤの内方に高圧高温の加圧加熱媒体を供給して加硫工程に入る。以下、同様の操作を繰り返して行う。
なお、タイヤ金型13の交換を行う場合は、同タイヤ金型13が閉状態において、上部ボルスター2から上金型5を取外して下金型10上に載置すると共に、タイロッド12及び下部ボルスター6の連結を解除する。そして、上部ボルスター2を上昇させ、前後移動装置16の駆動装置20を作動させて作動ロッド20aを引っ込め、下部ボルスター6を上金型5及び下金型10等と共に、図2の鎖線で示す加硫位置から図2の実線で示す所定の位置に前進させる。次いで、タイヤ金型交換用補助装置24によってタイヤ金型13を吊上げ、このタイヤ金型13を他の場所に搬送して移載すると共に、別のタイヤ金型を搬送して下部ボルスター6に吊下げて設置する。その後、上記と逆の手順で駆動装置20の作動ロッド20aを押し出し、下部ボルスター6を元の加硫位置に戻して、上下金型5,10をそれぞれ上下部ボルスター2,6に取付ければ、金型交換作業は終了することになる。
【0014】
本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機1は、生タイヤ搬入時、タイヤ取出し時又はタイヤ金型交換時に、上部ボルスター2を上昇させてタイヤ金型13の開放などを行い、この状態で上部ボルスター2を残して下部ボルスター6のみが前後移動装置16によって加硫位置から前進すべくほぼ水平方向へ移動可能に構成されているため、加硫位置から逃げた下部ボルスター6の上方に障害物が存在せず、生タイヤの搬入作業、加硫済みタイヤTの取出し作業及びタイヤ金型13の交換作業が容易となり、生産性を高めることができる。また、上部ボルスター2の可動距離を短くしても生タイヤの搬入作業等に支障が生じないため、従来に比べて上部ボルスター2の可動部に掛かる負荷が小さくなり、部品点数を低減できると共に、タイヤ加硫機1の高さを低く設計することができ、設備のコンパクト化及びコストダウンを図ることができる。とくに、大型加硫機では、上部ボルスター2の昇降動作が簡単になるため、より一層大きな効果が得られる。
【0015】
図3は他の本発明の実施形態に係るタイヤ加硫設備を示している。本実施形態のタイヤ加硫設備においては、上記発明の実施形態と同様のタイヤ加硫機1が所定の間隔を置いて一直線状に複数台(本実施形態では3台)並設されており、タイヤ加硫機1aは加硫中の状態、タイヤ加硫機1bは生タイヤ搬入中又はタイヤ取出し中の状態、タイヤ加硫機1cは金型交換中の状態をそれぞれ示している。また、タイヤ加硫機1a,1b,1cの前方側の上方位置には、図3に示す如く、これらに沿って直線状の搬送路(レール)25が設けられており、同搬送路25は、前後移動装置16のガイドレール19と交差する方向に延びている。しかも、搬送路25上には、生タイヤ搬入装置、タイヤ取出し装置及びタイヤ金型交換装置の少なくとも1つ、本実施形態では生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22とタイヤ金型交換用補助装置24とが各タイヤ加硫機1a,1b,1cの下部ボルスター6が移動した位置へ搬送可能に設けられている。なお、搬送路25の一端側には、搬入する生タイヤを置いたり、タイヤ金型13から取出した加硫済みタイヤTを置くテーブル26が配設されている。
【0016】
次に、本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備の作用について説明する。
(a)図3に示す如く、タイヤ加硫機1aでは、タイヤ金型13の型締めが行われ、図示省略のブラダを介して生タイヤ(未加硫タイヤ)の内方に高圧高温の加圧加熱媒体が供給され、加硫が行われている。
(b)生タイヤの加硫が終了したタイヤ加硫機1bでは、図示省略のブラダを介してタイヤの内方に供給していた加圧加熱媒体が排出され、その終了後、上部ボルスター2のタイロッド12と下部ボルスター6との連結が解除され、昇降装置15によって上部ボルスター2が上昇し、タイヤ金型13が開かれている。しかも、前後移動装置16を構成する駆動装置20の作動ロッド20aによって、下部ボルスター6が上部ボルスター2を残して加硫位置から下金型10及びタイヤT等と一緒に搬送路25側に引っ張られ、同搬送路25の真下に前進移動している。このとき、下部ボルスター6が移動した位置には、生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22が搬送路25上を搬送されており、チャッキング手段21により加硫済みタイヤTが吊出して、搬送路25上を移動してテーブル26に置き、次に加硫される生タイヤを吊下げてから、下部ボルスター6上の下金型10に搬入することが行われる。その後は、上記と逆の手順で加硫工程に入る。
(c)タイヤ金型13の交換を行うタイヤ加硫機1cでは、タイヤ金型13の閉状態時に、上部ボルスター2から上金型5が取外されて下金型10上に載置されていると共に、タイロッド12及び下部ボルスター6の連結が解除され、上部ボルスター2が上昇させられており、前後移動装置16の駆動装置20によって下部ボルスター6が上金型5及び下金型10等と共に、加硫位置から搬送路25の真下の位置に前進させらている。このとき、下部ボルスター6が移動した位置には、タイヤ金型交換用補助装置24が搬送路25上を搬送されており、連結手段23によってタイヤ金型13を吊り上げ、このタイヤ金型13を他の場所に搬送して移載すると共に、別のタイヤ金型を搬送して下部ボルスター6に吊下げて設置する。その後は、上記と逆の手順で駆動装置20の作動ロッド20aを押し出し、下部ボルスター6を元の加硫位置に戻して、上下金型5,10をそれぞれ上下部ボルスター2,6に取付けることが行われる。
【0017】
このように、本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備では、複数台のタイヤ加硫機1a,1b,1cが所定の間隔を置いて並設され、これらタイヤ加硫機1a,1b,1cに沿って搬送路25がこれらの前方側の上方位置に設けられ、かつ同搬送路25上に生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22とタイヤ金型交換用補助装置24が搬送可能に設けられているため、複数台のタイヤ加硫機1a,1b,1cで1台の生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置22及びタイヤ金型交換用補助装置24を共用することができ、簡単な構造にて自動化が可能になる上、設備費を大幅に低減させることができる。
【0018】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、既述の実施の形態では、前後移動装置16の駆動装置20によって下部ボルスター6をほぼ水平方向に移動させたが、駆動モータを車輪18に直結することによって下部ボルスター6を移動可能に構成しても良い。
【0019】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫設備は、上下動可能な上部ボルスターに組付けられる上型部と、下部ボルスターに組付けられる下型部とを備えたタイヤ金型を用いてタイヤを加硫するものであって、前記上部ボルスターを上昇させた状態で、前記上部ボルスターを残して前記下部ボルスターのみを加硫位置から水平方向へ移動可能に構成した複数台のタイヤ加硫機を並設し、これらタイヤ加硫機に沿って該タイヤ加硫機の移動方向と交差する方向へ延びる搬送路を設け、該搬送路上に、生タイヤ搬入装置、タイヤ取出し装置及びタイヤ金型交換装置のいずれか1つを前記各タイヤ加硫機の下部ボルスターが移動した位置へ搬送可能に設けているので、複数台のタイヤ加硫機で1台の生タイヤ搬入装置、タイヤ取出し装置及びタイヤ金型交換装置を共用することができ、簡単な構造にて自動化が可能になる上、設備費を大幅に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機を概念的に示す正面図である。
【図2】図1におけるタイヤ加硫機を概念的に示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備を概念的に示す平面図である。
【図4】タイヤ金型が閉状態にある時の従来のタイヤ加硫機を概念的に示す正面図である。
【図5】タイヤ金型が開状態にある時の従来のタイヤ加硫機を概念的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫機
2 上部ボルスター
3 断熱板
4 上プラテン
5 上金型
6 下部ボルスター
7 加圧装置
8 断熱板
9 下プラテン
10 下金型
11 中心機構
12 タイロッド
13 タイヤ金型
14 昇降ガイド
15 昇降装置
16 前後移動装置
17 支持ブラケット
18 車輪
19 ガイドレール
20 駆動装置
22 生タイヤ搬入又はタイヤ取出し装置
24 タイヤ金型交換用補助装置
T 加硫済みタイヤ

Claims (1)

  1. 上下動可能な上部ボルスターに組付けられる上型部と、下部ボルスターに組付けられる下型部とを備えたタイヤ金型を用いてタイヤを加硫するものであって、前記上部ボルスターを上昇させた状態で、前記上部ボルスターを残して前記下部ボルスターのみを加硫位置から水平方向へ移動可能に構成した複数台のタイヤ加硫機を並設し、これらタイヤ加硫機に沿って該タイヤ加硫機の移動方向と交差する方向へ延びる搬送路を設け、該搬送路上に、生タイヤ搬入装置、タイヤ取出し装置及びタイヤ金型交換装置のいずれか1つを前記各タイヤ加硫機の下部ボルスターが移動した位置へ搬送可能に設けたことを特徴とするタイヤ加硫設備
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