JP2016109523A - スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法 - Google Patents

スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016109523A
JP2016109523A JP2014246252A JP2014246252A JP2016109523A JP 2016109523 A JP2016109523 A JP 2016109523A JP 2014246252 A JP2014246252 A JP 2014246252A JP 2014246252 A JP2014246252 A JP 2014246252A JP 2016109523 A JP2016109523 A JP 2016109523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
scan
input terminal
mosfet
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014246252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6449633B2 (ja
Inventor
和昭 後藤
Kazuaki Goto
和昭 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapis Semiconductor Co Ltd
Original Assignee
Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lapis Semiconductor Co Ltd filed Critical Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority to JP2014246252A priority Critical patent/JP6449633B2/ja
Publication of JP2016109523A publication Critical patent/JP2016109523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6449633B2 publication Critical patent/JP6449633B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】通常動作時の動作速度の低下や動作電流の増加が抑制されたスキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法を提供すること。
【解決手段】スキャンフリップフロップ回路の選択回路SEL1は、スキャンデータ入力端子siに接続されたMP1、スキャンイネーブル入力端子seの反転端子に接続されたMP2、およびデータ入力端子dに接続されたMP3が直列に接続された直列回路と、スキャンイネーブル入力端子seに接続されたMP4、およびスキャンイネーブル入力端子seの反転端子に接続されたMP5が直列に接続された直列回路と、が並列に接続された回路を含み、スキャンイネーブル入力端子seの論理値に応じて通常データおよびテストデータのいずれかを選択して出力するとともに、MP2のサイズが他のMOSFETのサイズより小さく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法に関する。
近年、半導体集積回路の回路規模の増大に伴って、その回路故障の発生率も増大する傾向にある。このような回路故障の検出漏れを防ぐためには、故障検査のために用いられるテストパターンを増やすことが考えられるが、テストパターンを増やすと、故障検査に必要とされる時間、コスト等が増加するため、好ましくない。そこで、テスト容易化設計を行って、回路故障の検出漏れを減少させる方法が提案されている。テスト容易化設計を導入することによって、被検査半導体集積回路の故障検出率を向上させると共に、テストパターンの複雑化、パターン数の増加を軽減して、故障検査に要する時間、コストを抑制することが可能となるからである。
テスト容易化設計技術を用いた半導体集積回路の故障検査方式として、スキャンテスト方式が知られている。スキャンテスト方式では、半導体集積回路内に点在する複数のフリップフロップをシフトレジスタとして動作させることができるように内部配線を形成しておく。すなわち、該複数のフリップフロップ(スキャンフリップフロップ)の出力を半導体集積回路に設けられた端子から観測できるようにするために、フリップフロップの出力を次段のフリップフロップのスキャン入力端子に直接入力することが可能なように配線しておく。このように構成されたシフトレジスタはスキャンパス(スキャンチェーン)とも呼ばれ、スキャンパスの入力端子から入力されたテストパターンを出力端子から読み出して期待値と照合し故障検査を行う。スキャンテストにおけるこの動作は、一般にシフト動作と呼ばれる。
一方、上記構成をとると、スキャンフリップフロップ(順序回路)が半導体集積回路のI/O(Input/Output:入出力)端子と等価とみなせるため、スキャンテストの対象は組み合わせ回路のみとなる。スキャンフリップフロップで区画された半導体集積回路内の回路、つまり組み合わせ回路を検査する場合には、スキャンパスにテストパターンを設定した後、すなわちスキャンインした後、半導体集積回路の動作を途中で止めてそのとき半導体集積回路内部の各ラッチ回路に保持されているデータを上記スキャンパスによるシフトレジスタ動作で出力させる、すなわちスキャンアウトさせることで、半導体集積回路が論理設計通りの動作を行なうか否か検査する。この半導体集積回路内部のラッチ回路に保持されているデータをスキャンパスに設定する動作を、一般にキャプチャ動作という。このキャプチャ動作は、基本的には通常動作(システム動作)と同じ動作である。それに対し、上記スキャンイン、スキャンアウトはシフト動作である。
