JP4159283B2 - 集塵機のノズル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は集塵機のノズル特に硬床用ノズルに関するもので、床上に置かれるノズル頭部、およびノズル頭部を集塵機に結合するノズル本体を備え、ノズル本体に接続短管が形成され、ノズル全体が走行車輪または滑走面によって移動可能であり、接続短管からノズル本体を経て延長されノズル頭部に開口する吸引ダクトが設けられる。
【0002】
【従来の技術】
話題とする種類の集塵機の吸引ノズルは既知である。これに関しては硬い床の処理に適するように形成された硬床用ノズル、および回転するブラシローラを有することが好ましい絨毯の床の処理に適するように形成されたノズルが提供されている。これらの既知のノズルは窪みの吸引、例えば椅子または机の脚部のような物体の周囲の吸引、ならびに床の幅木などに沿った吸引が困難である。これらの場所の吸引は、使用者にとって煩雑な集塵機の操作を行なうことによってのみ可能である。満足できる床の幅木に沿った吸引は、走行車輪によって定められている普通の吸引方向と横方向に、ノズルの前方の縁を床の幅木に沿って移動させることによってだけ達成することができる。このような横方向の移動は使用者にとって高い労力を必要とする。ノズルの幅よりも相当に小さな開口を持つ窪みの吸出しは既知のノズルでは不可能である。このため、必要な場合はノズルを隙間用ノズルなどに交換する必要がある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
上記に説明した技術の現状に鑑み、本発明の技術的な問題点は、例えば幅木に沿った場所のような周縁部の改良された吸引、ならびに角部および窪みに対する改良された近接性が達成されるように、話題とする種類の集塵機のノズルを好都合に発展させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この問題点は先ず本質的に請求項1の対象物によって解決され、ここでノズル頭部がノズル本体に対して旋回できることに主眼が置かれる。この形態によって、既知の一体の構造に対し2つの互いに旋回できる部分、すなわち接続短管を介して集塵機に接続されるノズル本体および本体に対して相対的に旋回できるノズル頭部から構成される話題とする種類のノズルが提供される。これによってノズルの高められた柔軟性が達成される。角部または溝の吸引、例えば床の幅木など縁部の吸引に対して、ノズル頭部をその作業に最適な位置に変えることができる。したがって例えば、ノズル頭部が床の幅木に沿った縁を吸引するため、ノズル頭部の前方の縁が床の幅木と並行に向く位置に、集塵機の通常の吸引または移動方向に対して直角な角度に旋回させ、床の幅木に沿って走行させる。ノズル本体は通常の吸引または移動方向を維持しているので、依然として移動方向に向けられたノズル本体の走行車輪によって行なわれる旋回したノズル頭部による縁部の吸引は、使用者に何らの追加労力を要求するものではない。この場合、例えば床の幅木または椅子の脚などの物体に衝突すると、自動的にノズル頭部がノズル本体に対して旋回すると好都合である。したがって、集塵機は通常の吸引方向(前後移動)へ移動しながら、ノズル頭部が与えられた旋回性によって経路に存在する物体の周りを走り抜けることによって、最も簡単な方法で例えば椅子または机の脚など物体の周囲の吸引が可能となる。また窪みの吸引も本発明による方法によって簡単となる。特にノズル頭部前方の縁の外側中央部で衝突した場合、集塵機が前方へ移動する途中でノズル頭部は自動的に旋回位置に旋回し、窪みへノズルが入り込むことが可能となる。本発明による2分割構造によって、ノズルは深い窪みも吸引できる特別の利点がある。またこれによって家具の脚部および障害物の回りの快適で丁寧な吸引が行なわれ、横方向への移動を行なうことなく単に前後移動の普通の作業方法を維持しながら、常に快適で自動的な周囲状況への適合が行なわれる。本発明の対象物の好ましい形態は、垂直方向のヒンジ軸が形成されたヒンジを介した旋回性を備えている。このヒンジに接続短管からノズル本体を通って延びる吸引ダクトが貫通し、さらにヒンジのノズル頭部側に、吸引ダクト開口部がノズル頭部内に形成されることが好ましい。これに関してさらにノズル頭部を水平面内で旋回させることを提案する。これによって、集塵機がノズルに対して水平に向いていても仰角を持つ位置でもノズル頭部の旋回に影響を与えないので、使用者はノズル頭部を旋回する場合に一切の修正処置を必要としない。さらに旋回した状態でノズル頭部が部分的にノズル本体の下側に広がることを提案する。これによってノズル頭部は旋回した状態で少なくともその一部が、ノズル本体によって覆われる部分に進入する。ノズル頭部がノズル本体の下側に旋回することができる空間は、少なくとも元来の正常位置からの旋回が可能であり、その場合にノズル頭部の旋回によって、固定されたノズル本体におけるノズルの最大幅より狭くなるように選定される。特に窪みの吸引をさらに改善するため、ノズル頭部は正常位置において深さ(走行方向の広がり)より大きい幅(すなわち走行方向と垂直方向の広がり)とすることを提案する。ノズル頭部の大きな幅は広い面積の吸引のために望ましい。しかし窪みの吸引のためには、走行方向と垂直方向に測定して小さな幅としなければならない。この要望は小さな深さのノズル頭部によって達成され、ノズル頭部の深さはノズル頭部が90度旋回した状態で、その位置における幅となる。したがってノズル頭部の幅はノズル頭部の最大深さの2倍以上であることが好ましい。例えばノズル頭部の幅とノズル頭部の深さとの比率は3:1とすることができる。例えば300mmの幅の場合最大深さは約100mmとする。さらにノズル頭部の深さをノズル頭部の幅に沿って変えることを提案する。そのためノズル頭部が円形の切片の輪郭を備えると特に好都合である。したがって正常位置で走行方向と直角方向に延びる前方の縁を直線状とし、その後方の縁を直線状の前方縁の端部に接続する円弧で構成すると好ましい。このノズル頭部の丸みは特にノズル頭部を狭い窪みから引き出す場合に操作上の利点があり、さらに深さ方向に見て狭いノズル頭部の形態によって窪みを吸引する深さが改善される。さらに好都合に、ヒンジがノズル頭部の最大深さの範囲に形成される。そのため、ノズル頭部が物体に衝突するのがヒンジの左側か右側かに関係なく、常に同じ旋回性能が得られる。本発明の別の形態として、ノズル頭部がノズル本体に対して360度以上旋回できるようにする。これによってノズル頭部は好都合に任意に回転させることができ、360度回転すると再び最初の正常位置の状態になる。さらに、一つまたは多数の優先位置にノズル頭部を固定することが提案され、そのため例えばばねに支えられる固定突起、滑動体または回転体が、対応して形成される凹部に係合できるようにする。そのためノズル頭部は、直線状の前方の縁が普通の走行方向と直角な方向に向いた基本位置に対して90度または270度の位置に固定され、例えば窪みの吸引のためノズル頭部はこの固定位置で走行方向に小さな深さを持つ幅となる。0度および180度位置に固定されることも好ましく、この位置でノズル頭部は走行方向と直角に幅が広い正常位置となる。さらに2つ以上の旋回位置、例えば互いに90度離れた4つの位置で固定するように構成することも可能である。ノズル頭部が中間位置に旋回した後、ばねに助けられて基本または固定位置に旋回して戻るように構成すると特に好都合である。したがって例えば、ノズル頭部内に突き出してヒンジを貫通する吸引ダクトを、固定突起が設けられた偏心した形状または楕円の形状とし、操作上最適なばね要素のばね力によって、ノズル本体がノズル頭部をばね復帰させるように操作することができる。さらに簡単な、引張、圧縮または板ばねによる対向するばね装置も可能である。ノズル頭部は正常位置に相当する0度および180度位置に、ばねによって固定されることが好ましい。この両者の位置は標準的な使用すなわち平面の吸引位置に相当する。ノズル頭部はそれぞれの中間位置から、および正常位置から90度旋回した作業位置から、正常位置に自動的にばねによって復帰するよう支持されると好ましい。さらにヒンジ部分における適切な材料の弾性によって、提案するばね支持を達成することができる。これに関するさらに別の代替形態として、吸引ダクトの垂直方向に配置される長く伸びる要素の形状をしたばねをノズル頭部に設ける。例えば長く伸びたばね鋼をノズル頭部に配置し、ノズル頭部が変位した場合に発生する、配置されたばねのモーメントがノズル頭部を正常位置に復帰させるように作用する。このノズル頭部の正常位置は、ばね要素が変形しないで長く伸びている状態に対応する。この場合、配置されるばねはノズル頭部に保持され、ノズル頭部を貫通するノズル本体の吸引ダクトに作用すると有利である。したがってさらに、ばねが吸引ダクトを貫通することを提案する。この場合、長く伸びたばね要素をノズル頭部の前面の縁と平行に、吸引ダクト断面のほぼ中央を貫通するように配置することが好ましい。このため、吸引ダクト周壁は半径方向に向いたばねを貫通させる開口部、またはばねの一部区間を収納するために適切に設けた溝を備え、ノズル頭部がノズル本体に対して変位した場合に、吸引ダクト周壁から両側に突き出してノズル頭部に保持されるばね区間には曲がりが生ずる。それによりノズル頭部を正常位置の方向に復帰させる回転モーメントが発生する。別の代替案としてばねを吸引ダクトに結合する構成を選ぶこともでき、この場合ばねが吸引ダクトを貫通しないようにするとさらに好都合である。むしろこの場合、例えば吸引ダクト周壁の部分に適切に設けた穴または溝にばねの自由端を保持させる。また、吸引ダクト周壁を製作する過程でばねの自由端を埋め込み成形することも考えられる。さらにばねが吸引ダクトの周壁を割線状に貫通することも可能で、このときさらにばねが両側で割線状に吸引ダクト周壁を貫通するか、または片側だけ貫通することが考えられる。有利に発展させたものにおいては、吸引ダクトの周壁の一部を周方向にばねが取巻いている。したがって吸引ダクト周壁に作用するばねの一区間は周壁の円弧状の溝に収納される。ここでも代替案として吸引ダクト周壁を製作する過程で、ばねの一区間を埋め込み成形することも考えられる。また吸引ダクトの外側に向い合って設けられたばね用の支点を、ノズル頭部に形成することを提案する。例えばばねの両側に案内ピンまたは類似のものが設けられる。これに関して、ばねが変形した状態で外側が拘束されるように形成された凹部にばねが保持されている形態が好都合である。こうすることにより、凹部の縁の形態によって最も簡単な方法でばねの特性を制御することができる。支点の構造に関係なく、ばねが支点に対して自由に移動できると好都合である。また2つのばねを設けることを提案する。これらは基本位置で同じ方向に配置される。しかし、代替案としてばねを基本位置で互いに対向して配置することもできる。ばねを互いに対称的に配置することによって、両方の方向の変位において同じ復帰モーメントが発生するように改善される。さらにばねを板ばねとして形成することを提案する。ばね材料としてばね鋼、ガラス繊維および適切なプラスチックが使用される。さらに幅、厚さなどの板ばねの形状によって、望ましいばねの特性を得ることができる。零位置すなわち正常位置付近でのヒステリシス挙動を最小に低減するため、板ばねが湾曲した断面を備えた好ましい形態を提案する。板ばねは成形された金属板または鋼板から作製される。これに関して板ばねは球面状の湾曲とすることが好ましい。このような板ばねは長手の方向と垂直に湾曲した形状とすることができる。このように反り返らせた形状の板ばねは、ノズル頭部を常に正確な零位置に回転させて戻し、係合に似た安定した零位置を実現する。上記の方法によって、少ない部品数で実質的に零位置での固定性を備えた復帰回転モーメントか発生する。追加部品なしで零位置での固定性を備えた、確実な機能でコストの低いばね機構が実現される。またこれによって、さらに別の構造的な対策または構造部品を追加することなく、復帰性があり前進性のない回転モーメントを発生する。さらに本発明の対象物の形態は、ノズル頭部の床側に一つまたは多数のブラシ区間を備えており、このブラシ区間は特に硬床用ノズルの場合に吸引領域を限定する役目を持つ。例えば安楽椅子または類似する物体の下側のように、作業する床に対して比較的少ない距離しかない場所の吸引を可能とするため、ブラシ区間のブラシの垂直方向自由長さに対するのズル頭部の高さを、ブラシを含めてブラシの垂直方向自由長さの2ないし5倍とすることを提案する。したがって約10mmの長さを持つ普通のブラシの場合、ノズル頭部の高さは20ないし50mmとなり、最も簡単な方法で下側に空間がある物体の下側の吸引が可能となる。さらにそれに関してノズル頭部の最大深さをノズル頭部の高さの3ないし6倍にすることを提案する。またノズル本体は一方をノズル頭部で、他方をノズル本体に取り付けた走行車輪または滑動面によって支えられる。特に窪みの吸引のために幅の狭い構造を達成するため、ノズル本体をノズル頭部の範囲でノズル頭部の幅の一部に相当する幅とすることを提案する。したがって好ましい実施態様において、ノズル頭部の範囲でノズル本体の幅はノズル頭部の幅の1/3ないし1/5とし、例えば300mmのノズル頭部幅の場合はほぼ60mmとする。さらにノズル頭部は走行車輪の方向に向かって幅を広げることが好ましく、このときノズル本体の幅を走行車輪または滑動面の部分でノズル頭部の幅のほぼ半分とすることを提案する。また特に窪み吸引を可能とするため、走行車輪の部分でノズル本体の幅を全体として幅の狭い構造に選定する。これに関して走行車輪または滑動面の部分でノズル本体の幅を、ほぼノズル頭部の最大深さに相当させると好都合である。本発明を発展させたものとして、ノズル頭部および走行車輪または滑動面の間を橋状に延ばし、橋部区間の高さをほぼノズル頭部の高さに相当させる。さらに橋部の床側に橋部空間を残し、この橋部空間の長さは移動方向に見てノズル頭部の幅の半分以上とし、これによってノズル頭部に期待する360度以上の旋回が確実になる。また接続短管をノズルの走行方向と直角な軸の回りに設けた第1の旋回ヒンジで旋回できるようにする。この形態によって接続短管を介してノズルに接続される集塵機はノズル頭部の旋回位置に関係なく、例えば家具の下側を吸引するため全体として平らにして移動することができる。さらに接続短管は、接続短管の中心軸から外れて伸びる旋回軸を有する第2の旋回ヒンジを備えることを提案する。この第2の旋回ヒンジによって、特にカーブした方向の走行に対する全体的に改善された操作性が得られる。上述の形態によって、本発明によるノズルは3つの異なった旋回平面を備える。また第1の旋回ヒンジは固定される優先位置を有し、この固定はノズルの重量による荷重では解除することができない。この構成によって、そうしなければノズルの前方で押されるだけの大きな汚れの粒子を捕捉するため、ノズルを走行車輪の回りに上方に旋回させることによってノズルを持ち上げた位置が得られる。集塵機を全体として平らにした位置とするため、この固定位置は自由意志で解除できる。上述のすべての特徴は硬床用のズルでも、場合によっては回転ブラシローラを有する絨毯吸引用ノズルでも有意義である。特に密度の高い絨毯に吸引ノズルを使用すると、吸引開口の範囲は比較的高い負圧が形成されるので、ノズル頭部の旋回を容易にするため、ノズル頭部の旋回位置と関連して吸引空気を制御する手段を設けることを提案する。この場合、空気流は吸引ノズル頭部の下側の摩擦力を低下させるように調整されるので、絨毯床の吸引の場合も最も簡単な方法で障害物の周りを走行するためのノズル頭部の旋回ならびに復帰旋回が行なわれる。これに関して,吸引空気流を旋回した位置で旋回しない位置よりも小さくする有利な展開が提供される。形態の例として旋回位置で並列空気路が開放される。この場合さらに、0度以上のノズル頭部の旋回、すなわち走行方向に垂直なノズル頭部の通常の操作位置から外れると並列空気路が開放されることが好ましい。並列空気路は旋回ヒンジの部分にも別の構造部品の部分にも形成することができる。0度の旋回角(正常の操作位置)では並列空気が流れないので、全吸引動力が使用される。この方法は消極的な絨毯用ノズルだけでなく回転ブラシローラを備えた絨毯用ノズルにも使用できる。このためにノズルの可動部分(ノズル頭部)または固定部分(ノズル本体)に電動機を内蔵し、歯車を介して直接、または歯形ベルトなどの荷重伝達装置を介してノズル頭部に内蔵された一つまたは多数のブラシローラを駆動する。さらに空気流によって駆動されるタービンで駆動することも考えられる。電流の供給は配線によって行われ、スリップリングまたは適切な要素によって可動部分(ノズル頭部)に供給される。ノズル頭部の旋回位置、特にその外側の角部で高い吸引力を提供するため、旋回位置でノズル頭部の第1の角部における吸引空気流を強化する有利な発展を提案する。例えば家具の下または窪みの奥を吸引する場合のように、移動方向に旋回したノズル頭部で効果的に吸引させるため、前方の範囲で流量を強化する必要がある。ノズル頭部の第2の角部における吸引空気流を、旋回位置に関連して減少させるように発展させることによってこの効果は強化される。これに関してはさらに、第1の角部における吸引空気流の強化を第2の角部における吸引空気の低減によって達成すると好都合である。それによって移動方向の前方であることが好ましい第1の角部に吸引が集中する。例えば、第2の角部に対する吸引ダクトの開口部を旋回角度に応じて減少させ、一方第2の角部分に対する開口部には影響を与えないようにすることができる。第2の角部に対する吸引ダクトの開口部の低減は、この角部に対する吸引ダクトが閉鎖される程度まで実施することができる。これによって全吸引動力が第1の角部に加えられる。本発明の対象物の形態例として、一つの角部に対する吸引ダクトの閉鎖を、ノズル頭部の前面の縁に相当する正面壁面および垂直な吸引ダクト周壁区間の間の断面積を減少させることによって行なう。これは例えばノズル頭部の旋回の過程において生ずる垂直な吸引ダクト周壁区間の回転によって行なうことができ、この旋回によって第2の角部に対する吸引ダクト開口部の断面積の低減が達成される。本発明による対象物の別の形態例として、ノズル頭部に直角に延びる隔壁を設け、かつ吸引ダクトの閉鎖を垂直な吸引ダクトの周壁と隔壁の間の距離を低減することによって行なう。これによって弁の原理が達成され、ノズル頭部に突き出す吸引ダクトの端部区間は、ノズル頭部の方向に半円板状に閉鎖された部分およびノズル頭部の隔壁によって分割される開放部分から構成される。正常な作業位置すなわちノズル頭部が移動方向に垂直な方向で、隔壁によって分割された開放部分は吸引ダクトに対称な流れを生じさせる。ノズル頭部が旋回した状態で、第2の角部に配置される吸引ダクトの一部分は隔壁およびさらに好ましくはノズル頭部の底の部分によって直径が減少するか閉鎖されるので、第1の角部の吸引空気流が強化される。さらにノズル頭部を床の不平坦度に適合させるため、垂直なヒンジ軸と垂直に向いた少なくとも一つの遥動軸の回りを運動できるようにすることを提案する。これに関してノズル頭部が2つの水平方向に向いた互いに90度ずれた遥動軸の周りを運動することができる配置とし、その結果この自在継ぎ手式の軸の配置によって、清掃する床に対するノズル頭部の最適な適応が達成される。
【0005】
以下本発明を、多くの実施例についてのみ図示した添付図によって詳細に説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】
先ず図1に関して、床3を処理するためのノズル2を有する集塵機1を図示し説明する。図示した実施例においてノズル2は硬床用ノズルである。しかし、以下に説明するこのノズル2の特徴は、回転ブラシを備えた絨毯清掃用のノズルに対しても考えられる。
【0007】
ノズル2は主として床3の上に置かれるノズル頭部4、およびノズル頭部4を集塵機1に接続するノズル本体5から構成され、ノズル本体5には集塵機1にノズル2を接続するため接続短管6が形成される。接続短管6からノズル本体5を通じてノズル頭部4に開口する吸引ダクト7が延びている。吸引開口に参照符号8が付けられている。
【0008】
接続短管6はノズル本体5の端部の上側に、接続短管6が第1の旋回ヒンジ9であるノズル2の走行方向rに垂直な軸xの周りを旋回できるように配置される。この旋回軸xにはさらに走行車輪10が取り付けられ、この車輪によってノズル本体5はその一端が床3に支えられる。
【0009】
さらに、接続短管6に接続短管6の中心軸aから離れて伸びる旋回軸yの周りの第2の旋回点11が設けられる。
【0010】
この両方の旋回点9および11によって、集塵機1を軸xの回りに傾けることが可能となる。さらに、軸yの周りでの集塵機1の操作が楽になるのでノズル2の容易な操作が達成される。
【0011】
ノズル本体5はノズル頭部4および走行車輪10の間に橋状に延び、ノズル本体5の走行方向rと直角方向に測定した幅は、走行車輪10の部分からそれと反対側の端部に向かって細くなる。
【0012】
このノズル本体5の細くなった自由端の部分に、ノズル本体5に対して相対的に旋回できるようにノズル頭部4が保持される。この旋回性は垂直なヒンジ軸zを有するヒンジ12によって形成され、このヒンジ12に吸引ダクト7が貫通している。
【0013】
このヒンジによって、ノズル頭部4は垂直軸zの回りを水平面内で旋回することができる。
【0014】
ヒンジ12はノズル頭部4の360度以上の旋回性、すなわち完全に自由な旋回が得られるように形成される。
【0015】
ノズル頭部4は、橋部13として形成されるノズル本体5のはりの下側に部分的に広がっている。ノズル頭部4が旋回する過程で、ノズル頭部は橋部13の下側に形成される橋部下空間29を通過し、走行方向rに測定した空間の長さlはノズル頭部4の幅b1の半分よりも大きく、この場合ノズル頭部4の幅b1は図3による基本位置における走行方向rに垂直な長さである。
【0016】
ノズル頭部4は円の切片状の輪郭を有し、図3による基本位置で走行方向rの前面に走行方向rに垂直方向に延びる直線状の前面の縁14、およびその背部に正面縁( 前縁 )14の端部に接続する輪郭が円弧状の周辺縁( 後縁 )15を備えている。このとき円の直径はその中心Mがノズル頭部4の外側にあるように選定される。さらにノズル頭部4の円の切片は約120度の角度αに広がっている。
【0017】
ノズル頭部輪郭を円の切片状に形成することによって、ノズル頭部4の幅に沿った正面縁14と垂直な方向における周辺縁15までの長さが異なることになり、正面縁14と垂直に測定した最大長さtはノズル頭部4の幅方向の中央で得られる。
【0018】
この場合、ノズル頭部の幅b1とノズル頭部4の最大長さtの比は3:1に選ばれる。これに応じて例えば幅b1が300mmの場合に最大長さは100mmとなる。
【0019】
ノズル頭部4の床側に既知の方法で多数の、図示した実施例においては4つのブラシ区間16が吸引空間を限定するために設けられ、このブラシは例えば10mmの自由な垂直長さh1を有している(図6参照)。ブラシ区間16を含むノズル頭部4の高さh2は、図示した実施例においてはブラシ区間16の自由な垂直長さh1の約3倍である。
【0020】
橋部13を経てノズル頭部4に支えられるノズル本体5はその橋部13で高さh3を有し、ノズル頭部4の高さh2のほぼ2/3に相当する。
【0021】
図から分るように、ノズル頭部4およびノズル本体5の間のヒンジ12はノズル頭部4の最大長さの範囲に形成され、ここでノズル本体5またはその橋部13のノズル頭部4またはヒンジ12の部分における幅b2は、ノズル頭部4の幅b1の約1/5に相当する。走行車輪10の方向に幅が広がるノズル本体5は走行車輪10の範囲で幅b3を有し、ノズル頭部4の幅b1の約1/3に相当する。さらにこのノズル本体の幅b3はノズル頭部4の最大長さtに相当し、従って同様に約100mmである。
【0022】
1ないし8の図に示された第1の実施態様のノズル頭部4は、4つの優先位置に固定される。1つは図4に図示される平面処理用の正常位置(0度位置)である。別の1つは円の切片を示す輪郭の周辺縁15が走行方向の前方になる180度の旋回位置である。さらにノズル頭部4の狭い深さtが走行方向と直角になる90度および270度の位置に固定される。
【0023】
この固定は、垂直なヒンジ軸zの方向に動作し、圧縮ばね17によって支えられる2つの固定要素18が、ノズル頭部4の下側で90度の角度間隔で互いに配置される4つの固定凹部19が配置された固定円板20に作用することによって実施される。固定円板は回転しないようにノズル本体5に取り付けられる。
【0024】
固定円板20はこのため楕円形の輪郭を備え、これによってノズル頭部4が中間位置に旋回された場合、ばねに助けられてその次の基本位置または固定位置を見出す。
【0025】
この形態によって、物体30の回りを吸引するために、旋回軸zの回りをノズル頭部4が旋回するノズル頭部4の回避が可能となる。図5にこのように90度旋回したノズル頭部4の位置を示し、この位置で固定される。ここでノズル頭部4の正常な幅b1に対する小さな深さtによって、窪みの良好な吸引と同時に長い吸引深さが達成されることが分る。これはまた細長く形成されたノズル本体5の形状によって容易になる。
【0026】
さらに図6ないし8に接続短管6の3つの旋回位置を示す。このために利用される第1の旋回ヒンジ9は、図6による固定される優先位置を有し、この固定位置はノズル2の重量による荷重ではなく、使用者の自由意思によって解除することができる。この固定される優先位置においてノズル2は、例えばそうしなければノズル2の前で押されるだけの大きな汚れ粒子を捕捉するため、旋回軸または走行車輪軸xの回りに持ち上げることができる(図6の点線による図を参照)。
【0027】
集塵機1を全体として平らにするため,自由意志によってこの固定される優先位置を通過して、接続短管6を旋回軸xの回りにさらに下側に旋回させることができる。
【0028】
さらに接続短管6を垂直な方向に向け、図8による好都合な固定休止位置が得られる。
【0029】
図9ないし12にノズル頭部4のばねによる旋回固定の別の実施例を示す。
【0030】
例えば図9によれば、2つの圧縮ばね17によってヒンジ軸zの方向に動作する押付け片21が固定円板20の楕円の輪郭に作用し、ノズル頭部4と物体30の衝突が消失した後で、固定円板20の楕円の形状によって自動的に図9による正常位置を占める。また図10による固定突起23を備えた板ばね22を設けることもできる。この固定突起23は、輪郭が楕円に形成された固定円板20に対応して形成される固定凹部19に係合し、この場合正常位置および180度位置に2つの固定用の係合凹部19を有する図示の実施例に対し、例えば90度位置および270度位置にさらに別の係合凹部19を設けることもできる。
【0031】
図11により一方の端部を固定円板に、他方の端部をノズル頭部4の下側に結合した引張ばねを、ノズル頭部4が自動的に正常位置に復帰するよう利用することもできる。
【0032】
図12に、ノズル頭部4の下側に固定されたばね弾性を持つアーム25の自由端に固定突起23を形成し、固定円板20に作用させる方法を示す。
【0033】
代替案として図38に示すように、ばね弾性を持つアーム25の自由端に軸60に支持される回転体61を取り付け、固定円板20の固定凹部19と固定のために相互作用を行なわせることもできる。滑動体を配置することも考えられる。
【0034】
さらに図38に図式的に示すように、2つの互いに90度離れて配置される水平方向の揺動中心軸h1およびh2の回りに揺動できるよう、ノズル頭部4を橋部13に取り付けることもできる。ノズル頭部4は2つの自在継ぎ手式に配置された軸h1およびh2によって床の不平坦度に適合し、清掃能力が改善される。
【0035】
図示し説明したノズル頭部4の固定または復帰に関する実施態様は、ノズル頭部4の内部の隠れた位置に配置することが好ましい。
【0036】
図13ないし15に本発明によるノズル2の別の実施態様を示し、ノズル頭部4の吸引開口部36の部分に、吸引ダクト7の断面がほぼ半円形の吸引ダクト端部区間35が突き出している。吸引開口部36は吸引ダクト開口部37から対称的にノズル頭部4の両方の角部38および39に延び、吸引ダクト開口部37は走行方向rに対して前方はノズル頭部4の前方壁に沿って配置されるブラシ列40により、後方はノズル頭部ケーシング41によって囲まれる。
【0037】
吸引開口部36に対称的に吸引空気lが流れるように、吸引ダクト7はノズル頭部4の吸引ダクト端部区間35の部分で終わっている。
【0038】
例えば窪みまたは同様な場所の吸引のための図15による旋回位置において、下側に向いて突き出している吸引ダクト端部区間35は、後方の旋回範囲すなわちノズル頭部4の角部39からの流量に対する障害ととして作用し、このため第1の角部38からの吸引空気流lは強化され、対応して第2の角部39からの吸引空気流lは低減される。したがってこの形態は、走行方向rに旋回したノズル頭部4において、吸引空気流lの大部分がその前方の範囲を効果的に吸引するために使用される。
【0039】
旋回位置で吸引開口部36の外側にある吸引ダクト開口部37の開口範囲は、ノズル頭部ケーシング41の部分区間41’によって覆われ、さらにノズル頭部4の回転軸zは吸引ダクト端部区間35の部分の吸引ダクト中心軸と一致する。
【0040】
吸引開口部分の閉鎖部分と開放部分の割合は、回転中心すなわち軸zと前方の吸引開口縁部(ブラシ列40)の距離によって調節することができる。したがって旋回した後方部の吸引開口部36を例えば50%の流量に絞ることができる。
【0041】
しかし、図16に100%の絞りが達成できる形態を示し、この場合にさらに代替案として、吸引ダクト端部区間35の吸引開口部36の外側の開口部が対応して形成したノズル頭部の壁面42で覆われるようにする。
【0042】
旋回した角部における吸引空気流lを強化するための別の代替案を図17および18に示す。この場合、吸引ダクト端部区間35はほぼ半円形の閉じられた部分43、およびノズル頭部の正面縁部に対して垂直すなわちブラシ列40に対して垂直に延びる隔壁44で分割される2つの領域45から構成され、1/4の円形の開放範囲45が吸引開口部36に開口する。図17によるノズル頭部4の基本位置において、ノズル頭部4の床板46は吸引ダクト端部区間35の閉じられた範囲43に広がっている。
【0043】
吸引ダクト端部区間35の開放範囲45は、吸引開口部36に対称的な貫流を行なわせ、吸引開口部は隔離壁44によって2つの同じ区間に分割される。
【0044】
図18による旋回状態で、吸引開口部36の旋回後方の縁部39との連絡は閉じられた範囲43によって覆われる。ノズル頭部4の対応して形成された底板46は図示した左側の1/4の円形状の開放部45を覆うので、全体の吸引空気流lは旋回前方の角部38を通って流れる。
【0045】
特に絨毯床の吸引におけるノズル頭部4の旋回性を容易にするため、図19ないし21による代替実施態様を実施することができ、ノズル頭部4の旋回位置に応じて吸引空気流を制御する手段が設けられる。
【0046】
ノズル頭部4が基本位置(0度位置)から旋回すると並列流路が開放され、これによってノズル頭部4を旋回するための摩擦力が低下する。0度の基本位置すなわち通常の操作位置で並列流は流れず、全部に吸引動力が利用される。
【0047】
図示した実施態様によれば、ノズル頭部4はノズル本体5の吸引ダクト端部区間35のヒンジ部分に突き出す頚部47を備え、1つまたは2つの半径方向に向いた穴48が設けられる。吸引ダクト端部区間35の頚部47に対応する区間に穴48の両側に配置される長穴49が設けられる。
【0048】
図20による通常の作業位置(基本位置)において、ノズル頭部4の穴48は吸引ダクト端部区間35の閉じられた壁の部分によって閉じられている。これに対してノズル頭部4が旋回すると、囲壁の穴48は長穴49と連絡しこれによって並列流路が開放される。
【0049】
ノズル頭部4の正常位置への復帰またはノズル頭部4の零位置で係合的な位置固定に対するばね構造の代替案は、多くの実施態様を図示した図22ないし37に示される。これらの実施態様におけるそれぞれの構成と関係なく、ばね51は長く伸びた要素の形状で、ノズル頭部4内で吸引ダクト7と直角な方向に配置される。ばね51はこの場合ばね鋼、ガラス繊維または適切なブラスチックで構成される。しかし図示されるように、湾曲した断面を備えた板ばねが使用される。これらは反り返らせた板ばね鋼から製作され、ばね51の開始位置すなわちノズル頭部4の零位置または基本位置前後でのヒステリシス特性を最小限に低下させる。
【0050】
図22ないし24の実施例において、このように形成されたばね51は直線状にノズル頭部4の正面側の縁14に平行に、ここでは吸引ダクト7を貫通して配置される。
【0051】
このため吸引ダクト周壁52に、直径上に対向して半径方向に向いた2つの溝53が設けられ、図22によるノズル頭部4の基本位置では正面側の縁14に平行に向けられる。この溝53の部分で、吸引ダクト7の両側に同じように延びるばね51が周壁52および吸引ダクト7を貫通する。
【0052】
両側の自由端部54の部分で、ノズル頭部4に案内ピンの形状の支点55が形成され、詳しくは吸引ダクト7の両側にそれぞれ対になった支点55が配置される。2つの支点55における対の間隔は同じ方向に測定したばね51の厚さよりも僅かに大きいので、ばねはその自由端54の部分で自由に動くことができる。
【0053】
ノズル頭部4が図22による基本位置から操作される過程で、ばね51特に板ばねは、長く伸びた休止位置から自由端54が支点55によって側面で支えられることによって変形し、これによって復帰モーメントが得られる(図24参照)。
【0054】
ばね51を湾曲した断面を有する板ばねとした形態によって、基本位置付近でのヒステリシス特性が改善されるだけではない。このためノズル頭部が常に正確な零位置すなわち基本位置に回転して戻る。これによって係合に似た安定した零位置を得ることができる。
【0055】
基本位置で伸びたばね51を有するさらに別の実施態様を図25および26に示す。前に説明した実施例と異なり、ここではばね51が吸引ダクト7ではなく、吸引ダクト7の周壁52に対して割線状に設けた溝53の部分で貫通する。代替案として貫通するばね51の一部区間を、吸引ダクト周壁52を製作する過程で射出によって埋め込んでもよい。
【0056】
この実施態様においても、図26によるノズル頭部4を操作した場合、吸引ダクト周壁52から突き出したばね区間の両側で曲がりが発生して復帰モーメントを生じさせる(図26参照)。
【0057】
この実施態様を参考にして発展させ、吸引ダクト軸の両側に配置され相互に並行なだけでなく正面側14に平行に配置された2本のばね51を備えた構造を図27および28に示す。対称に互いに配置されたばね51はそれぞれ割線状に吸引ダクト周壁52を貫通する。図28はノズル頭部4を操作した旋回位置を示し、ばね51は吸引ダクト周壁52との接続部の外側で復帰モーメントを生じさせるように変形する。
【0058】
さらに図29および302示すように、ばね51が吸引ダクト7に部分的に巻き付けられることも可能である。ばね51はその一部が吸引ダクト7の周壁52の周方向に合わせて形成され、対応して形成される溝53に収納される。巻き付けはこの場合例えば180度とする。
【0059】
図示するように、ばね51は巻き付けの両端でノズル頭部4の正面縁14に並行に伸びる自由端54が突き出し、この自由端54はここでもそれぞれ2つの支点55の間に導かれる。
【0060】
この実施態様においても、対称的に互いに向い合って配置される2つのばね51の構成も可能である(図31参照)。両側に突き出すばね51の端部54は、ここでは互いに並行に並んだ配置で正面縁14と並行に伸びる。
【0061】
さらにばね51を2つに分割し、吸引ダクト7の周壁52の外側に配置するかまたは導入することを考えることができる。
【0062】
このような形態を図32に示す。ここでは吸引ダクト7の両側に正面縁14と並行に反対方向に伸びるばね51が設けられ、吸引ダクト7に向い合う端部は割線状の溝53または適切に設けられた穴に挿入される。
【0063】
これに関する別の代替案は、2つのばね51を正反対の互いに向い合う配置とし、図33による周壁52に組み込まれる端部を設ける。ここで周壁52に組み込む端部は周壁52に形成した収納部56に固定される。またこのばね51は応力が加わっていない基本位置でノズル頭部4の正面縁14に並行に伸びる。
【0064】
またばね51に応力を加えた状態でノズル頭部4に配置することが可能である。これは図34に示すように、ばね51の自由端54を収納する対となった2つの支点55間の空間が、周壁52に割線状に交わる溝53よりも離れた位置にある正面縁14に対して短い距離にあるので、ばね51の自由端54は支点55に支えられて僅かに傾いて伸びる。
【0065】
ここでも図15の図示による対称に互いに配置される2つのばね51を設けることが可能である。
【0066】
最後に、図36にノズル頭部4のばね51の平面に形成される凹部57の縁の角によって支点55が形成される実施態様を示す。この凹部57の縁の角はばね51が変形した状態での外側の限界を形成し、凹部の縁の角は吸引ダクト周壁52を囲む領域の正面縁14と垂直な対称軸に配置される。この凹部57による外側の限界によってばね51の特性を制御することができる。
【0067】
紹介した本発明による構造は、消極的な絨毯用のズルだけでなく,回転するブラシローラを備えた絨毯用ノズルにも使用できる。このためノズル2の可動部分(ノズル頭部4)または固定部分(ノズル本体5)に電動機が内蔵され、歯車を介して直接、または歯形ベルトによる荷重伝達を介してノズル頭部4に内蔵されてブラシローラを駆動する。また空気流によって駆動されるタービンによる駆動も考えられる。電流の供給は配線によって行なわれ、スリップリングまたはその他の適切な要素を介して可動部分(ノズル頭部4)に供給される。
【0068】
開示されたすべての特徴は本発明に対し基本的なものである。従って、対応する/添付の優先書類(事前出願のコピー)の開示もまたすべて本出願の開示内に含まれるものであり、その目的のためこれらの書類の特徴もこの出願の請求事項に含まれるものである。
【発明の効果】
幅木に沿った場所のような周縁部の吸引、ならびに角部および窪みに対する近接性が改善された集塵機のノズルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノズルを装着した集塵機の俯瞰図である。
【図2】ノズルの詳細な俯瞰図である。
【図3】ノズル頭部が正常な平面の作業を行なう位置に向いた、ノズルの平面図である。
【図4】図3による位置のノズルの図である。
【図5】ノズル頭部が90度旋回した位置におけるノズルの裏面図である。
【図6】ノズルの接続短管を持ち上げた位置、およびノズルを持ち上げた位置を点線で示したノズルの側面図である。
【図7】接続短管を水平位置としたノズルの側面図である。
【図8】図6または7に対応する図であるが、接続短管を上方に旋回させた休止位置に関する図である。
【図9】図4に相当するノズルの裏面図で、第2の実施態様に関するものである。
【図10】さらに別の裏面図で、第3の実施態様に関するものである
【図11】ノズルの第4の実施態様である。
【図12】第5の実施態様によるノズルの裏面図である。
【図13】ノズル頭部が正常な平面の作業を行なう位置に向いている、ノズル本体とノズル頭部の旋回接続点範囲を部分的に断面とした図式的な図である。
【図14】図13の裏面図である。
【図15】図14に相当する図であるが、ノズル頭部が90度旋回した位置のものである。
【図16】図15に相当する図であるが、代替の形態に関するものである.
【図17】図14に相当する図であるが、別の実施例に関するものである。
【図18】図17に相当する図であるが、ノズル頭部が90度旋回した位置のものである。
【図19】ノズル頭部が正常な位置に向いている、ノズル本体とノズル頭部の旋回接続点範囲の断面の図式的な図で、別の実施態様に関するものである。
【図20】図19の線X’−X’による断面図である。
【図21】図20に相当する断面図で、ノズル頭部が旋回位置にあるものである。
【図22】ノズル頭部が正常な平面の作業を行なう位置に向いている、ノズル本体とノズル頭部の旋回接続点範囲を部分的に断面とした図式的な図で、別の実施態様に関するものである。
【図23】図22の線Y’−Y’による拡大断面図である。
【図24】図22に相当する図で、ノズル頭部が90度旋回した位置にあるものである。
【図25】図22に相当する図で、別の実施態様によるものである。
【図26】図25の実施態様による、ノズル頭部が90度旋回した位置のものである。
【図27】さらに別の図22に相当する断面図で、別の実施態様によるものである。
【図28】図27によるノズル頭部が旋回した位置の図である。
【図29】図22によるノズル頭部の別の実施態様のものである
【図30】図29によるノズル頭部の旋回位置のものである。
【図31】さらに別の図22に相当する図で、別の実施態様によるものである。
【図32】さらに別の図22に相当する図で、別の実施形態によるものである。
【図33】さらに別の図22に相当する図で、別の実施形態によるものである。
【図34】さらに別の図22に相当する図で、別の実施形態によるものである。
【図35】さらに別の図22に相当する図で、別の実施形態によるものである。
【図36】さらに別の図22に相当する図で、別の実施形態によるものである。
【図37】図36による別の実施態様におけるノズル頭部の旋回位置のものである。
【図38】図12に相当する図で、別の実施態様によるものである。
【符号の説明】
1 集塵機
2 ノズル
3 床
4 ノズル頭部
5 ノズル本体
6 接続短管
7 吸引ダクト
9 旋回ヒンジ
10 走行車輪
11 旋回ヒンジ
12 ヒンジ
13 橋状部
16 ブラシ区間
29 橋状空間部
38 第1の角部
39 第2の角部
44 隔壁
51 ばね
52 吸引ダクト周壁
55 支点
a 接続短管中心軸
b1 ノズル頭部幅
b2 ノズル本体の先端幅
b3 ノズル本体の車輪部の幅
h1 ブラシの高さ、揺動軸
h2 ノズル頭部高さ、揺動軸
l ノズル本体の橋状部長さ、吸引空気流
r ノズル走行方向
t ノズル頭部深さ
x 軸
y 旋回軸
z ヒンジ軸
Claims (20)
- 集塵機(1)の硬床用ノズル(2)であって、床(3)に置かれるノズル頭部(4)と、該ノズル頭部と該集塵機(1)との間に位置するノズル本体(5)とを備え、前記ノズル本体(5)には該集塵機に接続するための接続短管(6)が形成され、前記ノズルと前記集塵機とは前記ノズル本体に設けられた走行車輪(10)または滑動面によって走行方向(r)に走行可能であり、かつ吸引ダクト(7)が前記接続短管(6)から前記ノズル本体(5)を通りさらに該ノズル頭部(4)を通ってその下面に開口するように設けられている集塵機のノズル(2)において、
前記ノズル頭部(4)が、前記床に対し垂直なヒンジ軸(z)の周りで前記ノズル本体(5)に対して相対的に水平面内で旋回でき、
前記吸引ダクト(7)は、前記ノズル頭部(4)内において前記ヒンジ軸(z)と同軸の筒形状であり、
中央部分が前記吸引ダクト(7)の周壁の一部に沿い周方向に適合した形状であって両端が自由端(54)である1本のばね(51)と、該ばねの各自由端が自由に動くことができるように互いに向かい合って該ノズル頭部(4)に形成されかつその間に該ばねが通された一対の支点(55)とが設けられ、
前記ノズル頭部(4)が前記ヒンジ軸の周りを旋回するときの位置として、前記ばね(51)が変形していないときの基本位置と、該ばねが変形したときの旋回位置とがあり、該ノズル頭部が該旋回位置に旋回した後に該ばねの作用により該基本位置へ復帰旋回することを特徴とする集塵機のノズル。 - 前記ノズル頭部(4)が、旋回した状態において、部分的に前記ノズル本体(5)の下側に位置することを特徴とする請求項1に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)は、前記基本位置において走行方向(r)に垂直な方向に延びる前縁(14)から後縁(15)までの最大長さ(t)よりも、該前縁に沿った方向の幅(b1)の方が大きく、かつ該前縁(14)から該後縁(15)までの長さが該前縁に沿った方向において異なることを特徴とする請求項1または2に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)の前記後縁(15)が、円の切片の輪郭を備えたことを特徴とする請求項3に記載の集塵機のノズル。
- 前記ヒンジ軸(z)が、前記ノズル頭部(4)における前記最大長さ(t)の部分に位置することを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の集塵機のノズル。
- 前記ばね(51)が板ばねとして形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の集塵機のノズル。
- 前記板ばねが湾曲した断面を備えたことを特徴とする請求項6に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)が、床側に向いた下面に1つまたは複数のブラシ区間(16)を備えたことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)における床面からその上面までの高さ(h2)が、前記ブラシ区間(16)のブラシの垂直方向の自由長さ(h1)に対して2倍ないし5倍であることを特徴とする請求項8に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)における前記最大長さ(t)が、前記ノズル頭部(4)の高さ(h2)の3倍ないし6倍に相当することを特徴とする請求項9に記載の集塵機のノズル。
- 前記接続短管(6)が、第1の旋回ヒンジ(9)で走行方向(r)と垂直な水平方向の軸(x)の回りに旋回できることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の集塵機のノズル。
- 前記接続短管(6)がさらに、該接続短管(6)の中心軸(a)から外れて延びる旋回軸(y)を有する第2の旋回ヒンジ(11)を備えていることを特徴とする請求項11に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)の旋回位置に関連して吸引空気流(l)を制御する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の集塵機のノズル。
- 前記吸引ダクトの周壁を外側から囲むように並列空気流路が形成されており、前記基本位置においては該並列空気流路は該吸引ダクトの内部に対して閉じられており、前記旋回位置においては該並列空気流路が該吸引ダクトの内部と連通することにより、前記ノズル頭部の旋回における摩擦力を低下させることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の集塵機のノズル。
- 前記旋回位置において、前記ノズル頭部(4)の前記前縁における一方の端部であって走行方向(r)についてより前方側に位置する第1の角部(38)の吸引空気流(l)が強化されることを特徴とする請求項13に記載の集塵機のノズル。
- 前記旋回位置において、前記ノズル頭部(4)の前記前縁における前記第1の角部の反対側に位置する第2の角部(39)の吸引空気流(l)が低減されることを特徴とする請求項15に記載の集塵機のノズル。
- 前記第2の角部(39)に対する前記吸引ダクト(7)の開口部が旋回角度に応じて減少し、一方第1の角部(38)に対する開口部は影響を受けないことを特徴とする請求項16に記載の集塵機のノズル。
- 前記第2の角部(39)に対する前記吸引ダクト(7)の閉鎖を、前記ノズル頭部(4)の前記前縁に相当する前方壁面と、該吸引ダクトの周壁との間の距離を減少させることによって行なうことを特徴とする請求項16に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)は、前記前縁中央から該前縁に対して垂直に前記後縁に向かって延びる隔離壁(44)を備えており、該隔離壁(44)により前記吸引ダクトの開口が前記第1の角部(38)の側と前記第2の角部(39)の側とに2つに分割されており、前記第2の角部(39)に対する前記吸引ダクト(7)の閉鎖は、該隔離壁(44)の該第2の角部(39)の側において該吸引ダクトの開口を閉鎖部分(43)にて覆うことによって行なうことを特徴とする請求項16に記載の集塵機のノズル。
- 前記ノズル頭部(4)は、前記ヒンジ軸(z)と交わりかつ走行方向およびこれに直角な方向にそれぞれ向いた揺動軸(h1、h2)のいずれかまたは双方の周りを揺動できることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の集塵機のノズル。
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