JP4187602B2 - 包装用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、サンドウィッチ等の調理済み食品を収納して販売又は陳列する包装用容器に関し、詳しくは、上方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた合成樹脂製の容器本体の周壁に、下方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた合成樹脂製の蓋体の周壁が脱着自在に嵌合されている包装用容器に関する。
従来の包装用容器では、容器本体の嵌合壁部を、それの上側ほど外方に突出位置する傾斜姿勢に形成するとともに、蓋体の嵌合壁部を、それの下側ほど内方に突出位置する傾斜姿勢にして、一定以上の操作力で両者の嵌合ならびに嵌合解除を許容する弾性係合手段を構成するとともに、容器本体の開口周縁の複数箇所及び蓋体の開口周縁の複数箇所の各々には、嵌合壁部よりも外方に突出する操作摘みが一体形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3288604号公報
サンドウィッチ等の食品を容器内に詰める製造工程では、食品を載置収納した容器本体に蓋体を装着するに当って、それらの四隅を指で摘んで嵌合状態を確認することが必須のチェック項目になっているが、容器本体に嵌合された蓋体が不測に外れないように、容器本体の嵌合壁部及び蓋体の嵌合壁部をその全周に亘って大きな傾斜姿勢に構成して、弾性係合手段による係合力を高めている場合には、四隅の嵌合確認に大きな力を要し、特に、作業者が非力な高齢女子の場合では、嵌合確認に多くの手間を要することになり、作業能率の低下の大きな要因になっていた。
しかも、食事のために容器本体から蓋体を取り外す場合、容器本体の操作摘みと蓋体の操作摘みを把持して引き離すことになるが、その引き離し操作に力を要するため、弾性係合手段による係合が解除されたときの反動で容器本体が傾き易く、特に、鉄道車両内の揺れる条件下においては、容器本体がより傾き易く、容器本体に収納された食品の一部が落下する可能性がある。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、容器本体に装着された蓋体の不測の外れを確実に防止しながら、食品を容器内に詰める製造工程での作業能率の向上と、食事時における開蓋操作の容易化とを図ることのできる包装用容器を提供する点にある。
本発明では、上方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた容器本体の周壁に、下方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた蓋体の周壁を脱着自在に嵌合させてある包装用容器において
容器本体の周壁と蓋体の周壁との嵌合面間に、蓋体の自重による所定嵌合深さ位置までの嵌合移動を許容する融通を設けるとともに、嵌合された容器本体と蓋体との嵌合状態をそれに外装される柔軟な包装材により維持するように構成されていてもよい
上記構成によれば、食品を載置した容器本体に蓋体を装着する際、容器本体の嵌合壁部に蓋体の嵌合壁部を被せるだけで、蓋体が両者の嵌合面間に設けた融通によって自重で所定嵌合深さ位置まで嵌合移動するから、容器の四隅を強く摘んで嵌合状態を確認する必要がない。
それでいて、嵌合された容器本体と蓋体との嵌合状態は、それに外装される柔軟な包装材により維持するように構成されているので、食事時に蓋体を取り外すときには、包装材を除去さえすれば、両者の嵌合面間に設けた融通により、蓋体を自重に抗して持ち上げるといった極めて小さな操作力を加えるだけで済む。
従って、容器本体と蓋体との嵌合面間に設けられる融通と包装材との合理的な組合わせにより、容器本体に装着された蓋体の不測の外れを確実に防止しながら、食品を容器内に詰める製造工程での作業能率の向上と、食事時における開蓋操作の容易化とを図ることができる。
本発明では、前記包装材が帯状テープであり、蓋体の周壁のうち、嵌合壁部と天井壁との間に位置する中間周壁部のテープ掛止箇所には凹凸部が形成されていてもよい
上記構成によれば、蓋体の中間周壁部に形成された凹凸部によってテープ掛止箇所の強度を向上することができるから、蓋体の変形を抑制しながら帯状テープによる緊締力を高めることができる。
本発明では、前記包装材が、熱融着性の合成樹脂製の帯状テープであり、帯状テープの両側縁には、テープ長手方向の任意の位置で幅方向に引き裂き操作可能な引き裂き誘導手段が形成されていてもよい
上記構成によれば、容器本体とそれに嵌合された蓋体とに亘って巻回された帯状テープの端部同士を熱融着によって体裁よく強力に固着することができるとともに、食事時に蓋体を取り外すときには、帯状テープの両側縁に形成された引き裂き誘導手段により、テープ長手方向の任意の位置で帯状テープを幅方向に容易に引き裂き操作することができるから、ハサミやナイフ等の道具が不要で、開蓋操作を迅速、容易に行うことができる。
本発明では、前記包装材が帯状テープであり、容器本体の周壁が、底壁の外周縁から上方に延びる内周壁と、これの上周縁から外方に延びる上壁、及び、これの外周縁から下方に延びる外周壁とから構成されているとともに、外周壁には、蓋体の嵌合壁部に嵌合する嵌合壁部と、所定嵌合深さ位置において蓋体の嵌合壁部の下周縁から外方に延びるフランジ部と上下方向から当接する環状段部が形成され、更に、環状段部の外周縁から下方に延びる下側壁部のテープ掛止相当箇所には、帯状テープが入り込む凹部が形成されていてもよい
上記構成によれば、容器本体の嵌合壁部に蓋体の嵌合壁部を嵌合させたとき、蓋体のフランジ部が当接する容器本体の環状段部を、それの外側周縁から下方に延びる下側壁部で補強することができ、しかも、この下側壁部のテープ掛止相当箇所には、帯状テープが入り込む凹部が形成されているから、帯状テープによって下側壁部のテープ掛止相当箇所が内方に大きく撓み変形することがない。
更に、下側壁部の凹部に入り込んだ帯状テープ自体は、強度の大きな容器本体の底壁と内周壁との角部に掛止されるので、帯状テープによる緊締力を高めることができるとともに、帯状テープのずれ動きも抑制することができる。
本発明では、前記容器本体の周壁の上面側に、周方向で高さが異なる凹凸状の補助壁が、蓋体の凹部内に入り込む状態で突出形成されているとともに、容器本体の下側壁部におけるテープ入り込み用凹部の形成相当箇所に補助壁の凹状部分が配置形成されていてもよい
上記構成によれば、容器本体の凹部内に収納された食品は、容器本体の周壁のみならず該周壁の上面側に突出形成された補助壁の凸状部分にも当接するから、容器本体の凹部の深さが同じ条件下で、このような補助壁が設けられていない容器本体に比して、容器本体の凹部内に収納された食品が倒れ難くなり、その結果、食品を収納した容器本体に蓋体を装着する際、収納食品を支え続ける必要がなく、その分だけ蓋の装着作業をラフに行うことができる。
しかも、補助壁の凹状部分で外部に望む収納食品の一部を、補助壁の凹状部分を通して横方向から指等で摘むことができるから、容器本体の凹部内面と収納食品との間の狭い空間に指を差し込む必要もない。
更に、容器本体の下側壁部にテープ入り込み用凹部を形成しながらも、その形成相当箇所に補助壁の凹状部分が配置形成されているので、容器本体の周壁の構成部材である上壁がテープ入り込み用凹部に近接することになり、容器本体の強度を高めることができる。
