JP4185218B2 - コンタクトプローブとその製造方法、および前記コンタクトプローブを用いたプローブ装置とその製造方法 - Google Patents

コンタクトプローブとその製造方法、および前記コンタクトプローブを用いたプローブ装置とその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プローブピンやソケットピン等として用いられ、半導体ICチップや液晶デバイス等の各端子に接触して電気的なテストを行うコンタクトプローブとその製造方法、および前記コンタクトプローブを用いたプローブ装置とその製造方法に関し、特に、フリップチップ等の面配置端子のウェーハ上のICやペリフェラルやチップの2辺にパッドが配置されたICを検査するためのものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ICチップやLSIチップ等の半導体チップ又はLCD(液晶表示体)の各端子に接触させて電気的なテストを行うために、プローブカードが用いられている。
近年、ウェーハ上のICを検査するために、例えば、特公平7−82027号公報に、複数のパターン配線が樹脂フィルム上に形成されこれらのパターン配線の各先端が樹脂フィルムから突出状態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプローブの技術が提案されている。
また、フリップチップ等の面配置端子のウェーハ上のICを検査するために、例えば、特開平10−185951号公報に記載されているように、複数のパターン配線が樹脂フィルム上に形成され、これらのパターン配線の各先端が樹脂フィルムから突出状態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプローブを垂直配置型にした技術が提案されている。
【0003】
これらのコンタクトプローブは、複数のパターン配線の先端部をコンタクトピンとすることによって、複数のコンタクトピンを高精度に配置することが可能となり、多ピン狭ピッチ化を図るとともに、複雑な多数の部品を不要とするものである。そして、近年のLSI等の電極ピッチにおける狭ピッチ化に対応するため、後者のコンタクトプローブでは、コンタクトピンを垂直に配置して、狭ピッチで3次元的な針配置を可能にするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のプローブ技術では、以下の課題が残されている。すなわち、上記コンタクトプローブでは、実際にプローブカードとして機能させる場合に、特にコンタクトすべき電極パッド若しくはバンプの数が多い面配置タイプに適用する場合においては、コンタクトプローブのコンタクトピンを正確に位置決めすることが困難であった。また、位置決めの際に実チップやマスクを用いて行っていたために、位置合わせに時間がかかるだけでなく、チップに対してθずれが生じてしまうことがあった。このため、1チップ上ではコンタクトピンが完全にパッドに一致していても実際にプローバーにおいてコンタクトを行う際には、θずれのために数チップコンタクトするとパッドからコンタクトピンがずれてくる現象が生じることもあった。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、コンタクトピンをより高精度に位置決めすることができるコンタクトプローブとその製造方法、および前記コンタクトプローブを用いたプローブ装置とその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項1記載のコンタクトプローブでは、複数のパターン配線がフィルムの表面上に形成されパターン配線の先端がフィルムの先端部から突出状態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプローブであって、前記複数のパターン配線のうち前記コンタクトピンとされるものとは別に先端が前記フィルムから突出状態に配された位置決めピンを備え、先端がフィルムの先端部から突出状態に配されて前記コンタクトピンと前記位置決めピンとされている前記複数のパターン配線が、メッキ製の同じ金属材料で形成され、前記フィルムに被着している技術が採用される。
【0007】
このコンタクトプローブでは、複数のパターン配線のうちコンタクトピンとされるものとは別に先端がフィルムから突出状態に配された位置決めピンを備えているので、コンタクトプローブを設置する際に、位置決めピンを位置決め用の治具に形成された孔に突き刺す等によってコンタクトピンが位置決めされる。
【0008】
請求項2記載のコンタクトプローブでは、請求項1記載のコンタクトプローブにおいて、前記位置決めピンは、少なくとも2本平行に配されている技術が採用される。
【0009】
このコンタクトプローブでは、位置決めピンが少なくとも2本平行に配されているので、位置決めの際に平行度を容易に保つことができる。
【0010】
請求項3記載のコンタクトプローブでは、請求項1または2記載のコンタクトプローブにおいて、前記位置決めピンは、少なくとも前記コンタクトピンが配される領域の両側に配されている技術が採用される。
【0011】
このコンタクトプローブでは、位置決めピンが少なくともコンタクトピンが配される領域の両側に配されているので、コンタクトピンが両側で支持されて、より高精度に位置決めすることができる。
【0012】
請求項4記載のコンタクトプローブの製造方法では、複数のパターン配線をフィルムの表面上に形成しパターン配線の先端をフィルムの先端部から突出状態に配してコンタクトピンとし、前記複数のパターン配線のうち前記コンタクトピンとされるものとは別に先端を前記フィルムから突出状態に配して位置決めピンとしたコンタクトプローブの製造方法であって、基板層の上に前記コンタクトピンおよび前記位置決めピンの材質に被着または結合する材質の第1の金属層を形成する第1の金属層形成工程と、前記第1の金属層の上にマスクを施してマスクされていない部分に前記パターン配線、前記コンタクトピンおよび前記位置決めピンに供される第2の金属層をメッキ処理により形成するメッキ処理工程と、前記マスクを取り除いた第2の金属層の上に少なくとも前記コンタクトピンおよび前記位置決めピンに供される部分を除いてカバーする前記フィルムを被着するフィルム被着工程と、前記フィルムと第2の金属層とからなる部分および前記基板層と第1の金属層とからなる部分を分離する分離工程とを備えている技術が採用される。
