JP4168958B2 - ドキュメント編集システム - Google Patents

ドキュメント編集システム Download PDF

Info

Publication number
JP4168958B2
JP4168958B2 JP2004077493A JP2004077493A JP4168958B2 JP 4168958 B2 JP4168958 B2 JP 4168958B2 JP 2004077493 A JP2004077493 A JP 2004077493A JP 2004077493 A JP2004077493 A JP 2004077493A JP 4168958 B2 JP4168958 B2 JP 4168958B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
data
held
image
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004077493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005269136A (ja
Inventor
努 石井
恒正 三田
育太郎 長束
実 小清水
泰則 斎藤
吉嗣 広瀬
宏之 堀田
恵理子 田丸
公威 蓮池
直樹 林
宏行 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004077493A priority Critical patent/JP4168958B2/ja
Publication of JP2005269136A publication Critical patent/JP2005269136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4168958B2 publication Critical patent/JP4168958B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、ドキュメントを構成する電子データを用紙や電子ペーパ等といった様々な媒体で表示保持したドキュメントを用いて、当該ドキュメントを構成する電子データを編集することができるドキュメント編集技術に関し、特に、複数のドキュメント又はドキュメント部分を新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集技術に関する。
ドキュメントは、コンピュータにより作成した文書や画像、デジタルカメラで撮影した画像、ネットワーク上から取得した画像等、様々な電子的なメディアデータにより構成されており、このようなドキュメントは画面表示や印刷出力等によってユーザの閲覧に供される他、コンピュータの編集編集ソフトウエアによりドキュメント電子データを編集して新たなドキュメントを作成するいわゆる電子編集にも供されている。
電子編集では、コンピュータの表示画面にドキュメントを画像表示し、ユーザがマウスやキーボード等の操作手段からコマンドを入力して、当該ドキュメント(電子データ)に種々な編集を加えることができる。この編集作業では、或るドキュメント中の部分を切り取って新たなドキュメントに貼り付けるといったカット・ペースト作業も行われ、例えば、複数の文書中の必要部分だけを抜き出して1つのドキュメントに纏めるといった場合には、カット・ペースト作業は必須の編集作業である。
従来では、このような複数のドキュメントやドキュメントの構成部分を新たなドキュメントに纏める編集作業は、ユーザがコンピュータを操作してドキュメント電子データを編集することにより行っていた。
しかしながら、上記のようなコンピュータ操作によるドキュメント電子データの編集作業にあっては、コンピュータハードウエアの制約によって極めて作業性が悪いという課題があった。
具体的には、コンピュータの表示画面に表示されるドキュメントの範囲は画面の大きさに制約されるため、ドキュメント中の必要な部分を編集しようとする場合には、当該部分を画面表示させるためにスクロール操作を繰り返し行わなければならない。また、複数のドキュメントを編集対象とする場合には、画面表示するドキュメントを切換え操作しなければならず、また、それぞれ異なるドキュメントを表示する複数のウインドウを画面表示したとしても、これら重なり表示されるウインドウを画面前面に切換える操作を行わなければならない。
このように操作負担を軽減するために、従来では、編集対象のドキュメントを紙媒体(用紙)に印刷出力して、当該ドキュメントの内容を一覧できる状態とし、ユーザが印刷出力されたドキュメントを見ながらコンピュータ操作をしてドキュメント電子データを編集するといった作業が行われている。
しかしながら、このような編集作業にあっては、印刷出力されたドキュメントは編集作業後にはゴミとなって紙資源を浪費してしまうばかりか、多数の印刷物が氾濫してオフィスの作業環境が雑然としてしまう課題があった。また、このような印刷出力を行った場合にあっても、電子データの編集処理はユーザがコンピュータを操作することにより行うため、スクロールやカット・ペースト等の煩雑な操作を行わなければならなかった。更には、幾人かのユーザが集まって編集作業をする場合には、コンピュータを操作するユーザは1人だけであるので、各ユーザの編集意図を当該操作者ユーザに円滑に伝えて編集作業を進めることが困難であった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、煩雑なコンピュータ操作を行わずとも、電子ペーパへの光書き込み電子書き込み処理、紙媒体への印刷等により、これら媒体にドキュメントを表示保持させた一覧性の高い状態によりドキュメントの纏め編集処理を実現することを目的としている。
本発明では、用紙や電子ペーパ等といった媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するために、データ保持手段が媒体に表示保持されるドキュメントの電子データを保持し、画像読み取り手段がドキュメント部分を指定するマーク及び当該ドキュメントの識別情報が付された媒体に対して画像読込み処理し、部分特定手段が複数の媒体から画像読み取りされた各ドキュメント中のマーク指定部分を特定し、データ取得手段が画像読み取りされたドキュメント識別情報に基づいて特定されたマーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データをデータ保持手段から取得し、ドキュメント編集手段が取得された複数のドキュメント部分データに基づいて複数のドキュメント部分を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントを生成する。
ここで、ドキュメント識別情報は、コード記号を媒体表面に表示記録する等の方法でドキュメント部分を指定するマークとともに画像読込み可能な態様で付されればよい。
また、本発明において、特に、ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持したドキュメントの識別情報を保持するメモリと、メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有する電子ペーパにドキュメントを表示保持させる場合には、ドキュメントの識別情報を無線受信処理することもできる。すなわち、データ保持手段が電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、画像読み取り手段がドキュメント部分を指定するマークが付された電子ペーパに対して画像読込み処理し、無線受信手段が画像読み取りされる電子ペーパから表示ドキュメントの識別情報を受信し、部分特定手段が複数の媒体から画像読み取りされた各ドキュメントからマーク指定部分を特定し、データ取得手段が受信したドキュメント識別情報に基づいて特定されたマーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データをデータ保持手段から取得し、ドキュメント編集手段が取得された複数部分の電子データに基づいて複数のドキュメント部分を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントを生成する。
したがって、上記の本発明によると、例えば、ドキュメント中の部分を切り出してスクラップブックを作成するような作業において、ユーザが媒体に表示されたドキュメント中の必要な部分に囲み線や下線等を付して画像読込みさせる作業をするだけで、纏め編集のための煩雑なコンピュータ操作を行わずにドキュメント電子データを編集することができる。しかも、この編集作業は編集対象のドキュメントを一覧性の高い状態として行うことができ、更には、幾人かのユーザが編集作業を行う場合でも各ユーザの編集意図をそのまま反映させることができる。すなわち、本発明によると、ドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業環境を実現することができる。
