JP4170164B2 - 試験管内検体液面位置検出システム - Google Patents

試験管内検体液面位置検出システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、試験管内に収容されている検体の液面位置を検出する試験管内検体液面位置検出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、全血、血漿、血清、尿等の検体は、医療機関等において採取され、試験管等の検体容器に収容されて検査機関に搬送される。検査機関においては、搬入された検体について、まず、受付処理、例えば、検査機関に搬送された検体を収容した検体容器に、検体を識別するための検体番号、受付日等を含む検体情報を記載したラベルの貼り付け等が行わる。次に、受付処理が行われた検体は、検体ラックに収容され、例えば、検体ラックの収容部の位置番号とその検体ラックに保管されている検体の検体情報等を対応させることによって検体の検査や検体の保管等のための管理が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
検査機関においては、検査指示書に基づいて検査が行われるが、検体容器内の検体量が不足している場合には検査を行うことができないことから検体容器内の検体量の計測が必要になる。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−285855号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、検査機関においては、大量の検体についての検体量の計測を行う必要があることから、検体容器の外観を可視光カメラにより撮影し、検体容器の外観画像を画像処理することにより検体容器内の検体の量を計測している。しかしながら、検体容器には、検体情報を記載したラベルの貼り付けが行われており、検体容器内の検体の液面位置がラベルで隠れてしまう場合には、ラベルを剥がし目視により検体量を求める必要があり、高速に試験管内の検体の液面位置を検出することができなかった。
【0006】
この発明の課題は、ラベルが貼り付けられた試験管内の検体液面位置を正確かつ迅速に検出することができる試験管内検体液面位置検出システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の試験管内検体液面位置検出システムは、試験管内の検体の液面位置を検出する試験管内検体液面位置検出装置と、前記試験管内検体液面位置検出装置に、低温の試験管保管所から取り出された前記試験管を搬送するための第1搬送手段と、前記試験管内検体液面位置検出装置と前記第1搬送手段との間に配置され、前記第1搬送手段により搬送された前記試験管を滞留させる試験管滞留手段とを備える試験管内検体液面位置検出システムであって、前記試験管内検体液面位置検出装置は、前記試験管滞留手段において滞留している前記試験管の外観を撮影するサーモグラフィカメラと、前記サーモグラフィカメラにより撮影された前記試験管の外観画像に基づいて、前記試験管内の検体の液面位置を検出する液面位置検出手段と、前記液面位置検出手段により、前記サーモグラフィカメラにより撮影された前記試験管の外観画像に基づいて前記試験管内の検体の液面位置が検出できたか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段により、前記試験管内の検体の液面位置が検出できないと判定された場合に、前記サーモグラフィカメラにより、前記試験管滞留手段において前記検体の液面位置の上下で温度差が生じるまで滞留させた前記試験管の外観を再度撮影し、前記液面位置検出手段により、再度撮影された外観画像に基づいて前記試験管内の検体の液面位置を検出することを特徴とする。
【0014】
この請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムによれば、判定手段により、サーモグラフィカメラにより撮影された試験管滞留手段において滞留している試験管の外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置が検出できたか否かを判定し、液面位置が検出できないと判定された場合に、サーモグラフィカメラにより再度、試験管滞留手段において滞留している試験管の外観を撮影し、液面位置検出手段により、再度撮影された外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置を検出する。従って、サーモグラフィカメラによる試験管の外観の撮影が試験管を低温の場所から室温の場所に移した直後に行われた場合等、試験管の液面位置の上下で温度差が発生していない場合には、液面位置が検出できないため、試験管の液面位置の上下で温度差が発生するまで、試験管滞留手段により試験管を滞留させ、試験管の液面位置の上下で温度差が発生した時点のサーモグラフィカメラによる試験管の外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置の検出を行う。即ち、この試験管内検体液面位置検出システムによれば、試験管の外壁にラベルの貼り付けが行われている場合においても正確かつ迅速に試験管内の検体の液面位置の検出を行うことができる。
【0015】
また、請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムは、前記試験管の底部の形状及び前記液面位置検出手段により検出された前記試験管内の検体の液面位置に基づいて、前記試験管内の検体量を推定する検体量推定手段を更に備えることを特徴とする。
【0016】
この請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムによれば、検体が収容されている検体容器の形状が異なっていても試験管内の検体量を正確に推定することができる。
【0017】
また、請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムは、前記検体量推定手段により推定された前記試験管内の検体量を該試験管に収容されている検体の検体番号に対応づけて上位システムに対して送信する送信手段を更に備えることを特徴とする。
【0018】
この請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムによれば、各試験管内の検体量を上位システムで管理することができるため、検体に対して検査及び再検査を効率的に行うことができる。
【0019】
また、請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムは、前記試験管滞留手段から検査装置に対して前記試験管の搬送を行う第2搬送手段と、前記検体量推定手段により推定された検体量が所定値以上の前記試験管を前記第2搬送手段に引渡す第1試験管引渡手段とを更に備えることを特徴とする。
【0020】
この請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムによれば、第1試験管引渡手段により、検体量推定手段により推定された検体量が所定値以上の試験管を第2搬送手段に引渡すため、検査装置において検体量の不足により検査が実施できなくなることを防止することができる。
【0021】
また、請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムは、前記試験管滞留手段から量不足検体保管所に対して前記試験管の搬送を行う第3搬送手段と、前記検体量推定手段により推定された検体量が所定値以下の前記試験管を前記第3搬送手段に引渡す第2試験管引渡手段とを更に備えることを特徴とする。
【0022】
この請求項記載の試験管内検体液面位置検出システムによれば、第2試験管引渡手段により、検体量推定手段により推定された検体量が所定値以下の試験管を第3搬送手段に引渡すため、量不足検体保管所等において、検査を実施することができるように検体量の増量等の処理をすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムについて説明する。図1は、実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムの概略構成図である。
【0024】
試験管内検体液面位置検出システムは、冷蔵庫(試験管保管所)2から取り出された検体(血清、全血、尿など)が収容されている試験管4をターンテーブル6及び検査装置8に対して搬送する搬送ライン(第1搬送手段、第2搬送手段)10を有している。冷蔵庫2においては、検査機関において受付処理が終了した検体が低温で保管されている。ターンテーブル(試験管滞留手段)6においては、試験管4内の検体の液面位置を検出するまで試験管を一定時間保持する。検査装置8においては、検体に対して検査指示書において指示されている検査項目の検査が行われる。
【0025】
ターンテーブル6の搬送ライン10の近傍には、試験管取込排出装置12が配設されている。試験管取込排出装置12においては、搬送ライン10から試験管4を取り込み、ターンテーブル6の試験管保持部6aに保持させると共に、試験管保持部6aから試験管4を取り外し搬送ライン10に対して排出し、試験管4を搬送ライン10に引渡す。また、試験管取込排出装置12の近傍には、試験管4に貼り付けられているラベルのバーコードを読み取るバーコードリーダ14が配設されている。
【0026】
搬送ライン10のターンテーブル6を挟んだ反対側には、試験管4をターンテーブル6から量不足検体保管所16に対して搬送する搬送ライン(第3搬送手段)18が配設されている。量不足検体保管所16においては、検査又は再検査のために不足している検体の増量等の処理が行われる。
【0027】
ターンテーブル6の搬送ライン18の近傍には、試験管排出装置20が配設されている。試験管排出装置20においては、ターンテーブル6の試験管保持部6aから試験管4を取り外し搬送ライン18に対して排出し、試験管4を搬送ライン18に引渡す。また、試験管排出装置20の近傍には、試験管4に貼り付けられているラベルのバーコードを読み取るバーコードリーダ22が配設されている。
【0028】
搬送ライン10と搬送ライン18との間のターンテーブル6の近傍には、サーモグラフィカメラ24を備えた試験管内検体液面位置検出装置26が配設されている。この試験管内検体液面位置検出装置26により、試験管4内の検体の液面位置の検出及び検体量の推定が行われる。また、試験管内検体液面位置検出装置26のサーモグラフィカメラ24の近傍には、試験管4に貼り付けられているラベルのバーコードを読み取るバーコードリーダ28が配設されている。
【0029】
図2は、実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムのシステム構成図である。試験管内検体液面位置検出システムの試験管内検体液面位置検出装置26には、制御部30が備えられており、制御部30により試験管内検体液面位置検出装置26及び試験管内検体液面位置検出システムの全体の制御が行われる。
【0030】
制御部30には、サーモグラフィカメラ24が接続されており、制御部30にサーモグラフィカメラ24により撮影されたターンテーブル6の試験管保持部6aに保持されている試験管4の外観画像が入力される。また、制御部30には、記憶部32が接続されており、推定された試験管内の検体量が検体番号に対応させて記憶される。更に制御部30には、上位システム34との間の通信制御を行う通信制御部36が接続されている。
【0031】
また、試験管内検体液面位置検出装置26の制御部30には、搬送ライン10の駆動を行う搬送ライン駆動部38、搬送ライン18の駆動を行う搬送ライン駆動部40、ターンテーブル6の駆動を行うターンテーブル駆動部42が接続されており、制御部30からの制御信号に基づいて、搬送ライン10、搬送ライン18及びターンテーブル6の駆動が行われる。また、制御部30には、試験管取込排出装置12が接続されており、制御部30からの制御信号に基づいて、搬送ライン10からの試験管4の取り込み、搬送ライン10に対する試験管4の排出を行う。更に、制御部30には、試験管排出装置20が接続されており、制御部30からの制御信号に基づいて、搬送ライン18に対する試験管4の排出を行う。
【0032】
また、制御部30には、試験管取込排出装置12の近傍に配設されているバーコードリーダ14、試験管排出装置20の近傍に配設されているバーコードリーダ22及び、試験管内検体液面位置検出装置26のサーモグラフィカメラ24の近傍に配設されているバーコードリーダ28がそれぞれ接続されており、制御部30にバーコードリーダ14,22,28により、それぞれ読み取った試験管4のラベルに表示されたバーコードが入力される。
【0033】
次に、試験管内検体液面位置検出システムにおける検体液面位置の検出処理について説明する。まず、冷蔵庫2から取り出された試験管4は、搬送ライン10によりターンテーブル6まで搬送される。試験管4は、冷蔵庫2においては、4℃で保管されているが、冷蔵庫2から取り出されることにより室温で搬送ライン10によりターンテーブル6まで搬送される。
【0034】
搬送ライン10により試験管取込排出装置12まで搬送された試験管4は、ターンテーブル6に取り込まれ、ターンテーブル6上において室温で保持される。そして、ターンテーブル6により試験管内検体液面位置検出装置26の位置まで搬送され、試験管内検体液面位置検出装置26により試験管4内の検体の液面位置の検出及び検体量の推定が行われる。その後、推定された検体量に基づいて、試験管取込排出装置12により搬送ライン10に排出され、又は試験管排出装置20により搬送ライン18に排出される。
【0035】
ここで図3を参照して、試験管内検体液面位置検出装置26による試験管4内の液面位置の検出及び検体量の推定の詳細について説明する。まず、試験管内検体液面位置検出装置26のサーモグラフィカメラ24の撮影位置に試験管4が位置しているか否かの判断を行う(ステップS10)。即ち、試験管取込排出装置12によりターンテーブル6に取り込まれた試験管4が、ターンテーブル6が回転することによりサーモグラフィカメラ24の撮影位置まで搬送されてきているか否かの判断を行う。
【0036】
ここでサーモグラフィカメラ24の撮影位置に試験管4が位置している場合には、サーモグラフィカメラ24により試験管4の外観の撮影を行う(ステップS11)。試験管4の外観画像のデータは、制御部30を介して記憶部32に記憶される。
【0037】
次に、バーコードリーダ28により試験管4の外壁に貼り付けられているラベルのバーコードで示されている検体番号を読み取る(ステップS12)。読み取られた検体番号は、制御部30を介して記憶部32に送られ、試験管4の外観画像のデータに対応させて記憶される。
【0038】
次に、記憶部32に記憶されている試験管4の外観画像のデータに基づいて、試験管4内の液面位置の検出を行う(ステップS13)。図4(a)は、外壁にラベルが貼り付けられている試験管4の外観を示す図である。この試験管4には、検体が収容されている。図4(b)、図4(c)は、サーモグラフィカメラ24により撮影した試験管4の外観画像である。図4(b)は、試験管4を冷蔵庫2から取り出した直後の外観画像を示している。この試験管4の外観画像においては、検体の液面位置を検出することができない。即ち、検体の液面位置の上下で温度差が生じておらず、同一の温度であるため、サーモグラフィカメラ24により撮影した試験管4の外観画像において液面位置を判別することができない。
【0039】
図4(c)は、試験管4を冷蔵庫2から取り出した後、一定時間が経過することにより、試験管4の検体の液面位置の上下で温度差が生じた状態を示している。このように、試験管4の検体の液面位置の上下で温度差が生じている場合には、サーモグラフィカメラ24により撮影した試験管4の外観画像において液面位置が判別できるため、試験管4の外観画像データに基づいて、液面位置の検出を行うことが可能になる。
【0040】
