JP4191214B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スタンバイ時における消費電力を低減するための疑似電源配線を有する半導体装置に関し、特に、相補の入力信号を伝達するパスを備えた半導体装置に関する。
近年、半導体装置の動作電圧は消費電力の低減を目的として徐々に低下しており、現在では1V台という非常に低い電圧が用いられることがある。動作電圧が低下すると、これに応じてトランジスタのしきい値電圧を低下させる必要があることから、非導通状態にあるトランジスタのサブスレッショールド電流が増大するという問題が生じる。このような問題を解決すべく、特許文献1,2には、電源配線を主電源配線と疑似電源配線に分ける方法が提案されている。
図15は、疑似電源配線を用いた一般的な半導体装置の回路図である。
図15に示す回路は、4段のインバータ11〜14からなる回路ブロック10を備えている。回路ブロック10は、スタンバイ時において論理が固定される回路ブロックであり、本例では、スタンバイ時においてその入力信号INがハイレベルに固定される。当然ながら、アクティブ時においては入力信号INの論理値は随時変動する。
図15に示す回路には4つの電源配線、つまり、電源電位が供給される主電源配線VDD及び疑似電源配線VDDZと、接地電位が供給される主電源配線VSS及び疑似電源配線VSSZが設けられている。主電源配線VDDと疑似電源配線VDDZとの間には、Pチャンネル型MOSトランジスタ21が設けられており、そのゲート電極にはスタンバイ信号STが供給される。また、主電源配線VSSと疑似電源配線VSSZとの間には、Nチャンネル型MOSトランジスタ22が設けられており、そのゲート電極には、スタンバイ信号STをインバータ23によって反転させた信号が供給される。
スタンバイ信号STは、回路ブロック10をスタンバイ状態とする場合にハイレベルとなる信号であり、回路ブロック10がアクティブ状態である場合にはローレベルに維持される。このため、アクティブ時においては、主電源配線VDDと疑似電源配線VDDZはトランジスタ21を介して短絡されるとともに、主電源配線VSSと疑似電源配線VSSZはトランジスタ22を介して短絡される。一方、スタンバイ時においては、トランジスタ21,22がいずれも非導通状態となることから、疑似電源配線VDDZ,VSSZはそれぞれ主電源配線VDD,VSSから切り離され、ほとんど電源電位が供給されなくなる。
回路ブロック10に含まれる4つのインバータ11〜14のうち、初段のインバータ11及び3段目のインバータ13については、疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続されており、2段目のインバータ12及び4段目のインバータ14については、主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続されている。上述の通り、アクティブ時においては主電源配線VDDと疑似電源配線VDDZは短絡され、且つ、主電源配線VSSと疑似電源配線VSSZは短絡されることから、全てのインバータ11〜14の両電源端には電源電圧が正しく印加される。これにより、回路ブロック10は正常に動作を行うことができ、回路ブロック10の出力信号OUTは、入力信号INの論理値に応じた正しい値となる。
これに対し、スタンバイ時においては、疑似電源配線VDDZが主電源配線VDDから切り離されるとともに、疑似電源配線VSSZが主電源配線VSSから切り離される。このため、初段のインバータ11及び3段目のインバータ13に含まれるPチャンネル型MOSトランジスタ11p,13pのソースには電源電位がほとんど供給されなくなるとともに、2段目のインバータ12及び4段目のインバータ14に含まれるNチャンネル型MOSトランジスタ12n,14nのソースには電源電位がほとんど供給されなくなる。
しかしながら、スタンバイ時においては入力信号INがハイレベルに固定されることから、各インバータ11〜14において導通状態となるトランジスタは、図15に示すNチャンネル型MOSトランジスタ11n、Pチャンネル型MOSトランジスタ12p、Nチャンネル型MOSトランジスタ13n、Pチャンネル型MOSトランジスタ14pに固定される。そして、これらトランジスタのソースは主電源配線VDD又は主電源配線VSSに接続されていることから、スタンバイ時における論理は正しく維持される。
一方、スタンバイ時において非導通状態となるPチャンネル型MOSトランジスタ11p、13pのソースについては、主電源配線VDDから切り離された疑似電源配線VDDZに接続されていることから、サブスレッショールド電流はほとんど流れなくなる。同様に、スタンバイ時において非導通状態となるNチャンネル型MOSトランジスタ12n、14nのソースについても、主電源配線VSSから切り離された疑似電源配線VSSZに接続されていることから、サブスレッショールド電流はほとんど流れない。これにより、回路ブロック10のスタンバイ時における消費電力を低減することが可能となる。
図16は、入力信号が相補である場合における疑似電源配線との接続方法を説明するための回路図である。