なお、ドキュメント編集手段は設定に応じた種々なレイアウトでドキュメント部分を配置して編集ドキュメントを生成することができるが、例えば、画像読み取りした順に従った順序で複数のドキュメント部分をレイアウト配置して編集ドキュメントを生成するようにすれば、ユーザが画像読み取り操作によって生成される編集ドキュメント中の配置関係を直感的に把握することができる。
本発明では、用紙や電子ペーパ等といった複数の媒体に表示保持されたドキュメントを新たなドキュメントに纏め編集するために、データ保持手段が媒体に表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、画像読み取り手段がドキュメントのページを画する読み取り領域をもって媒体に表示保持されたドキュメント及び当該ドキュメントの識別情報を画像読み取り処理し、位置特定手段が画像読み取りされたドキュメントの読み取り領域に対する位置を特定し、データ取得手段が画像読み取りされたドキュメント識別情報に基づいて対応するドキュメントの電子データをデータ保持手段から取得し、ドキュメント編集手段が取得された複数のドキュメント電子データに基づいて複数の媒体から読み取られたドキュメントを各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成する。
また、本発明において、特に、ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持したドキュメントの識別情報を保持するメモリと、メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有する電子ペーパにドキュメントを表示保持させ場合には、ドキュメントの識別情報を無線受信処理することもできる。すなわち、データ保持手段が電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、画像読み取り手段がドキュメントのページを画する読み取り領域をもって電子ペーパに表示保持されたドキュメントを読み取り、無線受信手段が画像読み取りする電子ペーパから表示ドキュメントの識別情報を受信し、位置特定手段が画像読み取りされたドキュメントの読み取り領域に対する位置を特定し、データ取得手段が受信したドキュメント識別情報に基づいて対応するドキュメントの電子データをデータ保持手段から取得し、ドキュメント編集手段が取得された複数ドキュメントの電子データに基づいて、複数の媒体から読み取られたドキュメントを各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成する。
画像読み取り手段のページを画する読み取り領域は、例えばスキャナのプラテンにマークや囲み線を設定する等して、ユーザが認識できる態様であればよい。
したがって、上記の本発明によると、例えば、複数のドキュメントを纏めてスクラップブックを作成するような作業において、ユーザが媒体に表示されたドキュメントを所望の配置位置で画像読込みさせる作業をするだけで、纏め編集のための煩雑なコンピュータ操作を行わずに、複数のドキュメント電子データを新たなドキュメント中での配置位置を指定して纏め編集することができる。しかも、この編集作業は編集対象のドキュメントを一覧性の高い状態として行うことができ、更には、幾人かのユーザが編集作業を行う場合でも各ユーザの編集意図をそのまま反映させることができる。すなわち、本発明によると、ドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業環境を実現することができる。
本発明では、媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出し、ドキュメント中での配置を指定して新たなドキュメントに纏め編集するために、データ保持手段が媒体に表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、画像読み取り手段がドキュメント部分を指定するマーク及び当該ドキュメントの識別情報が付された媒体に対して画像読込み処理し、部分特定手段が媒体から画像読み取りされたドキュメント中のマーク指定部分を特定し、位置特定手段が 画像読み取りされたドキュメント部分の読み取り領域に対する位置を特定し、データ取得手段が画像読み取りされたドキュメント識別情報に基づいて特定されたマーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データをデータ保持手段から取得し、ドキュメント編集手段が取得された複数のドキュメント部分データに基づいて複数のドキュメント部分を各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成する。
また、本発明において、特に、ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持したドキュメントの識別情報を保持するメモリと、メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有する電子ペーパにドキュメントを表示保持させ場合には、データ保持手段が電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、画像読み取り手段がドキュメント部分を指定するマークが付された電子ペーパに対して画像読込み処理し、無線受信手段が画像読み取りされる電子ペーパから表示ドキュメントの識別データを受信し、部分特定手段が媒体から画像読み取りされたドキュメントからマーク指定部分を特定し、位置特定手段が画像読み取りされたドキュメント部分の読み取り領域に対する位置を特定し、データ取得手段が受信したドキュメント識別情報に基づいて特定されたマーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データをデータ保持手段から取得し、ドキュメント編集手段が 取得された複数ドキュメントの電子データに基づいて複数の媒体から読み取られたドキュメント部分を各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成する。
したがって、上記の本発明によると、例えば、複数のドキュメント部分を纏めてスクラップブックを作成するような作業において、ユーザが媒体に表示されたドキュメント中の所望の部分をマークして所望の配置位置で画像読込みさせる作業をするだけで、纏め編集のための煩雑なコンピュータ操作を行わずに、複数のドキュメント電子データを新たなドキュメント中での配置位置を指定して纏め編集することができる。しかも、この編集作業は編集対象のドキュメントを一覧性の高い状態として行うことができ、更には、幾人かのユーザが編集作業を行う場合でも各ユーザの編集意図をそのまま反映させることができる。すなわち、本発明によると、ドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業環境を実現することができる。
ここで、本発明では、ドキュメント編集手段は、生成する編集ドキュメントのページサイズに応じてドキュメント又はドキュメント部分を拡大又は縮小してページに配置して、これらドキュメント又はドキュメント部分が編集ドキュメント中に整然と納められるようにするのが好ましい。
また、本発明では、公知の画像認識処理技術を用いてドキュメント中にマークを付された部分を特定し、当該特定した範囲に対応するドキュメント電子データ部分を抽出すればよいが、ドキュメント電子データがドキュメントを構成する複数の部分の電子データを関連付けた構造化データである場合には、当該部分の抽出処理をさらに容易に行うことができる。
本発明によると、編集対象のドキュメントを一覧性の高い状態として、纏め編集のための煩雑なコンピュータ操作を行わずに、複数のドキュメント電子データを新たなドキュメントに纏め編集することができ、ドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業環境を実現することができる。
本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
図1には本発明の第1実施例に係るドキュメント編集システムを示してあり、本実施例では媒体としての用紙Pに編集対象のドキュメントD1、D2を印刷することにより表示保持させて、当該ドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントNDに纏め編集している。