つまり、半導体集積回路のスキャンテストにおいては、スキャンイン−キャプチャ−スキャンアウトの一連の動作が繰り返される、すなわち、キャプチャ動作とシフト動作が繰り返されることになる。
図4に、従来技術に係るスキャンフリップフロップ(以下、「F/F」と略記)の一例を示す。図4に示すように、F/F10は、F/F本体10−1およびクロック分配回路10−2を含んで構成されている。クロック分配回路10−2は、クロック信号ckを入力する端子ckに接続されたインバータINV7およびINV8を備え、F/F10に差動のクロック信号C、CNを供給する。
F/F本体10−1は、インバータINV2およびクロックドNAND回路NAND1を含んで構成されたマスター側のラッチ回路と、クロックドインバータINV3およびNAND回路NAND2を含んで構成されたスレーブ側のラッチ回路とが、伝送ゲートSW1を介して接続されたマスター/スレーブ型のフリップフロップである。そして、F/F10は、クロック信号ckの立上がりエッジで、データ信号dを取り込む。
NAND回路NAND2の出力は、インバータINV4を介し非反転の出力信号qとして端子qから出力され、インバータINV5およびINV6を介し反転の出力信号qnとして端子qnから出力される。端子rnからは、リセット信号rnが、NAND回路NAND1の一方の入力端子とNAND回路NAND2の一方の入力端子に入力されており、リセット信号rnを”Low”レベルに設定することにより、各ラッチ回路の出力が”High”レベルに初期化される。
選択回路SEL3は、端子seに入力されるスキャンイネーブル信号seの論理レベルによって、通常動作やキャプチャ動作において端子dから入力されるデータ信号dを取り込むか、シフト動作において端子siから入力されるスキャンデータ信号siを取り込むかを選択する選択回路である。
ところで、スキャンテスト方式においては、上記のように、シフト動作とキャプチャ動作を繰り返して故障検査を行う。この際、シフト動作ではF/F10とF/F10との間に論理回路がないため、通常動作においてデータ信号dが端子dに到達する時間と比較して、スキャンデータ信号siが端子siに到達する時間が早くなる。一方、シフト動作およびキャプチャ動作の双方においてクロック信号ckは共通であるため、複数のF/F10の中にはホールド時間が規定時間だけ確保できずにホールド違反になってしまうものも発生する。ここで、ホールド時間とは、F/F10によってデータが捕捉された時点からデータが変化してもよい時点までの時間である。
ホールド違反となってしまった場合の対策としては、F/F10のスキャンデータ信号siの入力端子である端子siの前段に遅延素子(たとえば、インバータなどによるバッファ回路)等を挿入してスキャンデータ信号siの到達を遅らせてホールドマージンを確保し、ホールド違反を解消することがまず考えられる。しかしながら、スキャンテスト方式では、半導体集積回路の論理回路を構成するほとんどのF/F10をスキャンテストの対象とするため、この方法では多数の遅延素子が必要になり、半導体集積回路のサイズ、動作電流、あるいはリーク電流が増大することが懸念される。
上記問題に対応した従来技術として、特許文献1に開示されたスキャンテスト回路が知られている。特許文献1に開示されたスキャンテスト回路は、データ信号およびスキャンデータ信号のいずれかを選択する選択回路(図4のSEL3に相当)において、スキャンデータ信号を受ける絶縁ゲート型電界効果トランジスタのトランジスタサイズを小さくすることにより、スキャンデータ信号を遅らせている。このことにより、特許文献1に係るスキャンテスト回路では、遅延素子の挿入は必要なくなるとしている。
図5を参照して、特許文献1に開示されたスキャンテスト回路の考え方について説明する。図5は、特許文献1に開示されたスキャンテスト回路の考え方を一部に採用した比較例としての選択回路SEL3の回路図である。
図5に示すように、選択回路SEL3は、P型MOSFET(Metal−Oxide Semiconductor Field Effect Transistor、以下、「MP」と略記する場合がある)MP10、MP11、MP12、MP13、およびMP14、N型MOSFET(以下、「MN」と略記する場合がある)MN10、MN11、MN12、MN13、およびMN14、インバータINV9から構成されている。図5に示す選択回路SEL3の、端子d、端子si、端子se、端子C、端子CNは、各々図4に示す選択回路SEL3の同名称の端子に対応している。また、図5に示すように、MP10およびMP12のソースが電源VDDに接続され、MN10およびMN12のソースが接地されている(GND(グランド)に接続されている)。
図5に示すように、データ信号dが端子dからMP11およびMN11に入力され、スキャンデータ信号siが端子siからMP10およびMN13に入力される。また、スキャンイネーブル信号seが端子seからMN12およびMP12に入力され、INV9を介して反転されたスキャンイネーブル信号se(bar)がMN10およびMP13に入力される。MP14およびMN14は出力段としてのクロックドインバータを構成している。
図5に示すように、選択回路SEL3では、スキャンイネーブル信号seが”High”レベルの場合にスキャン動作となり、スキャンデータ信号siが選択されて、出力信号pmとして出力される。つまり、スキャンイネーブル信号seが”High”レベルの場合には、MP12がオフ、MP13がオンとなり、MN10がオフ、MN12がオンとなり、スキャンデータ信号siの論理に応じて、MP10−MP13−MP14の経路、または、MN14−MN13−MN12の経路で電流が流れる。
一方、選択回路SEL3では、スキャンイネーブル信号seが”Low”レベルの場合にキャプチャ動作(通常動作)となり、データ信号dが選択されて、出力信号pmとして出力される。つまり、スキャンイネーブル信号seが”Low”レベルの場合には、MP12がオン、MP13がオフとなり、MN10がオン、MN12がオフとなり、データ信号の論理に応じて、MP12−MP11−MP14の経路、または、MN14−MN11−MN10の経路で電流が流れる。
図5に示す比較例に係る選択回路SEL3においては、上記スキャンデータ信号siのホールド違反解消のため、MP10およびMN13のトランジスタのゲート長を長くし、ドレイン電流を減少させて、スキャンデータ信号siを遅らせている。つまり、チャネル幅をW、チャネル長をLとした場合のW/Lを小さくして当該トランジスタの駆動能力を低下させて遅延を与えている。
特開平9−89988号公報
しかしながら、上記比較例に係る選択回路SEL3では、MP10およびMN13のトランジスタのゲート容量が増大するので、通常動作時においてデータ信号dを入力するトランジスタ(MP11、MN11)に接続される寄生容量が増大してしまい、結果的に通常動作時の速度の低下、動作電流の増大等を招く懸念があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、通常動作時の動作速度の低下や動作電流の増加が抑制されたスキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法を提供することを目的とする。
本発明に係るスキャンフリップフロップ回路は、通常データが入力される第1の入力端子、およびテストデータが入力される第2の入力端子を有するとともに、前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択する第3の入力端子から入力された選択信号に応じて、通常動作時に前記通常データを選択して出力しかつスキャンテスト時に前記テストデータを選択して出力する選択回路と、前記選択回路からの出力信号をクロック信号に応じて取り込み保持するとともに出力する出力端子を有するフリップフロップ回路と、を備え、前記選択回路は、前記第2の入力端子に接続された第1のMOSFET、ゲートが前記第3の入力端子またはグランドに接続された第2のMOSFET、および前記第1の入力端子に接続された第3のMOSFETが直列に接続された直列回路と、前記第3の入力端子の反転端子に接続された第4のMOSFET、および前記第3の入力端子に接続された第5のMOSFETが直列に接続された直列回路と、が並列に接続された第1の並列回路を含み、前記第3の入力端子に入力された選択信号の論理値に応じて前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択して出力するとともに、前記第2のMOSFETのサイズが他のMOSFETのサイズより小さく設定されているものである。
本発明に係るスキャンテスト回路は、複数の上記スキャンフリップフロップ回路を備え、前記複数のスキャンフリップフロップの前記第2の入力端子と前記出力端子同士を接続してスキャンテストのためのスキャンパスが構成されるものである。
本発明に係る半導体集積回路は、複数の上記スキャンフリップフロップ回路と、前記スキャンフリップフロップ回路の前記第1の入力端子および前記出力端子の少なくとも一方に接続された複数の組み合わせ回路と、を備えたものである。
一方、本発明に係るスキャンテスト方法は、通常データが入力される第1の入力端子、およびテストデータが入力される第2の入力端子を有するとともに、前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択する第3の入力端子から入力された選択信号に応じて、通常動作時に前記通常データを選択して出力しかつスキャンテスト時に前記テストデータを選択して出力する選択回路と、前記選択回路からの出力信号をクロック信号に応じて取り込み保持するとともに出力するフリップフロップ回路と、を備えたスキャンフリップフロップを複数接続して構成したスキャンパスを用いたスキャンテスト方法であって、前記第2の入力端子に接続された第1のMOSFET、ゲートが前記第3の入力端子またはグランドに接続された第2のMOSFET、および前記第1の入力端子に接続された第3のMOSFETが直列に接続された直列回路と、前記第3の入力端子の反転端子に接続された第4のMOSFET、および前記第3の入力端子に接続された第5のMOSFETが直列に接続された直列回路と、が並列に接続された回路を前記選択回路に含ませ、前記第2のMOSFETのサイズを他のMOSFETのサイズより小さく設定し、前記第3の入力端子に入力された選択信号の論理値に応じて前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択して出力させるものである。
本発明によれば、通常動作時の動作速度の低下や動作電流の増加が抑制されたスキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法を提供することが可能となる。