【0013】
このコンタクトプローブの製造方法では、第1の金属層の上にマスクを施してマスクされていない部分にパターン配線、コンタクトピンおよび位置決めピンに供される第2の金属層をメッキ処理により形成するメッキ処理工程を備えているので、位置決めピンもコンタクトピンと同様の工程で同時にフォトリソグラフィ技術で形成できることから、互いの位置関係について精度を極めて高くすることができる。
【0014】
請求項5記載のプローブ装置では、請求項1から3のいずれかに記載のコンタクトプローブを備えたプローブ装置であって、前記コンタクトプローブのコンタクトピンを位置決めする位置決め治具を備え、該位置決め治具は、前記コンタクトプローブの位置決めピンを挿入して位置決めする位置決め孔または位置決めスリットを備えている技術が採用される。
【0015】
また、請求項7記載のプローブ装置の製造方法では、請求項4に記載のコンタクトプローブの製造方法を有し、前記コンタクトプローブを備えたプローブ装置の製造方法であって、前記コンタクトプローブのコンタクトピンを位置決め治具で位置決めした後に各コンタクトプローブを支持体に固定する位置決め工程を備え、該位置決め工程は、前記コンタクトプローブの位置決めピンを前記位置決め治具に設けられた位置決め孔または位置決めスリットに挿入して位置決めする技術が採用される。
【0016】
これらのプローブ装置およびプローブ装置の製造方法では、位置決めピンを位置決め治具に設けられた位置決め孔または位置決めスリットに挿入して位置決めするので、位置決めピンを位置決め孔または位置決めスリットに挿入するだけで各コンタクトプローブ間のコンタクトピンを互いに高精度に位置決めすることができる。また、位置決めピンを位置決め孔または位置決めスリットに挿入すれば、挿入方向(垂直配置型では、垂直方向(Z方向))についても高い位置精度を得ることができる。
【0017】
請求項6記載のプローブ装置では、請求項5記載のプローブ装置であって、前記位置決め治具の位置決め孔または位置決めスリットは、内側面に内側に突出した突起部が設けられている技術が採用される。
【0018】
このプローブ装置では、位置決め治具の位置決め孔または位置決めスリットが、内側面に内側に突出した突起部が設けられているので、位置決めピンを挿入した際、位置決めピンが突起部に当接して一定方向に寄せられることから、位置決め孔内または位置決めスリット内でのがたつきが抑制される。
【0019】
請求項8記載のプローブ装置の製造方法では、請求項7記載のプローブ装置の製造方法であって、前記コンタクトプローブには、互いに突出量の異なる2種類の前記位置決めピンを設け、前記位置決め工程は、前記2種類の位置決めピンのうち突出量の大きい方のみ前記位置決め孔または位置決めスリットに挿入し、突出量の小さい方は前記位置決め治具の表面に当接させる技術が採用される。
【0020】
このプローブ装置の製造方法では、位置決め工程において、2種類の位置決めピンのうち突出量の大きい方のみ位置決め孔または位置決めスリットに挿入し、突出量の小さい方は位置決め治具の表面に当接させるので、突出量の小さい位置決めピンが位置決め治具表面に当接して挿入方向がより正確に位置決めされる。
【0021】
請求項9記載のプローブ装置の製造方法では、請求項4に記載のコンタクトプローブの製造方法を有し、前記コンタクトプローブを備えたプローブ装置の製造方法であって、前記コンタクトプローブのコンタクトピンを位置決め治具で位置決めした後に各コンタクトプローブを支持体に固定する位置決め工程を備え、該位置決め工程は、前記コンタクトプローブの位置決めピンの先端を前記位置決め治具に設けられた位置決め切欠き部に突き当てて位置決めする技術が採用される。
【0022】
このプローブ装置の製造方法では、位置決め工程において、コンタクトプローブの位置決めピンの先端を位置決め治具に設けられた位置決め切欠き部に突き当てて位置決めするので、位置決めピンの先端が位置決め切欠き部内で規制され、高精度に位置決めされる。
【0023】
請求項10記載のプローブ装置の製造方法では、請求項9記載のプローブ装置の製造方法において、前記位置決め切欠き部は、その切り欠き幅が内方に向けて漸次狭められて形成されている技術が採用される。
【0024】
このプローブ装置の製造方法では、位置決め切欠き部の切り欠き幅が内方に向けて漸次狭められて形成されているので、位置決め切欠き部がテーパ状になっているために位置決めピンを突き当てるとピン先端が位置決め切欠き部内でずれ難く、より正確に位置決めされる。
【0025】
請求項11記載のプローブ装置の製造方法では、請求項9または10記載のプローブ装置の製造方法において、前記位置決め切欠き部は、前記位置決めピンの先端形状に応じた形状に形成されている技術が採用される。
【0026】
このプローブ装置の製造方法では、位置決め切欠き部が、位置決めピンの先端形状に応じた形状に形成されているので、位置決めピン先端と位置決め切欠き部とが互いに同様の形状になっているために嵌合的に突き当たり、位置決めピンが位置決め切欠き部内でずれ難く、さらに正確に位置決めされる。
【0027】
請求項12記載のプローブ装置の製造方法では、請求項9から11のいずれかに記載のプローブ装置の製造方法において、前記位置決め工程は、前記位置決めピンと前記位置決め切欠き部との間に電圧を印加するとともに、位置決めピンと位置決め切欠き部との間に流れる電流の有無を検出して位置決めを行う技術が採用される。
【0028】
このプローブ装置の製造方法では、位置決め工程において、位置決めピンと位置決め切欠き部との間に電圧を印加するとともに、位置決めピンと位置決め切欠き部との間に流れる電流の有無を対向するピンを1ピンづつ検出して通電を確認することで位置決めを行う。したがって、顕微鏡等で観察することなく、位置決めピンの位置決めが電気的検知により可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置とその製造方法の第1実施形態を、図1から図7を参照しながら説明する。
これらの図にあって、符号1はコンタクトプローブ、2は樹脂フィルム、3および4はパターン配線、4は位置決めピンを示している。
【0030】
本実施形態のコンタクトプローブ1は、図1に示すように、ポリイミド樹脂フィルム(フィルム)2の片面に金属で形成されるパターン配線3、4を張り付けた構造となっており、樹脂フィルム2の先端部からパターン配線3、4の先端が突出してコンタクトピン3aおよび位置決めピン4aとされている。
なお、前記パターン配線3と前記パターン配線4とは、互いに独立しており、パターン配線4から突出する位置決めピン4a自体は、プロービングに寄与しないものである。
【0031】
また、位置決めピン4aは、コンタクトピン3aが配される領域の両側に互いに平行に複数突出しており、本実施形態では、コンタクトピン3aより長く設定されている。
さらに、樹脂フィルム2は、コンタクトピン3aが配される領域の両側、すなわち位置決めピン4aの基端が位置する部分が突出して形成されたフィルム突出部2aとされ、その突出量はコンタクトピン3aの突出量より所定量だけ僅かに大きく設定されている。
前記コンタクトピン3aは、湾曲部分または屈曲部分を有し、コンタクト圧が調整可能な形状とされている。
【0032】
次に、上記コンタクトプローブ1を複数備えたプローブ装置70について、図2から図4を参照して説明する。
【0033】
前記プローブ装置70(周囲のプリント基板は図示せず)は、図2から図4に示すように、コンタクトプローブ1を、端子電極の接触面に対して略垂直となるように複数配設し、且つそれらの樹脂フィルム2の各面間にスペーサ2eを介して並設したものである。前記スペーサ2eは、例えばセラミックス等の非導電性材からなり、コンタクトプローブ1を支持する支持体としても機能する。樹脂フィルム2の側部には、フィルム位置決め穴2hが設けられ、このフィルム位置決め穴2hに金属製の棒2jを挿通させている。
【0034】
また、樹脂フィルム2におけるパターン配線3が形成された面の裏面には、図3に示すように、金属フィルム500が設けられている。
該金属フィルム500は、熱および水分によって変形し難いものが好ましく、例えば、Ni、Ni合金、CuまたはCu合金のうちいずれかのものが好適である。
【0035】
なお、図3は、コンタクトプローブ1のパターン配線3に沿ったプローブ装置70の断面図である。
さらに、図4に示すように、パターン配線3は、引き出し用配線10を介してフレキシブル基板(FPC)9の一端部に接続され、該フレキシブル基板9の他端部は、プリント基板20に接続されて、プローブ装置70が構成されている。
【0036】
上記のように構成されたプローブ装置70を用いて、面配置端子を有するICチップのプローブテスト等を行う場合は、プローブ装置70をプローバーに装着するとともにテスターに電気的に接続し、この状態で、コンタクトプローブ1のコンタクトピン3aを端子電極の接触面にオーバードライブをかけて接触させる。さらに、所定の電気信号をパターン配線3のコンタクトピン3aからウェーハ上のICチップに送ることによって、該ICチップからの出力信号がコンタクトピン3aからテスターに伝送され、ICチップの電気的特性が測定される。
【0037】
次に、図5を参照して、コンタクトプローブ1の作製工程について工程順に説明する。
【0038】
〔ベースメタル層形成工程〕
まず、図5の(a)に示すように、ステンレス製の支持金属板(基板層)5の上に、Cu(銅)メッキによりベースメタル層(第1の金属層)6を形成する。
【0039】
〔メッキ処理工程〕
(パターン形成工程)
このベースメタル層6の上にフォトレジスト層(マスク)7を形成した後、図5の(b)に示すように、写真製版技術によりフォトレジスト層7に所定のパターンのフォトマスク8を施して露光し、図5の(c)に示すように、フォトレジスト層7を現像してパターン配線3、4となる部分を除去して残存するフォトレジスト層7に開口部(マスクされていない部分)7aを形成する。
【0040】
なお、本実施形態においては、フォトレジスト層7をネガ型フォトレジストによって形成しているが、ポジ型フォトレジストを採用して所望の開口部7aを形成しても構わない。
また、開口部7aの形成手段は、本実施形態のフォトレジスト層7のように、フォトマスク8を用いた露光・現像工程を経て開口部7aが形成されるものに限定されるわけではない。例えば、メッキ処理される箇所に予め孔が形成された(すなわち、予め、図5の(c)の符号7で示す状態に形成されている)フィルム等でもよい。このようなフィルム等をマスクとして用いる場合には、本実施形態におけるパターン形成工程は不要である。
【0041】
(電解メッキ工程)
そして、図5の(d)に示すように、開口部7aにパターン配線3、4となるNiまたはNi合金層(第2の金属層)Nをメッキ処理により形成した後、図5の(e)に示すように、フォトレジスト層7を除去する。
【0042】
〔フィルム被着工程〕
次に、図5の(f)に示すように、NiまたはNi合金層Nの上であって、図1に示したパターン配線3、4の先端部、すなわちコンタクトピン3aおよび位置決めピン4aとなる部分以外に、樹脂フィルム2を接着剤2aにより接着する。
【0043】
樹脂フィルム2は、ポリイミド樹脂PIに金属フィルム(銅箔)500が一体に設けられた二層テープである。特に樹脂フィルム2では、このフィルム被着工程の前までに、二層テープのうちの銅面500に、写真製版技術を用いて銅エッチングを施して、グラウンド面を形成しておく。そして、このフィルム被着工程では、二層テープのうちの樹脂面PIを接着剤2aを介してNiまたはNi合金層Nに被着させる。
なお、金属フィルム500は、銅箔に加えて、Ni、Ni合金等でもよい。
【0044】
〔分離工程〕
次に、図5の(g)に示すように、樹脂フィルム2、パターン配線3、4およびベースメタル層6からなる部分を、支持金属板5から分離させた後、Cuエッチングを経て、樹脂フィルム2にパターン配線3、4のみを接着させた状態とする。
