JP2001095735A - 電気掃除機 - Google Patents
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- vacuum cleaner
- bellows hose
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手元ハンドルの操作により吸込具の角度を任
意に操作できる吸込具を備えた電気掃除機において、手
元ハンドルのひねり動作で吸込具を広範囲に回動させて
使い勝手を向上し、可撓性を有する接続管の耐久性を向
上する。 【解決手段】 塵埃を吸い込むための電動送風機を備え
た掃除機本体にホースの一端を取り付けて電動送風機に
連通するとともに、ホースの他端に手元ハンドルを取り
付け、手元ハンドルにホースに連通する延長管を取り付
け、延長管に吸込具12を取り付ける。吸込具12は、
吸込具本体13と、この吸込具本体13の後方に設け延
長管を接続する接続部14よりなり、接続部14は、吸
込具本体13との接続面に対して回動可能に取り付けら
れる第1の連結部材19と、第1の連結部材19に対し
傾動する第2の連結部材20とで構成し、かつ第1の連
結部材19と第2の連結部材20とを蛇腹ホース21を
介して連結する。
意に操作できる吸込具を備えた電気掃除機において、手
元ハンドルのひねり動作で吸込具を広範囲に回動させて
使い勝手を向上し、可撓性を有する接続管の耐久性を向
上する。 【解決手段】 塵埃を吸い込むための電動送風機を備え
た掃除機本体にホースの一端を取り付けて電動送風機に
連通するとともに、ホースの他端に手元ハンドルを取り
付け、手元ハンドルにホースに連通する延長管を取り付
け、延長管に吸込具12を取り付ける。吸込具12は、
吸込具本体13と、この吸込具本体13の後方に設け延
長管を接続する接続部14よりなり、接続部14は、吸
込具本体13との接続面に対して回動可能に取り付けら
れる第1の連結部材19と、第1の連結部材19に対し
傾動する第2の連結部材20とで構成し、かつ第1の連
結部材19と第2の連結部材20とを蛇腹ホース21を
介して連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が手元ハン
ドルを操作することにより、簡単に吸込具の角度を任意
に操作できる吸込具を備えた電気掃除機に関するもので
ある。
ドルを操作することにより、簡単に吸込具の角度を任意
に操作できる吸込具を備えた電気掃除機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機に用いる吸込
具は、図16に示すように構成していた。以下、その構
成について説明する。
具は、図16に示すように構成していた。以下、その構
成について説明する。
【0003】図に示すように、吸込具本体1は、被掃除
面に付着した塵埃を遊離させる回転ブラシ(図示せず)
を内蔵し、後部に掃除機本体(図示せず)と連通される
自在連結部2を連結している。自在連結部2は、下腕部
3と上腕部4とを互いに直交する2つの回転軸で回転可
能とした関節形のヒンジで構成している。
面に付着した塵埃を遊離させる回転ブラシ(図示せず)
を内蔵し、後部に掃除機本体(図示せず)と連通される
自在連結部2を連結している。自在連結部2は、下腕部
3と上腕部4とを互いに直交する2つの回転軸で回転可
能とした関節形のヒンジで構成している。
【0004】上腕部3は吸込具本体1の後方に形成した
取付部1aに傾動自在に取り付けられる。連結ホース5
は、一端を取付部1aに設けた吸込通路に連通する開口
部に接続し、他端を上腕部4に接続し、自在連結部2の
移動にともない、伸縮するよう構成している。
取付部1aに傾動自在に取り付けられる。連結ホース5
は、一端を取付部1aに設けた吸込通路に連通する開口
部に接続し、他端を上腕部4に接続し、自在連結部2の
移動にともない、伸縮するよう構成している。
【0005】上記構成において、自在連結部2に延長
管、手元ハンドルおよびホース(いずれも図示せず)を
介して掃除機本体を連結し、吸込具本体1を被掃除面に
沿って走行させて掃除を行う。このとき、机やベッドな
どの障害物の下などを掃除する場合には、吸込具本体1
を被掃除面においた状態で、手元ハンドルをひねり動
作、すなわち、手元ハンドルの中心軸を中心として手元
ハンドルを回転させることにより、吸込具本体1を被掃
除面に対して回動することができ、被掃除面が狭い場合
でも、手元ハンドルを被掃除面に平行となる方向へ倒す
ことにより、障害物との干渉をなくして掃除することが
できる。
管、手元ハンドルおよびホース(いずれも図示せず)を
介して掃除機本体を連結し、吸込具本体1を被掃除面に
沿って走行させて掃除を行う。このとき、机やベッドな
どの障害物の下などを掃除する場合には、吸込具本体1
を被掃除面においた状態で、手元ハンドルをひねり動
作、すなわち、手元ハンドルの中心軸を中心として手元
ハンドルを回転させることにより、吸込具本体1を被掃
除面に対して回動することができ、被掃除面が狭い場合
でも、手元ハンドルを被掃除面に平行となる方向へ倒す
ことにより、障害物との干渉をなくして掃除することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、自在連結部2を2つに分割した一方の下腕部3を
吸込具本体1の取付部1aに傾動自在に嵌合し、この下
腕部3と上腕部4を回動自在に接続しているため、机や
ベッドなどの障害物の下などを掃除するとき、吸込具本
体1と延長管とを平行にし、かつ延長管が被掃除面に沿
うようにする必要があり、このためには、下腕部3を被
掃除面に対して略鉛直になるように吸込具本体1に対し
て略直角に曲げ、さらに、上腕部4を略直角に曲げる必
要があることから、連結ホース5にはひねり動作が加わ
り、曲げ力と捻り力が加わり、耐久性に問題を残してい
た。
では、自在連結部2を2つに分割した一方の下腕部3を
吸込具本体1の取付部1aに傾動自在に嵌合し、この下
腕部3と上腕部4を回動自在に接続しているため、机や
ベッドなどの障害物の下などを掃除するとき、吸込具本
体1と延長管とを平行にし、かつ延長管が被掃除面に沿
うようにする必要があり、このためには、下腕部3を被
掃除面に対して略鉛直になるように吸込具本体1に対し
て略直角に曲げ、さらに、上腕部4を略直角に曲げる必
要があることから、連結ホース5にはひねり動作が加わ
り、曲げ力と捻り力が加わり、耐久性に問題を残してい
た。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、吸込具を被掃除面においた状態で、手元ハンドルを
ひねり動作させることにより、吸込具を被掃除面に対し
て広範囲に回動できるようにして使い勝手を向上すると
ともに、第1の連結体と第2の連結体とを連結する可撓
性を有する接続管の耐久性を向上することを目的として
いる。
で、吸込具を被掃除面においた状態で、手元ハンドルを
ひねり動作させることにより、吸込具を被掃除面に対し
て広範囲に回動できるようにして使い勝手を向上すると
ともに、第1の連結体と第2の連結体とを連結する可撓
性を有する接続管の耐久性を向上することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、塵埃を吸い込むための電動送風機を備えた
掃除機本体と、前記電動送風機の吸引力が作用する吸込
具と、前記吸込具の移動操作を行なう手元ハンドルを備
え、前記吸込具は、吸込具本体と、この吸込具本体の後
方に設け前記手元ハンドル側を接続する接続部よりな
り、前記接続部は、前記吸込具本体との接続面に対して
回動可能に取り付けられる第1の連結体と、前記第1の
連結体に対し傾動する第2の連結体とで構成し、かつ前
記第1の連結体と第2の連結体とを可撓性を有する接続
管を介して連結したものである。
するために、塵埃を吸い込むための電動送風機を備えた
掃除機本体と、前記電動送風機の吸引力が作用する吸込
具と、前記吸込具の移動操作を行なう手元ハンドルを備
え、前記吸込具は、吸込具本体と、この吸込具本体の後
方に設け前記手元ハンドル側を接続する接続部よりな
り、前記接続部は、前記吸込具本体との接続面に対して
回動可能に取り付けられる第1の連結体と、前記第1の
連結体に対し傾動する第2の連結体とで構成し、かつ前
記第1の連結体と第2の連結体とを可撓性を有する接続
管を介して連結したものである。
【0009】これにより、吸込具を被掃除面においた状
態で、手元ハンドルをひねり動作させることにより、吸
込具本体と延長管とを平行にし、机やベッドなどの障害
物の下などを掃除できるように、吸込具を被掃除面に対
して広範囲に回動することができて、使い勝手を向上す
ることができ、第1の連結体と第2の連結体とを連結す
る可撓性を有する接続管を一定方向だけの曲げ力しか加
わらないようにできて、耐久性を向上することができ
る。
態で、手元ハンドルをひねり動作させることにより、吸
込具本体と延長管とを平行にし、机やベッドなどの障害
物の下などを掃除できるように、吸込具を被掃除面に対
して広範囲に回動することができて、使い勝手を向上す
ることができ、第1の連結体と第2の連結体とを連結す
る可撓性を有する接続管を一定方向だけの曲げ力しか加
わらないようにできて、耐久性を向上することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、塵埃を吸い込むための電動送風機を備えた掃除機本
体と、前記電動送風機の吸引力が作用する吸込具と、前
記吸込具の移動操作を行なう手元ハンドルを備え、前記
吸込具は、吸込具本体と、この吸込具本体の後方に設け
前記手元ハンドル側を接続する接続部よりなり、前記接
続部は、前記吸込具本体との接続面に対して回動可能に
取り付けられる第1の連結体と、前記第1の連結体に対
し傾動する第2の連結体とで構成し、かつ前記第1の連
結体と第2の連結体とを可撓性を有する接続管を介して
連結したものであり、第1の連結体に対して傾動自在な
第2の連結体を接続し、さらに、第2の連結体に手元ハ
ンドル連結部(例えば棒状あるいは管状のもの)を介し
て手元ハンドルを接続するので、この手元ハンドルのひ
ねり動作を吸込具に伝えることができる。したがって、
手元ハンドルのひねり動作により手元ハンドル連結部が
回動するとともに、手元ハンドル連結部と第1の連結体
とのなす角度が変わる。手元ハンドル連結部の回動につ
いては第1の連結体の回動により吸込具本体の下面が被
掃除面に向いた状態を維持し、手元ハンドル連結部と第
1の連結体とのなす角度の変化は第2の連結体が傾動す
るので、同様に吸込具本体の下面が被掃除面に向いた状
態を維持することができる。
は、塵埃を吸い込むための電動送風機を備えた掃除機本
体と、前記電動送風機の吸引力が作用する吸込具と、前
記吸込具の移動操作を行なう手元ハンドルを備え、前記
吸込具は、吸込具本体と、この吸込具本体の後方に設け
前記手元ハンドル側を接続する接続部よりなり、前記接
続部は、前記吸込具本体との接続面に対して回動可能に
取り付けられる第1の連結体と、前記第1の連結体に対
し傾動する第2の連結体とで構成し、かつ前記第1の連
結体と第2の連結体とを可撓性を有する接続管を介して
連結したものであり、第1の連結体に対して傾動自在な
第2の連結体を接続し、さらに、第2の連結体に手元ハ
ンドル連結部(例えば棒状あるいは管状のもの)を介し
て手元ハンドルを接続するので、この手元ハンドルのひ
ねり動作を吸込具に伝えることができる。したがって、
手元ハンドルのひねり動作により手元ハンドル連結部が
回動するとともに、手元ハンドル連結部と第1の連結体
とのなす角度が変わる。手元ハンドル連結部の回動につ
いては第1の連結体の回動により吸込具本体の下面が被
掃除面に向いた状態を維持し、手元ハンドル連結部と第
1の連結体とのなす角度の変化は第2の連結体が傾動す
るので、同様に吸込具本体の下面が被掃除面に向いた状
態を維持することができる。
【0011】しかも、手元ハンドル連結部と第1の連結
体とのなす角度が変化するように第2の連結体を傾動自
在にしたことにより、吸込具本体を大きく回動すること
ができ、たとえば、手元ハンドル連結部の軸方向と吸込
具本体の長手方向(左右方向)をほぼ平行にすることが
できる。この場合、第2の連結体の傾動範囲は吸込具本
体の被掃除面においた状態で、少なくとも鉛直状態まで
傾動できるようにしておく必要があり、また、手元ハン
ドル連結部の軸方向を被掃除面と平行にするためには、
吸込具本体を被掃除面に置いた状態で少なくとも水平状
態まで傾動できるようにしておく必要があり、さらに、
手元ハンドル連結部の軸方向と吸込具本体の長手方向
(左右方向)をほぼ平行にし、かつ、手元ハンドル連結
部の軸方向を被掃除面と平行にするためには、第1の連
結体の可動範囲を、手元ハンドルにひねり動作を加えて
いない状態から左右に各々90度以上回動できるように
しておく必要がある。この回動範囲であれば、種々の掃
除使用形態に対応させて吸込具の向きを変更したり、手
元ハンドル連結部と被掃除面とを平行にしたりすること
ができ、使い勝手がよくなる。
体とのなす角度が変化するように第2の連結体を傾動自
在にしたことにより、吸込具本体を大きく回動すること
ができ、たとえば、手元ハンドル連結部の軸方向と吸込
具本体の長手方向(左右方向)をほぼ平行にすることが
できる。この場合、第2の連結体の傾動範囲は吸込具本
体の被掃除面においた状態で、少なくとも鉛直状態まで
傾動できるようにしておく必要があり、また、手元ハン
ドル連結部の軸方向を被掃除面と平行にするためには、
吸込具本体を被掃除面に置いた状態で少なくとも水平状
態まで傾動できるようにしておく必要があり、さらに、
手元ハンドル連結部の軸方向と吸込具本体の長手方向
(左右方向)をほぼ平行にし、かつ、手元ハンドル連結
部の軸方向を被掃除面と平行にするためには、第1の連
結体の可動範囲を、手元ハンドルにひねり動作を加えて
いない状態から左右に各々90度以上回動できるように
しておく必要がある。この回動範囲であれば、種々の掃
除使用形態に対応させて吸込具の向きを変更したり、手
元ハンドル連結部と被掃除面とを平行にしたりすること
ができ、使い勝手がよくなる。
【0012】また、第1の連結体と、この第1の連結体
に対し傾動する第2の連結体とを可撓性を有する接続管
を介して連結しているので、手元ハンドルのひねり動作
により、延長管と第1の連結体とのなす角度を変えたと
き、可撓性を有する接続管には一定方向だけの曲げ力し
か加わらないようにできて、耐久性を向上することがで
きる。
に対し傾動する第2の連結体とを可撓性を有する接続管
を介して連結しているので、手元ハンドルのひねり動作
により、延長管と第1の連結体とのなす角度を変えたと
き、可撓性を有する接続管には一定方向だけの曲げ力し
か加わらないようにできて、耐久性を向上することがで
きる。
【0013】このように、吸込具を広範囲に回動させて
使い勝手を向上できる電気掃除機としては、請求項2記
載の発明で述べる床移動型の電気掃除機、すなわち、延
長管、ホースなどを介して掃除機本体と吸込具とを接続
するタイプの電気掃除機に限定されるものでなく、手元
ハンドルと吸込具とを手元ハンドル連結部で接続する電
気掃除機、例えば、吸込具に傾動自在に掃除機本体(手
元ハンドル連結部に相当)を接続し、その掃除機本体の
上部に手元ハンドルを設けたアップライト型電気掃除
機、吸込具に掃除機本体の機能も持たせ、その吸込具に
例えば手元ハンドルを上部に設けた棒状の連結を取り付
けた電気掃除機にも適用することができる。
使い勝手を向上できる電気掃除機としては、請求項2記
載の発明で述べる床移動型の電気掃除機、すなわち、延
長管、ホースなどを介して掃除機本体と吸込具とを接続
するタイプの電気掃除機に限定されるものでなく、手元
ハンドルと吸込具とを手元ハンドル連結部で接続する電
気掃除機、例えば、吸込具に傾動自在に掃除機本体(手
元ハンドル連結部に相当)を接続し、その掃除機本体の
上部に手元ハンドルを設けたアップライト型電気掃除
機、吸込具に掃除機本体の機能も持たせ、その吸込具に
例えば手元ハンドルを上部に設けた棒状の連結を取り付
けた電気掃除機にも適用することができる。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、塵埃を
吸い込むための電動送風機を備えた掃除機本体と、一端
を前記掃除機本体に取り付け前記電動送風機に連通する
ホースと、前記ホースの他端に取り付け前記電動送風機
に連通する手元ハンドルと、前記手元ハンドルに取り付
け前記ホースに連通する延長管と、前記延長管に取り付
ける吸込具とを備え、前記吸込具は、吸込具本体と、こ
の吸込具本体の後方に設け前記延長管を接続する接続部
よりなり、前記接続部は、前記吸込具本体との接続面に
対して回動可能に取り付けられる第1の連結体と、前記
第1の連結体に対し傾動する第2の連結体とで構成し、
かつ前記第1の連結体と第2の連結体とを可撓性を有す
る接続管を介して連結したものであり、第1の連結体に
対して傾動自在な第2の連結体を接続し、さらに、第2
の連結体に接続した延長管を介して手元ハンドルのひね
り動作を吸込具に伝えるので、手元ハンドルのひねり動
作により延長管が回動するとともに、延長管と第1の連
結体とのなす角度が変わる。延長管の回動については第
1の連結体の回動により吸込具本体の下面が被掃除面に
向いた状態を維持し、延長管と第1の連結体とのなす角
度の変化は第2の連結体が傾動するので、同様に吸込具
本体の下面が被掃除面に向いた状態を維持することがで
きる。
吸い込むための電動送風機を備えた掃除機本体と、一端
を前記掃除機本体に取り付け前記電動送風機に連通する
ホースと、前記ホースの他端に取り付け前記電動送風機
に連通する手元ハンドルと、前記手元ハンドルに取り付
け前記ホースに連通する延長管と、前記延長管に取り付
ける吸込具とを備え、前記吸込具は、吸込具本体と、こ
の吸込具本体の後方に設け前記延長管を接続する接続部
よりなり、前記接続部は、前記吸込具本体との接続面に
対して回動可能に取り付けられる第1の連結体と、前記
第1の連結体に対し傾動する第2の連結体とで構成し、
かつ前記第1の連結体と第2の連結体とを可撓性を有す
る接続管を介して連結したものであり、第1の連結体に
対して傾動自在な第2の連結体を接続し、さらに、第2
の連結体に接続した延長管を介して手元ハンドルのひね
り動作を吸込具に伝えるので、手元ハンドルのひねり動
作により延長管が回動するとともに、延長管と第1の連
結体とのなす角度が変わる。延長管の回動については第
1の連結体の回動により吸込具本体の下面が被掃除面に
向いた状態を維持し、延長管と第1の連結体とのなす角
度の変化は第2の連結体が傾動するので、同様に吸込具
本体の下面が被掃除面に向いた状態を維持することがで
きる。
【0015】しかも、延長管と第1の連結体とのなす角
度が変化するように第2の連結体を傾動自在にしたこと
により、吸込具本体を大きく回動することができ、たと
えば、延長管の軸方向と吸込具本体の長手方向(左右方
向)をほぼ平行にすることができる。この場合、第2の
連結体の傾動範囲は吸込具本体の被掃除面においた状態
で、少なくとも鉛直状態まで傾動できるようにしておく
必要があり、また、延長管の軸方向を被掃除面と平行に
するためには、吸込具本体を被掃除面に置いた状態で少
なくとも水平状態まで傾動できるようにしておく必要が
あり、さらに、延長管の軸方向と吸込具本体の長手方向
(左右方向)をほぼ平行にし、かつ、延長管の軸方向を
被掃除面と平行にするためには、第1の連結体の可動範
囲を、手元ハンドルにひねり動作を加えていない状態か
ら左右に各々90度以上回動できるようにしておく必要
がある。この回動範囲であれば、種々の掃除使用形態に
対応させて吸込具の向きを変更したり、延長管と被掃除
面とを平行にしたりすることができ、使い勝手がよくな
る。
度が変化するように第2の連結体を傾動自在にしたこと
により、吸込具本体を大きく回動することができ、たと
えば、延長管の軸方向と吸込具本体の長手方向(左右方
向)をほぼ平行にすることができる。この場合、第2の
連結体の傾動範囲は吸込具本体の被掃除面においた状態
で、少なくとも鉛直状態まで傾動できるようにしておく
必要があり、また、延長管の軸方向を被掃除面と平行に
するためには、吸込具本体を被掃除面に置いた状態で少
なくとも水平状態まで傾動できるようにしておく必要が
あり、さらに、延長管の軸方向と吸込具本体の長手方向
(左右方向)をほぼ平行にし、かつ、延長管の軸方向を
被掃除面と平行にするためには、第1の連結体の可動範
囲を、手元ハンドルにひねり動作を加えていない状態か
ら左右に各々90度以上回動できるようにしておく必要
がある。この回動範囲であれば、種々の掃除使用形態に
対応させて吸込具の向きを変更したり、延長管と被掃除
面とを平行にしたりすることができ、使い勝手がよくな
る。
【0016】また、第1の連結体と、この第1の連結体
に対し傾動する第2の連結体とを可撓性を有する接続管
を介して連結しているので、手元ハンドルのひねり動作
により、延長管と第1の連結体とのなす角度を変えたと
き、可撓性を有する接続管には一定方向だけの曲げ力し
か加わらないようにできて、耐久性を向上することがで
きる。
に対し傾動する第2の連結体とを可撓性を有する接続管
を介して連結しているので、手元ハンドルのひねり動作
により、延長管と第1の連結体とのなす角度を変えたと
き、可撓性を有する接続管には一定方向だけの曲げ力し
か加わらないようにできて、耐久性を向上することがで
きる。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、第1の連結体に対し第2
の連結体の傾動角度を規制する傾動規制部を設けたもの
であり、手元ハンドル連結部または延長管を持ち上げて
吸込具本体を被掃除面から浮かした状態にした場合、吸
込具本体の重量により第1の連結体から第1の連結体が
下向きに傾動しようとするが、傾動規制部により必要以
上に吸込具本体が下向かないようにしている。つまり、
吸込具本体の下面が被掃除面に対向する状態で傾動規制
すれば、浮かした状態から被掃除面に吸込具本体を置く
操作が良好となる。多少、被掃除面に対して吸込具本体
の下面が傾斜したとしても、被掃除面に吸込具本体を置
く作業に影響を与えることはない。したがって、吸込具
本体を浮かした状態から再度被掃除面に置くという操作
において、問題とならない程度に傾動範囲を設定してお
くことが好ましい。
たは2に記載の発明において、第1の連結体に対し第2
の連結体の傾動角度を規制する傾動規制部を設けたもの
であり、手元ハンドル連結部または延長管を持ち上げて
吸込具本体を被掃除面から浮かした状態にした場合、吸
込具本体の重量により第1の連結体から第1の連結体が
下向きに傾動しようとするが、傾動規制部により必要以
上に吸込具本体が下向かないようにしている。つまり、
吸込具本体の下面が被掃除面に対向する状態で傾動規制
すれば、浮かした状態から被掃除面に吸込具本体を置く
操作が良好となる。多少、被掃除面に対して吸込具本体
の下面が傾斜したとしても、被掃除面に吸込具本体を置
く作業に影響を与えることはない。したがって、吸込具
本体を浮かした状態から再度被掃除面に置くという操作
において、問題とならない程度に傾動範囲を設定してお
くことが好ましい。
【0018】少なくとも、浮かした状態で吸込具本体の
下面が被掃除面に対して鉛直状態煮になるという傾動範
囲では、再度吸込具本体を被掃除面に置く場合に吸込具
本体の前面が被掃除面に当たり、吸込具本体の下面を被
掃除面に向けるという煩わしい操作が必要となり好まし
くない。
下面が被掃除面に対して鉛直状態煮になるという傾動範
囲では、再度吸込具本体を被掃除面に置く場合に吸込具
本体の前面が被掃除面に当たり、吸込具本体の下面を被
掃除面に向けるという煩わしい操作が必要となり好まし
くない。
【0019】なお、浮かした状態で吸込具本体の下面が
被掃除面側に傾いておれば、吸込具本体の前面が被掃除
面に当たったとしても、自重により吸込具本体の下面が
被掃除面側に倒れ、煩わしい操作は解消できる。ただ、
通常の掃除作業を考慮すると、吸込具本体を浮かす状態
は頻繁に発生するので、吸込具本体を浮かした状態では
水平状態付近で傾動規制が加わるようにしておくことが
好ましい。
被掃除面側に傾いておれば、吸込具本体の前面が被掃除
面に当たったとしても、自重により吸込具本体の下面が
被掃除面側に倒れ、煩わしい操作は解消できる。ただ、
通常の掃除作業を考慮すると、吸込具本体を浮かす状態
は頻繁に発生するので、吸込具本体を浮かした状態では
水平状態付近で傾動規制が加わるようにしておくことが
好ましい。
【0020】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、第1の連結体は、吸込具本体
に軸心が略水平になるよう取り付け、第2の連結体は、
前記第1の連結体に対して、水平状態から鉛直状態の範
囲で傾動できるようにしたものであり、第1の連結体に
対して、第2の連結体を水平状態から鉛直状態の範囲で
傾動できるようにし、さらに、第2の連結体に接続した
手元ハンドル連結部または延長管を介して手元ハンドル
のひねり動作を吸込具に伝えるので、手元ハンドルのひ
ねり動作により手元ハンドル連結部または延長管が回動
するとともに、手元ハンドル連結部または延長管と第1
の連結体とのなす角度が変わる。手元ハンドル連結部ま
たは延長管の回動については、第1の連結体の回動によ
り吸込具本体の下面が被掃除面に向いた状態を維持し、
手元ハンドル連結部または延長管と第1の連結体とのな
す角度の変化は第2の連結体が傾動するので、同様に吸
込具本体の下面が被掃除面に向いた状態を維持すること
ができる。しかも、手元ハンドル連結部または延長管と
第1の連結体とのなす角度が変化するように第2の連結
体を水平状態から鉛直状態の範囲で傾動できるようにし
たことにより、吸込具本体を大きく回動することがで
き、たとえば、手元ハンドル連結部または延長管の軸方
向と吸込具本体の長手方向(左右方向)をほぼ平行にす
ることができる。
3に記載の発明において、第1の連結体は、吸込具本体
に軸心が略水平になるよう取り付け、第2の連結体は、
前記第1の連結体に対して、水平状態から鉛直状態の範
囲で傾動できるようにしたものであり、第1の連結体に
対して、第2の連結体を水平状態から鉛直状態の範囲で
傾動できるようにし、さらに、第2の連結体に接続した
手元ハンドル連結部または延長管を介して手元ハンドル
のひねり動作を吸込具に伝えるので、手元ハンドルのひ
ねり動作により手元ハンドル連結部または延長管が回動
するとともに、手元ハンドル連結部または延長管と第1
の連結体とのなす角度が変わる。手元ハンドル連結部ま
たは延長管の回動については、第1の連結体の回動によ
り吸込具本体の下面が被掃除面に向いた状態を維持し、
手元ハンドル連結部または延長管と第1の連結体とのな
す角度の変化は第2の連結体が傾動するので、同様に吸
込具本体の下面が被掃除面に向いた状態を維持すること
ができる。しかも、手元ハンドル連結部または延長管と
第1の連結体とのなす角度が変化するように第2の連結
体を水平状態から鉛直状態の範囲で傾動できるようにし
たことにより、吸込具本体を大きく回動することがで
き、たとえば、手元ハンドル連結部または延長管の軸方
向と吸込具本体の長手方向(左右方向)をほぼ平行にす
ることができる。
【0021】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、第1の連結体と第2の連結体
とを傾動軸で連結し、前記傾動軸の位置を第1の連結体
の軸心と異なる位置としたものであり、傾動軸の位置を
第1の連結体の軸心(第1の連結体の回動中心)より上
にした場合は、手元ハンドルの押し力を第1の連結体の
回動動作に変換することができるので、吸込具本体の回
転操作性を高めることができる。また、傾動軸の位置を
第1の連結体の軸心(第1の連結体の回動中心)より下
にした場合は、手元ハンドルの押し力が第1の連結体の
回動を阻止する方向に作用するので、吸込具本体を移動
させる場合の直進安定性を確保することができる。吸込
具本体の回転操作性を重視する設計にするか、吸込具本
体の直進安定性を重視する設計にするかを、傾動軸の位
置を第1の連結体の軸心に対して上下方向にずらすこと
で簡易に対応することができる。
4に記載の発明において、第1の連結体と第2の連結体
とを傾動軸で連結し、前記傾動軸の位置を第1の連結体
の軸心と異なる位置としたものであり、傾動軸の位置を
第1の連結体の軸心(第1の連結体の回動中心)より上
にした場合は、手元ハンドルの押し力を第1の連結体の
回動動作に変換することができるので、吸込具本体の回
転操作性を高めることができる。また、傾動軸の位置を
第1の連結体の軸心(第1の連結体の回動中心)より下
にした場合は、手元ハンドルの押し力が第1の連結体の
回動を阻止する方向に作用するので、吸込具本体を移動
させる場合の直進安定性を確保することができる。吸込
具本体の回転操作性を重視する設計にするか、吸込具本
体の直進安定性を重視する設計にするかを、傾動軸の位
置を第1の連結体の軸心に対して上下方向にずらすこと
で簡易に対応することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、吸込具本体に形成した回動受
け部に、第1の連結体に形成した回動部材を回動自在に
嵌合し、前記回動部材に係止部を設け、前記回動受け部
に前記係止部が当接する被係止部を設けたものであり、
係止部が被係止部に当接することにより第1の連結体の
回動角度を規制する回動規制部を構成することができ、
この回動規制部により吸込具を被掃除面より浮かした状
態にした場合でも、吸込具の吸込口が上を向く状態まで
回転することがなく、また、係止部と被係止部には、接
続部内を通過する塵埃が当接することがなく、回動規制
部に塵埃が詰まるのを防止することができる。
5に記載の発明において、吸込具本体に形成した回動受
け部に、第1の連結体に形成した回動部材を回動自在に
嵌合し、前記回動部材に係止部を設け、前記回動受け部
に前記係止部が当接する被係止部を設けたものであり、
係止部が被係止部に当接することにより第1の連結体の
回動角度を規制する回動規制部を構成することができ、
この回動規制部により吸込具を被掃除面より浮かした状
態にした場合でも、吸込具の吸込口が上を向く状態まで
回転することがなく、また、係止部と被係止部には、接
続部内を通過する塵埃が当接することがなく、回動規制
部に塵埃が詰まるのを防止することができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
6に記載の発明において、可撓性を有する接続管は蛇腹
ホースで構成し、この蛇腹ホースと、第1の連結体に形
成した回動部材とを連結して一体化したものであり、蛇
腹ホースには一定方向だけの曲げ力しか加わらないこと
から、蛇腹ホースの伸縮方向に応じて蛇腹ホースの山の
大きさを変えることで、蛇腹ホースを円滑に曲げること
ができ、この蛇腹ホースと回動部材とを連結して一体化
することにより、蛇腹ホースの内部を通過する塵埃を含
む空気の流れを円滑にでき、騒音を低減することができ
て静音化することができる。
6に記載の発明において、可撓性を有する接続管は蛇腹
ホースで構成し、この蛇腹ホースと、第1の連結体に形
成した回動部材とを連結して一体化したものであり、蛇
腹ホースには一定方向だけの曲げ力しか加わらないこと
から、蛇腹ホースの伸縮方向に応じて蛇腹ホースの山の
大きさを変えることで、蛇腹ホースを円滑に曲げること
ができ、この蛇腹ホースと回動部材とを連結して一体化
することにより、蛇腹ホースの内部を通過する塵埃を含
む空気の流れを円滑にでき、騒音を低減することができ
て静音化することができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜
7に記載の発明において、可撓性を有する接続管は蛇腹
ホースで構成し、第1の連結体に形成した回動部材と、
第2の連結部材に固定した連結部とを前記蛇腹ホースに
より連結し一体化したものであり、蛇腹ホースの内部を
通過する塵埃を含む空気の流れを円滑にでき、騒音を低
減することができて静音化することができる。
7に記載の発明において、可撓性を有する接続管は蛇腹
ホースで構成し、第1の連結体に形成した回動部材と、
第2の連結部材に固定した連結部とを前記蛇腹ホースに
より連結し一体化したものであり、蛇腹ホースの内部を
通過する塵埃を含む空気の流れを円滑にでき、騒音を低
減することができて静音化することができる。
【0025】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
8に記載の発明において、可撓性を有する接続管は蛇腹
ホースで構成し、この蛇腹ホースを水平状態としたと
き、略軸心より上方の山の大きさと下方の山の大きさを
変えたものであり、略軸心より上方の山の大きさを大き
くし、下方の山の大きさを小さくすることにより、略軸
心より上方の山が内側になるように蛇腹ホースを湾曲さ
せたとき、上方の山は互いに接触することなく、また、
下方の山は大きく延びることにより蛇腹ホースを円滑
に、かつ大きな曲率で湾曲させることができる。
8に記載の発明において、可撓性を有する接続管は蛇腹
ホースで構成し、この蛇腹ホースを水平状態としたと
き、略軸心より上方の山の大きさと下方の山の大きさを
変えたものであり、略軸心より上方の山の大きさを大き
くし、下方の山の大きさを小さくすることにより、略軸
心より上方の山が内側になるように蛇腹ホースを湾曲さ
せたとき、上方の山は互いに接触することなく、また、
下方の山は大きく延びることにより蛇腹ホースを円滑
に、かつ大きな曲率で湾曲させることができる。
【0026】請求項10に記載の発明は、上記請求項9
に記載の発明において、蛇腹ホースの上方の山と下方の
山の境界線近傍に、吸込具本体に接続するリード線を配
線したものであり、蛇腹ホースを湾曲させたとき、上方
の山と下方の山の境界線近傍は伸縮しないため、ここに
吸込具本体に接続するリード線を配線することにより、
リード線に関係なく蛇腹ホースを湾曲させることができ
る。
に記載の発明において、蛇腹ホースの上方の山と下方の
山の境界線近傍に、吸込具本体に接続するリード線を配
線したものであり、蛇腹ホースを湾曲させたとき、上方
の山と下方の山の境界線近傍は伸縮しないため、ここに
吸込具本体に接続するリード線を配線することにより、
リード線に関係なく蛇腹ホースを湾曲させることができ
る。
【0027】請求項11に記載の発明は、上記請求項8
または9に記載の発明において、第1の連結体に形成し
た回動部材の軸心と、第2の連結部材に固定した連結部
の軸心とをずらして、蛇腹ホースを回動部材と連結部と
に連結したものであり、回動部材の軸心に対して連結部
の軸心を下にずらして蛇腹ホースを連結すると、連結後
の蛇腹ホースは、上方が縮み下方が伸びて連結部側が斜
め上方になるように湾曲する。この状態で連結部に手元
ハンドル連結部または延長管を連結し、手元ハンドル連
結部または延長管に手元ハンドルを連結すると、手元ハ
ンドルの位置が使用者の手の高さとほぼ一致し、また、
この状態で、使用者が吸込具を被掃除面に置くと、吸込
具の下面が被掃除面に当たり、吸込具の一部が被掃除面
に当って被掃除面を傷つけることがなく、操作性と使い
勝手を向上することができる。
または9に記載の発明において、第1の連結体に形成し
た回動部材の軸心と、第2の連結部材に固定した連結部
の軸心とをずらして、蛇腹ホースを回動部材と連結部と
に連結したものであり、回動部材の軸心に対して連結部
の軸心を下にずらして蛇腹ホースを連結すると、連結後
の蛇腹ホースは、上方が縮み下方が伸びて連結部側が斜
め上方になるように湾曲する。この状態で連結部に手元
ハンドル連結部または延長管を連結し、手元ハンドル連
結部または延長管に手元ハンドルを連結すると、手元ハ
ンドルの位置が使用者の手の高さとほぼ一致し、また、
この状態で、使用者が吸込具を被掃除面に置くと、吸込
具の下面が被掃除面に当たり、吸込具の一部が被掃除面
に当って被掃除面を傷つけることがなく、操作性と使い
勝手を向上することができる。
【0028】請求項12に記載の発明は、上記請求項8
または9に記載の発明において、第1の連結体と第2の
連結体とを傾動軸で連結し、前記傾動軸の位置を蛇腹ホ
ースの軸心と異なるようにしたものであり、長い蛇腹ホ
ースを縮めて連結すると、蛇腹ホースが伸びようとする
ため、傾動軸の位置が蛇腹ホースの軸心より上方にあれ
ば、蛇腹ホースが伸びる力により、連結後の蛇腹ホース
は連結部側が斜め上方になるように湾曲し、傾動軸の位
置が蛇腹ホースの軸心より下方にあれば、蛇腹ホースは
連結部側が斜め下方になるように湾曲する。
または9に記載の発明において、第1の連結体と第2の
連結体とを傾動軸で連結し、前記傾動軸の位置を蛇腹ホ
ースの軸心と異なるようにしたものであり、長い蛇腹ホ
ースを縮めて連結すると、蛇腹ホースが伸びようとする
ため、傾動軸の位置が蛇腹ホースの軸心より上方にあれ
ば、蛇腹ホースが伸びる力により、連結後の蛇腹ホース
は連結部側が斜め上方になるように湾曲し、傾動軸の位
置が蛇腹ホースの軸心より下方にあれば、蛇腹ホースは
連結部側が斜め下方になるように湾曲する。
【0029】傾動軸の位置を蛇腹ホースの軸心より上方
にし、連結後の蛇腹ホースを連結部側が斜め上方になる
ように湾曲させた状態で、連結部に延長管を連結し、延
長管に手元ハンドルおよびホースを連結すると、手元ハ
ンドルの位置が使用者の手の高さとほぼ一致し、また、
この状態で、使用者が吸込具を被掃除面に置くと、吸込
具の下面が被掃除面に当たり、吸込具の一部が被掃除面
に当って被掃除面を傷つけることがなく、操作性と使い
勝手を向上することができる。
にし、連結後の蛇腹ホースを連結部側が斜め上方になる
ように湾曲させた状態で、連結部に延長管を連結し、延
長管に手元ハンドルおよびホースを連結すると、手元ハ
ンドルの位置が使用者の手の高さとほぼ一致し、また、
この状態で、使用者が吸込具を被掃除面に置くと、吸込
具の下面が被掃除面に当たり、吸込具の一部が被掃除面
に当って被掃除面を傷つけることがなく、操作性と使い
勝手を向上することができる。
【0030】請求項13に記載の発明は、上記請求項7
〜12に記載の発明において、蛇腹ホースは、内部を流
通する塵埃を含む空気が当たる箇所の凹凸をなくしたも
のであり、蛇腹ホースの内部で塵埃を含む空気が蛇腹ホ
ースの凹凸面に当たると騒音を発生するが、塵埃を含む
空気が当たる箇所の凹凸をなすことにより、蛇腹ホース
に空気が当たることによる騒音を低減することができ、
静音化することができる。
〜12に記載の発明において、蛇腹ホースは、内部を流
通する塵埃を含む空気が当たる箇所の凹凸をなくしたも
のであり、蛇腹ホースの内部で塵埃を含む空気が蛇腹ホ
ースの凹凸面に当たると騒音を発生するが、塵埃を含む
空気が当たる箇所の凹凸をなすことにより、蛇腹ホース
に空気が当たることによる騒音を低減することができ、
静音化することができる。
【0031】請求項14に記載の発明は、上記請求項7
〜13に記載の発明において、蛇腹ホースは、回動部材
と連結する側の端部に曲がり部を形成したものであり、
蛇腹ホースは、通常の使用状態では上方に湾曲してお
り、蛇腹ホースの端部に曲がり部を形成することによ
り、蛇腹ホースを斜め上方に湾曲させることができ、か
つ回転部材への挿入代を確保することができて、確実に
連結することができる。
〜13に記載の発明において、蛇腹ホースは、回動部材
と連結する側の端部に曲がり部を形成したものであり、
蛇腹ホースは、通常の使用状態では上方に湾曲してお
り、蛇腹ホースの端部に曲がり部を形成することによ
り、蛇腹ホースを斜め上方に湾曲させることができ、か
つ回転部材への挿入代を確保することができて、確実に
連結することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0033】(実施例1)図2に示すように、掃除機本
体6は、内部に塵埃を集塵する集塵室7と電動送風機8
を備えており、この掃除機本体6の集塵室に連通するよ
うにホース9の一端を接続している。ホース9の他端に
はくの字状の曲がりパイプ10aとこの曲がりパイプ1
0aと分岐した握り部10bを設けた手元ハンドル10
を取り付けている。曲がりパイプ10aに連通するよう
に延長管11の一端を手元パイプ10に接続し、延長管
11の他端に吸込具12を取り付けている。
体6は、内部に塵埃を集塵する集塵室7と電動送風機8
を備えており、この掃除機本体6の集塵室に連通するよ
うにホース9の一端を接続している。ホース9の他端に
はくの字状の曲がりパイプ10aとこの曲がりパイプ1
0aと分岐した握り部10bを設けた手元ハンドル10
を取り付けている。曲がりパイプ10aに連通するよう
に延長管11の一端を手元パイプ10に接続し、延長管
11の他端に吸込具12を取り付けている。
【0034】また、電動送風機9の排気を吸込具12に
導入する排気通路を吸引通路とは別に、ホース9、曲が
りパイプ10a、延長管11に形成した還流式電気掃除
機にも本発明は適用できるものである。
導入する排気通路を吸引通路とは別に、ホース9、曲が
りパイプ10a、延長管11に形成した還流式電気掃除
機にも本発明は適用できるものである。
【0035】吸込具12は、図1に示すように、前後の
長さが左右の長さより短い吸込具本体13と、この吸込
具本体13の後方に設け、延長管11を接続する接続部
14とよりなり、吸込具本体13の下面の略中央に、吸
込口15を設け、この吸込口15は吸込具本体13の下
面に、その長手方向に延びる吸塵通路16と連通してい
る。また、吸込具本体13の下面前方の両側に前ローラ
ー17を回転自在に取り付け、下面後方の両側に後ロー
ラー18を回転自在に取り付けている。
長さが左右の長さより短い吸込具本体13と、この吸込
具本体13の後方に設け、延長管11を接続する接続部
14とよりなり、吸込具本体13の下面の略中央に、吸
込口15を設け、この吸込口15は吸込具本体13の下
面に、その長手方向に延びる吸塵通路16と連通してい
る。また、吸込具本体13の下面前方の両側に前ローラ
ー17を回転自在に取り付け、下面後方の両側に後ロー
ラー18を回転自在に取り付けている。
【0036】接続部14は、図3に示すように、吸込具
本体13との接続面に対して回動可能に取り付けた第1
の連結部材(第1の連結体)19と、この第1の連結部
材19に対して傾動可能に取り付けた第2の連結部材
(第2の連結体)20とで構成し、第1の連結部材19
と第2の連結部材20とを可撓性を有する接続管を構成
する蛇腹ホース21を介して、後述するように連結して
いる。
本体13との接続面に対して回動可能に取り付けた第1
の連結部材(第1の連結体)19と、この第1の連結部
材19に対して傾動可能に取り付けた第2の連結部材
(第2の連結体)20とで構成し、第1の連結部材19
と第2の連結部材20とを可撓性を有する接続管を構成
する蛇腹ホース21を介して、後述するように連結して
いる。
【0037】吸込具本体13は、上部材22と下部材2
4とで外郭を構成し、下部材24の下面に設けた吸込口
15と吸込具本体1後方の接続部14とを連通する吸込
通路41を形成するため、下部材24と上部材22との
間に中間部材23を配し、中間部材23とか部材24と
で囲まれる空間が吸込通路41となる。
4とで外郭を構成し、下部材24の下面に設けた吸込口
15と吸込具本体1後方の接続部14とを連通する吸込
通路41を形成するため、下部材24と上部材22との
間に中間部材23を配し、中間部材23とか部材24と
で囲まれる空間が吸込通路41となる。
【0038】接続部14が接続される吸込具本体13の
後方には、吸込通路41の出口を設け、この出口には上
部材22とか部材24で形成される回動受け部25が位
置している。この回動受け部25は吸込通路41の出口
より径大な環状溝部により形成している。
後方には、吸込通路41の出口を設け、この出口には上
部材22とか部材24で形成される回動受け部25が位
置している。この回動受け部25は吸込通路41の出口
より径大な環状溝部により形成している。
【0039】第1の連結部材19には、図3および図4
に示すように、回動受け部25の環状溝に嵌合する環状
溝を周面に設けたドーナツ状の回動部材26を設けてい
る。このように回動受け部25の溝と回動部材26の溝
とを嵌合することでラビリンス構造を形成し、回動部分
における気密性を確保しつつ連結している。
に示すように、回動受け部25の環状溝に嵌合する環状
溝を周面に設けたドーナツ状の回動部材26を設けてい
る。このように回動受け部25の溝と回動部材26の溝
とを嵌合することでラビリンス構造を形成し、回動部分
における気密性を確保しつつ連結している。
【0040】回動部材26の開口部には蛇腹ホース21
の一端が連結され、吸込通路41の出口と接続嵌21の
一端が連通される。蛇腹ホース21の他端は第2の連結
部材20に固定した連結部27に接続している。ここ
で、図5に示すように、蛇腹ホース21と回動部材とを
連結して一体化し、さらに連結部27を連結し一体化し
ている。
の一端が連結され、吸込通路41の出口と接続嵌21の
一端が連通される。蛇腹ホース21の他端は第2の連結
部材20に固定した連結部27に接続している。ここ
で、図5に示すように、蛇腹ホース21と回動部材とを
連結して一体化し、さらに連結部27を連結し一体化し
ている。
【0041】第1の連結部材19の一部を構成する回動
部材26には、両側方向に略L字状の腕部が延び、この
腕部に第2の連結部材を傾動軸31を介して傾動自在に
連結している。また、回動部材26の外周には、図4お
よび図6に示すように、外周方向に突出する係止部28
を設け、この係止部28と回動受け部25に設けた被係
止部29とで、第1の連結部材19の回動角度を規制す
る回動規制部30を構成している。
部材26には、両側方向に略L字状の腕部が延び、この
腕部に第2の連結部材を傾動軸31を介して傾動自在に
連結している。また、回動部材26の外周には、図4お
よび図6に示すように、外周方向に突出する係止部28
を設け、この係止部28と回動受け部25に設けた被係
止部29とで、第1の連結部材19の回動角度を規制す
る回動規制部30を構成している。
【0042】さらに説明すると、図6に示すように、回
動受け部25の溝部42には、係止部28が当接するよ
うに内方に突出した被係止部29を設け、回動部材26
を矢印に示すように左右に回動させると、係止部28が
破線で示す位置、つまり、水平状態になる位置で回動が
規制されるようにしている。
動受け部25の溝部42には、係止部28が当接するよ
うに内方に突出した被係止部29を設け、回動部材26
を矢印に示すように左右に回動させると、係止部28が
破線で示す位置、つまり、水平状態になる位置で回動が
規制されるようにしている。
【0043】また、第1の連結部材19と第2の連結部
材20とは、図7に示すように、第1の連結部材19の
内面に内方に向かって設けた傾動軸31で連結してい
る。ここで、傾動軸31の軸心O3の位置を第1の連結
部材19の軸心(第1の連結部材19の回動中心)O1
よりd1だけ高い位置としている。
材20とは、図7に示すように、第1の連結部材19の
内面に内方に向かって設けた傾動軸31で連結してい
る。ここで、傾動軸31の軸心O3の位置を第1の連結
部材19の軸心(第1の連結部材19の回動中心)O1
よりd1だけ高い位置としている。
【0044】また、第1の連結部材19は、図8に示す
ように、吸込具本体13に軸心が略水平になるよう取り
付け、第2の傾動軸20に、図4に示すように、第1の
連結部材19に対向するよう突起部32を設け、第2の
連結部材20が略水平状態で突起部32が第1の連結部
材19に当接し、傾動角度を規制する傾動規制部33を
構成している。
ように、吸込具本体13に軸心が略水平になるよう取り
付け、第2の傾動軸20に、図4に示すように、第1の
連結部材19に対向するよう突起部32を設け、第2の
連結部材20が略水平状態で突起部32が第1の連結部
材19に当接し、傾動角度を規制する傾動規制部33を
構成している。
【0045】また、第1の連結部材19に、第2の連結
部材20に対向するよう突起部34を突出させ、図9に
示すように、第2の連結部材20が略鉛直状態で第2の
連結部材20が突起部34に当接し、傾動角度を規制す
るように構成している。すなわち、第2の連結部材20
は第1の連結部材19に対して、水平状態から鉛直状態
の範囲で傾動できるようにしている。
部材20に対向するよう突起部34を突出させ、図9に
示すように、第2の連結部材20が略鉛直状態で第2の
連結部材20が突起部34に当接し、傾動角度を規制す
るように構成している。すなわち、第2の連結部材20
は第1の連結部材19に対して、水平状態から鉛直状態
の範囲で傾動できるようにしている。
【0046】上記構成において動作を説明すると、掃除
機本体6に通電すると、電動送風機8が回転し、吸込具
本体13より吸い込んだ塵埃は、第1の連結部材19と
第2の連結部材20を連結する蛇腹ホース21を通り、
連結部27に接続した延長管11、ホース9を介して掃
除機本体6に吸引される。
機本体6に通電すると、電動送風機8が回転し、吸込具
本体13より吸い込んだ塵埃は、第1の連結部材19と
第2の連結部材20を連結する蛇腹ホース21を通り、
連結部27に接続した延長管11、ホース9を介して掃
除機本体6に吸引される。
【0047】ここで、第1の連結部材19に対して傾動
自在な第2の連結部材20を接続し、さらに、第2の連
結部材20に接続した延長管11を介して手元ハンドル
10のひねり動作を吸込具12に伝えるので、手元ハン
ドル10のひねり動作、すなわち、手元ハンドル10の
中心軸を中心として手元ハンドル10を回転させること
により、延長管11が回動するとともに、延長管11と
第1の連結部材19とのなす角度が変わる。
自在な第2の連結部材20を接続し、さらに、第2の連
結部材20に接続した延長管11を介して手元ハンドル
10のひねり動作を吸込具12に伝えるので、手元ハン
ドル10のひねり動作、すなわち、手元ハンドル10の
中心軸を中心として手元ハンドル10を回転させること
により、延長管11が回動するとともに、延長管11と
第1の連結部材19とのなす角度が変わる。
【0048】延長管11の回動については、第1の連結
部材19の回動により吸込具本体13の下面が被掃除面
に向いた状態を維持し、延長管11と第1の連結部材1
9とのなす角度の変化は第2の連結部材20が傾動する
ので、同様に吸込具本体13の下面が被掃除面に向いた
状態を維持することができる。
部材19の回動により吸込具本体13の下面が被掃除面
に向いた状態を維持し、延長管11と第1の連結部材1
9とのなす角度の変化は第2の連結部材20が傾動する
ので、同様に吸込具本体13の下面が被掃除面に向いた
状態を維持することができる。
【0049】しかも、延長管11と第1の連結部材19
とのなす角度が変化するように第2の連結部材20を傾
動自在にしたことにより、吸込具本体13を大きく回動
することができ、たとえば、延長管11の軸方向と吸込
具本体13の長手方向(左右方向)をほぼ平行にするこ
とができる。
とのなす角度が変化するように第2の連結部材20を傾
動自在にしたことにより、吸込具本体13を大きく回動
することができ、たとえば、延長管11の軸方向と吸込
具本体13の長手方向(左右方向)をほぼ平行にするこ
とができる。
【0050】この場合、第2の連結部材20の傾動範囲
は吸込具本体13を被掃除面においた状態で、少なくと
も鉛直状態まで傾動できるようにしておく必要があり、
また、延長管11の軸方向を被掃除面と平行にするため
には、吸込具本体13を被掃除面においた状態で少なく
とも水平状態まで傾動できるようにしておく必要があ
り、さらに、延長管11の軸方向と吸込具本体13の長
手方向(左右方向)をほぼ平行にし、かつ、延長管11
の軸方向を被掃除面と平行にするためには、第1の連結
部材19の可動範囲を、手元ハンドル10にひねり動作
を加えていない状態から左右に各々90度以上回動でき
るようにしておく必要がある。
は吸込具本体13を被掃除面においた状態で、少なくと
も鉛直状態まで傾動できるようにしておく必要があり、
また、延長管11の軸方向を被掃除面と平行にするため
には、吸込具本体13を被掃除面においた状態で少なく
とも水平状態まで傾動できるようにしておく必要があ
り、さらに、延長管11の軸方向と吸込具本体13の長
手方向(左右方向)をほぼ平行にし、かつ、延長管11
の軸方向を被掃除面と平行にするためには、第1の連結
部材19の可動範囲を、手元ハンドル10にひねり動作
を加えていない状態から左右に各々90度以上回動でき
るようにしておく必要がある。
【0051】この回動範囲であれば、種々の掃除使用形
態に対応させて吸込具12の向きを変更したり、延長管
11と被掃除面とを平行にしたりすることができ、使い
勝手がよくなる。
態に対応させて吸込具12の向きを変更したり、延長管
11と被掃除面とを平行にしたりすることができ、使い
勝手がよくなる。
【0052】しかも、第1の連結部材19の可動範囲に
ついては、回動規制部30により規制しているので、吸
込具本体13を被掃除面から浮かした状態であっても吸
込具本体13が必要以上に回動してしまい、吸込具本体
13の下面が真上を向いた状態になるのを防止できる。
ついては、回動規制部30により規制しているので、吸
込具本体13を被掃除面から浮かした状態であっても吸
込具本体13が必要以上に回動してしまい、吸込具本体
13の下面が真上を向いた状態になるのを防止できる。
【0053】つまり、吸込具本体13を浮かした状態で
吸込具本体13の下面が真上を向く状態を防止できる範
囲(回動規制範囲左右に各々90度以上180度未満)
に規制しておれば、延長管11を僅かに回動させると、
浮かした状態の吸込具本体13にすぐに回動力が加わ
り、吸込具本体13は第1の連結部材19を中心に回動
し、少なくとも吸込具本体13の下面は被掃除面に対し
て鉛直状態の位置まで簡単に移動する。この状態からは
吸込具本体13の下面を被掃除面側に向けておくことは
容易である。
吸込具本体13の下面が真上を向く状態を防止できる範
囲(回動規制範囲左右に各々90度以上180度未満)
に規制しておれば、延長管11を僅かに回動させると、
浮かした状態の吸込具本体13にすぐに回動力が加わ
り、吸込具本体13は第1の連結部材19を中心に回動
し、少なくとも吸込具本体13の下面は被掃除面に対し
て鉛直状態の位置まで簡単に移動する。この状態からは
吸込具本体13の下面を被掃除面側に向けておくことは
容易である。
【0054】さらに、回動規制部30による回動規制範
囲を90度近傍に設定しておけば、延長管11の軸方向
と吸込具本体13の長手方向(左右方向)をほぼ平行に
し、かつ延長管11を前後方向に移動させて狭い隙間を
掃除する場合、手元ハンドル10にひねり動作を加えれ
ば回動規制がかかり、吸込具本体13が第1の連結部材
19を中心に回動し、吸込具本体13の左右方向の一端
側が被掃除面から浮いた状態になり、大きな塵埃をその
一端側から吸引することができる。
囲を90度近傍に設定しておけば、延長管11の軸方向
と吸込具本体13の長手方向(左右方向)をほぼ平行に
し、かつ延長管11を前後方向に移動させて狭い隙間を
掃除する場合、手元ハンドル10にひねり動作を加えれ
ば回動規制がかかり、吸込具本体13が第1の連結部材
19を中心に回動し、吸込具本体13の左右方向の一端
側が被掃除面から浮いた状態になり、大きな塵埃をその
一端側から吸引することができる。
【0055】ここで、手元ハンドル10にひねり動作を
加えて、吸込具12を被掃除面に対して広範囲に回動さ
せても、第1の連結部材19と第2の連結部材20とを
連結する蛇腹ホース21には、一定方向だけの曲げ力し
か加わらないため、耐久性を向上することができる。ま
た、蛇腹ホース21には一定方向だけの曲げ力しか加わ
らないことから、蛇腹ホース21の伸縮方向に応じて蛇
腹ホース21の山の大きさを変えることで、蛇腹ホース
21を円滑に曲げることができる。
加えて、吸込具12を被掃除面に対して広範囲に回動さ
せても、第1の連結部材19と第2の連結部材20とを
連結する蛇腹ホース21には、一定方向だけの曲げ力し
か加わらないため、耐久性を向上することができる。ま
た、蛇腹ホース21には一定方向だけの曲げ力しか加わ
らないことから、蛇腹ホース21の伸縮方向に応じて蛇
腹ホース21の山の大きさを変えることで、蛇腹ホース
21を円滑に曲げることができる。
【0056】また、蛇腹ホース21の一端を回動部材2
6に連結し、他端を第2の連結部材20に固定する連結
部27に連結し、これらを一体化しているので、蛇腹ホ
ース21の内部を通過する塵埃を含む空気の流れを円滑
にでき、騒音を低減することができて静音化することが
できる。
6に連結し、他端を第2の連結部材20に固定する連結
部27に連結し、これらを一体化しているので、蛇腹ホ
ース21の内部を通過する塵埃を含む空気の流れを円滑
にでき、騒音を低減することができて静音化することが
できる。
【0057】また、第1の連結部材19に対して、第2
の連結部材20の傾動角度を規制する傾動規制部33を
設けているので、延長管11を持ち上げて吸込具本体1
3を被掃除面から浮かした状態にした場合、吸込具本体
13の重量により第2の連結部材20から第1の連結部
材19が下向きに傾動しようとするが、傾動規制部33
により必要以上に吸込具本体13が下向かないようにで
きる。
の連結部材20の傾動角度を規制する傾動規制部33を
設けているので、延長管11を持ち上げて吸込具本体1
3を被掃除面から浮かした状態にした場合、吸込具本体
13の重量により第2の連結部材20から第1の連結部
材19が下向きに傾動しようとするが、傾動規制部33
により必要以上に吸込具本体13が下向かないようにで
きる。
【0058】つまり、吸込具本体13の下面が被掃除面
に対向する状態で傾動規制すれば、浮かした状態から被
掃除面に吸込具本体13を置く操作が良好となる。多
少、被掃除面に対して吸込具本体13の下面が傾斜した
としても、被掃除面に吸込具本体13を置く作業に影響
を与えることはない。したがって、吸込具本体13を浮
かした状態から再度被掃除面に置くという操作におい
て、問題とならない程度に傾動範囲を設定しておくこと
が好ましい。
に対向する状態で傾動規制すれば、浮かした状態から被
掃除面に吸込具本体13を置く操作が良好となる。多
少、被掃除面に対して吸込具本体13の下面が傾斜した
としても、被掃除面に吸込具本体13を置く作業に影響
を与えることはない。したがって、吸込具本体13を浮
かした状態から再度被掃除面に置くという操作におい
て、問題とならない程度に傾動範囲を設定しておくこと
が好ましい。
【0059】少なくとも、浮かした状態で吸込具本体1
3の下面が被掃除面に対して鉛直状態煮になるという傾
動範囲では、再度吸込具本体13を被掃除面に置く場合
に吸込具本体13の前面が被掃除面に当たり、吸込具本
体13の下面を被掃除面に向けるという煩わしい操作が
必要となり好ましくない。
3の下面が被掃除面に対して鉛直状態煮になるという傾
動範囲では、再度吸込具本体13を被掃除面に置く場合
に吸込具本体13の前面が被掃除面に当たり、吸込具本
体13の下面を被掃除面に向けるという煩わしい操作が
必要となり好ましくない。
【0060】なお、浮かした状態で吸込具本体13の下
面が被掃除面側に傾いておれば、吸込具本体13の前面
が被掃除面に当たったとしても、自重により吸込具本体
13の下面が被掃除面側に倒れ、煩わしい操作は解消で
きる。ただ、通常の掃除作業を考慮すると、吸込具本体
13を浮かす状態は頻繁に発生するので、吸込具本体1
3を浮かした状態では水平状態付近で傾動規制が加わる
ようにしておくことが好ましい。
面が被掃除面側に傾いておれば、吸込具本体13の前面
が被掃除面に当たったとしても、自重により吸込具本体
13の下面が被掃除面側に倒れ、煩わしい操作は解消で
きる。ただ、通常の掃除作業を考慮すると、吸込具本体
13を浮かす状態は頻繁に発生するので、吸込具本体1
3を浮かした状態では水平状態付近で傾動規制が加わる
ようにしておくことが好ましい。
【0061】また、第1の連結部材19と第2の連結部
材20とを傾動軸31で連結し、傾動軸31の軸心O3
の位置を第1の連結部材19の軸心O1より高い位置と
しているので、手元ハンドル10の押し力を第1の連結
部材19の回動動作に変換することができるので、吸込
具本体13の回転操作性を高めることができる。
材20とを傾動軸31で連結し、傾動軸31の軸心O3
の位置を第1の連結部材19の軸心O1より高い位置と
しているので、手元ハンドル10の押し力を第1の連結
部材19の回動動作に変換することができるので、吸込
具本体13の回転操作性を高めることができる。
【0062】また、吸込具本体13に形成した回動受け
部25に、第1の連結部材19に形成した回動部材26
を回動自在に嵌合し、回動部材26に係止部28を設
け、回動受け部25に係止部28が当接する被係止部2
9を設けているので、係止部28が被係止部29に当接
することにより第1の連結部材19の回動角度を規制す
る回動規制部を構成することができ、この回動規制部に
より吸込具12を被掃除面より浮かした状態にした場合
でも、吸込具12の吸込口15が上を向く状態まで回転
することがなく、また、係止部28と被係止部29に
は、接続部14内を通過する塵埃が当接することがな
く、回動規制部に塵埃が詰まるのを防止することができ
る。
部25に、第1の連結部材19に形成した回動部材26
を回動自在に嵌合し、回動部材26に係止部28を設
け、回動受け部25に係止部28が当接する被係止部2
9を設けているので、係止部28が被係止部29に当接
することにより第1の連結部材19の回動角度を規制す
る回動規制部を構成することができ、この回動規制部に
より吸込具12を被掃除面より浮かした状態にした場合
でも、吸込具12の吸込口15が上を向く状態まで回転
することがなく、また、係止部28と被係止部29に
は、接続部14内を通過する塵埃が当接することがな
く、回動規制部に塵埃が詰まるのを防止することができ
る。
【0063】なお、本実施例では、第1の連結部材19
と第2の連結部材20とを傾動軸31で連結し、傾動軸
31の軸心O3の位置を第1の連結部材19の軸心O1よ
り高い位置としているが、図10に示すように、傾動軸
31の軸心O3の位置を第1の連結部材19の軸心O1よ
り低くしてもよく、この場合は、手元ハンドル10の押
し力が第1の連結部材19の回動を阻止する方向に作用
するので、吸込具本体13を移動させる場合の直進安定
性を確保することができる。吸込具本体13の回転操作
性を重視する設計にするか、吸込具本体13の直進安定
性を重視する設計にするかを、傾動軸31の位置を第1
の連結部材19の軸心に対して上下方向にずらすことで
簡易に対応することができる。
と第2の連結部材20とを傾動軸31で連結し、傾動軸
31の軸心O3の位置を第1の連結部材19の軸心O1よ
り高い位置としているが、図10に示すように、傾動軸
31の軸心O3の位置を第1の連結部材19の軸心O1よ
り低くしてもよく、この場合は、手元ハンドル10の押
し力が第1の連結部材19の回動を阻止する方向に作用
するので、吸込具本体13を移動させる場合の直進安定
性を確保することができる。吸込具本体13の回転操作
性を重視する設計にするか、吸込具本体13の直進安定
性を重視する設計にするかを、傾動軸31の位置を第1
の連結部材19の軸心に対して上下方向にずらすことで
簡易に対応することができる。
【0064】(実施例2)図11に示すように、第1の
連結部材19に形成した回動部材26aに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21aの一端を連結し、
蛇腹ホース21aの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27aに連結している。この蛇腹ホース21a
は、水平状態としたとき、略軸心より上方の山35の円
弧の半径とピッチを下方の山36の円弧の半径とピッチ
より大きくしている。
連結部材19に形成した回動部材26aに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21aの一端を連結し、
蛇腹ホース21aの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27aに連結している。この蛇腹ホース21a
は、水平状態としたとき、略軸心より上方の山35の円
弧の半径とピッチを下方の山36の円弧の半径とピッチ
より大きくしている。
【0065】また、蛇腹ホース21aの上方の山35と
下方の山36の境界線近傍に凹部37を形成し、この凹
部37に吸込具本体13に接続するリード線38を配線
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
下方の山36の境界線近傍に凹部37を形成し、この凹
部37に吸込具本体13に接続するリード線38を配線
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0066】上記構成において、狭い箇所を掃除すると
きなどに、手元ハンドル10にひねり動作を加えて、第
2の連結部材20が第1の連結部材19に対して、鉛直
状態に傾動させると、蛇腹ホース21aは、略軸心より
上方の山35が内側になるように湾曲する。このとき、
略軸心より上方の山35の円弧の半径とピッチを下方の
山36の円弧の半径とピッチより大きくしているので、
上方の山35は互いに接触することなく、また、下方の
山は大きく延びることにより蛇腹ホース21aを円滑
に、かつ大きな曲率で湾曲させることができる。
きなどに、手元ハンドル10にひねり動作を加えて、第
2の連結部材20が第1の連結部材19に対して、鉛直
状態に傾動させると、蛇腹ホース21aは、略軸心より
上方の山35が内側になるように湾曲する。このとき、
略軸心より上方の山35の円弧の半径とピッチを下方の
山36の円弧の半径とピッチより大きくしているので、
上方の山35は互いに接触することなく、また、下方の
山は大きく延びることにより蛇腹ホース21aを円滑
に、かつ大きな曲率で湾曲させることができる。
【0067】また、蛇腹ホース21aの上方の山35と
下方の山36の境界線近傍に形成した凹部37に吸込具
本体13に接続するリード線38を配線しているので、
蛇腹ホース21aを湾曲させたとき、上方の山35と下
方の山37の境界線近傍は伸縮しないため、ここに吸込
具本体13に接続するリード線38を配線することによ
り、リード線38に関係なく蛇腹ホース21aを湾曲さ
せることができる。
下方の山36の境界線近傍に形成した凹部37に吸込具
本体13に接続するリード線38を配線しているので、
蛇腹ホース21aを湾曲させたとき、上方の山35と下
方の山37の境界線近傍は伸縮しないため、ここに吸込
具本体13に接続するリード線38を配線することによ
り、リード線38に関係なく蛇腹ホース21aを湾曲さ
せることができる。
【0068】(実施例3)図12に示すように、第1の
連結部材19に形成した回動部材26bに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21bの一端を連結し、
蛇腹ホース21bの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27bに連結している。この蛇腹ホース21b
は、回動部材26bの軸心O1を連結部27bの軸心O2
より間隔d2だけ高くして、蛇腹ホース21bを回動部
材26bと連結部27bとに連結している。他の構成は
上記実施例1と同じである。
連結部材19に形成した回動部材26bに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21bの一端を連結し、
蛇腹ホース21bの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27bに連結している。この蛇腹ホース21b
は、回動部材26bの軸心O1を連結部27bの軸心O2
より間隔d2だけ高くして、蛇腹ホース21bを回動部
材26bと連結部27bとに連結している。他の構成は
上記実施例1と同じである。
【0069】上記構成において、回動部材26bの軸心
O1に対して連結部27bの軸心O2を下にずらして蛇腹
ホース21bを連結すると、連結後の蛇腹ホース21b
は、上方が縮み下方が伸びて連結部27b側が斜め上方
になるように湾曲する。この状態で連結部27bに延長
管11を連結し、延長管11に手元ハンドル10および
ホース9を連結すると、手元ハンドル10の位置が使用
者の手の高さとほぼ一致する。また、この状態で、使用
者が吸込具を被掃除面に置くと、吸込具の下面が被掃除
面に当たり、吸込具の一部が被掃除面に当って被掃除面
を傷つけることがなく、操作性と使い勝手を向上するこ
とができる。
O1に対して連結部27bの軸心O2を下にずらして蛇腹
ホース21bを連結すると、連結後の蛇腹ホース21b
は、上方が縮み下方が伸びて連結部27b側が斜め上方
になるように湾曲する。この状態で連結部27bに延長
管11を連結し、延長管11に手元ハンドル10および
ホース9を連結すると、手元ハンドル10の位置が使用
者の手の高さとほぼ一致する。また、この状態で、使用
者が吸込具を被掃除面に置くと、吸込具の下面が被掃除
面に当たり、吸込具の一部が被掃除面に当って被掃除面
を傷つけることがなく、操作性と使い勝手を向上するこ
とができる。
【0070】(実施例4)図13に示すように、第1の
連結部材19に形成した回動部材26cに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21cの一端を連結し、
蛇腹ホース21cの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27cに連結している。第1の連結部材19と
第2の連結部材20とを傾動軸31で連結し、傾動軸3
1の軸心O3の位置を蛇腹ホース21cの軸心O4より間
隔d3だけ上になるようにしている。他の構成は上記実
施例1と同じである。
連結部材19に形成した回動部材26cに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21cの一端を連結し、
蛇腹ホース21cの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27cに連結している。第1の連結部材19と
第2の連結部材20とを傾動軸31で連結し、傾動軸3
1の軸心O3の位置を蛇腹ホース21cの軸心O4より間
隔d3だけ上になるようにしている。他の構成は上記実
施例1と同じである。
【0071】上記構成において、長い蛇腹ホース21c
を縮めて連結すると、蛇腹ホース21cが伸びようとす
るため、傾動軸31の軸心O3の位置が蛇腹ホース21
cの軸心O4より上方にあれば、蛇腹ホース21cが伸
びる力により、連結後の蛇腹ホース21cは連結部27
c側が斜め上方になるように湾曲する。また、傾動軸3
1の軸心O3の位置が蛇腹ホース21cの軸心O4より下
方にあれば、連結後の蛇腹ホース21cは連結部27c
側が斜め下方になるように湾曲する。
を縮めて連結すると、蛇腹ホース21cが伸びようとす
るため、傾動軸31の軸心O3の位置が蛇腹ホース21
cの軸心O4より上方にあれば、蛇腹ホース21cが伸
びる力により、連結後の蛇腹ホース21cは連結部27
c側が斜め上方になるように湾曲する。また、傾動軸3
1の軸心O3の位置が蛇腹ホース21cの軸心O4より下
方にあれば、連結後の蛇腹ホース21cは連結部27c
側が斜め下方になるように湾曲する。
【0072】傾動軸21cの軸心O3の位置を蛇腹ホー
ス21cの軸心O4より上方にし、連結後の蛇腹ホース
21cを連結部27c側が斜め上方になるように湾曲さ
せた状態で、連結部27cに延長管11を連結し、延長
管11に手元ハンドル10およびホース9を連結する
と、手元ハンドル10の位置が使用者の手の高さとほぼ
一致し、また、この状態で、使用者が吸込具12を被掃
除面に置くと、吸込具12の下面が被掃除面に当たり、
吸込具12の一部が被掃除面に当って被掃除面を傷つけ
ることがなく、操作性と使い勝手を向上することができ
る。
ス21cの軸心O4より上方にし、連結後の蛇腹ホース
21cを連結部27c側が斜め上方になるように湾曲さ
せた状態で、連結部27cに延長管11を連結し、延長
管11に手元ハンドル10およびホース9を連結する
と、手元ハンドル10の位置が使用者の手の高さとほぼ
一致し、また、この状態で、使用者が吸込具12を被掃
除面に置くと、吸込具12の下面が被掃除面に当たり、
吸込具12の一部が被掃除面に当って被掃除面を傷つけ
ることがなく、操作性と使い勝手を向上することができ
る。
【0073】(実施例5)図14に示すように、第1の
連結部材19に形成した回動部材26dに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21dの一端を連結し、
蛇腹ホース21dの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27dに連結している。この蛇腹ホース21d
は、内部を流通する塵埃を含む空気が当たる箇所39の
凹凸をなくしている。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
連結部材19に形成した回動部材26dに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21dの一端を連結し、
蛇腹ホース21dの他端を第2の連結部材20に固定す
る連結部27dに連結している。この蛇腹ホース21d
は、内部を流通する塵埃を含む空気が当たる箇所39の
凹凸をなくしている。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
【0074】上記構成において、掃除機本体6に通電す
ると、電動送風機8が回転し、吸込具本体13より吸い
込んだ塵埃は、第1の連結部材19と第2の連結部材2
0を連結する蛇腹ホース21dを通り、連結部27に接
続した延長管11、ホース9を介して掃除機本体6に吸
引される。
ると、電動送風機8が回転し、吸込具本体13より吸い
込んだ塵埃は、第1の連結部材19と第2の連結部材2
0を連結する蛇腹ホース21dを通り、連結部27に接
続した延長管11、ホース9を介して掃除機本体6に吸
引される。
【0075】このとき、蛇腹ホース21dの内部で塵埃
を含む空気は、図14の点線で示す経路で吸引され、塵
埃を含む空気が蛇腹ホース21dの凹凸面に当たると騒
音を発生するが、塵埃を含む空気が当たる箇所39の凹
凸をなすことにより、蛇腹ホース21dに空気が当たる
ことによる騒音を低減することができ、静音化すること
ができる。
を含む空気は、図14の点線で示す経路で吸引され、塵
埃を含む空気が蛇腹ホース21dの凹凸面に当たると騒
音を発生するが、塵埃を含む空気が当たる箇所39の凹
凸をなすことにより、蛇腹ホース21dに空気が当たる
ことによる騒音を低減することができ、静音化すること
ができる。
【0076】(実施例6)図15に示すように、第1の
連結部材19に形成した回動部材26eに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21eの一端を連結し、
この回動部材26eと連結する側の端部に曲がり部40
を形成している。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
連結部材19に形成した回動部材26eに可撓性を有す
る接続管を構成する蛇腹ホース21eの一端を連結し、
この回動部材26eと連結する側の端部に曲がり部40
を形成している。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0077】上記構成において、蛇腹ホース21eは、
通常の使用状態では上方に湾曲しており、蛇腹ホース2
1eの端部に曲がり部40を形成することにより、蛇腹
ホース21eを斜め上方に湾曲させることができ、かつ
回転部材26eへの挿入代を確保することができて、確
実に連結することができる。
通常の使用状態では上方に湾曲しており、蛇腹ホース2
1eの端部に曲がり部40を形成することにより、蛇腹
ホース21eを斜め上方に湾曲させることができ、かつ
回転部材26eへの挿入代を確保することができて、確
実に連結することができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1および2
に記載の発明によれば、吸込具を被掃除面においた状態
で、手元ハンドルをひねり動作させることにより、吸込
具を被掃除面に対して広範囲に回動することができて、
使い勝手を向上することができ、また、第1の連結体と
第2の連結体とを連結する可撓性を有する接続管を一定
方向だけの曲げ力しか加わらないようにできて、耐久性
を向上することができる。
に記載の発明によれば、吸込具を被掃除面においた状態
で、手元ハンドルをひねり動作させることにより、吸込
具を被掃除面に対して広範囲に回動することができて、
使い勝手を向上することができ、また、第1の連結体と
第2の連結体とを連結する可撓性を有する接続管を一定
方向だけの曲げ力しか加わらないようにできて、耐久性
を向上することができる。
【0079】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1の連結体に対し第2の連結体の傾動角度を規制する傾
動規制部を設けたから、吸込具を被掃除面より浮かした
状態にし、再度吸込具を被掃除面においたとき、吸込具
の吸込口を被掃除面に対向させることができ、使い勝手
を向上することができる。
1の連結体に対し第2の連結体の傾動角度を規制する傾
動規制部を設けたから、吸込具を被掃除面より浮かした
状態にし、再度吸込具を被掃除面においたとき、吸込具
の吸込口を被掃除面に対向させることができ、使い勝手
を向上することができる。
【0080】また、請求項4に記載の発明によれば、第
1の連結体は、吸込具本体に軸心が略水平になるよう取
り付け、第2の連結体は、前記第1の連結体に対して、
水平状態から鉛直状態の範囲で傾動できるようにしたか
ら、吸込具を被掃除面においた状態で、手元ハンドルを
ひねり動作させたとき、第1の連結体の回動と相俟っ
て、吸込具と延長管とを略平行にできて、狭い箇所でも
容易に掃除することができ、使い勝手を向上することが
できる。
1の連結体は、吸込具本体に軸心が略水平になるよう取
り付け、第2の連結体は、前記第1の連結体に対して、
水平状態から鉛直状態の範囲で傾動できるようにしたか
ら、吸込具を被掃除面においた状態で、手元ハンドルを
ひねり動作させたとき、第1の連結体の回動と相俟っ
て、吸込具と延長管とを略平行にできて、狭い箇所でも
容易に掃除することができ、使い勝手を向上することが
できる。
【0081】また、請求項5に記載の発明によれば、第
1の連結体と第2の連結体とを傾動軸で連結し、前記傾
動軸の位置を第1の連結体の軸心と異なる位置としたか
ら、傾動軸の位置を第1の連結体の軸心より上にした場
合は、手元ハンドルをひねり動作させたとき、吸込具を
被掃除面に対して広い範囲で回動させることができて、
回動操作性を向上することができ、傾動軸の位置を第1
の連結体の軸心より下にした場合は、手元ハンドルをひ
ねり動作させたとき、吸込具を復帰させる力が働いて、
直進安定性を向上することができる。
1の連結体と第2の連結体とを傾動軸で連結し、前記傾
動軸の位置を第1の連結体の軸心と異なる位置としたか
ら、傾動軸の位置を第1の連結体の軸心より上にした場
合は、手元ハンドルをひねり動作させたとき、吸込具を
被掃除面に対して広い範囲で回動させることができて、
回動操作性を向上することができ、傾動軸の位置を第1
の連結体の軸心より下にした場合は、手元ハンドルをひ
ねり動作させたとき、吸込具を復帰させる力が働いて、
直進安定性を向上することができる。
【0082】また、請求項6に記載の発明によれば、吸
込具本体に形成した回動受け部に、第1の連結体に形成
した回動部材を回動自在に嵌合し、前記回動部材に係止
部を設け、前記回動受け部に前記係止部が当接する被係
止部を設けたから、係止部と被係止部とで第1の連結体
の回動角度を規制する回動規制部を構成することがで
き、この回動規制部により吸込具を被掃除面より浮かし
た状態にした場合でも、吸込具の吸込口が上を向く状態
まで回転することがなく、また、係止部と被係止部に
は、接続部内を通過する塵埃が当接することがなく、回
動規制部に塵埃が詰まるのを防止することができる。
込具本体に形成した回動受け部に、第1の連結体に形成
した回動部材を回動自在に嵌合し、前記回動部材に係止
部を設け、前記回動受け部に前記係止部が当接する被係
止部を設けたから、係止部と被係止部とで第1の連結体
の回動角度を規制する回動規制部を構成することがで
き、この回動規制部により吸込具を被掃除面より浮かし
た状態にした場合でも、吸込具の吸込口が上を向く状態
まで回転することがなく、また、係止部と被係止部に
は、接続部内を通過する塵埃が当接することがなく、回
動規制部に塵埃が詰まるのを防止することができる。
【0083】また、請求項7に記載の発明によれば、可
撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構成し、この蛇腹ホ
ースと、第1の連結体に形成した回動部材とを連結して
一体化したから、蛇腹ホースには一定方向だけの曲げ力
しか加わらないことから、蛇腹ホースの伸縮方向に応じ
て蛇腹ホースの山の大きさを変えることで、蛇腹ホース
を円滑に曲げることができ、この蛇腹ホースと回動部材
とを連結して一体化することにより、蛇腹ホースの内部
を通過する塵埃を含む空気の流れを円滑にでき、騒音を
低減することができて静音化することができる。
撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構成し、この蛇腹ホ
ースと、第1の連結体に形成した回動部材とを連結して
一体化したから、蛇腹ホースには一定方向だけの曲げ力
しか加わらないことから、蛇腹ホースの伸縮方向に応じ
て蛇腹ホースの山の大きさを変えることで、蛇腹ホース
を円滑に曲げることができ、この蛇腹ホースと回動部材
とを連結して一体化することにより、蛇腹ホースの内部
を通過する塵埃を含む空気の流れを円滑にでき、騒音を
低減することができて静音化することができる。
【0084】また、請求項8に記載の発明によれば、可
撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構成し、第1の連結
体に形成した回動部材と、第2の連結部材に固定した連
結部とを前記蛇腹ホースにより連結し一体化したから、
蛇腹ホースの内部を通過する塵埃を含む空気の流れを円
滑にでき、騒音を低減することができて静音化すること
ができる。
撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構成し、第1の連結
体に形成した回動部材と、第2の連結部材に固定した連
結部とを前記蛇腹ホースにより連結し一体化したから、
蛇腹ホースの内部を通過する塵埃を含む空気の流れを円
滑にでき、騒音を低減することができて静音化すること
ができる。
【0085】また、請求項9に記載の発明によれば、可
撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構成し、この蛇腹ホ
ースを水平状態としたとき、略軸心より上方の山の大き
さと下方の山の大きさを変えたから、略軸心より上方の
山の大きさを大きくし、下方の山の大きさを小さくする
ことにより、略軸心より上方の山が内側になるように蛇
腹ホースを湾曲させたとき、上方の山は互いに接触する
ことなく、また、下方の山は大きく延びることにより蛇
腹ホースを円滑に、かつ大きな曲率で湾曲させることが
できる。
撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構成し、この蛇腹ホ
ースを水平状態としたとき、略軸心より上方の山の大き
さと下方の山の大きさを変えたから、略軸心より上方の
山の大きさを大きくし、下方の山の大きさを小さくする
ことにより、略軸心より上方の山が内側になるように蛇
腹ホースを湾曲させたとき、上方の山は互いに接触する
ことなく、また、下方の山は大きく延びることにより蛇
腹ホースを円滑に、かつ大きな曲率で湾曲させることが
できる。
【0086】また、請求項10に記載の発明によれば、
蛇腹ホースの上方の山と下方の山の境界線近傍に、吸込
具本体に接続するリード線を配線したから、リード線に
関係なく蛇腹ホースを湾曲させることができる。
蛇腹ホースの上方の山と下方の山の境界線近傍に、吸込
具本体に接続するリード線を配線したから、リード線に
関係なく蛇腹ホースを湾曲させることができる。
【0087】また、請求項11に記載の発明によれば、
第1の連結体に形成した回動部材の軸心と、第2の連結
部材に固定した連結部の軸心とをずらして、蛇腹ホース
を回動部材と連結部とに連結したから、連結後の蛇腹ホ
ースは、連結部側が斜め上方になるように湾曲し、この
状態で連結部に延長管、手元ハンドルおよびホースを連
結すると、手元ハンドルの位置が使用者の手の高さとほ
ぼ一致し、操作性と使い勝手を向上することができる。
第1の連結体に形成した回動部材の軸心と、第2の連結
部材に固定した連結部の軸心とをずらして、蛇腹ホース
を回動部材と連結部とに連結したから、連結後の蛇腹ホ
ースは、連結部側が斜め上方になるように湾曲し、この
状態で連結部に延長管、手元ハンドルおよびホースを連
結すると、手元ハンドルの位置が使用者の手の高さとほ
ぼ一致し、操作性と使い勝手を向上することができる。
【0088】また、請求項12に記載の発明によれば、
第1の連結体と第2の連結体とを傾動軸で連結し、前記
傾動軸の位置を蛇腹ホースの軸心と異なるようにしたか
ら、連結後の蛇腹ホースは、連結部側が斜め上方になる
ように湾曲し、この状態で連結部に延長管、手元ハンド
ルおよびホースを連結すると、手元ハンドルの位置が使
用者の手の高さとほぼ一致し、操作性と使い勝手を向上
することができる。
第1の連結体と第2の連結体とを傾動軸で連結し、前記
傾動軸の位置を蛇腹ホースの軸心と異なるようにしたか
ら、連結後の蛇腹ホースは、連結部側が斜め上方になる
ように湾曲し、この状態で連結部に延長管、手元ハンド
ルおよびホースを連結すると、手元ハンドルの位置が使
用者の手の高さとほぼ一致し、操作性と使い勝手を向上
することができる。
【0089】また、請求項13に記載の発明によれば、
蛇腹ホースは、内部を流通する塵埃を含む空気が当たる
箇所の凹凸をなくしたから、蛇腹ホースに空気が当たる
ことによる騒音を低減することができ、静音化すること
ができる。
蛇腹ホースは、内部を流通する塵埃を含む空気が当たる
箇所の凹凸をなくしたから、蛇腹ホースに空気が当たる
ことによる騒音を低減することができ、静音化すること
ができる。
【0090】また、請求項14に記載の発明によれば、
蛇腹ホースは、回動部材と連結する側の端部に曲がり部
を形成したから、蛇腹ホースを斜め上方に湾曲させるこ
とができ、かつ回転部材への挿入代を確保することがで
きて、確実に連結することができる。
蛇腹ホースは、回動部材と連結する側の端部に曲がり部
を形成したから、蛇腹ホースを斜め上方に湾曲させるこ
とができ、かつ回転部材への挿入代を確保することがで
きて、確実に連結することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の電気掃除機の吸込具の
下面図
下面図
【図2】同電気掃除機の斜視図
【図3】同電気掃除機の図1に示す吸込具の一部切欠し
たA−A線断面図
たA−A線断面図
【図4】同電気掃除機の吸込具の要部斜視図
【図5】同電気掃除機の吸込具の要部平面図
【図6】同電気掃除機の図3に示す吸込具のB−B線断
面図
面図
【図7】同電気掃除機の図1に示す吸込具のC−C線断
面図
面図
【図8】同電気掃除機の吸込具の接続部を水平にした状
態の側面図
態の側面図
【図9】同電気掃除機の吸込具の接続部を垂直にした状
態の側面図
態の側面図
【図10】同電気掃除機の図1に示す吸込具の他の例の
C−C線断面図
C−C線断面図
【図11】(a) 本発明の第2の実施例の電気掃除機の吸
込具の断面図 (b) 同電気掃除機の吸込具のD−D線断面図
込具の断面図 (b) 同電気掃除機の吸込具のD−D線断面図
【図12】本発明の第3の実施例の電気掃除機の吸込具
の断面図
の断面図
【図13】本発明の第4の実施例の電気掃除機の吸込具
の一部切欠した断面図
の一部切欠した断面図
【図14】本発明の第5の実施例の電気掃除機の吸込具
の断面図
の断面図
【図15】本発明の第6の実施例の電気掃除機の吸込具
の一部切欠した断面図
の一部切欠した断面図
【図16】従来の電気掃除機の吸込具の斜視図
6 掃除機本体 8 電動送風機 9 ホース 10 手元ハンドル 11 延長管 12 吸込具 13 吸込具本体 14 接続部 19 第1の連結部材(第1の連結体) 20 第2の連結部材(第2の連結体) 21 蛇腹ホース(可撓性を有する接続管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒谷 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 間所 康広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤原 保史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA02 BA09 BA26 BA27 3B061 AA06 AA22 AA25 AA26 AA33
Claims (14)
- 【請求項1】 塵埃を吸い込むための電動送風機を備え
た掃除機本体と、前記電動送風機の吸引力が作用する吸
込具と、前記吸込具の移動操作を行なう手元ハンドルを
備え、前記吸込具は、吸込具本体と、この吸込具本体の
後方に設け前記手元ハンドル側を接続する接続部よりな
り、前記接続部は、前記吸込具本体との接続面に対して
回動可能に取り付けられる第1の連結体と、前記第1の
連結体に対し傾動する第2の連結体とで構成し、かつ前
記第1の連結体と第2の連結体とを可撓性を有する接続
管を介して連結した電気掃除機。 - 【請求項2】 塵埃を吸い込むための電動送風機を備え
た掃除機本体と、一端を前記掃除機本体に取り付け前記
電動送風機に連通するホースと、前記ホースの他端に取
り付け前記電動送風機に連通する手元ハンドルと、前記
手元ハンドルに取り付け前記ホースに連通する延長管
と、前記延長管に取り付ける吸込具とを備え、前記吸込
具は、吸込具本体と、この吸込具本体の後方に設け前記
延長管を接続する接続部よりなり、前記接続部は、前記
吸込具本体との接続面に対して回動可能に取り付けられ
る第1の連結体と、前記第1の連結体に対し傾動する第
2の連結体とで構成し、かつ前記第1の連結体と第2の
連結体とを可撓性を有する接続管を介して連結した電気
掃除機。 - 【請求項3】 第1の連結体に対し第2の連結体の傾動
角度を規制する傾動規制部を設けた請求項1または2記
載の電気掃除機。 - 【請求項4】 第1の連結体は、吸込具本体に軸心が略
水平になるよう取り付け、第2の連結体は、前記第1の
連結体に対して、水平状態から鉛直状態の範囲で傾動で
きるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の電
気掃除機。 - 【請求項5】 第1の連結体と第2の連結体とを傾動軸
で連結し、前記傾動軸の位置を第1の連結体の軸心と異
なる位置とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電
気掃除機。 - 【請求項6】 吸込具本体に形成した回動受け部に、第
1の連結体に形成した回動部材を回動自在に嵌合し、前
記回動部材に係止部を設け、前記回動受け部に前記係止
部が当接する被係止部を設けた請求項1〜5のいずれか
1項に記載の電気掃除機。 - 【請求項7】 可撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構
成し、この蛇腹ホースと、第1の連結体に形成した回動
部材とを連結して一体化した請求項1〜6のいずれか1
項に記載の電気掃除機。 - 【請求項8】 可撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構
成し、第1の連結体に形成した回動部材と、第2の連結
部材に固定した連結部とを前記蛇腹ホースにより連結し
一体化した請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃
除機。 - 【請求項9】 可撓性を有する接続管は蛇腹ホースで構
成し、この蛇腹ホースを水平状態としたとき、略軸心よ
り上方の山の大きさと下方の山の大きさを変えた請求項
1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。 - 【請求項10】 蛇腹ホースの上方の山と下方の山の境
界線近傍に、吸込具本体に接続するリード線を配線した
請求項9記載の電気掃除機。 - 【請求項11】 第1の連結体に形成した回動部材の軸
心と、第2の連結部材に固定した連結部の軸心とをずら
して、蛇腹ホースを回動部材と連結部とに連結した請求
項8または9記載の電気掃除機。 - 【請求項12】 第1の連結体と第2の連結体とを傾動
軸で連結し、前記傾動軸の位置を蛇腹ホースの軸心と異
なるようにした請求項8または9記載の電気掃除機。 - 【請求項13】 蛇腹ホースは、内部を流通する塵埃を
含む空気が当たる箇所の凹凸をなくした請求項7〜12
のいずれか1項に記載の電気掃除機。 - 【請求項14】 蛇腹ホースは、回動部材と連結する側
の端部に曲がり部を形成した請求項7〜13のいずれか
1項に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27870099A JP2001095735A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27870099A JP2001095735A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001095735A true JP2001095735A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17600977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27870099A Withdrawn JP2001095735A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001095735A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7958597B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-06-14 | Ab Electrolux | Handheld vacuum cleaner |
US8151411B2 (en) | 2006-04-10 | 2012-04-10 | Ab Electrolux | Vacuum cleaner |
US8225456B2 (en) | 2003-02-10 | 2012-07-24 | Ab Electrolux | Hand held vacuum cleaner |
US8302251B2 (en) | 2006-04-10 | 2012-11-06 | Ab Electrolux | Handheld vacuum unit retention features |
EP2241238A3 (en) * | 2009-04-14 | 2013-04-10 | Dyson Technology Limited | A cleaner head |
US8424154B2 (en) | 2006-04-10 | 2013-04-23 | Ab Electrolux | Vacuum cleaner with filter cleaning means |
JP2019107573A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-07-04 | アイリスオーヤマ株式会社 | 吸込具および電気掃除機 |
JP2019521810A (ja) * | 2016-08-25 | 2019-08-08 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 掃除機のノズル |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27870099A patent/JP2001095735A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8607406B2 (en) | 2003-02-10 | 2013-12-17 | Ab Electrolux | Hand held vacuum cleaner |
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US8707514B2 (en) | 2009-04-14 | 2014-04-29 | Dyson Technology Limited | Cleaner head |
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JP2019107573A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-07-04 | アイリスオーヤマ株式会社 | 吸込具および電気掃除機 |
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