JP6056397B2 - サーバ、制御システム及びプログラム - Google Patents

サーバ、制御システム及びプログラム Download PDF

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本発明は、サーバ、制御システム及びプログラムに関する。
近年、金融機関の店舗や市役所などの施設においては、様々な情報処理装置を設置することで、顧客の利便性やサービス提供速度を向上させている。そのような情報処理装置としては、例えば受付端末や係員用端末、顧客操作端末などが挙げられる。
しかし、顧客は各種サービスを享受するために、窓口に案内されるまでの待ち時間や、複数の端末に対して複数回の情報を入力することなどを強いられてきた。そこで、このような施設内に設置された情報処理装置を連携させることで、待ち時間や情報入力の手間などを軽減する技術が開発されてきている。
そのような技術の一例として、下記特許文献1では、金融機関の店舗において、携帯端末、受付端末および係員用端末の間で取引情報を通信し、受付端末および係員用端末が取引情報に基づいて取引処理を行う技術が開示されている。
特開2004−102427号公報
しかし、上記特許文献1では、携帯端末は予め定められた端末と情報を通信するのみであって、その他の端末が携帯端末との通信に基づいて取引処理を行うことはできない、という問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、施設内に設置された任意の情報処理装置をより強固に連携させることが可能な、新規かつ改良されたサーバ、制御システム及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、施設内に設置された複数の情報処理装置を制御するサーバであって、ユーザ端末からユーザの識別情報を取得する受付装置から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信する利用情報受信部と、前記利用情報受信部により受信された前記利用情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御する制御部と、を備えるサーバが提供される。
前記利用情報受信部は、前記ユーザによる前記ユーザ端末を介した前記第1の情報処理装置の利用情報を受信してもよい。
前記記憶部は、前記ユーザの属性情報を前記識別情報に対応付けて記憶し、前記制御部は、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている属性情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御してもよい。
前記制御部は、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記ユーザ端末の表示を制御してもよい。
前記制御部は、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている属性情報に応じた広告情報を前記第2の情報処理装置に表示させ、前記利用情報受信部により受信された詳細な広告情報を要求する前記利用情報に基づいて前記詳細な広告情報を前記ユーザ端末に表示させてもよい。
前記制御部は、前記受付装置に前記ユーザの行動を誘導する誘導情報を表示させてもよい。
前記制御部は、前記ユーザの待ち時間を算出し、算出した前記待ち時間に応じた前記誘導情報を、前記受付装置に表示させてもよい。
前記サーバは前記ユーザ端末に情報を通知する通知部をさらに備え、前記制御部は、前記待ち時間が閾値を超える場合に前記施設の外に前記ユーザを誘導する前記誘導情報を、前記受付装置に表示させ、前記通知部は、前記待ち時間を経過するよりも所定時間前に前記施設の中に前記ユーザを誘導する前記誘導情報を前記ユーザ端末に通知してもよい。
前記サーバは、金融機関の店舗内に設置された複数の情報処理装置を制御し、前記利用情報受信部は、前記第1の情報処理装置としての電子記帳台で入力された記帳情報を前記利用情報として受信し、前記記憶部は、前記利用情報受信部により受信された前記記帳情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶し、前記制御部は、前記第2の情報処理装置としての勘定端末の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている記帳情報に基づき、前記勘定端末の表示を制御してもよい。
前記サーバは、金融機関の店舗内に設置された複数の情報処理装置を制御し、前記利用情報受信部は、前記第1の情報処理装置としての機能を本願する前記受付装置で入力された取引情報を前記利用情報として受信し、前記記憶部は、前記利用情報受信部により受信された前記取引情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶し、前記制御部は、前記第2の情報処理装置としての電子記帳台の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている取引情報に基づき、前記電子記帳台の表示を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、施設内に設置された複数の情報処理装置と、前記情報処理装置との通信を行う携帯端末と、前記情報処理装置を制御するサーバとを備える制御システムであって、前記複数の情報処理装置は、少なくとも受付装置と第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを含み、前記携帯端末は、当該携帯端末のユーザの識別情報を前記受付装置に送信し、前記サーバは、携帯端末からユーザの識別情報を取得した前記受付装置から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、前記第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知された携帯端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信する利用情報受信部と、前記利用情報受信部により受信された前記利用情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知された携帯端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御する制御部と、を備える、制御システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、施設内に設置された複数の情報処理装置を制御するコンピュータに、ユーザ端末からユーザの識別情報を取得する受付装置から前記識別情報を受信するステップと、第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信するステップと、受信された前記利用情報を前記識別情報に対応付けて記憶するステップと、第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御するステップと、を実行させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、施設内に設置された任意の情報処理装置をより強固に連携させることが可能である。
本実施形態に係る制御システムの概要を説明するための説明図である。 本実施形態に係る連携サーバの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る連携DBにより記憶される顧客情報の一例を示した説明図である。 本実施形態に係るユーザ端末による店舗アプリケーションのインストール動作を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る受付端末による受付処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る受付端末による受付処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る連携サーバによるタブレット端末への通知処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る電子記帳台による帳票入力画面の表示処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るデジタルサイネージによる広告情報の表示処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る相談端末による商品情報の表示処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る勘定端末による顧客情報および商品情報の表示処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る連携サーバによる店外へ誘導されたユーザへの通知処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.本発明の一実施形態に係る制御システムの概要>
本発明の一実施形態に係る制御システムを含むサーバ(連携サーバ10)は、
A.施設(営業店2)内に設置された複数の情報処理装置(受付端末30、タブレット端末40、電子記帳台50、デジタルサイネージ60、相談端末70、勘定端末80)を制御するサーバであって、
B.ユーザ端末(ユーザ端末20)からユーザの識別情報を取得する受付装置(受付端末30)から前記識別情報を受信する識別情報受信部(通信部12)と、
C.第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信する利用情報受信部(通信部12)と、
D.前記利用情報受信部により受信された前記利用情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶する記憶部(連携DB13)と、
E.第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御する制御部(制御部11)と、
を備える。
まず、このような連携サーバ10を含む制御システムの概要について、図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る制御システムの概要を説明するための説明図である。図1に示したように、制御システムは、センタ1および営業店2に設置された各種情報処理装置を含み、センタ1に設置された各装置と営業店2に設置された各装置とは専用網95を介して接続されている。
営業店2は、金融機関の店舗や企業の展示場、小売店などの複数の情報処理装置が設置された施設であり、本明細書においては一例として、銀行の店舗であるものとして説明する。営業店2には、受付端末30、タブレット端末40、電子記帳台50、デジタルサイネージ60、相談端末70、勘定端末80、および基地局90が設置され、基地局90は営業店2内に存在するユーザ端末20と無線通信を行う。なお、以下では、営業店2内に設置された各種情報処理装置を特に区別する必要が無い場合、営業店設置端末と総称する。また、ユーザ端末20は、ユーザにより所有される携帯電話、スマートフォン、またはタブレット、若しくは営業店2からユーザに貸与される顧客用携帯端末などの携帯可能な端末である。本明細書においては一例として、ユーザ端末20はユーザにより所有されるスマートフォンであるものとして説明する。
また、センタ1には、CRM(Customer Relationship Management)システム110およびCIF(Customer Information File)を保有するホストコンピュータ120を含む銀行既存システム100が設置される。また、センタ1には、営業店設置端末を制御する連携サーバ10が設置される。
営業店2において各種サービスを享受しようとするユーザは、まず、営業店2の入り口付近に設置された受付端末30により受付処理を行う。このとき、受付端末30は、ユーザの操作するユーザ端末20から、例えばNFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信によりユーザを識別する識別情報を受信し、連携サーバ10に送信する。
そして、連携サーバ10は、受付端末30より受信した識別情報に基づいて、他の営業店設置端末の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末20のユーザを識別する。このとき、連携サーバ10は、ユーザ端末20の所有者として識別されたユーザに応じた内容を、その営業店設置端末に表示させることができる。
ここで、連携サーバ10が営業店設置端末の位置付近に存在するユーザ端末20を検知する方法、および検知されたユーザ端末20のユーザを識別する方法について説明する。
例えば、連携サーバ10は、まず、任意の位置検知技術により受付端末30による受付処理後のユーザ端末20の位置をトラッキングすることで、営業店2内におけるユーザ端末20の位置を特定する。具体的には、連携サーバ10は、ユーザ端末20と無線通信を行う複数の基地局90によって測定される、無線通信の際の電波強度に基づいてユーザ端末20をトラッキングしてもよい。そして、連携サーバ10は、予め記憶した営業店設置端末の位置情報を用いて、営業店設置端末の位置付近に存在するユーザ端末20を特定し、受付処理の際に受信した識別情報により、そのユーザ端末20のユーザを識別してもよい。なお、無線通信の方法としては、無線LAN(Local Area Network)、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)など、多様に考えられる。
他にも、連携サーバ10は、営業店設置端末に付設された情報処理装置等により、付近に存在するユーザ端末20の検知およびユーザの識別を行ってもよい。例えば、連携サーバ10は、まず、各営業店設置端末に付設された近距離無線通信装置と通信できたユーザ端末20を、その情報処理装置の位置付近に存在するユーザ端末20として特定する。そして、連携サーバ10は、近距離無線通信により受信した識別情報により、そのユーザ端末20のユーザを識別してもよい。また、連携サーバ10は、各情報処理装置に付設されたカメラにより撮影されたユーザの顔認識、またはユーザ端末20に付与されたバーコードの認識などにより、ユーザを識別してもよい。
このように、連携サーバ10は、営業店設置端末の位置付近のユーザ端末20のユーザを識別する。そして、連携サーバ10は、顧客が営業店設置端末を利用した際に取得される利用情報を、当該営業店設置端末の位置付近に存在するユーザ端末のユーザ、即ち当該営業店設置端末を操作するユーザとして識別されたユーザに対応付けて記憶する。例えば、電子記帳台50が顧客により取引データが入力されると、連携サーバ10は電子記帳台50の位置付近に存在するユーザ端末20のユーザを識別し、識別したユーザと入力された取引データとを対応付けて記憶する。
そして、連携サーバ10は、ある営業店設置端末における利用情報に基づいて、他の営業店設置端末の表示を制御することができる。このとき、連携サーバ10は、上記と同様にして他の営業店設置端末の位置付近に存在するユーザ端末のユーザを識別し、識別したユーザに対応付けて記憶された利用情報に基づいて、当該他の営業店設置端末の表示を制御する。例えば、連携サーバ10は、勘定端末80の付近にユーザが接近したときに、当該ユーザが電子記帳台50において入力した取引データに基づいて、勘定端末80の表示を制御することができる。
また、連携サーバ10は、利用情報の他にも、氏名や過去の取引履歴などの属性情報に基づいて、営業店設置端末の表示を制御してもよい。他にも、連携サーバ10は、利用情報および属性情報に基づいて、ユーザ端末20の表示を制御してもよい。
以上、本実施形態に係る制御システムの概要について説明した。続いて、本実施形態に係る制御システムの構成について詳細に説明する。
<2.構成>
(センタ)
・連携サーバ
連携サーバ10は、営業店設置端末を制御する。以下、図2を参照して連携サーバ10の内部構成を詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る連携サーバ10の構成を示すブロック図である。図2に示したように、連携サーバ10は、制御部11、通信部12、および連携DB13を含み、各構成要素はバス19により接続される。
−制御部
制御部11は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って連携サーバ10内の動作全般を制御する。制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサによって実現される。なお、制御部11は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、および適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。
より具体的には、制御部11は、営業店設置端末の表示を、当該営業店設置端末の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末20のユーザに応じて制御する。このとき、制御部11は、連携DB13に記憶されている、ユーザに対応付けて記憶された属性情報および利用情報を参照する。
−通信部
通信部12は、専用網95を介して銀行既存システム100、および営業店設置端末との通信を行う。より詳しくは、通信部12は、受付端末30からユーザ端末20のユーザの識別情報を受信する識別情報受信部としての機能と、営業店設置端末からユーザ端末20のユーザによる利用情報を受信する利用情報受信部としての機能を有する。また、通信部12は、ユーザによるユーザ端末20を介した営業店設置端末の利用情報を、その営業店設置端末から受信してもよい。また、通信部12は、銀行既存システム100から属性情報を受信する。そして、通信部12は、営業店設置端末およびユーザ端末20に表示のための情報を送信してもよい。その他にも、通信部12は、ユーザ端末20に呼び出し情報を通知する通知部としての機能も有する。
−連携DB
連携DB13は、営業店設置端末、ユーザ端末20、および銀行既存システム100より受信した各種情報を記憶する。例えば、連携DB13は、営業店設置端末より取得されたユーザ端末20のユーザによる利用情報を、ユーザの識別情報に対応付けて記憶する。また、連携DB13は、銀行既存システム100より取得されたユーザの属性情報を、ユーザの識別情報に対応付けて記憶する。なお、利用情報および属性情報を特に区別する必要が無い場合、単に顧客情報と総称する。ここで、連携DB13が記憶する顧客情報について、図3を参照して具体的に説明する。
図3は、本実施形態に係る連携DB13により記憶される顧客情報の一例を示した説明図である。図3に示したように、連携DB13は、受付番号、顧客ID、氏名、住所、口座番号、端末固有ID、取引種別、サイネージダウンロード情報、帳票内容を記憶する。
ここで、顧客IDおよび端末固有IDはユーザの識別情報であり、顧客IDはインターネットバンキングで利用されるユーザに固有のID(IDentifier)を示し、端末固有IDはユーザ端末20に固有のIDを示す。また、氏名、住所、口座番号は、銀行既存システム100より取得されたユーザの属性情報である。
また、受付番号、取引種別、帳票内容、サイネージダウンロード情報は、ユーザによる利用情報である。より詳しくは、受付番号は後述の受付端末30による顧客の受け付け順、即ち営業店2における待ち行列の番号を示す。また、取引種別は、営業店2においてユーザが所望する、出金、入金、振込などの取引の種別を示す。また、帳票内容は、帳票に記載される氏名、口座番号、金額などを示す。また、サイネージダウンロード情報は、後述のデジタルサイネージ60に表示された広告の中で、ユーザが興味を示して詳細な商品情報を取得した商品を示す。
・銀行既存システム
銀行既存システム100は、銀行が一般的に有するサーバ群であり、属性情報を管理する。銀行既存システム100は、例えばCRMシステム110およびホストコンピュータ120を含む。
CRMシステム110は、顧客関係管理のために、顧客の属性情報データベースを保有するシステムである。CRMシステム110は、例えば、顧客の過去の取引履歴、購入商品、問い合わせ内容などの情報を管理する。
ホストコンピュータ120は、CIF(顧客情報ファイル)を保有する。CIFは、顧客の属性情報データベースであり、例えば、口座番号、氏名、生年月日、職業などの情報を管理する。
(営業店)
・受付端末
受付端末30は、営業店2の入り口付近の受付コーナーに設置され、ユーザの受付処理を行う。ここで、受付処理について詳細に説明する。まず、受付端末30は、ユーザを識別する識別情報をユーザ端末20から取得する。このとき、ユーザ端末20にユーザが所望する取引種別および帳票内容が記憶されている場合には、受付端末30はユーザ端末20から取引種別および帳票内容を取得する。そして、これらの情報を取得した受付端末30は、受付番号の発行を行い、続いて待ち時間やユーザの行動を誘導する誘導情報を表示する。このとき、ユーザ端末20から取得された情報は連携サーバ10に送信され、連携サーバ10により記憶される。なお、受付端末30は、NFCリーダ31によりユーザ端末20から情報を取得してもよい。
・NFCリーダ
NFCリーダ31は、近距離無線通信をすることが可能な通信装置であり、ユーザ端末20との非接触通信を行う。NFCリーダ31は、ユーザ端末20との通信により取得した情報を、NFCリーダ31と接続された装置に送信する機能を有する。即ち、NFCリーダ31はユーザ端末20から取得した情報を受付端末30に送信する。
・タブレット端末
タブレット端末40は、コンシェルジュなどの営業店2のロビーで接客業務を行う行員に携帯される端末である。例えば、タブレット端末40は、連携サーバ10による制御に基づいて接客対象の顧客情報を表示する。
・電子記帳台
電子記帳台50は、営業店2の記帳コーナーに設置され、ユーザによる取引伝票への取引データの入力を受け付ける。電子記帳台50は、連携サーバ10による制御に基づいて、電子記帳台50の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザが行う予定の取引種別に応じた帳票の入力画面を表示する。また、電子記帳台50に入力された取引データは連携サーバ10に送信され、連携サーバ10により記憶される。なお、電子記帳台50は、NFCリーダ51によりユーザ端末20から情報を取得してもよい。また、NFCリーダ51の構成はNFCリーダ31と同様であるため、ここでの説明は省略する。
・デジタルサイネージ
デジタルサイネージ60は、営業店2のサイネージコーナーに設置され、映像や画像による広告情報を表示する広告媒体である。デジタルサイネージ60は、連携サーバ10による制御に基づいて、デジタルサイネージ60の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの属性情報に応じた広告を表示する。例えば、デジタルサイネージ60は、広告する商品のアイコンである商品アイコンを画面の左右に流れるよう、表示してもよい。このとき、ユーザはユーザ端末20を操作して、デジタルサイネージ60に表示された広告の中で興味を持った商品の商品アイコンを選択することで、その商品の詳細な商品情報(広告情報)を要求し、ユーザ端末20に取り込んで表示させることができる。
・相談端末
相談端末70は、営業店2の相談コーナーに設置され、ローカウンタの行員が顧客の相談を受け付ける際に使用される。相談端末70は、連携サーバ10による制御に基づいて、相談端末70の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの顧客情報を表示する。他にも、相談端末70は、デジタルサイネージ60で表示された広告の中でユーザが興味を持ちユーザ端末20に取り込んだ商品の情報を表示することもできる。なお、相談端末70は、NFCリーダ81によりユーザ端末20から情報を取得してもよい。また、NFCリーダ81の構成はNFCリーダ31と同様であるため、ここでの説明は省略する。
・勘定端末
勘定端末80は、営業店2のハイカウンタのテラーにより操作され、勘定取引を行う。勘定端末80は、連携サーバ10による制御に基づいて、勘定端末80の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの顧客情報を表示する。なお、勘定端末80は、NFCリーダ71によりユーザ端末20から情報を取得してもよい。また、NFCリーダ81の構成はNFCリーダ31と同様であるため、ここでの説明は省略する。
・基地局
基地局90は、営業店2内に存在するユーザ端末20と通信を行う。例えば、基地局90は、無線LANによりユーザ端末20と通信を行う。基地局90は、営業店2内に複数設置されてもよい。
(その他)
・ユーザ端末
ユーザ端末20はユーザにより携帯される顧客操作端末である。ユーザ端末20は、NFCリーダ31、51、71、81との非接触通信、および基地局90との通信を行う。ユーザ端末20には、本実施形態に係る制御システムを活用するための店舗アプリケーションがインストールされ、店舗アプリケーションによって営業店設置端末とのNFC通信、および基地局90を介した連携サーバ10との通信を行う。また、ユーザ端末20は固有の識別情報である端末固有IDを有する。
・専用網
専用網95は、専用網95に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。専用網95は、金融機関のネットワークであり、例えば専用線またはIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)により構成される。
<3.動作>
以上、本実施形態に係る制御システムの構成について説明した。続いて、本実施形態に係る制御システムの動作について、以下の順で説明する。まず、図4を参照して、ユーザが営業店2に来店する前に行われる、ユーザ端末20への店舗アプリケーションのインストール動作について説明する。次に、図5を参照して、ユーザが営業店2に来店した際にまず行われる、受付端末30による受付動作について説明する。そして、図6〜12を参照して、連携サーバ10が、ユーザによる各銀行端末の利用情報に基づいて、そのユーザの位置付近に存在する銀行端末の表示を制御する動作について説明する。
[3−1.ユーザ端末20による店舗アプリケーションのインストール]
図4は、本実施形態に係るユーザ端末20による店舗アプリケーションのインストール動作を示すシーケンス図である。図4を参照して以下で説明するように、ユーザ端末20には予め、本実施形態に係る制御システムを活用するための店舗アプリケーションがインストールされる。
まず、ステップS104で、ユーザ端末20は、店舗アプリケーションをダウンロードする。次に、ステップS108で、ユーザ端末20は、インターネットバンキング等で利用する顧客IDおよびパスワードを、ユーザにより設定される。そして、ステップS112で、ユーザ端末20は、顧客ID、パスワード、およびユーザ端末20に固有の端末固有IDを連携サーバ10に送信する。続いて、ステップS116で、連携サーバ10は、ユーザ端末20から受信した顧客IDおよびパスワードを用いて、銀行既存システム100から当該ユーザの属性情報を取得する。そして、ステップS120で、連携サーバ10は、銀行既存システム100より取得した属性情報を、ユーザ端末20から受信した識別情報、即ち顧客ID、パスワード、および端末固有IDに対応付けて連携DB13に記憶する(図3参照)。
その後、ユーザ端末20の店舗アプリケーションは、予め営業店2でユーザが行う予定の取引種別や帳票内容をユーザにより入力され、記憶していてもよい。
[3−2.受付端末30による受付処理]
図5〜6は、本実施形態に係る受付端末30による受付処理を示すシーケンス図である。図5〜6を参照して以下で説明するように、受付端末30は、ユーザ端末20から取得した情報に基づいて受付処理を行う。ここで、受付端末30は、ユーザの待ち時間を算出し、算出した待ち時間に応じた誘導情報を、受付端末30に表示させることができる。
まず、図5に示すように、ステップS204で、ユーザ端末20はNFCリーダ31に接触する。次に、ステップS208で、ユーザ端末20は端末固有IDをNFCリーダ31を介して受付端末30に送信する。そして、ユーザ端末20は、取引種別が入力済みである場合には(S212/Yes)、ステップS216で、取引種別を受付端末30に送信する。このとき、取引種別が入力済みでない場合には(S212/No)、ユーザ端末20は、取引種別を受付端末30に送信しない。また、ユーザ端末20は、帳票内容が入力済みである場合には(S220/Yes)、ステップS224で、帳票内容を受付端末30に送信する。このとき、帳票内容が入力済みでない場合には(S220/No)、ユーザ端末20は、帳票内容を受付端末30に送信しない。
一方で、受付端末30は、取引種別が受信済みでない場合には(S228/No)、ステップS232で取引種別の選択画面を表示し、ステップS236でユーザによる取引種別の選択を検知する。このとき、取引種別が受信済みである場合には(S228/Yes)、受付端末30は、取引種別の選択画面を表示しない。また、帳票内容が受信済みでない場合には(S240/No)、ステップS244で、受付端末30は、ユーザ端末20の店舗アプリケーションまたは電子記帳台50で帳票内容を入力するよう誘導する誘導情報を表示する。このとき、帳票内容が受信済みである場合には(S240/Yes)、受付端末30は、帳票の起票に誘導する誘導情報を表示しない。
続いて、図6に示すように、ステップS248で、受付端末30は、ユーザ端末20から受信した端末固有ID、取引種別、および帳票内容を連携サーバ10に送信する。このとき、取引種別が受付端末30のユーザ操作により選択された場合には、受付端末30は、取引種別をユーザによる受付端末30の利用情報として、連携サーバ10に送信する。そして、ステップS252で、連携サーバ10は、受信した端末固有ID、取引種別、および帳票内容をユーザの識別情報に対応付けて連携DB13に記憶する(図3参照)。一方で、ステップS256で、受付端末30は、受付番号を発行する。なお、受付端末30は、発行した受付番号をユーザによる受付端末30のとして連携サーバ10に送信し、連携DB13に記憶させてもよい(図3参照)。なお、連携サーバ10は、ユーザによる受付端末30の利用情報として受信した受付番号を、ユーザの識別情報としても捉えることができる。続いて、ステップS260で、受付端末30は、ユーザが窓口(相談端末70、勘定端末80を含む)に案内されるまでの予想待ち時間を算出する。そして、予想待ち時間が閾値以上である場合(S264/Yes)、ステップS268で、受付端末30は、ユーザをサイネージコーナーまたは店外へ誘導する誘導情報を表示する。このとき、予想待ち時間が閾値以上でない場合(S264/No)、受付端末30は受付処理が完了したことを示す情報を表示してもよい。なお、連携サーバ10は、これらの誘導情報および受付処理が完了したことを示す情報を、ユーザ端末20に送信し、ユーザ端末20に表示させてもよい。
以上、図5〜6を参照して説明したように、受付端末30は、ユーザ操作により選択された取引種別を、受付端末30の利用情報として連携サーバ10に送信する。なお、連携サーバ10は、ユーザによる受付端末30の利用情報である取引種別を、他の営業店設置端末の表示を制御する際に参照する。
[3−3.連携サーバ10によるタブレット端末40への通知]
図7は、本実施形態に係る連携サーバ10によるタブレット端末40への通知処理を示すシーケンス図である。図7を参照して以下で説明するように、受付端末30は、所定の条件を満たす顧客の来店をタブレット端末40に通知する。
まず、ステップS304で、受付端末30は、上述した受付処理を行う。このとき、ステップS308で、受付端末30は、上述したように端末固有IDを連携サーバ10に送信する。そして、ステップS312で、連携サーバ10は、受信した端末固有IDに対応付けられて連携DB13に記憶されているユーザの顧客情報を検索する。そして、検索の結果当該ユーザがお得意先様などの特に重要な顧客である場合(S316/Yes)、連携サーバ10は特に重要な顧客が営業店2に来店した旨、およびその顧客情報をタブレット端末40に送信する。なお、受付端末30は、来店したユーザが特に重要な顧客である場合に限らず、顧客情報に基づいてタブレット端末40の表示内容を制御してもよい。
以上、図7を参照して説明したように、連携サーバ10は、受付端末30から識別情報として端末固有IDを受信し、端末固有IDに対応付けられて連携DB13に記憶されている属性情報に基づいて、タブレット端末40の表示を制御する。
[3−4.電子記帳台50による帳票入力画面の表示]
図8は、本実施形態に係る電子記帳台50による帳票入力画面の表示処理を示すシーケンス図である。図8に示すように、電子記帳台50は、受付処理におけるユーザの受付端末30の利用情報である取引種別に応じた帳票入力画面を表示する。例えば、上記図5のステップS244において表示された誘導情報に従ってユーザが帳票内容を入力するために電子記帳台50に近づいた際に、電子記帳台50は、そのユーザの受付処理の際に受け付けた取引種別に応じた帳票入力画面を表示する。以下、図8を参照して詳細な処理を説明する。
まず、ステップS404で、ユーザ端末20はNFCリーダ51に接触する。次に、ステップS408で、ユーザ端末20は端末固有IDをNFCリーダ51を介して電子記帳台50に送信する。続いて、ステップS412で、電子記帳台50は、ユーザ端末20から受信した端末固有IDを連携サーバ10に問い合わせることで、受信した端末固有IDに対応付けられたユーザを連携DB13から検索する。そして、ステップS416で、電子記帳台50は、受付処理の際にユーザによる受付端末30の利用情報として連携サーバ10に格納された当該ユーザの取引種別を取得する。その後、ステップS420で、電子記帳台50は、利用情報である取引種別に応じた帳票入力画面を表示する。
そして、電子記帳台50は、ユーザによる帳票の起票を受け付け、入力された帳票内容をユーザによる電子記帳台50の利用情報として連携サーバ10に送信し、連携DB13に記憶させてもよい(図3参照)。また、電子記帳台50は、帳票の起票方法を解説するヘルプを表示させるためのヘルプボタンを表示してもよい。そして、電子記帳台50は、ユーザによるヘルプボタンの選択を検出すると、電子記帳台50はその旨をユーザによる電子記帳台50の利用情報として連携サーバ10に通知し、連携サーバ10はユーザ端末20にヘルプを表示するよう制御してもよい。
以上、図8を参照して説明したように、連携サーバ10は、電子記帳台50から識別情報として端末固有IDを受信し、受付処理の際にユーザによる受付端末30の利用情報として連携DB13に記憶された取引種別に基づいて、電子記帳台50の表示を制御する。
[3−5.デジタルサイネージ60による広告情報の表示]
図9は、本実施形態に係るデジタルサイネージ60による広告情報の表示処理を示すシーケンス図である。図9を参照して以下で説明するように、デジタルサイネージ60は、付近に位置するユーザ端末20のユーザに応じた広告情報を表示する。
まず、ステップS504で、デジタルサイネージ60はユーザの接近、即ちユーザ端末20の接近を検知する。ここで、デジタルサイネージ60は、上述した位置検知技術によってユーザ端末20の接近を検知してもよい。次に、ステップS508で、デジタルサイネージ60は、例えば上述した位置検知技術によりユーザ端末20をトラッキングしている連携サーバ10から、接近したユーザ端末20の端末固有IDを取得する。そして、ステップS512で、デジタルサイネージ60は、取得した端末固有IDを連携サーバ10に問い合わせることで、端末固有IDに対応付けられたユーザの顧客情報を連携サーバ10から取得する。続いて、ステップS516で、デジタルサイネージ60は、取得した顧客情報に応じた商品の広告情報を連携サーバ10から取得する。例えば、デジタルサイネージ60は、顧客情報のうちユーザの属性情報に応じた広告情報を取得してもよい。他にも、デジタルサイネージ60は、顧客情報のうち受付端末30の利用情報である取引種別や電子記帳台50の利用情報である帳票内容に応じた広告情報を取得してもよい。そして、ステップS520で、デジタルサイネージ60は、取得した広告情報を表示する。
ここで、ユーザ端末20の店舗アプリケーションは、連携サーバ10による制御に基づき、デジタルサイネージ60の操作端末としても機能し得る。例えば、ユーザ端末20の店舗アプリケーションは、デジタルサイネージ60に表示された商品アイコンを選択するためのタッチパッドとして機能してもよい。このとき、連携サーバ10は、ユーザ端末20とデジタルサイネージ60とを例えばジェスチャー認識によりリンク付けし、ユーザによる操作に応じてデジタルサイネージ60上にポインタを表示してもよい。そして、店舗アプリケーションは、ユーザによる商品アイコンの選択を検知してもよい。
このようにして、ユーザ端末20は、ステップS524で、デジタルサイネージ60上に表示された商品アイコンの選択を検知する。そして、ステップS528で、ユーザ端末20は、選択された商品の詳細な広告情報の要求をユーザによるデジタルサイネージ60の利用情報として連携サーバ10に送信し、商品情報を連携サーバ10から取り込む。なお、連携サーバ10は、このとき選択されユーザ端末20に取り込まれた商品を、ユーザによるデジタルサイネージ60の利用情報として、サイネージダウンロード情報として記憶してもよい(図3参照)。その後、ステップS532で、ユーザ端末20は、取り込んだ詳細な商品情報を表示する。
以上、図9を参照して説明したように、連携サーバ10は、位置検知技術により取得した端末固有IDを識別情報とし、端末固有IDに対応付けられて連携DB13に記憶された顧客情報に基づいて、デジタルサイネージ60の表示を制御する。また、連携サーバ10は、ユーザによるデジタルサイネージ60の利用情報として受信した、詳細な広告情報の要求に基づいて、ユーザ端末20を制御して詳細な広告情報を表示させる。
[3−6.相談端末70による商品情報の表示]
図10は、本実施形態に係る相談端末70による商品情報の表示処理を示すシーケンス図である。図10を参照して以下で説明するように、相談端末70は、ユーザ端末20に格納された商品情報を表示する。
まず、ステップS604で、ユーザ端末20はNFCリーダ71に接触する。次に、ステップS608で、ユーザ端末20はデジタルサイネージ60に表示された広告情報からユーザが選択して取り込んだ商品情報を、NFCリーダ71を介して相談端末70に送信する。そして、ステップS612で、相談端末70は受信した商品情報を示す商品アイコンを表示する。例えば、行員は、ユーザに対してその商品の説明を行う際に、相談端末70を操作して商品アイコンを選択し、詳細な商品情報を表示させてもよい。
[3−7.勘定端末80による顧客情報および商品情報の表示]
図11は、本実施形態に係る勘定端末80による顧客情報および商品情報の表示処理を示すシーケンス図である。図11を参照して以下で説明するように、勘定端末80は、呼び出したユーザの顧客情報、およびユーザ端末20に格納された商品情報を表示する。
まず、ステップS704で、勘定端末80はテラーによるユーザの呼び出しを検知する。顧客の呼び出しは、例えば営業店2内の任意の表示装置での受付番号の表示等により行われる。次に、ステップS708で、勘定端末80は、呼び出したユーザの顧客情報、受付端末30の利用情報である取引種別、および電子記帳台50の利用情報である帳票内容を、例えば受付番号を識別情報として用いて連携サーバ10から取得する。そして、ステップS712で、勘定端末80は取得した顧客情報、取引種別、および帳票内容を表示する。一方で、ステップS716で、ユーザ端末20がNFCリーダ81に接触すると、ステップS720で、ユーザ端末20は端末固有ID、および商品情報をNFCリーダ81を介して勘定端末80に送信する。次に、ステップS714で、勘定端末80は、上記ステップS704で呼び出した受付番号が示すユーザと、端末固有IDが示すユーザとが一致するか否かを確認する。そして、一致した場合には、ステップS728で、勘定端末80は、受信した商品情報を表示する。
なお、上記図5のステップS244において表示された誘導情報に基づいて、ユーザがユーザ端末20の店舗アプリケーションに帳票内容を入力した場合には、ステップS720でユーザ端末20は勘定端末80に帳票内容を送信してもよい。そして、勘定端末80は受信した帳票内容を表示してもよい。また、勘定端末80は、連携サーバ10に記憶されたデジタルサイネージ60の利用情報であるサイネージダウンロード情報(図3参照)を参照して、商品情報を表示してもよい。
以上、図11を参照して説明したように、連携サーバ10は、受付番号を識別情報として捉え、ユーザによる受付端末30の利用情報である取引種別、および電子記帳台50の利用情報である帳票内容に基づいて、勘定端末80の表示を制御する。
[3−8.連携サーバ10による店外へ誘導されたユーザへの通知]
図12は、本実施形態に係る連携サーバ10による店外へ誘導されたユーザへの通知処理を示すシーケンス図である。図12を参照して以下で説明するように、連携サーバ10は、店外へ誘導されたユーザに対して、窓口への案内時間が近づいた際に呼び出し情報の通知を行う。
まず、上記図6を参照して説明したように、ステップS268において、受付端末30は、ユーザをサイネージコーナーまたは店外へ誘導する誘導情報を表示する。このとき、ユーザが例えば「店外で待つ」ボタンを選択すると、ステップS804で、ユーザ端末20はそれを検知する。例えば、「店外で待つ」ボタンを選択された受付端末30は、その旨を連携サーバ10を介してユーザ端末20に通知してもよい。そして、ステップS808で、ユーザ端末20は、電話番号やメールアドレスなどの連絡先情報を連携サーバ10に送信する。続いて、ステップS812で、連携サーバ10は、受信した連絡先情報を連携DB13に記憶する。そして、連携サーバ10は、予想待ち時間が近づいた際、即ち予想待ち時間を経過するよりも所定時間前に、ステップS816で、連携DB13に記憶された連絡先情報を用いて顧客を営業店2に呼び出すための誘導情報の通知を行う。
<4.効果>
以上説明したように、本実施形態では、ユーザが操作するユーザ端末20と営業店2内に設置された複数の営業店設置端末が連携することにより、ユーザ端末20を中心とした情報の入出力、および持ち運びが実現し、統合的な店舗空間を構築することができる。その結果、ユーザの体感待ち時間、および営業店2内で過ごす時間が短縮されるという効果が得られる。
例えば、デジタルサイネージ60に表示された広告情報の中でユーザは興味のある商品情報をユーザ端末20に取り込み、待ち時間中に閲覧することができるので、興味のある情報に没入することで体感待ち時間が短縮される。ここで、ユーザ端末20がユーザにより所有されるスマートフォンや携帯電話である場合、ユーザはユーザ端末20の操作に慣れていることから、より没入しやすくなるため、体感待ち時間はさらに短縮される。他にも、ユーザはユーザ端末20を頻繁にNFCリーダに接触させるため、その分ユーザ端末20を操作する機会、即ちユーザ端末20のゲーム等を行う契機を多く持つので、ユーザは待ち時間を楽しむことで体感待ち時間を短縮させることができる。このように、本実施形態に係る制御システムは、ユーザの体感待ち時間を短縮することができる。
また、ユーザは、予めユーザ端末20に取引種別や帳票内容を入力することが出来るので、営業店2に来店してから営業店設置端末にこれらの情報を入力する必要がない。また、ユーザ端末20に入力された情報や、営業店設置端末を利用した利用情報は連携サーバ10を介して営業店2内の営業店設置端末で連携されるため、ユーザは別の営業店設置端末を利用する際に、再度情報を入力する必要が無い。例えば、受付端末30による受付処理によって取引種別が連携DB13に記憶されるので、勘定端末80のテラーはユーザから取引種別を告げられることなく取引処理を行うことができる。このように、本実施形態に係る制御システムは、ユーザが営業店2内で過ごす時間を短縮することができる。
<5.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、受付端末30、電子記帳台50、相談端末70、および勘定端末80はNFCリーダにより、デジタルサイネージ60は位置検知技術によりユーザを特定するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、受付端末30、電子記帳台50、相談端末70、および勘定端末80は位置検知技術により、デジタルサイネージ60はNFCリーダによりユーザを特定してもよい。他にも、タブレット端末40は、位置検知技術やNFCリーダにより付近のユーザを識別して、識別されたユーザに応じた情報を表示してもよい。
また、上記実施形態では、営業店2に設置された複数の情報処理装置が情報を連携するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、営業店2に設置された一部の情報処理装置の間でのみ、情報を連携してもよい。
また、上記実施形態では、本発明の適用先の施設として金融機関の店舗などの営業店を挙げて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、市役所やオフィスビル、研究施設、倉庫などの、受付端末および複数の情報処理装置が内部に設置される施設であれば、本発明を適用することが可能である。
1 センタ
10 連携サーバ
11 制御部
12 通信部
13 連携DB
19 バス
100 銀行既存システム
110 CRMシステム
120 ホストコンピュータ
2 営業店
30 受付端末
40 タブレット端末
50 電子記帳台
60 デジタルサイネージ
70 相談端末
80 勘定端末
90 基地局
95 専用網
31、51、71、81 NFCリーダ
20 ユーザ端末

Claims (14)

  1. 施設内に設置された複数の情報処理装置を制御するサーバであって、
    ユーザ端末からユーザの識別情報を取得する受付装置から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、
    第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信する利用情報受信部と、
    前記利用情報受信部により受信された前記利用情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御する制御部と、
    を備えるサーバ。
  2. 前記利用情報受信部は、前記ユーザによる前記ユーザ端末を介した前記第1の情報処理装置の利用情報を受信する、請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記記憶部は、前記ユーザの属性情報を前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている属性情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御する、請求項1または2に記載のサーバ。
  4. 前記制御部は、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記ユーザ端末の表示を制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバ。
  5. 前記制御部は、前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている属性情報に応じた広告情報を前記第2の情報処理装置に表示させ、前記利用情報受信部により受信された詳細な広告情報を要求する前記利用情報に基づいて前記詳細な広告情報を前記ユーザ端末に表示させる、請求項4に記載のサーバ。
  6. 前記制御部は、前記受付装置に前記ユーザの行動を誘導する誘導情報を表示させる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーバ。
  7. 前記制御部は、前記ユーザの待ち時間を算出し、算出した前記待ち時間に応じた前記誘導情報を、前記受付装置に表示させる、請求項6に記載のサーバ。
  8. 前記サーバは前記ユーザ端末に情報を通知する通知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記待ち時間が閾値を超える場合に前記施設の外に前記ユーザを誘導する前記誘導情報を、前記受付装置に表示させ、
    前記通知部は、前記待ち時間を経過するよりも所定時間前に前記施設の中に前記ユーザを誘導する前記誘導情報を前記ユーザ端末に通知する、請求項7に記載のサーバ。
  9. 前記サーバは、金融機関の店舗内に設置された複数の情報処理装置を制御し、
    前記利用情報受信部は、前記第1の情報処理装置としての電子記帳台で入力された記帳情報を前記利用情報として受信し、
    前記記憶部は、前記利用情報受信部により受信された前記記帳情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記第2の情報処理装置としての勘定端末の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている記帳情報に基づき、前記勘定端末の表示を制御する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のサーバ。
  10. 前記サーバは、金融機関の店舗内に設置された複数の情報処理装置を制御し、
    前記利用情報受信部は、前記第1の情報処理装置としての機能を包含する前記受付装置で入力された取引情報を前記利用情報として受信し、
    前記記憶部は、前記利用情報受信部により受信された前記取引情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記第2の情報処理装置としての勘定端末の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている取引情報に基づき、前記勘定端末の表示を制御する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のサーバ。
  11. 前記サーバは、金融機関の店舗内に設置された複数の情報処理装置を制御し、
    前記利用情報受信部は、前記第1の情報処理装置としての機能を包含する前記受付装置で入力された取引情報を前記利用情報として受信し、
    前記記憶部は、前記利用情報受信部により受信された前記取引情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記第2の情報処理装置としての電子記帳台の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている取引情報に基づき、前記電子記帳台の表示を制御する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のサーバ。
  12. 前記制御部は、施設内に設置された複数の基地局により測定される前記ユーザ端末との無線通信の際の電波強度に基づいて前記ユーザ端末をトラッキングし、予め記憶された施設内に設置された複数の情報処理装置の位置情報を用いて情報処理装置の位置付近に存在する前記ユーザ端末を検知する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のサーバ。
  13. 施設内に設置された複数の情報処理装置と、前記情報処理装置との通信を行う携帯端末と、前記情報処理装置を制御するサーバとを備える制御システムであって、
    前記複数の情報処理装置は、少なくとも受付装置と第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを含み、
    前記携帯端末は、当該携帯端末のユーザの識別情報を前記受付装置に送信し、
    前記サーバは、
    携帯端末からユーザの識別情報を取得した前記受付装置から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、
    前記第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知された携帯端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信する利用情報受信部と、
    前記利用情報受信部により受信された前記利用情報を、前記識別情報受信部により受信された前記識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知された携帯端末のユーザの識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御する制御部と、
    を備える、制御システム。
  14. 施設内に設置された複数の情報処理装置を制御するコンピュータに、
    ユーザ端末からユーザの識別情報を取得する受付装置から前記識別情報を受信するステップと、
    第1の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザによる前記第1の情報処理装置の利用情報を受信するステップと、
    受信された前記利用情報を前記識別情報に対応付けて記憶するステップと、
    第2の情報処理装置の位置付近に存在することが検知されたユーザ端末のユーザの識別情報と対応付けて記憶されている利用情報に基づき、前記第2の情報処理装置の表示を制御するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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