第1の実施の形態に係る選択回路の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態に係るスキャンテスト回路、半導体集積回路の構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る選択回路の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態および従来技術に係るスキャンフリップフロップの構成の一例を示す回路図である。 比較例に係る選択回路の構成を示す回路図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1を参照して、本実施の形態に係る選択回路SEL1について説明する。SEL1は、スキャンフリップフロップにおいて、データ入力としてデータ信号dを入力させるかスキャンデータ信号siを入力させるか切り替える選択回路である。したがって、本実施の形態に係るスキャンフリップフロップは、図4に示すF/F10において、選択回路SEL3を選択回路SEL1に置き換えたものとなる。そこで、本実施の形態においてスキャンフリップフロップに言及する場合には、図4のF/F10を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る選択回路SEL1は、P型MOSFETであるMP1、MP2、MP3、MP4、MP5、およびMP6、N型MOSFETであるMN1、MN2、MN3、MN4、およびMN5、インバータINV1を含んで構成されている。
データ信号dを入力する端子dは、MP3およびMN2に接続されており、スキャンデータ信号siを入力する端子siは、MP1,MN3に接続されている。また、スキャンイネーブル信号seを入力する端子seは、MP4およびMN4に接続され、スキャンイネーブル信号seをインバータINV1で反転した反転スキャンイネーブル信号se(bar)は、MP2、MN1およびMP5に接続されている。
MP6およびMN5は、差動クロック信号C、CNによって駆動される出力段としてのクロックドインバータを構成しており、選択されたデータ信号dまたはスキャンデータ信号siが出力信号pmとして出力される。図5に示す比較例に係る選択回路SEL3に対して、本実施の形態に係る選択回路SEL1は、反転スキャンイネーブル信号se(bar)が入力されるP型MOSFETのMP2を追加した点が異なる。
本実施の形態に係る選択回路SEL1では、上述したスキャンデータ信号siのホールド違反解消のため、トランジスタMP2およびMN4のゲート長を長く設定してドレイン電流を減少させることにより、スキャンデータ信号siを遅らせている。つまり、トランジスタのW/Lを小さくして当該トランジスタの駆動能力を低下させ、スキャンデータ信号siに遅延を与えている。
図1を参照して、本実施の形態に係る選択回路SEL1の動作について説明する。
まず、通常動作時(キャプチャ動作時)には、端子seに入力されるスキャンイネーブル信号seを”Low”レベルとし、選択回路SEL1で、F/F10へのデータ入力として端子dに入力されるデータ信号dが選択されるようにする。
すなわち、スキャンイネーブル信号seを”Low”レベルにすると、MP4がオン、MP5がオフ、MN1がオン、MN4がオフ、MP2がオフとなる。そのため、データ信号dが”High”レベルの場合には、MN5−MN2−MN1の経路で電流が流れ、”Low”レベルの出力信号pmがクロック信号ckに同期して出力され、F/F10に取り込まれる。一方、データ信号が”Low”レベルの場合には、MP4−MP3−MP6の経路で電流が流れ、”High”レベルの出力信号pmがクロック信号ckに同期して出力され、F/F10に取り込まれる。つまり、スキャンデータ信号siによらず、データ信号dがクロック信号ckの”Low”レベルの区間で、F/F10に取り込まれる。
つぎに、スキャン動作時には、端子seに入力されるスキャンイネーブル信号seを”High”レベルとし、選択回路SEL1で、F/F10へのデータ入力として端子siに入力されるスキャンデータ信号siが選択されるようにする。スキャンイネーブル信号seを”High”レベルにすると、MP4がオフ、MP5がオン、MN1がオフとなって、データ信号dによる電流の経路を遮断する。
そして、スキャンデータ信号siが”Low”レベルの場合には、電源VDDの接続順序から、MP1がオンとなった後にMP2がオンとなり、MP2がオンとなった後にMP5がオンとなる。その結果、”High”レベルの出力信号pmが、クロック信号ckに同期して出力され、F/F10に取り込まれる。
一方、スキャンデータ信号siが”High”レベルの場合には、GNDレベルの接続順序から、MN3がオンとなった後にMN4がオンとなる。その結果、”Low”レベルの出力信号pmが、クロック信号ckに同期して出力され、F/F10に取り込まれる。
このようにして、データ信号dによらず、スキャンデータ信号siがクロック信号ckの”Low”レベルの区間で、F/F10に取り込まれる。
本実施の形態に係る選択回路SEL1においては、先述したように、MP2のゲート長が長くされ、MP2のドレイン電流が抑制されている。また、MN4のゲート長が長くされ、MN4のドレイン電流が抑制されている。そのため、上記スキャン動作において、スキャンデータ信号siの各論理レベルにおいて流れるドレイン電流が抑制されるので、結果として、スキャンデータ信号siを遅らせることが可能となっている。なお、本実施の形態では、MP2およびMN4の双方のゲート長を長くしてドレイン電流を抑制する形態を例示して説明するが、これに限られず、いずれか一方のMOSFETのゲート長を長くして電流を抑制する形態としてもよい。
また、スキャンデータ信号siが入力されるトランジスタMP1は、反転スキャンイネーブル信号se(bar)が入力されるMP2およびMP5を介して、出力インバータを構成するMP6に接続されている。また、スキャンデータ信号siが入力されるトランジスタMN3は、スキャンイネーブル信号seが入力されるMN4を介して、出力インバータを構成するMN5に接続されている。つまり、スキャンデータ信号siは、スキャンデータ信号siが入力されるトランジスタがオンした後、スキャンイネーブル信号seまたは反転スキャンイネーブル信号se(bar)が入力されるトランジスタがオンして出力インバータ(MP6、MN5)に到達することになる。本実施の形態に係る選択回路SEL1では、このような回路構成を採用することにより、スキャンデータ信号siをより効率的に遅らせることが可能となっている。
