JP5999556B2 - 光ファイバホルダおよび融着接続機 - Google Patents

光ファイバホルダおよび融着接続機 Download PDF

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本発明は、光ファイバホルダおよびそれを備えた融着接続機に関する。
特許文献1においては、外被から光ファイバ心線が延出されたドロップケーブルの端部を保持する光ファイバホルダおよびそれを備えた融着接続機が開示されている。
特開2010−211066号公報
特許文献1に記載のように、一対のドロップケーブルの光ファイバ心線同士の融着接続では、作業の安定化のために搬送治具が用いられる。この搬送治具は、融着接続後の一方のドロップケーブルを固定している。そのため、融着接続後のドロップケーブルを光ファイバホルダから外そうとすると、他方のドロップケーブルの外被が光ファイバホルダの溝部に引っ掛かり、光ファイバ心線の局所曲げに起因する断線が発生するおそれがある。
本発明は、光ケーブルの取り外し作業時の光ファイバ心線の断線を確実に防止できる光ファイバホルダを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明の光ファイバホルダは、
外被から光ファイバ心線を延出させた光ケーブルの端部を保持する光ファイバホルダであって、
前記光ファイバ心線および前記外被が配置可能なホルダ本体を備え、
前記ホルダ本体は、前記ホルダ本体に対して回転可能であって前記光ファイバ心線と前記外被との境界に当接する回転部材を有し、
前記回転部材の回転軸は、前記光ファイバホルダに前記光ケーブルが配置された状態で、前記境界よりも前記光ファイバ心線側かつ前記光ケーブルの中心軸よりも前記ホルダ本体側に位置し、
前記回転軸の向きは、前記光ケーブルの軸と交差していることを特徴とする。
本発明の光ファイバホルダにおいて、前記回転部材には前記外被が搭載される座部が設けられている構成としてもよい。
本発明の光ファイバホルダにおいて、前記回転部材には前記境界側の前記外被の端部が当接されることにより前記光ケーブルが位置決めされる段差部が設けられている構成としてもよい。
上記課題を解決することのできる本発明の光ファイバ融着接続機は、光ケーブルの光ファイバ心線同士を融着接続する融着接続機であって、
前記光ケーブルの端部を保持するホルダとして上記に記載の光ファイバホルダを備えていることを特徴とする。
本発明の光ファイバホルダによれば、光ファイバ心線同士の融着接続後に光ケーブルを当該光ファイバホルダから取り外す際に、光ケーブルの上方移動に合わせて回転部材が回転軸を中心に回動する構成となっている。そのため、光ケーブルの外被端部が回転部材に引っ掛かることなく光ケーブルを光ファイバホルダから容易に取り外すことができる。これにより、光ケーブルの取り外し作業時の光ファイバ心線の断線を確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバホルダによって保持される光ドロップケーブルからなる光ケーブルの断面図である。 本実施形態に係る光ファイバホルダの斜視図である。 図2に記載の光ファイバホルダに光ケーブルを収容させた状態の斜視図である。 図3の光ファイバホルダの一部拡大断面図である。 各蓋を閉じた状態の光ファイバホルダの斜視図である。 本実施形態に係る融着接続機の斜視図である。 各光ケーブルが各光ファイバホルダに保持され、一方の光ケーブルが搬送治具により固定された状態を示す模式図である。 光ケーブルを光ファイバホルダから取り外す場合を示す光ファイバホルダの一部拡大断面図である。 本実施形態の変更例に係るに光ファイバホルダの一部拡大断面図である。
以下、本発明に係る光ファイバホルダおよび融着接続機の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の光ファイバホルダ(以下ホルダと称する)は、光ドロップケーブルあるいは光インドアケーブルなどの光ケーブルの端部を保持するものである。なお、ここでは、光ケーブルとして、光ドロップケーブルを例にとって説明する。
図1に示すように、光ドロップケーブルである光ケーブル11は、保護被覆15によって覆われた光ファイバ心線12と、この光ファイバ心線12の両脇に縦添えされた抗張力体18とを合成樹脂製の外被16中に埋設して一括被覆した断面矩形状のケーブル部11aを備えている。このケーブル部11aには、金属線19を有する支持線部11bが縦添えされている。
ケーブル部11aと支持線部11bとの間は、薄肉部11cを介して繋がっており、薄肉部11cを切り裂くように切断することで、ケーブル部11aを支持線部11bから分離できるようになっている。ケーブル部11aの表裏には、ノッチ11eが形成されており、これらノッチ11eにてケーブル部11aを引き裂くことにより、光ファイバ心線12を露出させることができる。
本実施形態のホルダ21は、薄肉部11cを切断して支持線部11bから分離させてケーブル部11aのみとした光ケーブル11を保持するものである。
次に、本実施形態のホルダ21について図2から図5を用いて説明する。
図3に示すように、このホルダ21に保持される光ケーブル11は、その端部において口出しされ、光ファイバ心線12が露出されている。また、光ファイバ心線12は、ガラスファイバ13を被覆14によって覆ったもので、端末処理が施されて被覆14が除去され、ガラスファイバ13が露出されている。また、光ファイバ心線12を覆う保護被覆15が外被16から僅かに露出されている。
このように端末処理された光ケーブル11の端部を保持するホルダ21は、ホルダ本体22を有している。
ホルダ本体22は、その上面に、光ケーブル11の外被16部分を収容する外被収容溝23および光ケーブル11の端部から引き出されている光ファイバ心線12を収容する心線収容溝24が形成されている。
図3に示すように、外被収容溝23において、心線収容溝24との境界部に回転部材25が設けられている。回転部材25は、図4に示すように、回転軸26と、座部27と、段差部28とを備えている。
回転軸26は、外被収容溝23の下部に設けられた空間S内に配置され、この回転軸26を中心として回転部材25が回転可能となっている。回転軸26の向きは、配置される光ケーブル11の軸と交差(すなわち、外被収容溝23の長手方向と交差)している。回転軸26は、光ケーブル11の外被16と光ファイバ心線12との境界である外被16の端面16aよりも光ファイバ心線12側かつ光ケーブル11の中心軸よりもホルダ本体22側であって、外被収容溝23よりホルダ本体22の内側(図4の下側)に位置されている。回転軸26の上面26aおよび側面26bは、空間Sの内側面との間に一定の隙間が設けられている。
座部27は、回転軸26と連続するように外被収容溝23側に延在されており、外被収容溝23と略同一の高さの上面を有する。この座部27に外被収容溝23に収容された光ケーブル11の外被16の一部が載置される。座部27は、回転軸26が図4における時計回りに回動することにより上方に持ち上がる。
段差部28は、回転軸26と座部27との間に設けられており、位置決め面である第1面28aと、第1面28aとは反対の面である第2面28bと、保護被覆収容溝28c(図3参照)と、を備えている。第1面28aは、光ケーブル11の外被16の端面16aが突き当てられてその位置決めがなされる面である。第2面28bは、心線収容溝24の端部と一定の隙間が設けられた状態で対向している。保護被覆収容溝28cは、段差部28の上面側に設けられており、外被16から僅かに露出された保護被覆15を収容する。
また、外被収容溝23には、回転部材25が配置されている箇所の、長手方向に直交する両側に、逃げ溝29が形成されている。光ケーブル11が外被収容溝23に収容される際には、光ケーブル11に当接して座部27が動き、それに従って段差部28の傾きが調整され、光ケーブル11の端面16aの位置を一定にすることができる。
ホルダ本体22には、その一側部に、心線保持蓋31、中間保持蓋32および外被保持蓋33が装着されている。
心線保持蓋31および中間保持蓋32は、ホルダ本体22に対して回動可能に連結され、これら心線保持蓋31および中間保持蓋32を回動させることにより、ホルダ本体22の上面が開閉される。そして、心線保持蓋31は、ホルダ本体22の上面側へ向かって回動させることにより、心線収容溝24および回転部材25の保護被覆収容溝28cの上部を覆うように配置される。また、中間保持蓋32は、ホルダ本体22の上面側へ向かって回動させることにより、外被収容溝23の一端側における上部を覆うように配置される。
心線保持蓋31および中間保持蓋32には、ホルダ本体22との対向面に、例えば、ゴム等の弾性材料からなる押さえ板部41,42が設けられている。心線保持蓋31および中間保持蓋32をホルダ本体22の上面側へ向かって回動させることにより、押さえ板部41が、心線収容溝24および保護被覆収容溝28cの上部に配置され、押さえ板42が外被収容溝23の上部に配置される。
外被保持蓋33は、ホルダ本体22に対して回動可能に連結され、この外被保持蓋33を回動させることにより、ホルダ本体22の上面が開閉される。そして、外被保持蓋33は、ホルダ本体22の上面側へ向かって回動させることにより、外被収容溝23の他端側における上部を覆うように配置される。
外被保持蓋33には、ホルダ本体22との対向面に、例えば、ゴム等の弾性材料からなる押さえ板部43が設けられている。外被保持蓋33をホルダ本体22の上面側へ向かって回動させることにより、押さえ板部43が外被収容溝23の上部に配置される。
また、ホルダ本体22には、心線保持蓋31および中間保持蓋32が連結された一側部と反対側における上面に磁石44が設けられ、外被保持蓋33が連結された一側部と反対側における上面に磁石45が設けられている。心線保持蓋31、中間保持蓋32および外被保持蓋33は、鉄などの磁性体から形成されている。そのため、心線保持蓋31、中間保持蓋32および外被保持蓋33をホルダ本体22の上面に配置した際に、心線保持蓋31および中間保持蓋32は、ホルダ本体22の上面に配置された状態にて、磁石44の磁力によって吸着され、外被保持蓋33は、ホルダ本体22の上面に配置された状態にて磁石45の磁力によって吸着される。
上記構造のホルダ21に光ケーブル11を保持させるには、まず、光ケーブル11を端末処理する。具体的には、外被16を除去して保護被覆15にて覆われた光ファイバ心線12を露出させ、さらに、保護被覆15を僅かに残して除去し、光ファイバ心線12を露出させる。そして、光ファイバ心線12の被覆14を所定長さだけ除去してガラスファイ
バ13を露出させる。
次に、このように端末処理を施した光ケーブル11をホルダ本体22に収容させる。具体的には、外被16を外被収容溝23に収容させるとともに回転部材25上に乗せ、保護被覆15を回転部材25の保護被覆収容溝28cに収容させ、また、光ファイバ心線12を心線収容溝24に収容させる。このとき、光ケーブル11を端部方向へ移動させ、外被16の端面16aを回転部材25の段差部28に設けられた第1面(位置決め面)28aに突き当てる。このようにすると、端末処理が施された光ケーブル11が、ホルダ本体22に対して位置決めされた状態に収容される。
ホルダ本体22に光ケーブル11を収容したら、図5に示すように、心線保持蓋31、中間保持蓋32および外被保持蓋33をそれぞれ回動させて閉じる。
このようにすると、心線保持蓋31および中間保持蓋32は、ホルダ本体22の上面に配置された状態にて、磁石44によって吸着される。これにより、光ファイバ心線12の被覆14および保護被覆15が心線保持蓋31の押さえ板部41によって押さえ付けられて保持され、外被16の端面16aを含む部分が中間保持蓋32の押さえ板部42によって押さえ付けられて保持される。
また、外被保持蓋33は、ホルダ本体22の上面に配置された状態にて、磁石45によって吸着される。これにより、外被16が外被保持蓋33の押さえ板部43によって押さえ付けられて保持される。
なお、光ケーブル11を取り外す場合は、心線保持蓋31、中間保持蓋32および外被保持蓋33をそれぞれ逆方向へ回動させてホルダ本体22の上面を開き、光ケーブル11の保持を解除すれば良い。
次に、融着接続機について説明する。
図6に示すように、融着接続機101は、例えば、光ファイバ設備の工事が行われる現地にて光ケーブル11の光ファイバ心線12同士を融着接続する装置である。
この融着接続機101は、光ケーブル11の端部を保持したホルダ21が着脱可能に取り付けられる一対のホルダ装着部103を装備した融着処理部104を備えている。そして、ホルダ装着部103にホルダ21を装着することにより、それぞれのホルダ21に保持された光ケーブル11の光ファイバ心線12が融着位置に位置決めされる。なお、各ホルダ装着部103には、対称構造のホルダ21が装着される。
融着処理部104は、それぞれのホルダ装着部103に装着されたホルダ21から延出する光ファイバ心線12の先端位置を位置決めする一対のV溝部材109と、これら一対のV溝部材109間に配置されて、突き合された光ファイバ心線12同士のガラスファイバ13の端面を放電によって融着させる電極113とを備えている。
そして、融着処理部104では、融着位置に位置決めされた光ファイバ心線12同士を、そのガラスファイバ13部分にて熱融着して接続する。
光ファイバ心線12を位置決めするV溝部材109は、互いに接続する光ファイバ心線12を一直線上に支持および位置決めするように寸法設定されている。
ホルダ装着部103は、予めホルダ21を装着しておいても良い。その場合は、ホルダ装着部103に装着されているホルダ21に、端末処理を施した光ケーブル11を保持させる。
なお、融着処理部104は、不図示の開閉カバーによって開閉されるようになっている。
また、融着接続機101は、光ファイバ心線12同士の融着接続部の外周に被せる不図示の接着チューブ(熱収縮チューブ)および保護チューブ(熱収縮チューブ)をヒータにより加熱収縮させる熱収縮処理部116を備えている。熱収縮処理部116は、専用の開閉カバー118を備え、融着処理部104に隣接して装備されている。
この熱収縮処理部116にも、光ケーブル11の端部を保持するホルダ21が着脱可能に取り付けられるホルダ装着部121を備えている。そして、ホルダ装着部121にホルダ21を装着することにより、熱収縮処理部116に、光ファイバ心線12同士の融着接続部が位置決めされて配置される。
次に、光ケーブル11の光ファイバ心線12同士を融着接続した後でホルダ21から光ケーブル11を取り外す場合について説明する。
図7に示すように、光ファイバ心線12同士が融着接続部Cにおいて融着接続された光ケーブル11のうち、一方の光ケーブル11は、搬送治具Jにより固定されている。この搬送治具Jは、光ケーブル11を融着接続機101のホルダ装着部103に装着されたホルダ21から熱収縮処理部116のホルダ装着部121に装着されたホルダ21へ移動させる際の作業の安定化のために用いられる。そのため、ホルダ21から光ケーブル11を取り外す場合には、一方の光ケーブル11を搬送治具Jにより固定したままで、他方の光ケーブル11をホルダから取り外す必要がある。
従来のホルダにおいては、融着接続後の光ケーブルをホルダから外そうとすると、他方の光ケーブルの外被がホルダの溝部に引っ掛かり、光ファイバ心線の局所曲げに起因する断線が発生するおそれがある。
ところで、本実施形態においては、図8に示すように、他方の光ケーブル11をホルダ21から取り外すために上方に持ち上げようとすると、この光ケーブル11の光ファイバ心線12と外被16との境界である外被16の端面16aにより回転部材25の段差部28が心線収容溝24側に押圧される。これにより、回転部材25がその回転軸26を中心として図8において時計回りに回動し、段差部28の第1面28aが心線収容溝24側へ傾斜するとともに、座部27が上方に持ち上がる。座部27の上方への移動は、段差部28の上面と第2面28bとの角部が心線収容溝24の端部と当接するとともに、回転軸26の上面26aと側面26bとの角部が空間Sの内側面と当接することで、規制される。このように、光ケーブル11を持ち上げることで、段差部28の第1面28aが心線収容溝24側に傾斜し、光ケーブル11がホルダ21から取り外される。
以上説明した本実施形態に係るホルダ21によれば、光ファイバ心線12と外被16との境界である端面16aと当接する回転部材25の回転軸26が、ホルダ21に光ケーブル11が配置された状態で、端面16aよりも光ファイバ心線12側かつ光ケーブル11の中心軸よりもホルダ本体22側に位置し、回転軸26の向きは、光ケーブル11の軸と交差している。そのため、光ファイバ心線12同士の融着接続後に光ケーブル11を光ファイバホルダ21から取り外す際に、光ケーブル11の上方移動に合わせて、回転部材25が回転軸26を中心に回動する構成となっている。この構成によれば、光ケーブル11の外被16の端面16aが回転部材25に引っ掛かることなく光ケーブル11を光ファイバホルダ21から容易に取り外すことができ、光ケーブル11の取り外し作業時の光ファイバ心線12の断線を確実に防止することができる。
また、本実施形態のホルダ21によれば、回転部材25には光ケーブル11の外被16が搭載される座部27が設けられている。そのため、ホルダ21から取り外す際の光ケーブル11の上方移動をこの座部27によりサポートして、取り外し作業をより円滑に行うことができる。
また、本実施形態のホルダ21によれば、回転部材25には外被16における光ファイバ心線12との境界側の端部16aが当接される段差部28が設けられている。そのため、この段差部28に端部16aを突き当てることにより、光ケーブル11をホルダ本体22に対して容易に位置決めすることができる。
そして、本実施形態に係る融着接続機101によれば、光ファイバ心線12の断線を防止しながら光ケーブル11を取り外すことが可能なホルダ21を備えているため、光ファイバ心線12同士の融着接続作業を円滑かつ良好に行うことができる。
以上において本発明の実施の形態の一例を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、必要に応じて他の構成を採用することが可能である。
例えば、上記実施形態の光ファイバホルダでは、回転軸26、座部27および段差部28が備わる回転部材25が設けられているが、本発明はこの例に限られない。例えば、図9に示すように、ホルダ本体22aの外被収容溝23aと心線収容溝24aとの間に回転ローラR(回転部材の一例)を設ける構成としてもよい。この回転ローラRにおいても、その回転軸は、ホルダ21aに光ケーブルが配置された状態で、光ケーブルの外被端部よりも光ファイバ心線側かつ光ケーブルの中心軸よりもホルダ本体22a側に位置し、回転軸の向きは、光ケーブルの軸と交差している。
この構成によれば、光ケーブルをホルダ21aから取り外す際に、回転ローラRが回転することで光ケーブルの外被端部が回転ローラRに引っ掛かることなく光ケーブルをホルダ本体22aから容易に取り外すことができ、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
11:光ケーブル、12:光ファイバ心線、16:外被、16a:端面、21:ホルダ(光ファイバホルダ)、22:ホルダ本体、25:回転部材、26:回転軸、27:座部、28:段差部、31:心線保持蓋、32:中間保持蓋、33:外被保持蓋、44,45:磁石、101:融着接続機、J:搬送治具、S:融着接続部

Claims (4)

  1. 外被から光ファイバ心線を延出させた光ケーブルの端部を保持する光ファイバホルダであって、
    前記光ファイバ心線および前記外被が配置可能なホルダ本体を備え、
    前記ホルダ本体は、前記ホルダ本体に対して回転可能であって前記光ファイバ心線および前記外被の前記ホルダ本体側で前記光ファイバ心線と前記外被との境界に当接する回転部材を有し、
    前記回転部材の回転軸は、前記光ファイバホルダに前記光ケーブルが配置された状態で、前記境界よりも前記光ファイバ心線側かつ前記光ケーブルの中心軸よりも前記ホルダ本体側に位置し、
    前記回転軸の向きは、前記光ケーブルの軸と交差していることを特徴とする光ファイバホルダ。
  2. 前記回転部材には前記外被が搭載される座部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバホルダ。
  3. 前記回転部材には前記境界側の前記外被の端部が当接されることにより前記光ケーブルが位置決めされる段差部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバホルダ。
  4. 光ケーブルの光ファイバ心線同士を融着接続する融着接続機であって、
    前記光ケーブルの端部を保持するホルダとして請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバホルダを備えていることを特徴とする融着接続機。
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