そして、本発明の請求項1による特徴構成は、上方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた容器本体の周壁に、下方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた蓋体の周壁を脱着自在に嵌合させてある包装用容器であって、
前記上向き開口姿勢にある容器本体の周壁と下向き開口姿勢にある蓋体の周壁との嵌合面間に、蓋体の自重による所定嵌合深さ位置までの嵌合移動を許容する融通を設け、嵌合された上向き開口姿勢にある容器本体と下向き開口姿勢にある蓋体との嵌合状態をそれに外装される柔軟な包装材により維持するように構成するとともに、前記上向き開口姿勢にある容器本体の下面側には、上向き開口姿勢にある蓋体の開口周縁部が下方側から嵌合自在で、かつ、嵌合状態では上向き開口姿勢にある蓋体の天井壁の内面と上向き開口姿勢にある容器本体の底壁の下面との間に収納空間を形成する嵌合凹部を形成し、更に、前記容器本体の下面側の嵌合凹部とこれに下方から嵌合された蓋体の開口周縁部との相対向する部位には、所定嵌合位置で弾性的に係合する抜止め用の係合手段を形成してある点にある。
本発明の請求項2による包装用容器の特徴構成は、前記容器本体の周壁が、底壁の外周縁から上方に延びる内周壁と、これの上周縁から外方に延びる環状の上壁、及び、これの外周縁から載置面に載置可能な位置にまで下方に延びる外周壁とから構成され、前記容器本体の外周壁には、前記蓋体の周壁の下側周縁から外方に延びるフランジ部が所定嵌合深さ位置で当接する環状段部が形成されているとともに、前記容器本体の外周壁のうち、前記包装材を構成する帯状テープの掛止相当箇所には、前記帯状テープが入り込み可能で、且つ、前記外周壁の下端縁から環状段部の下面外周縁に至る深さの凹部が形成されている点にある。
〔第1実施形態〕
図1〜図13は、食品(調理済み食品)の一例であるサンドウィッチを縦向き姿勢で収納して販売又は陳列するための本発明の包装用容器を示し、上方に向かって開口する収納室形成用凹部S1を備えた合成樹脂製の容器本体Aと、下方に向かって開口する収納室形成用凹部S2を備えた合成樹脂製の蓋体Bとから構成されていて、上向き開口姿勢にある容器本体Aの周壁2に、下向き開口姿勢にある蓋体Bの周壁8を脱着自在に弾性的に嵌合させることにより、容器本体Aの凹部S1と蓋体Bの凹部S2とによってサンドウィッチの収納空間Sが形成されている。
容器本体Aは、図1〜図3に示すように、多角形の一例である平面視で横長矩形状の底壁1と、それの周縁に連続形成される横長矩形状の周壁2と、周壁2の上面側に周方向(周壁長手方向)に沿って弧状波形(凹凸状の一例)に連続形成される補助壁3とから構成されていて、合成樹脂製の薄板を圧空成形又は真空成形することにより一体形成されている。
容器本体Aにおける底壁1の上面から周壁2の上面までの深さ、及び、蓋体Bにおける天井壁7の下面から周壁8の下面までの深さの各々は、周方向全域に亘って一定深さに構成されているとともに、蓋体Bの凹部S2の深さは、容器本体Aの凹部S1の深さよりも深く形成され、更に、容器本体Aの周壁2の上面側に一体的に突出形成された補助壁3が、蓋体Bの凹部S2内に入り込む状態でそれの周壁8の補助嵌合壁部8Bに嵌合するように構成されている。
容器本体の周壁は、図7,図8に示すように、底壁1の外側周縁から上方に延びる内周壁4と、これの上側周縁から外方に水平に延びる環状の上壁5、及び、これの外側周縁から下方に延びる外周壁6とから構成されているとともに、外周壁6は、蓋体Bの嵌合壁部8Aに嵌合する嵌合壁部6Aと、蓋体Bの嵌合壁部8Aの下側周縁から外方に延びるフランジ部8Cが所定嵌合深さ位置で当接する環状段部6B、及び、環状段部6Bの外側周縁から下方に延びる下側壁部6Cとから構成されているとともに、下側壁部6Cが下端側ほど外方に位置する傾斜姿勢に構成されている。
補助壁3は、図1〜図3に示すように、容器本体Aの周壁2を構成する上壁5の周方向に沿う複数箇所を上方に同一高さで弧状に膨出して形成された複数の凸状部分3Aから構成されており、当該実施形態では、容器本体Aの周壁2のうち、一対の長辺側の上壁部分には、それの長手方向に沿って連続する2つの凸状部分3Aが形成されているとともに、一対の短辺側の上壁部分には、それのほぼ全域に亘る1つの凸状部分3Aが形成されていて、容器本体Aの周壁2における各長辺の長手方向中央位置と、周壁2の各角部相当位置との合計6箇所の各々に弧状に窪む凹状部分3Bが配置形成されている。
補助壁3の厚みは、図1、図8に示すように、容器本体Aの周壁2の厚みよりも小に構成されていて、補助壁3の内側壁部3Cと容器本体Aの内周壁4とが面一状態で連続形成されているとともに、補助壁3の外側壁部3Dと容器本体Aの外周壁6との間に段差が形成され、その段差箇所に上壁5が臨むように配置形成されている。
容器本体Aの底壁1には、図7、図8に示すように、内周壁4から中央側に少し離れた位置で下面側に膨出する横長矩形状の環状凹溝10が形成されているとともに、この環状凹溝10に囲まれた底壁部分には、上方に向かって突出する多数の水切り用の突起11が膨出形成され、更に、容器本体Aの底部の構成部材である下側壁部6Cの下端周縁と環状凹溝10の下面とにより、テーブル等の載置面に対して安定載置可能に構成されている。
蓋体Bは、図1、図4,図5に示すように、多角形の一例である平面視で横長矩形状の天井壁7と、これの外側周縁から下方に延びる横長矩形状の周壁8とから構成されているとともに、透明又は半透明の合成樹脂製の薄板を圧空成形又は真空成形することにより一体形成され、更に、天井壁7の外面が、テーブル等の載置面に対して蓋体Bを上向き開口姿勢に裏返した状態で安定載置可能に構成されている。
蓋体Bの周壁8の下側部には、容器本体Aの周壁2を構成する外周壁6の嵌合壁部6Aに対して上方から外嵌する嵌合壁部8Aと、容器本体Aの補助壁3を構成する凸状部分3Aに対して上方から外嵌する円弧状の補助嵌合壁部8Bとが外方に膨出形成されているとともに、嵌合壁部8Aの下側周縁には、外側縁における縦横方向での幅寸法が容器本体Aの環状段部6Bの外側縁における縦横方向での幅寸法と同一又はそれよりも若干小に構成されたフランジ部8Cが横外方に向かって一体的に突出形成されている。
そして、図7、図8に示すように、容器本体Aの嵌合壁部6Aと蓋体Bの嵌合壁部8Aとの嵌合面を、鉛直面又は下方ほど外方に張り出す急傾斜面に形成するとともに、容器本体Aの嵌合壁部6Aにおける嵌合面の外幅寸法(外側寸法)を、蓋体Bの嵌合壁部8Aにおける嵌合面の内幅寸法(内側寸法)よりも若干短く形成して、容器本体Aの嵌合壁部6Aと蓋体Bの嵌合壁部8Aとの嵌合面間に、蓋体Bの自重による所定嵌合深さ位置までの嵌合移動を許容する融通(隙間)が設けられ、更に、図6に示すように、嵌合された容器本体Aと蓋体Bとを、それに外装される柔軟な包装材の一例である熱融着性の合成樹脂製の帯状テープ12で緊締することにより、この帯状テープ12をもって容器本体Aと蓋体Bとの嵌合状態を維持するように構成されている。
帯状テープ12は、少なくとも一層が二軸延伸されている複層フィルム或いは二軸延伸単層フィルムから構成されていて、それの両側縁には、テープ長手方向の任意の位置で幅方向に引き裂き操作可能な引き裂き誘導手段の一例で、微細な傷痕13が密集して形成されている。
また、帯状テープ12の引張弾性率としては、80〜300kg/mm2、好ましくは、100〜280kg/mm2、より好ましくは150〜250kg/mm2であり、この引張弾性率の高いフィルムとしては、ポリエステルやナイロンなどを挙げることができる。
そして、食品を載置した容器本体Aに蓋体Bを装着する際、容器本体Aの嵌合壁部6Aに蓋体Bの嵌合壁部8Aを被せるだけで、蓋体Bが両者6A,8Aの嵌合面間に設けた融通(隙間)によって自重で所定嵌合深さ位置までスムーズに嵌合移動するから、容器本体Aと蓋体Bとの嵌合壁部6A,8Aにおける四隅を強く摘んで嵌合状態を確認する必要がない。
それでいて、嵌合された容器本体Aと蓋体Bとの嵌合状態は、図6〜図8に示すように、それらに亘って巻回される柔軟な帯状テープ12により維持するように構成されているので、食事時に蓋体Bを取り外すときには、帯状テープ12を除去すればよく、両者6A,8Aの嵌合面間に設けた融通(隙間)により、蓋体Bを自重に抗して持ち上げるといった極めて小さな操作力を加えるだけで済む。
しかも、容器本体Aとそれに嵌合された蓋体Bとに亘って巻回された帯状テープ12の端部同士を熱融着によって体裁よく強力に固着しながらも、食事時に蓋体を取り外すときには、帯状テープ12の両側縁に引き裂き誘導手段の一例である微細な傷痕13が密集して形成されているため、テープ長手方向の任意の位置に存在する傷痕13を起点として、帯状テープ12を幅方向に沿って小さな操作力で簡単に引き裂くことができる。
従って、容器本体Aと蓋体Bとの嵌合面間での融通(隙間)とテープ長手方向の任意の位置で幅方向に引き裂き操作可能な帯状テープ12との合理的な組合わせにより、容器本体Aに装着された蓋体Bの不測の外れを確実に防止しながら、食品を容器内に詰める製造工程での作業能率の向上と、食事時における開蓋操作の容易化とを図ることができる。
また、蓋体Bの周壁8のうち、天井壁7と嵌合壁部8A及び補助嵌合壁部8Bとの間に位置する中間周壁部8Dで、かつ、各長辺方向中央部及び各短辺方向中央部のテープ掛止箇所又はテープ掛止予定箇所には、上下方向に沿う横断面略半円弧状の複数の補強用凹凸部18が内方側に波形状に膨出形成されているとともに、それに連なる天井壁7の周縁部分のテープ掛止箇所又はテープ掛止予定箇所にも、上下方向姿勢の補強用凹凸部18に連続する状態で水平方向に沿う横断面略半円弧状の複数の補強用凹凸部19が内方側に波形状に膨出形成されている。
蓋体Bの天井壁7の周縁近くには、長辺方向に沿う一対の補強用の第1幅広溝部20と、短辺方向に沿う一対の補強用の第2幅広溝部21及び短辺方向に沿う二対の補強用の幅狭溝部22とが矩形環状に連続する状態で内方側に膨出形成されているとともに、天井壁7の中央部には、容器本体Aに装着さている蓋体Bを取り外すとき、或いは、取り外された蓋体Bを上向き開口姿勢に裏返した状態で支持するときに指当て部となる長辺方向で一対の補強用の半円形状の窪み部23が内方側に膨出形成されている。
容器本体Aの下側壁部6Cのうち、長辺方向中央のテープ掛止相当箇所には、帯状テープ12が入り込み可能で、且つ、前記下側壁部6Cの下端縁から環状段部6Bの下面外周縁に至る深さの凹部24が切欠き形成されているとともに、この下側壁部6Cのテープ入り込み用凹部24の形成相当箇所における長辺方向中央位置には補助壁3の凹状部分3Bが配置形成されている。
そして、容器本体Aの嵌合壁部6A及び補助壁3を構成する凸状部分3Aに蓋体Bの嵌合壁部8A及び補助嵌合壁部8Bを嵌合させたとき、蓋体Bのフランジ部8Cが当接する容器本体Aの環状段部6Bを、それの外側周縁から下方に延びる下側壁部6Cで補強しながらも、この下側壁部6Cのテープ掛止相当箇所には、帯状テープ12が入り込む凹部24を形成してあるので、帯状テープ12によって下側壁部6Cのテープ掛止相当箇所が内方に大きく撓み変形することがなく、しかも、下側壁部6Cの凹部24に入り込んだ帯状テープ12自体は、図7に示すように、強度の大きな容器本体Aの底壁1と内周壁4との角部に掛止されるので、帯状テープ12による緊締力を高めることができるとともに、帯状テープ12のずれ動きも抑制することができる。
更に、容器本体Aの下側壁部6Cにテープ入り込み用凹部24を形成しながらも、その形成相当箇所に補助壁3の凹状部分3Bが配置形成されているので、容器本体Aの周壁2の構成部材である上壁5がテープ入り込み用凹部24に近接することになり、容器本体Aの強度を高めることができる。
次に、図10〜図13に示すように、容器本体Aの下面側で、かつ、容器本体Aの内周壁4と外周壁6との間には、上向き開口姿勢に裏返された蓋体Bの開口周縁部に形成されているフランジ部8Cと嵌合自在で、かつ、嵌合状態で蓋体Bの天井壁7の内面と容器本体Aの底壁1の下面との間に除去された帯状テープ12や使用された紙製おしぼり等の使用済み付属品などの廃棄物を収納するための収納空間S3を形成する環状の嵌合凹部14が形成されているとともに、この嵌合凹部14と蓋体Bのフランジ部8Cとの相対向する部位には、所定嵌合位置で弾性的に係合する抜止め用の係合手段15が形成されている。
係合手段15を構成する一方の係合部15Aは、外周壁6の環状段部6Bの下面との間にフランジ部8Cの外側周縁が係入する係合溝15Cを形成する状態で外周壁6の下側壁部6Cから内方側に膨出形成された横断面略半円弧状の突条から構成されているとともに、係合手段15を構成する他方の被係合部15Bは、蓋体Bのフランジ部8Cの外側周縁をもって兼用構成されている。
そして、例えば、新幹線車両等に装備されている座席用テーブルで食事する場合、サンドウィッチ等の調理済み食品が収納されている容器本体Aとそれの上向き開口を覆う状態で嵌合された蓋体Bとを包装している帯状テープ12を取り除いたのち、容器本体Aから取り外した蓋体Bを裏返してテーブル上に上向き開口姿勢で載置し、この上向き開口姿勢の蓋体B内に、食事の開始に伴って取り除かれた帯状テープ12や使用された紙製おしぼり等の使用済み付属品を投入する。
次に、テーブル上に裏返し姿勢で載置されている蓋体Bのフランジ部8Cに対して、容器本体Aの下面側に形成された嵌合凹部14を押し込み嵌合させると、蓋体Bのフランジ部8Cの弾性変形又は容器本体Aにおける外周壁6の下側壁部6Cの弾性変形若しくは両者8C,6Cの弾性変形により、容器本体Aの嵌合凹部14と蓋体Bのフランジ部8Cとの相対向する部位に形成された係合手段15の構成部材で、フランジ部8Cの外側周縁をもって兼用構成される被係合部15Bが、外周壁6の下側壁部6Cから内方側に膨出形成された係合部である突条15Aを乗り越えて係合溝15Cに弾性的に係合される。つまり、容器本体Aの嵌合凹部14と蓋体Bのフランジ部8Cとが所定嵌合位置で弾性的に係合される。
それ故に、上向き開口姿勢にある容器本体Aとそれの下面側に嵌合された上向き開口姿勢の蓋体Bとを一体物として取り扱うことができるばかりでなく、蓋体Bの天井壁7の内面と容器本体Aの底壁1の下面との間を、食事の開始に伴って発生する包装材の一例である帯状テープ12や使用済み付属品等の廃棄物を収納するための収納空間S3として有効利用することができるとともに、その収納空間S3内に廃棄物を収納したままごみ箱等に廃棄することができる。
従って、食事の開始に連れて発生する帯状テープ12や使用済み付属品等の廃棄物を食後に移し変える手間が不要で、廃棄物を含めた容器の処理を容易に行うことができるとともに、例え、新幹線車両等に装備されている小さな座席用テーブルで食事する場合でも、スペース面で有利に食事することができ、しかも、テーブル上の容器本体A及び蓋体B等を一時的に片付ける必要が生じた場合でも、容器本体A及び蓋体Bの持ち運びも安定良く容易に行うことができる。
また、テーブル上に裏返し姿勢で載置されている蓋体Bの開口周縁部であるフランジ部8Cに対して、容器本体Aの下面側に形成された嵌合凹部14を押し込み嵌合させる際、傾斜姿勢の下側壁部6Cの内面が嵌合案内面として機能することになり、蓋体Bのフランジ部8Cと容器本体Aの嵌合凹部14との嵌合操作を確実、容易に行うことができる。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、容器本体Aの下側壁部6Cのうち、長辺方向中央のテープ掛止相当箇所に、帯状テープ12が入り込む凹部24を切欠き形成したが、図14に示すように、帯状テープ12を十字状に掛ける必要がある場合には、容器本体Aの下側壁部6Cのうち、長辺方向中央及び短辺方向中央の各テープ掛止相当箇所に、帯状テープ12が入り込む凹部24を切欠き形成するとよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図15〜図19に示す包装用容器では、上向き開口姿勢にある容器本体Aの下面側に嵌合された上向き開口姿勢の蓋体Bを把持したときの剛性、特に斜め剛性を高めるために、上述の各実施形態において、蓋体Bの天井壁7に形成されていた長辺方向に沿う一対の補強用の第1幅広溝部20を削除し、その代わりに、蓋体Bの周壁8のうち、天井壁7と嵌合壁部8A及び補助嵌合壁部8Bとの間に位置する中間周壁部8Dで、かつ、各長辺側中間周壁部8Dの長辺方向両側部及び各短辺側中間周壁部8Dの短辺方向両側部の各々に、上下方向に沿う横断面略半円弧状の複数の補強用凹凸部25を内方側に波形状に膨出形成するとともに、短辺側中間周壁部8Dの補強用凹凸部25に連なる天井壁7の周縁部分にも、上下方向姿勢の補強用凹凸部25に連続する状態で水平方向に沿う横断面略半円弧状の複数の補強用凹凸部26が内方側に波形状に膨出形成され、更に、各長辺側中間周壁部8Dの補強用凹凸部25と天井壁7に形成されている補強用の幅狭溝部22とが連続形成されている。
また、容器本体Aの剛性、特に斜め剛性を高めるために、容器本体Aの底壁1の中央部分に形成されていた多数の水切り用の突起11群を削除し、その代わりに、水切り機能を備えた短辺方向に沿う多数の補強用凹凸部27が形成されている。
更に、上述の各実施形態では、容器本体Aの周壁2における各長辺の長手方向中央位置と、周壁2の各角部相当位置との合計6箇所の各々に弧状に窪む補助壁3の凹状部分3Bを形成したが、当該実施形態では、補助壁3の凹状部分3Bを、容器本体Aの周壁2における各長辺の長手方向中央位置にのみ形成して、周壁2の各角部相当位置を、凸状部分3Aの頂点と同じ高さに構成してある。
そのため、周壁2の各角部相当位置での補助壁3の高さが、凸状部分3Aの頂点と同じ最大高さになるから、サンドウィッチ等の調理済み食品が収納されている容器本体Aとそれの上向き開口を覆う状態で嵌合された蓋体Bとが帯状テープ12で緊縛されている条件下において、蓋体Bを悪意を持って対角線方向で上方に不法に開き操作しても、補助壁3の高い角壁部に邪魔されて、蓋体Bがそもそも開き難くなると同時に、容器本体Aの周壁2と蓋体Bの周壁8と間に隙間が発生することを防止することができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態又は第2実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)容器本体Aの嵌合壁部6Aと蓋体Bの嵌合壁部8Aとの各々は、点対称の多角形に構成されているならば、矩形に限定されるものではなく、三角形、五角形、六角形等の多角形であってもよく、また、円形であってもよい。
(2)容器本体A及び蓋体Bの形状としては、矩形に限定されるものではなく、三角形、五角形、六角形等の多角形であってもよく、また、円形であってもよい。
(3)容器本体A及び蓋体Bは共に透明又は半透明であってもよく、また、蓋体Bが不透明であってもよい。
(4)補助壁3の上縁の凹凸形状は、弧状波形に連続する凹凸形状に限定されるものではなく、三角形の凸状部分が連続する凹凸形状であってもよく、また、パルス信号形状に連続する凹凸形状であってもよく、収納空間Sに収納される物品、及び、包装用容器の意匠に応じて適宜変更することができる。
(5)上述の各実施形態では、サンドウィッチを縦向き姿勢で収納して販売又は陳列するための包装用容器について説明したが、収納される物品としてはサンドウィッチに限定されるものではない。
(6)容器本体Aと蓋体Bとの嵌合状態を維持する柔軟な包装材として帯状テープを用いたが、シュリンクフィルムやラップフィルム等の他の包装材を用いて実施してもよい。
本発明の包装用容器の第1実施形態を示す容器本体と蓋体の分解斜視図 容器本体の平面図 容器本体の正面図 蓋体の平面図 蓋体の正面図 帯状テープで緊締した販売時の斜視図 帯状テープで緊締した販売時の断面側面図 帯状テープで緊締した販売時の断面正面図 帯状テープを取り外したときの分解斜視図 裏返し姿勢にある蓋体に容器本体を嵌合させたときの斜視図 裏返し姿勢にある蓋体に容器本体を嵌合させたときの断面側面図 裏返し姿勢にある蓋体に容器本体を嵌合させたときの断面正面図 (イ)は裏返し姿勢にある蓋体に容器本体を嵌合させる前の要部の拡大断面図、(ロ)は裏返し姿勢にある蓋体に容器本体を嵌合させときの要部の拡大断面図 本発明の包装用容器の第2実施形態を示し、帯状テープで緊締した販売時の斜視図 本発明の包装用容器の第3実施形態を示す容器本体と蓋体の分解斜視図 容器本体の平面図 容器本体の正面図 蓋体の平面図 蓋体の正面図
符号の説明
A 容器本体
B 蓋体
S1 収納室形成用凹部
S2 収納室形成用凹部
S3 廃棄物用収納室
1 底壁
2 周壁
3 補助壁
3A 凸状部分
3B 凹状部分
4 内周壁
5 上壁
6 外周壁
6A 嵌合壁部
6B 環状段部
6C 下側壁部
7 天井壁
8 周壁
8A 嵌合壁部
8D 中間周壁部
12 包装材(帯状テープ)
13 引き裂き誘導手段(傷痕)
24 凹部

Claims (2)

  1. 上方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた容器本体の周壁に、下方に向かって開口する収納室形成用凹部を備えた蓋体の周壁を脱着自在に嵌合させてある包装用容器であって、
    前記上向き開口姿勢にある容器本体の周壁と下向き開口姿勢にある蓋体の周壁との嵌合面間に、蓋体の自重による所定嵌合深さ位置までの嵌合移動を許容する融通を設け、嵌合された上向き開口姿勢にある容器本体と下向き開口姿勢にある蓋体との嵌合状態をそれに外装される柔軟な包装材により維持するように構成するとともに、前記上向き開口姿勢にある容器本体の下面側には、上向き開口姿勢にある蓋体の開口周縁部が下方側から嵌合自在で、かつ、嵌合状態では上向き開口姿勢にある蓋体の天井壁の内面と上向き開口姿勢にある容器本体の底壁の下面との間に収納空間を形成する嵌合凹部を形成し、更に、前記容器本体の下面側の嵌合凹部とこれに下方から嵌合された蓋体の開口周縁部との相対向する部位には、所定嵌合位置で弾性的に係合する抜止め用の係合手段を形成してある包装用容器。
  2. 前記容器本体の周壁が、底壁の外周縁から上方に延びる内周壁と、これの上周縁から外方に延びる環状の上壁、及び、これの外周縁から載置面に載置可能な位置にまで下方に延びる外周壁とから構成され、前記容器本体の外周壁には、前記蓋体の周壁の下側周縁から外方に延びるフランジ部が所定嵌合深さ位置で当接する環状段部が形成されているとともに、前記容器本体の外周壁のうち、前記包装材を構成する帯状テープの掛止相当箇所には、前記帯状テープが入り込み可能で、且つ、前記外周壁の下端縁から環状段部の下面外周縁に至る深さの凹部が形成されている請求項1記載の包装用容器。
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