なお、本実施の形態に係る選択回路SEL1では、通常動作において入力されるデータ信号dの到達時間が、クロック信号ckに対して遅くなることを防止するために、データ信号dが入力されるトランジスタMP3およびMN2を、スキャンデータ信号siが入力されるトランジスタMP1およびMN3よりも、MP6およびMN5で構成される出力インバータに近くなるように構成している。
つぎに、図2を参照して、本実施の形態に係る半導体集積回路について説明する。図2は、スキャンテスト回路を内蔵した本実施の形態に係る半導体集積回路100の一例を示しており、図2(a)は半導体集積回路100の配線状態を、図2(b)は、スキャン動作時の配線状態を、図2(c)は、通常動作時(キャプチャ動作時)の配線状態を、各々示している。
図2(a)に示すように、本実施の形態に係る半導体集積回路100は、スキャンフリップフロップであるF/F10aおよびF/F10bと、通常動作の際に使用される組み合わせ回路12aおよび12bと、を含んで構成されている。半導体集積回路100は、スキャンテストにおいてシフトレジスタを構成するF/F10aおよび10bを含んでおり、F/F10aおよび10bが本実施の形態に係るスキャンテスト回路を構成している。なお、本実施の形態に係るスキャンテスト回路内蔵の半導体集積回路100は、F/Fが2個、組み合わせ回路が2個の形態を例示して説明するが、これに限られず、F/Fおよび組み合わせ回路の個数や配置形態は、半導体集積回路の機能等に応じて適宜に選択してよい。
図2(a)に示すように、半導体集積回路100は、データ信号dの入力端子である端子dinが組み合せ回路12aに接続され、組み合せ回路12aからの出力信号がF/F10aのd端子に入力されるようになっている。また、スキャンデータ信号siの入力端子である端子siinは、F/F10aのsi端子と接続されている。さらに、スキャンイネーブル信号seの入力端子である端子sein、クロック信号ckの入力端子である端子ckin、および、リセット信号rnの入力端子である端子rninは、それぞれ、F/F10aおよび10bの各々のse端子、ck端子およびrn端子と接続されている。
F/F10aのq出力端子は、組み合せ回路12bおよびF/F10bのsi端子に各々接続され、組み合せ回路12bからの出力信号がF/F10bのd端子に入力されるようになっている。F/F10bのq出力端子には、出力信号doutが出力されるdout端子が、F/F10bのqn出力端子には、出力信号doutnが出力されるdoutn端子が各々接続されている。
半導体集積回路100のスキャンテストにおける動作には、先述したように、スキャンイン動作(シフト動作)、キャプチャ動作(通常動作)、およびスキャンアウト動作(シフト動作)があり、スキャンテストにおいてはこれらの動作を繰り返す。以下に、それぞれの動作時における半導体集積回路100の動作について説明する。
まず、端子seinに”High”レベルを与えてスキャンイネーブル信号seを”High”レベルとし、図2(b)に示すように、半導体集積回路100をスキャンイン動作に設定する。スキャンイン動作では、選択回路SEL1の機能により、F/F10aおよび10bにおいて端子siinから入力されるスキャンデータ信号siが選択され、F/F10aおよび10bによりシフトレジスタであるスキャンパスが形成される。
このスキャンパスよって、端子siinからスキャンデータ信号siがF/F10aのsi端子に入力され、入力されたスキャンデータ信号siは、クロック信号ckに同期してF/F10aのq出力端子から出力され、後段のF/F10bのsi端子に入力される。以上により、F/F10aおよび10bから構成されるシフトレジスタ(スキャンパス)にテストパターンが設定される。
つぎに、端子seinに”Low”レベルを与えてスキャンイネーブル信号seを”Low”レベルとし、図2(c)に示すように、半導体集積回路100をキャプチャ動作に設定する。キャプチャ動作では、スキャンパスを構成するF/F10aおよび10b内のSEL1において、端子dinから入力されるデータ信号dが選択される。これによって、端子dinからのデータ信号dが入力されて、組み合わせ回路12aを動作させ、その結果がF/F10aのd端子に入力される。入力されたデータ信号dは、クロック信号ckに同期してF/F10aのq出力端子から出力されて、次段の組み合わせ回路12bを動作させ、その結果が後段のF/F10bのd端子に入力される。これにより、組み合わせ回路12aおよび12bの出力がF/F10aおよび10bに取り込まれる。
つぎに、再び端子seinに”High”レベルを与えてスキャンイネーブル信号seを”high”レベルとし、図2(b)に示すように、半導体集積回路100をスキャンアウト動作に設定する。スキャンアウト動作では、スキャンイン動作と同様、F/F10aおよび10bによりシフトレジスタであるスキャンパスが形成される。そして、F/F10aおよび10bに取り込まれたデータをdout端子(doutn端子)で観測し、期待されるdout信号(doutn信号)と比較することにより、本実施の形態に係るスキャンテストが実行される。
以上詳述したように、本実施の形態に係るスキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法によれば、通常動作時の動作速度の低下や動作電流の増大を抑制しつつ、スキャン動作時に入力されるスキャンデータ信号siを遅延させることが可能となる。その結果、スキャン動作時におけるスキャンフリップフロップのホールドマージンを確保するためのスキャンデータ信号siの入力端子に接続する遅延素子をなくす、あるいは減少させることができる。その結果、半導体集積回路の動作電流、リーク電流の増加を抑制し、レイアウト面積の増大を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
図3を参照して、本実施の形態に係る選択回路SEL2について説明する。選択回路SEL2は、上述した選択回路SEL1において、トランジスタMP2の接続を変更したものである。
すなわち、選択回路SEL1(図1参照)ではMP2のゲートが反転スキャンイネーブル信号se(bar)に接続されていたのに対し、図3に示すように、選択回路SEL2では、接地され(GNDに接続され)、その結果MP2が常時オンとなっている点で相違する。選択回路SEL2のその他の回路接続は、選択回路SEL1と同じである。また、選択回路SEL2は、一例としてF/F10(図4参照)の一部を構成し、該F/F10が、一例として半導体集積回路100(図2参照)の一部を構成する点も、SEL1と同様である。
したがって、選択回路SEL2の基本的な動作はSEL1と同様である。すなわち、se端子に入力されるスキャンイネーブル信号seを”Low”レベルとし、通常動作にすると、MP4がオン、MP5がオフ、MN1がオン、MN4がオフとなる。そして、MP2のオン/オフ、あるいはスキャンデータ信号siの論理によらず、データ信号dがクロック信号ckの”Low”レベルの区間で、F/F10に取り込まれる。
一方、se端子に入力されるスキャンイネーブル信号seを”High”レベルとし、スキャン動作にすると、MP4がオフ、MP5がオン、MN1がオフとなって、データ信号dによる電流の経路を遮断する。
そして、スキャンデータ信号siが”Low”レベルの場合、電源VDDの接続順序から、MP1がオンとなった後にMP2がオンとなり、MP2がオンとなった後にMP5がオンとなる。そして、”High”レベルの出力信号pmが、クロック信号ckに同期して出力され、F/F10に取り込まれる。一方、スキャンデータ信号siが”High”レベルの場合には、GNDレベルの接続順序から、MN3がオンとなった後にMN4がオンとなる。そして、”Low”レベルの出力信号pmが、クロック信号ckに同期して出力され、F/F10に取り込まれる。以上の動作によって、データ信号dによらず、スキャンデータ信号siがクロック信号ckの”Low”レベルの区間で、F/F10に取り込まれる。
本実施の形態に係る選択回路SEL2においては、先述したように、MP2のゲート長が長くされ、MP2のドレイン電流が抑制されている。また、MN4のゲート長が長くされ、MN4のドレイン電流が抑制されている。そのため、上記スキャン動作において、スキャンデータ信号siの各論理レベルにおいて流れるドレイン電流が抑制されるので、結果として、スキャンデータ信号siを遅らせることが可能となっている。
以上のように、本実施の形態に係るスキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法によっても、通常動作時の動作速度の低下や動作電流の増大を抑制しつつ、スキャン動作時に入力されるスキャンデータ信号siを遅延させることが可能となる。その結果、スキャン動作時におけるスキャンテスト用のフリップフロップのホールドマージンを確保するためのスキャンデータ信号siの入力端子に接続する遅延素子をなくす、あるいは減少させることができる。その結果、半導体集積回路の動作電流の増加を抑制し、レイアウト面積の増大を抑制することができる。
特に、本実施の形態に係る選択回路SEL2では、MP2のゲートは、スキャンイネーブル信号seが入力される端子seの反転端子に接続することなく接地するだけでよいので、配線がより簡素化されるという効果も奏する。
なお、本実施の形態では、ゲートがグランドに接続されたMP2の代わりに抵抗を用いてもよい。係る構成によっても上記効果と同様の効果を奏することができる。
ここで、上記各実施の形態においては、P型MOSFETおよびN型MOSFETを図1あるいは図2に示す形式で接続する形態を例示して説明したが、これに限られず、P型MOSFETとN型MOSFETを入れ替えた形態としてもよい。この場合は、電源(VDD)とグランドの接続を逆にすればよい。
また、上記各実施の形態では、MP6およびMN5を含むクロックドインバータ(図1、図3参照)を介して出力する形態を例示して説明したが、これに限られず、当該クロックドインバータが省略された形態としてもよい。さらに、上記各実施の形態では、差動出力の形態を例示して説明したが、これに限られず、P型MOSFET側の回路またはN型MOSFET側の回路の一方を用いて、シングル出力の形態としてもよい。
また、本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
10、10a、10b F/F(スキャンフリップフロップ)
10−1 F/F本体
10−2 クロック分配回路
12a、12b 組み合わせ回路
100 半導体集積回路
INV1〜INV9 インバータ
MP P型MOSFET
MN N型MOSFET
NAND1、NAND2 NAND回路
SEL1、SEL2、SEL3 選択回路
SW1 伝送ゲート
d データ信号
ck クロック信号
rn リセット信号
se スキャンイネーブル信号
si スキャンデータ信号

Claims (8)

  1. 通常データが入力される第1の入力端子、およびテストデータが入力される第2の入力端子を有するとともに、前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択する第3の入力端子から入力された選択信号に応じて、通常動作時に前記通常データを選択して出力しかつスキャンテスト時に前記テストデータを選択して出力する選択回路と、
    前記選択回路からの出力信号をクロック信号に応じて取り込み保持するとともに出力する出力端子を有するフリップフロップ回路と、を備え、
    前記選択回路は、前記第2の入力端子に接続された第1のMOSFET、ゲートが前記第3の入力端子またはグランドに接続された第2のMOSFET、および前記第1の入力端子に接続された第3のMOSFETが直列に接続された直列回路と、前記第3の入力端子の反転端子に接続された第4のMOSFET、および前記第3の入力端子に接続された第5のMOSFETが直列に接続された直列回路と、が並列に接続された第1の並列回路を含み、前記第3の入力端子に入力された選択信号の論理値に応じて前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択して出力するとともに、前記第2のMOSFETのサイズが他のMOSFETのサイズより小さく設定されている
    スキャンフリップフロップ回路。
  2. 前記第1のMOSFETは第1のP型MOSFETであり、前記第2のMOSFETは第2のP型MOSFETであり、前記第3のMOSFETは第3のP型MOSFETであり、前記第4のMOSFETは第4のP型MOSFETであり、前記第5のMOSFETは第5のP型MOSFETであり、
    前記選択回路は、前記第2の入力端子に接続された第1のN型MOSFET、および前記第3の入力端子の反転端子に接続された第2のN型MOSFETが直列に接続された直列回路と、前記第3の入力端子に接続された第3のN型MOSFET、および前記第1の入力端子に接続された第4のN型MOSFETが直列に接続された直列回路と、が並列に接続された第2の並列回路をさらに含み、前記第3の入力端子に入力された選択信号の論理値に応じて前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択して出力するとともに、前記第2のP型MOSFETおよび前記第2のN型MOSFETのサイズが他のMOSFETのサイズより小さく設定されている
    請求項1に記載のスキャンフリップフロップ回路。
  3. 前記第2のP型MOSFETおよび前記第2のN型MOSFETのサイズは、ゲート長を長くして他のMOSFETのサイズより小さく設定されている
    請求項2に記載のスキャンフリップフロップ回路。
  4. 前記選択回路は、前記第1の並列回路と第2の並列回路との間に直列形態で接続された第6のP型MOSFETと第5のN型MOSFETとを備えたクロックドインバータをさらに含み、前記第3の入力端子に入力された選択信号の論理値に応じて前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択し前記クロックドインバータを介して出力する
    請求項2または請求項3に記載のスキャンフリップフロップ回路。
  5. 前記第1のP型MOSFETに入力された前記テストデータが、前記第2のP型MOSFET、前記第5のP型MOSFET、および前記第6のP型MOSFETを介して出力されるとともに、前記第1のN型MOSFETに入力された前記テストデータが、前記第2のN型MOSFET、および前記第5のN型MOSFETを介して出力される
    請求項4に記載のスキャンフリップフロップ回路。
  6. 複数の請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のスキャンフリップフロップ回路を備え、
    前記複数のスキャンフリップフロップの前記第2の入力端子と前記出力端子同士を接続してスキャンテストのためのスキャンパスが構成される
    スキャンテスト回路。
  7. 複数の請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のスキャンフリップフロップ回路と、 前記スキャンフリップフロップ回路の前記第1の入力端子および前記出力端子の少なくとも一方に接続された複数の組み合わせ回路と、
    を備えた半導体集積回路。
  8. 通常データが入力される第1の入力端子、およびテストデータが入力される第2の入力端子を有するとともに、前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択する第3の入力端子から入力された選択信号に応じて、通常動作時に前記通常データを選択して出力しかつスキャンテスト時に前記テストデータを選択して出力する選択回路と、前記選択回路からの出力信号をクロック信号に応じて取り込み保持するとともに出力するフリップフロップ回路と、を備えたスキャンフリップフロップを複数接続して構成したスキャンパスを用いたスキャンテスト方法であって、
    前記第2の入力端子に接続された第1のMOSFET、ゲートが前記第3の入力端子またはグランドに接続された第2のMOSFET、および前記第1の入力端子に接続された第3のMOSFETが直列に接続された直列回路と、前記第3の入力端子の反転端子に接続された第4のMOSFET、および前記第3の入力端子に接続された第5のMOSFETが直列に接続された直列回路と、が並列に接続された回路を前記選択回路に含ませ、
    前記第2のMOSFETのサイズを他のMOSFETのサイズより小さく設定し、
    前記第3の入力端子に入力された選択信号の論理値に応じて前記通常データおよび前記テストデータのいずれかを選択して出力させる
    スキャンテスト方法。
JP2014246252A 2014-12-04 2014-12-04 スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法 Active JP6449633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014246252A JP6449633B2 (ja) 2014-12-04 2014-12-04 スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014246252A JP6449633B2 (ja) 2014-12-04 2014-12-04 スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016109523A true JP2016109523A (ja) 2016-06-20
JP6449633B2 JP6449633B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=56122129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014246252A Active JP6449633B2 (ja) 2014-12-04 2014-12-04 スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6449633B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165780A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 ローム株式会社 半導体集積回路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0989988A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Mitsubishi Electric Corp スキャンテスト回路
JPH10239400A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Hitachi Ltd 論理ゲート回路およびスキャン機能付きラッチ回路
US20130166978A1 (en) * 2010-09-27 2013-06-27 Fujitsu Limited Integrated circuit

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0989988A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Mitsubishi Electric Corp スキャンテスト回路
JPH10239400A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Hitachi Ltd 論理ゲート回路およびスキャン機能付きラッチ回路
US20130166978A1 (en) * 2010-09-27 2013-06-27 Fujitsu Limited Integrated circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165780A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 ローム株式会社 半導体集積回路
US11262404B2 (en) 2019-03-29 2022-03-01 Rohm Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JP6449633B2 (ja) 2019-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5058503B2 (ja) スキャンテスト用回路を備える電子回路、集積回路及び該集積回路に用いられる消費電力低減方法
US7541841B2 (en) Semiconductor integrated circuit
US20090300448A1 (en) Scan flip-flop device
JP2007028532A (ja) フリップフロップ回路
US10361686B2 (en) Scan output flip-flops
TWI642275B (zh) 正反器電路和掃描鏈
JP6337099B2 (ja) フロップトレイエリアおよび電力最適化のための回路およびレイアウト技法
JP2008066536A (ja) 半導体集積回路
JP4108374B2 (ja) スキャンフリップフロップ回路,スキャンフリップフロップ回路列,および集積回路装置
US11366162B2 (en) Scan output flip-flop with power saving feature
JP2009264948A (ja) 半導体装置
JP4999632B2 (ja) 半導体集積回路
JP6449633B2 (ja) スキャンフリップフロップ回路、スキャンテスト回路、半導体集積回路およびスキャンテスト方法
US10060971B2 (en) Adjusting latency in a scan cell
US8643421B1 (en) Implementing low power, single master-slave elastic buffer
JP2011151768A (ja) レベルシフト回路
US10001523B2 (en) Adjusting latency in a scan cell
JP4191214B2 (ja) 半導体装置
JP4104634B2 (ja) 半導体装置
JPH10239400A (ja) 論理ゲート回路およびスキャン機能付きラッチ回路
JP2019036622A (ja) 記憶回路及び記憶回路の制御方法
US8621296B2 (en) Integrated circuit devices having selectively enabled scan paths with power saving circuitry
US20160191023A1 (en) Implementing clock receiver with low jitter and enhanced duty cycle
WO2010082238A1 (ja) 半導体集積回路および電子情報機器
JP2009276181A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6449633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150