JP4164039B2 - 乗用型田植機 - Google Patents
乗用型田植機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4164039B2 JP4164039B2 JP2004060104A JP2004060104A JP4164039B2 JP 4164039 B2 JP4164039 B2 JP 4164039B2 JP 2004060104 A JP2004060104 A JP 2004060104A JP 2004060104 A JP2004060104 A JP 2004060104A JP 4164039 B2 JP4164039 B2 JP 4164039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice transplanter
- type rice
- traveling
- tool
- continuously variable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
また、走行機体の前部に地上操作用の走行操作具を設けたものにおいては、上記特許文献1に記載の地上操作用の走行操作具は機体前部の降用通路上で揺動操作されるものであり、乗降用通路の上方に常に突出しており、機体前部からの乗降の妨げとなっていた。
そして、作業者が足を滑らせて転倒した場合には、 機体がそのまま走行を続ける不都合あった。
本発明の目的は、上記従来の不具合を改善する点にある。
また、地上用操作具は機体の前部において、前後方向に移動自在に設けると共に、機体の前方側に引き出した際には走行位置となり、また後方側に格納した際には停止位置となることを第2の特徴とする。
さらに、前記地上操作用操作具は、停止位置に復帰するように構成したことを第3の特徴とする。
また、地上用操作具を機体の前方に引き出した際には走行位置となり、後方側に格納した際に停止位置となるように構成したので、乗用型田植機を地上操作具で走行させないときには、地上操作具が機体前部に格納されるため、機体前部からの乗降の妨げとなることがなく、また、乗車しての走行操作時に前方視界の妨げとなることもない。
そして、作業者が地上操作具から手を離すと地上操作具は停止位置に復帰して、乗用型田植機は走行を停止するので、作業者が足を滑らせて転倒した場合にも機体がそのまま走行を続けることがなく安全である。
また、走行機体2の中央上部には操縦座席8を、その前方にはステアリングハンドル9を設けており、その側方には上記油圧式無段変速装置6を操作して乗用型田植機1の前後進切換と共に、走行速度の調節を行う変速操作具10を備えている。
また、図3に示すように、前記握り部11aには上昇スイッチ11c、及び下降スイッチ11dが備えられており、両スイッチ11c,11dの何れかを選択して押し操作している間、前記油圧昇降機構の油圧バルブ(図示せず)が上昇側、又は下降側に操作され、作業者が握り部11aを握りながら植付部3を任意の高さに昇降させることができる。
そして、図6に示すように、該案内溝13は前記変速操作具10の前進変速操作を案内する前後方向の前進変速案内溝13a、当該前進変速案内溝13aの外後方に位置して変速操作具10の後進変速操作を案内する後進変速案内溝13b、上記前進変速案内溝13aの内側に位置して後述する地上操作具11の操作による変速操作具10の揺動を案内する微速前進案内溝13c、及び油圧式無段変速装置7の走行停止位置において上記前進変速案内溝13a及び微速前進案内溝13cの後端部と後進変速案内溝13bの前端部を連結する、左右方向の前後進切換え案内溝13dとから構成されている。
これにより変速操作具10は支点軸14を中心に左右に、支点軸16を中心に前後に揺動自在となっており、前記案内板12の案内溝13a,13b,13c,13dに沿った揺動操作を行うことが可能となっている。
そして、変速アーム22と前記した地上操作具11とは連繋部材23を介して連繋されている。
そして、インナワイヤ23bが挿通されるアウタ23cは、一端を前記案内板12に設けたブラケットに、他端を機体前部において走行機体側に設けたブラケットに夫々固定されている。
このとき、変速操作具10は変速アーム23の係合溝22aによって前方に押され微速前進案内溝13cの前端部に接当することによって油圧式無段変速装置7のトラニオン軸17が微速前進位置に操作され、乗用型田植機1は微速前進する。
この構成により、地上操作具11は前記停止位置側に付勢されており、作業者が手を離すと前記走行位置Bから停止位置Aに自動復帰する。
ステアリングコラム9b側方の操作パネル部(図示せず)にはキー26aを差し込んで操作されるキースイッチ26が備えられており、ステアリングコラム9bにはキーロック装置27が設けられており、キー26aの回動操作によってロックピン27bが進退可能に備えられている。
そして、該ロックピン27bと前記ロック孔9cとが係合した状態でステアリング軸9aをロック状態するよう構成されている。
そして、乗用型田植機1に乗車して走行させる際には、LOCK位置からON(1)位置、ON(2)位置を経て、START位置に操作してエンジンを始動させる。
エンジンを始動させた後キーから手を離すと、キースイッチはON(2)位置に自動的に復帰し、電源供給を継続して通常の作業走行が可能となる。
そして、キースイッチ26をON(1)に操作すると、電源供給を継続しながら前輪4a,4aが直進位置で固定された状態となり、乗用型田植機1は直進走行のみが可能となる。
次に、キースイッチ26をON(1)位置に操作して、バッテリからの電源供給を維持した状態でステアリングロックを行う。
この時、本発明の乗用型田植機1は、上記地上操作用のステアリングロックを盗難防止のためのステアリングロック装置を用いて行うためコストダウンが図れるものである。
すると、前記連繋部材23のインナーワイヤ23bが引かれ、緩衝スプリング23aを介して変速アーム22が前方へ回動する。
このとき、変速操作具10は変速アーム22の係合溝22aによって前方に押され微速前進案内溝13cの前端部に接当することによって油圧式無段変速装置6のトラニオン軸17が微速前進位置に操作され、乗用型田植機1は微速前進する。
この時、前輪4a,4bは上記ステアリングロックにより直進方向に固定されているので、地面の凹凸等によって操舵されることなく安定した直進状態を得ることができ、安全な地上操作が可能となる。
そして、変速アーム22が前記ピン25に接当することにより、変速操作具10は前記油圧式無段変速装置6の走行停止位置で保持され、乗用型田植機1は走行を停止し、油圧式無段変速装置6のブレーキ作用で停止を維持する。
3 植付部
6 油圧式無段変速装置
10 変速操作具
11 地上操作具
23 連繋部材
Claims (3)
- 原動機からの動力を油圧式無段変速装置を介して走行車輪に伝達する乗用型田植機において、
機体の前部に、降車した状態で油圧式無段変速装置を変速操作可能な地上操作具を設け、
該地上操作具を走行位置に操作すると前記油圧式無段変速装置が微速前進位置に変速され、
また停止位置に操作すると油圧式無段変速装置が走行停止位置に操作されるように構成したことを特徴とする乗用型田植機。 - 前記地上用操作具は機体の前部において、前後方向に移動自在に設けると共に、機体の前方側に引き出した際には走行位置となり、また後方側に格納した際には停止位置となることを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機。
- 前記地上操作用操作具は、停止位置に復帰するように構成したことを特徴とする請求項1、または2に記載の乗用型田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004060104A JP4164039B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 乗用型田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004060104A JP4164039B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 乗用型田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005245306A JP2005245306A (ja) | 2005-09-15 |
JP4164039B2 true JP4164039B2 (ja) | 2008-10-08 |
Family
ID=35026401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004060104A Expired - Fee Related JP4164039B2 (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 乗用型田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4164039B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012068978A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 移植機 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4568131B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2010-10-27 | 株式会社クボタ | 農用作業車 |
JP5530071B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2014-06-25 | 株式会社クボタ | 農用作業車の操作構造 |
JP2009261285A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Kubota Corp | 乗用型作業機 |
JP7549810B2 (ja) | 2022-03-25 | 2024-09-12 | 井関農機株式会社 | 田植機 |
-
2004
- 2004-03-04 JP JP2004060104A patent/JP4164039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012068978A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 移植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005245306A (ja) | 2005-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5087892B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP4164039B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP5326663B2 (ja) | 電動車両のクラッチ装置 | |
JP4638899B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP2016185125A (ja) | 作業車両 | |
JP4270186B2 (ja) | 農業作業車 | |
JP3776035B2 (ja) | 農作業機 | |
JP3596349B2 (ja) | 乗用型作業車 | |
JP5236425B2 (ja) | 移植機 | |
JPH0135617Y2 (ja) | ||
JP3157848U (ja) | 刈刃の昇降装置 | |
JP7549810B2 (ja) | 田植機 | |
JP3616064B2 (ja) | 乗用作業機 | |
JP4229825B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP4362357B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP4297924B2 (ja) | 乗用型農作業機 | |
JP2006081454A (ja) | 乗用田植機 | |
JP3948830B2 (ja) | 乗用型農作業機の地上操縦装置 | |
JP2009207361A (ja) | 田植機 | |
JPH0236339Y2 (ja) | ||
JP3685761B2 (ja) | 乗用作業機 | |
JP4705409B2 (ja) | 移植機における前押え操作具 | |
JP2004298021A (ja) | 水田作業機の変速操作構造 | |
JP2002046660A (ja) | 乗用田植機 | |
JPH022170Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080715 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080725 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4164039 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |