JP4169196B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数ビームを用いた画像形成装置の画質向上法に関し、プリンターやPPC等に好適な技術である。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の技術として、例えば、複数ビームを同時に走査し、色ずれが最も少なくなるように、複数ビームの中から先頭ビームを選択するようにした装置がある(例えば、特許文献1、2を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−104537号公報
【特許文献2】
特開平2002−072607号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
複数ビームを用いて画像形成する際に、重ね画像のズレを低減するために、異なるビームで各色の画像先頭ラインを書き始める。しかし、画像の書き出し(先頭)ラインを異なるビームで開始すると、重ね合わせ画像に画像ムラが生じることがある。
【0005】
本発明の目的は、重ね画像のズレ低減のため異なるビームで各色の画像の書き出し(先頭)ラインを形成したときの重ね合わせ画像の画像ムラを低減する画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、走査型書込み手段により画像担持体に形成した潜像から現像手段によりトナー像を生成し、前記トナー像を中間転写体上に転写する工程を色毎に複数回繰り返し、前記トナー像を色毎に順次重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置であって、潜像を形成する書込み手段は副走査方向に隣接した複数ビームを同時に走査するように構成され、各色画像形成時に先頭となるビームを前記複数ビームから選択可能で、選択したビームに応じて各ビームの階調補正を行い、選択した画像の先頭ラインを形成するビームが先に形成した画像と同じビームの場合、階調補正は行わない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的に説明する。
【0008】
図1は、画像形成装置の基本構成の一例を示す。画像形成装置は、走査型書込み手段により画像担持体に形成した潜像から現像手段によりトナー像を生成し、前記トナー像を中間転写体上に転写する工程を色毎に複数回繰り返し、前記トナー像を色毎に順次重ね合わせてカラー画像を形成する。
【0009】
感光体ドラム等の画像担持体1の周囲には、帯電手段2、書込み手段3、現像手段4、転写手段5、クリーニング手段6が配置されている。また、画像担持体1の上方にはベルト等の形態の中間転写体7が配置されている。また中間転写体7は基準位置を示すマークを有している。
【0010】
簡単に動作を説明する。矢印の向きに回転する画像担持体1は、帯電手段2によりその表面が帯電される。中間転写体7がマークを検出すると、書込み手段3が画像データに基づく露光を開始し、画像担持体1に潜像を形成する。潜像は現像手段4によりトナー像として顕像化され、中間転写体7との接点において転写手段5により中間転写体7に転写される。転写後の画像担持体1はクリーニング手段6により、転写残トナーがクリーニングされる。
【0011】
カラー(複数色)画像を形成する場合、図示しない切替え手段で現像手段4を切り替える等して異なる色での現像の上記工程を、必要な色の回数分繰り返し、中間転写体7に各色の画像を重ね合わせる。
【0012】
中間転写体7に重ね合わされた画像は図示しない別の転写手段により紙などの記録媒体に転写され、定着され装置外に排出される。
【0013】
ここで、各色の画像形成は中間転写体7のマークを基準に開始されるが、書込み手段3がレーザ走査光学系を用いた走査型である場合、中間転写体7のマーク検知と書込み手段3の書込み基準となる同期信号が非同期であるので、中間転写体7のマーク基準に画像形成を開始しても各色の重ね画像にズレが生じる。
【0014】
複数の光源を用い複数ビームを副走査方向に隣接するようにして同時走査する書込み手段を有する画像形成装置の場合、上述した重ね画像のズレを低減するため画像先頭ラインを形成するビームを選択できるようにしている。
【0015】
簡単のため、書込み手段が1回の走査でビームAとビームBの2ラインを同時走査して画像を形成し、ベルトマーク等の基準信号を基に各色の画像を重ね合わせる装置を例に説明する。
【0016】
図2は、各ビームのドットで形成されるライン(ベタ)を模式的に示す。画像担持体を走査した時、副走査方向に対しビームAがビームBに対し先行するように配置されている。図において、ビームAおよびビームBと名前のついたドットラインペアが1回目の走査で形成され、その下に続くビームAとビームBのドットラインペアは2回目以降の走査で順に形成されるものである。
【0017】
各色の画像を全て同じビーム(例えばビームA)から書き始めるのが理想的である。しかし、重ね合わせ画像のズレ低減のため、画像の先頭ラインを異なるビームで書き込む場合がある。
【0018】
マーク信号に対し始めの同期信号で画像形成する時、1色目(1回転目)の画像をビームA(黒丸)を先頭ビームとして形成した位置が例えば図2の(a)であったとする。この時、2色目(2回転目)の画像形成開始が図2の(b)に示すような位置だとすると、重ね画像に1ドット(ライン)のズレが生じることになる。この時、図2の(c)に示すよう画像の先頭となるビームにビームBを選択して画像形成を行うと重ね画像のズレを低減できる。ビーム選択は、ビームAに空のデータ(ダミーデータ)を送出し、ビームBに画像先頭ラインのデータを供給して行う。
【0019】
つまり、1色目と2色目の画像において偶数ラインと奇数ラインが異なるビームで形成されることになる。ここで、ビームAとビームBのドット形状および露光パワーがまったく同一であれば問題無いが実際にはドット形状ならびにパワーは異なる(図ではビーム形状の違いをはっきりするため強調して表している)。
【0020】
この時、1色目画像と2色目画像の重ね画像にはムラとなって現れることがある。そこで、色ずれ低減のために各色画像の先頭ビームを変えて画像形成を行った場合には、各ビームの形状およびパワーの違いによる画像ムラを低減すべく、後続画像の各ビームに階調補正を施す。
【0021】
階調補正は、γ曲線の変更あるいはビームを生成している光源(LD)の発光パワーを変更して行う。例えば、ビーム1ドットのフル点灯(パルス幅:1.0)ではドット形状が変わらない場合でも、パルス幅変調で点灯時間が短くなるとビーム形状が極端に細ってくるビームを重ね合わせるような場合、γ曲線を図3の実線のように階調の低い個所を補正するよう変更する。または予めビームの発光パワーを少し強くしておき、ドット形状の違いを低減する。
【0022】
上述のようなγ曲線の変更テーブル、発光パワーの変更による補正値は各ビームに対し予め重ね画像を出力して求めておく。また、場合によっては、画像処理の変更も行う。形成する画像の先頭ビームが先行色画像と同一の場合は、上述した階調補正は行わない。3色目以降も同様にして行う。
【0023】
同時に走査するビームが3つ以上の場合も、形成するビームの順番が各色毎に異なる場合は画像ムラが低減するよう、後続する画像を形成する際に重なり合うドットを形成する各ビームに対応して補正を施す。
【0024】
具体的な先頭ビームの選択方法について説明する。
各色の画像形成開始基準であるベルトマーク信号に対する走査ビームのタイミング(ドット位置)の一例を図4に示す。以降、書き込み手段の同期信号生成タイミングをドットの中心として説明する。
【0025】
ここで、時間Tはライン周期である。また、A1はビームAが1回目の走査で形成するドット位置、B1はビームBが1回目の走査で形成するドット位置を、A2はビームAが2回目の走査で形成するドット位置、B2はビームBが2回目の走査で形成するドット位置を示している。
【0026】
1色目の画像を、ベルトマークに対し、図4の(a)のタイミングt1で形成開始したとする。2色目以降の画像形成において、(b)に示すように、t1−t2>3T/4となった場合、1走査遅らせて画像形成を開始する。つまり、図4の(b)に示すA2位置から画像データの1ライン目を書き込む。こうすることで、重ね合わせ画像の色ずれが低減できる。このとき、画像先頭のビームは1色目と同じビームAであるので、階調補正は行わない。
【0027】
また、(c)に示すように、T/4<t1−t3<3T/4となった場合には、B1位置から画像データを書き込む。ここでは画像の先頭ラインを、1色目の先頭ラインを形成したビームAとは異なるビームBで書き込みを行うので、階調補正を行う。ちなみに、t1−t3<T/4の場合には、1色目と同じA1から画像形成を開始する。
【0028】
ここで、1色目の画像を(b)のタイミングで形成しまうと、2色目以降の開始タイミングが(a)のような場合、先頭ラインを重ねることはできなくなる。そこで、ベルトマーク検知から予め設定した基準値、ここではT/2経過以降の同期検知信号から画像形成を開始するようにしている。
【0029】
図5は、上述した制御を行うビーム選択制御手段の構成を示す。中間転写体7のマークを検出するマーク検出手段21、画像形成開始の基準となるマークを検出するたびにマーク検出後の経過時間を計測する第1の計測手段22、予め設定された第1の基準値と第1の計測手段22の計測値を比較し大小を判定する第1の判定手段24、マークを検出してから第1の計測手段22の計測値が第1の基準値に達した以降の同期信号までの時間(t1)を記憶する第1の記憶手段25、2色目以降の画像開始基準のマークを検出してから書き込み手段が生成する同期信号までの第1の計測手段22での計測時間(t2、t3)と第1の記憶手段25との計測結果との差分を求め、その絶対値と正負を出力する演算手段26、演算手段26の結果を予め設定された第2の基準値と比較し大小を判定する第2の判定手段27、予め設定された第3の基準値と比較し大小を判定する第3の判定手段28および予め設定された第4の基準値と比較し大小を判定する第4の判定手段29と、演算手段26で求めた差分の正負、第2の判定手段27、第3の判定手段28および第4の判定手段29の結果から書込み制御部にビーム選択の指示を行うビーム選択部30で構成する。