なお、本発明では、媒体はドキュメントや当該ドキュメントの識別情報を表示保持するものであれば種々な媒体をもちいることができるので、後述する電子ペーパEPを用いることもできる。
編集作業に際して、編集対象のドキュメントD1、D2はそのドキュメント電子データに基づいてプリンタ(図示せず)により用紙Pに印刷され、ユーザが当該ドキュメントD1、D2中の所望の部分d1、d2、d3を囲み線Lを用紙Pに書き込んでマーキングする。
また、プリンタによる印刷処理で、用紙PにはドキュメントD1、D2とともに当該ドキュメントを識別するためのIDコードを含むバーコードCが用紙P上の所定の位置に印刷されており、後述するように、IDコードにより各々識別されて保持されているドキュメントの電子データとの対応が付けられている。なお、このドキュメント識別情報は、QRコード等の他の形式の2次元コードや、コード番号等であってもよく、要は、印刷されたドキュメントとその電子データとを対応付ける情報を画像認識処理によって取得できるものであればよい。
ここで、図示の例では編集対象となる2つのドキュメントD1、D2中から3つの部分d1、d2、d3をマークLで指定しているが、本発明では、編集対象となるドキュメントは1以上の任意の数でよく、また、ドキュメント中からマーク指定される部分も1以上の任意の数でよい。また、図示の例ではドキュメント中の部分を囲み線Lで囲むことにより抽出部分を指定しているが、本発明では、抽出部分の文に下線を付す、抽出部分を残して他の部分を塗り潰したりテープを貼る等して隠す、これとは逆に抽出部分を塗り潰したりテープを貼る等して隠す等といった種々なマーキング方法を採用することができ、要は、画像認識処理によってドキュメントD中からマーク指定部分を特定し得る方法であればよい。
本例のシステムの中核を成すレイアウト編集装置1には画像読み取り手段としてのスキャナ10が接続されており、ユーザは、所望部分のマーキングをした後に、スキャナ10により用紙Pに印刷されたドキュメントD1、D2を画像読み取りさせる。
レイアウト編集装置1は、コンピュータに本発明に係る処理を実行するためのプログラムを実行させることにより、部分特定手段2、データ取得手段3、編集手段4、出力手段5が構成されており、また、上記プリンタによる印刷に用いられる複数のドキュメントデータを各々IDコードで識別して保持するデータ保持手段(データベースメモリ)6を有している。
部分特定手段2は、スキャナ10により読み取られた各ドキュメントD1、D2の画像を解析して、マークLにより指定された部分d1、d2、d3を特定する。この特定処理は、予め指定用マークとして設定された特殊なマークである場合には、当該特殊マークを画像中から識別して指定部分を特定する処理を行えばよいが、一般的なマーキング方法である場合には、例えば、スキャナ10によりドキュメントD1、D2とともに読み取られたバーコードCの画像を認識してIDコード化し、当該IDコードに対応するドキュメント電子データをデータ保持部6から取得して、当該ドキュメント電子データに基づくドキュメント画像とスキャナ10で読み取ったドキュメント画像との比較により、マーク指定部分d1、d2、d3を特定すればよい。
データ取得手段3は、部分特定手段2により特定されたマーク指定部分d1、d2、d3の電子データを取得する。この取得処理は、データ保持手段6からIDコードで対応するドキュメント電子データを取得して、マーク指定部分d1、d2、d3に該当する電子データを抽出することにより行われ、例えば、上記と同様に、ドキュメント電子データに基づくドキュメント画像とスキャナ10で読み取ったドキュメント画像とを比較し、マーク指定部分に該当するドキュメント電子データ中の部分を特定して抽出すればよい。
ここで、図7に示すように、HTML等の構造化データ形式でドキュメント電子データが構成されている場合には、ドキュメント電子データはドキュメントフォームに当該ドキュメントを構成する複数の部分(パーツ)の実体データを関連付けた構造であるので、マーク指定された部分(パーツ)のデータを抽出することにより、容易にマーク指定部分に該当するドキュメント電子データ中の部分を抽出することができる。
編集手段4は、データ取得手段3により取得された複数のマーク指定部分d1、d2、d3の電子データに基づいて、これらドキュメント部分d1、d2、d3を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントNDを生成する。図示の例では、D1、D2の順で画像読み取りすることに応じて、当該順序に従った順番でドキュメント部分d1、d2、d3を順に配した新たなドキュメントNDの電子データを作成する。
そして、編集手段4により生成された新たなドキュメントNDの電子データは出力手段5により出力される。この出力処理は、新たなドキュメントNDの電子データをデータ保持手段6にIDコードを付して格納する、新たなドキュメントNDをディスプレイ装置の画面に表示出力する、新たなドキュメントNDをプリンタにより印刷出力する等の任意の態様でよい。
ここで、図8〜図10には、上記の画像の読み取り順に応じたマーク指定部分の具体的なレイアウト配置例を示してある。
図8に示す例は、編集対象としての3つのドキュメントD1、D2、D3を順に画像読み取りした場合、これらドキュメントに含まれているマーク指定部分d1、d2、d3を当該読み取り順序に並べた編集ドキュメントNDを生成するものである。なお、画像読み取りのスキャン方法は、3枚のドキュメント用紙をスキャナ10のプラテンに順々に載せ換えて1枚ずつ画像読み取りしても、或いは、3枚のドキュメント用紙を同時にスキャナ10のプラテンに乗せて連続して画像読み取りしてもよい。
図9に示す例は、編集対象としての3つのドキュメントD1、D2、D3の内にマーク指定部分を含まないドキュメントD2がある場合に、これら3つのドキュメントD1、D2、D3を順に画像読み取りすると、ドキュメントD2は無視して、マーク指定部分d1、d2、d3を当該読み取り順序に並べた編集ドキュメントNDを生成するものである。
図10に示す例は、編集手段5に対してユーザがレイアウト設定を行うことにより、編集ドキュメントND配置されるマーク指定部分d1、d2、d3を縦並びと横並びとに変更できるものである。なお、本発明では、編集手段5による配置処理を設定することにより、上記の例以外にも種々な態様でレイアウト配置することができるのは言うまでもなく、更には、編集手段5に対する設定により、編集ドキュメントNDのフォーム(紙面)に余裕がある場合にはマーク指定部分を拡大して配置したり、マーク指定部分の数が多くて編集ドキュメントNDのフォームに余裕がない場合にはマーク指定部分を縮小して配置するようにしてもよい。
したがって、上記のドキュメント編集システムによると、ユーザが用紙Pに表示されたドキュメントD1、D2中の必要な部分d1、d2、d3に囲み線Lを付して画像読込みさせる作業をするだけで、纏め編集のための煩雑なコンピュータ操作を行わないドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業により、ドキュメント電子データを編集して新たなドキュメント電子データNDを生成することができる。
図2には本発明の第2実施例に係るドキュメント編集システムを示してあり、本実施例では媒体としての電子ペーパEPに編集対象のドキュメントD1、D2を書き込んで表示保持させて、当該ドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントNDに纏め編集している。また、本実施例では、レイアウト編集装置1は電子ペーパEPとの間で無線通信を行う無線通信機11を有している。
なお、図1に示した例と同様な部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
まず、本実施例に利用される電子ペーパEPを、図12〜図15に示す例及び図16〜図18に示す例を参照して説明する。
電子ペーパEPには、表示情報の記録方式の違いにより大別して、図12〜図15に示す光書き込み型と、図16〜図18に示す自己書き換え型とがあり、いずれの形式にあっても電子ペーパと称せられるように紙の様に薄型の情報表示保持装置である。
図12(a)には光書き込み型電子ペーパEPを正面視して示し、同図(b)には当該光書き込み型電子ペーパEPを側面視で示してある。なお、図示の電子ペーパEPはドキュメント等の情報画像を表示保持する表示部22と電子データの処理を司る処理部23とを有しており、同図(a)には処理部23に内蔵されている諸機能部も表してある。
光書き込み型電子ペーパEPは、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型であり、大部分の面積を占める表示部22の一片に処理部23が設けられている。なお、表示部22の大きさは任意であり、用途に応じた大きさのものとされる。
処理部23には、後述するように表示部22を駆動する電圧を印加するための電極24、外部と無線通信するための無線部25、電子データを読み書き自在に保持するメモリ26、無線部25やメモリ26の駆動電力を供給するバッテリ27が設けられている。
光書き込み型電子ペーパEPは、レイアウト編集装置1に設けられた無線通信機11等の外部の無線機器と無線部25で無線通信することにより表示保持するドキュメントのIDコードデータを送受信し、また、IDコードデータをメモリ26に保持することができる。
例えば、光書き込み型電子ペーパEPは、図13に示すように液晶パネル20に電子データに基づいてドキュメント画像を表示し、電極44に外部の電源から電圧を印加しながら光書き込み型電子ペーパEPを液晶パネル20に重ねて光を照射することにより、液晶パネル20に表示させたドキュメント画像を表示部22に転写して表示保持させることができる。
なお、電極24に電圧を印加しながら光書き込み型電子ペーパEPにドキュメント用紙等の文書紙を重ねて光を照射することによっても、文書用紙の記載内容画像を表示部22に転写して表示保持させることもでき、要は、光書き込み型電子ペーパEPは電極24に電圧を印加することで投影された画像情報を表示部22に転写し、電極24に印加した電圧を除去した後も当該画像情報を表示状態で保持し続ける機能を有している。
光書き込み型電子ペーパEPは、表示部22の断面構造を表す図15に示すように、複写機に利用されている有機光導電性材料の層(有機光導電層)30と液晶表示材料の層(マイクロカプセル化したコレステリック液晶層)31とを組み合わせ、これら層を表裏一対の透明電極32で挟み、この積層体を表裏一対の透明な基材フィルム33で挟んだ構造となっている。なお、この構成では、コレステリック液晶層31が光を反射する白表示と、光が液晶層31を透過しコレステリック液晶層31と有機光導電層30との間に設けられた黒色層34で吸収される黒表示のモノクロ画像表示が可能である。さらにコレステリック液晶には螺旋ピッチに応じたカラー光を干渉反射するという特性があるので、コレステリック液晶層31を螺旋ピッチの異なる液晶を積層した構成にすることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、光書き込み型電子ペーパEPは、表示部22の動作原理を表す図14に示すように、例えば画像書込み用の調光素子パネル(発光パネル)35に転写するドキュメント画像を表示して表示部22に投影し、電極24に電圧を印加すると、光の強弱を瞬時に反射濃度に変換して当該投影画像を保持する。そして、電極24に消去電圧を印加することにより表示部22に保持された画像情報を消去することができ、光書き込み型電子ペーパEPは書き込みと消去を繰り返して幾度も再使用することができる。なお、光書き込み型電子ペーパEPはこのような消去処理を行わずに、上記のように電極24に電圧を印加して新たな画像を投影することにより、表示部22に保持されている画像情報を上書きすることもでき、このような上書き処理によっても幾度も再使用することができる。
したがって、光書き込み型電子ペーパEPは、紙のように薄く柔軟である性質に加えて、画像の投影により転写された画像情報を無電源保持する性質があるので、あたかもプリンタや複写機に使用する紙の如く用いることができ、しかも、繰り返し再使用することができる表示記録媒体である。
更に、本例の光書き込み型電子ペーパEPは、表示部22によるドキュメント画像の表示保持機能に加えて、無線通信機能25及びメモリ機能26を備えているので、表示部22へのドキュメント画像の書き込みに伴って当該ドキュメントのIDコードデータを無線部25で受信してメモリ26に保持し、編集処理において、表示部22に表示保持しているドキュメントをスキャナ10で画像読み取りさせる際には、メモリ26に保持している当該ドキュメントのIDコードデータを無線部25で送信して無線通信機11に受信させることができる。
図16(a)には自己書き込み型電子ペーパEPを正面視して示し、同図(b)には当該自己書き込み型電子ペーパEPを側面視で示してある。図示の電子ペーパEPはドキュメント画像を表示保持する表示部42と電子データの処理を司る処理部43とを有しており、同図(a)には処理部43に内蔵されている諸機能部も表してある。
自己書き込み型電子ペーパEPは、光書き込み型電子ペーパEPと同様に、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型の表示記録装置であり、大部分の面積を占める表示部42の一片に処理部43が設けられている。なお、光書き込み型電子ペーパと同様に、表示部42の大きさは用途に応じた大きさのものとされる。
処理部43には、後述するように表示部42を駆動するドライバ44、外部と無線通信するための無線部45、電子データを読み書き自在に保持するメモリ46、ドライバ44や無線部45やメモリ46の駆動電力を供給するバッテリ47、ドライバ44による画像情報表示に対する操作入力を受け付けるボタン等の操作部48が設けられている。
自己書き換え型電子ペーパEPは、無線通信機11等の外部の無線装置と無線部45で無線通信することにより電子データを送受信し、また、これら電子データをメモリ46に保持することができる。
更に、自己書き込み型電子ペーパEPは、光書き込み型電子ペーパとは異なって、メモリ46に保持した電子データに基づいてドライバ44が表示部42に画像情報を表示し、また、操作部48からの操作入力に応じて表示する画像情報を切り換え変更することができ、ドライバ44の駆動電力を除去しても表示部42に画像情報を表示状態で保持し続ける機能を有している。
自己書き込み型電子ペーパEPは、表示部42の断面構造を表す図18に示すように、複写機にトナーとして利用されている微細な着色粒子(図示の例では、白色粒子51と黒色粒子52)を少なくとも表面側が透明な表裏一対の電極53間に封入し、これを少なくとも表面側が透明な表裏一対のフィルム基板54で挟んだ構造となっている。着色粒子51、52が自由に移動できるように電極層53間は空気層となっており、また、マトリックス状の電極層53には着色粒子51、52との接触を防止する絶縁層55が設けられている。なお、カラーフィルターを用いることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、自己書き込み型電子ペーパEPは、表示部42の動作原理を表す図17に示すように、電極53に電圧を印加していない状態(但し、電極53は前回の駆動時の極性に帯電している)では、負(マイナス)に帯電した白色粒子51は裏面側に溜まる一方、正(プラス)に帯電した黒色粒子52は表面側に溜まり、表示部42を表面側から目視すると表示部42は黒色な状態となる。そして、電子データに基づいてドライバ44が動作して表示する画像情報に応じたマトリックスの所要部の電極極性を反転させると、白色粒子51と黒色粒子52との位置関係が入れ替わって、表示部42に白色粒子51と黒色粒子52とのコントラストによる画像情報が表示される。なお、異なる電子データに基づいてドライバ44を動作させることにより、白色粒子51と黒色粒子52とのコントラストにより表示部42に表示される画像情報を切り換えることができ、幾度も再使用することができる。
したがって、自己書き換え型電子ペーパEPは、紙のように薄く柔軟である性質に加えて、表示部42に表示保持した画像情報を無電源保持する性質があるので、あたかも紙の如く用いることができる記録媒体である。
更に、本例の自己書き込み型電子ペーパEPは、表示部42によるドキュメント画像の表示保持機能に加えて、無線通信機能45及びメモリ機能46を備えているので、表示部42に表示させるドキュメントの電子データを無線部45から受信させてメモリ46に書き込む際に、これらドキュメントに対応するドキュメントIDコードも受信させてメモリ46書き込んで保持させ、編集処理において、表示部42に表示保持しているドキュメントをスキャナ10で画像読み取りさせる際には、メモリ46に保持している当該ドキュメントのIDコードデータを無線部45で送信して無線通信機11に受信させることができる。
なお、光書き込み型や自己書き込み型等の形式を問わず、無線部25(45)、メモリ26(46)、バッテリ27(47)等といった無線通信機能やメモリ機能部を電子ペーパーの表示部とは別の無線ICタグとして構成し、当該無線ICタグを電子ペーパーに取り付けることにより上記と同様な構成とするようにしてもよい。なお、無線ICタグとした場合等において、バッテリ27(47)はタグリーダーからの起電力を保持するコンデンサとするようにしてもよい。
また、本発明は、自己書き込み型電子ペーパーや光書き込み型電子ペーパーといった形式以外の電子ペーパーも勿論適用することができ、例えば、外部の書き換え装置に装填して表示部に自己書き込み型のように電子的にコンテンツ画像を書き込む形式であってもよい。すなわち、上記の自己書き込み型電子ペーパーは外部の画像書き込み装置を要しない形式の電子ペーパーの一例であり、光書き込み型電子ペーパーは外部の画像書き込み装置を要する形式の電子ペーパーの一例であるとも言える。
また、電子ペーパーの表示部2(12)としては、強誘電液晶に代表されるメモリー性のある液晶や、帯電された粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電された粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式、小型バッテリー駆動の薄型の液晶やEL素子を用いてもよい。
図2に示す第2実施例では、編集作業に際して、使用する電子ペーパEPの形式に応じた書き込み処理により、編集対象のドキュメントD1、D2を電子ペーパEPの表示部(22,42)に表示保持させるとともにメモリ(26、46)に表示保持しているドキュメントのIDコードを保持させておく。
そして、ユーザが当該ドキュメントD1、D2中の所望の部分d1、d2、d3を囲み線Lを電子ペーパEPに書き込んでマーキングして、電子ペーパEPに表示保持されているドキュメントをスキャナ10によって画像読み取りさせる。ここで、電子ペーパEPに対するマークLの書き込みは、用紙に対すると同様に行うことができる。
この画像読み取り処理を行うことに応じて、無線通信機11がスキャナ10上の電子ペーパと通信して、電子ペーパEPが保持している表示ドキュメントのIDコードを当該電子ペーパEPから受信する。なお、例えばスキャナ10のプラテン上を通信エリアに設定するようにすれば、画像読み込みされている電子ペーパEPからドキュメントIDコードを受信することができる。
本第2実施例でも、部分特定手段2によるマーク指定部分d1、d2、d3の特定処理、データ取得手段3によるマーク指定部分d1、d2、d3に該当するドキュメント電子データの抽出処理、編集手段4によるドキュメント部分d1、d2、d3を配した新たなドキュメントNDの電子データ作成処理は、第1実施例と略同様であるが、本第2実施例ではドキュメントIDコードを直接データとして受信して画像読み取りするドキュメント電子データを識別するため、バーコード等の画像認識処理を省くことができる。
したがって、第2実施例のドキュメント編集システムによると、電子ペーパEPを用紙Pと同じように使用して、ユーザが電子ペーパEPに表示保持されたドキュメントD1、D2中の必要な部分d1、d2、d3に囲み線Lを付して画像読込みさせる作業をするだけで、纏め編集のための煩雑なコンピュータ操作を行わないドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業により、ドキュメント電子データを編集して新たなドキュメント電子データNDを生成することができる。
図3には本発明の第3実施例に係るドキュメント編集システムを示してあり、本実施例では媒体としての複数の用紙Pに編集対象の複数のドキュメントをそれぞれ印刷して表示保持させ、それぞれ別の用紙Pに表示保持されている複数のドキュメント(本例では、内容画像「A」のドキュメントD1と、内容画像「B」のドキュメントD2)を、各用紙Pの画像読み取りの位置関係に従って纏め編集して、これらドキュメント内容を纏めた新たなドキュメントNDを生成している。
なお、図1に示した例と同様な部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
本実施例では、第1実施例や第2実施例とは異なって、ドキュメント部分を抽出して編集するのではなく、複数のドキュメントに対して各ドキュメントの内容をそのまま抽出して編集するものであるため、部分特定手段2を省いた構成となっている。
また、本実施例では、第1実施例や第2実施例とは異なって、スキャナ10による画像読み取り領域(本例では、スキャナ10のプラテン10aに画した領域)内での各ドキュメントの配置に応じて、纏め編集のレイアウト配置を行うため、レイアウト編集装置1は画像読み取り処理における各ドキュメントの位置関係を特定する位置特定手段7を備えている。
本実施例では、ユーザは、用紙Pに印刷されたドキュメントD1、D2をスキャナ10により画像読み取りさせる。
位置特定手段7は、スキャナ10により読み取られた各ドキュメントD1、D2の画像読み取り領域における位置を特定する。この特定処理は、図3中に破線で示すように、スキャナのプラテン10aを読み取り領域として、当該領域内のドキュメントが置かれた位置を画像解析して特定することにより行う。なお、この画像読み取りにより各ドキュメントに付されたドキュメントIDコード(バーコード)Cもドキュメントとともに読み込まれて画像解析され、位置特定された各ドキュメントはそれぞれIDコードにより識別される。
そして、データ取得手段3は、位置特定手段7により配置特定された各ドキュメントD1、D2の電子データをIDコードCに基づいてデータ保持手段6から取得し、次いで、編集手段4は、データ取得手段3により取得された複数のドキュメントD1、D2の電子データに基づいて、これらドキュメントD1、D2を位置特定手段7で特定された画像読み取りの際の位置関係でレイアウトした編集ドキュメントNDを生成する。
図示の例では、ドキュメントD1を画像読み取り領域10aの左上に位置させて画像読込みし、ドキュメントD2を画像読み取り領域10aの右下に位置させて画像読込みしたことに応じて、ドキュメントD1(内容「A」)をドキュメントフォームであるページの左上に配置し、ドキュメントD2(内容「B」)をページの右下に配置した新たなドキュメントNDの電子データを作成する。
したがって、第3実施例のドキュメント編集システムによると、ユーザが用紙Pに表示されたドキュメントD1、D2を画像読込みさせる作業をするだけで、これらドキュメントD1、D2を画像読み取りさせた配置関係で纏め編集することができ、煩雑なコンピュータ操作を行わないドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業により編集して新たなドキュメント電子データNDを生成することができる。
図4には本発明の第4実施例に係るドキュメント編集システムを示してあり、本実施例では媒体としての複数の電子ペーパEPに編集対象の複数のドキュメントをそれぞれ記録して表示保持させ、それぞれ別の電子ペーパEPに表示保持されている複数のドキュメント(本例では、内容画像「A」のドキュメントD1と、内容画像「B」のドキュメントD2)を、各電子ペーパEPの画像読み取りの位置関係に従って纏め編集して、これらドキュメント内容を纏めた新たなドキュメントNDを生成している。
なお、図1〜図3に示した例と同様な部分には同一符号を付して重複する説明は省略し、電子ペーパEPは前記したような表示記録装置である。
本実施例でも第3実施例と同等な処理を行って複数のドキュメント電子データを纏め編集して新たなドキュメント電子データNDを生成するが、本実施例では各電子ペーパEPがメモリ(26、46)に保持している表示ドキュメントのIDコードを無線通信機11により受信するため、バーコード等の画像認識処理を省くことができる。
したがって、本実施例によっても、ユーザが電子ペーパEPに表示されたドキュメントD1、D2を画像読込みさせる作業をするだけで、これらドキュメントD1、D2を画像読み取りさせた配置関係で纏め編集することができ、煩雑なコンピュータ操作を行わないドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業により編集して新たなドキュメント電子データNDを生成することができる。
図5には本発明の第5実施例に係るドキュメント編集システムを示してあり、本実施例では媒体としての複数の用紙Pに編集対象の複数のドキュメントD1、D2をそれぞれ印刷して表示保持させ、それぞれの用紙Pに表示保持されているドキュメント中の部分d1、d2、d3を、各用紙Pの画像読み取りの位置関係に従って纏め編集して、これらドキュメント部分d1、d2、d3を纏めた新たなドキュメントNDを生成している。
なお、図1〜図4に示した例と同様な部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
本実施例では、第1実施例と第3実施例とを融合させたシステム構成であり、スキャナ10で画像読み取りしたドキュメントD1、D2中のマークLによって指定された部分d1、d2、d3を部分特定手段2で特定して抽出するとともに、スキャナ10による画像読み取り領域(本例では、プラテン10aに画した領域)内での各ドキュメントD1、D2(すなわち、ドキュメント部分d1、d2、d3の配置を位置特定手段7で特定して、当該配置関係に応じて、抽出したマーク指定部分d1、d2、d3の纏め編集のレイアウト配置を行う。
