JP4160390B2 - インクジェット印刷法によるシート形態の基材への印刷方法 - Google Patents

インクジェット印刷法によるシート形態の基材への印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4160390B2
JP4160390B2 JP2002552080A JP2002552080A JP4160390B2 JP 4160390 B2 JP4160390 B2 JP 4160390B2 JP 2002552080 A JP2002552080 A JP 2002552080A JP 2002552080 A JP2002552080 A JP 2002552080A JP 4160390 B2 JP4160390 B2 JP 4160390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
substituted
unsubstituted
alkyl
independently
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002552080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004531587A (ja
JP2004531587A5 (ja
Inventor
レーマン,ウルス
ラクロワ,ロジェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF Schweiz AG
Original Assignee
Ciba Holding AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Holding AG filed Critical Ciba Holding AG
Publication of JP2004531587A publication Critical patent/JP2004531587A/ja
Publication of JP2004531587A5 publication Critical patent/JP2004531587A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4160390B2 publication Critical patent/JP4160390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/12Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
    • C09B43/136Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
    • C09B43/16Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents linking amino-azo or cyanuric acid residues

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、シート形態の基材、例えば、紙、プラスチックフィルムまたは織物繊維材料を、インクジェット印刷法によって印刷する方法、および該方法に用いられるインクに関する。
最近、インクジェットの用途、特に多色または写真印刷に用いるためのインク組成物の需要が高まっている。例えば、インクのベースとなる染料が、三原色であるイエロー、シアンおよびマゼンタに可能な限りぴたりと一致すべきであることは、かなり重要である。適切な染料の選択肢は、色の純度、および色の再現の望ましい明るさだけでなく、必要とされる色調によっても限定される。非常に多くの黄色の酸性染料および直接染料が既知であるが、言及した理由のため、少数のもののみがインクジェット印刷に適するにすぎない。必要とされる色調の点からインクを調整するために、既知の黄色のインクジェット用インクは、異なる種類の黄色染料の混合物、例えば、黄金黄色の直接染料とレモン黄色の染料との混合物をしばしば含んでいる。しかし、そのようなレモン黄色の染料は、シアンと併用したとき、緑色域に触媒退色する傾向があるという短所を有し、このことはそのようなレモン黄色の染料を含む黄色のインクジェット用インクでは著しく不都合な影響を及ぼす。
インクジェットの用途に適する染料は、優れた光に対する堅ろう度、優れた湿潤堅ろう度特性、そして高い着色力を有する印刷物ももたらさなければならず、インクのベースとなる溶媒への優れた溶解度を示さなければならない。このインクは、貯蔵安定性もなければならず、長期にわたる貯蔵でも沈澱を生じてはならず、インクジェットプリンターに用いたとき、プリンターの高い操作信頼性が確保されなければならない。
そのため、改良された黄色のインク組成物が用いられ、かつ上記の短所を有していないか、または有していても無視できる程度にすぎない、インクジェット印刷法に対する継続した需要が存在する。
上記により、本発明は、インクジェット印刷法によってシート形態の基材に印刷する方法であって、これらの材料に、
(a)式(1):
Figure 0004160390
[式中、
1およびR2は、それぞれ、他とは独立して、水素、または非置換もしくは置換C1〜C4アルキルであり、
3およびR4は、それぞれ、他とは独立して、非置換または置換C1〜C4アルキルであり、
5およびR6は、それぞれ、他とは独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C2〜C4アルカノイルアミノまたはスルホであり、
Xは、ハロゲン、ヒドロキシ、非置換であるか、またはアルキル部分において置換されているC1〜C4アルコキシ、非置換であるか、またはフェニル環において置換されているフェノキシ、非置換であるか、またはアルキル部分において置換されているC1〜C4アルキルチオ、非置換であるか、またはフェニル環において置換されているフェニルチオ、アミノ、非置換であるか、またはアルキル部分において置換されており、かつアルキル部分において中断されていないか、または酸素で中断されている、N−モノ−もしくはN,N−ジ−C1〜C6アルキルアミノ、非置換であるか、またはシクロアルキル環において置換されているC5〜C7シクロアルキルアミノ、非置換であるか、またはアリール部分において置換されているフェニル−もしくはナフチル−アミノ、非置換であるか、またはアリール部分において置換されているN−C1〜C4アルキル−N−フェニル−もしくはN−C1〜C4アルキル−N−ナフチル−アミノ、非置換であるか、またはフェニル部分において置換されているベンジルアミノ、モルホリノ、あるいはピペリジン−1−イルであり、
nおよびmは、他とは独立して、数0、1、2または3である]
で示される少なくとも1種の染料と、
(b)可溶化剤または湿潤剤と
を含む水性インクで印刷する工程を含む方法に関する。
式(1)の染料は、その遊離酸の形態、または好ましくはその塩の形態のいずれかで存在する。塩としては、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属もしくはアンモニウム塩、または有機アミンの塩が考慮される。列挙することができる例は、ナトリウム、リチウム、カリウムもしくはアンモニウム塩、またはモノ−、ジ−もしくはトリ−エタノールアミンを含む。好ましいのは、ナトリウム塩およびリチウム塩、ならびにナトリウムおよびリチウムの混合塩である。
1、R2、R3、R4、R5およびR6のためのC1〜C4アルキルとしては、互いに独立に、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはイソブチル、好ましくはメチルまたはエチル、特にメチルが考慮される。列挙されたアルキル基R1およびR2は、非置換であっても、または例えばヒドロキシ、スルホ、スルファト、シアノもしくはカルボキシで置換されていてもよい。列挙されたアルキル基R3およびR4は、非置換であっても、または例えばヒドロキシ、シアノもしくはカルボキシ、好ましくはヒドロキシで置換されていてもよい。R1、R2、R3およびR4には、対応する非置換アルキル基が好ましい。
5およびR6のためのC1〜C4アルコキシとしては、互いに独立に、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシまたはイソブトキシ、好ましくはメトキシまたはエトキシ、そして特にメトキシが考慮される。
5およびR6のためのハロゲンとしては、互いに独立に、例えば、フッ素、塩素または臭素、好ましくは塩素または臭素、そして特に塩素が考慮される。
5およびR6のためのC2〜C4アルカノイルアミノとしては、互いに独立に、例えば、アセチルアミノまたはプロピオニルアミノ、特にアセチルアミノが考慮される。
Xのためのハロゲンとしては、例えば、フッ素、塩素または臭素、好ましくはフッ素または塩素、そして特に塩素が考慮される。
1〜C4アルコキシとしてのXは、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、イソブトキシまたはtert−ブトキシ、特にメトキシまたはエトキシが考慮される。列挙された基は、非置換であるか、またはアルキル部分において、例えば、C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ;ヒドロキシ;スルホまたはカルボキシで置換されている。
1〜C4アルキルチオとしてのXは、例えば、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオまたはn−ブチルチオである。列挙された基は、非置換であるか、またはアルキル部分において、例えば、C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ;ヒドロキシ;スルホまたはカルボキシで置換されている。好ましいのは、アルキル部分においてヒドロキシ、スルホおよびカルボキシ、特にヒドロキシおよびカルボキシの群からの1個または2個の基で置換されている基である。
フェノキシまたはフェニルチオとしてのXは、非置換である基と、フェニル環において、例えば、C1〜C4アルキル、例えばメチルまたはエチル(それらもまた、例えばカルボキシで置換されていてもよい);C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ;カルボキシ;カルバモイル;N−C1〜C4アルキルカルバモイル(それらもまた、アルキル部分が、例えばカルボキシで置換されていてもよい)、例えばN−カルボキシメチルカルバモイル;スルホ;またはハロゲン、例えば塩素または臭素で置換されている基との両方を含むことができる。
N−モノ−またはN,N−ジ−C1〜C6アルキルアミノ、好ましくはN−モノ−またはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノとしてのXは、例えば、N−メチルアミノ、N−エチルアミノ、N−プロピルアミノ、N−ブチルアミノ、N−ヘキシルアミノ、N,N−ジメチルアミノまたはN,N−ジエチルアミノである。列挙された基は、非置換であるか、またはアルキル部分において、例えば、C2〜C4アルカノイルアミノ、例えばアセチルアミノまたはプロピオニルアミノ;ヒドロキシ;スルホ;カルボキシ;カルバモイル;スルファモイルまたはβ−スルファトエチルスルホニルで置換されている。列挙された基は、アルキル部分において中断されていないか、または酸素で中断されている。アルキル部分において置換されており、アルキル部分において中断されていないか、または酸素で中断されている基の例としては、下記のものを列挙することができる:N−β−ヒドロキシエチルアミノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ、N−2−(β−ヒドロキシエトキシ)エチルアミノ、N−2−[2−(β−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エチルアミノ、N−β−スルファトエチルアミノ、N−β−スルホエチルアミノ、N−カルボキシメチルアミノ、N−β−カルボキシエチルアミノ、N−α,β−ジカルボキシエチルアミノ、N−α,γ−ジカルボキシプロピルアミノ、N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノおよびN−メチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノ。好ましいのは、アルキル部分において、ヒドロキシ、スルホ、スルファト、カルボキシまたはカルバモイルで置換されており、アルキル部分において中断されていないか、または酸素で中断されている基である。
5〜C7シクロアルキルアミノとしてのXは、非置換である基と、シクロアルキル環において、例えば、C1〜C4アルキル、例えばメチルまたはエチル、特にメチル、またはカルボキシで置換されている基との両方を含むことができる。対応するシクロヘキシル基は、そのような基として好ましいである。
フェニルアミノまたはN−C1〜C4アルキル−N−フェニルアミノ、好ましくはフェニルアミノとしてのXは、非置換である基と、フェニル環において、例えば、C1〜C4アルキル、例えばメチルまたはエチル(それらもまた、例えばカルボキシで置換されていてもよい);C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ;カルボキシ;カルバモイル;N−C1〜C4アルキルカルバモイル(それらもまた、アルキル部分において、例えばカルボキシで置換されていてもよい)、例えばN−カルボキシメチルカルバモイル;スルホ;またはハロゲン、例えば塩素または臭素で置換されている基との両方を含むことができる。好ましいのは、置換されている基、特にカルボキシ、カルボキシメチル、N−カルボキシメチルカルバモイルまたはスルホ、特にスルホで置換されている基である。
ナフチルアミノまたはN−C1〜C4アルキル−N−ナフチルアミノ、好ましくはナフチルアミノとしてのXは、非置換である基と、ナフチル環において、例えば、スルホで置換されている基との両方を含むことができる。好ましいのは、1〜3個のスルホ基、特に2個または3個のスルホ基で置換されている基である。
非置換であるか、またはフェニル部分において置換されているベンジルアミノとしてのXは、非置換である基と、フェニル環において、例えば、C1〜C4アルキル、例えばメチルまたはエチル;C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ;カルボキシ;スルホまたはハロゲン、例えば塩素または臭素で置換された基との両方を含むことができる。好ましいのは、フェニル環においてカルボキシで置換されている基である。
1およびR2は、好ましくは、水素である。
3およびR4は、それぞれ、他とは独立して、好ましくはメチル、エチル、ヒドロキシメチルまたはβ−ヒドロキシエチル、より好ましくはメチルまたはエチル、特にメチルである。
5およびR6は、それぞれ、他とは独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、C2〜C4アルカノイルアミノまたはスルホ、特にメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素またはスルホ、とりわけメチルである。
Xは、好ましくは、ハロゲン;非置換であるか、またはアルキル部分においてC1〜C4アルコキシ、ヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されているC1〜C4アルコキシ;非置換であるか、またはアルキル部分においてC1〜C4アルコキシ、ヒドロキシ、スルホまたはカルボキシで置換されているC1〜C4アルキルチオ;アミノ;非置換であるか、またはアルキル部分においてC2〜C4アルカノイルアミノ、ヒドロキシ、スルホ、スルファト、カルボキシ、カルバモイルもしくはスルファモイルで置換されており、かつアルキル部分において中断されていないか、または酸素で中断されている、N−モノ−もしくはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノ;非置換であるか、またはC1〜C4アルキルもしくはカルボキシで置換されているC5〜C7シクロアルキルアミノ;非置換であるか、またはフェニル部分においてC1〜C4アルキル(これもカルボキシで置換されていてよい)、C1〜C4アルコキシ、カルボキシ、カルバモイル、N−C1〜C4アルキルカルバモイル(これもアルキル部分においてカルボキシで置換されていてよい)、スルホもしくはハロゲンで置換されているフェニルアミノもしくはN−C1〜C4アルキル−N−フェニルアミノ;非置換であるか、またはアリール部分においてスルホで置換されているナフチルアミノ;非置換であるか、またはフェニル部分においてC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、カルボキシ、スルホもしくはハロゲンで置換されているベンジルアミノ;モルホリノ;あるいはピペリジン−1−イルである。
Xは、特に、ハロゲン;非置換であるか、またはアルキル部分においてヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシ、特にヒドロキシもしくはカルボキシで置換されているC1〜C4アルキルチオ;アミノ;非置換であるか、またはアルキル部分においてC2〜C4アルカノイルアミノ、ヒドロキシ、スルホ、スルファト、カルボキシもしくはカルバモイル、特にヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されており、かつアルキル部分において中断されていないか、または酸素で中断されているN−モノ−もしくはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノ;あるいはモルホリノである。
Xは、とりわけハロゲン;非置換であるか、またはアルキル部分においてヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されているN−モノ−もしくはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノ;あるいはモルホリノ、そしてきわだってはモルホリノである。
nおよびmは、それぞれ、他とは独立して、好ましくは数0、1または2、特に0または1である。
本発明の好ましい実施態様では、
1およびR2が、水素であり、
3およびR4が、それぞれ、他とは独立して、メチル、エチル、ヒドロキシメチルまたはβ−ヒドロキシエチルであり、
5およびR6が、それぞれ、他とは独立して、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素またはスルホであり、
Xが、非置換であるか、またはアルキル部分においてヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されているN−モノ−もしくはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノ、あるいはモルホリノであり、
nが、数0または1である、
式(1)の染料を用いる。
本発明の特に好ましい実施態様では、式(1)の染料は、式(1a):
Figure 0004160390
[式中、R3は、メチルまたはエチル、好ましくはメチルであり、
5は、水素またはメチル、好ましくは水素である]
で示される染料に相当する。
本発明によって用いられるインクに含有される、式(1)および(1a)の染料は、好ましくは、モノアゾ基に関して対称である、すなわち、例えば式(1a)の染料では、基R3は、同一であり、基R5は、同じ意味を有する。
式(1)の染料は、既知であるか、または、ジアゾ化、カップリングそして縮合反応のような既知の製造法と同様にして得ることができる。
式(1)の染料、およびその製造は、例えばUS-A-4 997 919に記載されている。
本発明は、本発明によるインクジェット印刷法に用いられる水性インクであって、
(a)式(1)、好ましくは式(1a)[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、X、nおよびmは、それぞれ、上記の定義および好ましい意味を有する]の少なくとも1種の染料と、
(b)可溶化剤または湿潤剤と
を含む水性インクにも関する。
該インクに含有される染料は、好ましくは、低い塩含量、すなわち、染料の重量を基準にして0.5重量%未満の総無機塩含量を有するべきである。その製造、および/またはその後の希釈剤の添加の結果として、より高い塩含量を有する染料は、例えば、膜分離法、例えば限外濾過、逆浸透または透析によって脱塩することができる。
インクは、好ましくは、インクの総重量を基準にして0.5〜35重量%、特に1〜30重量%、好ましくは1〜20重量%の総染料含量を有する。好ましい下限は、1.2重量%、特に1.5重量%である。上限は、好ましくは15重量%、特に10重量%である。
インクは、可溶化剤または湿潤剤、例えば、水混和性有機溶媒、例えばC1〜C4アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノールまたはイソブタノール;アミド、例えばジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミド;ケトンまたはケトンアルコール、例えばアセトン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコール;エーテル、例えばテトラヒドロフランまたはジオキサン;窒素含有複素環化合物、例えばN−メチル−2−ピロリドンまたは1,3−ジメチル−2−イミダゾリドン;ポリアルキレングリコール、好ましくは100〜800の分子量を有する低分子量ポリエチレングリコール、例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール200、ポリエチレングリコール300、ポリエチレングリコール400もしくはポリエチレングリコール600、特に150〜400の分子量を有するもの、または低分子量ポリプロピレングリコール、例えばジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコールP400もしくはポリプロピレングリコールP425;ポリアルキレングリコールのC1〜C4アルキルエーテル、例えばジエチレングリコールモノブチルエーテル、2−(2−メトキシエトキシ)エタノール、2−(2−エトキシエトキシ)エタノール、2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エタノールまたは2−[2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ]エタノール;C2〜C6アルキレングリコールおよびチオグリコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール;その他のポリオール、例えばグリセリンまたは1,2,6−ヘキサントリオール;および多価アルコールのC1〜C4アルキルエーテル、例えば2−メトキシエタノールまたは1−メトキシプロパン−2−オールを含む。
インクは、好ましくは、150〜400の分子量を有するポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、N−メチル−2−ピロリドンおよびグリセリン、そして特に、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール400、ジエチレングリコールモノブチルエーテルおよびグリセリンの群からの、少なくとも1種類の可溶化剤または1種類の湿潤剤を、インクの総重量を基準にして、通常2〜30重量%、特に5〜25重量%、好ましくは20〜25重量%の量で含む。
インクは、可溶化剤、例えばε−カプロラクタムを含んでもよい。
本発明によるインク中の湿潤剤としては、例えば、好ましくは0.1〜30重量%、特に2〜30重量%の量での、尿素、または乳酸ナトリウム(好都合には、50〜60%水溶液の形態である)とグリセリンおよび/もしくはプロピレングリコールとの混合物も、考慮される。
インクは、天然または合成由来の増粘剤を、とりわけ粘度を調整する目的で、含んでよい。
列挙することができる増粘剤の例は、市販のアルギン酸塩増粘剤、澱粉エーテルまたはローカストビーンガムエーテルであり、特にアルギン酸ナトリウムそれ自体か、または変性セルロース、例えばメチル−、エチル−、カルボキシメチル−、ヒドロキシエチル−、メチルヒドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル−もしくはヒドロキシプロピルメチル−セルロースとの混合物、特に好ましくは20〜25重量%のカルボキシメチルセルロースとの混合物での、アルギン酸ナトリウムである。合成増粘剤としては、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸またはポリ(メタ)アクリルアミドをベースとするものも列挙することができる。
インクは、そのような増粘剤を、例えば、インクの総重量を基準にして0.01〜2重量%、特に0.01〜1重量%、そして好ましくは0.01〜0.5重量%の量で含む。
インクは、緩衝物質、例えばホウ砂、ホウ酸塩、リン酸塩、ポリリン酸塩またはクエン酸塩を含んでもよい。列挙することができる例には、ホウ砂、ホウ酸ナトリウム、テトラホウ酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ペンタポリリン酸ナトリウム、およびクエン酸ナトリウムを含む。それらは、pH値を、例えば4〜9、特に5〜8.5に定めるために、インクの総重量を基準にして、特に0.1〜3重量%、好ましくは0.1〜1重量%の量で用いられる。
インクは、更なる添加剤として、界面活性剤または湿潤剤を含んでよい。
界面活性剤または湿潤剤としては、市販のアニオンまたはノニオン界面活性剤が考慮される。
インクは、慣用の添加剤、例えば、消泡剤、または特に、真菌および/または細菌の増殖を阻害する物質も含んでよい。そのような物質は、通常、インクの総重量を基準にして、0.01〜1重量%の量で用いられる。
防腐剤としては、ホルムアルデヒドを生じさせる薬剤、例えばパラホルムアルデヒドおよびトリオキサン、特に約30〜40重量%のホルムアルデヒド水溶液、イミダゾール化合物、例えば2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾール、チアゾール化合物、例えば1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンまたは2−n−オクチルイソチアゾリン−3−オン、ヨウ素化合物、ニトリル、フェノール、ハロアルキルチオ化合物、あるいはピリジン誘導体、特に1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンまたは2−n−オクチルイソチアゾリン−3−オンが考慮される。
インクは、慣用の方法で、個々の成分を、例えば所望の量の水中で混合することによって、製造することができる。インクに含有される懸濁物質、および不溶性成分は、例えば、0.2〜0.5μmの細孔径を有するフィルターでの濾過によって、除去する。
好ましいのは、1〜40mPa・s、特に1〜20mPa・s、好ましくは1〜10mPa・sの粘度を有するインクである。
本発明によるインクは、インクを細孔からの小滴の形態でしぼり出し、シート形態の基材に向けて送り、その上に像を形成する、記録システムでの使用に適する。適切な基材は、例えば、紙、プラスチックフィルムまたは織物繊維材料、好ましくは紙またはプラスチックフィルム、特に紙である。適切な記録システムは、例えば、紙または織物の印刷に用いるための市販のインクジェットプリンターである。
本発明によるインクで印刷することができる紙の例としては、市販のインクジェット用紙、写真用紙、光沢紙、プラスチックコート紙、例えばEpsonインクジェット用紙、Epson写真用紙、Epson光沢紙、Epson光沢フィルム、HP特殊インクジェット用紙、Encad写真用光沢紙、Ilford写真用紙を列挙することができる。本発明によるインクで印刷することができるプラスチックフィルムは、例えば、透明であるか、または乳白/不透明である。適切なプラスチックフィルムは、例えば、3M透明フィルムである。光沢紙、例えばEpson光沢紙が好ましい。
織物繊維材料としては、特に、窒素含有またはヒドロキシ基含有繊維材料、例えばセルロース、絹、羊毛または合成ポリアミド、特に絹の織物繊維が考慮される。
インクジェット印刷の際は、基材に、インクの個々の小滴を制御された方法でノズルから吹き付ける。このためには、主に、連続インクジェット法およびドロップオンデマンドが用いられる。連続インクジェット法では、小滴が連続的に生成され、印刷に不要な小滴は全て、捕集容器へ送られ、再循環されるのに対し、ドロップオンデマンドでは、小滴が必要に応じて生成され、かつ印刷される;すなわち、小滴は、印刷に必要とされるときにのみ、生成される。小滴の生成は、例えば、ピエゾインクジェットヘッドを用いてか、または熱エネルギーによって(バブルジェット)実施することができる。本発明による方法には、ピエゾインクジェットヘッドを用いた印刷が好ましい。本発明による方法に同様に好ましいのは、連続インクジェット法による印刷である。
本発明によるインクは、特に多色または写真印刷向けの黄色成分として適切であり、中間色の写真黄色を生じる。式(1)の個々の染料を用いる場合には、必要とされる理想的な色調が既に確立されているため、異なる種類の黄色染料の混合物を省くことが大幅に可能になる。
本発明によるインクに含有される式(1)の染料は、更に、その製造が、市販のインクジェット用黄色染料、例えばC.I. Direct Yellow 132およびC.I. Direct Yellow 86の製造に必要である、ホスゲンまたはp−クレシジンのような有毒な化学物質を用いないという利点を有する。
本発明によって生成される印刷物は、優れた光に対する堅ろう度、および優れた耐水堅ろう度特性を示す。それらは、色の高い明るさ、および高い着色力が特に際立ち、シアンと併用したとき、緑色域に触媒退色することがない。本発明によるインクは、貯蔵安定性があり、長期にわたる貯蔵でも沈澱を生じることはない。
以下の実施例は、本発明を説明するために提供するものである。相反する指示がない限り、温度は、摂氏度で示され、部は、重量部であり、百分率は、重量%を示す。重量部は、体積部に対して、リットルに対するキログラムと同じ関係にある。
下記のインクA〜Dは、染料および他の固形成分を、それぞれの場合に示された量で示される、水と水混和性有機溶媒との混合物に溶解し、次いで溶液を濾過して製造した。
インクA:
1.67部の式(101):
Figure 0004160390
で示される染料(ナトリウム塩の形態であり、無機塩をほとんど含まないようにした)、
20.0部のポリエチレングリコール400、
5.0部のジエチレングリコールモノブチルエーテル、
0.3部のProxel GXL(市販の防腐剤)、
0.1部のForafac 1110 D(市販の湿潤剤)、
72.93部の水。
インクB:
1.67部の式(101)の染料(ナトリウム塩の形態であり、無機塩をほとんど含まないようにした)、
20.0部のグリセリン、
0.3部のProxel GXL(市販の防腐剤)、
0.1部のForafac 1110 D(市販の湿潤剤)、
77.93部の水。
インクC:
1.67部の式(101)の染料(ナトリウム塩の形態であり、無機塩をほとんど含まないようにした)、
20.0部のテトラエチレングリコール、
5.0部のジエチレングリコールモノブチルエーテル、
0.3部のProxel GXL(市販の防腐剤)、
0.1部のForafac 1110 D(市販の湿潤剤)、
72.93部の水。
インクD:
1.67部の式(101)の染料(ナトリウム塩の形態であり、無機塩をほとんど含まないようにした)、
25.0部のテトラエチレングリコール、
0.3部のProxel GXL(市販の防腐剤)、
0.1部のForafac 1110 D(市販の湿潤剤)、
72.93部の水。
そのようにして得られたインクA、B、CおよびDを、それぞれ、ドロップオンデマンド法インクジェットプリンターによって、市販のインクジェット用紙、写真用紙または光沢フィルム(例えばEpson光沢フィルム)を印刷するのに用いた。印刷物は、色の高い明るさ、および高い着色力を示し、シアンと併用したとき、緑色域に触媒退色することがなかった。色の高い明るさ、および高い着色力を示し、シアンと併用したとき、緑色域に触媒退色することがない印刷物は、ナトリウム塩の形態の式(101)の染料に代えて、無機塩をほとんど含まぬようにした、同量のリチウム塩の形態の式(101)の染料を用いたときも得られた。
上記の手順に従うが、インクA、B、CおよびDのそれぞれにおいて、1.67部の式(101)の染料に代えて、無機塩をほとんど含まないようにした、同量のナトリウム塩およびリチウム塩両方の形態の一般式:
Figure 0004160390
[式中、R3、R5およびXは、それぞれ、表1に記載されたとおりである]
で示される染料を用いた場合にも、色の高い明るさ、および高い着色力を示し、シアンと併用したとき、緑色域に触媒退色することがない、印刷物が同様に得られた。
Figure 0004160390

Figure 0004160390

Figure 0004160390
上記の手順に従うが、インクA、B、CおよびDのそれぞれにおいて、1.67部の式(101)の染料に代えて、無機塩をほとんど含まないようにした、それぞれの場合にナトリウム塩およびリチウム塩の形態の式(140)、(141)、(142)または(143):
Figure 0004160390
の染料を同量で用いた場合にも、色の高い明るさ、および高い着色力を示し、シアンと併用したとき、緑色域に触媒退色することがない、印刷物が同様に得られた。

Claims (5)

  1. インクジェット印刷法によりシート形態の基材に印刷する方法であって、これらの材料に、
    (a)式(1):
    Figure 0004160390
    [式中、
    1およびR2は、それぞれ、他とは独立して、水素、または非置換もしくは置換C1〜C4アルキルであり、
    3およびR4は、それぞれ、他とは独立して、非置換または置換C1〜C4アルキルであり、
    5およびR6は、それぞれ、他とは独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C2〜C4アルカノイルアミノまたはスルホであり、
    Xが、非置換であるか、またはアルキル部分がヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されている、N−モノ−もしくはN,N−ジ−C 1 〜C 4 アルキルアミノ、あるいはモルホリノであり、
    nおよびmは、他とは独立して、数0、1、2または3である]
    で示される少なくとも1種の染料の塩の形態と、
    (b)可溶化剤または湿潤剤としての、150〜400の分子量を有するポリエチレングリコールと
    を含む水性インクで印刷する工程を含む方法。
  2. 塩が、アルカリ金属、アルカリ土類金属もしくはアンモニウム塩、または有機アミンの塩である、請求項1に記載の方法。
  3. 1およびR2が、水素であり、
    3およびR4が、それぞれ、他とは独立して、メチル、エチル、ヒドロキシメチルまたはβ−ヒドロキシエチルであり、
    5およびR6が、それぞれ、他とは独立して、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素またはスルホであり、
    Xが、非置換であるか、またはアルキル部分がヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されている、N−モノ−もしくはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノ、あるいはモルホリノであり、
    nが、数0または1である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 式(1)の染料が、式(1a):
    Figure 0004160390
    [式中、
    3は、メチルまたはエチルであり、
    5は、水素またはメチルである]
    で示される染料である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. インクジェット印刷法のための水性インクであって、
    (a)式(1):
    Figure 0004160390
    [式中、
    1およびR2は、それぞれ、他とは独立して、水素、または非置換もしくは置換C1〜C4アルキルであり、
    3およびR4は、それぞれ、他とは独立して、非置換または置換C1〜C4アルキルであり、
    5およびR6は、それぞれ、他とは独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C2〜C4アルカノイルアミノまたはスルホであり、
    Xが、非置換であるか、またはアルキル部分がヒドロキシ、スルホもしくはカルボキシで置換されている、N−モノ−もしくはN,N−ジ−C 1 〜C 4 アルキルアミノ、あるいはモルホリノであり、
    nおよびmは、他とは独立して、数0、1、2または3である]
    で示される少なくとも1種の染料の塩の形態と、
    (b)可溶化剤または湿潤剤としての、150〜400の分子量を有するポリエチレングリコールと
    を含む水性インク。
JP2002552080A 2000-12-21 2001-12-12 インクジェット印刷法によるシート形態の基材への印刷方法 Expired - Fee Related JP4160390B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00811224 2000-12-21
PCT/EP2001/014603 WO2002050196A2 (en) 2000-12-21 2001-12-12 Method of printing sheet-form substrates by the inkjet printing process

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004531587A JP2004531587A (ja) 2004-10-14
JP2004531587A5 JP2004531587A5 (ja) 2005-12-22
JP4160390B2 true JP4160390B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=8175094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002552080A Expired - Fee Related JP4160390B2 (ja) 2000-12-21 2001-12-12 インクジェット印刷法によるシート形態の基材への印刷方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US7144451B2 (ja)
EP (1) EP1343849B1 (ja)
JP (1) JP4160390B2 (ja)
KR (1) KR100822233B1 (ja)
CN (1) CN1264936C (ja)
AT (1) ATE293151T1 (ja)
AU (1) AU2002231695A1 (ja)
BR (1) BR0116260B1 (ja)
CA (1) CA2427456A1 (ja)
DE (1) DE60110114T2 (ja)
ES (1) ES2240552T3 (ja)
MX (1) MXPA03005616A (ja)
NZ (1) NZ526536A (ja)
PL (1) PL361461A1 (ja)
RU (1) RU2278879C2 (ja)
WO (1) WO2002050196A2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0515589D0 (en) * 2005-07-29 2005-09-07 Avecia Inkjet Ltd Azo compounds
SG181195A1 (en) * 2010-11-29 2012-06-28 Dystar Colours Deutschland Metal free acid dyes, methods for the production thereof and their use
JP2018127589A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 日本化薬株式会社 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2018127584A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 日本化薬株式会社 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2018127587A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 日本化薬株式会社 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2018127588A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 日本化薬株式会社 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
CN107604759B (zh) * 2017-09-28 2023-03-17 吉林大学 一种显色后可以长期保持的可重复使用水写纸
JP7013198B2 (ja) * 2017-10-20 2022-02-15 日本化薬株式会社 アゾ化合物又はその塩、及びインク
JP2019077737A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 日本化薬株式会社 アゾ化合物又はその塩、及びインク
JP7005270B2 (ja) * 2017-10-20 2022-02-10 日本化薬株式会社 アゾ化合物又はその塩、及びインク
JP2019089886A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 日本化薬株式会社 アゾ化合物又はその塩、及びインク

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928590B2 (ja) 1980-12-16 1984-07-13 オリエント化学工業株式会社 水性インキ組成物
JPS612771A (ja) * 1984-06-14 1986-01-08 Taoka Chem Co Ltd インク組成物
EP0348344B1 (de) * 1988-06-21 1993-12-29 Ciba-Geigy Ag Azofarbstoffe
US5374301A (en) 1990-07-26 1994-12-20 Zeneca Limited Inks suitable for use in ink jet printing
US5728201A (en) * 1995-09-14 1998-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink, and ink-jet recording method and instruments using the same
JPH1060338A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録用インク及びインクジェット記録方法
US5981623A (en) * 1997-03-27 1999-11-09 Lexmark International, Inc. Ink jet ink containing wetting agent
US6342096B1 (en) * 1998-02-04 2002-01-29 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording method and method for improving tone property of image
AU4781699A (en) * 1998-07-08 2000-02-01 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Method for printing fibrous textile materials using the ink jet technique
GB0005163D0 (en) * 2000-03-04 2000-04-26 Avecia Ltd Dye mixture
US20040068102A1 (en) * 2002-10-07 2004-04-08 Holloway Ann P. Yellow dyes and ink compositions
US6863719B2 (en) * 2002-12-30 2005-03-08 Lexmark International, Inc. Ink jet ink with improved reliability

Also Published As

Publication number Publication date
ES2240552T3 (es) 2005-10-16
EP1343849A2 (en) 2003-09-17
JP2004531587A (ja) 2004-10-14
ATE293151T1 (de) 2005-04-15
BR0116260A (pt) 2003-12-30
WO2002050196A2 (en) 2002-06-27
DE60110114T2 (de) 2005-09-29
CA2427456A1 (en) 2002-06-27
US20040032474A1 (en) 2004-02-19
WO2002050196A3 (en) 2002-10-31
PL361461A1 (en) 2004-10-04
RU2003122191A (ru) 2005-03-10
CN1264936C (zh) 2006-07-19
AU2002231695A1 (en) 2002-07-01
KR100822233B1 (ko) 2008-04-17
US7144451B2 (en) 2006-12-05
CN1483066A (zh) 2004-03-17
DE60110114D1 (de) 2005-05-19
KR20030067717A (ko) 2003-08-14
BR0116260B1 (pt) 2012-11-27
EP1343849B1 (en) 2005-04-13
RU2278879C2 (ru) 2006-06-27
MXPA03005616A (es) 2003-10-06
NZ526536A (en) 2004-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5663561B2 (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP5624051B2 (ja) アゾ化合物、インク組成物及び着色体
JP4794241B2 (ja) 水溶性アゾ化合物、インク組成物及び着色体
WO2007020719A1 (ja) 水溶性アゾ化合物、インク組成物及び着色体
JP4160390B2 (ja) インクジェット印刷法によるシート形態の基材への印刷方法
JP4794270B2 (ja) 水溶性アゾ化合物、インク組成物および着色体
JP2014234499A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2019167491A (ja) インク組成物、インクジェット記録方法及び着色体
JP3371542B2 (ja) 記録液
JP2016098274A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
US7824483B2 (en) Colorant composition, ink, printing process
JP2019077739A (ja) アゾ化合物又はその塩、及びインク
JP2009503179A (ja) アゾ化合物
JP2014043484A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2019077738A (ja) アゾ化合物又はその塩、及びインク
US20040134382A1 (en) Ink jet printing composition comprising a dye containing hydrazine or hydrazide
JP6188154B2 (ja) インク組成物、インクジェット記録方法及び着色体
JP2015117337A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP3467533B2 (ja) 記録液
JP2013237769A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2014043485A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JPWO2011068046A1 (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2019089886A (ja) アゾ化合物又はその塩、及びインク
WO2014025014A1 (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体
JP2013237771A (ja) 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees