JP4183662B2 - 電子レンジによる食品加熱方法および電子レンジ用食品加熱セット - Google Patents

電子レンジによる食品加熱方法および電子レンジ用食品加熱セット Download PDF

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この発明は、電子レンジで加熱する際に、食品を均一に加熱することができ、また食品に焦げ目や焼き目をつけることができる方法および食品加熱セットに関する。
近年食品を加熱する際に、その利便性から電子レンジを用いる機会が増えている。電子レンジは食品にマイクロ波を照射し、水分子を振動させ、その摩擦熱により、発熱体などを介さず、直接食品を加熱する仕組みである。
上記したような誘電加熱による加熱の原理に起因して、電子レンジによる加熱には、二つの欠点がある。
第一に、電子レンジ内に照射したマイクロ波が、庫内で反射することで干渉し合い、3次元の定常波が出来るため、加熱にむらが生じ、あたたまりにくい箇所が生じてしまう。そして、加熱にむらがある場合には、著しく味が落ちる。食品の内部が冷たい場合はなおさらである。
第二に、発熱体などを介さず食品自体を直接加熱する仕組みであるため、焦げ目や焼き目をつけることが出来ず、見た目、味ともに劣り、喫食者の食欲をそそらない。
まず、加熱にむらができる欠点を解消するため、特許文献1には、マイクロ波の照射によって発熱する物質であるカルシウム、塩などを主成分とする発熱体を塗布等したマイクロ波加熱調整シートが提案されている。このシートを食品が収納された容器の、加熱しにくい箇所近辺に貼り付けると、シート自体が発熱することにより、貼付した箇所近辺の重点的な加熱を実現できる。
しかしこのような発熱シートは、シートを容器表面に貼り付ける構成のため、通常一番温まりにくい食品内部を重点的に加熱することは出来ない。そのため、食品の嵩が高い場合等には、この発明の発熱シートでは中心部は温まらず、均一に加熱することができない問題がある。
そこで、食品内部を重点的に加熱するものとして、特許文献2には、液体状原料を加熱によりゲル化させる、茶碗蒸しなどのゲル化食品を製造する場合において、表層部のあたたまりにくい中心部分近辺に、マイクロ波を集める機能を有する突起物を配置する提案がされている。
しかしこの場合、液体状原料に熱を加えることにより生じる対流現象を利用して、全体を均一に加熱するものである。そのため、食品に部分的に焦げ目や焼き目をつけることが出来ない欠点がある。
この欠点を解消するため、特許文献3には、網目構造のマイクロ波吸収発熱体と、これを載置する容器からなる電子レンジ用調理器具が提案されている。これによれば、食品をマイクロ波吸収発熱体上に直接載せることにより、発熱体の発熱に伴い食品が発熱体と接触する部分に、焦げ目や焼き目をつけることができる。
しかしこの場合、網目構造の発熱体を容器上に載置するため、全体の構造が非常に複雑となる問題がある。また、マイクロ波吸収発熱体を容器上に直接載せる構成のため、容器が発熱体による熱衝撃に耐えることができるように、コーディエライト(5MgO・2Al23・3SiO3)などの低熱膨張性セラミックスからなる必要がある。そのため容器が高コストとなる問題がある。
特開平10−56981号公報 特開平6−189715号公報 特開平9−126475号公報
以上より、この発明の解決すべき課題は、固形物または半固形物の食品を電子レンジで加熱する際に、加熱しにくい箇所を重点的に加熱することにより、加熱にむらが生じないようにし、また、通常は電子レンジではつけることの出来ない焦げ目や焼き目を、食品につけることが出来る簡易かつ低コストの加熱方法および食品加熱セットを提供することにある。
こうした課題を解決するため、この発明は、固形物または半固形物からなる食品を容器に収納し、この容器にマイクロ波を透過するふたを被せ、前記食品に単数または複数の棒状アンテナを、ふたに設けられた孔を通して固定して、前記食品の表面から一部が突出した状態でほぼ垂直に挿入し、これを電子レンジにより加熱するようにしたのである。
なお、ここでアンテナとは、ほぼ直線状の導電性の金属棒を意味するものとする。また、固形物または半固形物からなる食品には、液体状食品はもちろんのこと、液体状原料を加熱によりゲル化する食品も除かれるものとする。
この加熱方法において、アンテナを通常一番温まりにくい容器内の食品の、ほぼ中央部に挿入するように設置するのが好ましい。アンテナは、全長の約1/3が食品の内部に挿入されるように設置されるのがよい。また、アンテナの長さは、15mm〜45mmであるのが好ましい。さらに、アンテナの断面径は、0.5mm〜6mmであるのが好ましい。なお、アンテナの外周の全部または一部に、誘電損失の少ない合成樹脂被膜を施すことができる。
また、固形物または半固形物からなる食品と、前記食品を収納する容器と、この容器に被せられるマイクロ波を透過するふたと、このふたに設けられた孔を通して固定された前記食品に前記食品の表面から一部が突出した状態でほぼ垂直に挿入した単数または複数の棒状アンテナとからなる電子レンジ用食品加熱セットを構成したのである。
この食品加熱セットにおいて、アンテナを通常一番温まりにくい容器内の食品の、ほぼ中央部に挿入するように設置するのが好ましい。アンテナは、全長の約1/3が食品の内部に挿入されるように設置されるのがよい。また、アンテナの長さは、15mm〜45mmであるのが好ましい。さらに、アンテナの断面径は、0.5mm〜6mmであるのが好ましい。なお、アンテナの外周の全部または一部に、誘電損失の少ない合成樹脂被膜を施すことができる。
ここでアンテナの断面径とは、断面の最短径と最長径の平均値をいい、アンテナの断面形状には円形はもちろんのこと、楕円形や多角形等の任意の形状が含まれるものとする。
上記したアンテナは、マイクロ波を集める性質があるため、固形物や半固形物の食品について、適宜箇所にアンテナを設置することにより、簡単かつ低コストで、その箇所を重点的に加熱することが可能となる。そのため、喫食時に著しく味が落ちることを防止することが出来る。
また、焦げ目や焼き目をつけたい箇所にアンテナを設置することにより、簡単かつ低コストで食品の適当な位置に、喫食者の食欲をそそるような焦げ目や焼き目をつけることが出来る。
アンテナを、容器内に収納した食品の、通常一番温まりにくい平面視でほぼ中央部に設置することにより、中央部近辺を重点的にあたためることが出来るため、食品の均一加熱が実現できる。
アンテナの全長の約1/3が食品の内部に挿入されるように設置することにより、後述するテストの結果から、発熱効果を最も高めることが出来る。
アンテナの長さを15mm〜45mmに設定することにより、アンテナの全長がマイクロ波の波長である122mmの1/4前後になる。このためマイクロ波と同調し、マイクロ波集積に適した長さとなり、効果的に加熱することが出来る。
アンテナの断面径を0.5mm〜6mmに設定することにより、アンテナを固定等する際に、取り扱いやすい太さとなるため、利便性が向上する。
アンテナの外周の全部または一部に、誘電損失の少ない合成樹脂被膜を施すことにより、アンテナと食品とが直接接触し、アンテナが劣化しマイクロ波を集める機能が低下することを防止することが出来る。また、アンテナと食品とが直接接触することによる食品衛生上の問題を解消することが出来る。
以下、図面を参照しつつこの発明の実施の形態について説明する。
図1(a)に示すように、この発明にかかる加熱方法は、容器10に食品20を収納し、食品20のほぼ中央に、アンテナ30をその一部が食品20の外面に突出するように挿入し、電子レンジで加熱することよりなる。
アンテナ30の固定の方法は、食品20に挿入することに限定されない。たとえば図1(b)のように電子レンジ用容器10にふた40をかぶせ、ふた40に孔41を設け、そこにアンテナ30を通し、接着剤により接着することや、アンテナ30に、後述するようにポリプロピレンの被膜が施されてある場合には、アンテナ30を、ふた40の孔41に通した後、これらを溶着することなどが考えられる。
この加熱方法に用いる容器10は、マイクロ波を透過することが好ましく、その材料には、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタラートなどの耐熱性のある合成樹脂、紙またはこれらの複合材等を用いればよい。しかしながら、マイクロ波を透過しないアルミニウム箔の成形容器等を用いてもこの発明の効果を得ることができ、したがって容器10の材質はとくに限定されない。ふた40を用いる場合は、ふた40はマイクロ波を透過することを要し、その材料には、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタラートなどの耐熱性のある合成樹脂、紙またはこれらの複合材等を用いればよい。
なお、容器10およびふた40の形状は、平面視円形や楕円形や方形などさまざまなものが考えられ、特に限定されない。
また、容器10に収納する固形物または半固形物からなる食品としては、米飯、パスタなどの麺類、パン、野菜、肉類、魚貝類、豆腐、卵焼き、菓子類等またはこれらのうち2種以上の組み合わせから適宜選択することができる。
この加熱方法に用いるアンテナ30の数および位置は、この実施の形態に限られない。たとえば図1(c)のように、容器の直径上に複数本並べても良い。なおこの場合、アンテナ30がマイクロ波を集める機能を有することから、アンテナ30の数が多いほうがより加熱効果は高まる。
また、アンテナ30の形状は直線棒状に限られず、取り扱いの便などを考え、図2(a)(b)のように、アンテナ30の通常部分の径より太い太径部31,32を、アンテナ30のマイクロ波を集める機能を害さない大きさおよび数で適宜設けても良い。
さらにアンテナ30の外周には、食品と直接接触することによる劣化を防止するため、図2(c)のように合成樹脂被膜33を施しても良い。合成樹脂被膜33としては、たとえばポリプロピレン被膜や発泡ポリプロピレン被膜を施すことが考えられる。このような場合でも、誘電損失が少ないため、加熱効果はさほど低下しない。なお、アンテナ30の端部にも外周と同様に合成樹脂被膜33を施しても良い。なお、塩化ビニルの被膜を施した場合には、塩化ビニルの誘電損失が大きいため、塩化ビニル自体が発熱し、端部が焦げるなどして危険であり、アンテナ30を被覆するのには適さない。
アンテナ30の長さは特に限られないが、マイクロ波の波長の約1/4の長さの場合に、マイクロ波を集める機能が特に高められるため適当である。ここで通常の電子レンジで用いられるマイクロ波の波長は122mmであるから、アンテナ30の長さを15〜45mmに設定することが適当である。またアンテナ30の太さは特に限られないが、取り扱いの便等を考えると断面径が0.5〜6mmに設定するのが適当である。
なお、アンテナ30の材料には、マイクロ波を集める性質を有する導電性の金属が適しており、とくに銅や鉄やステンレスおよびアルミニウム、チタンなどが好適である。
アンテナ30は、全長の約1/3が容器10に収納された米飯などの固形物または半固形物の食品20に挿入されているのが好ましい。この場合に、後述するテストの結果から一番効果的に加熱できると考えられるからである。
この発明にかかる加熱方法を実施するため、容器10と食品20とアンテナ30(場合によってはさらにふた40)からなる電子レンジ用食品加熱セットを電子レンジに装填すると、収納された固形物等食品20のあたたまりにくい箇所に設置したアンテナ30が、マイクロ波を集める機能を有することにより、その部分が集中的に加熱されるため、食品全体の均一な加熱を実現できる。
また焦げ目や焼き目をつけたい箇所にアンテナ30を設置し、食品20に挿入し電子レンジに装填すると、アンテナ30自体の発熱により、食品20のアンテナ30と接触する部分近辺に、食欲をそそる焦げ目や焼き目を容易につけることが出来る。このようなことが簡単かつ低コストで実現できる。
実施例および比較例
以下にさらに詳細な実施例および比較例を挙げる。
ポリプロピレンからなる図1の形状の電子レンジ用加熱容器に、−20℃の冷凍米飯250gを収納し、後述するようなアンテナを取り付けるなどして、家庭用電子レンジ(三洋電機社製、型式EMO−FR20、フル900Wのところ600Wで使用)において2分30秒加熱するテスト1をおこなう。
ここで、テスト1に使用するアンテナはすべて銅製であり、断面径の寸法は0.7mm,2.0mm,3.2mm,6.0mmのものを用い、長さは15.0mm,25.0mm,30.5mm,45.0mm,61.0mmのものを用い、すべて米飯に10mm挿入した位置で容器の中心に垂直に立てるものとする。
またテスト1は、アンテナの有無やアンテナの断面径や長さを違えて、電子レンジ加熱後の温度を測定することによりおこなう。温度を測定する箇所は容器の中心1箇所、中心付近4箇所(中心から20mm離れた位置で90度間隔をおいたそれぞれの位置をいう)および周辺部4箇所(内容物外周から20mm入った位置で90度間隔をおいたそれぞれの位置をいう)である。なお、測定高さはいずれも内容物の中心高さである。結果を図3に示す。
図3から加熱効果はアンテナの長さの影響が大きく、アンテナの径の大きさはあまり影響しないことがわかる。また、アンテナの長さは15mm〜45mm程度が適切であることがわかる。さらに、図3から長さが61mmあると加熱効果は落ちることがわかる。マイクロ波の波長である122mmの1/2以上の長さとなるので、マイクロ波を集める機能が低下するからである。
テスト1と同条件で、アンテナの材質を銅からステンレスや鉄へと変えてテスト2を行った。その結果、材質による加熱効果の差は認められなかった。
テスト1と同条件で、冷凍米飯へのアンテナ(銅製、断面径2mm、長さ30.5mm)の挿入の深さを変えて、加熱効果を調べるテスト3を行った。その結果を図4に示す。図4からアンテナの全長の約1/3を挿入した場合に、一番加熱効果が高いことがわかる。また、アンテナの全長を挿入した場合には、加熱効果がほとんどないことがわかる。アンテナ30の両端が、一番マイクロ波を集める効果があるところ、全長を米飯に挿入すれば、米飯にマイクロ波がほとんど吸収されてしまうからである。
テスト1と同条件で、アンテナ(銅製、断面径2mm、長さ30.5mm)を1本設置する場合と5本設置する場合とで、加熱効果を比較するテスト4を行った。その結果を図5に示す。図5からアンテナは1本設置するより5本設置するほうが、広い範囲で加熱効果があることがわかる。それぞれのアンテナが、マイクロ波を集め発熱するからである。
テスト1と同条件で、アンテナ(銅製、断面径2mm、長さ30.5mm)に被膜を施したときの加熱効果を調べるテスト5を行った。被膜はポリプロピレン被膜、発泡ポリプロピレン被膜、塩化ビニル被膜の3種類である。結果を図6に示す。
図6から、アンテナにポリプロピレン被膜、発泡ポリプロピレン被膜を施しても加熱効果はあまり劣らないことがわかる。なお、発泡ポリプロピレンによる被膜のほうが通常のポリプロピレン被膜よりも加熱効果が落ちないのは、発泡ポリプロピレンに含まれている空気の部分に、誘電損失がないことに起因する。
これに対して、図6から、塩化ビニル被膜を施すと、加熱効果が格段に落ちることがわかる。これは塩化ビニルの誘電損失が大きいためである。ここで、テスト5において、塩化ビニル被膜の場合は、米飯に挿入していない側のアンテナの端部に焦げ目が生じた。塩化ビニルの誘電損失が大きいため、塩化ビニル自体が発熱するのである。
テスト1と同条件で、アンテナ(銅製、断面径2mm、長さ30.5mm)を用いて、家庭用電子レンジ(松下電器産業社製、型式NE−A400、フル600Wで2分30秒加熱)および業務用電子レンジ(三洋電機社製、型式M−A1700、フル1700Wのところ1530Wで1分間加熱)による食品の焦げ目発生の有無を調べるテスト6を行った。その結果、アンテナのない比較例1では米飯に焦げ目が発生しなかったが、断面径2.0mm、長さ30.5mmの金属棒を用いた実施例5などでは、アンテナと接触している部分近辺の米飯に焦げ目が生じた。
(a)容器、アンテナ、食品からなる食品加熱セットの縦断面図、(b)はふたを用いた場合の食品加熱セットの縦断面図、(c)はアンテナを複数本並べた場合の食品加熱セットの縦断面図 (a)、(b)は他の実施の形態のアンテナの正面図、(c)は合成樹脂被膜を施したアンテナの縦断面図 実施例および比較例の試験結果を示す表 実施例および比較例の試験結果を示す表 実施例および比較例の試験結果を示す表 実施例および比較例の試験結果を示す表
符号の説明
10 電子レンジ用容器
20 食品
30 アンテナ
31 太径部
32 太径部
33 被膜
40 ふた
41 孔

Claims (12)

  1. 固形物または半固形物からなる食品を容器内に収納し、この容器にマイクロ波を透過するふたを被せ、前記食品に単数または複数の棒状アンテナを、ふたに設けられた孔を通して固定して、前記食品の表面から一部が突出した状態でほぼ垂直に挿入し、これを電子レンジにより加熱する食品加熱方法。
  2. 前記アンテナを、前記容器内の食品のほぼ中央部に挿入するように設置した請求項1に記載の加熱方法。
  3. 前記アンテナを、全長の約1/3が前記食品の内部に挿入されるように設置した請求項1または2に記載の加熱方法。
  4. 前記アンテナの長さは、15mm〜45mmである請求項1から3のいずれかに記載の加熱方法。
  5. 前記アンテナの断面径は、0.5mm〜6mmである請求項1から4のいずれかに記載の加熱方法。
  6. 前記アンテナの外周の全部または一部に、誘電損失の少ない合成樹脂被膜を施した請求項1から5のいずれかに記載の加熱方法。
  7. 固形物または半固形物からなる食品と、前記食品を収納する容器と、この容器に被せられるマイクロ波を透過するふたと、このふたに設けられた孔を通して固定された前記食品に前記食品の表面から一部が突出した状態でほぼ垂直に挿入した単数または複数の棒状アンテナとからなる電子レンジ用食品加熱セット。
  8. 前記アンテナを、前記容器内の食品のほぼ中央部に挿入するように設置した請求項7に記載の食品加熱セット。
  9. 前記アンテナを、全長の約1/3が前記食品の内部に挿入されるように設置した請求項7または8に記載の食品加熱セット。
  10. 前記アンテナの長さは、15mm〜45mmである請求項7から9のいずれかに記載の食品加熱セット。
  11. 前記アンテナの断面径は、0.5mm〜6mmである請求項7から10のいずれかに記載の食品加熱セット。
  12. 前記アンテナの外周の全部または一部に、誘電損失の少ない合成樹脂被膜を施した請求項7から11のいずれかに記載の食品加熱セット。
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