JP2005067374A - カウルトップカバーの接続部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱伸縮にスムーズに対応しつつ、外観品質を高めることができるカウルトップカバーの接続部構造を提供する。
【解決手段】 車幅方向に配置されたカウルトップカバーCを両端部付近で分割して、中央部の長尺のカウルトップガーニッシュ4とフロントピラー側に回り込むように形成された2つのフードヒンジカバーとで構成し、カウルトップガーニッシュ4とフードヒンジカバーとの何れか一方の端部の前側縁あるいは後側縁に他方に向かって延びる幅の狭い延出部30を設け、他方の端部にはこれを受け入れる受容部34を形成し、延出部30と受容部34の形成部位以外の部位にはカウルトップガーニッシュ4とフードヒンジカバーとの何れか一方から他方の上面に重合する幅の広い乗り上がり部36を形成したことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

この発明は、自動車等の車両に用いられるカウルトップカバーの接続部構造に関する。
自動車等の車両においては、カウルボックス部の上壁部を構成する部材として樹脂製のカウルトップカバーを取り付けたものがある。このカウルトップカバーはフロントウインドウガラスの下部に配置される車幅方向に長い部材である関係で分割構造が採用される場合がある。このようにカウルトップカバーを分割構成した場合には、分割された部品を接続する必要があるが、樹脂製の部材である各部品の熱伸縮を考慮して接続部分では各部品の特に車幅方向での変位を許容する構造が採用されている。
このような分割型のカウルトップカバーの接続部構造としては、例えば、カウルトップカバーをその略中央部で2部品に分割し、各部品の分割部分に互いに係合する段差部あるいは傾斜部を形成して、両者を接続するものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、略中央部で2分割されたカウルトップカバーの一方の部品を他方の部品の側縁部を包み込むようにして乗り上げて接続する構造のものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−344138号公報 特開平10−211853号公報 特開平8−80862号公報
しかしながら、前者の接続部構造においては、段差部あるいは傾斜部にある程度熱伸縮のための余裕をもたせるため、段差部あるいは傾斜部においてカウルトップカバーの長さ方向を横断する位置、つまりカウルトップカバーの幅方向(車体前後方向)に沿って伸縮代である溝が形成されてしまい、外観品質を損ねてしまうという問題がある。
また、後者の接続部構造においては、包み込む側の部品の幅寸法(車体前後方向の寸法)が他の部品の幅寸法よりも必然的に大きくなるため2部品の接続部分で外観上の連続性が損なわれ外観品質を低下させてしまうという問題がある。
そこで、この発明は、熱伸縮にスムーズに対応しつつ、外観品質を高めることができるカウルトップカバーの接続部構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、車幅方向に配置されたカウルトップカバー(例えば、実施形態におけるカウルトップカバーC)を両端部付近で分割して、中央部の長尺のカウルトップガーニッシュ(例えば、実施形態におけるカウルトップガーニッシュ4)とフロントピラー(例えば、実施形態におけるフロントピラーFP)側に回り込むように形成された2つのカバーエンド(例えば、実施形態におけるフードヒンジカバー24L,24R)とで構成し、カウルトップガーニッシュとカバーエンドとの何れか一方の端部の前側縁あるいは後側縁に他方に向かって延びる幅の狭い延出部(例えば、実施形態における延出部30)を設け、他方の端部にはこれを受け入れる受容部(例えば、実施形態における受容部34)を形成し、延出部と受容部の形成部位以外の部位にはカウルトップガーニッシュとカバーエンドとの何れか一方から他方の上面に重合する幅の広い乗り上がり部(例えば、実施形態における乗り上がり部36)を形成したことを特徴とする。
このように構成することで、熱伸縮により外観に変化を与えない乗り上がり部を広い範囲で設定し、熱伸縮による外観の変化が大きく連続性に悪影響を与える延出部と受容部との接続部分を狭い範囲に設定して、熱伸縮による影響があっても外観上での連続性を維持しつつ全体として目に付き難くすることができる。
請求項2に記載された発明は、前記カウルトップカバーの分割位置をフードヒンジ取付部の後方付近に設定し、前記乗り上がり部にエンジンフード(例えば、実施形態におけるエンジンフード3)のヒンジ(例えば、実施形態におけるフードヒンジ33)配置部位との間を遮蔽する凸部(例えば、実施形態における凸部37)が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、カバーエンドの凸部が遮蔽部となって、車室内側あるいは車室外側の後方からエンジンフードとカウルトップカバーとの間に位置するエンジンフードのヒンジが目に付かなくなる。
請求項3に記載された発明は、前記凸部にはエンジンフードの後端部の開閉軌跡を逃げる逃げ部(例えば、実施形態における逃げ部38)が連接されていることを特徴とする。
このように構成することで、エンジンフードの後端部とカバーエンドとの干渉を防止できる。
請求項4に記載された発明は、前記カウルトップガーニッシュに延出部を形成すると共にカバーエンドに受容部及び乗り上がり部を形成し、前記カウルトップガーニッシュの端部に形成した係合部(例えば、実施形態における係合部23L,23R)にカバーエンドの下面に設けた係止部(例えば、実施形態における係止部25L,25R)を長手方向の移動を許容して着脱自在に係止することを特徴とする。
このように構成することで、カバーエンドをカウルトップガーニッシュに簡単に取り付けることが可能となる。
請求項1に記載された発明によれば、熱伸縮により外観に変化を与えない乗り上がり部を広い範囲で設定し、熱伸縮による外観の変化が大きく連続性に悪影響を与える延出部と受容部との接続部分を狭い範囲に設定して、熱伸縮による影響があっても外観上での連続性を維持しつつ全体として目に付き難くすることができるため、外観品質を向上することができる効果がある。
請求項2に記載された発明によれば、カバーエンドの凸部が遮蔽部となって、車室内側あるいは車室外側の後方からエンジンフードとカウルトップカバーとの間に位置するエンジンフードのヒンジが目に付かなくなるため、カウルトップガーニッシュとの接続部の外観品質を向上できる点と相俟ってより一層外観品質を向上することができる。
請求項3に記載された発明によれば、エンジンフードの後端部とカバーエンドとの干渉を防止できるため、エンジンフードの開閉軌跡及びヒンジの設定自由度を高めることができる効果がある。
請求項4に記載された発明によれば、カバーエンドをカウルトップガーニッシュに簡単に取り付けることが可能となるため、取付作業性が向上する効果がある。
この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車体1のフロントウインドウガラス2とエンジンフード3の後端部との間には車幅方向に渡る部位に両端部側が内側に湾曲するカウルトップカバーCが配置されている。このカウルトップカバーCは両端部付近で分割され、中央部の長尺のカウルトップガーニッシュ4と各フロントピラーFP側に回り込むように形成されたカバーエンドとしての2つのフードヒンジカバー24L,24Rとで構成されている。このカウルトップガーニッシュ4は樹脂製の部材で、フロントウインドウガラス2下端部付近の外観品質を確保するために設けられると共に、外気導入及び雨水等の排出を行うカウルボックス部(後述)5の上壁の一部を構成している。また、カウルトップガーニッシュ4にはワイパー装置6のピボット軸(図示しない)が配置され、このピボット軸の突出を許容し、ピボット軸の周囲を閉塞して周辺の外観性能を高めるようにしている。
図2に示すように、フロントウインドウガラス2の下端部付近には車幅方向に渡ってカウルボックス部5が形成されている。このカウルボックス部5の下側は上方が開いた断面形状のダッシュアッパパネル7で形成されている。ダッシュアッパパネル7の後側フランジ部7Rには、下方に開いた断面形状のウインドシールドパネル8の後側フランジ部8Rが接合され、これらダッシュアッパパネル7の後側フランジ部7Rとウインドシールドパネル8の後側フランジ部8Rとの接合部分に、エンジンルームRの隔壁を構成するダッシュロアパネル9の上側フランジ部9Uが接合されている。ここで、ダッシュアッパパネル7の底壁7Bにはカウルボックス部5に後述するグリル部4Gから流れ込んだ雨水等を排出するためのドリップ部10が凹設されていて、このドリップ部10はエンジンルームRの外側に位置する各排水ガイド部G(図1参照)に接続され、雨水等の水を車外に排出できるようになっている。
ウインドシールドパネル8はフロントウインドウガラス2取付開口部の下辺を構成する部材であって、前記カウルトップガーニッシュ4と同様にカウルボックス部5の上壁の一部を構成している。ウインドシールドパネル8の前縁部にはダムラバー11及び接着材12を介してフロントウインドウガラス2の下端部が接合される接合部13が形成され、この接合部13の前部は更に前側に延びて、ここにクリップ14の取付座15が形成されている。そして、この取付座15にクリップ14の取付孔16が6箇所形成され、これらクリップ14を介してウインドシールドパネル8にカウルトップガーニッシュ4が取付られている。
カウルトップガーニッシュ4の前壁部4Aの下部にはダッシュアッパパネル7の前縁7Fを上側から包み込む屈曲部4Kが形成されると共に前壁部4Aには裏側に延びる延出部4Eが形成されている。
この延出部4Eは前記ダッシュアッパパネル7の前縁部に沿うようにして形成され、ダッシュアッパパネル7と延出部4Eとの間にダムラバー17が取り付けられている。
また、前記前壁部4Aの上部には前方かつ上方に向かうフランジ部4Fが形成され、このフランジ部4Fにエンジンフード3の裏面に密接するウェザーストリップ18が取り付けられている。そして、前壁部4Aの上端部に、後方に向かってフロントウインドウガラス2よりも傾斜の緩い上壁部4Uが連なり、この上壁部4Uの後縁は上側に小さく湾曲する湾曲部4Wとして形成されている。そして、湾曲部4Wの下面にフロントウインドウガラス2との間に介装されるシール材19が配置され、湾曲部4Wの端末下面がフロントウインドウガラス2の下端部の上面にクリップ14を介して押圧された状態で当接している。
前記湾曲部4Wの前側には上壁部Uの裏面にクリップ14の取付部4Tが前記ウインドシールドパネル8の取付座15に対向する位置に形成され、このクリップ14の取付部4Tは車幅方向に6箇所形成されている(図3参照)。この取付部4Tに形成された平坦なベース部4Bに差し込み孔20が形成され、この差し込み孔20にクリップ14の基部側が取り付けられる。そして、前記クリップ14の基部側がカウルトップガーニッシュ4の取付部4Tに取り付けられた状態で、クリップ14の先端側をウインドシールドパネル8の取付座15の取付孔16に係止してカウルトップガーニッシュ4をウインドシールドパネル8に取り付けるのである。
図3に示すように、カウルトップガーニッシュ4の上壁部4U及び前壁部4Aには主として運転席側に複数の孔からなる外気導入用のグリル部4Gが設けられ、上壁部4Uには前述したようにワイパー装置6のピボット軸の突出を許容する2つの貫通孔21が形成され、前記上壁部4U下面にはグリル部4G及び貫通孔21を避ける位置に前述したクリップ14の取付部4Tが形成されている。尚、カウルトップガーニッシュ4の上壁部4Uの車幅方向略中央部にはウォッシャー液のノズルポート22が突設されている。
そして、このように構成されたカウルトップガーニッシュ4の両端部には左右に各々係合部23L、23Rが形成され、これら係合部23L、23Rに樹脂製の左右のフードヒンジカバー24L、24Rの係止部25L,25Rを係止して、カウルトップガーニッシュ4にフードヒンジカバー24L、24Rが着脱可能に取り付けられている。
これらカウルトップガーニッシュ4と左右の端部に取り付けられたフードヒンジカバー24L、24RとでカウルトップカバーCが構成されている。
次に、図4〜図8に基づいてフードヒンジカバー24L、24R及びこれらとカウルトップガーニッシュ4との接続部構造について説明する。尚、前記フードヒンジカバー24L、24Rは各々が勝手反対に形成された部材であるので、車体の左側のフードヒンジカバー24Lについてのみ説明し、車体の右側のフードヒンジカバー24Rについては説明を省略する。
図4、図5に示すように、カウルトップガーニッシュ4の左側の端部の後側縁には、フードヒンジカバー24Lに向かって延びる幅の狭い延出部30が形成されている。この延出部30はカウルトップガーニッシュ4の端部の上面に対して段差部31をもって形成されている。尚、「幅が狭い」とは後述する乗り上がり部に対して幅寸法(車体前後方向の寸法)W1が狭いことを意味している。
延出部30の前側には切欠部32が形成され、この切欠部32に前記延出部30の基部付近まで突出する寸法の角型枠状の係合部23Lが形成されている。
一方、フードヒンジカバー24Lはカウルトップガーニッシュ4に接続される基部241と後方にやや湾曲して延びる回り込み部242を備えた略L字型の部材である。このフードヒンジカバー24Lは、車室内側あるいは車室外側の後方からエンジンフード3との間に位置するフードヒンジ33(図6参照)が見えないようにする機能を有している。
フードヒンジカバー24Lの基部241はカウルトップガーニッシュ4の端部に対して外側が整合する端部を備えていて、基部241の後側縁には前記カウルトップガーニッシュ4の延出部30を受け入れる受容部34が形成されている。受容部34は前記延出部30の後側縁を後側からも包み込むようにして延出部30に重合するもので、受容部34の端面35は前記カウルトップガーニッシュ4の段差部31に整合し、図5に示すように延出部30を差し込むように受け入れた状態で受容部34の上面とカウルトップガーニッシュ4の上面との高さが一致するようになっている。
フードヒンジカバー24Lの基部241には、受容部34の形成部位以外の部位にカウルトップガーニッシュ4の上壁部4Uの上面に重合する幅寸法W2の乗り上がり部36が形成されている。この乗り上がり部36の幅寸法W2は図4に示すように基部241の幅寸法の大部分を占め、前記延出部30の幅寸法W1に対してかなり広い寸法となっている。
この乗り上がり部36は前記係合部25Lを覆うと共に係合部25Lよりも前側に位置する部位をも覆ってカウルトップガーニッシュ4の上壁部4Uの前側縁にまで至るべく突出長さを有している。
ここで、乗り上がり部36はフードヒンジ33取付部の後方付近に設定され、この乗り上がり部36にはエンジンフード3のフードヒンジ33の配置部位との間を遮蔽する凸部37が形成されている。
つまり、図6に示すようにエンジンフード3の下に乗員などの視線(アイポイントEP)が向いた場合に、凸部37がこれを遮蔽して前方に位置するフードヒンジ33が目に付かないようにしている。また、前記凸部37の後部にはエンジンフード3の後端部の開閉軌跡Tとの干渉を防止して逃げるために後方に向かうほど下側に傾斜した逃げ部38が連接されている。
そして、図6、図7にも示すように、フードヒンジカバー24Lの基部241の下面に設けた係止爪からなる係止部25Lが、前記カウルトップガーニッシュ4の係合部23Lに対して着脱自在に係止されている。ここで、図4に示すように、前記係止部25Lと係合部23Lはカウルトップガーニッシュ4が長手方向に伸縮した際に相対的に移動できるように、係合部23Lの車幅方向の長さN1が係止部25Lの幅N2より大きく(N1>N2)形成され余裕を持たせてある。
上記実施形態によれば、フードヒンジカバー24L,24Rに、カウルトップガーニッシュ4との見切り部分に外観上変化を与えない乗り上がり部36の幅寸法W2を広い範囲で設定し、熱伸縮による外観の変化が大きく連続性に悪影響を与えるカウルトップガーニッシュ4側の延出部30とフードヒンジカバー24L,24R側の受容部34の幅寸法W1を狭い範囲に設定してある。
したがって、カウルトップガーニッシュ4に熱伸縮がありカウルトップガーニッシュ4側の延出部30の段差部31とフードヒンジカバー24L,24R側の受容部34の端面35との間の延出部30上面の露出幅CL(図8参照)が多少変化しても、大部分を占める乗り上がり部36の見切り線LNでは外観に影響を与える変化は表れないため、カウルトップガーニッシュ4とフードヒンジカバー24L,24Rとの取付部の連続性を維持しつつ全体として目に付き難くして、外観品質を向上することができる。
また、フードヒンジカバー24L,24Rの凸部37が遮蔽部となって、車室内側あるいは車室外側の後方からエンジンフード3とカウルトップカバーCとの間に位置するフードヒンジ33が目に付かなくなるためより一層外観品質を向上できる。
そして、前記フードヒンジカバー24L,24Rの凸部37に連設された逃げ部38により、エンジンフード3の後端部とフードヒンジカバー24L,24Rとの干渉を防止できるため、エンジンフード3の開閉軌跡及びフードヒンジ33の設定自由度を高めることができる。
更に、フードヒンジカバー24L,24Rの係止部25L,25Rが、前記カウルトップガーニッシュ4の係合部23L,23Rに対して着脱自在に係止され、前記係止部25L,25Rと係合部23L,23Rはカウルトップガーニッシュ4が長手方向に伸縮した際に相対的に移動できるように、係合部23L,23Rの車幅方向の長さN1が係止部25L,25Rの幅N2より大きく(N1>N2)形成され余裕を持たせてあるので、組み付け作業を簡単に行うことができると共に熱伸縮に対しても係合状態を確実に維持することができる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、延出部30はカウルトップガーニッシュ4の端部の前側縁に設けてもよい。また、延出部30をフードヒンジカバー24L,24R側に、受容部34をカウルトップガーニッシュ4側に設けてもよい。同様に、乗り上がり部36をカウルトップガーニッシュ4側に設けてもよい。
この発明は、カウルボックス部を備えた車両のカウルトップカバーの接続技術に利用可能である。
この発明の実施例の車両の前側の斜視図である。 図1の2−2線に沿う拡大断面図である。 カウルトップガーニッシュの斜視図である。 左側のフードヒンジカバーとカウルトップガーニッシュの接続部の分解斜視図である。 図4の組立状態を示す斜視図である。 図5の6−6線に沿う断面図である。 図5の7方向から見た矢視図である。 エンジンフード上方付近から見た組立状態を示す斜視図である。
符号の説明
3 エンジンフード
4 カウルトップガーニッシュ
23L,23R 係合部
24L,24R フードヒンジカバー(カバーエンド)
25L,25R 係止部
30 延出部
33 フードヒンジ
34 受容部
36 乗り上がり部
37 凸部
38 逃げ部
C カウルトップカバー
FP フロントピラー

Claims (4)

  1. 車幅方向に配置されたカウルトップカバーを両端部付近で分割して、中央部の長尺のカウルトップガーニッシュとフロントピラー側に回り込むように形成された2つのカバーエンドとで構成し、カウルトップガーニッシュとカバーエンドとの何れか一方の端部の前側縁あるいは後側縁に他方に向かって延びる幅の狭い延出部を設け、他方の端部にはこれを受け入れる受容部を形成し、延出部と受容部の形成部位以外の部位にはカウルトップガーニッシュとカバーエンドとの何れか一方から他方の上面に重合する幅の広い乗り上がり部を形成したことを特徴とするカウルトップカバーの接合部構造。
  2. 前記カウルトップカバーの分割位置をフードヒンジ取付部の後方付近に設定し、前記乗り上がり部にエンジンフードのヒンジ配置部位との間を遮蔽する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のカウルトップカバーの接続部構造。
  3. 前記凸部にはエンジンフードの後端部の開閉軌跡を逃げる逃げ部が連接されていることを特徴とする請求項2記載のカウルトップカバーの接続部構造。
  4. 前記カウルトップガーニッシュに延出部を形成すると共にカバーエンドに受容部及び乗り上がり部を形成し、前記カウルトップガーニッシュの端部に形成した係合部にカバーエンドの下面に設けた係止部を長手方向の移動を許容して着脱自在に係止することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のカウルトップガーニッシュの接続部構造。
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