JP4170174B2 - カウルトップカバーの接続部構造 - Google Patents
カウルトップカバーの接続部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4170174B2 JP4170174B2 JP2003299290A JP2003299290A JP4170174B2 JP 4170174 B2 JP4170174 B2 JP 4170174B2 JP 2003299290 A JP2003299290 A JP 2003299290A JP 2003299290 A JP2003299290 A JP 2003299290A JP 4170174 B2 JP4170174 B2 JP 4170174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl top
- cover
- garnish
- top garnish
- top cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
このような分割型のカウルトップカバーの接続部構造としては、例えば、カウルトップカバーをその略中央部で2部品に分割し、各部品の分割部分に互いに係合する段差部あるいは傾斜部を形成して、両者を接続するものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、略中央部で2分割されたカウルトップカバーの一方の部品を他方の部品の側縁部を包み込むようにして乗り上げて接続する構造のものがある(例えば、特許文献3参照)。
また、後者の接続部構造においては、包み込む側の部品の幅寸法(車体前後方向の寸法)が他の部品の幅寸法よりも必然的に大きくなるため2部品の接続部分で外観上の連続性が損なわれ外観品質を低下させてしまうという問題がある。
このように構成することで、熱伸縮により外観に変化を与えない乗り上がり部を広い範囲で設定し、熱伸縮による外観の変化が大きく連続性に悪影響を与える延出部と受容部との接続部分を狭い範囲に設定して、熱伸縮による影響があっても外観上での連続性を維持しつつ全体として目に付き難くすることができる。
このように構成することで、カバーエンドの凸部が遮蔽部となって、車室内側あるいは車室外側の後方からエンジンフードとカウルトップカバーとの間に位置するエンジンフードのヒンジが目に付かなくなる。
このように構成することで、エンジンフードの後端部とカバーエンドとの干渉を防止できる。
このように構成することで、カバーエンドをカウルトップガーニッシュに簡単に取り付けることが可能となる。
図1に示すように、車体1のフロントウインドウガラス2とエンジンフード3の後端部との間には車幅方向に渡る部位に両端部側が内側に湾曲するカウルトップカバーCが配置されている。このカウルトップカバーCは両端部付近で分割され、中央部の長尺のカウルトップガーニッシュ4と各フロントピラーFP側に回り込むように形成されたカバーエンドとしての2つのフードヒンジカバー24L,24Rとで構成されている。このカウルトップガーニッシュ4は樹脂製の部材で、フロントウインドウガラス2下端部付近の外観品質を確保するために設けられると共に、外気導入及び雨水等の排出を行うカウルボックス部(後述)5の上壁の一部を構成している。また、カウルトップガーニッシュ4にはワイパー装置6のピボット軸(図示しない)が配置され、このピボット軸の突出を許容し、ピボット軸の周囲を閉塞して周辺の外観性能を高めるようにしている。
この延出部4Eは前記ダッシュアッパパネル7の前縁部に沿うようにして形成され、ダッシュアッパパネル7と延出部4Eとの間にダムラバー17が取り付けられている。
そして、このように構成されたカウルトップガーニッシュ4の両端部には左右に各々係合部23L、23Rが形成され、これら係合部23L、23Rに樹脂製の左右のフードヒンジカバー24L、24Rの係止部25L,25Rを係止して、カウルトップガーニッシュ4にフードヒンジカバー24L、24Rが着脱可能に取り付けられている。
これらカウルトップガーニッシュ4と左右の端部に取り付けられたフードヒンジカバー24L、24RとでカウルトップカバーCが構成されている。
一方、フードヒンジカバー24Lはカウルトップガーニッシュ4に接続される基部241と後方にやや湾曲して延びる回り込み部242を備えた略L字型の部材である。このフードヒンジカバー24Lは、車室内側あるいは車室外側の後方からエンジンフード3との間に位置するフードヒンジ33(図6参照)が見えないようにする機能を有している。
この乗り上がり部36は前記係合部25Lを覆うと共に係合部25Lよりも前側に位置する部位をも覆ってカウルトップガーニッシュ4の上壁部4Uの前側縁にまで至るべく突出長さを有している。
つまり、図6に示すようにエンジンフード3の下に乗員などの視線(アイポイントEP)が向いた場合に、凸部37がこれを遮蔽して前方に位置するフードヒンジ33が目に付かないようにしている。また、前記凸部37の後部にはエンジンフード3の後端部の開閉軌跡Tとの干渉を防止して逃げるために後方に向かうほど下側に傾斜した逃げ部38が連接されている。
したがって、カウルトップガーニッシュ4に熱伸縮がありカウルトップガーニッシュ4側の延出部30の段差部31とフードヒンジカバー24L,24R側の受容部34の端面35との間の延出部30上面の露出幅CL(図8参照)が多少変化しても、大部分を占める乗り上がり部36の見切り線LNでは外観に影響を与える変化は表れないため、カウルトップガーニッシュ4とフードヒンジカバー24L,24Rとの取付部の連続性を維持しつつ全体として目に付き難くして、外観品質を向上することができる。
4 カウルトップガーニッシュ
23L,23R 係合部
24L,24R フードヒンジカバー(カバーエンド)
25L,25R 係止部
30 延出部
33 フードヒンジ
34 受容部
36 乗り上がり部
37 凸部
38 逃げ部
C カウルトップカバー
FP フロントピラー
Claims (4)
- 車幅方向に配置されたカウルトップカバーを両端部付近で分割して、中央部の長尺のカウルトップガーニッシュとフロントピラー側に回り込むように形成された2つのカバーエンドとで構成し、カウルトップガーニッシュとカバーエンドとの何れか一方の端部の前側縁あるいは後側縁に他方に向かって延びる幅の狭い延出部を設け、他方の端部にはこれを受け入れる受容部を形成し、延出部と受容部の形成部位以外の部位にはカウルトップガーニッシュとカバーエンドとの何れか一方から他方の上面に重合する幅の広い乗り上がり部を形成したことを特徴とするカウルトップカバーの接合部構造。
- 前記カウルトップカバーの分割位置をフードヒンジ取付部の後方付近に設定し、前記乗り上がり部にエンジンフードのヒンジ配置部位との間を遮蔽する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のカウルトップカバーの接続部構造。
- 前記凸部にはエンジンフードの後端部の開閉軌跡を逃げる逃げ部が連接されていることを特徴とする請求項2記載のカウルトップカバーの接続部構造。
- 前記カウルトップガーニッシュに延出部を形成すると共にカバーエンドに受容部及び乗り上がり部を形成し、前記カウルトップガーニッシュの端部に形成した係合部にカバーエンドの下面に設けた係止部を長手方向の移動を許容して着脱自在に係止することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のカウルトップガーニッシュの接続部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003299290A JP4170174B2 (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | カウルトップカバーの接続部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003299290A JP4170174B2 (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | カウルトップカバーの接続部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005067374A JP2005067374A (ja) | 2005-03-17 |
JP4170174B2 true JP4170174B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=34404554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003299290A Expired - Fee Related JP4170174B2 (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | カウルトップカバーの接続部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4170174B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4959321B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2012-06-20 | 三菱自動車工業株式会社 | デッキガーニッシュ |
JP4843815B2 (ja) * | 2008-07-18 | 2011-12-21 | 本田技研工業株式会社 | カウルトップ構造 |
JP4997273B2 (ja) * | 2009-10-13 | 2012-08-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用カウルトップ構造 |
JP5458811B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2014-04-02 | スズキ株式会社 | 車両のカウル部構造 |
JP5652216B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2015-01-14 | スズキ株式会社 | 車両のカウル部構造 |
-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003299290A patent/JP4170174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005067374A (ja) | 2005-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4074122B2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
US10471999B2 (en) | Vehicle front structure | |
JP3478099B2 (ja) | 自動車のカウル構造 | |
JP4184577B2 (ja) | 車両用インストルメントパネルの取付構造 | |
JP4170174B2 (ja) | カウルトップカバーの接続部構造 | |
JP6852422B2 (ja) | 車室内前部構造 | |
JP4843815B2 (ja) | カウルトップ構造 | |
JP4444773B2 (ja) | 自動車のフロントバンパ構造 | |
US20070243818A1 (en) | Air Guide for front end cooling | |
JP2007152991A (ja) | 車両用カウルトップカバー | |
JP5621546B2 (ja) | 車両用カウルルーバの固定構造 | |
JP4820476B2 (ja) | カウルトップカバー | |
US10654526B2 (en) | Vehicle body structure | |
JP6185775B2 (ja) | カウルトップカバー | |
JP5104325B2 (ja) | 自動車のカウルグリル | |
US4771679A (en) | Air box construction for automotive vehicles | |
JP6803318B2 (ja) | カウルトップガーニッシュ | |
JP5428434B2 (ja) | カウルトップガーニッシュのシール構造 | |
JP6468477B2 (ja) | 車両のデッキガーニッシュ構造 | |
JP3974097B2 (ja) | カウルトップガーニッシュ構造 | |
JP2005067375A (ja) | カウルトップガーニッシュの水切り構造 | |
JP4053488B2 (ja) | カウルトップガーニッシュ構造 | |
JP3452177B2 (ja) | 車両のルーフ構造 | |
JP2010184618A (ja) | カウルルーバの取付構造 | |
JP4937778B2 (ja) | 自動車の前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140815 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |