JP4044019B2 - Cmos論理回路 - Google Patents

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Description

本発明は、3値のサインデジット数のデータを複数個入力して論理演算を行い3値のサインデジット数のデータを複数個出力するCMOS論理回路に関するものである。
多値のサインデジット数を用いたデジタル信号のCMOS論理回路の要部回路の従来の構成例として、それぞれ2つ以上のしきい値電圧を有するNMOSトランジスタやPMOSトランジスタを用いて構成した例、あるいは電流モード回路の構成例が知られている(非特許文献1,2)。
松本外2名著、「MOSトランジスタとキャパシタ・メモリを使った4値論理回路の設計」、電子情報通信学会論文誌、第J70−D巻、第1号、50−59頁、1987年1月 亀山外2名著、「Signed-Digit数系に基づく双方向電流モード多値基本演算回路とその評価」、電子情報通信学会論文誌、第J71−D巻、第7号、1189−1198頁、1988年7月
しかし、それぞれ2つ以上の多値しきい値電圧を有するNMOSトランジスタやPMOSトランジスタを用いたCMOSドライバ回路は、通常のCMOSプロセスでは製造できないため、製品コストが高価となる問題点があった。また、電流モード回路の構成例では、スタティックな動作電流が発生し、LSIに多数搭載しようとすると低消費電力が阻害される問題点があった。
本発明の目的は上記問題点を解消し廉価な通常のCMOSプロセスで製造でき且つ低消費電力性を有するサインデジット数に対応するCMOS論理回路を提供することである。
請求項1にかかる発明は、3値のサインデジット数に対応する電圧VDD0,VDD1,VDD2(VDD0<VDD1<VDD2)のいずれかの信号を複数個入力し論理演算して出力するCMOS論理回路であって、前記VDD2の電源端子と第1の出力端子の間に接続され前記複数の信号を入力して前記第1の出力端子に演算結果を出力する複数のPMOSトランジスタからなる第1の論理ブロックと、前記VDD0の電源端子と前記第1の出力端子の間に接続され前記複数の信号を入力して前記第1の出力端子に演算結果を出力する複数のNMOSトランジスタからなる第2の論理ブロックと、前記VDD2の電源端子と前記第1の出力端子との間に接続され前記第1の出力端子の電圧が前記VDD0ならほぼ前記VDD1にシフトし前記VDD1ならほぼ前記VDD2にシフトした電圧を第1の上部出力端子に出力する第1の電圧シフト回路と、前記VDD0の電源端子と前記第1の出力端子との間に接続され前記第1の出力端子の電圧が前記VDD2ならほぼ前記VDD1にシフトし前記VDD1ならほぼ前記VDD0にシフトした電圧を第1の下部出力端子に出力する第2の電圧シフト回路と、を具備することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のCMOS論理回路において、電源が前記VDD2の電源端子と前記VDD1の電源端子に接続され入力側が前記第1の出力端子に接続され出力側が第2の上部出力端子に接続された第1のインバータと、電源が前記VDD1の電源端子と前記VDD0の電源端子に接続され入力側が前記第1の出力端子に接続され出力側が第2の下部出力端子に接続された第2のインバータと、を具備することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のCMOS論理回路において、前記VDD1の電源端子と第2の出力端子の間に接続されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの直列回路からなる第1のパス回路と、前記VDD2の電源端子と前記第2の出力端子との間に接続された第1の出力用PMOSトランジスタと、前記VDD0の電源端子と前記第2の出力端子との間に接続された第1の出力用NMOSトランジスタとを具備し、前記第2の上部出力端子が前記第1の出力用PMOSトランジスタのゲートおよび前記第1のパス回路のNMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第2の下部出力端子が前記第1の出力用NMOSトランジスタのゲートおよび前記第1のパス回路のPMOSトランジスタのゲートに接続されていることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のCMOS論理回路において、前記VDD1の電源端子と第3の出力端子の間に接続されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの直列回路からなる第2のパス回路と、前記VDD2の電源端子と前記第3の出力端子との間に接続された第2の出力用PMOSトランジスタと、前記VDD0の電源端子と前記第3の出力端子との間に接続された第2の出力用NMOSトランジスタとを具備し、前記第1の上部出力端子が前記第2の出力用PMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第1の下部出力端子が前記第2の出力用NMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第2の上部出力端子が前記第2のパス回路のNMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第2の下部出力端子が前記第2のパス回路のPMOSトランジスタのゲートに接続されていることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載のCMOS論理回路において、前記第1の電圧シフト回路は、前記VDD2の電源端子と前記第1の出力端子との間に直列接続された2個のPMOSトランジスタからなり、該2個のPMOSトランジスタの内の前記VDD2の電源端子側のトランジスタのゲートには前記VDD1の電源端子又は前記第1の下部出力端子が接続され、前記2個のPMOSトランジスタの内の前記第1の出力端子側のトランジスタはダイオード接続され、且つ前記2個のPMOSトランジスタの共通接続点が前記第1の上部出力端子となり、前記第2の電圧シフト回路は、前記VDD0の電源端子と前記第1の出力端子との間に直列接続された2個のNMOSトランジスタからなり、該2個のNMOSトランジスタの内の前記VDD0の電源端子側のトランジスタのゲートには前記VDD1の電源端子又は前記第1の上部出力端子が接続され、前記2個のNMOSトランジスタの内の前記第1の出力端子側のトランジスタはダイオード接続され、且つ前記2個のNMOSトランジスタの共通接続点が前記第1の下部出力端子となる、ことを特徴とする。
本発明のCMOS論理回路は、各トランジスタが1つのしきい値をもつMOSトランジスタですむので、廉価な通常のプロセスで製造できる。またスタティックな動作電流を少なくできるので消費電力が少なくて済み、しかも構成するMOSトランジスタ数が少ないので、LSIに多数搭載する場合にそのLSIのチップ面積、消費電力を増加させることがない。
本発明のCMOS論理回路では、1つのしきい値を持つMOSトランジスタを使用して、サインデジット数「+1」、「0」、「−1」に対応する電圧VDD2、VDD1、VDD0(VDD2>VDD1>VDD0)の信号を複数入力して演算し、その演算結果を複数個出力する。VDD1=(VDD2+VDD0)/2である。以下、詳しく説明する。なお、以下では、「MP」はPMOSトランジスタを表し、「MN」はNMOSトランジスタを表すものとする。
図1は実施例1のCMOS論理回路の構成を示す回路図である。本実施例では3値のサインデジット数「+1」、「0」、「−1」に対応する電源電圧として、それぞれVDD2、VDD1、VDD0を用意する。例えば、VDD2=1.8V、VDD1=0.9V、VDD0=0Vである。図1において、10はサインデジット数による複数の入力信号IN1、IN2、IN3、・・・を入力してこれらを演算するPMOSトランジスタからなる第1の論理ブロック、20は同様のNMOSトランジスタからなる第2の論理ブロックである。これら第1,第2の論理ブロック10,20の出力側は共通の第1の出力端子OUT1Cに接続されている。
SH1は出力端子OUT1Cの電圧レベルが所定値のときその電圧レベルをVDD2の側にシフトして第1の上部出力端子OUT1Uに出力するための電圧シフト回路であり、電流源用のトランジスタMP1とシフト用のダイオード接続のトランジスタMP2との直列接続回路から構成されている。SH2は出力端子OUT1Cの電圧レベルが所定値のときその電圧レベルをVDD0の側にシフトして第1の下部出力端子OUT1Dに出力するための電圧シフト回路であり、電流源用のトランジスタMN1とシフト用のダイオード接続のトランジスタMN2との直列接続回路から構成されている。電圧シフト回路SH1のトランジスタMP2のしきい値電圧および電圧シフト回路SH2のトランジスタMN2のしきい値電圧の絶対値は、電圧VDD2と電圧VDD1の差分および電圧VDD1と電圧VDD0の差分に相当する。
いま、入力信号IN1、IN2、IN3、・・・の入力によって、論理ブロック10にパスが形成され、論理ブロック20にパスが形成されないときは、出力端子OUT1Cが「+1」(=VDD2)となる。このときは、電圧シフト回路SH1のトランジスタMP2がオフとなり、出力端子OUT1Uが「+1」(=VDD2)となる。また、電圧シフト回路SH2のトランジスタMN2がオンとなり、その出力信号OUT1Dが「VDD2−ΔVtn2」となる。ΔVtn2はダイオード接続トランジスタMN2のしきい値電圧(≒0.6V)であり、このため出力信号OUT1Dは「VDD2−ΔVtn2≒VDD1」となる。このように、OUT1C=「+1」のときは、OUT1U=「+1」、OUT1D=「0」となる。
入力信号IN1、IN2、IN3、・・・の入力によって、論理ブロック10にパスが形成されず、論理ブロック20にもパスが形成されないときは、トランジスタMP1,MP2の直列回路とトランジスタMN1,MN2の直列回路によって、出力端子OUT1Cに「VDD2−VDD0」の電圧を2分圧した電圧VDD1「0」が現れる。すなわち、このときはトランジスタMP2,MN2ともにオンする。よって、電圧シフト回路SH1ではトランジスタMP2のオンにより出力信号OUT1Uが「VDD1+ΔVtp2」となる。ΔVtp2はダイオード接続トランジスタMP2のしきい値電圧(≒0.6V)であり、このため出力信号OUT1Uは「VDD1+ΔVtp2≒VDD2」となる。また、電圧シフト回路SH2ではトランジスタMN2の導通により、その出力信号OUT1Dが「VDD1−ΔVtn2≒VDD0」となる。このように、OUT1C=「0」のときは、OUT1U=「+1」、OUT1D=「−1」となる。
また、入力信号IN1、IN2、IN3、・・・の入力によって、論理ブロック10にパスが形成されず、論理ブロック20にパスが形成されるときは、出力端子OUT1Cが「−1」(=VDD0)となる。このときは、電圧シフト回路SH1のトランジスタMP2がオンとなり、その出力信号OUT1Uが「VDD0+ΔVtp2≒VDD1」となる。また、電圧シフト回路SH2のトランジスタMN2がオフとなり、その出力信号OUT1DがVDD0となる。このように、OUT1C=「−1」のときは、OUT1U=「0」、OUT1D=「−1」となる。
以上のように、本実施例のCMOS論理回路は、入力信号IN1、IN2、IN3、・・・として、「+1」、「0」、「−1」のサインデジット数の内の任意の信号を入力することにより、第1,第2の論理ブロック10,20の導通/遮断の組み合わせに応じて、「−1」、「0」、「+1」のいずれかのサインデジット数の信号が第1の出力端子OUT1Cから出力する。図9にこのCMOS論理回路の動作の真理値を示した。なお、第1の論理ブロック10はPMOSトランジスタからなり、第2の論理ブロック20にNMOSトランジスタからなるので、入力信号IN1、IN2、IN3、・・・の入力によって、同時にパスが形成されることはない。
本実施例のCMOS論理回路は、各トランジスタが1つのしきい値をもつMOSトランジスタであるので、廉価な通常のプロセスで製造できる。また電流源トランジスタMP1,MN1にはスタティックな動作電流が流れるがそのトランジスタのサイズ比(W/L)を調整することにより消費電力を少なくでき、しかも構成するMOSトランジスタ数が少ないので、LSIに多数搭載する場合にそのLSIのチップ面積、消費電力を増加させることがない。
図2は図1のCMOS論理回路の変形例の回路図であり、電圧シフト回路SH1の電流源トランジスタMP1のゲートを第1の下部出力端子OUT1Dに接続し、電圧シフト回路SH2の電流源トランジスタMN1のゲートを第1の上部出力端子OUT1Uに接続したものである。この変形例では、電流源トランジスタMP1,MN1の電流値が大きくなり、出力端子OUT1CがVDD1(「0」)からVDD2(「+1」)あるいはVDD0(「−1」)に変化する遷移時間を短縮することができる。