本実施例では、ユーザは、用紙Pに印刷されたドキュメントD1、D2中に所望の部分d1、d2、d3をマークLを付すことで指定して、これらドキュメントD1、D2をドキュメントIDコード(バーコード)Cとともにスキャナ10により画像読み取りさせる。
部分特定手段2が画像読み取りされたドキュメントD1、D2中からマーク指定部分d1、d2、d3を特定するとともに、位置特定手段7がこれら特定されたマーク指定部分d1、d2、d3の画像読み取り領域10aにおける位置を特定する。
そして、データ取得手段3が、位置特定手段7により配置特定された各ドキュメント部分d1、d2、d3の電子データをIDコードCに基づいてデータ保持手段6から取得し、次いで、編集手段4がデータ取得手段3により取得された複数のドキュメント部分d1、d2、d3の電子データに基づいて、これらドキュメント部分d1、d2、d3を位置特定手段7で特定された画像読み取りの際の位置関係でレイアウトした編集ドキュメントNDを生成する。
図5に示す例では、図中に破線で示すように、ドキュメントD1を画像読み取り領域10aの右側に位置させて画像読込みし、次いで、ドキュメントD2を画像読み取り領域10aの左側に位置させて画像読込みしたことに基づいて、これら読み取り順序と配置関係を反映させて、ドキュメントD1に含まれるマーク指定部分d1はページの右下に配置し、ドキュメントD2に含まれるマーク指定部分d2、d3はそれぞれの位置関係を反映させて左上から順に配置した新たなドキュメントNDの電子データを作成する。
図11には、上記の画像の読み取り順及び配置関係に応じたマーク指定部分の具体的なレイアウト配置例を示してある。
図示の例は、3つのドキュメント部分d1、d2、d3を順に画像読み取りした場合、これらマーク指定部分d1、d2、d3を当該読み取り順序にページの左から並べ、更に、マーク指定部分d1、d2、d3をプラテン10aにおける位置を反映させた位置関係で配置して編集ドキュメントNDを生成するものである。なお、画像読み取りのスキャン方法は、複数のドキュメント用紙をスキャナ10のプラテン10aに順々に載せ換えて1枚ずつ画像読み取りしても、或いは、これら複数のドキュメント用紙を同時にスキャナ10のプラテンに乗せて連続して画像読み取りしてもよい。
したがって、第5実施例のドキュメント編集システムによると、ユーザが用紙Pに表示されたドキュメントD1、D2中に所要部分d1、d2、d3のマークLを付して画像読込みさせる作業をするだけで、これらマーク指定部分d1、d2、d3を画像読み取りさせた配置関係で纏め編集することができ、煩雑なコンピュータ操作を行わないドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業により編集して新たなドキュメント電子データNDを生成することができる。
図6には本発明の第6実施例に係るドキュメント編集システムを示してあり、本実施例では媒体としての複数の電子ペーパEPに編集対象の複数のドキュメントD1、D2をそれぞれ記録して表示保持させ、これらドキュメントD1、D2中のマークLを付して指定された部分d1、d2、d3を、各部分d1、d2、d3の読み取り順及び位置関係に従って纏め編集して、これら部分d1、d2、d3を纏めた新たなドキュメントNDを生成している。
なお、図1〜図5に示した例と同様な部分には同一符号を付して重複する説明は省略し、電子ペーパEPは前記したような表示記録装置である。
本実施例でも第5実施例と同等な処理を行って複数のドキュメント部分の電子データを纏め編集して新たなドキュメント電子データNDを生成するが、本実施例では各電子ペーパEPがメモリ(26、46)に保持している表示ドキュメントのIDコードを無線通信機11により受信するため、バーコード等の画像認識処理を省くことができる。
したがって、本実施例によっても、ユーザが電子ペーパEPに表示されたドキュメントD1、D2を所望部分にマークLを付して画像読込みさせる作業をするだけで、これらマーク指定部分d1、d2、d3を画像読み取りさせた配置関係で纏め編集することができ、煩雑なコンピュータ操作を行わないドキュメント電子データをユーザが手にとって編集するが如き作業により編集して新たなドキュメント電子データNDを生成することができる。
本発明の第1実施例に係るドキュメント編集システムを示す図である。 本発明の第2実施例に係るドキュメント編集システムを示す図である。 本発明の第3実施例に係るドキュメント編集システムを示す図である。 本発明の第4実施例に係るドキュメント編集システムを示す図である。 本発明の第5実施例に係るドキュメント編集システムを示す図である。 本発明の第6実施例に係るドキュメント編集システムを示す図である。 本発明の実施例に係るドキュメントの構造化データを説明する図である。 本発明の実施例に係るドキュメント部分のレイアウト配置を説明する図である。 本発明の実施例に係るドキュメント部分のレイアウト配置を説明する図である。 本発明の実施例に係るドキュメント部分のレイアウト配置を説明する図である。 本発明の実施例に係るドキュメント部分のレイアウト配置を説明する図である。 光書き込み型電子ペーパーを示す図である。 光書き込み型電子ペーパーの使用方法を説明する図である。 光書き込み型電子ペーパーの動作原理を説明する図である。 光書き込み型電子ペーパーの構造を説明する図である。 自己書き換え型電子ペーパーを示す図である。 自己書き換え換え型電子ペーパーの動作原理を説明する図である。 自己書き換え型電子ペーパーの構造を説明する図である。
符号の説明
1:レイアウト編集装置、 2:部分特定手段、
3:データ取得手段、 4:編集手段、
6:データ保持手段、 7:位置特定手段、
10:スキャナ(画像読み取り手段)、 11:無線通信機、
25、45:無線通信部、 26、46:メモリ、
C:ドキュメントIDコード(バーコード)、 D1、D2:ドキュメント、
d1、d2、d3:ドキュメント部分、 EP:電子ペーパ、
L:マーク、 ND:編集ドキュメント、
P:用紙、

Claims (13)

  1. 媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集システムであって、
    前記媒体に表示保持されたドキュメントの電子データを保持するデータ保持手段と、
    ドキュメント部分を指定するマーク及び当該ドキュメントの識別情報が付された媒体に対して画像読込み処理する画像読み取り手段と、
    複数の媒体から画像読み取りされた各ドキュメント中の前記マークにより指定されたマーク指定部分を特定する部分特定手段と、
    画像読み取りされた前記識別情報に基づいて、前記部分特定手段により特定された前記マーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データを前記データ保持手段から取得するデータ取得手段と、
    取得された前記複数の媒体の前記ドキュメント部分のデータに基づいて、前記複数のドキュメント部分を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントを生成するドキュメント編集手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント編集システム。
  2. 媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集システムであって、
    前記媒体は、ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持した該ドキュメントの識別情報を保持するメモリと、前記メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有した電子ペーパであり、
    前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持するデータ保持手段と、
    ドキュメント部分を指定するマークが付された前記電子ペーパに対して画像読込み処理する画像読み取り手段と、
    画像読み取りされる前記電子ペーパから表示ドキュメント識別情報を受信する無線受信手段と、
    複数の前記媒体から画像読み取りされた各ドキュメントから前記マークにより指定されたマーク指定部分を特定する部分特定手段と、
    受信したドキュメント識別情報に基づいて、特定された前記マーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データを前記データ保持手段から取得するデータ取得手段と、
    取得された複数部分の前記電子データに基づいて、複数の前記ドキュメント部分を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントを生成するドキュメント編集手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント編集システム。