図16に示すように、相補の入力信号IN,INBが用いられる場合には、スタンバイ時においてハイレベルとなる入力信号INが通過するインバータ31,32,33,34・・・と、スタンバイ時においてローレベルとなる入力信号INBが通過するインバータ41,42,43,44・・・の回路構成を同一としつつ、主電源配線及び疑似電源配線への接続関係を逆転させればよい。
具体的には、入力信号INが通過するインバータ31,32,33,34・・・については、奇数段(初段、3段目・・・)のインバータ31,33・・・を疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続し、偶数段(2段目、4段目・・・)のインバータ32,34・・・を主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続すればよい。一方、入力信号INBが通過するインバータ41,42,43,44・・・については、奇数段(初段、3段目・・・)のインバータ41,43・・・を主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続し、偶数段(2段目、4段目・・・)のインバータ42,44・・・を疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続すればよい。
これにより、入力信号INが通過するインバータ31,32,33,34・・・と、入力信号INBが通過するインバータ41,42,43,44・・・のいずれについても、スタンバイ時においてオフ状態となるトランジスタ側が疑似電源配線に接続されることになり、サブスレッショールド電流を削減することが可能となる。
特開2000−13215号公報 特開2000−48568号公報
しかしながら、製品によっては、相補の入力信号IN,INBが供給されるパスにイネーブル信号が共通に供給されることがある。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)においては、製造時にヒューズを切断することによってイネーブル信号を一方の論理レベルに固定すれば、データ入出力幅が例えば16ビットとなり、ヒューズを未切断のままとすることによりイネーブル信号を他方の論理レベルに固定すれば、データ入出力幅が例えば8ビットとなる、などの構成が採用されることがある。このような場合、相補の入力信号IN,INBが供給されるパスの両方に共通のイネーブル信号が供給されるため、スタンバイ時におけるサブスレッショールド電流が増大することがあった。
図17は、相補の入力信号が通過するパスにイネーブル信号が供給される例を示す回路図である。
図17に示す回路は、図16に示した初段のインバータ31,41がNAND回路51,61に置き換えられている点において、図16に示した回路と相違している。NAND回路51,61の一方の入力端には入力信号IN,INBがそれぞれ供給され、他方の入力端にはイネーブル信号Eが共通に供給され。これにより、イネーブル信号Eがハイレベル(例えば、データ入出力幅を16ビットとする場合)であれば、図17に示す2つのパスは有効となる。一方、イネーブル信号Eがローレベル(例えば、データ入出力幅を8ビットとする場合)であれば、図17に示す2つのパスは無効となり、入力信号IN,INBの論理レベルにかかわらず出力が固定される。
図17に示す回路は、イネーブル信号Eがハイレベルであれば図16に示した回路と等価であることから、問題は生じない。しかしながら、イネーブル信号Eがローレベルである場合には、入力信号INが通過するパスにおいて主電源配線及び疑似電源配線への接続関係が、本来求められる接続とは逆になってしまう。
つまり、イネーブル信号Eがローレベルである場合には、当該パスを構成するNAND回路51及びインバータ32,33,34・・・の出力がそれぞれ、ハイレベル、ローレベル、ハイレベル、ローレベル・・・となり、図17に示す接続では、オンするトランジスタ側が疑似電源配線に接続され、オフするトランジスタ側が主電源配線に接続された状態で固定されてしまう。このため、イネーブル信号Eがローレベルである場合には、スタンバイ時において擬似電源配線を非導通状態にできないため、サブスレッショールド電流が増大するという問題があった。
図18は、図17に示す回路を改良することによりサブスレッショールド電流を低減した例を示す回路図である。
図18に示す回路は、図17に示したNAND回路51がNOR回路71に置き換えられているとともに、インバータ70を追加している点において、図17に示した回路と相違している。NOR回路71には、インバータ70によってイネーブル信号Eを反転させた信号が供給されている。このため、イネーブル信号Eがローレベルである場合や、スタンバイによって入力信号INがハイレベルに固定される場合には、NOR回路71の出力は必ずローレベルに固定される。これにより、図17に示した回路の問題点を解決することが可能となる。
しかしながら、図18に示した回路では、入力信号INが通過するパスと入力信号INBが通過するパスの回路構成が相違しているため、これら2つのパスを通過する信号の波形の対称性が崩れてしまうおそれがある。このため、DRAMなどに用いられるDLL(Delayed Lock Loop)回路のように、相補の信号に高い対称性が求められる場合には、図18に示す回路を用いることは不適切である。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものである。したがって、本発明は、相補の入力信号が供給されるパスにイネーブル信号が供給される回路を備えた半導体装置において、イネーブル信号の論理レベルにかかわらずサブスレッショールド電流を抑制し、且つ、相補の信号の対称性を維持することを目的とする。