図3は実施例2のCMOS論理回路の構成を示す回路図である。本実施例では、図1のCMOS論理回路の構成に加えて、VDD2とVDD1を電源電圧とし入力側が第1の出力端子OUT1Cに接続され出力側が第2の上部出力端子OUT2Uに接続されるトランジスタMP3,MN3からなる第1のインバータINV1と、VDD1とVDD0を電源電圧とし入力側が第1の出力端子OUT1Cに接続され出力側が第2の下部出力端子OUT2Dに接続されるトランジスタMP4,MN4からなる第2のインバータINV2を追加している。
ここでは、出力端子OUT1Cが「+1」(=VDD2)のときは、トランジスタMN3,MN4がオンとなり、トランジスタMP3,MP4がオフとなり、出力端子OUT2Uが「0」(VDD1)に、出力端子OUT2Dが「−1」(VDD0)になる。
また、出力端子OUT1Cが「0」(=VDD1)のときは、トランジスタMP3,MN4がオンとなり、トランジスタMN3,MP4がオフとなり、出力端子OUT2Uが「+1」(VDD2)に、出力端子OUT2Dが「−1」(VDD0)になる。
さらに、出力端子OUT1Cが「−1」(=VDD0)のときは、トランジスタMP3,MP4がオンとなり、トランジスタMN3,MN4がオフとなり、出力端子OUT2Uが「+1」(VDD2)に、出力端子OUT2Dが「0」(VDD0)になる。図9にこのCMOS論理回路の動作の真理値を示した。
図4は図3のCMOS論理回路の変形例の回路図であり、図2の回路と同様に、電圧シフト回路SH1の電流源トランジスタMP1のゲートを出力端子OUT1Dに接続し、電圧シフト回路SH2の電流源トランジスタMN1のゲートを出力端子OUT1Uに接続したものである。
図5は実施例3のCMOS論理回路の構成を示す回路図である。本実施例では、図3のCMOS論理回路の構成に加えて、インバータINV1、INV2の共通接続点であるVDD1の電源端子と第2の出力端子OUT2Cの間にトランジスタMP5,MN5の直列回路からなる第1のパス回路PATH1を接続すると共に、VDD2の電源端子と第2の出力端子OUT2Cの間に第1の出力用トランジスタMP6を接続し、VDD0の電源端子と第2の出力端子OUT2Cの間に第2の出力用トランジスタMN6を接続したものである。そして、第2の上部出力端子OUT2UをトランジスタMN5,MP6のゲートに接続し、第2の下部出力端子OUT2DをトランジスタMP5,MN6のゲートに接続したものである。
いま、出力端子OUT1Cが「+1」(=VDD2)のときは、出力端子OUT2UがVDD1、OUT2DがVDD0になるので、トランジスタMP5がオン、トランジスタMN5がオフとなってパス回路PATH1は遮断し、トランジスタMP6がオン、トランジスタMN6がオフとなるので、出力端子OUT2CはVDD2、つまり「+1」となる。
また、出力端子OUT1Cが「0」(=VDD1)のときは、出力端子OUT2UがVDD2、OUT2DがVDD0になるので、トランジスタMP5とトランジスタMN5がオンとなってパス回路PATH1が導通し、トランジスタMP6とトランジスタMN6がオフとなるので、出力端子OUT2CはVDD1、つまり「0」となる。
さらに、出力端子OUT1Cが「−1」(=VDD0)のときは、出力信号OUT2UがVDD2、OUT2DがVDD1になる。よって、トランジスタMP5がオフ、トランジスタMN5がオンとなってパス回路PATH1は遮断し、トランジスタMP6がオフ、トランジスタMN6がオンとなるので、出力端子OUTはVDD0、つまり「−1」となる。図9にこのMOS論理回路の動作の真理値を示した。
図6は図5のCMOS論理回路の変形例の回路図であり、図2の回路と同様に、電圧シフト回路SH1の電流源トランジスタMP1のゲートを出力端子OUT1Dに接続し、電圧シフト回路SH2の電流源トランジスタMN1のゲートを出力端子OUT1Uに接続したものである。
図7は実施例4のCMOS論理回路の構成を示す回路図である。本実施例では、図5のCMOS論理回路の構成に加えて、VDD1の電源端子と第3の出力端子OUT3Cの間にトランジスタMP7,MN7の直列回路からなる第2のパス回路PATH2を接続すると共に、VDD2の電源端子と第3の出力端子OUT3Cの間に第2の出力用トランジスタMP8を接続し、VDD0の電源端子と第3の出力端子OUT3Cの間に第2の出力用トランジスタMN8を接続したものである。そして、第2の上部出力端子OUT2UをトランジスタMN7のゲートに接続し、第2の下部出力端子OUT2DをトランジスタMP7のゲートに接続し、第1の上部出力端子OUT1UをトランジスタMP8のゲートに接続し、第1の下部出力端子OUT1DをトランジスタMN8のゲートに接続したものである。
このCMOS論理回路では、出力端子OUT1Cが「+1」(=VDD2)のときは、出力端子OUT1Uが「+1」(VDD2)に、出力端子OUT1Dが「0」(VDD1)になり、出力端子OUT2Uが「0」(VDD1)に、出力端子OUT2Dが「−1」(VDD0)になるので、パス回路PATH2が遮断し、トランジスタMP8がオフ、トランジスタMN8がオンとなり、出力端子OUT3Cが「−1」(VDD0)になる。
また、出力端子OUT1Cが「0」(=VDD1)のときは、出力端子OUT1Uが「+1」(VDD2)に、出力端子OUT1Dが「−1」(VDD0)になり、出力端子OUT2Uが「+1」(VDD2)に、出力端子OUT2Dが「−1」(VDD0)になるので、パス回路PATH2が導通し、トランジスタMP8がオフ、トランジスタMN8がオフとなり、出力端子OUT3Cが「0」(VDD1)になる。
さらに、出力端子OUT1Cが「−1」(=VDD0)のときは、出力端子OUT1Uが「0」(VDD1)に、出力端子OUT1Dが「−1」(VDD0)になり、出力端子OUT2Uが「+1」(VDD2)に、出力端子OUT2Dが「0」(VDD1)になるので、パス回路PATH2が遮断し、トランジスタMP8がオン、トランジスタMN8がオフとなり、出力端子OUT3Cが「+1」(VDD2)になる。
このように、本実施例4では、出力端子OUT1Cの「+1」、「0」、「−1」に応じて、出力端子OUT3Cには反対の「−1」、「0」、「+1」のサインデジット数が現れる。つまり、出力端子OUT3Cには出力端子OUT1Cの反転信号が現れる。図9にこのCMOS論理回路の動作の真理値を示した。
図8は図7のCMOS論理回路の変形例の回路図であり、図2の回路と同様に、電圧シフト回路SH1の電流源トランジスタMP1のゲートを出力端子OUT1Dに接続し、電圧シフト回路SH2の電流源トランジスタMN1のゲートを出力端子OUT1Uに接続したものである。
実施例1のCMOS論理回路の回路図である。 実施例1のCMOS論理回路の変形例の回路図である。 実施例2のCMOS論理回路の回路図である。 実施例2のCMOS論理回路の変形例の回路図である。 実施例3のCMOS論理回路の回路図である。 実施例3のCMOS論理回路の変形例の回路図である。 実施例4のCMOS論理回路の回路図である。 実施例4のCMOS論理回路の変形例の回路図である。 実施例1〜4のCMOSインバータ回路の動作の真理値の説明図である。
符号の説明
10:第1の論理ブロック
20:第2の論理ブロック
OUT1C:第1の出力端子
OUT1U:第1の上部出力端子
OUT1D:第1の下部出力端子
OUT2C:第2の出力端子
OUT2U:第2の上部出力端子
OUT2D:第2の下部出力端子
OUT3C:第3の出力端子
INV1:第1のインバータ
INV2:第2のインバータ
PATH1:第1のパス回路
PATH2:第2のパス回路
SH1:第1の電圧シフト回路
SH2:第2の電圧シフト回路

Claims (5)

  1. 3値のサインデジット数に対応する電圧VDD0,VDD1,VDD2(VDD0<VDD1<VDD2)のいずれかの信号を複数個入力し論理演算して出力するCMOS論理回路であって、
    前記VDD2の電源端子と第1の出力端子の間に接続され前記複数の信号を入力して前記第1の出力端子に演算結果を出力する複数のPMOSトランジスタからなる第1の論理ブロックと、
    前記VDD0の電源端子と前記第1の出力端子の間に接続され前記複数の信号を入力して前記第1の出力端子に演算結果を出力する複数のNMOSトランジスタからなる第2の論理ブロックと、
    前記VDD2の電源端子と前記第1の出力端子との間に接続され前記第1の出力端子の電圧が前記VDD0ならほぼ前記VDD1にシフトし前記VDD1ならほぼ前記VDD2にシフトした電圧を第1の上部出力端子に出力する第1の電圧シフト回路と、
    前記VDD0の電源端子と前記第1の出力端子との間に接続され前記第1の出力端子の電圧が前記VDD2ならほぼ前記VDD1にシフトし前記VDD1ならほぼ前記VDD0にシフトした電圧を第1の下部出力端子に出力する第2の電圧シフト回路と、
    を具備することを特徴とするCMOS論理回路。
  2. 請求項1に記載のCMOS論理回路において、
    電源が前記VDD2の電源端子と前記VDD1の電源端子に接続され入力側が前記第1の出力端子に接続され出力側が第2の上部出力端子に接続された第1のインバータと、
    電源が前記VDD1の電源端子と前記VDD0の電源端子に接続され入力側が前記第1の出力端子に接続され出力側が第2の下部出力端子に接続された第2のインバータと、
    を具備することを特徴とするCMOS論理回路。
  3. 請求項2に記載のCMOS論理回路において、
    前記VDD1の電源端子と第2の出力端子の間に接続されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの直列回路からなる第1のパス回路と、前記VDD2の電源端子と前記第2の出力端子との間に接続された第1の出力用PMOSトランジスタと、前記VDD0の電源端子と前記第2の出力端子との間に接続された第1の出力用NMOSトランジスタとを具備し、
    前記第2の上部出力端子が前記第1の出力用PMOSトランジスタのゲートおよび前記第1のパス回路のNMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第2の下部出力端子が前記第1の出力用NMOSトランジスタのゲートおよび前記第1のパス回路のPMOSトランジスタのゲートに接続されていることを特徴とするCMOS論理回路。
  4. 請求項3に記載のCMOS論理回路において、
    前記VDD1の電源端子と第3の出力端子の間に接続されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの直列回路からなる第2のパス回路と、前記VDD2の電源端子と前記第3の出力端子との間に接続された第2の出力用PMOSトランジスタと、前記VDD0の電源端子と前記第3の出力端子との間に接続された第2の出力用NMOSトランジスタとを具備し、
    前記第1の上部出力端子が前記第2の出力用PMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第1の下部出力端子が前記第2の出力用NMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第2の上部出力端子が前記第2のパス回路のNMOSトランジスタのゲートに接続され、前記第2の下部出力端子が前記第2のパス回路のPMOSトランジスタのゲートに接続されていることを特徴とするCMOS論理回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のCMOS論理回路において、
    前記第1の電圧シフト回路は、前記VDD2の電源端子と前記第1の出力端子との間に直列接続された2個のPMOSトランジスタからなり、該2個のPMOSトランジスタの内の前記VDD2の電源端子側のトランジスタのゲートには前記VDD1の電源端子又は前記第1の下部出力端子が接続され、前記2個のPMOSトランジスタの内の前記第1の出力端子側のトランジスタはダイオード接続され、且つ前記2個のPMOSトランジスタの共通接続点が前記第1の上部出力端子となり、
    前記第2の電圧シフト回路は、前記VDD0の電源端子と前記第1の出力端子との間に直列接続された2個のNMOSトランジスタからなり、該2個のNMOSトランジスタの内の前記VDD0の電源端子側のトランジスタのゲートには前記VDD1の電源端子又は前記第1の上部出力端子が接続され、前記2個のNMOSトランジスタの内の前記第1の出力端子側のトランジスタはダイオード接続され、且つ前記2個のNMOSトランジスタの共通接続点が前記第1の下部出力端子となる、
    ことを特徴とするCMOS論理回路。
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