JP4166926B2 - 自動二輪車のブレーキホースの配管構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動二輪車のブレーキホースの配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車のブレーキホースは、ブレーキ装置に用いるもので、車体側の固定に対して車輪側の上下動を吸収するように配管される。このような技術の一例として、特許第2506358号公報「自動二輪車等の車両における後輪用油圧ブレーキ装置」に示されたものがある。この技術は、同公報の第1図によれば、リヤアーム8の前端にブレーキパイプ25を一周程巻いたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ブレーキパイプ25をリヤアーム8に一周程巻くと、リヤアーム8にブレーキホースが当りやすい。特に、不整地を走行する機会が多いオフロード車では、激しい振動や後輪の大きな上下動でブレーキホースが擦れる心配がある。
一方、ブレーキホースの曲げ部をリヤアーム8上に載せると、曲げ部がエンジン後部に接近し、エンジン後部の形状の自由度が低下する。
【0004】
そこで、本発明の目的は、エンジン後部の形状の自由度を高めることができる自動二輪車のブレーキホースの配管構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1では、自動二輪車のリヤディスクブレーキ用のマスタシリンダをリヤフォーク前方で車体側に設け、このマスタシリンダから延すブレーキホースを前方に向けた後にUターンさせて第1U字部を形成し、それからリヤフォークの上面を沿わせて後輪のブレーキキャリパに接続するようにした自動二輪車のブレーキホースにおいて、このブレーキホースは、前記第1U字部よりブレーキキャリパに寄った部分でリヤフォークに固定し、この固定部分より更にブレーキキャリパに寄った部分に車体中心へ凸になる第2U字部を湾曲形成し、上方への移動は制限するが、リヤフォークの上面に並行な移動は許容する第1ホースガイドで、第2U字部付近を抑え、前記第2U字部よりブレーキキャリパに寄った部分を、ホースの軸直角方向の移動は制限するが軸方向の移動は許容する第2ホースガイドで抑えるようにし、ブレーキホースは、第2ホースガイドで抑える部分を境にして、ブレーキキャリパ側を高い曲げ剛性、マスタシリンダ側をそれより低い曲げ剛性を呈するように構成し、第1ホースガイドは、リヤフォークのクロス部に設けたことを特徴とする。
【0006】
ブレーキホースに第1U字部を形成し、第1U字部よりブレーキキャリパに寄った部分でリヤフォークに固定する。第1U字部が、リヤフォークの上下に伴なうホースの変化を吸収する。
ブレーキホースの固定部分より更にブレーキキャリパに寄った部分に第2U字部を形成し、この第2U字部付近を第1ホースガイドで抑える。第2U字部が、ブレーキホースの軸方向の移動を吸収する。
すなわち、ブレーキホースの変化を吸収する吸収代を第1U字部及び第2U字部に分散させたので、第1U字部を配置する部位の省スペース化を図ることができる。従って、エンジン後部の形状の自由度が向上する。
また、第2U字部よりブレーキキャリパに寄った部分を、ホースの軸直角方向の移動は制限するが軸方向の移動は許容する第2ホースガイドで抑えるようにしたので、ブレーキホースを第2ホースガイドで抑えることによって、ホースの軸方向の移動が容易になる。
さらに、ブレーキホースをブレーキキャリパ側の曲げ剛性を高めることで、後輪側に位置するブレーキホースの耐摩耗性や疲労強度の向上を図ることができる。
一方、ブレーキホースのマスタシリンダ側の曲げ剛性をブレーキキャリパ側より低く設定することによって、第2U字部の形成が容易になるとともに、ブレーキホースの組立が容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るブレーキホースの配管構造を備えた代表的な自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に取付けたフロントフォーク12と、フロントフォーク12に取付けた前輪13と、車体フレーム11に取付けたリヤフォーク14と、リヤフォーク14に取付けた後輪15と、この後輪15を駆動するエンジン16と、後輪15側に取付けたリヤブレーキ装置17と、を備えたものである。Fは前方、Rは後方を示す。
【0011】
リヤブレーキ装置17は、車体フレーム11の下部にブレーキペダル21及びマスタシリンダ22を取付け、マスタシリンダ22にブレーキホース23の一端を接続し、他端をリヤディスクブレーキ24に接続したものである。詳細は後述する。
【0012】
エンジン16は、シリンダブロック31と、このシリンダブロック31に取付けた動力伝達装置32と、を備えたものである。33は、クランクケースカバーである。
【0013】
図2は図1の2部詳細図であり、動力伝達装置32の一部を示す。動力伝達装置32は、クラッチ34と、このクラッチ34のギアに噛み合わせたキックスタータ機構35を備えたものである。
キックスタータ機構35は、エンジンを始動させるものであり、クラッチ34側に噛み合うキックスタータギア36と、このキックスタータギア36の回転を戻すスプリング37と、キックスタータギア36を足で回転させるためのキックスタータアーム38と、を備えたものである。
【0014】
図3は本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の斜視図であり、自動二輪車10のリヤディスクブレーキ24用のマスタシリンダ22をリヤフォーク14の前方Fで車体側である車体フレーム11側に設け、マスタシリンダ22から延すブレーキホース23を前方Fに向けた後にUターンさせて第1U字部41を形成し、それからリヤフォーク14の上面を沿わせて後輪15のリヤディスクブレーキ24のブレーキキャリパ42に接続するようにしたことを示す。
【0015】
ブレーキホース23は、第1U字部41よりブレーキキャリパ42に寄った部分でリヤフォーク14にクランプ43で固定し、この固定部分44より更にブレーキキャリパ42に寄った部分に車体中心Cへ凸になる第2U字部45を湾曲形成し、上方への移動は制限するが、リヤフォーク14の面46に並行な移動は許容する第1ホースガイド47で、第2U字部45付近を抑え、第2U字部45よりブレーキキャリパ42に寄った部分を第2ホースガイド48で抑えるようにしたものである。
【0016】
リヤディスクブレーキ24は、後輪15にブレーキディスク51を一体的に取付け、後輪15とともにブラケット52をリヤフォーク14にリヤアクスル53で取付け、ブラケット52にブレーキキャリパ42を取付けたものである。
【0017】
この場合、リヤアクスル53をチェーンアジャスタ54,54(手前側のみ図示する)に通し、チェーン56の遊び(張り)を調整した。図に示すリヤアクスル53の位置が最前位置58であり、チェーンアジャスタ54,54の最大目盛でリヤアクスル53をセットできる位置が最後位置59である。また、最前位置58から最後位置59までの間がチェーン56の伸びを吸収することができる調整代L1である。
【0018】
図4は本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の分解図であり、リヤフォーク14から取り外した第1ホースガイド47、第2ホースガイド48及びブレーキホース23を示す。
【0019】
第1ホースガイド47は、ガイド部61と、取付け穴62,62とを有し、この取付け穴62,62でリヤフォーク14のクロス部63に取付けるものであり、ガイド部61によって、第2U字部45の上方への移動は制限するが、リヤフォーク14の面46に並行な移動は許容するものである。
第2ホースガイド48は、ブレーキホース23の軸直角方向(矢印▲1▼方向)の移動は制限するが軸方向(矢印▲2▼方向)の移動は許容するものである。
【0020】
また、ブレーキホース23は、ホース64と、このホース64の両端に取付けた継手65,65と、固定部分44に取付けたブッシュ66とからなる。さらに、ブレーキホース23は、第2ホースガイド48で抑える部分である保持部67を境にして、ブレーキキャリパ側68を高い曲げ剛性、マスタシリンダ側69をそれより低い曲げ剛性を有するようにしたものである。
【0021】
ホース64は、ホース本体71にプロテクタ層72を被せ、このプロテクタ層72の両側、並びにホース本体71にシュリンクチューブ73,74を被せたものである。
また、第1U字部41の曲げ半径は最小のrとした。ここで、「最小のr」とは、リヤフォーク14の上下動のみを吸収することができる半径(たるみ)である。なお、第2U字部45よりブレーキキャリパ42に寄った部分とは、保持部67である。
【0022】
図5は図4の5部断面図であり、ホース本体71にブッシュ66を取付けたことを示す。ブッシュ66は、鍔76,76を形成したものであり、クランプの外れを防止するとともに、ホース本体71を保護する。
【0023】
図6は図4の6部断面図であり、ホース本体71にプロテクタ層72を被せ、さらに、シュリンクチューブ73を被せた状態を示す。
ホース本体71にプロテクタ層72を被せ、ブレーキホース23のブレーキキャリパ側68の曲げ剛性を高めた。
【0024】
以上に述べた自動二輪車のブレーキホースの配管構造の作用を次に説明する。図7(a),(b)は本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の第1作用図である。
(a)において、リヤフォーク14に後輪15をリヤアクスル53で取付け、最前位置58にリヤディスクブレーキ24をセットした。そして、リヤディスクブレーキ24用のマスタシリンダ22から延すブレーキホース23に第1U字部41を形成し、固定部分44より更にブレーキキャリパ42に寄った部分に第2U字部45を湾曲形成し、第2U字部45付近を第1ホースガイド47で抑え、ブレーキホース23をリヤフォーク14に取付けた。
【0025】
(b)において、リヤアクスル53を最前位置58から最後位置59へ調整代L1だけ移動させて、例えば、チェーンの遊びを調整すると、リヤディスクブレーキ24も調整代L1だけ移動するが、その際、ブレーキホース23に形成した第2U字部45が伸び、同時に保持部67もL1だけ移動して、調整代L1の移動量を吸収するので、第1U字部41に調整代L1の移動量を設定する必要がない。その結果、第1U字部41の曲げ半径を最小のrに設定することができ、第1U字部41の配置スペースを小さくすることができる。従って、エンジン後部(動力伝達装置32)の形状の自由度を高めることができる。
【0026】
エンジン後部の形状の自由度を高めると、図2に示すキックスタータギア36のレイアウトの自由度が高まるとともに、キックスタータギア36の歯数を多くして、始動性を向上させることができる。
【0027】
また、第1ホースガイド47をリヤフォーク14のクロス部63に設けたので、クロス部63上で車体中心Cへ凸になるよう湾曲形成した第2U字部45を保持することができるとともに、曲りの半径を大きく設定することができる。
第1ホースガイド47は、ブレーキホース23の上方への移動は制限するが、リヤフォーク14の上面46に並行な移動は許容するので、第1ホースガイド47を取り外すことなく、チェーンの遊びを調整するなどのリヤアクスル53の調整をすることができ、手間がかからない。
【0028】
さらに、第2U字部45よりブレーキキャリパ42に寄った部分である保持部67を第2ホースガイド48で抑えるようにしたので、プロテクタ層72を確実に保持し、リヤフォーク14から外れるのを防止する。
第2ホースガイド48は、ブレーキホース23の軸直角方向(矢印▲1▼方向)の移動は制限するが軸方向(矢印▲2▼方向)の移動は許容するので、第2ホースガイド48を取り外すことなく、チェーンの遊びの調整などのリヤアクスル53の調整をすることができ、手間がかからない。
【0029】
その上、ブレーキホース23にプロテクタ層72を用いて、ブレーキキャリパ側68の曲げ剛性を高めたので、走行時の振動、エンジンの振動、及び飛び石に対する耐摩耗性や疲労強度の向上を図ることができる。
また、ブレーキキャリパ側68の曲げ剛性を高めたので、ブレーキホース23を軸方向(矢印▲2▼方向)に移動する際、ブレーキキャリパ側68が屈曲することはなく、ブレーキホース23の移動に手間がかからない。
【0030】
一方、マスタシリンダ側69の曲げ剛性をブレーキキャリパ側68より低く設定したので、第1U字部41及び第2U字部45の曲りによる伸縮性を確保することができる。
【0031】
図8は本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の第2作用図である。
マスタシリンダ22から延すブレーキホース23に第1U字部41を形成し、固定部分44をブッシュ66及びクランプ43でリヤフォーク14に固定したので、リヤフォーク14が仮想線で示す上方から下方へ矢印▲3▼の如く揺動したとき、ブレーキホース23はブッシュ66内を軸方向(矢印▲2▼方向)に摺動しない。すなわち、第1U字部41の曲げ半径r(たるみ)に過不足が発生せず、第1U字部41がエンジン後部(動力伝達装置32)に接触したり、第1U字部41が異常変形してつぶれるようなことはない。従って、ブレーキホース23の疲労強度を維持することができるとともに、エンジン後部の形状の自由度を高めることができる。
【0032】
尚、本発明の実施の形態に示した図3のマスタシリンダ22及びブレーキキャリパ42の取付け位置は任意である。
図4のリヤフォーク14の形状は任意であり、また、クロス部63の形状も任意である。
ホース本体71にプロテクタ層72及びシュリンクチューブ73,74を被せたが、これらを被せずにホース本体71のみを使用してもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、自動二輪車のリヤディスクブレーキ用のマスタシリンダをリヤフォーク前方で車体側に設け、このマスタシリンダから延すブレーキホースを前方に向けた後にUターンさせて第1U字部を形成し、それからリヤフォークの上面を沿わせて後輪のブレーキキャリパに接続するようにした自動二輪車のブレーキホースにおいて、このブレーキホースは、前記第1U字部よりブレーキキャリパに寄った部分でリヤフォークに固定し、この固定部分より更にブレーキキャリパに寄った部分に車体中心へ凸になる第2U字部を湾曲形成し、上方への移動は制限するが、リヤフォークの上面に並行な移動は許容する第1ホースガイドで、第2U字部付近を抑え、第2U字部よりブレーキキャリパに寄った部分を、ホースの軸直角方向の移動は制限するが軸方向の移動は許容する第2ホースガイドで抑えるようにし、ブレーキホースは、第2ホースガイドで抑える部分を境にして、ブレーキキャリパ側を高い曲げ剛性、マスタシリンダ側をそれより低い曲げ剛性を呈するように構成し、第1ホースガイドは、リヤフォークのクロス部に設けたので、第1U字部の伸縮でリヤフォークの上下動の揺動を吸収し、第2U字部の伸縮でチェーンの遊びの調整などリヤアクスルの調整に伴なうブレーキキャリパの移動量を吸収することができ、第1U字部にブレーキキャリパの移動量を設定する必要がない。その結果、第1U字部の曲げ半径を極めて小さくすることができ、第1U字部を配設するエンジン後部の空間の省スペース化を図ることができる。従って、エンジン後部の形状の自由度を高めることができる。
また、第2U字部よりブレーキキャリパに寄った部分を、ホースの軸直角方向の移動は制限するが軸方向の移動は許容する第2ホースガイドで抑えるようにしたので、ブレーキホースを第2ホースガイドで抑えることによって、ホースの軸方向の移動が容易になるとともに、チェーンの遊びの調整などリヤアクスルの調整の際、第2ホースガイドを取り外すことなく、ブレーキホースを軸方向に移動させることができ、手間がかからない。
さらに、ブレーキホースを第2ホースガイドで抑える部分を境にして、ブレーキキャリパ側を高い曲げ剛性、マスタシリンダ側をそれより低い曲げ剛性を呈するようにしたので、ブレーキキャリパ側のブレーキホースの耐摩耗性や疲労強度の向上を図ることができ、ブレーキホースを軸方向に移動させる際、曲げ剛性の高いブレーキキャリパ側は屈曲せず、マスタシリンダ側のブレーキホースを曲げることができ、移動に手間がかからない。
【0034】
また本発明では、第1ホースガイドをリヤフォークのクロス部に設けたので、クロス部上で第2U字部を形成することができるとともに、第2U字部を移動可能に保持することができる。その結果、チェーンの遊びの調整などリヤアクスルの調整の際、第2U字部を他の部品に干渉させることなく円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキホースの配管構造を備えた代表的な自動二輪車の側面図
【図2】図1の2部詳細図
【図3】本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の斜視図
【図4】本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の分解図
【図5】図4の5部断面図
【図6】図4の6部断面図
【図7】本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の第1作用図
【図8】本発明に係る自動二輪車のブレーキホースの配管構造の第2作用図
【符号の説明】
10…自動二輪車、14…リヤフォーク、15…後輪、22…マスタシリンダ、23…ブレーキホース、24…リヤディスクブレーキ、41…第1U字部、42…ブレーキキャリパ、44…固定部分、45…第2U字部、46…リヤフォークの面、47…第1ホースガイド、48…第2ホースガイド、63…クロス部、67…保持部、68…ブレーキキャリパ側、69…マスタシリンダ側、C…車体中心、F…前方。
Claims (1)
- 自動二輪車のリヤディスクブレーキ用のマスタシリンダをリヤフォーク前方で車体側に設け、このマスタシリンダから延すブレーキホースを前方に向けた後にUターンさせて第1U字部を形成し、それからリヤフォークの上面を沿わせて後輪のブレーキキャリパに接続するようにした自動二輪車のブレーキホースにおいて、
このブレーキホースは、前記第1U字部よりブレーキキャリパに寄った部分でリヤフォークに固定し、この固定部分より更にブレーキキャリパに寄った部分に車体中心へ凸になる第2U字部を湾曲形成し、上方への移動は制限するが、リヤフォークの上面に並行な移動は許容する第1ホースガイドで、第2U字部付近を抑え、
前記第2U字部よりブレーキキャリパに寄った部分を、ホースの軸直角方向の移動は制限するが軸方向の移動は許容する第2ホースガイドで抑えるようにし、
前記ブレーキホースは、前記第2ホースガイドで抑える部分を境にして、ブレーキキャリパ側を高い曲げ剛性、マスタシリンダ側をそれより低い曲げ剛性を呈するように構成し、
前記第1ホースガイドは、リヤフォークのクロス部に設けた、
ことを特徴とする自動二輪車のブレーキホースの配管構造。
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