JP4171457B2 - 基板処理システム - Google Patents

基板処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4171457B2
JP4171457B2 JP2004368276A JP2004368276A JP4171457B2 JP 4171457 B2 JP4171457 B2 JP 4171457B2 JP 2004368276 A JP2004368276 A JP 2004368276A JP 2004368276 A JP2004368276 A JP 2004368276A JP 4171457 B2 JP4171457 B2 JP 4171457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
substrate processing
fluid
region
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004368276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005187213A (ja
Inventor
庸 碩 朴
Original Assignee
株式会社ディエムエス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ディエムエス filed Critical 株式会社ディエムエス
Publication of JP2005187213A publication Critical patent/JP2005187213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4171457B2 publication Critical patent/JP4171457B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/1303Apparatus specially adapted to the manufacture of LCDs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/061Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Description

本発明は、薬液工程や洗浄工程、乾燥工程などのように流体を利用した基板処理工程などに用いる基板処理システムに関し、より詳しくは、基板処理のための環境を維持することは勿論のこと、簡単な流体供給構造で流体を供給することによって、流体供給効率を大幅に向上させることができる基板処理システムに関する。
一般に、平板状パネルディスプレイなどの基板は、所定の基板処理領域を有する基板処理システムの基板処理工程、例えば薬液工程や洗浄工程、乾燥工程などで、これらの工程に応じた流体が噴射されることによって、その表面の処理が行われる。
図9を参照して、典型的な従来の基板処理システムを説明する。従来の基板処理システムは、基板処理のための空間を提供するバス100、バス100の基板処理領域A1に対応して基板Pを移送する基板移送装置110、バス100の内部で流体を噴射することによって、基板移送区間に沿って移動する基板Pの表面の処理を行う流体噴射手段120を含んでいる。
バス100は、基板処理に限定された空間を提供するためのものであって、例えば、図9に示すように、ボックス形状で製作されている。バス100の内部には、図面のような姿勢で基板移送装置110及び流体噴射手段120が各々設置されている。
基板移送装置110は、基板Pを支持するとともに一方向に移動させるためにコンベヤーのような構造で製作されている。従来の基板処理システムでは、基板移送装置110は、基板処理領域A1に位置する複数の基板移送用軸130、基板移送用軸130が基板Pを移送できるように基板移送用軸130を支持するフレーム140、基板移送用軸130に基板Pを移送するための回転動力を発生及び伝達する駆動装置150を含むように構成されている。
上記のように構成される基板移送装置110は、基板移送用軸130が基板処理領域A1に対応する基板移送区間を有するように、バス100の内部に設置されている。
フレーム140は、バス100の内部で、図9に示すような姿勢で基板移送用軸130を回転可能に支持している。つまり、各基板移送用軸130は、基板Pを所望の方向に移送するために、フレーム140の上面に固定されているベアリングブロック160に、その両端部が回転可能に支持されている。
駆動装置150の駆動源170には、回転動力を発生させる電動モータを用いることができる。駆動装置150は、基板移送用軸130の一端部の領域に対応して位置するとともに、例えばウォームギヤなどで構成される動力伝達手段180によって、基板移送用軸130と連結されている。それにより、基板移送用軸130に基板Pを移送するための動力を伝達している。この時、駆動源170は、図9に示すようにバス100の内部に設置されてもよいし、バス100の外部から動力伝達ができるように、バス100の外部に設置されてもよい。
流体噴射手段120は、バス100の内部の基板処理領域A1で、基板Pの移送区間に対応して、流体を利用して基板Pの表面処理ができるように設置されている。流体噴射手段120には、図9に示すように、流体供給ライン190が、バス100の側壁を貫通し、基板処理領域A1を経由して、連結されている。流体供給ライン190には、一連の基板Pの表面処理のための薬液や洗浄液、圧縮空気などの流体が供給される。流体供給ライン190に供給された流体は、流体噴射手段120から基板Pに噴射される。これにより、基板Pの表面が処理される。
バス100には、基板Pの処理時に用いられる薬液や洗浄液などの処理液を含んだ蒸気をバス100の外部に直接排出するために、図9に示すように、基板移送用軸130の上方、つまり基板処理領域A1に、排気口200が設けられている。
排気口200を通じて前記流体の蒸気を除去することによって、流体供給ライン190がバス100を貫通している貫通部分から前記流体の蒸気が漏れることによる基板処理領域A1の密閉環境の低下や、バス100の外部の周辺設備等の腐食及び作業環境の低下を防止することができる。さらに、駆動領域A2側に流体の蒸気が流入するのを妨げて、駆動及び動力伝達系統の各種装置が腐食されるのを防止することができる。
特開平9−97825号公報
しかしながら、このような従来の基板処理システムは、基板移送装置及び流体噴射手段が互いに独立した装置で構成されるとともに、単一の機能だけを果たす。そのため、装置間の互換性を期待するのが難しい。加えて、装置のモジュール化が不可能であるため、システム製作及び維持補修などに過剰な費用がかかるという問題点がある。
さらに、独立した構造の基板移送装置及び流体噴射手段を基板処理領域に設置するには、大きな空間を必要とするので、構造が複雑になるだけでなく、システムの小型化にも限界がある。
また、バス内部の基板処理領域と駆動領域とが分離されていないので、駆動装置の部品間の物理的摩擦や接触などにより発生する異物質や流体の蒸気が、吸引作用によって排気口から排出される時に、駆動領域から基板処理領域に誘導される。これにより、基板の処理環境が低下する。
本発明は、前記のような問題点を解決するために提案されたものであって、基板処理のためのクリーンな環境を維持でき、基板処理領域内での装置の占有空間を大幅に減少させ、かつ基板移送及び流体の供給効率を大幅に向上させる基板処理システムを提供することを目的とする。
前記目的を実現するために、本発明の基板処理システムは、基板処理のための領域及び駆動のための領域が提供される空間部を内部に有するバスと、前記駆動のための領域内に位置し、基板を移送するための回転動力を発生させる駆動装置と、前記基板処理のための領域内に位置し、前記駆動装置からの回転動力によって基板を移送する基板移送用軸と、前記バスの内部に位置し、前記基板移送用軸を、基板を移送するための姿勢に回転可能に支持するとともに、基板処理のための流体が供給される流体通路手段が内部領域を貫通するように設置された支持ブロックと、前記支持ブロックに連結され、前記支持ブロックと協働して前記基板処理のための領域と駆動のための領域とを物理的に分離するとともに遮断環境を維持するように設置されたカバー部材と、前記基板処理のための領域内で基板の移送区間に対応して位置し、且つ前記流体通路手段との間で流体が連通するように前記支持ブロックに連結され、前記流体通路手段を通じて供給された流体を基板に対応して洗浄、乾燥又は薬液処理が可能なように噴射する流体噴射手段と、前記基板処理のための領域又は駆動のための領域に存在する流体の蒸気又は浮游異物質を、吸引作用により前記バスの外部に排出する吸引装置と、を有する。
本発明による基板処理システムでは、基板処理のための流体の供給を、基板処理領域を占有したり経由したりせず、非基板処理領域、例えば基板移送用軸を支持する支持ブロックの内部に設けられたマニホールドなどの流体通路手段を通じて行う。したがって、流体の供給構造が簡単であり、流体の供給経路を大幅に短縮でき、システムの小型化は勿論、流体の供給効率も向上させることができる。
また、本発明による基板処理システムでは、バスの内部において、基板処理のための流体の供給及び噴射、基板の移送などを単一の装置によって行う。したがって、設備の能率は勿論、部品の単純化及び互換性、共有性なども向上させることができ、システム製作及び維持補修などにかかる時間及び費用などを大幅に節減することができる。
また、本発明による基板処理システムでは、基板を処理するバスの内部空間は、外部との密閉環境が維持されているとともに、この空間の基板処理のための領域及び基板移送のための駆動領域が物理的に遮断された環境に維持されている。これにより、これら領域に存在する流体の蒸気や浮游異物質などが相手側領域に流入するのを防止するだけでなく、環境維持手段の吸引作用によって容易に除去することができる。また、基板処理のための環境維持が容易になるのは勿論、良質の基板処理品質を得ることができるとともに、腐食などによりシステムの耐久性が低下するのを根本的に防止することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施例をより詳細に説明する。
《実施例》
図1乃至図3に示しているように、本発明の実施例の基板処理システムは、基板処理のための領域A1及び駆動のための領域A2が提供される空間部を有するバス2;このバス2の内部で基板処理領域A1に位置し、回転動力によって基板を移送するための基板移送用軸4;基板移送用軸4を基板移送のための姿勢に支持するとともに、基板処理のための流体が供給される流体通路手段を有する支持ブロック6;バス2の基板処理のための領域A1で基板移送区間に対応して位置し、前記流体通路手段を通じて流体の供給を受けて基板Pに流体を噴射し、基板Pを処理する流体噴射手段8;バス2内部で駆動領域A2に位置し、基板移送用軸4に基板Pを移送するための動力を発生及び伝達する駆動装置10を含んでいる。
本実施例では、一連の基板表面処理工程の中の洗浄工程に用いられる処理システムの構造の一例を図面に示している。
バス2は、基板P処理のための空間部、つまり基板処理のための領域A1及び駆動のための領域A2を限定するとともに、その内部の密閉環境が維持されるように、図1に示すようなボックス形状で製作することができる。バス2は、図面には示さなかったが、クリーンルームなどの作業場において、例えば薬液工程や乾燥工程などの一連の基板処理工程と連係して、基板Pの表面を円滑に洗浄処理できるように設置されている。
バス2の底面は、図面には示さなかったが、後に詳述する流体噴射手段8から基板Pの洗浄のために噴射された流体を排出できるように構成されている。
基板移送用軸4は、後に詳述する駆動装置10から回転動力を受けて基板Pを一定の区間移動させることができるように、バス2の内部に、図1に示すような姿勢で設置されている。さらに、基板移送用軸4は、図4に示すように、基板処理領域A1に対応する所定の基板Pの移送区間を有するように、後に詳述する支持ブロック6に複数本が離隔されて設置されている。
基板移送用軸4の材質には、耐久性及び耐化学性などが優れた金属または合成樹脂を用いることができる。各基板移送用軸4は、図1に示すように、基板Pの下面側を物理的に支持するとともに、基板Pを回転によって円滑に移動させることができるように、図面のように複数の環形状のガイド具12が備えられた通常の構造からなる。
支持ブロック6は、図1に示すように2つ1組で構成され、バス2の内部で、基板移送用軸4の両端部に対応して位置し、基板移送用軸4を基板Pの移送のための姿勢に支持する構造である。この時、基板移送用軸4は、支持ブロック6に設置されたベアリングBまたはブッシュなどに嵌合されて回転可能に固定されている。
支持ブロック6はそれぞれ、所定の厚さを有するとともに、バス2の内部で、基板Pの移送区間に対応する長さを有し、単一形状で製作されている。支持ブロック6は、バス2の内部で基板処理領域A1及び基板移送用軸4を駆動するための領域A2を、図1に示すように分割かつ遮断する姿勢で、バス2の底面に堅固に固定されている。
支持ブロック6によって、図1に示すように、基板処理領域A1を隔てて形成される2つの駆動領域A2は、基板処理領域A1との密閉環境が維持されるように構成されている。本実施例では、図1及び図5に示すように、2つの支持ブロック6と、2つの支持ブロック6に対応するバス2の側壁とを各々連結するカバー14を設置している。このカバー14によって、バス2の内部で基板移送用軸4の両端部の領域に形成される駆動領域A2と基板処理領域A1とが、遮断された環境を維持できるようにしている。
支持ブロック6は、後に詳述する流体噴射手段8に流体を供給するための流体通路手段を備える。本実施例では、図2に示すように、流体が供給される通路Hが形成されたマニホールド16を、一方の支持ブロック6の上部から下部を貫通するように設置している。
マニホールド16の上部には、支持ブロック6に固定するためのマウンティング部18が図面のような形状に形成されている。マニホールド16の内部の流体通路Hは、後に詳述する流体噴射手段8に十分に流体を供給することができるような大きさに形成されている。
マニホールド16を支持ブロック6に設置する時には、図2に示すように、支持ブロック6に形成された固定溝20及び貫通ホール22に、図3に示すように、マニホールド16を嵌合する。この時、マニホールド16の上部のマウンティング部18は、ボルトのような締結部材で堅固に固定する。マニホールド16の下部は、ナットのような締結部材で螺着する。このようにして、マニホールド16が支持ブロック6に、図4に示すような姿勢で設置される。
支持ブロック6に固定されたマニホールド16の下部には、図4に示すように流体供給ライン24が連結されている。流体供給ライン24は、図面には示さなかったが、バス2の外部の流体保存部と連結されて、流体が供給されるように構成されている。
マニホールド16は、支持ブロック6によって基板の移送区間に対応して離隔されて設置されている複数の流体噴射手段8に、流体を円滑に供給できるように設置されている。本実施例では、図4に示すように、一つの流体噴射手段8に一つのマニホールド16を各々連結することで、流体の供給を可能にしている。
尚、マニホールド16は、図4に示すように、支持ブロック6に固定される基板移送用軸4を支持するための領域と重ならないように設置されなければならない。
支持ブロック6及びマニホールド16の材質としては、耐久性及び耐化学性などが優れた金属や合成樹脂を用いることができる。
一方、流体噴射手段8は、支持ブロック6の流体通路手段、つまりマニホールド16から基板Pの洗浄のための流体、つまり洗浄液の供給を受けて、所定の処理区間に沿って移動する基板Pの表面を洗浄するためのものである。本実施例では、図1に示すように、2つの支持ブロック6に対応する2つの固定ブロック26の間に、流体を供給するための供給管28を設置している。また、供給管28には、洗浄液を噴射するためのノズル30を備えている。また、固定ブロック26を、マニホールド16に対応して、流体噴射手段8に流体の供給が可能な姿勢で、支持ブロック6の上部に固定しているが、本発明はこれに限定されない。
固定ブロック26が支持ブロック6に設置される時には、図4に示すように、一方の支持ブロック6に設置されたマニホールド16との接合部に、密閉環境が維持できるようにゴム環やパッドなどのようなシール部材32が設置されてもよい。
前記では、流体噴射手段8が、バス2の内部で、基板移送用軸4によって所定の移送区間に沿って移動する基板Pの上面に対応する姿勢で設置されて、基板Pの上面を洗浄することを一例に挙げて説明及び図示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図示していないが、基板Pの上面は勿論、下面の洗浄も可能になるように、複数の流体噴射手段8を、基板Pを隔てて基板Pの上部側及び下部側に対応して互いに対向するように、支持ブロック6に固定してもよい。これにより、前記流体通路手段から流体の供給を受けるとともに、供給された流体を噴射して、基板Pの両面を同時に洗浄することができる。この場合、流体通路手段は、マニホールド16と同一または類似した構造とし、1つまたは2つの支持ブロック6に設置されて、基板Pの上部側及び下部側の流体噴射手段8に、円滑に流体が供給できるように設置する。
本発明の基板処理システムは、非基板処理領域(本実施例では、支持ブロック6の内部に設けられるマニホールド16)を通じて、流体噴射手段8に流体を供給する構造であるので、バス2の内部の基板処理領域A1を容易に密閉環境に維持することができる。
駆動装置10は、基板Pの移送のための動力を発生させる駆動源34、及び駆動源34の動力を基板移送用軸4に伝達する動力伝達部材36を含んでいる。本実施例では、駆動装置10を、図1に示すように、バス2の内部で基板移送用軸4の一端部に対応する駆動領域A2に位置することを一例に挙げて示している。
駆動源34には、回転動力を発生させる電動モータを用いることができる。駆動源34は、駆動領域A2において、図1に示すように、例えばウォームギヤのような動力伝達部材36で基板移送用軸4の一端部に動力伝達が可能なように連結されている。図1では、駆動源34が駆動領域A2の内部に位置することを一例に挙げて示しているが、バス2の外部から基板移送用軸4に動力伝達ができるように、バス2の外部に設置してもよい。
本実施例では、支持ブロック6及びカバー14によって、駆動装置10が設置される駆動領域A2と基板処理領域A1との遮断環境が維持されているので、基板処理時に基板処理領域A1に存在する流体の蒸気が駆動領域A2の内部に入り込んで駆動装置10を腐食するのを防止することができる。さらに、駆動装置10の動力発生及び伝達のための物理的な作動時に発生した異物質が、基板処理領域A1内に入るのを防止することができる。
前記では、バス2の内部の基板処理領域A1及び駆動領域A2が、支持ブロック6及びカバー14によって物理的に遮断されて、基板処理のためのバス2の内部のお互いの環境が維持されていることを一例に挙げて説明及び図示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、基板処理領域A1で発生した薬液や洗浄液などの流体の蒸気や駆動領域A2で発生した異物質を、吸引作用によって除去することにより、基板処理のために最適な環境を維持できるように構成してもよい。図6は、2つの駆動領域A2に対応して設置された環境維持手段Dによって、2つの駆動領域A2に発生した異物質を除去し、環境を維持できるように構成した一例を示している。
環境維持手段Dは、円滑な吸引作用のために、図6に示すようにパイプやダクト構造等からなる排気管38を有している。排気管38は、バス2の外部から一方の駆動領域A2を貫通するように設置されるとともに、2つの駆動領域A2を互いに連通するように連結されている。また、2つの駆動領域A2を連結する排気管38は、図7に示すように、支持ブロック6で基板Pの移送区間に対応して、複数本離隔され設置されている。排気管38は、図6に示すように、バス2の外側で吸引装置40と連結されている。吸引装置40の吸引作用により、駆動領域A2に発生した異物質は、バス2の外部へ排出される。
吸引装置40は、吸引作用のために、例えば送風ファンなどが設置された構造または周知の吸引構造からなる。吸引装置40は、前記のように連結された排気管38を通じて、2つの駆動領域A2に存在する空気を、バス2の外部に排出できるように設置されている。吸引装置40の吸引作用によって、バス2の外部に排出される空気中には、駆動領域A2の内部で発生した浮游異物質も含まれる。つまり、吸引作用によって、駆動領域A2の異物質は、容易に除去される。
前記では、環境維持手段Dがバス2の駆動領域A2に対応して設置されたことを一例に挙げて説明及び図示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バス2の基板処理領域A1に対応して設置されてもよい。
この場合、図8に示すように、環境維持手段Dは、排気管38をバス2の内部の基板処理領域A1に対応して設置するとともに、バス2の外部で、吸引装置40と連結する。
この時、排気管38は、基板処理領域A1に対応してバス2の側壁を貫通する姿勢に設置され、駆動領域A2を経由して、図面には示さなかったが、駆動領域A2の内部の異物質も共に吸引して排出することができるように設置する。
もし、排気管38が基板処理領域A1だけに対応して吸引区間を形成し、吸引作用を行うように設置されたとすると、吸引作用時に、駆動領域A2の異物質が、例えば支持ブロック6とカバー14との隙間などを通じて基板処理領域A1に流入して、基板処理領域A1の環境が低下する可能性がある。
したがって、上記のように構成された吸引装置40が動作した時、基板処理領域A1に存在する流体の蒸気は、空気中に含まれて、排気管38に沿ってバス2の外部に排出される。このような吸引作用によって、基板処理領域A1の流体の蒸気が除去され、基板処理領域A1の環境は維持される。
次に、前記構造からなる本発明による基板処理システムの好ましい動作を、添付した図面を参照して、より詳細に説明する。
まず、基板Pがバス2の内部の基板移送用軸4上に配置される。基板Pは、基板移送用軸4によってローディングされて、図1に示すように、基板処理区間に対応する位置に移動する。
この時、洗浄のための流体、つまり洗浄液が、図1のように基板Pの移送区間に対応して基板移送用軸4を支持している支持ブロック6の少なくとも一つの流体通路手段(マニホールド16)を通じて流体噴射手段8の供給管28に供給される。
供給管28に供給された流体は、供給管28のノズル30を通じて、基板処理領域A1で基板処理区間に沿って移動する基板Pに噴射される。これにより、基板Pが洗浄処理される。尚、このように洗浄処理される基板Pは、前処理工程、例えば薬液工程等で薬液処理されている。
本実施例によれば、流体噴射手段8に流体を供給するためのマニホールド16は、バス2の内部の基板処理領域A1を占有したり経由したりせずに、基板移送用軸4を支持する支持ブロック6の内部領域に設置されている。したがって、マニホールド16の構造が簡単であり、流体の供給経路を大幅に短縮でき、流体の供給効率を向上させることができる。
本実施例によれば、基板処理領域A1は、外部と遮断され、密閉環境を維持できるのは勿論、駆動領域A2とも、支持ブロック6及びカバー14によって互いに遮断されている。したがって、基板処理領域A1に発生した流体の蒸気がバス2の外部または駆動領域A2へ流出して、クリーンルームなどの作業場の環境を低下させたり、駆動系統の装置が腐食するのを防止することができる。
本実施例によれば、基板処理領域A1及び駆動領域A2に発生した流体の蒸気及び異物質は、環境維持手段Dの吸引作用によって、図6及び図8に示すように、バス2の外部に強制的に排出される。これにより、容易に基板処理領域A1、駆動領域A2及び作業場の環境を最適な状態に維持することができる。
さらに、本実施例によれば、環境維持手段Dによって、基板処理領域A1及び駆動領域A2を物理的に遮断する支持ブロック6やカバー14とバス2との接触部の隙間などを通じて、基板処理領域A1の流体の蒸気や駆動領域A2の異物質が相手側領域に流入するのを根本的に防止することができる。
前記では、基板Pの洗浄処理のための処理システムを一例に挙げて説明及び図示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図面には示さなかったが、流体を利用した薬液工程や乾燥工程のような基板Pの処理工程においても使用できるように、これらの工程に要求される流体を供給するとともに、バス2の内部の環境を維持するように変更してもよい。
前記では、本発明による基板処理システムの好ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲及び発明を実施するための形態及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することができ、これも本発明の範囲に属する。
本発明は、流体を利用した基板処理工程などに用いる基板処理システムに有用である。
本発明の実施例による基板処理システムの内部構造を示す断面図 本発明の実施例による基板処理システムの支持ブロック及び流体通路手段の構造を説明するための分解斜視図 図2の流体通路手段及び流体噴射手段が流体を供給できるように設置される構造を説明するための分解斜視図 本発明の実施例による基板処理システムの支持ブロックに基板の移送区間に対応して設置される、流体噴射手段及び流体通路手段の構造を説明するための部分拡大正面図 図1のバスの内部に形成される駆動領域の密閉構造を説明するための部分拡大斜視図 本発明の実施例による基板処理システムのバス内部の環境を維持する環境維持手段の構造を説明するための断面図 図6において、2つの支持ブロックを連結する排気管が基板の移送区間に対応して設置される構造を説明するための部分拡大正面図 図6の環境維持手段の他の実施例説明するための断面図 従来の基板処理システムの一般的な構造を示す断面図
符号の説明
2 バス
4 基板移送用軸
6 支持ブロック
8 流体噴射手段
10 駆動装置
12 ガイド具
14 カバー
16 マニホールド
18 マウンティング部
20 固定溝
22 貫通ホール
24 流体供給ライン
26 固定ブロック
28 供給管
30 ノズル
32 シール部材
34 駆動源
36 動力伝達部材
38 排気管
40 吸引装置
100 バス
110 基板移送装置
120 流体噴射手段
130 基板移送用軸
140 フレーム
150 駆動装置
160 ベアリングブロック
170 駆動源
180 動力伝達要素
190 流体供給ライン
200 排気口

Claims (5)

  1. 基板処理のための領域及び駆動のための領域が提供される空間部を内部に有するバスと、
    前記駆動のための領域内に位置し、基板を移送するための回転動力を発生させる駆動装置と、
    前記基板処理のための領域内に位置し、前記駆動装置からの回転動力によって基板を移送する基板移送用軸と、
    前記バスの内部に位置し、前記基板移送用軸を、基板を移送するための姿勢に回転可能に支持するとともに、基板処理のための流体が供給される流体通路手段が内部領域を貫通するように設置された支持ブロックと、
    前記支持ブロックに連結され、前記支持ブロックと協働して前記基板処理のための領域と駆動のための領域とを物理的に分離するとともに遮断環境を維持するように設置されたカバー部材と、
    前記基板処理のための領域内で基板の移送区間に対応して位置し、且つ前記流体通路手段との間で流体が連通するように前記支持ブロックに連結され、前記流体通路手段を通じて供給された流体を基板に対応して洗浄、乾燥又は薬液処理が可能なように噴射する流体噴射手段と、
    前記基板処理のための領域又は駆動のための領域に存在する流体の蒸気又は浮游異物質を、吸引作用により前記バスの外部に排出する吸引装置と、
    を有することを特徴とする基板処理システム。
  2. 前記支持ブロックは、2つ1組で構成される前記基板移送用軸を、基板移送区間に対応する姿勢に支持するとともに、2つの駆動のための領域と、前記2つの駆動のための領域の間に介在する前記基板処理のための領域とを、前記カバー部材と協働して分離するとともに遮断環境を維持するように設置されることを特徴とする請求項1に記載の基板処理システム。
  3. 前記流体噴射手段は、前記支持ブロック上に、基板移送区間に対応して基板処理が可能なように設置され、非基板処理領域である前記流体通路手段を通じて流体の供給を受けて、流体を基板に噴射するものであることを特徴とする請求項1に記載の基板処理システム。
  4. 前記流体通路手段は、流体が通ることができる管形状で構成されることを特徴とする請求項1に記載の基板処理システム。
  5. 前記吸引作用のための吸引区間は、前記駆動のための領域を経由して、前記駆動のための領域においても吸引作用が行われるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の基板処理システム。
JP2004368276A 2003-12-24 2004-12-20 基板処理システム Active JP4171457B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020030096537A KR100544487B1 (ko) 2003-12-24 2003-12-24 기판 처리시스템

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005187213A JP2005187213A (ja) 2005-07-14
JP4171457B2 true JP4171457B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=34793198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004368276A Active JP4171457B2 (ja) 2003-12-24 2004-12-20 基板処理システム

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4171457B2 (ja)
KR (1) KR100544487B1 (ja)
CN (1) CN100352565C (ja)
TW (1) TWI272970B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101284604B (zh) * 2008-05-21 2011-06-15 友达光电股份有限公司 除尘输送装置
CN101927244B (zh) * 2010-07-27 2012-06-27 深圳市宇顺电子股份有限公司 液晶显示器表面和线路端玻璃屑自动清洁装置
CN103041940B (zh) * 2011-10-13 2015-08-26 细美事有限公司 流体喷射装置
KR101580396B1 (ko) * 2014-05-10 2016-01-04 김영선 Pcb기판 제조공정 중 세척 후 건조공정에서의 이물질 제거방법 및 그 장치
KR102529274B1 (ko) * 2018-04-11 2023-05-08 주식회사 디엠에스 유체공급장치 및 그 조립방법과 이를 이용한 기판처리시스템
CN110775863A (zh) * 2019-09-17 2020-02-11 苏州晶洲装备科技有限公司 一种oled平板显示清洗设备用升降系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06120202A (ja) * 1992-10-02 1994-04-28 Nec Kyushu Ltd 半導体基板湿式処理装置
US5927305A (en) * 1996-02-20 1999-07-27 Pre-Tech Co., Ltd. Cleaning apparatus
JP4147721B2 (ja) * 2000-05-12 2008-09-10 Nec液晶テクノロジー株式会社 洗浄装置及びエッチング装置並びに洗浄方法及びエッチング方法
CN1393910A (zh) * 2001-06-29 2003-01-29 株式会社D.M.S 用于处理玻璃基片或晶片的注入装置
JP2003303807A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Shibaura Mechatronics Corp 基板の処理装置及び処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW200520849A (en) 2005-07-01
TWI272970B (en) 2007-02-11
CN1636639A (zh) 2005-07-13
JP2005187213A (ja) 2005-07-14
CN100352565C (zh) 2007-12-05
KR20050064923A (ko) 2005-06-29
KR100544487B1 (ko) 2006-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5392777B2 (ja) ろ過集塵機
JP4768004B2 (ja) ブラシアセンブリ及びこれを有する基板洗浄装置
JP4171457B2 (ja) 基板処理システム
US9214366B2 (en) Apparatus for treating substrate by applying chemical solution on substrate using plural rollers
KR100547407B1 (ko) 평판 디스플레이용 세정장치
KR102498911B1 (ko) 기판처리장치
JP4359580B2 (ja) 処理液供給装置
US20230148816A1 (en) Cleaning base station and cleaning system
JP2005322676A (ja) 基板の搬送装置及び処理装置
US20200398239A1 (en) Distributor device, method of guiding materials and method of cleaning a distributor device
KR101372975B1 (ko) 기판의 처리 장치
JP2007038089A5 (ja)
JP2007237081A (ja) ブラシ回転駆動軸用ハウジング
CN111842282A (zh) 冲洗装置及旋转组件
KR100885248B1 (ko) 진공 클리닝 장치
KR101048825B1 (ko) 기판 처리장치
KR20160005852A (ko) 기판 처리 장치
KR101605714B1 (ko) 반송 유닛 및 이를 가지는 기판 처리 장치
KR970067541A (ko) 기판처리장치
KR102196394B1 (ko) 차량 도어 레일 클리닝장치
CN212525173U (zh) 冲洗装置及旋转组件
CN215964373U (zh) 刷胶器清洗装置
JP2020099860A (ja) ノズル
JP2010225687A (ja) 基板の処理装置
JP4327537B2 (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051006

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080808

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4171457

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250