本発明による半導体装置は、少なくとも第1及び第2の入力端を有する第1の論理部と、第1の論理部からの出力信号を受けるとともに、少なくとも第3の入力端を有する第2の論理部とを含む第1のゲート回路と、第1のゲート回路と実質的に同一の回路構成を有し、第1乃至第3の入力端にそれぞれ対応する第4乃至第6の入力端を有する第2のゲート回路とを備え、第1及び第4の入力端には相補の入力信号が供給され、第2及び第6の入力端にはイネーブル信号が供給され、第3及び第5の入力端にはそれぞれ所定の電源電位が供給され、第1及び第2のゲート回路に含まれる対となる電源端は、スタンバイ時において固定される入力信号の論理レベルに応じて、一方が主電源配線、他方が疑似電源配線に接続されていることを特徴とする。
本発明において、第1のゲート回路と第2のゲート回路の回路構成が実質的に同一であるとは、電源配線(主電源配線又は疑似電源配線)への接続関係や、入力端及び出力端の接続関係を除いて同一であることを意味する。
第1及び第2のゲート回路としてはAND−NOR複合ゲートを用いることができる。この場合、第2及び第6の入力端に供給されるイネーブル信号を相補の信号とし、第3の入力端にはローレベルを示す電源電位を供給し、第5の入力端にはハイレベルを示す電源電位を供給すればよい。
また、第1及び第2のゲート回路としてはOR−NAND複合ゲートを用いることもできる。この場合、第2及び第6の入力端に供給されるイネーブル信号を相補の信号とし、第3の入力端にはハイレベルを示す電源電位を供給し、第5の入力端にはローレベルを示す電源電位を供給すればよい。
このように、本発明による半導体装置は、第1及び第2のゲート回路が互いに同一構成を有していることから、第1及び第2のゲート回路を通過する相補信号の対称性を確保することが可能となる。しかも、イネーブル信号の論理レベルにかかわらず、第1及び第2のゲート回路の出力が固定されることから、サブスレッショールド電流の抑制も達成される。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置の回路図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体装置は、相補の入力信号IN,INBがそれぞれ供給される第1のAND−NOR複合ゲート111と第2のAND−NOR複合ゲート121とを備えている。第1及び第2のAND−NOR複合ゲート111,121の後段には種々のゲート回路が従属接続されるが、本実施形態では、一例としてインバータ112〜114・・・,122〜124・・・がそれぞれ従属接続されている。
第1のAND−NOR複合ゲート111は3入力の複合ゲート回路であり、論理的には、2入力のAND系論理部(AND部)と、AND系論理部の出力及び3つ目の入力を受けるOR系論理部(NOR部)によって構成される。AND系論理部(AND部)には入力信号IN及び主電源配線VDDの電位(ハイレベル)が供給され、OR系論理部(NOR部)にはイネーブル信号Eをインバータ100によって反転した信号EBが供給される。図1に示すように、第1のAND−NOR複合ゲート111の電源端は、高位側が疑似電源配線VDDZに接続され、低位側が主電源配線VSSに接続されている。
第2のAND−NOR複合ゲート121も3入力の複合ゲート回路であり、第1のAND−NOR複合ゲート111と同じ回路構成を有している。第2のAND−NOR複合ゲート121のAND系論理部(AND部)には、反転された入力信号INB及びイネーブル信号Eが供給され、OR系論理部(NOR部)には主電源配線VSSの電位(ローレベル)が供給される。第2のAND−NOR複合ゲート121の電源端は、高位側が主電源配線VDDに接続され、他方が疑似電源配線VSSZに接続されている。
入力信号IN,INBは、スタンバイ時において論理が固定される。本例では、スタンバイ時において入力信号INがハイレベルに固定され、反転信号INBがローレベルに固定される。当然ながら、アクティブ時においては入力信号IN,INBの論理値は随時変動する。一方、イネーブル信号Eは、製造時において例えばヒューズを切断することによって、論理レベルが固定される信号である。
第1のAND−NOR複合ゲート111の後段には、インバータ112〜114・・・が従属接続されており、第1のAND−NOR複合ゲート111を初段のゲート回路とすると、入力信号INが通過するパスについては、奇数段(初段、3段目・・・)のゲート回路111,113・・・が疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続され、偶数段(2段目、4段目・・・)のゲート回路112,114・・・が主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続される。
一方、第2のAND−NOR複合ゲート121の後段には、インバータ122〜124・・・が従属接続されており、第2のAND−NOR複合ゲート121を初段のゲート回路とすると、入力信号INBが通過するパスについては、奇数段(初段、3段目・・・)のゲート回路121,123・・・が主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続され、偶数段(2段目、4段目・・・)のゲート回路122,124・・・が疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続される。
主電源配線VDDと疑似電源配線VDDZ、並びに、主電源配線VSSと疑似電源配線VSSZは、アクティブ時において接続されスタンバイ時において切断される。アクティブ時は、入力信号IN,INBの論理レベルが随時変化する期間であり、DRAMにおいては例えばリード/ライト動作を実行している期間などが該当する。一方、スタンバイ時は、入力信号IN,INBの論理レベルが固定される期間であり、DRAMにおいては例えばリード/ライト動作を実行していない期間などが該当する。上述の通り、本例では、スタンバイ時において入力信号INがハイレベルに固定され、反転信号INBがローレベルに固定される。
図2は、第1のAND−NOR複合ゲート111をより詳細に示す回路図である。
図2に示すように、第1のAND−NOR複合ゲート111は、疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に2つの接続点A,Bを有している。疑似電源配線VDDZと接続点Aとの間にはPチャンネルMOSトランジスタ131,132が並列接続され、接続点Aと接続点Bとの間にはPチャンネルMOSトランジスタ133が接続される。接続点Bと主電源配線VSSとの間には、NチャンネルMOSトランジスタ141,142が直列接続されるとともに、これらNチャンネルMOSトランジスタ141,142と並列にNチャンネルMOSトランジスタ143が並列接続されている。接続点Bは、第1のAND−NOR複合ゲート111の出力端であり、次段のインバータ112の入力端に接続される。
トランジスタ131,141のゲートには入力信号INが共通に供給され、トランジスタ132,142のゲートには主電源配線VDDの電位が共通に供給され、トランジスタ133,143のゲートにはイネーブル信号Eの反転信号EBが共通に供給される。これにより、第1のAND−NOR複合ゲート111は、反転信号EBがローレベルである場合には、入力信号INを反転させるインバータとして機能する。したがって、スタンバイ時において入力信号INがハイレベルに固定されると、出力端である接続点Bは疑似電源配線VDDZから切り離される一方、主電源配線VSSに接続されることになる。これにより、スタンバイ時におけるサブスレッショールド電流が抑制される。
一方、反転信号EBがハイレベルである場合には、入力信号INの論理レベルにかかわらず、その出力がローレベルに固定される。つまり、反転信号EBがハイレベルである場合、出力端である接続点Bは疑似電源配線VDDZから切り離される一方、主電源配線VSSに接続されることになる。これにより、イネーブル信号Eによって当該パスが不使用とされた場合におけるサブスレッショールド電流が抑制される。
図3は、第2のAND−NOR複合ゲート121をより詳細に示す回路図である。
図3に示すように、第2のAND−NOR複合ゲート121は、主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続されている他は、図2に示した第1のAND−NOR複合ゲート111と同じ回路構成を有している。第2のAND−NOR複合ゲート121においては、トランジスタ131,141のゲートには入力信号INBが共通に供給され、トランジスタ132,142のゲートにはイネーブル信号Eが共通に供給され、トランジスタ133,143のゲートには主電源配線VSSの電位が共通に供給される。
これにより、第2のAND−NOR複合ゲート121は、イネーブル信号Eがハイレベルである場合には、入力信号INBを反転させるインバータとして機能する。したがって、スタンバイ時において入力信号INBがローレベルに固定されると、出力端である接続点Bは疑似電源配線VSSZから切り離される一方、主電源配線VDDに接続されることになる。これにより、スタンバイ時におけるサブスレッショールド電流が抑制される。
一方、イネーブル信号Eがローレベルである場合には、入力信号INBの論理レベルにかかわらず、その出力がハイレベルに固定される。つまり、イネーブル信号Eがローレベルである場合、出力端である接続点Bは疑似電源配線VSSZから切り離される一方、主電源配線VDDに接続されることになる。これにより、イネーブル信号Eによって当該パスが不使用とされた場合におけるサブスレッショールド電流が抑制される。
このように、本実施形態による半導体装置は、AND−NOR複合ゲート111,121を用いていることから、イネーブル信号の論理レベルにかかわらず、相補の入力信号IN,INBが供給される2つのパスのサブスレッショールド電流を抑制することが可能となる。しかも、これら2つのパスは、同じ回路構成を有していることから、相補の信号の対称性も確保される。
次に、本発明の好ましい第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置の回路図である。
図4に示すように、本実施形態による半導体装置は、図1に示した第1及び第2のAND−NOR複合ゲート111,121がそれぞれ第1及び第2のOR−NAND複合ゲート211,221に置き換えられている。
第1のOR−NAND複合ゲート211は3入力の複合ゲート回路であり、論理的には、2入力のOR系論理部(OR部)と、OR系論理部の出力及び3つ目の入力を受けるAND系論理部(NAND部)によって構成される。OR系論理部(OR部)には入力信号IN及びイネーブル信号Eをインバータ200によって反転した信号EBが供給され、AND系論理部(NAND部)には主電源配線VDDの電位が供給される。図1に示すように、第1のOR−NAND複合ゲート211の電源端は、高位側が疑似電源配線VDDZに接続され、低位側が主電源配線VSSに接続されている。
第2のOR−NAND複合ゲート221も3入力の複合ゲート回路であり、第1のOR−NAND複合ゲート211と同じ回路構成を有している。第2のOR−NAND複合ゲート221のOR系論理部(OR部)には、反転された入力信号INB及び主電源配線VSSの電位が供給され、AND系論理部(NAND部)にはイネーブル信号Eが供給される。第2のOR−NAND複合ゲート221の電源端は、高位側が主電源配線VDDに接続され、他方が疑似電源配線VSSZに接続されている。
図5は、第1のOR−NAND複合ゲート211をより詳細に示す回路図である。
図5に示すように、第1のOR−NAND複合ゲート211は、疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に2つの接続点C,Dを有している。疑似電源配線VDDZと接続点Cとの間にはPチャンネルMOSトランジスタ231,232が直列接続されるとともに、これらPチャンネルMOSトランジスタ231,232と並列にPチャンネルMOSトランジスタ233が並列接続される。また、接続点Cと接続点Dとの間にはNチャンネルMOSトランジスタ243が接続され、接続点Dと主電源配線VSSとの間にはNチャンネルMOSトランジスタ241,242が並列接続されている。接続点Cは、第1のOR−NAND複合ゲート211の出力端であり、次段のインバータ112の入力端に接続される。
トランジスタ231,241のゲートには入力信号INが共通に供給され、トランジスタ232,242のゲートにはイネーブル信号Eの反転信号EBが共通に供給され、トランジスタ233,243のゲートには主電源配線VDDの電位が共通に供給される。これにより、第1のOR−NAND複合ゲート211は、図2に示した第1のAND−NOR複合ゲート111と全く同じ機能を果たす。
図6は、第2のOR−NAND複合ゲート221をより詳細に示す回路図である。
図6に示すように、第2のOR−NAND複合ゲート221は、主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続されている他は、図5に示した第1のOR−NAND複合ゲート211と同じ回路構成を有している。第2のOR−NAND複合ゲート221では、トランジスタ231,241のゲートに入力信号INBが共通に供給され、トランジスタ232,242のゲートには主電源配線VSSの電位が共通に供給され、トランジスタ233,243のゲートにはイネーブル信号Eが共通に供給される。これにより、第2のOR−NAND複合ゲート221は、図3に示した第2のAND−NOR複合ゲート121と全く同じ機能を果たす。
このように、AND−NOR複合ゲート111,121の代わりにOR−NAND複合ゲート211,221を用いることによっても、第1の実施形態と同じ効果を達成することが可能となる。
次に、本発明の好ましい第3の実施形態について説明する。
図7は、本発明の好ましい第3の実施形態による半導体装置の回路図である。
図7に示すように、本実施形態による半導体装置は、図1に示した第1及び第2のAND−NOR複合ゲート111,121がそれぞれNAND回路311,321に置き換えられ、インバータ112,122がそれぞれNAND回路312,322に置き換えられている。
NAND回路311,312,321,322は、いずれも2入力のNAND回路である。NAND回路311には入力信号IN及び主電源配線VDDの電位が供給され、NAND回路312にはNAND回路311の出力及びイネーブル信号Eが供給される。一方、NAND回路321には入力信号INB及びイネーブル信号Eが供給され、NAND回路322にはNAND回路321の出力及び主電源配線VDDの電位が供給される。また、NAND回路311,322については、疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続されており、NAND回路312,321については、主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続されている。
本実施形態による回路も、上述した第1及び第2の実施形態による回路とほぼ同じ動作を行う。つまり、イネーブル信号Eがハイレベルであれば、NAND回路311,312,321,322はいずれもインバータとして機能し、イネーブル信号Eがローレベルであれば、各パスの出力は固定される。また、スタンバイ時において入力信号IN,INBの論理が固定されると、導通側のトランジスタが主電源配線に接続され、非導通側のトランジスタが疑似電源配線に接続されることから、サブスレッショールド電流を抑制することが可能となる。但し、イネーブル信号Eがローレベルであっても、1段目のNAND回路311はスイッチングを行うことから、この部分での電力消費は発生する。したがって、消費電力の低減を最優先するのであれば、第1及び第2の実施形態のように複合ゲートを用いることが望ましい。
本実施形態による回路は、複合ゲートを使用していないことから、電源間に直列接続されるトランジスタ数を少なくすることが可能となる。つまり、電源間に直列接続されるトランジスタ数が多いと、場合によっては電流量確保のためにトランジスタサイズを大型化する必要が生じるが、本実施形態によればそのような必要がないため、占有面積の増大を抑制することが可能となる。
次に、本発明の好ましい第4の実施形態について説明する。
図8は、本発明の好ましい第4の実施形態による半導体装置の回路図である。
図8に示すように、本実施形態による半導体装置は、図7に示したNAND回路311,312,321,322がそれぞれNOR回路411,412,421,422に置き換えられている。
NOR回路411,412,421,422は、いずれも2入力のNOR回路である。NOR回路411には入力信号IN及びイネーブル信号Eの反転信号EBが供給され、NOR回路412にはNOR回路411の出力及び主電源配線VSSの電位が供給される。一方、NOR回路421には入力信号INB及び主電源配線VSSの電位が供給され、NOR回路422にはNOR回路421の出力及びイネーブル信号Eの反転信号EBが供給される。また、NOR回路411,422については、疑似電源配線VDDZと主電源配線VSSとの間に接続されており、NOR回路412,421については、主電源配線VDDと疑似電源配線VSSZとの間に接続されている。
本実施形態の回路は、上述した第3による回路と同じ動作を行う。つまり、NAND回路の代わりにNOR回路を用いることによっても、第3の実施形態と同じ効果を達成することが可能となる。
以上、イネーブル信号が1ビットである場合を例に説明したが、本発明は、イネーブル信号が2ビット以上である場合であっても適用可能である。
図9は、図1に示した第1の実施形態の変形例を示す回路図であり、イネーブル信号が2ビットである場合を示している。
図9に示すように、本変形例による半導体装置は、図1に示す第1及び第2のAND−NOR複合ゲート111,121が、それぞれ5入力のAND−NOR複合ゲート511,521に置き換えられている。
第1のAND−NOR複合ゲート511は、論理的には3入力のAND系論理部(AND部)と、AND系論理部の出力、並びに、4つ目及び5つ目の入力を受けるOR系論理部(NOR部)によって構成される。AND系論理部(AND部)の第1の入力端には入力信号INが供給され、第2及び第3の入力端にはいずれも主電源配線VDDの電位が供給される。また、OR系論理部(NOR部)には、第1のイネーブル信号E1をインバータ501によって反転した信号EB1と、第2のイネーブル信号E2をインバータ502によって反転した信号EB2が供給される。
一方、第2のAND−NOR複合ゲート521においては、AND系論理部(AND部)の第1の入力端には入力信号INBが供給され、第2及び第3の入力端には第1及び第2のイネーブル信号E1,E2がそれぞれ供給される。また、OR系論理部(NOR部)の2つの入力端には主電源配線VSSの電位が供給される。
このような構成により、第1及び第2のイネーブル信号E1,E2がいずれもハイレベルである場合に、第1の実施形態においてイネーブル信号Eがハイレベルである場合と同じ動作を行う。また、第1及び第2のイネーブル信号E1,E2の少なくとも一方がローレベルである場合には、第1の実施形態においてイネーブル信号Eがローレベルである場合と同じ動作を行う。
このように、本発明は、イネーブル信号が2ビット以上であっても適用可能である。
尚、図9に示した例は、第1及び第2のイネーブル信号E1,E2がいずれもハイレベルである場合に使用可能となる回路であるが、イネーブル信号の論理の組み合わせについては任意である。例えば、第1のイネーブル信号E1がハイレベル、第2のイネーブル信号E2がローレベルである場合に使用可能とするためには、図10に示すように、インバータ502を接続する位置を変更することにより、第1のAND−NOR複合ゲート511に第2のイネーブル信号E2を直接供給し、第2のAND−NOR複合ゲート521に第2のイネーブル信号E2の反転信号EB2を供給するよう構成すればよい。
また、図9に示した例では、5入力のAND−NOR複合ゲート511,521を用いていることから、電源間に直列接続されるトランジスタ数が通常のゲート回路に比べてかなり多くなる。これを回避する必要がある場合には、図11に示すように、基本的に図1に示した回路をそのまま用いる代わりに、第1及び第2のイネーブル信号E1,E2を受けるNAND回路503、並びに、NAND回路503の出力を受けるインバータ504を追加し、これによって第1及び第2のイネーブル信号E1,E2を用いた論理演算を別途行えばよい。図11に示す例では、NAND回路503の出力である信号EBを第1のAND−NOR複合ゲート111に供給し、インバータ504の出力である信号Eを第2のAND−NOR複合ゲート112に供給することによって、図1に示した回路と基本的に同じ回路を使用可能としている。