なお、試験管4の外観画像は、サーモグラフィカメラ24により撮影されたものであることから、外壁にラベルが貼り付けられ、目視では液面位置が判別できない場合においても試験管4の検体の液面位置の検出を行うことができる。
【0041】
上述のステップS13において、試験管4内の検体の液面位置が検出できた場合には(ステップS14)、試験管4内の検体量の推定を行う(ステップS15)。即ち、ステップS13において検出された試験管4内の検体の液面位置及び試験管4の底部の形状に基づいて、試験管4内の検体量の推定を行う。推定された検体量は、記憶部32に送られ、検体番号に対応させて記憶される(ステップS16)。なお、試験管の底部の形状は、図示しない入力部を介して作業員が入力を行っても良く、またサーモグラフィカメラ24により撮影した試験管4の外観画像に基づいて判別しても良い。
【0042】
次に、推定された検体量は検体番号に対応させて上位システム34に送信される(ステップS17)。即ち、記憶部32から読み出された検体量及び検体番号は、通信制御部36を介して上位システム34に送信される。上位システム34においては、各検体の検体量の管理を行う。
【0043】
なお、上述のステップS14において、検体の液面位置の検出ができなかったと判断された場合には、ターンテーブル6が一回転、又は複数回転した後、即ち、試験管4の検体の液面位置の上下で温度差が生じた後に、再度、ステップS11〜ステップS13の処理を行うことにより、検体の液面位置の検出を行う。
【0044】
次に、図5に示すフローチャートを参照して、試験管取込排出装置12における試験管の取り込み排出処理の説明を行う。まず、試験管取込排出装置12の試験管取り込み排出位置に試験管4が位置しているか否かの判断を行う(ステップS20)。即ち、試験管内検体液面位置検出装置26により推定された検体量が所定量以上の場合、又は試験管内検体液面位置検出装置26により検体量の推定ができなかった場合には、ターンテーブル6により試験管4が試験管取込排出装置12の試験管取り込み排出位置まで搬送される。従って、試験管取込排出装置12の試験管取り込み排出位置に試験管4が搬送されてきているか否かの判断を行う。
【0045】
ここで試験管取込排出装置12の試験管取り込み排出位置に試験管4が位置している場合には、バーコードリーダ14により試験管4の外壁に貼り付けられているラベルのバーコードで示されている検体番号を読み取る(ステップS21)。
【0046】
次に、この読み取った検体番号に対応して、推定された検体量が記憶されているか否かの判断を行う(ステップS22)。即ち、検体量の推定が終了している場合には、記憶部32に検体番号に対応して検体量が記憶されていることから、記憶部32を参照して検体量の推定が終了しているか否かの判断を行う。そして検体量の推定が終了している場合には、試験管取込排出装置12により、試験管4を搬送ライン10に対して排出する(ステップS23)。即ち、ターンテーブル6の試験管保持部6aから試験管4を取り外して搬送ライン10に対して排出し、試験管4を搬送ライン10に引渡す。試験管4は、搬送ライン10により検査装置8まで搬送される。
【0047】
一方、試験管内検体液面位置検出装置26による検体量の推定が終了していない場合には、試験管4の排出は行われず、ターンテーブル6により、再度、試験管内検体液面位置検出装置26方向へ搬送される。
【0048】
上述のステップS20において、試験管取込排出装置12の試験管取り込み排出位置に試験管4が位置していないと判断された場合には、搬送ライン10にターンテーブル6に取り込む試験管4が存在しているか否かの判断を行う(ステップS24)。ここで搬送ライン10にターンテーブル6に取り込む試験管4が存在していると判断された場合には、搬送ライン10から試験管4を取り込み(ステップS25)ターンテーブル6の試験管保持部6aに保持させる。ターンテーブル6に取り込まれた試験管4は、試験管内検体液面位置検出装置26方向へ搬送される。
【0049】
次に、図6に示すフローチャートを参照して、試験管排出装置20における試験管の排出処理の説明を行う。まず、試験管排出装置20の試験管排出位置に試験管4が位置しているか否かの判断を行う(ステップS30)。即ち、試験管内検体液面位置検出装置26による検体の液面位置の検出が終了した試験管4は、検体量の推定ができたか否かにかかわらずターンテーブル6が回転することにより試験管排出装置20の試験管排出位置まで搬送される。従って、試験管4が試験管排出装置20の試験管排出位置まで搬送されてきているか否かの判断を行う。
【0050】
ここで試験管排出装置20の試験管排出位置に試験管4が位置している場合には、バーコードリーダ22により試験管4の外壁に貼り付けられているラベルのバーコードで示されている検体番号を読み取る(ステップS31)。
【0051】
次に、この読み取った検体番号に対応して、推定された検体量が記憶されているか否かの判断を行う(ステップS32)。即ち、検体量の推定が終了している場合には、記憶部32に検体番号に対応して検体量が記憶されていることから、記憶部32を参照して検体量の推定が終了しているか否かの判断を行う。
【0052】
次に、検体量の推定が終了している場合には、推定された検体量が所定値以下か否かの判断を行う(ステップS33)。そして、推定された検体量が所定値以下の場合には、試験管排出装置20により、試験管4を搬送ライン18に対して排出する(ステップS34)。即ち、ターンテーブル6の試験管保持部6aから試験管4を取り外して搬送ライン18に対して排出し、試験管4を搬送ライン18に引渡す。試験管4は、搬送ライン18により量不足検体保管所16まで搬送される。
【0053】
一方、推定された検体量が所定値以上の場合、検体量の推定が終了していない場合には、試験管4の搬出は行われず、試験管4はターンテーブル6により試験管取込排出装置12の方向へ搬送される。
【0054】
この実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムによれば、サーモグラフィカメラにより撮影されたターンテーブルにおいて滞留している試験管の外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置が検出できたか否かを判定し、液面位置が検出できないと判定された場合に、サーモグラフィカメラにより再度、ターンテーブルにおいて滞留している試験管の外観を撮影し、再度撮影された外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置を検出する。従って、サーモグラフィカメラによる試験管の外観の撮影が試験管を低温の場所から室温の場所に移した直後に行われた場合等、試験管の液面位置の上下で温度差が発生していない場合には、液面位置が検出できないため、試験管の液面位置の上下で温度差が発生するまで、ターンテーブルにより試験管を滞留させ、試験管の液面位置の上下で温度差が発生した時点で、再度、サーモグラフィカメラにより試験管の外観を撮影し、再度撮影した試験管の外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置の検出を行う。即ち、この試験管内検体液面位置検出システムによれば、試験管の外壁にラベルの貼り付けが行われている場合においても正確かつ迅速に試験管内の検体の液面位置の検出を行うことができる。
【0055】
また、試験管の底部の形状及び試験管内の検体の液面位置に基づいて、試験管内の検体量を推定するため、検体が収容されている検体容器の形状が異なっていても試験管内の検体量を正確に推定することができる。
【0056】
また、推定された試験管内の検体量を試験管に収容されている検体の検体番号に対応づけて上位システムに対して送信するため、各試験管内の検体量を上位システムで管理することができる。したがって、検体に対して検査及び再検査を効率的に行うことができる。
【0057】
また、推定された検体量が所定値以上の試験管を搬送ラインに排出するため、検査装置において検体量の不足により検査が実施できなくなることを防止することができる。
【0058】
また、推定された検体量が所定値以下の試験管を搬送ラインに排出するため、量不足検体保管所等において、検査を実施することができるように検体量の増量等の処理をすることができる。
【0059】
なお、上述の実施の形態においては、ターンテーブル6において試験管4を保持することにより、一定時間、即ち試験管4内の検体の液面位置の上下で温度差が生じるまで試験管4を滞留させているが、搬送ラインを迂回させることにより一定時間試験管4を滞留させるようにしても良い。
【0060】
また、上述の実施の形態においては、ターンテーブル6において滞留させている試験管を1台のサーモグラフィカメラにより撮影しているが、ターンテーブルを挟んだ反対側のもう1台のサーモグラフィカメラを設置する等、複数台のサーモグラフィカメラにより試験管の外観の撮影を行うようにしても良い。
【0061】
また、上述のように搬送ラインを迂回させることにより一定時間試験管4を滞留させる場合には、搬送ラインに沿って複数台のサーモグラフィカメラを設置し、複数台のサーモグラフィカメラにより試験管の外観の撮影を行うようにしても良い。
【0062】
また、上述の実施の形態においては、サーモグラフィカメラにより撮影した試験管4の外観画像に基づき、検体の液面位置の上下で生じている温度差に基づいて検体の液面位置の検出を行っているが、検体の液面位置の上下の温度とバックグランドの温度との差により検体の液面位置を検出するようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】
この発明の試験管内検体液面位置検出システムによれば、判定手段により、サーモグラフィカメラにより撮影された試験管滞留手段において滞留している試験管の外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置が検出できたか否かを判定し、液面位置が検出できないと判定された場合に、サーモグラフィカメラにより再度、試験管滞留手段において滞留している試験管の外観を撮影し、液面位置検出手段により、再度撮影された外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置を検出する。即ち、試験管の液面位置の上下で温度差が発生していない場合には、液面位置が検出できないため、試験管の液面位置の上下で温度差が発生するまで、試験管滞留手段により試験管を滞留させ、試験管の液面位置の上下で温度差が発生した時点で、再度、サーモグラフィカメラにより試験管の外観を撮影し、再度撮影した試験管の外観画像に基づいて試験管内の検体の液面位置の検出を行う。従って、この試験管内検体液面位置検出システムによれば、試験管の外壁にラベルの貼り付けが行われている場合においても正確かつ迅速に試験管内の検体の液面位置の検出を行うことができる。
【0066】
また、検体が収容されている検体容器の形状が異なっている場合においても試験管内の検体量を正確に推定することができる。また、各試験管内の検体量を上位システムで管理することができるため、検体に対して検査及び再検査を効率的に行うことができる。また、第1試験管引渡手段により、検体量推定手段により推定された検体量が所定値以上の試験管を第2搬送手段に引渡すため、検査装置において検体量の不足により検査が実施できなくなることを防止することができる。更に、第2試験管引渡手段により、検体量推定手段により推定された検体量が所定値以下の試験管を第3搬送手段に引渡すため、量不足検体保管所等において、検査を実施することができるように検体量の増量等の処理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムの概略構成図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムのシステム構成図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムにおける検体液面位置の検出処理を説明するフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態にかかるサーモグラフィカメラにより撮影された試験管の外観画像を説明する図である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムにおける試験管の取込排出処理を説明するフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態にかかる試験管内検体液面位置検出システムにおける試験管の排出処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
2…冷蔵庫、4…試験管、6…ターンテーブル、8…検査装置、10…搬送ライン、12…試験管取込排出装置、14…バーコードリーダ、16…量不足検体保管所、18…搬送ライン、20…試験管排出装置、22…バーコードリーダ、24…サーモグラフィカメラ、26…試験管内検体液面位置検出装置、28…バーコードリーダ、30…制御部、32…記憶部、34…上位システム、36…通信制御部。

Claims (5)

  1. 試験管内の検体の液面位置を検出する試験管内検体液面位置検出装置と、前記試験管内検体液面位置検出装置に低温の試験管保管所から取り出された前記試験管を搬送するための第1搬送手段と、前記試験管内検体液面位置検出装置と前記第1搬送手段との間に配置され、前記第1搬送手段により搬送された前記試験管を滞留させる試験管滞留手段とを備える試験管内検体液面位置検出システムであって、
    前記試験管内検体液面位置検出装置は、
    前記試験管滞留手段において滞留している前記試験管の外観を撮影するサーモグラフィカメラと、
    前記サーモグラフィカメラにより撮影された前記試験管の外観画像に基づいて、前記試験管内の検体の液面位置を検出する液面位置検出手段と、
    前記液面位置検出手段により、前記サーモグラフィカメラにより撮影された前記試験管の外観画像に基づいて前記試験管内の検体の液面位置が検出できたか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段により、前記試験管内の検体の液面位置が検出できないと判定された場合に、前記サーモグラフィカメラにより、前記試験管滞留手段において前記検体の液面位置の上下で温度差が生じるまで滞留させた前記試験管の外観を再度撮影し、前記液面位置検出手段により、再度撮影された外観画像に基づいて前記試験管内の検体の液面位置を検出することを特徴とする試験管内検体液面位置検出システム。
  2. 前記試験管の底部の形状及び前記液面位置検出手段により検出された前記試験管内の検体の液面位置に基づいて、前記試験管内の検体量を推定する検体量推定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の試験管内検体液面位置検出システム。
  3. 前記検体量推定手段により推定された前記試験管内の検体量を該試験管に収容されている検体の検体番号に対応づけて上位システムに対して送信する送信手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の試験管内検体液面位置検出システム。
  4. 前記試験管滞留手段から検査装置に対して前記試験管の搬送を行う第2搬送手段と、
    前記検体量推定手段により推定された検体量が所定値以上の前記試験管を前記第2搬送手段に引渡す第1試験管引渡手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の試験管内検体液面位置検出システム。
  5. 前記試験管滞留手段から量不足検体保管所に対して前記試験管の搬送を行う第3搬送手段と、
    前記検体量推定手段により推定された検体量が所定値以下の前記試験管を前記第3搬送手段に引渡す第2試験管引渡手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の試験管内検体液面位置検出システム。
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