JP5901331B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、電気掃除機に関し、特にキャニスタータイプとアプライトタイプとして使用可能な電気掃除機に関するものである。
一般的に、電気掃除機はキャニスタータイプの電気掃除機とアプライトタイプの電気掃除機に大別されるが、キャニスタータイプとアプライトタイプの両者として使用ができる電気掃除機も種々提案されている。たとえば、特許文献1には、デュアルモードの真空掃除機が開示されている。図11に示した従来の電気掃除機の構成を示す側面図を参照しながら説明すると、電気掃除機の一端にブラシヘッド91が接続し、他端にフレキシブルホース92が接続した集塵部93の後壁に係止部材94を設け、フレキシブルホース92の他端に接続された本体部95に係合部材96を設け、係止部材94を係合部材96に係合させることにより集塵部93と本体部95とを一体としてアプライトタイプの電気掃除機として利用することができる。一方、キャニスタータイプの電気掃除機として利用する場合、係止部材94と係合部材96との係合を解除し、集塵部93を本体部95から分離して使用する。
また、特許文献2には、集塵装置に本体部への締結部を設け、当該締結部を本体と締結してアプライトタイプの電気掃除機として利用し、当該締結部と本体との締結を解除してキャニスタータイプの電気掃除機として利用する複合型真空掃除機の集塵装置が示されている。
特開平08−000506号公報 特開平09−103392号公報
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2に開示された技術では、アプライトタイプの電気掃除機として利用した場合に、パイプの機能を備えた集塵部に掃除機本体を係合させ、さらに集塵部に電気掃除機を操作するためのハンドルが直接つなげられているため、ハンドルに集塵部の重量および掃除機本体の重量が加わり、電気掃除機の操作性および動作性が悪いという課題があった。また、パイプ機能を備えた集塵部と掃除機本体を係合しているため、掃除機本体に対してパイプを自由に動かすことができず、電気掃除機の操作性が悪いという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、アプライトタイプの電気掃除機として利用した場合にも、掃除機本体に対してパイプが自由に動作可能な電気掃除機を提供することを目的とする。
この発明に係る この発明に係る電気掃除機は、本体部の前面と前記床ブラシの背面とを、接続機構を介して着脱可能に接続し、本体部の前面と床ブラシの背面とを接続または離間させた状態で吸引動作が可能であり、パイプは、ホースとの接続側端部に手元ハンドルが配置され、床ブラシとの接続側端部が床ブラシに対して所定方向に回動可能に接続されているものである。
この発明によれば、アプライトタイプの電気掃除機として利用した場合にも掃除機本体に対してパイプを自由に動作させることができ、ユーザが操作する手元ハンドルへの干渉および重量負荷を軽減し、自由な操作を可能にすることができる。
実施の形態1による電気掃除機の構成を示す側面図である。 実施の形態1による電気掃除機の接続およびロック機構の構成を示す部分拡大側面図である。 実施の形態1による電気掃除機のアプライトタイプ使用時の状態を示す側面図である。 実施の形態1による実施の形態1による電気掃除機のキャニスタータイプ使用時の状態を示す側面図である。 実施の形態1による電気掃除機の構成を示す図である。 実施の形態2による電気掃除機の状態を示す側面図である。 実施の形態2の電気掃除機のその他の構成を示す側面図である。 実施の形態3による電気掃除機の構成を示す側面図である。 実施の形態4の電気掃除機の構成を示す斜視図である。 実施の形態4の電気掃除機の構成を示す側面図である。 従来の電気掃除機の構成を示す側面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による電気掃除機の構成を示す側面図である。
実施の形態1による電気掃除機は、モータ(電動機)1およびバッテリ(動力源)2などを搭載した掃除機本体3と、掃除機本体3の上部に接続されたフレキシブルホース4、フレキシブルホース4の他端部に接続された集塵部5およびパイプ6、パイプ6の上方に形成された手元操作部7、パイプ6の上端部に一体形成された手元ハンドル8およびパイプ6の下方に接続される床ブラシ9で構成されている。なお、動力源はバッテリ2に代えてコードリールを備え、家庭用コンセントから動力を供給してもよい。
掃除機本体3は、重量物であるモータ1およびバッテリ2を搭載して床面上に配置し、さらに掃除機本体3の床面側に例えば全方向回動可能なキャスター10などを設け、全方向に容易に移動可能に構成する。集塵部5はフレキシブルホース4とパイプ6の接続部分近傍、且つパイプ6の側面に固定される。集塵部5を手元ハンドル8に近い位置に配置することにより、ユーザの手元操作を安定させることができる。なお、この集塵部5の配置位置は適宜変更可能である。手元操作部7には、掃除機本体3を駆動制御するボタンやスイッチなどが配置される。
床ブラシ9とパイプ6は回動部材11を介して接続され、パイプ6が床ブラシ9に対して図1で示した矢印A方向に回動可能に接続される。さらに床ブラシ9の背面と掃除機本体3の前面は、ロック機構(不図示)を介して着脱可能に接続される。床ブラシ9の背面と掃除機本体3前面が接続されることにより、床ブラシ9と掃除機本体3を一体として床ブラシ9により床面上を集塵する(以下、アプライトタイプと称する)電気掃除機を使用した場合に、床ブラシ9の移動に追従して掃除機本体3も移動する。なお、パイプ6は掃除機本体3に固定されていないため、パイプ6は掃除機本体3および床ブラシ9とは独立して自由に動作することができ、且つパイプ6に掃除機本体3の重量が影響することがない。
掃除機本体3駆動時の吸引動作による空気の流れは、図1の矢印Bで示すように、床ブラシ9から流入し、順にパイプ6、集塵部5、フレキシブルホース4および掃除機本体3のモータ1、バッテリ2を経由して掃除機本体3の外部に排出される。
次に、床ブラシ9と掃除機本体3との接続、および当該接続のロック機構について説明する。
図2は、実施の形態1による電気掃除機の接続およびロック機構の構成を示す部分拡大側面図である。なお、図2では、ロック機構を側面図として示し、ロック機構以外の構成は側断面図として示している。なお、床ブラシや掃除機本体は内部構造の記載を省略して筐体のみを示している。
床ブラシ9の背面に突出する接続凸部9aを設け、当該接続凸部9aを掃除機本体3の前面に設けた接続凹部3aに嵌合させることにより、床ブラシ9と掃除機本体3が接続される。この接続凸部9aと接続凹部3aとの接続を固定あるいは固定解除する機構としてロック機構12をさらに設けている。
ロック機構12は、第1のアーム12a、第1のアーム12aの一端に設けたペダル12b、ペダル12bに付勢力を与えるバネ12c、第1のアーム12aを回動可能に軸支する支軸12d、第1のアーム12aの他端に設けた摺動軸嵌合穴12e、第2のアーム12f、摺動軸嵌合穴12eに嵌合する第2のアーム12fの一端に設けた摺動軸12g、第2のアーム12fを回動可能に軸支する支軸12h、第2のアーム12fの他端に設けた床ブラシ9を係止する係止爪12iで構成されている。ロック機構12の係止爪12iが、接続凸部9aおよび接続凹部3aに設けた係合穴9b,3aに係合することにより、床ブラシ9と掃除機本体3の接続が固定される。
図2に示すように、ペダル12bを矢印C方向に踏み込むと、第1のアーム12aおよび第2のアーム12fは点線で示した固定解除位置に移動し、係止爪12iが矢印D方向に移動して係合穴9b,3aから脱抜して接続凸部9aと接続凹部3aとの固定が解除される。固定が解除された状態で床ブラシ9を電気掃除機の進行方向E側に引き抜くことにより、床ブラシ9と掃除機本体3との接続が解除された状態で床ブラシ9により床面上を集塵する(以下、キャニスタータイプと称する)電気掃除機として動作する。
一方、床ブラシ9と掃除機本体3との接続が解除された状態で、反進行方向E´に床ブラシ9を掃除機本体3に対して挿入すると、接続凹部3a内に挿入された接続凸部9aが係止爪12iを矢印D方向に押し込み、さらに接続凸部9aが接続凹部3a内に完全に入り込むと係止爪12iが係合穴9b,3aに係合し、床ブラシ9と掃除機本体3の接続が固定される。
次に、電気掃除機の動作について説明する。説明は、掃除機本体3と床ブラシ9の接続がロック機構12により固定された状態(以下、アプライトタイプ使用時と称する)と、掃除機本体3と床ブラシ9の接続が解除された状態(以下、キャニスタータイプ使用時と称する)とに分けて説明する。
まず、図3を参照しながら、アプライトタイプ使用時の動作について説明する。
図3は、実施の形態1による電気掃除機のアプライトタイプ使用時の状態を示す側面図であり、床ブラシを用いた床面の吸引動作を示している。
アプライトタイプ使用時は、ロック機構12により、床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体3の接続凹部3aとの接続が固定されているため、手元ハンドル8の矢印F方向の動作または往復動作に追従して床ブラシ9および掃除機本体3が進行方向Eあるいは反進行方向E´に移動する。また、パイプ6と床ブラシ9は、回動部材11を介して接続されていることから、パイプ6を所定角度範囲で矢印A方向に回動させることができる。さらに、パイプ6が掃除機本体3と接続されていないことから、パイプ6単独で自由に動作させることができる。これにより、アプライトタイプ使用時において、パイプ6の操作の自由度が増し、手元ハンドル8による電気掃除機の操作性が向上する。
なお、図1および図3では、矢印A方向に回動可能な回動部材11を設ける構成を示したが、回動部材11の回動方向は矢印A方向に限定されるものではなく、全方向に回動可能な部材を用いて構成してもよい。全方向に回動可能な部材を用いてパイプ6と床ブラシ9を接続することによりパイプ6の操作性を高めることができ、手元ハンドル8による電気掃除機の操作性をより向上させることができる。
次に、図4を参照しながら、キャニスタータイプ使用時の動作について説明する。
図4は、実施の形態1による電気掃除機のキャニスタータイプ使用時の状態を示す側面図であり、図4(a)は床ブラシを用いた床面の吸引動作を示し、図4(b)は床ブラシを用いた狭空間の床面の吸引動作を示し、図4(c)は床ブラシを用いた高所の吸引動作を示し、図4(d)はノズルを用いた高所の吸引動作を示している。
まず、図4(a)に示すように、キャニスタータイプ使用時は、ロック機構12を解除することにより、床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体3の接続凹部3aとの接続が解除され、手元ハンドル8の矢印F方向の動作または往復動作に追従して床ブラシ9が移動するが、掃除機本体3は追従して移動しない。そのため、図4(b)に示すように、床ブラシ9のみを家具などの設置物Xの下に挿入して吸引動作を行うことができる。この場合、パイプ6は、床ブラシ9との間の回動部材11を介して、集塵部5が床面にぶつからない範囲で、床面に対して平行となる方向に向かって傾動可能である。また、図4(c)に示すように、床ブラシ9のみを壁や家具の上部などの高所に移動させて吸引動作を行うことができる。高所で吸引動作を行う場合にも、パイプ6は回動部材11を介して床ブラシ9に対して自由に回動可能である。
次に、図4(d)を参照しながら、キャニスタータイプ使用時の隙間ノズル13を用いた高所の吸引動作について説明する。
図4(d)はキャニスタータイプであるが、ロック機構12により、床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体3の接続凹部3aとの接続が固定されている。この状態で、床ブラシ9からパイプ6を引き抜くことにより、パイプ6の先端に形成されたノズルを隙間ノズル13として利用することができる。当該隙間ノズル13を用いて高所の吸引を行う場合にも、床ブラシ9と掃除機本体3とは接続が固定されていることから別々に移動するのを防止することができる。また、床ブラシ9が掃除機本体3に固定されていることから、床ブラシ9を抑えながらパイプ6を引き抜く、あるいは床ブラシ9を抑えながらパイプ6を挿入する動作が不要となり、パイプ6の引き抜き動作および挿入動作が容易となる。さらにユーザが立った状態のまま、パイプ6の引き抜き動作および挿入動作を行うことができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、床ブラシ9の背面と、掃除機本体3の前面とを着脱可能に接続し、当該接続を固定機構12により固定するように構成したので、アプライトタイプ使用時に、パイプ6に掃除機本体3の重量が影響することなく、パイプ6が掃除機本体3および床ブラシ9とは独立して自由に動作することができる。これにより、アプライトタイプ使用時の電気掃除機の操作性を向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、重量物であるモータ1やバッテリ2を掃除機本体3内に設けて床面に配置するように構成したので、電機掃除機を操作する手元ハンドルへの干渉および重量負荷を軽減し、自由な操作を可能にすることができる。
また、この実施の形態1によれば、パイプ6と床ブラシ9との間に回動部材11を設けるように構成したので、アプライトタイプ使用時に、床ブラシ9に対してパイプ6のみを所定角度傾動させることができる。これにより、掃除機本体3および床ブラシ9に容易に力を伝達することができ、電気掃除機の操作性を向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体3の接続凹部3aとの接続の固定あるいは固定解除を接続凸部9aの接続凹部3aへの挿入あるいはペダル12bの踏み込みのみにより行うように構成したので、ユーザは容易にアプライトタイプとキャニスタータイプの切り替えを行うことができる。
また、この実施の形態1によれば、床ブラシ9の背面と、掃除機本体3の前面とを接続した状態で床ブラシ9からパイプ6を引き抜き可能に構成したので、パイプ6の先端を隙間ノズル13として使用した際、床ブラシ9と掃除機本体3が別々に分離してしまうのを防止することができる。
また、この実施の形態1によれば、床ブラシ9の背面と、掃除機本体3の前面とを着脱可能に接続し、キャニスタータイプ使用時には重量物であるモータ1やバッテリ2を搭載した掃除機本体3とは独立して床ブラシ9を移動させるように構成したので、家具の下など低く狭い箇所や、家具の上など高い箇所においても容易に吸引動作を行うことができる。
なお、上述した実施の形態1では、床ブラシ9に接続凸部9aおよび掃除機本体3に接続凸部9aが嵌合可能な接続凹部3aを設け、ロック機構12を用いて接続凸部9aと接続凹部3aとの接続を固定する構成を示したが、床ブラシ9と掃除機本体3の接続およびロック機構は上述した構成に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えは、床ブラシ9の背面と掃除機本体3の前面に磁石を配置し、双方の磁石の磁力により床ブラシ9と掃除機本体3を接続し、当該接続を固定するように構成してもよい。
実施の形態2.
この実施の形態2では、上述した実施の形態1の構成に加えて、パイプ6の動作により自由度を持たせた構成について示す。
図5は実施の形態2の電気掃除機の構成を示す図であり、図5(a)は電気掃除機の斜視図、図5(b)は電気掃除機の側面図を示している。なお、以下では、実施の形態1による電気掃除機の構成と同一の部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
図5に示すように、この実施の形態2の電気掃除機は、掃除機本体3とフレキシブルホース4の接続部分に、回動機構21を備えている。回動機構21は、フレキシブルホース4の端部を接続する接続部22、接続部22を矢印G方向に回動させる回動部23、回動部23を両側から回動可能に支持すると共に、回動部23の回動経路を形成する支持部材24で構成されている。回動部23は、接続部22が掃除機本体3上面に当接する角度範囲内で矢印G方向に回動可能である。
図6は実施の形態2による電気掃除機の状態を示す側面図であり、図6(a)はアプライトタイプ使用時の状態を示し、図6(b)はキャニスタータイプ使用時の状態を示している。
図6(a)に示すアプライトタイプ使用時は、上述した図2で示したロック機構12により、床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体3の接続凹部3aとの接続が固定されているため、パイプ6が矢印A方向の掃除機本体3側に傾動した場合に、パイプ6の下方が掃除機本体3あるいは接続部22に接触し、パイプ6の傾動範囲が制限される。しかし、回動機構21を適用することにより、接続部22が矢印G方向に回動し、パイプ6の下方が接続部22に接触するのを回避することができる。これによりパイプ6の傾動範囲を広げることができる。
次に、図6(b)に示すキャニスタータイプ使用時は、ロック機構12を解除することにより、床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体3の接続凹部3aとの接続が解除され、パイプ6は掃除機本体3とは独立して動作可能になるため、パイプ6を矢印A方向の掃除機本体3側に回動させた場合にパイプ6の下方と掃除機本体3が接触するとの不具合は生じないが、回動機構21を適用することにより、フレキシブルホース4との接続部22が自由に回動し、手元ハンドル8およびパイプ6の操作性をより向上させることができる。
また、回動機構21に替えて、パイプ6が掃除機本体3へ傾動した場合に、パイプ6と掃除機本体3とが当接する領域に切欠きを設けて構成してもよい。図7は、実施の形態2の電気掃除機のその他の構成を示す側面図である。
図7では、パイプ6と掃除機本体3との当接領域である、掃除機本体3の上面前方から前面上方に渡る領域をテーパ状に切り欠いて傾斜面25を設けている。傾斜面25を設けることにより、アプライトタイプ使用時に、パイプ6の掃除機本体3方向への傾動角度をより拡大させることが可能となり、アプライトタイプ使用時の操作性をより向上させることができる。なお、図7では、テーパ状の切欠きを設ける構成を示したが、パイプ6の当接を回避可能な形状であればテーパ状に限定されることなく適宜変更可能である。
以上のように、この実施の形態2によれば、掃除機本体3とフレキシブルホース4の接続部22に回動機構21を備えるように構成したので、掃除機本体3に対してフレキシブルホース4の接続部22が所定方向に自由に回動し、パイプ6の下方が掃除機本体3に接触するのを防止することができる。これにより、アプライトタイプ使用時におけるパイプ6の傾動範囲を広げ、手元ハンドル8およびパイプ6の操作性を向上させることができる。また、キャニスタータイプ使用時における手元ハンドル8およびパイプ6の操作性も向上させることができる。
また、この実施の形態2によれば、掃除機本体3前方上部を斜めに切り欠いた傾斜面25を設けるように構成したので、アプライトタイプ使用時においてパイプ6の下方が掃除機本体3に接触することを回避し、パイプ6の傾動範囲を広げ、手元ハンドル8およびパイプ6の操作性を向上させることができる。
実施の形態3.
この実施の形態3では、集塵部5を掃除機本体内に配置する構成を示す。
図8は、実施の形態3による電気掃除機の構成を示す側面図である。なお、以下では、実施の形態1による電気掃除機の構成と同一の部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
図8に示すように、この実施の形態3では、集塵部5を掃除機本体3´に搭載している。これにより、パイプ6および手元ハンドル8を介してユーザの手にかかる負荷を軽減することができる。また、集塵部5の容量を拡大させることができる。なお、図8では、集塵部5、モータ1およびバッテリ2の順に並列に配置する構成を示しているが、これらの並び順や配置位置は限定されるものではなく、適宜変更可能である。
以上のように、この実施の形態3によれば、集塵部5を掃除機本体3´に搭載するように構成したので、パイプおよび手元ハンドルを介してユーザの手にかかる負荷を軽減することができる。また、集塵部の容量を拡大させることができる。
なお、上述した実施の形態3の構成は、実施の形態2および後段で説明する実施の形態4の電気掃除機にも適用可能である。
実施の形態4.
この実施の形態4では、実施の形態1および実施の形態2で示した電気掃除機のその他の構成例について説明する。
図9は実施の形態4の電気掃除機の構成を示す斜視図であり、図9(a)は電気掃除機の構成および風路を示す図であり、図9(b)は回動機構の拡大斜視図である。図10は、実施の形態4の電気掃除機の構成を示す側面図である。
図9および図10に示すように、実施の形態4の電気掃除機の掃除機本体33は、キャスター10を備えた台座部分と、当該台座部分にモータ31およびバッテリ32を搭載した円筒形状の駆動部分を配置して構成されている。さらに円筒形状の駆動部分の中央には、回動機構34を配置し、当該回動機構34の回動部分の両側面をモータ31およびバッテリ32の筐体が回動可能に支持している。また、回動機構32により、フレキシブルホース4が掃除機本体33に対して回動可能に接続されている。
台座部分の前方である掃除機本体33の前面は、駆動部分に対して高さを低く抑えられている。また、モータを寝かせて配置することにより、モータ31およびバッテリ32の筐体が円筒形状となり、回動機構34の形状に類似させることができる。また、重量物であるモータ31とバッテリ32を掃除機本体33の左右側に配置することで、掃除機本体33のバランスが向上する。
なお、その他の構成は実施の形態1で示した構成と同一であるため、説明を省略する。この実施の形態4の電気掃除機においても、床ブラシ9は接続凸部9a、掃除機本体33は接続凹部3aおよびロック機構12を備え、アプライトタイプ使用時には、床ブラシ9と掃除機本体33が固定された状態で動作する。
実施の形態4による電気掃除機の掃除機本体33駆動時の吸引動作による空気の流れは、図9(a)の矢印B´で示すように、床ブラシ9から流入し、順にパイプ6、集塵部5、フレキシブルホース4および掃除機本体33のモータ31、バッテリ32を経由して掃除機本体33の外部に排出される。
図9(b)および図10を参照しながら、回動機構34の詳細について説明する。
回動機構34は、フレキシブルホース4の端部を接続する接続部35、接続部35を矢印G方向に回動させる回動部36、回動部36を両側から回動可能に支持すると共に、回動部36の回動経路を形成するモータ31およびバッテリ32を内蔵する筐体である支持部材37で構成されている。回動部36は、接続部35が掃除機本体33に当接する角度範囲内で矢印G方向に回動可能である。
アプライトタイプ使用時に、パイプが矢印A方向の掃除機本体33側に傾動した場合に、パイプ6の下方が掃除機本体33あるいは接続部35に接触し、パイプ6の傾動範囲が制限されるが、回動機構34を適用することにより、接続部35が矢印G方向に回動し、パイプ6の下方が接続部35に接触するのを回避することができる。さらに、図9(b)に示すように、キャスター10を備えた台座部分の高さを押さえて掃除機本体33の前面にパイプ6が接触するのを回避し、さらに回動部36の円状の回動経路を両側の支持部材37よりも低くなるように構成していることから、当該回動経路が切欠き形状として機能してパイプ6の下方が掃除機本体33に接触するのをより回避することができる。これにより、パイプ6の傾動範囲を広げることができる。
また、キャニスタータイプ使用時は、ロック機構12の解除により床ブラシ9の接続凸部9aと掃除機本体33の接続凹部3aとの接続が解除され、床ブラシ9およびパイプ6が、掃除機本体33とは独立して動作可能になるため、パイプ6を矢印A方向に回動させた場合にパイプ6の下方と掃除機本体33が接触するとの不具合は生じないが、回動機構34を設けることにより、フレキシブルホース4の接続部35が自由に回動し、手元ハンドル8およびパイプ6の操作性をより向上させることができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、フレキシブルホース4の端部を接続する接続部35と、接続部を回動させる回動部36と、モータ31およびバッテリ32を内蔵するそれぞれの筐体が回動部36を両側部から回動可能に支持する支持部材37とで構成される回動機構34を設けるように構成したので、掃除機本体33に対してフレキシブルホース4の接続部35が所定方向に自由に回動し、パイプ6の下方が掃除機本体33に接触するのを防止することができる。これにより、アプライトタイプ使用時におけるパイプ6の傾動範囲を広げ、手元ハンドル8およびパイプ6の操作性を向上させることができる。また、キャニスタータイプ使用時における手元ハンドル8およびパイプ6の操作性も向上させることができる。
また、この実施の形態4によれば、円筒形状のモータ1を寝かせて配置し、モータ31およびバッテリ32の筐体形状を円筒形状とするように構成したので、掃除機本体33の形状を回動機構34の形状に類似させることができる。また、回動機構34の回動経路の高さが、モータ31およびバッテリ32の筐体表面の高さよりも低くなるように構成したので、回動機構34の傾動経路が切欠き形状としても機能し、アプライトタイプ使用時におけるパイプ6の下方の掃除機本体33への接触を回避し、パイプ6の傾動範囲を広げ、操作性を向上させることができる。
また、この実施の形態4によれば、モータ31とバッテリ32を掃除機本体33の左右側に配置するように構成したので、掃除機本体33のバランスを向上させることができる。
なお、この実施の形態4では、電気掃除機のモータが略円筒状で構成されることが多く、モータの効率よい配置として略円筒状の筐体を設ける構成を示したが、筐体は略円筒状に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,31 モータ、2,32 バッテリ、3,3´,33 掃除機本体、3a 接続凹部、3b,9b 係合穴、4 フレキシブルホース、5 集塵部、6 パイプ、7 手元操作部、8 手元ハンドル、9 床ブラシ、9a 接続凸部、10 キャスター、11 回動部材、12 ロック機構、12a 第1のアーム、12b ペダル、12c バネ、12d,12h 支軸、12e 摺動軸嵌合穴、12f 第2のアーム、12g 摺動軸、12i 係止爪、13 ノズル、21,34 回動機構、22,35 接続部、23,36 回動部、24,37 支持部材、25 傾斜面。

Claims (7)

  1. 電動機およびキャスターを備えた本体部と、前記本体部に接続されたホースと、前記ホースの端部に接続されたパイプと、前記パイプの端部に接続された床ブラシとを備えた電気掃除機において、
    前記本体部の前面と前記床ブラシの背面とを、接続機構を介して着脱可能に接続し、前記本体部の前面と前記床ブラシの背面とを接続または離間させた状態で吸引動作が可能であり、
    前記パイプは、前記ホースとの接続側端部に手元ハンドルが配置され、前記床ブラシとの接続側端部が前記床ブラシに対して所定方向に回動可能に接続されたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記接続機構は、前記本体部の前面に設けた接続凹部と、前記床ブラシの背面に設けた前記接続凹部に嵌合可能な接続凸部と、前記接続凹部と前記接続凸部との嵌合を係止する係止部材とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記本体部は、前記ホースの前記本体部側接続端部を接続する接続部と、前記接続部を前記本体部に対して所定方向に回動させる回動部と、前記回動部を回動可能に支持する支持部材とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記接続部および前記回動部を前記電動機と当該電動機に動力を供給する動力源との間に配置し、前記電動機および前記動力源を内蔵する筐体が前記回動部の両側部を回動可能に支持することを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. 前記本体部の前面と前記床ブラシの背面とを前記接続機構を介して接続し、前記パイプを前記本体部方向に傾動した場合に、前記本体部の筐体の前記パイプが当接する位置に切欠きを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気掃除機。
  6. 前記パイプと前記ホースとの接続部近傍に、前記床ブラシ、前記パイプおよび前記ホースを介して吸引された塵埃を集塵する集塵部を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の電気掃除機。
  7. 前記本体部内に、前記床ブラシ、前記パイプおよび前記ホースを介して吸引された塵埃を集塵する集塵部を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の電気掃除機。
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