この分離工程により、コンタクトピン3aおよび位置決めピン4aが樹脂フィルム2から突出状態に形成される。
【0045】
〔金コーティング工程〕
そして、露出状態のパターン配線3、4に、図5の(h)に示すように、Auメッキを施し、表面にAu層AUを形成する。このとき、樹脂フィルム2から突出状態とされたコンタクトピン3aおよび位置決めピン4aでは、その先端部の全周に亙る表面全体にAu層AUが形成される。なお、位置決めピン4aは、プロービングに用いないため、金コーティングを施さなくてもよい。
この後、コンタクトプローブ1を、IC用プローブとして所定形状に切り出す。
【0046】
このコンタクトプローブ1の製造方法では、メッキ処理工程において、コンタクトピン3aおよび位置決めピン4aに相当する部分を、フォトリソグラフィ技術を用いることで形成しているので、製造工程の増加を極力少なくできるとともに、多数のコンタクトピン3aおよび位置決めピン4aを同時にかつ互いに高精度な位置関係で形成することができる。
【0047】
次に、図2、図6および図7を参照して、プローブ装置70の製造方法、特に各コンタクトプローブ1のコンタクトピン3aの位置決め方法について説明する。
【0048】
まず、各コンタクトプローブ1を、図2に示すように、スペーサ2eおよび棒2jによって未固定な状態で仮組立しておく。そして、この状態で、各コンタクトプローブ1のコンタクトピン3aの位置決めを、位置決め治具40を用いて行う。
該位置決め治具40は、図2および図6に示すように、板状の部材であり、所定の位置に貫通孔である位置決め孔41が複数形成されている。
【0049】
なお、これらの位置決め孔41は、上述したコンタクトプローブ1の製造方法のように、同様のフォトリソグラフィ技術を用いて高精度に形成されたものである。
さらに、位置決め孔41は、図7の(a)(b)に示すように、その内側面に内側に突出した突起部41aが設けられている。
【0050】
〔位置決め工程〕
位置決め治具40による位置決めを行うには、まず、図2および図6の(a)(b)に示すように、各コンタクトプローブ1の位置決めピン4aを対応する各位置決め孔41に挿入する。そして、各位置決めピン4aを、位置決め治具40に樹脂フィルム2(フィルム突出部2a)が接触する位置まで完全に差し込んだ状態とする。
このとき、各コンタクトプローブ1のコンタクトピン3aが、互いに位置決め孔41によって拘束されて位置決めされる。
【0051】
なお、各コンタクトピン3aは、位置決め孔41によって水平方向に位置決めされるが、完全に挿入した状態で位置決め治具40がフィルム突出部2aに当接するので、各コンタクトプローブ1のコンタクトピン3aの高さ位置についても同時に位置決めされる。なお、コンタクトピン3aの突出量をフィルム突出部2aより小さく設定しているのは、フィルム突出部2aとコンタクトピン3aとの突出位置(突出量)を同じにすると、差し込み時にコンタクトピン3aが位置決め治具40に当たって痛むおそれがあるためである。
【0052】
また、本実施形態では、挿入した位置決めピン4aが突起部41aに当接して一定方向、すなわち、図7の(a)(b)に示すように、突起部41aに対向する内側面41b側に寄せられて位置決めされることから、位置決め孔41内でがたつかず、高精度に位置決めされる。なお、位置決め孔41のような完全な孔ではなく、位置決めピンが差し込み可能なスリット(位置決めスリット)でも構わない。
【0053】
〔固定工程〕
次に、この状態を維持したまま、各コンタクトプローブ1をメカニカル部材(図示略)でクランプ固定若しくはエポキシ樹脂等で固定し、位置ずれが生じないようにする。
【0054】
〔切断工程〕
さらに、フィルム突出部2aを、図6の(c)に示すように、その中間部分で切断し、プロービングに邪魔とならないように位置決めピン4aおよび位置決め治具40を分離する。すなわち、この位置決め治具40は、位置決めのために何度も使用することが可能である。なお、各コンタクトプローブ1を固定した後であるならば、前記切断前に位置決め孔41から位置決めピン4aを抜いて、位置決め治具40をコンタクトプローブ1から離しても構わない。
【0055】
このように本実施形態では、コンタクトプローブ1に設けられた位置決めピン4aを位置決め治具40の位置決め孔41に挿入するため、高精度な位置決めを行うことができる。また、位置決めピン4aもコンタクトピン3aと同時にフォトリソグラフィ工程で作製するので、極めて高い位置精度を保つことができ、位置決めピン4aとコンタクトピン3aとの位置関係は極めて高い精度が得られ、実際にコンタクトしない位置決めピン4aで位置を決めても全体として十分に高い精度が得られる。
【0056】
なお、従来用いられているカンチレバータイプの針では、樹脂フィルムの所定の位置に穴を開け、そこにピンをたてることによって位置決めしているが、本実施形態では、直接プロービングしない位置決めピン4aで位置決めするものである。すなわち、狭ピッチ化に伴ってピンが細くなってもコンタクトピン3aを痛めることがない。
【0057】
また、本実施形態では、貫通孔である位置決め孔41に位置決めピン4aを差し込んで位置決めしたが、所定深さに設定された有底の位置決め孔に位置決めピンを挿入すれば、位置決め孔の底に位置決めピンの先端が当接して、この場合も挿入方向(垂直方向)の位置決めを同時に行うことができる。
【0058】
次に、本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置とその製造方法の第2実施形態を、図8および図9を参照しながら説明する。
【0059】
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、第1実施形態の位置決めピン4aがコンタクトピン3aより長く形成されているとともにフィルム突出部2aの突出量がコンタクトピン3aより所定量だけ僅かに大きく設定されていたのに対し、第2実施形態のコンタクトプローブ31では、図8および図9に示すように、位置決めピン4aがコンタクトピン3aより短く形成されているとともにフィルム突出部2aがコンタクトピン3aより突出量が小さく設定されている点である。
【0060】
また、第1実施形態のプローブ装置70では、コンタクトプローブ1の位置決め、固定後にフィルム突出部2aを切断して位置決めピン4aおよび位置決め治具40の分離を行っているのに対し、第2実施形態のプローブ装置80では、コンタクトピン3aに対向する領域に開口部51が形成された位置決め治具50を用い、コンタクトプローブ31の各コンタクトピン3aを位置決め治具50の位置決め孔41に挿入して位置決めした後に、位置決め治具50とコンタクトプローブ31とをエポキシ樹脂や半田付け等で固定したままとし、切断による分離を行わない点で異なる。
【0061】
すなわち、本実施形態のコンタクトプローブ31およびプローブ装置80では、位置決めピン4aおよびフィルム突出部2aがコンタクトピン3aより突出しないようにするとともに、開口部51からコンタクトピン3aが突出するように設定されているので、位置決め治具50を位置決めピン4aに完全に挿入した状態で互いに固定させても、開口部51から突出したコンタクトピン3aにより測定が可能となる。したがって、位置決め治具50自体が各コンタクトプローブ31の支持体としても機能し、また第1実施形態のような切断工程が不要となる。
【0062】
次に、本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置とその製造方法の第3実施形態を、図10を参照しながら説明する。
【0063】
第3実施形態が第1実施形態と異なる点は、第1実施形態の位置決めピン4aは全て同一の長さ(突出量)で形成されているとともに、全ての位置決めピン4aを位置決め孔41に挿入して位置決めするのに対し、第3実施形態では、コンタクトプローブ61が、図10に示すように、長さ(突出量)の異なる2種類の位置決めピン61a、61bを備え、コンタクトプローブ61を備えたプローブ装置90の製造方法では、長い方の位置決めピン61aを、第1実施形態と同様に、位置決め孔41に挿入し、短い方の位置決めピン61bを位置決め孔41に挿入しないで位置決めを行う点である。
【0064】
すなわち、本実施形態では、長い方の位置決めピン61aは第1実施形態と同様に位置決め孔41に挿入されて水平方向の位置決めを行い、短い方の位置決めピン61bは、位置決め治具40の表面に当接して垂直方向を位置決めする機能を有している。位置決めピン61a、61bは、いずれも上述したリソグラフィ技術によって形成され、張り付ける工程で設けられる樹脂フィルム2に比べて高精度が得られることから、フィルム突出部2aの先端で位置決めするより、位置決めピン61bの先端でコンタクトピン3aの垂直方向の位置決めを行う方が、より高い精度で組み込みを行うことができる。
【0065】
次に、本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置とその製造方法の第4実施形態を、図11から図18を参照しながら説明する。
【0066】
第4実施形態では、図11および図12に示すコンタクトプローブ100を図13および図14に示すメカニカルパーツ(支持体)160に組み込んでプローブ装置(プローブカード)170が構成される。
コンタクトプローブ100は、各辺に電極パッドが直列配置されたIC用プローブとして所定形状に切り出したものである。
【0067】
このコンタクトプローブ100は、第1実施形態と同様に、ポリイミド樹脂フィルム(フィルム)102の片面に金属で形成されるパターン配線103、104を張り付けた構造となっており、樹脂フィルム102の先端部からパターン配線103、104の先端が突出してコンタクトピン103aおよび位置決めピン104aとされている。なお、位置決めピン104aは、コンタクトピン103aの両側にコンタクトピン103aより突出させて配されている。
【0068】
図11に示すように、コンタクトプローブ100の樹脂フィルム102には、コンタクトプローブ100を位置合わせおよび固定するための位置合わせ孔102bおよび孔102cが設けられ、また、パターン配線103から得られた信号を引き出し用配線である接触端子103bを介してプリント基板120(図13参照)に伝えるための窓102dが設けられている。
【0069】
前記メカニカルパーツ160は、図13に示すように、マウンティングベース130と、トップクランプ140と、ボトムクランプ150とからなっている。まず、プリント基板120の上にトップクランプ140を取付け、次に、コンタクトプローブ100を取り付けたマウンティングベース130をトップクランプ140にボルト穴141にボルト142を螺合させて取り付ける(図14参照)。
そして、ボトムクランプ150でコンタクトプローブ100を押さえ込むことにより、パターン配線103が一定の傾斜状態に保たれる。
【0070】
図14は、組立終了後のプローブ装置170を示している。図15に示すように、測定時には、パターン配線103の先端、すなわちコンタクトピン103aが、マウンティングベース130により傾斜され、先端がICチップIに押し付けられて接触する。
マウンティングベース130には、コンタクトプローブ100の位置を調整するための位置決めピン131が設けられており、この位置決めピン131をコンタクトプローブ100の位置合わせ穴102bに挿入することにより、コンタクトプローブ100をほぼ所定位置に位置合わせすることができるようになっている。
【0071】
また、窓102d内に配されたパターン配線103に、ボトムクランプ150の弾性体151を押しつけて、接触端子103bをプリント基板120の電極121に接触させ、パターン配線103から得られた信号を電極121を通して外部に伝えることができるようになっている。
【0072】
上記のように構成されたプローブ装置170を用いて、ICチップIのプローブテスト等を行う場合は、プローブ装置170をプローバに挿着するとともにテスターに電気的に接続し、所定の電気信号をパターン配線103のコンタクトピン103aからウェーハ上のICチップIに送ることによって、該ICチップIからの出力信号がコンタクトピン103aからテスターに伝送され、ICチップIの電気的特性が測定される。
【0073】
次に、プローブ装置70の製造方法、特に各コンタクトプローブ100のコンタクトピン103aの位置決め方法について、図16から図18を参照して説明する。
【0074】
コンタクトプローブ100をメカニカルパーツ160に固定し、位置決めする場合、図16および図17に示すように、位置決め治具180を使用する。
該位置決め治具180は、平面上に設置された略四角形の板状体であって、対向する2辺の両端側に位置決めピン104aに対応した位置決め切欠き部180aが複数形成されている。これらの位置決め切欠き部180aは、その切り欠き幅が内方に向けて漸次狭められてテーパ状にそれぞれ形成されている。
また、各位置決めピン104aと位置決め切欠き部180aとには、対向する1ピンに電圧源181および電流計182が接続され、各位置決めピン104aと位置決め切欠き部180aとの間に電圧が印加されている。
【0075】
すなわち、コンタクトプローブ100を位置決めするには、対向する一対のコンタクトプローブ100の位置決めピン104a先端を位置決め切欠き部180aに突き当てることにより位置決めする。このとき、位置決めピン104aが位置決め切欠き部180aに突き当たると両者間に電流が流れ、これを電流計182で検知することで位置決めされたことが電気的に判断でき、全位置決めピンの通電が確認されることで精度の高い位置決めができる。なお、位置決めされた後、位置決めピン104aはカットされる。
【0076】
本実施形態では、位置決め治具180の位置決め切欠き部180aに位置決めピン104aの先端を突き当ててコンタクトプローブ100を位置決めするので、位置決めピン104aの先端が位置決め切欠き部180a内で規制され、対向するコンタクトプローブ100のコンタクトピン103aを互いに高精度に位置決めすることができる。また、位置決めピン104aの先端を位置決め切欠き部180aに突き当てれば、XY方向(電極パッド表面に水平な方向)だけでなく、θ方向(電極パッド表面に対するコンタクトピン103aの角度)についても高い位置精度を得ることができる。
【0077】
本実施形態の他の例として、図18に示すように、四方に配された互いに対向する2対のコンタクトプローブ100を同様に位置決めするために、十字形状の位置決め治具190を採用しても構わない。この位置決め治具190は、四方の各位置決めピン104aに対応した位置にそれぞれ位置決め切欠き部190aが形成されている。なお、各位置決め切欠き部190aに対して、対応する位置決めピン104aが図18中の矢印方向に突き当てられる。
【0078】
次に、本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置とその製造方法の第5実施形態を、図19および図20を参照しながら説明する。
【0079】
第5実施形態と第4実施形態との異なる点は、第4実施形態では位置決め治具180の位置決め切欠き部180aがテーパ状であるのに対し、第5実施形態の位置決め治具200の位置決め切欠き部200aは、位置決めピン104aの先端形状に応じた矩形状に形成されている点である。
すなわち、本実施形態では、位置決め切欠き部200aが、位置決めピン104aの先端形状に応じた形状に形成されているので、位置決めピン104a先端と位置決め切欠き部200aとが互いに同様の形状になっているために嵌合的に突き当たり、位置決めピン104aが位置決め切欠き部200a内でずれ難く、さらに正確に位置決めされる。
【0080】
本実施形態の他の例として、図20に示すように、コンタクトプローブ210の位置決めピン210bの先端形状をテーパ状に形成するとともに、位置決め治具211の位置決め切欠き部211aの形状を、位置決めピン210bの先端形状に合わせたテーパ状に形成したものでもよい。
【0081】
なお、上記の各実施形態においては、コンタクトプローブをプローブカードに用いたが、他の測定用治具等に採用しても構わない。例えば、ICチップを内側に保持して保護し、ICチップのバーンインテスト用装置等に搭載されるICチップテスト用ソケット等に適用してもよい。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載のコンタクトプローブによれば、複数のパターン配線のうちコンタクトピンとされるものとは別に先端がフィルムから突出状態に配された位置決めピンを備え、先端がフィルムの先端部から突出状態に配されて前記コンタクトピンと前記位置決めピンとされている前記複数のパターン配線が、メッキ製の同じ金属材料で形成され、前記フィルムに被着しているので、位置決めピンを位置決め用の治具等に形成された孔に突き刺す等によってコンタクトピンを容易にかつ高精度に位置決めすることができ、プローブ装置への組み込み精度およびプロービングにおける位置精度の更なる向上を図ることができる。したがって、面配置や多数個取りのテストにおいて極めて高い位置精度でプロービングすることができ、かつ安定したコンタクトを得ることができる。さらに、今後の狭ピッチ、多ピン化にも対応させることができる。また、イニシャルの組込はもとより、コンタクトピンの破損時におけるコンタクトプローブ交換も正確にかつ容易に行うことができる。
【0083】
請求項2記載のコンタクトプローブによれば、位置決めピンが少なくとも2本平行に配されているので、位置決めの際に平行度が容易に保つことができ、より位置決め精度を向上させることができる。
【0084】
請求項3記載のコンタクトプローブによれば、位置決めピンが少なくともコンタクトピンが配される領域の両側に配されているので、コンタクトピンが両側で支持されて、簡易な構成で、より高精度に位置決めすることができる。
【0085】
請求項4記載のコンタクトプローブの製造方法によれば、第1の金属層の上にマスクを施してマスクされていない部分にパターン配線、コンタクトピンおよび位置決めピンに供される第2の金属層をメッキ処理により形成するメッキ処理工程を備えているので、フォトリソグラフィ技術で位置決めピンもコンタクトピンと同時に形成できるとともに、互いに極めて高精度の位置関係で形成されるため、実際のコンタクトしないピンである位置決めピンで位置を決めても全体として十分に高い精度を得ることができる。
【0086】
請求項5記載のプローブ装置および請求項7記載のプローブ装置の製造方法では、コンタクトプローブの位置決めピンを位置決め治具に設けられた位置決め孔または位置決めスリットに挿入して位置決めするので、位置決めピンを位置決め孔または位置決めスリットに挿入するだけで、容易にかつ高精度にコンタクトピンを位置決めすることができる。
【0087】
請求項6記載のプローブ装置によれば、位置決め治具の位置決め孔または位置決めスリットが、内側面に内側に突出した突起部が設けられているので、位置決めピンを挿入した際、位置決めピンが突起部に当接して一定方向に寄せられることから、位置決め孔内または位置決めスリット内でがたつかず、さらに高精度に位置決めすることができる。
【0088】
請求項8記載のプローブ装置の製造方法によれば、位置決め工程において、2種類の位置決めピンのうち突出量の大きい方のみ位置決め孔または位置決めスリットに挿入し、突出量の小さい方は位置決め治具の表面に当接させるので、フィルムを当接させて位置決めを行う場合に比べて、挿入方向の位置決めがより高精度に行うことができる。
【0089】
請求項9記載のプローブ装置の製造方法によれば、位置決め工程において、コンタクトプローブの位置決めピンを位置決め治具に設けられた位置決め切欠き部に位置決めピンの先端を突き当てて位置決めするので、位置決めピンを位置決め切欠き部に突き当てるだけで、容易にかつ高精度にコンタクトピンを位置決めすることができる。
【0090】
請求項10記載のプローブ装置の製造方法によれば、位置決め切欠き部の切り欠き幅が内方に向けて漸次狭められて形成されているので、位置決め切欠き部がテーパ状になっているために位置決めピンを突き当て易くなるとともに、ピン先端が位置決め切欠き部内でずれ難く、より正確に位置決めを行うことができる。
【0091】
請求項11記載のプローブ装置の製造方法によれば、位置決め切欠き部が、位置決めピンの先端形状に応じた形状に形成されているので、位置決めピン先端と位置決め切欠き部とが互いに同様の形状になっているために嵌合的に突き当たり、位置決めピンが位置決め切欠き部内でずれず、さらに正確に位置決めを行うことができる。
【0092】
請求項12記載のプローブ装置の製造方法によれば、位置決め工程において、位置決めピンと位置決め切欠き部との間に電圧を印加するとともに、位置決めピンと位置決め切欠き部との間に流れる電流の有無を検出して位置決めを行うので、位置決めピンが位置決め切欠き部に突き当たった際に流れる電流を検知することで、顕微鏡等で観察することなく容易に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態におけるコンタクトプローブを示す平面図である。
【図2】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態における位置決め時のプローブ装置を示す斜視図である。
【図3】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態におけるプローブ装置を示すパターン配線に沿った断面図である。
【図4】 (a)は本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態におけるプローブ装置を示す平面図、(b)は同側面図である。
【図5】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態におけるコンタクトプローブの製造方法を工程順に示す要部断面図である。
【図6】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態におけるプローブ装置の製造方法を工程順に示す一部を断面にした平面図である。
【図7】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第1実施形態における位置決め治具の位置決め孔を示す平面図である。
【図8】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第2実施形態におけるプローブ装置の製造方法を工程順に示す一部を断面にした平面図である。
【図9】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第2実施形態におけるプローブ装置を示す斜視図である。
【図10】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第3実施形態における位置決め時のコンタクトプローブの要部を示す平面図である。
【図11】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第4実施形態におけるコンタクトプローブを示す平面図である。
【図12】 図11のA−A線矢視断面図である。
【図13】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第4実施形態におけるプローブ装置を示す分解斜視図である。
【図14】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第4実施形態におけるプローブ装置を示す要部斜視図である。
【図15】 図14のB−B線矢視断面図である。
【図16】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第4実施形態におけるプローブ装置の製造方法を示すコンタクトプローブおよび位置決め治具の概略平面図である。
【図17】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第4実施形態におけるプローブ装置の製造方法を示すコンタクトプローブおよび位置決め治具の概略正面図である。
【図18】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第4実施形態におけるプローブ装置の製造方法の他の例を示す位置決め治具の平面図である。
【図19】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第5実施形態におけるプローブ装置の製造方法を示すコンタクトプローブおよび位置決め治具の要部平面図である。
【図20】 本発明に係るコンタクトプローブおよびプローブ装置の第5実施形態におけるプローブ装置の製造方法の他の例を示すコンタクトプローブおよび位置決め治具の要部平面図である。
【符号の説明】
1、31、61、100、210 コンタクトプローブ
2 樹脂フィルム
2a フィルム突出部
3、4、103、104 パターン配線
3a、103a、210a コンタクトピン
4a、61a、61b、104a、210b 位置決めピン
5 支持金属板(基板層)
6 ベースメタル層(第1の金属層)
7 フォトレジスト層(マスク)
40、50、180、190、200、211 位置決め治具
41 位置決め孔
41a 突起部
70、80、90、170 プローブ装置
180a、190a、200a、211a 位置決め切欠き部
N NiまたはNi合金層(第2の金属層)

Claims (12)

  1. 複数のパターン配線がフィルムの表面上に形成されパターン配線の先端がフィルムの先端部から突出状態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプローブであって、
    前記複数のパターン配線のうち前記コンタクトピンとされるものとは別に先端が前記フィルムから突出状態に配された位置決めピンを備え
    先端がフィルムの先端部から突出状態に配されて前記コンタクトピンと前記位置決めピンとされている前記複数のパターン配線が、メッキ製の同じ金属材料で形成され、前記フィルムに被着していることを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 請求項1記載のコンタクトプローブにおいて、
    前記位置決めピンは、少なくとも2本平行に配されていることを特徴とするコンタクトプローブ。
  3. 請求項1または2記載のコンタクトプローブにおいて、
    前記位置決めピンは、少なくとも前記コンタクトピンが配される領域の両側に配されていることを特徴とするコンタクトプローブ。
  4. 複数のパターン配線をフィルムの表面上に形成しパターン配線の先端をフィルムの先端部から突出状態に配してコンタクトピンとし、前記複数のパターン配線のうち前記コンタクトピンとされるものとは別に先端を前記フィルムから突出状態に配して位置決めピンとしたコンタクトプローブの製造方法であって、
    基板層の上に前記コンタクトピンおよび前記位置決めピンの材質に被着または結合する材質の第1の金属層を形成する第1の金属層形成工程と、
    前記第1の金属層の上にマスクを施してマスクされていない部分に前記パターン配線、前記コンタクトピンおよび前記位置決めピンに供される第2の金属層をメッキ処理により形成するメッキ処理工程と、
    前記マスクを取り除いた第2の金属層の上に少なくとも前記コンタクトピンおよび前記位置決めピンに供される部分を除いてカバーする前記フィルムを被着するフィルム被着工程と、
    前記フィルムと第2の金属層とからなる部分および前記基板層と第1の金属層とからなる部分を分離する分離工程とを備えていることを特徴とするコンタクトプローブの製造方法。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載のコンタクトプローブを備えたプローブ装置であって、
    前記コンタクトプローブのコンタクトピンを位置決めする位置決め治具を備え、
    該位置決め治具は、前記コンタクトプローブの位置決めピンを挿入して位置決めする位置決め孔または位置決めスリットを備えていることを特徴とするプローブ装置。
  6. 請求項5記載のプローブ装置であって、
    前記位置決め治具の位置決め孔または位置決めスリットは、内側面に内側に突出した突起部が設けられていることを特徴とするプローブ装置。
  7. 請求項4に記載のコンタクトプローブの製造方法を有し、前記コンタクトプローブを備えたプローブ装置の製造方法であって、
    前記コンタクトプローブのコンタクトピンを位置決め治具で位置決めした後に各コンタクトプローブを支持体に固定する位置決め工程を備え、
    該位置決め工程は、前記コンタクトプローブの位置決めピンを前記位置決め治具に設けられた位置決め孔または位置決めスリットに挿入して位置決めすることを特徴とするプローブ装置の製造方法。
  8. 請求項7記載のプローブ装置の製造方法であって、
    前記コンタクトプローブには、互いに突出量の異なる2種類の前記位置決めピンを設け、
    前記位置決め工程は、前記2種類の位置決めピンのうち突出量の大きい方のみ前記位置決め孔または位置決めスリットに挿入し、突出量の小さい方は前記位置決め治具の表面に当接させることを特徴とするプローブ装置の製造方法。
  9. 請求項4に記載のコンタクトプローブの製造方法を有し、前記コンタクトプローブを備えたプローブ装置の製造方法であって、
    前記コンタクトプローブのコンタクトピンを位置決め治具で位置決めした後に各コンタクトプローブを支持体に固定する位置決め工程を備え、
    該位置決め工程は、前記コンタクトプローブの位置決めピンの先端を前記位置決め治具に設けられた位置決め切欠き部に突き当てて位置決めすることを特徴とするプローブ装置の製造方法。
  10. 請求項9記載のプローブ装置の製造方法において、
    前記位置決め切欠き部は、その切り欠き幅が内方に向けて漸次狭められて形成されていることを特徴とするプローブ装置の製造方法。
  11. 請求項9または10記載のプローブ装置の製造方法において、
    前記位置決め切欠き部は、前記位置決めピンの先端形状に応じた形状に形成されていることを特徴とするプローブ装置の製造方法。
  12. 請求項9から11のいずれかに記載のプローブ装置の製造方法において、
    前記位置決め工程は、前記位置決めピンと前記位置決め切欠き部との間に電圧を印加するとともに、位置決めピンと位置決め切欠き部との間に流れる電流の有無を検出して位置決めを行うことを特徴とするプローブ装置の製造方法。
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