JP4190883B2 - ヘルドフレームとレバーの間をフック掛けするための装置およびこの装置を組み込んである織機 - Google Patents

ヘルドフレームとレバーの間をフック掛けするための装置およびこの装置を組み込んである織機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘルドフレームと、製織システムにより作用されるレバーの間でフック掛けするための装置に関する。本発明は、またそのような装置を備えた織機にも関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘルドフレームを織機に取付けたり取り外したりする作業を単純化するために、システムのレバーに対してフレームのフック掛けとフック外しを半自動的に確保するように配置された連結装置を使用することが知られている。そのような装置は欧州特許出願公開第0117826号明細書に開示されており、開口するフックが多角形リングと協働するように形成され、このフックにはリングをロックするためのキャッチを形成する2枚の板が設けられている。これらの板は、板が関節接合されているフックのアームの両側に配置されている。これらの板がリングと一直線になるようにするために、各板は比較的薄い厚さを有しかつ板が関節接合されているアームはフックの残りの部分に対しておよびリングの幅に対して比較的薄い厚さを有しなければならない。板の厚さが薄いことにより、これらの板のおよびリングの接触面が比較的縮小され、そのため織機の通常の振動を考慮すると、板および/またはリングが早期に磨耗することになる。加えて、フック上の板の枢軸もこれらの振動により磨り減る傾向がある。さらに、牽引ばねが板をリングのロック位置に向かって戻そうとする力を板に加えるために設けられている。そのようなばねは磨り減る傾向がありかつフックへのおよび/または板と固着した要素へのばねの取付け位置で破損し得る。最後に、複数の板を一緒に組み立てるためにおよびフック上にリベットを設けなければならないが、そのようなリベットは注意深く位置決めしなければならず、そのためそのような装置を製造する方法の生産性が減少する。これらの欠点は、この形式の装置を備えた織機の性能を制限する。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の一層特別な目的は、従来技術のフック掛け装置と同じ位使用しやすくかつ早期磨耗の恐れが実質的に減少したフック掛け装置を提案することにより上記の欠点を克服することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この目的のために、本発明は、ヘルドフレームと、製織システムにより作用されるレバーとの間をフック掛けするための装置に関し、この装置は、前記フレームにまたは前記レバーに固着したほぼ多角形断面のリングと、前記リングの断面と協働するように配置された支承面が設けられかつ前記レバーとまたは前記フレームと固着した開口するフックとを備え、これらの支承面のうちの一定の面が互いに平行であり、かつ同様に互いに平行な前記リングの2つの面との協働により前記レバーとヘルドフレームの間の力の伝達を確保するようになっていると共に、前記フックは前記リングを前記フックに係合した所定の位置にロックするための部材を備え、前記リングに対する前記ロック部材の支承領域が前記フレームまたは前記レバー上の前記リングの関節接合軸線と前記フック上の前記ロック部材の関節接合軸線との間に位置している装置において、前記ロック部材は、前記フックの厚さに形成された空洞に受け入れられる枢軸を形成するロックにより構成され、このロックは前記リングの幅にほぼ等しい幅の、前記リングと相互作用するようになっている面を有し、前記ロックを操作するための部材を備え、前記操作部材は前記ロックに留められかつ使用者が力を加えて前記フックに対して前記ロックの回動を制御するためのタブを有し、前記フックと前記ロックの間に区画された容積を封じこめるための要素を備え、前記封じこめ要素は前記フックと前記ロックの両側に配置された2つの側板を有し、前記封じこめ要素は、プラスチック材料製の前記操作部材により構成され、前記操作部材は前記側板の間を延びるピンを形成し、前記ピンは前記ロックの厚さに形成された空洞内を回動するようになっていることを特徴とする。
【0004】
本発明のおかげで、ロックは多角形リング上にほぼこのリングの全幅にわたってもたれかかることができ、それによって周知の装置に対して接触領域が実質的に増加する。ロックがフックの空洞に受け入れられる枢軸を形成することにより、リベットのような追加のピンを使用する必要が避けられかつロックとフックの間の力の有効な伝達が引き起こされる。リングに対するロックの支承領域が実質的にリングとロックの関節接合軸線の間に位置していることは、ロックが本質的に圧縮で働くことを意味し、それによりロックが特に有効であるようにできる。さらに、レバーによりフレームに伝達される力がフックとリングにそれぞれ設けられた支承部と平行面を通るので、ロックは永久歪を受けない。
【0005】
本発明の有利な面によれば、装置には1つ以上の次の特性が組み込まれている。
【0006】
- ロックが自己潤滑性の鋼、例えば燒結鋼で作られる。これによって、ロックとリングの接触面の位置の摩擦と、ピンとピンが受け入れられる空洞の接触面の位置の摩擦を制限することができる。
【0007】
- ロックとフックが共に、圧縮ばねを受け入れるための容積を区画し、ロックとフックの厚さに区画されたこの容積はロックとフックの相対位置に応じて可変な大きさである。本発明のこの面のおかげで、ばねは破損しそうなアタッチメントがいらないし、かつ外部の環境から保護することもできる。
【0008】
- 操作部材がロックに留められかつ使用者がフックに対するロックの回動を制御するための力を加えることができるタブを有する。
【0009】
- フックとロックの間に区画された容積を封じ込めるための要素は、フックとロックの両側に配置された2つの側板を有する。この封じ込め要素により、前記の容積および、必要に応じて、容積が含むばねを隔離することができる。グリースの予備はロックとフックの間に形成された空洞に、特にピンの付近に設けることができる。このようにして、ロックとピンの間の関節接合領域に潤滑材を強制輸送することが考えられる。また、封じ込めによれば、グリースで満たされた領域を毛くずのような汚染物から保護することもできる。その場合に、封じ込め要素は、プラスチック部品により構成される操作部材により構成するのが有利である。加えて、操作部材は前記側板の間を延びるピンを形成するように設けることができかつロックの厚さに形成された空洞内で回動するように適合させることができる。
【0010】
- 操作部材は、リングと相互作用するように設けられたロックの面の反対側に配向されたロックの凹部に弾性的に留めるための突出部を形成する。操作部材をロックにこのように固定する方式により、迅速にかつ確実に組み立てることができると共に、特に装置の内部空洞のグリースの新鮮な裏張りのために分解できる可能性が得られる。
【0011】
- リングは一体化されたルブリケータを備え、このリングとこのルブリケータはプラスチック材料で一体に作られている。ルブリケータは、リングの中心軸線を中心として互いに対して180°に配向された2つの位置の間を可動であると共に、リングが取付けられるフレームにリングを連結するための板はリングの縁の位置で逆転でスタンピング加工することができることにより、装置の全寸法を実質的に増加させずにリングの幅を増加させることができる。
【0012】
- リングは、間にリングが取付けられる一対の板のうちの少なくとも1つの板と協働するようになっている、割り出すための起伏要素を担持することにより、これらの板に対するリングの角度的隙間が限定される。
【0013】
また、本発明は前述したフック掛け装置を備えた織機にも関する。そのような織機は従来技術の織機より一層使用しやすいと共に、その保守が容易でありかつ織機に含まれる装置の寿命が周知の織機に比較して実質的に増加する。そのような織機の性能は従来技術の織機の性能に対して実質的に改良されている。
本発明は、例のつもりでのみ与えられかつ添付図面を参照してなされた、その原理によるフック掛け装置の実施の形態の次の記載を読むと、一層容易に理解されよう。
【0014】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、織機のヘルドフレーム1が図にその下方の真っ直ぐな物により表されかつ織機Mの一部を構成している。
【0015】
このフレーム1には、バー2により2枚の板3と3′が取付けられており、その間にほぼ6角形断面のリング4が配置されている。リング4は、板3と3′にクリンプされた金属ピン5を有する。リング4は自己潤滑性のプラスチック材料で成型されている。
【0016】
リング4は、リング4とピン5の間の接触領域に潤滑材を強制輸送するためのルブリケータ6と一体である。リング4がピン5を中心として回転することができるので、ルブリケータ6を、フックと協働する予定された方向によっては、図1に実線で示した位置にまたは破線で示した位置に配置できることが注目される。
【0017】
図2に一層明らかに見えるように、板3と3′をリング4の縁の位置でスタンピング加工することにより、板がバー2との接合個所で板3と3′を分離する間隔d0 より大きい間隔dにより分離された領域7と7′を形成している。したがって、間隔dにほぼ等しいリング4の幅l4 は、頭部12の幅と連接される間隔d0 より大きい。
【0018】
リング4は2つのスタンピング加工された部分30と30′に部分的に係合しており、これらのスタンピング加工部分はそれぞれ板3と3′に領域7と7′を形成しかつそれらの間にリング4を受け入れるための容積を区画する。
【0019】
ルブリケータ6には、スタンピング加工部分30と30′の側方延長部31と31′に係合するようになっている2つの側方スタッド61と61′が設けられている。延長部31と31′は、これらの板の間に区画された容積の中心の方に面するスタッド61と61′を受け入れるための溝を形成する。
【0020】
スタッド61と61′はルブリケータ6およびリング4と一体である。
【0021】
延長部31と31′の位置では、板3と3′の間の間隔d1 が間隔dに等しくかつスタッド61と61′の位置でルブリケータ6の幅l1 より大きい。このようにして、スタッドを、板をこすらずに延長部31と31′の幅の中で変位させることができ、これによってピン5の幾何学的軸線X5 の周りのリング4の限定された角度隙間が許される。リング4を図1に実線で示した位置から破線で示した位置へ傾けたいときに、スタッド61と61′を延長部31と31′から抜き取ることができる力により、スタッド61と61′をスタンピング加工部分30と30′の外側の板3と3′の対向面に当てて摺動させて、それらを図1の左側に位置する延長部31と31′の部分にもってくることができる。この図には、変形部31′しか見えない。反対方向の運動はもちろん可能なままである。
【0022】
ルブリケータ6はもちろん1つのスタッドのみを担持し、2枚の板3と3′は装置の製造を簡単にするために同一のままであることができる。実際に、ただ1つの延長部と協働するただ1つのスタッドだけでリング4の角度的隙間を限定するのに充分である。
【0023】
フック10はドビーのような製織システムにより作用されるレバー11と一体であるかまたはレバー11に溶接される。フック10はリング4を受け入れるための収容部13を区画する頭部12を有し、収容部13はリング4の縁の面41 、42 、43 および44 とそれぞれ係合するようになっている面141 、142 、143 および144 により区画されている。
【0024】
フレーム1を動作させるための力は、図3に動作の矢印M1 とM2 により示されているように、支承面141 と144 および面41 と44 に実質的に垂直である。互いに平行な支承面141 と144 および面41 と44 の寸法を考慮すると、フレーム1を動作させるための力は実質的にこれらの支承面および面を経て通過する。特に、リング4は収容部13から押し出される傾向はない。
【0025】
リング4は軸線X5 の周りに一定の角度的隙間を有するので、面41 と44 は、図1,3および5の平面の垂直線に対し垂直に揺動しようとするレバー11の場合に含む、力M1 とM2 に垂直なままである。
【0026】
フック10にアーム15も設けられており、このアーム15には、リング4を図3の配置に保持することができるロック16が装着されている。
【0027】
ロック16はリング4の側面45 と接触するようになっている面161を有し、この面161はロック16の厚さeにほぼ等しい幅lを有し、ロックの厚さ自体は、フック10が切り抜かれる金属薄板の厚さe′にほぼ等しい。実際には、幅lは幅l4 にほぼ等しいが、幅l4 より若干小さい方が望ましい。面161と45 の面支承は面161の領域にわたって可能である。
【0028】
ロック16はタブ162を有し、その端部163が部分的に円筒状の外側区分を形成していることにより、前記端部は、アーム15の厚さe′に作られかつ部分的に円筒形状を有する空洞151に枢軸を構成する。
【0029】
1 は端部163の幾何学的軸線を表しかつX2 は空洞151の幾何学的軸線を表す。ロック16がアーム15に取りつけられると、軸線X1 とX2 が合致して端部163がフック10上に枢軸を形成し、そのときこの枢軸はロック16と一体である。
【0030】
図3に一層特に見えるように、リング4が収容部13に所定の位置に配置されると、リング4上のロック16の当接領域、すなわち面161と45 を含む領域がほぼ軸線X5 とX1 の間に位置する。それ故、この位置では、ロック16は矢印E1 とE2 により示されているように本質的に圧縮するように働き、これらの矢印E1 とE2 はリング4とフック10からそれぞれロック16が受ける力を表す。
【0031】
リング4は動作させる力M1 とM2 の下に収容部13から追いやられる傾向がないので、ロック16は力伝達力に逆らうように組織的に介在しないで、主として、フックの振動性の動作および起こり得るフックの傾斜に抗してフックとリングの相対係合位置を確保する。それ故、ロック16はほとんど応力を受けず、かつロックが圧縮状態で働くということは、リング4を収容部13に有効にロックするために機械的観点から非常に好都合である。
【0032】
アーム15は空洞151の周りに返し部152を形成し、一方スロット164がタブ162と、面161の反対側のロック16の後部165との間に形成されている。要素152と164の寸法は、ロック16が取付け状態にあるときに、返し部152がスロット164の内側に係合するような寸法である。これらの要素の寸法は、図3と反対の三角法による方向に、すなわち矢印F1 の方向に軸線X1 とX2 の周りのロック16の傾斜動作を制限する。
【0033】
ロック16は圧縮ばね17の一端171を受け入れるための収容部166を区画しており、その第二の端部172がアーム15に設けられた収容部153に受け入れられる。収容部171と172は要素15と16の対向縁の厚さに形成されている。ばね17は、図1の矢印F1 の方向にロック16を傾けようとする矢印F2 により表される力を永続的にロック16に及ぼすように寸法決めされている。
【0034】
操作部材18は成型されたプラスチック材料製の一片により形成され、実質的に円筒状ピン183によりおよび底部ウエブ184により連結された2枚の板181,182からなる。この操作部材にはタブ185も設けられており、このタブにより、使用者は、ロック16を軸線X1 とX2 の周りに、矢印F1 と反対の矢印F′1 の方向に傾けようとする、図5に矢印F3 により表された力を加えることができる。
【0035】
ロック16には、ピン183を回転可能に受け入れるための収容部167が設けられていると共に、ウエブ184には、面161の反対側に配向されたロック16の空洞168に係合するようになっている突出部186が設けられている。このようにして、一度ピン183が収容部167に所定の位置に配置されると、操作部材18をピン183の幾何学的軸線X3 を中心として回動させて、操作部材18をロック16上に固定することができる。
【0036】
操作部材18がロック16上に所定の位置にあるときに、その板181と182は、ロック16とアーム15の間に区画された容積Vを外部から隔離する2つの側面を構成し、その中にばね17とピン163が配置されている。換言すれば、操作部材18は容積Vを封じこめるための要素であり、それによってこの容積Vを汚染に対し、特に毛くずに対し保護することができる。また、操作部材18により、容積V内にグリースのような潤滑材を保持することができ、そのような潤滑材はアーム15にロック16を関節接合するのを容易にするために導入することができる。
【0037】
一度操作部材18をロック16に留めると、使用者がタブ185に加える力F3 にはロック16をそのピン163により空洞151の中へ力F2 に抗して回動させる効果がある。これによって、ロック16を引っ込めて、フレーム1とレバー11の連結を解く間、面161がリング4の通路から外される図5の位置を達成することができる。そのとき、リングの移動は矢印F5 により表される。
【0038】
この配置では、面161を部分165に連結するロック16の上面169は面144 と実質的に一直線になっており、これによってこの面169に当接しているリング4の摺動が容易になる。
【0039】
フレーム1とレバー11をフック掛けしたいときには、図1の矢印F6 により示されているように、リング4を収容部13に向かって変位させれば充分である。そのとき、リング4は面169と接触してロックを力F2 に抗して押し、これによってリング4のための通路が解放される。
【0040】
リング4が収容部13に到達するとすぐ、リングはロック16との相互作用を終わり、それからロック16がばね17により図3の位置に向かって押される。
【0041】
本発明は、永続的にすり減りそうなリベットを使用せずに、フック10の残りの厚さe′にほぼ等しい厚さeを有するロック16がこのフックに関節接合され。操作部材18をロック16におよびロック16をアーム15に組み立てる方式により、これらの要素を容易に分解することができる。
【0042】
本発明を実質的に六角形断面を有するリングで示した。もちろん、リングは八角形でもよいが、もっと一般的には、レバーとリングの間の力の伝達のための2つの平行な面を有する多角形でもよく、そのときリングの断面の他の部分は平らであるかまたは湾曲しており、その場合にフックの寸法はそれに適合される。
【0043】
本発明を、リングがヘルドフレームと固着していると共に、フックが駆動レバーと固着している場合で示した。もちろん、リングがレバーと固着していると共に、フックがヘルドフレームと固着している逆の構造を考えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フックが多角形リングにフック掛けされる前の本発明によるフック掛け装置のリングの位置で部品が引き離されている側面図である。
【図2】 図1のII-II に沿って切断し拡大尺度で示す断面図である。
【図3】 図1と同様な図であるが、追加の部品がフックの位置で引き離されていると共に,フックがリングに所定の位置にある。
【図4】 図1〜3の装置を構成する要素の分解配列斜視図である。
【図5】 図1と同様な図であるが、装置がもう1つの使用配置にある。
【図6】 図1〜5の装置のロックの斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘルドフレーム
3,3′ 板
4 リング
6 ルブリケータ
10 フック
11 レバー
15 アーム
16 ロック
17 圧縮ばね
18 操作部材
61,61′ 起伏要素
151 空洞
161,45 ロック部材の支承領域
163 枢軸
167 空洞
168 凹部
181、182 側板
183 ピン
185 タブ
186 突出部
V 容積
e ロックの厚さ
e′ フックの厚さ

Claims (7)

  1. ヘルドフレーム(1)と、製織システムにより作用されるレバー(11)との間をフック掛けするための装置であって、前記フレーム(1)にまたは前記レバーに取付けられたほぼ多角形断面のリング(4)と、前記リングの断面と協働するように配置された支承面(141 −144 )が設けられかつ前記レバー(11)にまたは前記フレームに固着した開口するフック(10)とを備え、前記支承面のうちの一定の面(141 ,144 )が互いに平行であり、かつ互いに平行な前記リングの2つの面(41 ,44 )との協働により前記レバーとヘルドフレームの間の力の伝達を確保するようになっているとともに、前記フックは前記リングを前記フックに係合した所定の位置にロックするための部材を備え、前記リングに対する前記ロック部材の支承領域(161,45 )が前記フレームまたは前記レバー上の前記リングの関節接合軸線(X5 )と前記フック上の前記ロック部材の関節接合軸線(X1 )との間に位置している装置において、
    前記ロック部材は、前記フック(10)の厚さ(e′)に形成された空洞(151)に受け入れられる枢軸(163)を形成するロック(16)により構成され、前記ロックは前記リングの幅(l4 )にほぼ等しい幅(l)の、前記リング(4)と相互作用するようになっている面(161)を有し、前記ロック(16)を操作するための部材(18)を備え、前記操作部材は前記ロックに留められかつ使用者が力(F 3 )を加えて前記フック(10)に対して前記ロックの回動(F 1 ,F′ 1 )を制御するためのタブ(185)を有し、前記フック(10,15)と前記ロック(16)の間に区画された容積(V)を封じこめるための要素(18)を備え、前記封じこめ要素は前記フックと前記ロックの両側に配置された2つの側板(181,182)を有し、前記封じこめ要素は、プラスチック材料製の前記操作部材(18)により構成され、前記操作部材(18)は前記側板(181,182)の間を延びるピン(183)を形成し、前記ピンは前記ロック(16)の厚さ(e′)に形成された空洞(167)内を回動するようになっていることを特徴とする装置。
  2. 前記ロック(16)は自己潤滑性鋼で作られることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ロック(16)と前記フック(10)は圧縮ばね(17)を受け入れるための容積(V)を一緒に区画しており、前記ロックと前記フックの厚さ(e,e′)に区画された前記容積は前記ロックと前記フックの相対位置に応じて可変な寸法を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記操作部材(18)は、前記リング(4)と相互作用するように設けられた前記ロックの面(161)と反対側に配向された前記ロック(16)の凹部(168)に弾性的に留めるための突出部(186)を形成することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  5. 前記リング(4)は一体化されたルブリケータ(6)を備え、前記リングと前記ルブリケータはプラスチック材料で一体に作られることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1つに記載の装置。
  6. 前記リングは、間に前記リング(4)が装着される一対の板(3,3′)のうちの少なくとも1つの板(3,3′)と協働するようになっている、割り出すための起伏要素(61,61′)を担持していることにより、前記板に対する前記リングの角度的隙間が制限されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1つに記載の装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか1つに記載のフック掛け装置(3−18)を備えた織機。
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