JP4183518B2 - 取引管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓口や自動取引装置で行われる取引の順序を管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行や郵便局等では、ロビーに設置された受付装置によって受付票を発行している。顧客は、この受付票を受け取ることにより窓口の予約を行うことができる。窓口係は、受付票に記載された受付番号を所定の方法により順次呼び出すことにより、円滑に顧客と取引を行うことができる。
【0003】
銀行や郵便局等では、窓口以外にも、ATM等の自動取引装置を利用することにより種々の取引を行うことができる。以下に記載した特許文献には、所定の条件の場合に自動取引装置が自動的に窓口の予約を行う技術等が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−43444号公報
【特許文献2】
特開平9−35129号公報
【特許文献3】
特開2000−11074号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
顧客は、窓口の予約を行った後に、自動取引装置を利用する場合がある。このような場合、顧客は、窓口から受付番号の呼び出しを受けたとしても、その呼び出しに応じることができず、窓口係から不在と判断され、受付予約が取り消されてしまう場合があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、窓口予約を取消されずに自動取引装置を利用可能な予約管理を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明を次のように構成した。すなわち、窓口と自動取引装置で行われる取引の順序を管理する取引管理システムであって、顧客が前記窓口の予約操作を行うための予約操作部と、該予約操作に基づき、前記窓口の予約を管理する予約管理部と、前記自動取引装置の利用者と前記窓口の予約を行った予約者とを対応付けるための対応情報を、前記自動取引装置および前記予約操作部の少なくとも一方から取得する対応情報取得部とを備え、前記予約管理部は、該対応情報に基づき、少なくとも前記自動取引装置の利用中は、該利用者についての前記予約を調整することを特徴とした取引管理システムである。
【0008】
本発明によれば、窓口の予約を行った顧客が自動取引装置を利用中であるか否かを判別することが可能であり、その顧客の窓口予約の調整を行うことができる。調整とは、例えば、その窓口予約を保留にしたり、他の予約者の予約を優先させたりといった処理である。
【0009】
上記取引管理システムにおいて、前記対応情報は、前記予約操作部が発行した受付情報であり、前記対応情報取得部は、該受付情報を前記自動取引装置から取得するものとしてもよい。
【0010】
かかる構成によれば、予約操作部が発行した受付情報に基づき窓口予約の調整を行うことができる。受付情報とは、例えば、受付番号のように、予約者を一意に判別することができる情報である。もちろん番号のみならず、その他の記号等が含まれていてもよい。予約操作部は、このような受付情報を紙片などに印刷して顧客に発行することができる。顧客は、このような受付情報の発行を受けた後、自動取引装置に受付情報を入力する。こうすることにより、対応情報取得部は、自動取引装置から受付情報を取得することができる。なお、予約操作部は、取引管理システムとは別体の装置として構成してもよい。
【0011】
また、上記取引管理システムにおいて、前記対応情報は、前記予約操作部で入力される顧客固有の識別情報であり、前記対応情報取得部は、前記予約操作部と前記自動取引装置の双方から前記識別情報を取得するものとしてもよい。
【0012】
顧客固有の識別情報とは、例えば、磁気カードや通帳に記録された顧客の口座番号などの情報である。対応情報取得部は、このような情報を予約操作部と自動取引装置の双方から入力することにより、窓口予約を行った顧客が自動取引装置を利用中であるか否かを判別することができる。また、磁気カードや通帳は自動取引装置の利用の際には必ず用いられる媒体のため、自動取引装置の操作中に受付番号を入力するなどといった特別の操作をするまでもなく予約の調整を行うことができる。
【0013】
また、上記取引管理システムにおいて、前記予約管理部は、前記自動取引装置から前記予約を取り消す旨の通知と前記対応情報とを取得した場合に、該対応情報に対応した予約者の予約を取消すものとしてもよい。こうすることにより、窓口の予約を行った予約者が、自動取引装置の利用によって窓口に赴く必要がなくなった場合等に、その予約を取消すことができる。
【0014】
このような予約を取消しは、前記自動取引装置による取引終了時に、未了の取引が存在しない場合に行うことが好ましい。未了の取引とは、取引処理が最後まで完了しなかった取引であり、例えば、通帳の繰越しが必要になり取引記録が全て印刷できなかった取引などである。
【0015】
また、上記取引管理システムにおいて、前記自動取引装置は、前記利用者から前記窓口で行う取引の種別を入力した場合に、前記予約管理部に対して該取引の種別および前記対応情報を通知し、前記予約管理部は、該通知を取得した場合に、前記取引種別に応じた窓口を前記対応情報に対応する予約者に割り当てるものとしてもよい。こうすることにより、取引の種別に応じて最適な窓口を顧客に案内することができる。
【0016】
また、上記取引管理システムにおいて、前記予約操作部は、前記顧客から取引の種別を入力する取引種別入力部を備え、前記予約管理部は、前記予約操作および前記取引の種別に応じて前記窓口の予約を管理するものとしてもよい。こうすることにより、取引種別に応じた窓口の予約を行うことができる。
【0017】
このように、予約操作部によって取引種別を選択する構成とした場合には、前記自動取引装置は、前記取引の種別を前記予約管理部から取得し、該取引の種別に基づき、前記利用者に対応する取引処理を実行するものとしてもよい。このような構成とすることにより、顧客は自動取引装置で改めて取引の選択を行うことなく取引を実行することができる。
【0018】
また、このような取引管理システムにおいて、前記自動取引装置は、前記取引処理の実行終了後、予約操作部によって選択した取引種別のうち、未了の取引種別が存在する場合に、該未了の取引種別と前記対応情報とを前記予約管理部に通知し、前記予約管理部は、該通知を受信した場合に、前記未了の取引種別に応じた窓口を前記対応情報に対応する予約者に割り当てるものとしてもよい。こうすることにより、例えば、自動取引装置で処理できなかった取引などを、その取引の種別に応じて最適な窓口で処理することが可能となる。
【0019】
本発明は、また、コンピュータが窓口の予約を管理する窓口予約管理方法であって、顧客に受付情報を発行する工程と、該受付情報に応じて窓口の予約を行う工程と、自動取引装置から前記受付情報を入力した場合に、該受付情報に対応した前記予約を保留にする工程と、を含む窓口予約管理方法としても構成することができる。
【0020】
本発明において上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述した取引管理システムとしての構成のほか、例えば、取引管理システムの制御方法や取引管理システムを制御するためのプログラムとしても構成することができる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜、適用可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例
(A1)取引管理システムの全体構成:
(A2)自動取引装置の処理:
(A3)サーバの処理:
(A4)自動取引装置利用後の窓口予約:
B.第2実施例:
(B1)受付装置:
(B2)受付装置の処理:
(B3)自動取引装置の処理:
C.変形例:
【0022】
A.第1実施例
(A1)取引管理システムの全体構成:
図1は、取引管理システムの全体構成を示す説明図である。取引管理システム100は、銀行や郵便局などに設けられ、窓口予約の管理を行うシステムである。取引管理システム100は、サーバ10や、受付装置20、自動取引装置30、窓口端末40、案内装置50をLANによって接続することにより構成される。もちろん、これらはLANに限定されず、WANやインターネットにより接続されていてもよい。
【0023】
サーバ10は、CPUやRAM、ハードディスク等を備えたコンピュータであり、受付装置20や自動取引装置30、窓口端末40、案内装置50などと連携を図ることにより窓口の予約を統括する。サーバ10は、衛星通信や公衆回線、専用線などにより遠隔地に設置された勘定系ホスト60とも接続されている。
【0024】
サーバ10には、窓口予約の管理を実現するためのソフトウェアがインストールされている。図示する通信部11や予約管理部12はこのソフトウェアにより実現される機能部である。通信部11は、上述した各装置との通信を行い、予約管理部12は、この通信に基づき予約データベース13を用いて窓口予約の管理を行う。
【0025】
予約データベース13は、サーバ10のハードディスクに記録されているものとした。むろん、ネットワークによって接続したデータベースサーバ等に記録されているものとしてもよい。図には、予約データベース13のデータ構造の一例を併せて示している。予約データベース13には、受付順序と受付番号、およびその受付番号の発行された顧客が現在どのような取引状態であるかを表す仕掛状況ステータスが記録されるものとした。仕掛状況ステータスには、「仕掛中」「待ち」「保留」のいずれかが記録される。仕掛中とは、現在その顧客が窓口で取引中であることを表し、「待ち」とは、窓口からの呼び出しを待っている状態を表す。「保留」とは、顧客が自動取引装置30を利用中のため、予約を保留している状態を表している。
【0026】
受付装置20は、顧客の所定の操作に応じて受付票の発行を行う。顧客は、この受付票を受領することにより、窓口の予約を行うことができる。受付装置20はCPUやRAM、ROMを備えるコンピュータを内蔵しており、ROMには受付装置20を制御するためのプログラムが記録されている。図示する発行部21は、受付装置20が備える受付票発行機構を制御して受付番号(図中では15番)を印字した受付票の発行を行う機能部である。通信部22は、サーバ10に対して、窓口予約を行う旨の「予約メッセージ」と顧客に発行した受付番号とを通知する。サーバ10は、この通知を受信することにより予約データベース13に受付番号を登録することができる。
【0027】
自動取引装置30は、いわゆるATM(Automatic Teller Machine)であり、周知のように、顧客の操作に応じて、現金の引出しや預入れ、振込み等、種々の取引を行う装置である。自動取引装置30にもコンピュータが内蔵されており、ROMに記録されたプログラムに基づき、これらの取引処理を行う。本実施例の自動取引装置30は、このような従来の機能のほか、受付装置20で発行された受付番号を顧客から入力する受付番号入力部31を備えている。自動取引装置30は、この入力を受けると、通信部32によって受付番号をサーバに通知する。サーバ10は、この通知を受信することにより、窓口予約を行った顧客が自動取引装置30を利用中であることを判別できる。
【0028】
窓口端末40は、窓口に設置されたコンピュータであり、顧客との種々の取引処理を実行するためのプログラムがインストールされている。このプログラムは、窓口係の所定の操作により顧客を呼び出すための呼出部41も備えている。ただし、実際の顧客の呼び出しは、ロビー等に設置された案内装置50が行う。すなわち、窓口端末40は、窓口係からの所定の操作があると、サーバ10に対して次の顧客を呼び出す旨の呼出メッセージを通信部42により通知する。サーバ10は、この通知を受信すると、予約データベース13を参照し、呼び出すべき次の顧客の受付番号を検索する。そして、案内装置50にこの受付番号を呼び出すよう命令する。
【0029】
案内装置50は、通信部51を介して上記命令をサーバ10から受信すると、案内部52により顧客の呼び出しを行う。案内装置50は、コンピュータや音声出力装置、電光掲示装置を備えており、案内部52は、これらの装置を制御して音声や電光掲示によって受付番号の呼び出しを行う機能部である。
【0030】
(A2)自動取引装置の処理:
図2は、自動取引装置30において実行される処理のフローチャートである。まず、自動取引装置30は、顧客から取引の選択を受ける(ステップS10)。顧客は、自動取引装置30のモニタに表示されたメニューの中から所望の取引を選択する。メニューには、例えば、現金の引出しや預入れ、振込み、振替え、などのメニューが含まれる。
【0031】
次に、自動取引装置30は、受付票所持確認画面を表示する(ステップS11)。図3には、この画面表示の一例を示した。顧客は、受付票を所持している場合に、図の「持っている」ボタンを入力する。所持していない場合は、「確認」ボタンを入力する。自動取引装置30は、この入力に基づき、受付票の有無の判定を行う(ステップS12)。受付票を持っていないと判定した場合(ステップS12:No)には、通常の取引処理を行う。通常の取引処理とは、窓口予約の調整を行うことなく取引を行う処理である。受付票を持っていると判定した場合(ステップS12:Yes)は、次に、受付番号入力画面を表示する(ステップS13)。
【0032】
図4には、受付番号入力画面の一例を示した。この画面により、顧客は、受付票に記載された受付番号の入力を行う。受付番号が入力されない場合(ステップS15:No)には、ステップS15をループすることにより入力されるまで待機する。受付番号が入力された場合(ステップS15:Yes)には、自動取引装置30は、入力された受付番号と「予約保留メッセージ」をサーバ10に発信する(ステップS16)。「予約保留メッセージ」とは、窓口予約を保留にするためのメッセージである。このメッセージによりサーバ10は、顧客の予約を保留にすることができる。サーバ10側の詳細な処理は後述する。
【0033】
自動取引装置30は、上記メッセージを発信後、ステップS10で受け付けた取引処理を実行し(ステップS17)、取引処理が正常に終了したか否かを判定する(ステップS18)。正常に終了しない場合とは、例えば、通帳の繰越が必要になったために、取引結果を全て印刷できなかった場合などである。取引処理が正常に終了しなかった場合(ステップS18:No)には、ステップS21に進み、サーバ10に対して受付番号と「保留解除メッセージ」を発信する。サーバ10は、このメッセージを受信することにより、上記ステップS16で行った予約の保留を解除することができる。
【0034】
一方、ステップS18で取引が正常に終了したことを判定した場合(ステップS18:Yes)には、窓口予約要否確認画面を表示する(ステップS19)。図5には、この画面の一例を示した。顧客は、自動取引装置30での取引が正常に終了した場合であっても窓口で他の取引を行いたい場合がある。そのため、顧客はこの画面の指示に従い、予約を継続する場合には、「予約継続」ボタンを入力し、キャンセルする場合には「取消」ボタンを入力する。
【0035】
自動取引装置30は、上記ボタンの入力に基づき、窓口予約を継続するか否かを判定する(ステップS20)。窓口予約を継続すると判定した場合(ステップS20:Yes)には、サーバ10に対して受付番号と保留解除メッセージを送信する(ステップS21)。サーバ10は、このメッセージを受信することにより、窓口予約の保留を解除することができる。一方、窓口予約を取消すと判定した場合(ステップS20:No)には、サーバ10に受付番号と「予約取消メッセージ」を送信する(ステップS22)。サーバ10は、この予約取消メッセージを受信することにより、顧客の窓口予約を取消すことができる。
【0036】
以上の処理により自動取引装置30は、顧客が受付票を所持しているか否かに応じて顧客の窓口予約を保留にすることができる。そのため、窓口予約を行った顧客は、自動取引装置30の利用中に窓口から呼び出されることがなく、安心して自動取引装置30を利用することが可能になる。
【0037】
上記ステップS19では、窓口の予約を継続するか否かを顧客に問い合わせるものとしたが、例えば、図6で示すように、自動取引装置30での取引終了後に窓口で行う取引を顧客に選択させるものとしてもよい。このような構成であれば、例えば、顧客が図中の「ローン・融資」や「税公金支払」を選択した場合に、その専用窓口の予約を自動的に行うことができる。「その他」の取引が選択された場合には、窓口予約の継続が選択されたものとして、サーバに「保留解除メッセージ」と受付番号を送信する。
【0038】
また、上記ステップS19では、取引が正常終了した場合に、窓口予約を継続するか否かを顧客に問い合わせるものとした。しかし、この問い合わせを行うことなく自動的に予約を取消すものとしてもよい。取引が正常に終了すれば、顧客は窓口に赴く必要がない場合が多いためである。その他、上記ステップS18では、取引が正常終了したかどうかを判定するものとしたが、このような判定を行うことなく、顧客が自動取引装置30の利用を終了した場合には、単純に、窓口予約の保留解除をするものとしてもよい。
【0039】
(A3)サーバの処理:
図7は、サーバ10において実行される処理のフローチャートである。まず、サーバ10は、受付装置20から予約メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS30)。受信した場合は、その予約メッセージとともに受信した受付番号を予約データベース13に登録し、仕掛状況ステータスを「待ち」とする(ステップS31)。こうすることにより、サーバ10は、顧客の窓口予約を行うことができる。
【0040】
上記ステップS30において、予約メッセージを受信していないと判定した場合は、次に、自動取引装置30から予約取消メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS32)。受信した場合は、その予約取消メッセージとともに受信した受付番号を予約データベース13から削除し、その番号以降の受付番号の順序を順次繰り上げる(ステップS33)。こうすることにより、サーバ10は予約の取消を行うことができる。
【0041】
上記ステップS32において、予約取消メッセージを受信していないと判定した場合は、自動取引装置30から予約保留メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS34)。受信した場合は、その予約保留メッセージとともに受信した受付番号の仕掛状況を「待ち」から「保留」に変更する(ステップS35)。こうすることにより、サーバ10は、顧客の窓口予約を保留状態にすることができる。
【0042】
上記ステップS34において、予約保留メッセージを受信していないと判定した場合は、次に、自動取引装置30から保留解除メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS36)。受信した場合は、その保留解除メッセージとともに受信した受付番号の仕掛状況を「保留」から「待ち」に変更する(ステップS37)。こうすることにより、サーバ10は、予約の保留を解除することができる。
【0043】
上記ステップS36において、保留解除メッセージを受信していないと判定した場合は、窓口端末40から呼出メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS38)。受信していない場合は、処理を抜けて再びステップS30に戻り以上の処理をループする。受信した場合については、図8を交えて以下に説明する。
【0044】
図8は、呼出メッセージ受信時の予約データベース13の更新方法を示す説明図である。まず、図8(a)および(b)で示すように、予約データベース13に記録された受付順序1の受付番号を削除する(ステップS39)。そして、受付順序が2以降で仕掛状況が「待ち」である最初の受付番号を受付順序1に繰り上げる(ステップS40)。図8(b)では、受付番号12の仕掛状況が「保留」となっているため、図8(c)で示すように、先に受付番号13を受付順序1に繰り上げる。さらに、図8(d)で示すようにその他の受付番号の受付順序を順次繰り上げ(ステップS41)、受付順序1に繰り上げた受付番号を呼び出すよう案内装置50に命令する(ステップS42)。
【0045】
サーバ10は、以上で説明した処理を実行することにより、他の装置から受信したメッセージに応じて窓口予約の調整を図ることができる。なお、上述した種々の判定処理の順序は特に限定されることはない。
【0046】
B.第2実施例:
次に、第2実施例について説明する。取引管理システム100の全体構成は第1実施例と同様であるが、本実施例では、顧客が受付装置20を用いて所望の取引を選択する構成とした。また、取扱い可能な取引毎に窓口が複数用意されているものとした。
【0047】
(B1)受付装置:
図9は、本実施例における受付装置20の概略正面図である。受付装置20は、タッチパネルを兼ねた表示部23を備えており、表示部23には、顧客から取引の選択を受けるためのメニューが表示される。顧客は、表示されたメニューの中から希望の取引を選択し、受付票発行ボタンを入力する。こうすることにより、受付番号が印字された受付票が発行され、窓口予約を行うことができる。なお、取引は複数種類を同時に選択することが可能である。
【0048】
図10は、本実施例における予約データベース13の概略構成を示す説明図である。図示するように、本実施例の予約データベース13には、窓口毎に受付番号が登録されるものとした。また、受付番号や仕掛状況に加え、受付装置20で選択した取引種別も登録されるものとした。本実施例では、窓口1は、ローンや融資の相談を受ける窓口とし、窓口2は税公金の支払いが可能な窓口とした。また、窓口3はローン・融資を除く取引が可能な窓口であるものとした。なお、本実施例では、「ローン・融資」と「税公金支払」は、自動取引装置30では取扱いができないものとする。
【0049】
(B2)受付装置の処理:
図11は、受付装置20で実行される窓口予約処理のフローチャートである。まず、受付装置20は、図9で示したように、取引選択画面を表示することにより、取引の選択を受け付ける(ステップS50)。そして、受付票発行ボタンの操作の有無により、選択が終了したか否かを判定する(ステップS51)。選択が終了していないと判定した場合(ステップS51:No)には、ステップS50に戻ってループする。終了したと判定した場合(ステップS51:Yes)には、受付番号を印字した受付票を発行し(ステップS52)、選択された取引の種別と受付番号、および、予約メッセージをサーバ10に通知する(ステップS53)。サーバ10側は、図7のステップS30、31において、この通知を受信し、受信した情報を予約データベース13に登録する。
【0050】
本実施例の受付装置20は、同時に複数の取引が選択可能なため、例えば、「ローン・融資」と「税公金支払」、および、「お振込」といったように複数の窓口にまたがる取引が選択される場合がある。このような場合、他の予約者との公平を期すため、予約データベース13には、同じ受付番号が重複して登録されることを禁止することが好ましい。
【0051】
重複登録を禁止する方法としては、サーバ10は、窓口番号の若い方から窓口予約を行うものとし、その取引が終了した時点で次の窓口に予約を行うという方法を適用することができる。例えば、上記のように、すべての窓口の予約が必要な場合には、まず、窓口1に受付番号が登録され、その窓口での取引が終了した時点で、窓口2に受付番号が登録される。そして、窓口2での取引が終了した時点で窓口3に予約番号が登録される。このような方法を適用すれば、顧客が、複数の窓口から同時に呼び出されることを防止することができ、また、他の顧客を差し置いて、複数の窓口から連続して呼び出されるといった現象を防ぐこともできる。その他の方法としては、待ち人数の少ない窓口に予約を入れるものとしてもよい。
【0052】
(B3)自動取引装置の処理:
図12は、本実施例の自動取引装置30において実行される処理のフローチャートである。まず、自動取引装置30は、図3で示したように受付票所持確認画面を表示し(ステップS60)、顧客が受付票を所持しているか否かを判定する(ステップS61)。受付票なしと判定した場合(ステップS61:No)には、通常の取引処理を行う(ステップS62)。この場合の通常の取引処理とは、受付装置20ではなく自動取引装置30で選択した取引を実行する処理である。一方、受付票ありと判定した場合(ステップS61:Yes)には、受付番号入力画面を表示する(ステップS63)。ここで、受付番号が入力されると(ステップS64:Yes)、自動取引装置30は、入力された受付番号と予約保留メッセージをサーバ10に送信する(ステップS65)。サーバ10は、このメッセージを受信することにより、予約を保留にすることができる。
【0053】
次に、自動取引装置30は、入力された受付番号に対応する取引種別をサーバ10から取得する(ステップS66)。サーバ10側は、上記予約保留メッセージを受信した場合に、その受付番号に対応する取引種別を予約データベース13から検索して自動取引装置30に送信するものとする。自動取引装置30は、取引種別を取得すると、取得した取引種別に応じた取引処理を実行する(ステップS67)。
【0054】
次に、自動取引装置30は、上記ステップS66において取得した取引が全て終了したか否かを判定する(ステップS68)。全ての取引が終了した場合(ステップS68:Yes)には、顧客は窓口に赴く必要がないため、サーバ10に対して予約取消メッセージと受付番号を送信する(ステップS69)。こうすることにより、サーバ10は受付予約を取消すことができる。
【0055】
一方、全ての取引が終了していない場合(ステップS68:No)には、サーバ10に対して、残存した取引の種別、受付番号、および、保留解除メッセージを送信する(ステップS70)。全ての取引が終了していない場合とは、例えば、受付装置20で選択した取引の中に、自動取引装置30では処理できない取引が存在していた場合などである。
【0056】
サーバ10は、残存した取引種別情報を受信すると、予約データベース13に記録された取引種別情報を更新し、残存した取引を行う最適な窓口を選定する。例えば、残存した取引種別が「ローン・融資」であれば、窓口1が選定され、「税公金支払」であれば、窓口2が選定される。「ローン・融資」「税公金支払」の両者が残存した場合は、上述した重複登録の禁止の適用により、まずは窓口1が選定されることとなる。
【0057】
残存した取引種別が「税公金支払」の場合には、窓口2でも3でも取り扱うことができるため、より早く順序が回ってくる窓口を選定することが好ましい。例えば、図10において、窓口2に登録された受付番号22の顧客が自動取引装置30によって「振込み(T)」を完了した場合、「税公金支払(P)」が残存することとなる。「税公金支払」は窓口3でも処理可能なため、窓口2の受付順序5から、それよりも早く受付を行うことが可能な窓口3の受付順序4に登録を変更する。変更後は、窓口3の元の受付番号4〜8の順序を、1つずつ繰り下げる。このような処理を行うことにより、サーバ10は、残存した取引種別に応じて最適な窓口を自動取引装置30に通知することができる。
【0058】
最後に、自動取引装置30は、サーバ10が選定した窓口番号を取得し(ステップS71)、その窓口情報を画面上に表示する(ステップS72)。図13には、窓口情報を表示した画面例を示した。この画面により、顧客は、呼び出される窓口を予め把握することができる。
【0059】
以上で説明した処理によれば、顧客は、予め受付装置20で選択した取引を自動取引装置30と窓口の両者を用いて柔軟に処理することができる。また、自動取引装置30の利用中は、窓口から呼び出されることがないため、顧客は安心して自動取引装置30を利用することができる。更に、自動取引装置30で全ての取引を完了できなかった場合には、最適な窓口番号が通知されるため、利便性を向上させることができる。
【0060】
C.変形例:
上述した種々の実施例では、受付番号を用いることにより顧客が自動取引装置30を利用中であるか否かを判別するものとした。しかし、かかる判別は、その他にも種々の方法を適用することができる。図14は、取引管理システム100の他の態様を示す説明図である。かかるシステムでは、顧客が、受付装置20に磁気カードを挿入することにより受付票を発行するものとした。受付装置20は、挿入された磁気カードから顧客の口座番号を入力すると、その口座番号と受付番号をサーバ10に通知する。サーバ10は、この通知により、受付番号と口座番号とを対応付けて予約データベース13に登録する。
【0061】
顧客は、自動取引装置30の利用時には磁気カードを挿入する。すると、自動取引装置30は、その磁気カードから顧客の口座番号情報を取得し、サーバ10に通知する。サーバ10は、このように通知を受けた口座番号情報を用いて、予約データベース13に登録された口座番号情報を照会する。照会の結果、同一の口座番号情報が記録されていた場合は、その口座番号に対応する受付番号の予約を保留にする。このような構成とすることにより、顧客は、自動取引装置30において受付番号の入力など特別な操作を行うことなく、窓口予約を保留にすることができる。
【0062】
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェアにより実現した機能は、ハードウェア的に実現しても構わない。また、実施例では、自動取引装置としてATMを例に挙げて説明したが、自動取引装置としてはその他にも、例えば、銀行のロビー等に設置され、顧客が各種情報の照会やローンシミュレーションを行うことができるロビー端末(TAPコンソール)や、税公金支払のための各種帳票を光学的に読み取って支払い処理が可能なイメージATM、通帳の繰越や両替が可能な装置、テレビ電話などを介してオペレータと各種取引を行う自動応対サービス機(ACM:Automated Consulting and contract Machine)などを適用することができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、顧客が自動取引装置を利用中であるか否かに応じて窓口予約を保留にすることができる。従って、顧客は、自動取引装置を利用中に窓口から呼び出されることがなく安心して自動取引装置を利用することができる。また、不意の呼び出しによる操作ミスの軽減を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 取引管理システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】 自動取引装置30において実行される処理のフローチャートである。
【図3】 受付票所持確認画面の表示例である。
【図4】 受付番号入力画面の表示例である。
【図5】 窓口予約要否確認画面の表示例である。
【図6】 窓口で行う取引を選択させる画面の表示例である。
【図7】 サーバ10において実行される処理のフローチャートである。
【図8】 呼出メッセージ受信時の予約データベース13の更新方法を示す説明図である。
【図9】 第2実施例における受付装置20の概略正面図である。
【図10】 第2実施例における予約データベース13の概略構成を示す説明図である。
【図11】 受付装置20で実行される窓口予約処理のフローチャートである。
【図12】 自動取引装置30において実行される処理のフローチャートである。
【図13】 窓口情報の表示例である。
【図14】 取引管理システム100の他の態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10…サーバ
11…通信部
12…予約管理部
13…予約データベース
20…受付装置
21…発行部
22…通信部
23…表示部
30…自動取引装置
31…受付番号入力部
32…通信部
40…窓口端末
41…呼出部
42…通信部
50…案内装置
51…通信部
52…案内部
60…勘定系ホスト
100…取引管理システム

Claims (4)

  1. 所定の通信回線によって接続された受付端末と自動取引装置と窓口端末とサーバとを備え、窓口と前記自動取引装置で行われる取引の順序を管理する取引管理システムであって、
    前記受付端末は、
    顧客から、前記窓口における取引を予約するための窓口予約を行う操作を受け付け、該操作ごとに受付番号を発行し、該発行した受付番号を前記顧客に提示する予約操作部と、
    前記予約操作部が前記予約操作を受け付けた旨の予約メッセージと、前記予約操作部が発行した受付番号とを前記サーバに通知する第1の通信部とを有し、
    前記自動取引装置は、
    前記顧客から、該顧客に提示された前記受付番号の入力を受け付ける入力部と、
    顧客から指定された取引を処理する取引処理部と、
    前記入力部が前記受付番号の入力を受け付けた場合において、前記取引処理部が前記取引を処理した後に、前記顧客から前記窓口予約を継続するか否かの指示を受け付け、該指示に基づいて、該窓口予約を継続するか否かを判断する窓口予約継続判断部と、
    前記入力部が前記受付番号の入力を受け付けた場合に、該入力された受付番号と窓口予約を保留状態にする旨の予約保留メッセージとを前記サーバに送信し、前記窓口予約継続判断部が前記窓口予約を継続すると判断した場合に、前記入力された受付番号と窓口予約の保留状態を解除する旨の保留解除メッセージとを前記サーバに送信し、前記窓口予約継続判断部が前記窓口予約を継続しないと判断した場合に、前記入力された受付番号と窓口予約を取り消す旨の予約取消メッセージとを前記サーバに送信する第2の通信部とを有し、
    前記窓口端末は、
    前記サーバに対して、次の顧客を呼び出す旨の呼出メッセージを送信するとともに、前記サーバから、該呼出メッセージの送信に応じて受付番号を受信する第3の通信部と、
    前記サーバから受信した受付番号を、表示装置および音声出力装置の少なくとも一方を備える所定の案内装置を用いて呼び出す呼出部とを有し、
    前記サーバは、
    前記受付端末の第1の通信部と前記自動取引装置の第2の通信部と前記窓口端末の第3の通信部と通信を行う第4の通信部と、
    前記受付番号と、該受付番号に対応する前記顧客の取引状態とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記第4の通信部が前記受付端末から前記予約メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号に対応する前記取引状態を、顧客が窓口からの呼び出しを待っている状態を示す待ち状態であるとして前記記憶部に記憶させる予約処理部と、
    前記第4の通信部が前記自動取引装置から前記予約保留メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号に対応する前記記憶部内の取引状態を、前記待ち状態から、顧客が自動取引装置を利用中であり窓口での取引を保留していることを示す保留状態に変更する予約保留処理部と、
    前記第4の通信部が前記自動取引装置から前記保留解除メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号に対応する前記記憶部内の取引状態を、前記保留状態から、前記待ち状態に変更する保留解除処理部と、
    前記第4の通信部が前記自動取引装置から前記予約取消メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号と該受付番号に対応する前記取引状態とを前記記憶部から削除する予約取消処理部と、
    前記第4の通信部が前記窓口端末から前記呼出メッセージを受信した場合に、前記記憶部を参照して、前記取引状態が待ち状態を示す前記受付番号の中から次に呼び出すべき受付番号を検索するとともに、該検索された受付番号を前記窓口端末に送信する検索部とを有する
    取引管理システム。
  2. 請求項1に記載の取引管理システムであって、
    前記自動取引装置の取引処理部は、更に、前記入力部によって前記受付番号の入力を受け付けた場合において、前記取引が正常に終了したか否かを判断し、
    前記自動取引装置の第2の通信部は、前記取引処理部によって前記取引が正常に終了しなかったと判断された場合に、前記サーバに、前記入力された受付番号および前記保留解除メッセージを送信する
    取引管理システム。
  3. 所定の通信回線によって接続された受付端末と自動取引装置と窓口端末とサーバとを備える取引管理システムが、窓口と前記自動取引装置とで行われる取引の順序を管理する取引管理方法であって、
    前記受付端末のCPUが、顧客から、前記窓口における取引を予約するための窓口予約を行う操作を受け付け、該操作ごとに受付番号を発行し、該発行した受付番号を前記顧客に提示する工程と、
    前記受付端末の第1の通信部が、前記予約操作を受け付けた旨の予約メッセージと、前記発行された受付番号とを前記サーバに通知する工程と、
    前記自動取引装置のCPUが、前記顧客から、該顧客に提示された前記受付番号の入力を受け付ける工程と、
    前記自動取引装置の第2の通信部が、前記受付番号の入力を受け付けた場合に、該入力された受付番号と窓口予約を保留状態にする旨の予約保留メッセージとを前記サーバに送信する工程と、
    前記自動取引装置のCPUが、顧客から指定された取引を処理する工程と、
    前記自動取引装置のCPUが、前記受付番号の入力を受け付けた場合において、前記取引を処理した後に、前記顧客から前記窓口予約を継続するか否かの指示を受け付け、該指示に基づいて、該窓口予約を継続するか否かを判断する工程と、
    前記自動取引装置の第2の通信部が、前記窓口予約を継続すると判断された場合に、前記入力された受付番号と窓口予約の保留状態を解除する旨の保留解除メッセージとを前記サーバに送信する工程と、
    前記自動取引装置の第2の通信部が、前記窓口予約を継続しないと判断された場合に、前記入力された受付番号と窓口予約を取り消す旨の予約取消メッセージとを前記サーバに送信する工程と、
    前記サーバのCPUが、前記受付番号と、該受付番号に対応する前記顧客の取引状態とを対応付けて所定の記憶部に記憶する工程と、
    前記サーバのCPUが、該サーバの第4の通信部によって前記受付端末から前記予約メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号に対応する前記取引状態を、顧客が窓口からの呼び出しを待っている状態を示す待ち状態であるとして前記記憶部に記憶させる工程と、
    前記サーバのCPUが、該サーバの第4の通信部によって前記自動取引装置から前記予約保留メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号に対応する前記記憶部内の取引状態を、前記待ち状態から、顧客が自動取引装置を利用中であり窓口での取引を保留していることを示す保留状態に変更する工程と、
    前記サーバのCPUが、該サーバの第4の通信部によって前記自動取引装置から前記保留解除メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号に対応する前記記憶部内の取引状態を、前記保留状態から、前記待ち状態に変更する工程と、
    前記サーバのCPUが、該サーバの第4の通信部によって前記自動取引装置から前記予約取消メッセージおよび前記受付番号を受信した場合に、該受付番号と該受付番号に対応する前記取引状態とを前記記憶部から削除する工程と、
    前記窓口端末の第3の通信部が、前記サーバに対して、次の顧客を呼び出す旨の呼出メッセージを送信する工程と、
    前記サーバのCPUが、該サーバの第4の通信部によって前記窓口端末から前記呼出メ ッセージを受信した場合に、前記記憶部を参照して、前記取引状態が待ち状態を示す前記受付番号の中から次に呼び出すべき受付番号を検索するとともに、該検索された受付番号を前記窓口端末に送信する工程と、
    前記窓口端末の第3の通信部が、前記サーバから、前記検索された受付番号を受信する工程と、
    前記窓口端末のCPUが、前記サーバから受信した受付番号を、表示装置および音声出力装置の少なくとも一方を備える所定の案内装置を用いて呼び出す工程と
    を含む取引管理方法。
  4. 請求項3に記載の取引管理方法であって、
    前記自動取引装置のCPUが、前記受付番号の入力を受け付けた場合において、前記取引が正常に終了したか否かを判断する工程と、
    前記自動取引装置の第2の通信部が、前記取引が正常に終了しなかったと判断された場合に、前記サーバに、前記入力された受付番号および前記保留解除メッセージを送信する工程と
    を含む取引管理方法。
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