このように、複数のイネーブル信号を受けてあらかじめ論理演算を行うゲート回路を追加すれば、複合ゲートにおいて電源間に直列接続されるトランジスタ数を減らすことができる。尚、イネーブル信号の論理演算を行うゲート回路が追加された分、イネーブル信号の変化に対して所定の遅延が生じるが、イネーブル信号の論理は基本的に変動しないため、これが実質的な問題となることはほとんどない。
また、図12に示すように、図1に示したインバータ112,122をそれぞれ第3及び第4のAND−NOR複合ゲート612,622に置き換えることによっても、2ビットのイネーブル信号E1,E2に対応することができる。第3及び第4のAND−NOR複合ゲート612,622は、イネーブル信号E1の代わりにイネーブル信号E2が供給される他は、それぞれ第2及び第1のAND−NOR複合ゲート121,111と同様の接続がなされている。
本例においても、多入力複合ゲートの使用を回避することが可能となる。但し、第2のイネーブル信号E2がローレベルであっても、第1のイネーブル信号E1がハイレベルであれば1段目のAND−NOR複合ゲート111,121はスイッチングを行うことから、この部分での電力消費は発生することになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、本発明において複合ゲートの回路構成は特に限定されず、上記実施形態において用いた回路とは異なる回路構成を有する複合ゲート回路を用いても構わない。したがって、図2に示したAND−NOR複合ゲート111の代わりに、図13に示すAND−NOR複合ゲート111を用いても構わない。図13に示すAND−NOR複合ゲート111は、PチャンネルMOSトランジスタ131,132からなる並列回路の位置と、PチャンネルMOSトランジスタ133の位置を入れ替えた構成を有している。もちろん、図3に示したAND−NOR複合ゲート121においてもこのような入れ替えは可能である。
同様に、図5に示したOR−NAND複合ゲート211の代わりに、図14に示すOR−NAND複合ゲート211を用いても構わない。図14に示すOR−NAND複合ゲート211は、NチャンネルMOSトランジスタ241,242からなる並列回路の位置と、NチャンネルMOSトランジスタ243の位置を入れ替えた構成を有している。もちろん、図6に示したOR−NAND複合ゲート221においてもこのような入れ替えは可能である。
本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置の回路図である。 第1のAND−NOR複合ゲート111をより詳細に示す回路図である。 第2のAND−NOR複合ゲート121をより詳細に示す回路図である。 本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置の回路図である。 第1のOR−NAND複合ゲート211をより詳細に示す回路図である。 第2のOR−NAND複合ゲート221をより詳細に示す回路図である。 本発明の好ましい第3の実施形態による半導体装置の回路図である。 本発明の好ましい第4の実施形態による半導体装置の回路図である。 図1に示した第1の実施形態の変形例を示す回路図である。 図1に示した第1の実施形態の他の変形例を示す回路図である。 図1に示した第1の実施形態のさらに他の変形例を示す回路図である。 図1に示した第1の実施形態のさらに他の変形例を示す回路図である。 図2に示した第1のAND−NOR複合ゲート111の他の構成例を示す回路図である。 図5に示した第1のOR−NAND複合ゲート211の他の構成例を示す回路図である。 疑似電源配線を用いた一般的な半導体装置の回路図である。 入力信号が相補である場合における疑似電源配線との接続方法を説明するための回路図である。 相補の入力信号が通過するパスにイネーブル信号が供給される例を示す回路図である。 図17に示す回路を改良することによりサブスレッショールド電流を低減した例を示す回路図である。
符号の説明
111,121,511,521,612,622 AND−NOR複合ゲート
100,112〜114,122〜124,200,501,502,504,600 インバータ
131〜133,231〜233 PチャンネルMOSトランジスタ
141〜143,241〜243 NチャンネルMOSトランジスタ
211,221 OR−NAND複合ゲート
311,312,321,322,503 NAND回路
411,412,421,422 NOR回路
VDD,VSS 主電源配線
VDDZ,VSSZ 疑似電源配線

Claims (13)

  1. 少なくとも第1及び第2の入力端を有する第1の論理部と、前記第1の論理部からの出力信号を受けるとともに、少なくとも第3の入力端を有する第2の論理部とを含む第1のゲート回路と、
    前記第1のゲート回路と実質的に同一の回路構成を有し、前記第1乃至第3の入力端にそれぞれ対応する第4乃至第6の入力端を有する第2のゲート回路とを備え、
    前記第1及び第4の入力端には相補の入力信号が供給され、前記第2及び第6の入力端にはそれぞれ所定の電源電位が供給され、前記第3及び第5の入力端にはイネーブル信号が供給され、
    前記第1及び第2のゲート回路に含まれる対となる電源端は、スタンバイ時において固定される前記入力信号の論理レベルに応じて、一方が主電源配線、他方が疑似電源配線に接続されており、
    前記主電源配線と前記疑似電源配線とは、アクティブ時において接続され前記スタンバイ時において切断されることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1及び第2の論理部の一方がAND系論理部、他方がOR系論理部であり、前記第3及び第の入力端に供給される前記イネーブル信号が相補の信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2及び第6の入力端には、一方の論理レベル及び他方の論理レベルを示す電源電位がそれぞれ供給されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1及び第2のゲート回路がAND−NOR複合ゲートによって構成され、前記第1の論理部が前記AND系論理部であり、前記第2の論理部が前記OR系論理部であり、前記第2の入力端にはハイレベルを示す電源電位が供給され、前記第6の入力端にはローレベルを示す電源電位が供給されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1及び第2のゲート回路がOR−NAND複合ゲートによって構成され、前記第1の論理部が前記OR系論理部であり、前記第2の論理部が前記AND系論理部であり、前記第2の入力端にはローレベルを示す電源電位が供給され、前記第6の入力端にはハイレベルを示す電源電位が供給されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のゲート回路を構成する複合ゲートの前記電源端は、一方が高位側主電源配線、他方が低位側疑似電源配線に接続されており、前記第2のゲート回路を構成する複合ゲートの前記電源端は、一方が高位側疑似電源配線、他方が低位側主電源配線に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第1及び第2の論理部がいずれもAND系回路又はOR系回路であり、前記第3及び第5の入力端に供給される前記イネーブル信号が同一信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記第2及び第6の入力端には、いずれも一方の論理レベルを示す電源電位が供給されることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1及び第2の論理部がいずれもNAND回路であり、前記第2及び第6の入力端にはいずれもハイレベルを示す電源電位が供給されることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1及び第2の論理部がいずれもNOR回路であり、前記第2及び第6の入力端にはいずれもローレベルを示す電源電位が供給されることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  11. AND系論理部及びOR系論理部を有する第1及び第2の複合ゲートと、高位側電源電位が供給される高位側主電源配線と、アクティブ時おいて前記高位側主電源配線に接続され、スタンバイ時において前記高位側主電源配線と切断される高位側疑似電源配線と、低位側電源電位が供給される低位側主電源配線と、前記アクティブ時おいて前記低位側主電源配線に接続され、前記スタンバイ時において前記低位側主電源配線と切断される低位側疑似電源配線とを備え、
    前記第1の複合ゲートの電源端は、一方が高位側疑似電源配線、他方が低位側電源配線に接続され、
    前記第2の複合ゲートの電源端は、一方が高位側電源配線、他方が低位側疑似電源配線に接続され、
    前記第1の複合ゲートの前記AND系論理部には、ハイレベルが固定的に供給され、
    前記第2の複合ゲートの前記OR系論理部には、ローレベルが固定的に供給され、
    前記第の複合ゲートの前記AND系論理部には、イネーブル信号が供給され、
    前記第の複合ゲートの前記OR系論理部には、前記イネーブル信号の反転信号が供給され、
    前記第1の複合ゲートの前記AND系論理部及び前記OR系論理部の一方には、前記アクティブ時において論理レベルが変化し、前記スタンバイ時において論理レベルが固定される入力信号が供給され、
    前記第2の複合ゲートの前記AND系論理部及び前記OR系論理部の一方には、前記入力信号の反転信号が供給されることを特徴とする半導体装置。
  12. 前記第1及び第2の複合ゲートはいずれもAND−NOR複合ゲートであり、前記第1の複合ゲートの前記AND系論理部に前記入力信号が供給され、前記第2の複合ゲートの前記AND系論理部に前記入力信号の反転信号が供給されることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記第1及び第2の複合ゲートはいずれもOR−NAND複合ゲートであり、前記第1の複合ゲートの前記OR系論理部に前記入力信号が供給され、前記第2の複合ゲートの前記OR系論理部に前記入力信号の反転信号が供給されることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
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