【0030】
ここで、第1の基準値は、書き込み手段3の同期信号周期Tの半分T/2、第2の判定手段27の第2の基準値は5T/4、第3の判定手段28の第3の基準値は3T/4、第4の判定手段29の第4の基準値はT/4である。
【0031】
図6を用いて、図5の制御手段を説明する。第1の判定手段24により、(a)のマーク信号検知後T/2経過してからの同期信号で初回の色画像の書き込みを開始するので、1色目の画像の開始タイミングは(b)から(c)の間で起こりうる。(b)はT/2経過直後、(c)はT/2直前に同期信号が発生した場合である。
【0032】
書込み手段は一回の走査で2ライン形成するので、それぞれのタイミングで生成されるドット位置は(f)、(i)のようになる。矢印が副走査方向である。
【0033】
第1の記憶手段25は、ベルトマークから第1の基準値(T/2)経過後の同期信号により書き込みが開始されるまでの時間(例えばt10minまたはt10max)を計測保持する。2色目以降の画像開始タイミングは上述と同様、最大で(d)と(e)の区間で変動する。
【0034】
第1の計測手段22は、マーク検出してから書き込み手段3の同期信号が発生するまでの時間(例えばt20minまたはt20max)を計測し、演算手段26が第1の記憶手段25で計測保持された1色目の画像の書き込み開始までの時間(例えばt10minまたはt10max)から2色目以降の書き込み手段3の同期信号が発生するまでの時間(例えばt20minまたはt20max)を引き、その絶対値と正負を求める。
【0035】
第2の判定手段27は演算手段26の結果を第2の基準値である5T/4と大小を判定し、結果をビーム選択部30に出力する。第3の判定手段28は演算手段26の結果を第3の基準値である3T/4と大小を判定し、結果をビーム選択部30に出力する。第4の判定手段29は演算手段26の結果を第4の基準値であるT/4と大小を判定し、結果をビーム選択部30に出力する。
【0036】
また、演算手段26は差分の正負をビーム選択部30に出力する。ビーム選択部30は各判定手段ならびに演算手段の結果に従い、図7のように2色目以降の画像先頭ビームを選択し、それに伴い画像データ出力順を制御する。ここで、1色目の先頭ライン形成はビームAを用いるものとする。
【0037】
図7について説明すると次のようになる。第2の判定手段27の結果が大の時、ベルトマーク検出直後の同期信号から1走査遅らせた走査の後続ビーム(ビームB)に先頭ラインデータを出力して画像形成を開始する。第2の判定手段27の結果が小で第3の判定手段28の結果が大の時、ベルトマーク検出直後の同期信号から1走査遅らせた走査で画像形成を開始する。この時の先頭ビームは1色目と同じである。
【0038】
第2の判定手段27の結果ならびに第3の判定手段28の結果が小で第4の判定手段29の結果が大の時、演算手段26で求めた差分の正負に従いビームを選択する。差分が正であれば後続ビーム(ビームB)に先頭ラインデータを出力して画像形成を開始する。差分が負であれば先頭ビーム(ビームA)に2ライン目データを出力して画像形成を開始する。
【0039】
第2の判定手段27、第3の判定手段28、第4の判定手段29の結果が全て小の時、1色目と同じ先頭ビーム(ビームA)から画像形成を開始する。
【0040】
具体例を図6に示す。1色目の画像形成を(b)のタイミングで開始した時、2色目以降の画像開始が(d)または(e)であったとする。
【0041】
(d)の場合、時間差Δtは、T/4<Δt<3T/4となって、第2判定手段および第3判定手段が小で第4判定手段が大、そしてΔtが正なので、後続のビームB(ドットG2)位置から先頭ラインデータを書き込む。
【0042】
(e)の場合、各判定手段の結果は(d)の場合と同じだが、Δtが負なので、先頭のビームA(ドットH1)位置で画像の2ライン目データから画像形成を行う。
【0043】
このようにすることで、1色目の先頭ライン位置(ドットF1)に対し、2色目以降の画像データの先頭ラインデータがG2の位置に、または1色目の2ライン目のドット位置F2に対し、2色目の2ライン目データがH1の位置に形成でき、位置ずれを低減できる。
【0044】
また、1色目が(c)のタイミング(ドットI1)で開始した場合、2色目以降の画像開始が(d)であると第2の判定手段27の結果は大となりマーク検知後、2つ目の同期信号(1走査遅らせて)から、後続のビームBで書込みを開始する。
【0045】
走査ビーム数が3つ以上の場合も、上述のように基準値、判定手段を複数個設け、条件を適切に設定することで位置ズレを低減する同様な制御を行うことが出来る。
【0046】
先の説明では、マーク検出して第1の基準値(ここではT/2)経過後初めの同期信号で1色目の画像形成を開始としているが、これに限定する必要は無い。書込み手段の同期信号をn周期分遅らせて書込みを開始出来るよう設定値nを設ける。図8は、本発明のビーム選択制御手段の他の構成を示す。図8では、図5の構成に、さらに計数手段18を追加している。
【0047】
1色目の画像形成時には、書込み開始基準となるマーク検出後第1の基準値が経過してから書込み手段の同期信号数をカウントし、2色目以降の画像形成時にはマーク検出後の同期信号数をカウントする計数手段18を設ける。前記計数手段にはnを設定し、カウント値がnに達すると書込み制御部に画像形成の開始を指示する。例えばn=3とした場合、1色目の同期信号が図9の(b)のタイミングであれば、peから1色目の画像形成を開始し、2色目以降の画像形成は、(c)のタイミングであればpg3を、(d)のタイミングであればph3を基準同期信号として演算を行い、演算結果から図7に基づいて画像形成を開始する。
【0048】
これにより書込み開始位置を替えることができ、中間転写体のつなぎ目部分での像形成や同一個所での使用を避けることができる。
【0049】
図10は、2ステーションの画像形成装置に本発明を適用した例である。本画像形成装置は、中間転写体7の下方に2つの画像形成手段((C、M)用のステーション1、(Y、K)用のステーション2)を有している。各々の画像形成手段は1つの画像担持体1と、書込みビーム3と、この画像担持体上に書込みビーム3により形成される静電潜像を現像する少なくとも2つの現像色から構成される現像手段4と、現像手段4の現像色を択一的に選択して駆動する切替え手段とで構成され、前記複数の画像形成手段によって形成される画像を中間転写体上で重ね合わせることで複数色の画像を生成する画像形成装置であり、色毎に中間転写体に形成されるトナー画像を上述した発明によって、容易に精度良く重ねあわせることが可能となり、画像ムラの無い高品位のフルカラー画像形成装置を実現できる。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1記載の発明によれば、重なり合うラインを形成するビームが異なっていても、重ね画像の画像ムラを低減できる。
【0051】
請求項2記載の発明によれば、必要の無い階調補正処理による悪影響を防ぐことが出来る。
【0052】
請求項3記載の発明によれば、重ね画像の位置(色)ずれ低減を簡易な構成で制御でき、かつ画像ムラを抑えられる。
【0053】
請求項4記載の発明によれば、2ライン同時走査の書き込み手段を用いた場合でも、重ね画像の位置(色)ずれを容易に低減できる。また、重ね合わせ画像の位置ずれのばらつきを小さくできる。
【0054】
請求項5、6記載の発明によれば、重ね画像の画像ムラを容易に低減できる。
【0055】
請求項7記載の発明によれば、重ね画像の位置(色)ずれを容易に低減でき、かつ画像ムラを抑えられる。
【0056】
請求項8記載の発明によれば、中間転写体上の画像形成位置を変更できるので、中間転写体の劣化を防げる。
【0057】
請求項9記載の発明によれば、実使用状況に応じて、中間転写体上の画像形成位置を変更できるので、中間転写体の劣化を防げる。
【0058】
請求項10記載の発明によれば、小型、高速、かつ低コストの画像形成装置においても、重ね合わせ画像の位置ずれ(色ズレ)を低減した、画像ムラの無い高品位な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の基本構成の一例を示す。
【図2】ビームA、Bのドットで形成されるライン(ベタ)を模式的に示す。
【図3】γ曲線の一例を示す。
【図4】ベルトマーク信号に対する走査ビームのタイミング(ドット位置)の一例を示す。
【図5】ビーム選択制御手段の構成を示す。
【図6】ビーム選択制御手段の動作を説明する図である。
【図7】ビーム選択を説明する図である。
【図8】ビーム選択制御手段の他の構成を示す。
【図9】図8の動作を説明する図である。
【図10】2ステーションの画像形成装置を示す。
【符号の説明】
1 画像担持体
2 帯電手段
3 書込み手段
4 現像手段
5 転写手段
6 クリーニング手段
7 中間転写体

Claims (10)

  1. 走査型書込み手段により画像担持体に形成した潜像から現像手段によりトナー像を生成し、前記トナー像を中間転写体上に転写する工程を色毎に複数回繰り返し、前記トナー像を色毎に順次重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置であって、潜像を形成する書込み手段は副走査方向に隣接した複数ビームを同時に走査するように構成され、各色画像形成時に先頭となるビームを前記複数ビームから選択可能で、選択したビームに応じて各ビームの階調補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 選択した画像の先頭ラインを形成するビームが先に形成した画像と同じビームの場合、階調補正は行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 中間転写体上に各色の画像開始基準となるマークを検出するマーク検出手段と、画像開始のマークを検出するたびにマーク検出後の経過時間を計測する第一の計測手段と、予め設定された第一の基準値と、第一の計測手段の計測値を比較しその大小を判定する第一の判定手段と、マークを検出してから前記第一の計測手段の計測値が前記第一の基準値に達した後の、書込み手段が生成する同期信号までの時間を計測保持する第一の記憶手段と、2色目以降の画像開始基準のマーク検出後から書込み手段が生成する同期信号までの第一の計測手段での計測時間と第一の記憶手段との差分の絶対値を求める演算手段と、演算手段の絶対値を、予め設定された第二の基準値と比較しその大小を判定する第二の判定手段、第三の基準値と比較しその大小を判定する第三の判定手段、および第四の基準値と比較しその大小を判定する第四の判定手段を設け、第一の判定手段の結果、第一の基準値より経過時間が大と判定された時点で書込み手段の同期信号に同期して1色目の画像書込みを開始し、第二の判定手段の結果、第三の判定手段の結果、第四の判定手段の結果および演算手段で求めた差分の正負の結果に従い2色目以降の画像の先頭ビームを選択することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 書込み手段が走査する複数ビームが2つで、走査ビームが生成する書き込み同期信号の周期をTとした場合、第一の計測手段が計測結果を比較する第一の基準値をT/2、第二の判定手段が演算手段の結果を比較する第二の基準値を5T/4、第三の判定手段の第三の基準値を3T/4、第四の判定手段の第四の基準値をT/4としたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 階調補正は、各ビームのγ補正テーブルを変更することで行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  6. 階調補正は、各ビームの発光パワーを変更することで行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  7. 2色目以降の画像形成の開始は、第二の判定手段の結果が大の時はページ先頭ラインは1走査遅らせ先頭ビームAには空のデータを出力し、後続ビームBに画像の先頭ラインデータを出力し、第三の判定手段の結果が大で第二の判定手段の結果が小である場合はページ先頭ラインは1走査遅らせてからラインデータから出力し、第四の判定手段の結果が大で第三の判定手段の結果が小である場合、差分が正であれば先頭ビームAには空のデータを出力し、後続ビームBに画像の先頭ラインデータを出力し、負であれば先頭ビームAに2ライン目の画像データを出力し、第四の判定手段の結果が小の時は1色目と同じラインの画像データから出力するように、開始データを制御することを特徴とする請求項3または4記載の画像形成装置。
  8. 設定値n(nは正の整数)と、1色目の画像書込み時にはマーク検出後の経過時間が第1の基準値に達した後の同期信号数をカウントし、2色目以降の書込み時はマーク検出後の同期信号を計数する計数手段を設け、計数手段のカウント数がnに達したら1色目の書込みを開始し、2色目以降の書込み開始タイミングは、第三の判定手段の結果が小の時、マーク検知後n番目の書込み手段の同期検知信号に同期して画像の書込みを開始し、第三の判定手段の結果が大の時はマーク検知後(n+1)目の書込み手段の同期信号に同期して画像の書込みを開始するよう制御したことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  9. 設定するnの値は、環境温度、プリント枚数、使用時間によって可変であることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 中間転写体と、中間転写体の移動面に対向して配置した画像形成手段を複数有し、各画像形成手段は1つの画像担持体と1つの書き込み手段と、この画像担持体に書き込み手段から発せられる複数のビームより形成される静電潜像を現像する少なくとも2つの現像手段と、現像手段を択一的に選択して駆動する切り替え手段とで構成され、中間転写体の移動方向に対し上流側に配置される画像形成手段で形成されるトナー像、下流側に配置される画像形成装置で形成されるトナー像を中間転写体上に順に転写して重ね合わせることでカラー画像を形成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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