JP2001275906A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸気圧力損失の低減と、操作時の手元への負
担軽減を行うとともにホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 掃除機本体１に一端側が接続されるホ−
ス２と、前記ホ−ス２の他端側に接続される回転パイプ
３と、前記回転パイプ３と回動自在に接続される手元パ
イプ４と、前記手元パイプ４に接続される延長管５及び
吸込具６とを備え、前記手元パイプ４は電動送風機に吸
引される吸気通路を略直状に形成する通気管７と、上方
に設けた把手部９から構成されるとともに、前記通気管
７の長手方向の中心軸に対して、前記回転パイプ３が略
直状から後ろ下がりになるよう回転する構成とした電気
掃除機を提供する。
担軽減を行うとともにホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 掃除機本体１に一端側が接続されるホ−
ス２と、前記ホ−ス２の他端側に接続される回転パイプ
３と、前記回転パイプ３と回動自在に接続される手元パ
イプ４と、前記手元パイプ４に接続される延長管５及び
吸込具６とを備え、前記手元パイプ４は電動送風機に吸
引される吸気通路を略直状に形成する通気管７と、上方
に設けた把手部９から構成されるとともに、前記通気管
７の長手方向の中心軸に対して、前記回転パイプ３が略
直状から後ろ下がりになるよう回転する構成とした電気
掃除機を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用さ
れる電気掃除機に関するものである。
れる電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機として、例え
ば特公平６−１０２０６２号公報、特公平７−１０８２
７４号公報のものが知られている。すなわち、ホ−スと
延長管との間に位置する手元パイプは、湾曲部を有する
曲がりパイプを用いているのが一般的である。吸込具と
掃除機本体との吸気通路の高低を、手元パイプの湾曲部
で繋げるようにして、吸気圧力損失の低減や、ホ−スの
反発力による手元への負担軽減をしている。
ば特公平６−１０２０６２号公報、特公平７−１０８２
７４号公報のものが知られている。すなわち、ホ−スと
延長管との間に位置する手元パイプは、湾曲部を有する
曲がりパイプを用いているのが一般的である。吸込具と
掃除機本体との吸気通路の高低を、手元パイプの湾曲部
で繋げるようにして、吸気圧力損失の低減や、ホ−スの
反発力による手元への負担軽減をしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ホ−ス内にゴミが詰まった場合、棒等で押し出そ
うとしても、手元パイプの曲がり部内の通気管部にて棒
等がホ−ス内に挿入できずゴミ詰まりを解消するのが困
難であった。また常時手元パイプの曲がり部内の通気管
部では、吸気の流れ方向が変わることで必ず損失が発生
し、吸込力の低下を起こしていた。
では、ホ−ス内にゴミが詰まった場合、棒等で押し出そ
うとしても、手元パイプの曲がり部内の通気管部にて棒
等がホ−ス内に挿入できずゴミ詰まりを解消するのが困
難であった。また常時手元パイプの曲がり部内の通気管
部では、吸気の流れ方向が変わることで必ず損失が発生
し、吸込力の低下を起こしていた。
【０００４】本発明は以上のような従来の課題を解決し
ようとするもので、吸気圧力損失の低減を行うととも
に、手元への負担を軽減し、ホ−ス内のゴミ詰まりを容
易に解消できる電気掃除機を提供することを目的として
いる。
ようとするもので、吸気圧力損失の低減を行うととも
に、手元への負担を軽減し、ホ−ス内のゴミ詰まりを容
易に解消できる電気掃除機を提供することを目的として
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、一端が掃除機本体に接続され、他端に回転
パイプを有するホースと、前記回転パイプと回動自在に
接続される手元パイプと、前記手元パイプに接続される
延長管及び吸込具とを備え、前記手元パイプは略直状の
吸気通路を形成する通気管と、上方に設けた把手部から
構成されるとともに、前記通気管の長手方向の中心軸に
対して、前記回転パイプが略直状から後ろ下がりになる
ように回動するようにしたもので、通常使用時には、回
転パイプは、回転パイプに連通したホ−スの重みを受け
てホ−ス側が床面側を向くように回動し、ホ−スの反発
力による手元への負担が軽減された状態となり、又通気
管内での圧力損失も増加することは無い。一方、天井等
の掃除の際には、手元パイプの通気管と回転パイプが略
直状となる様に回転パイプが回転し、手元への負担はホ
−スの重量モ−メントが最小となって最も軽くなるとと
もに、吸気の圧力損失も最小となる。
に本発明は、一端が掃除機本体に接続され、他端に回転
パイプを有するホースと、前記回転パイプと回動自在に
接続される手元パイプと、前記手元パイプに接続される
延長管及び吸込具とを備え、前記手元パイプは略直状の
吸気通路を形成する通気管と、上方に設けた把手部から
構成されるとともに、前記通気管の長手方向の中心軸に
対して、前記回転パイプが略直状から後ろ下がりになる
ように回動するようにしたもので、通常使用時には、回
転パイプは、回転パイプに連通したホ−スの重みを受け
てホ−ス側が床面側を向くように回動し、ホ−スの反発
力による手元への負担が軽減された状態となり、又通気
管内での圧力損失も増加することは無い。一方、天井等
の掃除の際には、手元パイプの通気管と回転パイプが略
直状となる様に回転パイプが回転し、手元への負担はホ
−スの重量モ−メントが最小となって最も軽くなるとと
もに、吸気の圧力損失も最小となる。
【０００６】更にゴミ詰まり時は、回転パイプを回動す
ることにより、通気管と回転パイプがほぼ直状になるた
め、棒等でゴミを押し出すことが容易に行えるものであ
る。
ることにより、通気管と回転パイプがほぼ直状になるた
め、棒等でゴミを押し出すことが容易に行えるものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
一端が掃除機本体に接続され、他端に回転パイプを有す
るホースと、前記回転パイプと回動自在に接続される手
元パイプと、前記手元パイプに接続される延長管及び吸
込具とを備え、前記手元パイプは略直状の吸気通路を形
成する通気管と、上方に設けた把手部から構成されると
ともに、前記通気管の長手方向の中心軸に対して、前記
回転パイプが略直状から後ろ下がりになるように回動す
るようにしたもので、吸気圧力損失の低減を行うととも
に、手元への負担を軽減し、通常使用時には、回転パイ
プは床面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担
が軽減されるとともに、通気管内での圧力損失も増加す
ることは無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できるものである。
一端が掃除機本体に接続され、他端に回転パイプを有す
るホースと、前記回転パイプと回動自在に接続される手
元パイプと、前記手元パイプに接続される延長管及び吸
込具とを備え、前記手元パイプは略直状の吸気通路を形
成する通気管と、上方に設けた把手部から構成されると
ともに、前記通気管の長手方向の中心軸に対して、前記
回転パイプが略直状から後ろ下がりになるように回動す
るようにしたもので、吸気圧力損失の低減を行うととも
に、手元への負担を軽減し、通常使用時には、回転パイ
プは床面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担
が軽減されるとともに、通気管内での圧力損失も増加す
ることは無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できるものである。
【０００８】本発明の請求項２記載の発明は、回転パイ
プと手元パイプとの回動面を、通気管の長手方向中心軸
に対して傾斜させたもので、通常使用時には、回転パイ
プは床面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担
が軽減されるとともに、通気管内での圧力損失も増加す
ることは無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できるものである。
プと手元パイプとの回動面を、通気管の長手方向中心軸
に対して傾斜させたもので、通常使用時には、回転パイ
プは床面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担
が軽減されるとともに、通気管内での圧力損失も増加す
ることは無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できるものである。
【０００９】本発明の請求項３記載の発明は、上記請求
項１または２記載の発明において、少なくとも把手部の
終端部の下方にホ−スが位置するよう構成したもので、
把手部内にホ−スの屈曲部が存在するため、確実にホ−
スの反発力を軽減できるものである。
項１または２記載の発明において、少なくとも把手部の
終端部の下方にホ−スが位置するよう構成したもので、
把手部内にホ−スの屈曲部が存在するため、確実にホ−
スの反発力を軽減できるものである。
【００１０】本発明の請求項４記載の発明は、上記請求
項１〜３のいずれか１項に記載の発明において、手元パ
イプに対して回転パイプを所定角度範囲内で回動自在に
したもので、把手部に設けた電気部品とホ−スに敷接さ
れた導電線とを電気的に接続する導線への張力が加わる
ことを防止できるものである。
項１〜３のいずれか１項に記載の発明において、手元パ
イプに対して回転パイプを所定角度範囲内で回動自在に
したもので、把手部に設けた電気部品とホ−スに敷接さ
れた導電線とを電気的に接続する導線への張力が加わる
ことを防止できるものである。
【００１１】本発明の請求項５記載の発明は、上記請求
項４記載の発明において、手元パイプと回転パイプの接
続部周面に、または手元パイプと回転パイプの抜け止め
部を設け、前記抜け止め部と回転パイプの接続部周面に
回転パイプの回動規制機構を設けたもので、把手部に設
けた電気部品とホ−スに敷接された導電線とを電気的に
接続する導線への張力が加わることを防止できるもので
ある。
項４記載の発明において、手元パイプと回転パイプの接
続部周面に、または手元パイプと回転パイプの抜け止め
部を設け、前記抜け止め部と回転パイプの接続部周面に
回転パイプの回動規制機構を設けたもので、把手部に設
けた電気部品とホ−スに敷接された導電線とを電気的に
接続する導線への張力が加わることを防止できるもので
ある。
【００１２】本発明の請求項６記載の発明は、上記請求
項５記載の発明において、手元パイプまたは抜け止め部
に設けた突起部と、回転パイプに設けた突起部により、
回転パイプの回動規制機構を構成したもので、容易に低
コストで前記回転パイプの回動規制機構を構成できるも
のである。
項５記載の発明において、手元パイプまたは抜け止め部
に設けた突起部と、回転パイプに設けた突起部により、
回転パイプの回動規制機構を構成したもので、容易に低
コストで前記回転パイプの回動規制機構を構成できるも
のである。
【００１３】本発明の請求項７記載の発明は、上記請求
項１〜６のいずれか１項に記載の発明において、通気管
上方部に形成した部品収容部内に設けた電気部品とホ−
スに敷接された導電線とを電気的に接続する導線を、手
元パイプと回転パイプの抜け止め部と通気管が形成する
空間にたるませて配設したもので、導線へ張力が加わる
ことを防止できるものである。
項１〜６のいずれか１項に記載の発明において、通気管
上方部に形成した部品収容部内に設けた電気部品とホ−
スに敷接された導電線とを電気的に接続する導線を、手
元パイプと回転パイプの抜け止め部と通気管が形成する
空間にたるませて配設したもので、導線へ張力が加わる
ことを防止できるものである。
【００１４】
【実施例】（実施例１）以下本発明の第１の実施例を、
図１〜図３を用いて説明する。
図１〜図３を用いて説明する。
【００１５】図３は、電気掃除機の全体を示すもので、
電動送風機１ａを内蔵した掃除機本体１の吸い込み口１
ｂにホ−ス２の一端を接続し、このホ−ス２の他端側に
回転パイプ３が接続され、この回転パイプ３と回動自在
に接続される手元パイプ４と、前記手元パイプ４の反ホ
−ス２側には延長管５の一端側が接続され、延長管５の
他端側には吸込具６が接続されている。
電動送風機１ａを内蔵した掃除機本体１の吸い込み口１
ｂにホ−ス２の一端を接続し、このホ−ス２の他端側に
回転パイプ３が接続され、この回転パイプ３と回動自在
に接続される手元パイプ４と、前記手元パイプ４の反ホ
−ス２側には延長管５の一端側が接続され、延長管５の
他端側には吸込具６が接続されている。
【００１６】図１に示すように、手元パイプ４は一端を
延長管５に接続され、電動送風機１ａに吸引される吸気
通路を略直状に形成する通気管７と、この通気管７上側
に形成した部品収容部８と、この部品収容部８より延設
し通気管７と離間した把手部９から構成されている。前
記部品収容部８内には、電気掃除機の運転をコントロ−
ルする電気部品である制御スイッチ１０が内蔵され、前
記把手部９を握って掃除作業を行うようにしている。
延長管５に接続され、電動送風機１ａに吸引される吸気
通路を略直状に形成する通気管７と、この通気管７上側
に形成した部品収容部８と、この部品収容部８より延設
し通気管７と離間した把手部９から構成されている。前
記部品収容部８内には、電気掃除機の運転をコントロ−
ルする電気部品である制御スイッチ１０が内蔵され、前
記把手部９を握って掃除作業を行うようにしている。
【００１７】ホ−ス２の一端に取り付けられ、かつ手元
パイプ４に回動自在に取着された回転パイプ３の回転接
続部である突出部１５は、一端にホース２の中心軸に対
し傾斜した傾斜面１１を有し、その一部に凹部１２を設
けている。又通気管７の端部にも前記通気管７の中心軸
に対し傾斜した傾斜面１１ａを設け、前記凹部１２に係
合する凸部１３を設け、回転パイプ３の抜け止めを行う
とともに通気管７に対し後ろ下がり状に回動自在になる
よう接合している。１４はホ−スカバ−でホ−ス２の接
合部を保護している。前記傾斜面１１ａは床面に対面す
る方向に傾斜するとともに、前記把手部９内に位置し、
把手部９終端部の下側にホ−ス２が位置するように設け
られている。
パイプ４に回動自在に取着された回転パイプ３の回転接
続部である突出部１５は、一端にホース２の中心軸に対
し傾斜した傾斜面１１を有し、その一部に凹部１２を設
けている。又通気管７の端部にも前記通気管７の中心軸
に対し傾斜した傾斜面１１ａを設け、前記凹部１２に係
合する凸部１３を設け、回転パイプ３の抜け止めを行う
とともに通気管７に対し後ろ下がり状に回動自在になる
よう接合している。１４はホ−スカバ−でホ−ス２の接
合部を保護している。前記傾斜面１１ａは床面に対面す
る方向に傾斜するとともに、前記把手部９内に位置し、
把手部９終端部の下側にホ−ス２が位置するように設け
られている。
【００１８】図２は、回転パイプ３を、図１の状態より
回転させた状態で、通気管７の傾斜面１１ａと回転パイ
プ３の傾斜面１１により手元パイプ４の通気管７に対し
て回転パイプ３が略直状に接続され吸気通路が構成され
ている。
回転させた状態で、通気管７の傾斜面１１ａと回転パイ
プ３の傾斜面１１により手元パイプ４の通気管７に対し
て回転パイプ３が略直状に接続され吸気通路が構成され
ている。
【００１９】上記構成による作用は以下の通りである。
【００２０】掃除機使用中は接続部が傾斜しているた
め、回転パイプ３に連通したホ−ス２の重さにより回転
パイプ３が回転しホ−ス２は、床面方向に傾き、ホ−ス
２の反発力が和らげられ手元への負担が軽減される。
又、通気経路も急激な方向転換でなく緩やかに曲がるた
め特に圧力損失の増加とならない。他方、天井等高い所
を掃除するときには、ホ−ス２の重さにより通気管７と
回転パイプ３が略直状となり、手元への負担はホ−ス２
の重量モ−メントが最小となって最も軽くなるととも
に、吸気の圧力損失も最小となる。万一ホ−ス２内にゴ
ミ詰まりが生じても回転パイプ３を回動させることによ
り、通気管７と回転パイプ３の通路がほぼ直線的に形成
されるため手元パイプ４の先端より棒等で詰まったゴミ
を押し出すことが容易にできる。
め、回転パイプ３に連通したホ−ス２の重さにより回転
パイプ３が回転しホ−ス２は、床面方向に傾き、ホ−ス
２の反発力が和らげられ手元への負担が軽減される。
又、通気経路も急激な方向転換でなく緩やかに曲がるた
め特に圧力損失の増加とならない。他方、天井等高い所
を掃除するときには、ホ−ス２の重さにより通気管７と
回転パイプ３が略直状となり、手元への負担はホ−ス２
の重量モ−メントが最小となって最も軽くなるととも
に、吸気の圧力損失も最小となる。万一ホ−ス２内にゴ
ミ詰まりが生じても回転パイプ３を回動させることによ
り、通気管７と回転パイプ３の通路がほぼ直線的に形成
されるため手元パイプ４の先端より棒等で詰まったゴミ
を押し出すことが容易にできる。
【００２１】（実施例２）次に本発明の第２の実施例
を、図４、図５を用いて説明する。なお上記第１の実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。
を、図４、図５を用いて説明する。なお上記第１の実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。
【００２２】ホ−ス２の他端部に取り付けた回転パイプ
３の回転接続部は一端部に傾斜面１１を有し、その一部
に突出部１５を設け、前記突出部１５外周に凹溝１６を
設けている。手元パイプ４の通気管７端部外周に溝１７
を設けるとともに、その端部は傾斜面１１ａを有し、前
記凹溝１６及び溝１７に係合する突起部１８を有する抜
け止め部材１９を嵌合し回動自在に接続している。ホ−
ス２に敷設された導電線２０と部品収容部８に内蔵した
電気部品である制御スイッチ１０とを電気的に接続する
導線２１を、前記抜け止め部材１９と手元パイプ４の通
気管７の外表面が形成する空間部２２にたるませて配設
している。
３の回転接続部は一端部に傾斜面１１を有し、その一部
に突出部１５を設け、前記突出部１５外周に凹溝１６を
設けている。手元パイプ４の通気管７端部外周に溝１７
を設けるとともに、その端部は傾斜面１１ａを有し、前
記凹溝１６及び溝１７に係合する突起部１８を有する抜
け止め部材１９を嵌合し回動自在に接続している。ホ−
ス２に敷設された導電線２０と部品収容部８に内蔵した
電気部品である制御スイッチ１０とを電気的に接続する
導線２１を、前記抜け止め部材１９と手元パイプ４の通
気管７の外表面が形成する空間部２２にたるませて配設
している。
【００２３】図５は図４のＡ−Ａ断面で、抜け止め部材
１９に突起形状であるストッパ−２３を一体に設けてお
り、回転パイプ３を回転させると、前記回転パイプ３の
突出部１５に設けた突起形状であるリブ２４が当接し、
回動規制を行っている。前記ストッパ−２３は手元パイ
プ４に設けても同様であることは言う迄もない。
１９に突起形状であるストッパ−２３を一体に設けてお
り、回転パイプ３を回転させると、前記回転パイプ３の
突出部１５に設けた突起形状であるリブ２４が当接し、
回動規制を行っている。前記ストッパ−２３は手元パイ
プ４に設けても同様であることは言う迄もない。
【００２４】上記構成による作用は以下の通りである。
【００２５】抜け止め部材１９と通気管７との間に形成
される空間部２２に導線２１をたるませることにより、
手元パイプ４に対して回転パイプ３が所定の角度間で回
転しても、たるみの範囲内で導線２１が移動するため導
線２１へ張力が加わることが防止でき導線２１の断線を
防止するものである。又ストッパ−２３とリブ２４によ
り回動範囲を規制し、導線２１のたるみ以上の回動を防
止するものである。
される空間部２２に導線２１をたるませることにより、
手元パイプ４に対して回転パイプ３が所定の角度間で回
転しても、たるみの範囲内で導線２１が移動するため導
線２１へ張力が加わることが防止でき導線２１の断線を
防止するものである。又ストッパ−２３とリブ２４によ
り回動範囲を規制し、導線２１のたるみ以上の回動を防
止するものである。
【００２６】
【発明の効果】本発明の請求項１記載の発明によれば、
一端が掃除機本体に接続され、他端に回転パイプを有す
るホースと、前記回転パイプと回動自在に接続される手
元パイプと、前記手元パイプに接続される延長管及び吸
込具とを備え、前記手元パイプは略直状の吸気通路を形
成する通気管と、上方に設けた把手部から構成されると
ともに、前記通気管の長手方向の中心軸に対して、前記
回転パイプが略直状から後ろ下がりになるように回動す
るようにしたもので、通常使用時には、回転パイプは床
面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担が軽減
されるとともに、通気管内での圧力損失も増加すること
は無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解消でき
るものである。
一端が掃除機本体に接続され、他端に回転パイプを有す
るホースと、前記回転パイプと回動自在に接続される手
元パイプと、前記手元パイプに接続される延長管及び吸
込具とを備え、前記手元パイプは略直状の吸気通路を形
成する通気管と、上方に設けた把手部から構成されると
ともに、前記通気管の長手方向の中心軸に対して、前記
回転パイプが略直状から後ろ下がりになるように回動す
るようにしたもので、通常使用時には、回転パイプは床
面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担が軽減
されるとともに、通気管内での圧力損失も増加すること
は無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解消でき
るものである。
【００２７】本発明の請求項２記載の発明は、回転パイ
プと手元パイプとの回動面を、通気管の長手方向中心軸
に対して傾斜させたもので、通常使用時には、回転パイ
プは床面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担
が軽減されるとともに、通気管内での圧力損失も増加す
ることは無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できるものである。
プと手元パイプとの回動面を、通気管の長手方向中心軸
に対して傾斜させたもので、通常使用時には、回転パイ
プは床面側に曲がりホ−スの反発力による手元への負担
が軽減されるとともに、通気管内での圧力損失も増加す
ることは無い。また、ホ−ス内のゴミ詰まりを容易に解
消できるものである。
【００２８】本発明の請求項３記載の発明は、少なくと
も把手部の終端部の下方にホ−スが位置するよう構成し
たもので、把手部内にホ−スの屈曲部が存在するため、
確実にホ−スの反発力を軽減できるものである。
も把手部の終端部の下方にホ−スが位置するよう構成し
たもので、把手部内にホ−スの屈曲部が存在するため、
確実にホ−スの反発力を軽減できるものである。
【００２９】本発明の請求項４記載の発明は、手元パイ
プに対して回転パイプを所定角度範囲内で回動自在にし
たもので、把手部に設けた電気部品とホ−スに敷接され
た導電線とを電気的に接続する導線への張力が加わるこ
とを防止できるものである。
プに対して回転パイプを所定角度範囲内で回動自在にし
たもので、把手部に設けた電気部品とホ−スに敷接され
た導電線とを電気的に接続する導線への張力が加わるこ
とを防止できるものである。
【００３０】本発明の請求項５記載の発明は、上記請求
項４記載の発明において、手元パイプと回転パイプの接
続部周面に、または手元パイプと回転パイプの抜け止め
部を設け、前記抜け止め部と回転パイプの接続部周面に
回転パイプの回動規制機構を設けたもので、把手部に設
けた電気部品とホ−スに敷接された導電線とを電気的に
接続する導線への張力が加わることを防止できるもので
ある。
項４記載の発明において、手元パイプと回転パイプの接
続部周面に、または手元パイプと回転パイプの抜け止め
部を設け、前記抜け止め部と回転パイプの接続部周面に
回転パイプの回動規制機構を設けたもので、把手部に設
けた電気部品とホ−スに敷接された導電線とを電気的に
接続する導線への張力が加わることを防止できるもので
ある。
【００３１】本発明の請求項６記載の発明は、上記請求
項５記載の発明において、手元パイプまたは抜け止め部
に設けた突起部と、回転パイプに設けた突起部により、
回転パイプの回動規制機構を構成したもので、容易に低
コストで前記回転パイプの回動規制機構を構成できるも
のである。
項５記載の発明において、手元パイプまたは抜け止め部
に設けた突起部と、回転パイプに設けた突起部により、
回転パイプの回動規制機構を構成したもので、容易に低
コストで前記回転パイプの回動規制機構を構成できるも
のである。
【００３２】本発明の請求項７記載の発明は、上記請求
項１〜６のいずれか１項に記載の発明において、通気管
上方部に形成した部品収容部内に設けた電気部品とホ−
スに敷接された導電線とを電気的に接続する導線を、手
元パイプと回転パイプの抜け止め部と通気管が形成する
空間にたるませて配設したもので、導線へ張力が加わる
ことを防止できるものである。
項１〜６のいずれか１項に記載の発明において、通気管
上方部に形成した部品収容部内に設けた電気部品とホ−
スに敷接された導電線とを電気的に接続する導線を、手
元パイプと回転パイプの抜け止め部と通気管が形成する
空間にたるませて配設したもので、導線へ張力が加わる
ことを防止できるものである。
【図１】本発明の第１の実施例を示す電気掃除機の手元
部の要部断側面図
部の要部断側面図
【図２】同電気掃除機の作用状態を示す手元部の要部断
側面図
側面図
【図３】同電気掃除機の全体図
【図４】本発明の第２の実施例を示す電気掃除機の手元
部の要部断側面図
部の要部断側面図
【図５】図４におけるＡ−Ａ断面図
１ 掃除機本体 ２ ホ−ス ３ 回転パイプ ４ 手元パイプ ５ 延長管 ６ 吸込具 ７ 通気管 ８ 部品収容部 ９ 把手部 １０ 制御スイッチ １１ 傾斜面 １１ａ 傾斜面 １２ 凹部 １３ 凸部 １４ ホ−スカバ− １５ 突出部 １６ 凹溝 １７ 溝 １８ 突起部 １９ 抜け止め部材 ２０ 導電線 ２１ 導線 ２２ 空間部 ２３ ストッパ− ２４ リブ
Claims (7)
- 【請求項１】 一端が掃除機本体に接続され、他端に回
転パイプを有するホースと、前記回転パイプと回動自在
に接続される手元パイプと、前記手元パイプに接続され
る延長管及び吸込具とを備え、前記手元パイプは略直状
の吸気通路を形成する通気管と、上方に設けた把手部か
ら構成されるとともに、前記通気管の長手方向の中心軸
に対して、前記回転パイプが略直状から後ろ下がりにな
るように回動するようにした電気気掃除機。 - 【請求項２】 回転パイプと手元パイプとの回動面を、
通気管の長手方向中心軸に対して傾斜させた請求項１記
載の電気掃除機。 - 【請求項３】 少なくとも把手部の終端部の下方にホ−
スが位置するよう構成した請求項１または２記載の電気
掃除機。 - 【請求項４】 手元パイプに対して回転パイプを所定角
度範囲内で回動自在にした請求項１〜３のいずれか１項
に記載の電気掃除機。 - 【請求項５】 手元パイプと回転パイプの接続部周面
に、または手元パイプと回転パイプの抜け止め部を設
け、前記抜け止め部と回転パイプの接続部周面に回転パ
イプの回動規制機構を設けた請求項４記載の電気掃除
機。 - 【請求項６】 手元パイプまたは抜け止め部に設けた突
起部と、回転パイプに設けた突起部により、回転パイプ
の回動規制機構を構成した請求項５記載の電気掃除機。 - 【請求項７】 通気管上方部に形成した部品収容部内に
設けた電気部品とホ−スに敷接された導電線とを電気的
に接続する導線を、手元パイプと回転パイプの抜け止め
部と通気管が形成する空間にたるませて配設した請求項
１〜６のいずれか１項に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000088011A JP2001275906A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000088011A JP2001275906A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001275906A true JP2001275906A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18603943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000088011A Pending JP2001275906A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001275906A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1329001C (zh) * | 2004-12-02 | 2007-08-01 | 三星光州电子株式会社 | 抽吸软管组件和具有其的真空吸尘器 |
| JP2013188372A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | ホースカバーおよび掃除機 |
| US9955838B2 (en) | 2015-09-14 | 2018-05-01 | Dyson Technology Limited | Handle assembly for a vacuum cleaner |
| US10165921B2 (en) | 2015-09-14 | 2019-01-01 | Dyson Technology Limited | Handle assembly for a vacuum cleaner |
| US10463216B2 (en) | 2016-04-08 | 2019-11-05 | Dyson Technology Limited | Wand and hose assembly for a vacuum cleaner |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000088011A patent/JP2001275906A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1329001C (zh) * | 2004-12-02 | 2007-08-01 | 三星光州电子株式会社 | 抽吸软管组件和具有其的真空吸尘器 |
| JP2013188372A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | ホースカバーおよび掃除機 |
| US9955838B2 (en) | 2015-09-14 | 2018-05-01 | Dyson Technology Limited | Handle assembly for a vacuum cleaner |
| US10165921B2 (en) | 2015-09-14 | 2019-01-01 | Dyson Technology Limited | Handle assembly for a vacuum cleaner |
| US10463216B2 (en) | 2016-04-08 | 2019-11-05 | Dyson Technology Limited | Wand and hose assembly for a vacuum cleaner |
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