  3. 複数の媒体に表示保持されたドキュメントを新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集システムであって、
    前記媒体に表示保持されたドキュメントの電子データを保持するデータ保持手段と、
    該ドキュメントのページを画する読み取り領域をもって前記媒体に表示保持されたドキュメント及び当該ドキュメントの識別情報を画像読み取り処理する画像読み取り手段と、
    画像読み取りされた該ドキュメントの読み取り領域に対する位置を特定する位置特定手段と、
    画像読み取りされた該ドキュメント識別情報に基づいて、対応するドキュメントの電子データを前記データ保持手段から取得するデータ取得手段と、
    取得された複数の前記ドキュメントの電子データに基づいて、複数の前記媒体から読み取られたドキュメントを各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成するドキュメント編集手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント編集システム。
  4. 複数の媒体に表示保持されたドキュメントを新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集システムであって、
    前記媒体は、該ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持した該ドキュメントの識別情報を保持するメモリと、前記メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有した電子ペーパであり、
    前記電子ペーパに表示保持された該ドキュメントの電子データを保持するデータ保持手段と、
    ドキュメントのページを画する読み取り領域をもって前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントを読み取る画像読み取り手段と、
    画像読み取りされる前記電子ペーパの表示ドキュメントの識別情報を受信する無線受信手段と、
    画像読み取りされたドキュメントの読み取り領域に対する位置を特定する位置特定手段と、
    受信したドキュメント識別情報に基づいて、対応するドキュメントの電子データを前記データ保持手段から取得するデータ取得手段と、
    取得された複数のドキュメントの電子データに基づいて、複数の前記媒体から読み取られたドキュメントを各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成するドキュメント編集手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント編集システム。
  5. 媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集システムであって、
    前記媒体に表示保持されたドキュメントの電子データを保持するデータ保持手段と、
    ドキュメント部分を指定するマーク及び当該ドキュメントの識別情報が付された媒体に対して画像読込み処理する画像読み取り手段と、
    媒体から画像読み取りされたドキュメント中の前記マークにより指定されたマーク指定部分を特定する部分特定手段と、
    画像読み取りされたドキュメント部分の読み取り領域に対する位置を特定する位置特定手段と、
    画像読み取りされた前記ドキュメント識別情報に基づいて、特定された前記マーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データを前記データ保持手段から取得するデータ取得手段と、
    取得された複数の前記ドキュメント部分データに基づいて、複数の前記ドキュメント部分を各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成するドキュメント編集手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント編集システム。
  6. 媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集システムであって、
    前記媒体は、ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持した該ドキュメントの識別情報を保持するメモリと、前記メモリに保持された前記ドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有した電子ペーパであり、
    前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持するデータ保持手段と、
    ドキュメント部分を指定するマークが付された電子ペーパに対して画像読込み処理する画像読み取り手段と、
    画像読み取りされる電子ペーパから表示ドキュメントの識別データを受信する無線受信手段と、
    媒体から画像読み取りされたドキュメントから前記マークにより指定されたマーク指定部分を特定する部分特定手段と、
    画像読み取りされたドキュメント部分の読み取り領域に対する位置を特定する位置特定手段と、
    受信した前記ドキュメント識別情報に基づいて、特定された前記マーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データを前記データ保持手段から取得するデータ取得手段と、
    取得された複数ドキュメントの電子データに基づいて、複数の前記媒体から読み取られたドキュメント部分を各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成するドキュメント編集手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント編集システム。
  7. 請求項1又は請求項2又は請求項5又は請求項6に記載のドキュメント編集システムにおいて、
    前記データ保持手段が保持するドキュメントの電子データは、当該ドキュメントを構成する複数の部分の電子データを関連付けた構造化データであることを特徴とするドキュメント編集システム。
  8. 請求項1又は請求項2に記載のドキュメント編集システムにおいて、
    前記ドキュメント編集手段は、画像読み取りした順に従った順序で複数のドキュメント部分をレイアウト配置して編集ドキュメントを生成されることを特徴とするドキュメント編集システム。
  9. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のドキュメント編集システムにおいて、
    前記ドキュメント編集手段は、ドキュメント又はドキュメント部分を拡大又は縮小してページに配置することで編集ドキュメントを生成することを特徴とするドキュメント編集システム。
  10. 媒体に表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集方法であって、
    データ保持手段が、前記媒体に表示保持されるドキュメントの電子データを保持し、
    画像読み取り手段が、ドキュメント部分を指定するマーク及び当該ドキュメントの識別情報が付された媒体に対して画像読込み処理し、
    部分特定手段が、複数の媒体から画像読み取りされた各ドキュメント中の前記マークにより指定されたマーク指定部分を特定し、
    データ取得手段が、画像読み取りされた前記ドキュメント識別情報に基づいて、特定されたマーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データをデータ保持手段から取得し、
    前記ドキュメント編集手段が、取得された複数の前記ドキュメントの部分データに基づいて、複数の前記ドキュメント部分を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントを生成することを特徴とするドキュメント編集方法。
  11. ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持したドキュメントの識別情報を保持するメモリと、前記メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有する電子ペーパにドキュメントを表示保持させ、当該表示保持されたドキュメント中の部分を抽出して新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集方法であって、
    データ保持手段が、前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、
    画像読み取り手段が、ドキュメント部分を指定するマークが付された電子ペーパに対して画像読込み処理し、
    無線受信手段が、画像読み取りされる前記電子ペーパから表示ドキュメントの識別データを受信し、
    部分特定手段が、複数の前記媒体から画像読み取りされた各ドキュメントから前記マークにより指定されたマーク指定部分を特定し、
    前記データ取得手段が、受信した前記ドキュメント識別情報に基づいて、特定された前記マーク指定部分に対応するドキュメント部分の電子データをデータ保持手段から取得し、
    ドキュメント編集手段が、取得された複数部分の前記電子データに基づいて、複数の前記ドキュメント部分を所定のレイアウトに配した編集ドキュメントを生成することを特徴とするドキュメント編集方法。
  12. 複数の媒体に表示保持されたドキュメントを新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集方法であって、
    データ保持手段が、前記媒体に表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、
    画像読み取り手段が、ドキュメントのページを画する読み取り領域をもって前記媒体に表示保持されたドキュメント及び当該ドキュメントの識別情報を画像読み取り処理し、
    位置特定手段が、画像読み取りされた該ドキュメントの読み取り領域に対する位置を特定し、
    データ取得手段が、画像読み取りされたドキュメント前記識別情報に基づいて、対応するドキュメントの電子データをデータ保持手段から取得し、
    ドキュメント編集手段が、取得された複数の前記ドキュメントの電子データに基づいて、複数の前記媒体から読み取られたドキュメントを各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成することを特徴とするドキュメント編集方法。
  13. ドキュメントの画像を表示保持する表示機能手段と、表示保持したドキュメントの識別情報を保持するメモリと、前記メモリに保持されたドキュメント識別情報を無線送信する無線通信手段とを有する電子ペーパにドキュメントを表示保持させ、複数の前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントを新たなドキュメントに纏め編集するドキュメント編集方法であって、
    データ保持手段が、前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントの電子データを保持し、
    画像読み取り手段が、ドキュメントのページを画する読み取り領域をもって前記電子ペーパに表示保持されたドキュメントを読み取り、
    無線受信手段が、画像読み取りする電子ペーパから表示ドキュメントの識別情報を受信し、
    位置特定手段が、画像読み取りされたドキュメントの読み取り領域に対する位置を特定し、
    データ取得手段が、受信したドキュメント識別情報の前記に基づいて、対応するドキュメントの電子データをデータ保持手段から取得し、
    ドキュメント編集手段が、取得された複数ドキュメントの前記電子データに基づいて、複数の前記媒体から読み取られたドキュメントを各々特定された位置に応じて配置した編集ドキュメントを生成することを特徴とするドキュメント編集方法。
JP2004077493A 2004-03-18 2004-03-18 ドキュメント編集システム Expired - Fee Related JP4168958B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004077493A JP4168958B2 (ja) 2004-03-18 2004-03-18 ドキュメント編集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004077493A JP4168958B2 (ja) 2004-03-18 2004-03-18 ドキュメント編集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005269136A JP2005269136A (ja) 2005-09-29
JP4168958B2 true JP4168958B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=35093219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004077493A Expired - Fee Related JP4168958B2 (ja) 2004-03-18 2004-03-18 ドキュメント編集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4168958B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080651A1 (ja) * 2006-01-13 2007-07-19 Fujitsu Limited 情報編集装置
KR101556998B1 (ko) * 2015-01-27 2015-10-05 주식회사 다우인큐브 전자문서 서비스 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005269136A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7920112B2 (en) Electronic paper system, image processing apparatus for electronic paper system storage medium storing image processing program, and image writing method using image processing apparatus
JP4887800B2 (ja) 文書処理システム
DE602005003256T2 (de) Wiederbeschreibbare Deckblätter zur Verwaltung einer Sammlung
JP2006004256A (ja) 閲覧装置および閲覧方法
JP4424080B2 (ja) 画像書込装置、コネクタおよび表示記録媒体
JP4539132B2 (ja) 電子ペーパー
JP4428102B2 (ja) 情報処理装置
JP4529567B2 (ja) ドキュメント管理システム
JP2007193405A (ja) タスク分析システム
JP5272394B2 (ja) 電子ペーパシステム
US8508790B2 (en) Image writing system, writing apparatus, display medium, image writing method, computer readable medium for image writing and computer data signal for image writing
JP4168958B2 (ja) ドキュメント編集システム
JP4774695B2 (ja) 表示制御システム
JP2005267147A (ja) 情報管理システム
JP4301046B2 (ja) 関連ドキュメント閲覧システム
JP2005266191A (ja) 電子ペーパーシステム
JP4650664B2 (ja) データ管理システム
JP2007033877A (ja) 電子ペーパ
JP4801683B2 (ja) 電子黒板及び電子黒板システム
JP2005267170A (ja) 電子ペーパーおよび電子ペーパーシステム
JP4259362B2 (ja) 情報処理システム
JP4650689B2 (ja) 印刷ページ表示システム
JP4379198B2 (ja) ドキュメント処理システム
JP2006039834A (ja) フォルダ型データ処理装置
JP2005267145A (ja) ドキュメント編集システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070221

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070928

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080728

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees