JP4177362B2 - 光ファイバホルダ - Google Patents

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本発明は、光ファイバ心線の端部を把持する光ファイバホルダに関するものである。
このような光ファイバホルダは、光ファイバ心線を把持してその光ファイバの被覆層を除去してその中の裸光ファイバを露出させたり、その裸光ファイバを一定長に切断させたり、光ファイバ相互の融着接続する際に光ファイバ心線を保持して裸光ファイバの端部を放電電極間に配置させるため等に用いられる。
この種の光ファイバホルダは、種々知られている。(例えば、特許文献1〜5参照)
図4は光ファイバ融着接続装置で使用される光ファイバホルダ10の一例を示したものであり、例えば直方体形状の基台20と、基台20の表面を覆う蓋30とで構成されている。
基台20の表面には、長手方向に延びる溝21が形成されている。溝21は、段差21aを境に一端側に深溝21bが形成され他端側に浅溝21cが形成されている。深溝21bは、例えば図示しない外径0.25mmの光ファイバ心線が1本若しくは複数本配置され、又は複数本の光ファイバ心線をテープ状に一括被覆した光ファイバテープ心線が配置される幅を有している。また、浅溝21cは前記光ファイバテープ心線数の裸光ファイバを配置させる幅を有している。更に基台20には、深溝21bと浅溝21cのそれぞれの両サイドにマグネット22が2個ずつ、合計8個、埋め込まれている。
蓋30は、深溝21b側と浅溝21c側のものがそれぞれ蓋30a・30bとして用意され、それぞれの蓋30a・30bは、基台20の側面にヒンジ14a・14bを介して、個別に前記溝21を覆ったり、開いたりするように開閉自在に配置されている。蓋30a・30bには、それぞれ溝21b、21cに対応して長手方向に延びる弾性状の突条31a・31bが形成されている。この突条31a・31bは、蓋30を閉じた際に、溝21に収容された光ファイバ心線を溝21内に押さえ付けるものである。また蓋30はスレンレス等の磁性体で構成され、蓋30を閉じたときに前記マグネット22により吸引され、溝21中に配置された光ファイバ心線を溝21内に突条31を介して安定的に固定させる。
特開平5−224023号公報 特開2001−133653号公報 特開2002−162530号公報 特開2003−185884号公報 特開2004−145196号公報
しかしながら、光ファイバホルダの溝内に光ファイバ心線を配置させて蓋を閉じた後に、光ファイバ心線を溝の長手方向に沿って移動させたい場合がある。この場合、従来の光ファイバホルダでは、一旦、蓋を開き、光ファイバ心線の保持を解除してから光ファイバを溝の長手方向に沿って移動させ、その後に、蓋を閉じて光ファイバ心線を溝内に固定する必要があった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、表面に光ファイバ載置用の溝が形成された基台と、溝の形成された本台の表面を開閉自在に覆う蓋とで構成された光ファイバホルダにおいて、蓋が閉じた状態で、蓋の後部が基台と所定隙間を形成するように蓋の表面に窪みが形成され、前記後部の蓋が前記隙間を狭めるように押込まれることにより、蓋の前部が浮き上がるように構成されたことを特徴とする。
本発明は、基台と蓋との間に形成された前記隙間を狭めるように蓋を基台側に押込むことにより蓋の前部が浮き上がり、これにより、光ファイバ心腺が溝内に保持される保持力が軽減され、蓋を閉じた状態で必要な心線のみを溝の長手方向に沿って自在に移動させることができる。
本発明は以下の実施形態を採用することができる。
蓋は基台の側部にヒンジによって固定され、そのヒンジの枢軸が、蓋が隙間を狭めるように押込まれることを妨げないガタツキを持っていることを特徴とする。これにより、基台と蓋との間に形成された隙間を狭めるように蓋を容易に基台側に押込むことができる。
また、溝の側部にはマグネット(磁石)が配置されたことを特徴とする。これにより、蓋を吸引して確実に光ファイバを基台の溝内に配置させることができる。
以下、本発明を図示した実施例によって本発明を詳細に説明する。図1において、図4と同一符号のものは図4と同一物を指し、その主な機能も同一であるので、その説明を省略する。本実施例は図4の従来例に比較して、蓋30bが基台20の表面を覆った状態、即ち、蓋30bが閉じた状態で、蓋30bの後部が基台20と所定隙間を形成するように蓋30bに窪みkが形成されている点が異なっている。
即ち、図2は、蓋が閉じた定常状態を示したもので、蓋30bが閉じた状態で、蓋30bの後部が、蓋30bと基台20との間に隙間dを形成するように窪みkが形成されている。この状態では、浅溝21c内に配置される図示しない裸光ファイバはマグネット22の吸引力で蓋30bが吸引され、裸光ファイバは突条31bを介して浅溝21c内に強固に抑え込まれる。従って、この状態では裸光ファイバを浅溝21cの長手方向に沿って移動させることはできない。
図3は蓋30bが閉じた状態で図示しない裸光ファイバを浅溝21c上で移動可能にした状態を示したものである。即ち、蓋30bの後部を前記隙間dが狭まるように、即ち蓋30bの後部に押圧力Pを加えて基台20側に押込むことにより、蓋30bが窪みkの境k'を中心にして回転し、蓋30bの前部30b'が浮き上がった状態を示したものである。この状態では、蓋30bの前部30b'が浮き上がることにより、浅溝21c内に配置された図示しない裸光ファイバに加えられる押圧力が軽減、若しくは排除されて、裸光ファイバは浅溝21c内でその長手方向に移動することができる。なお、ヒンジ14bは、その回転軸が、蓋30bが隙間dを狭めるように押込まれることを妨げないガタツキを持っている。
本実施例の光ファイバホルダ10を実際に使用する場合は、始め、蓋30a・30bを開いて溝21を露出させた状態にする。
この状態で、被覆層が除去されて端部に裸ファイバを有する光ファイバ心線を、浅溝21c上に裸ファイバ、深溝21c上に被覆層部が位置するように必要本数分だけ戴置する。その後、両蓋30a・30bを閉じて、光ファイバ心線を溝21上に固定・把持する。
この状態で、溝21上に戴置された光ファイバが所定の位置からずれており、光ファイバ心線を溝21の長手方向に移動させたい場合は、蓋30aのみを開き、蓋30bは閉じた状態のままにし、蓋30bの後部に押圧力Pを加えて蓋30bの前部30b'を浮き上がらせる。このように蓋30bの前部30b'を浮き上がらせると、裸光ファイバを把持する把持力が緩和または排除され、光ファイバ心線を溝21に沿って容易に移動させることができる。光ファイバ心線を溝21上で所定の位置まで移動させた後は、前記押圧力Pを解除して、裸光ファイバを再度溝21c内で把持し、その後、蓋30aを閉じて被覆層付部分を深溝21b内に把持・固定させる。このように本発明は、蓋30bを閉じた状態で光ファイバ心線を溝に沿って移動させることができ、光ファイバ心線の配置を適切に行うことができる。
[他の実施例]
上記実施例は光ファイバ融着接続装置で使用される光ファイバホルダの例を説明したが、本発明は、光ファイバ切断機に用いられる光ファイバホルダや、被覆除去機等に用いられる光ファイバ等、種々の光ファイバホルダに採用することができる。
また、上記実施例は蓋が2連に配置された光ファイバホルダの一方の蓋に本発明を適用した場合を説明したが、2以上の蓋が連接されて配置されたそれぞれの蓋に本発明を採用するようにしても良く、また、1個の蓋のみで構成された光ファイバホルダに採用してもよい。
本発明の一実施例を示す斜視図。 イは図1に示す実施例の要部正面図、ロは右側面図。従来の一例の動作説明図。 図1に示す実施例の要部動作正面図。 従来の一例を示す斜視図。
符号の説明
10 光ファイバホルダ
14a ヒンジ
14b ヒンジ
20 基台
21 溝
21a 段差
21b 深溝
21c 浅溝
22 マグネット
30 蓋
30a 蓋
30a 蓋
30b 両蓋
31 突条
31a 突条
31b 突条
d 隙間
k 境
P 押圧力

Claims (3)

  1. 表面に光ファイバ載置用の溝が形成された基台と、溝の形成された基台の表面を開閉自在に覆う蓋とで構成された光ファイバホルダにおいて、蓋が閉じた状態で、蓋の後部が基台と所定隙間を形成するように形成され、前記後部の蓋が前記隙間を狭めるように押込まれることにより、蓋の前部が浮き上がるように構成されたことを特徴とする光ファイバホルダ。
  2. 蓋は基台の側部にヒンジによって固定され、そのヒンジの枢軸が、蓋が隙間を狭めるように押込まれることを妨げないガタツキを持っていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバホルダ。
  3. 溝の側部にマグネット(磁石)が配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ファイバホルダ。
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