JP2005152492A - 電気掃除機 - Google Patents

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Sadao Fukushima
定男 福島
Shinichi Hagino
真一 萩野
Noriyuki Murao
則行 村尾
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Abstract

【課題】伸縮パイプの内管と外管とを電気的に接続する配線機構に不具合が生じることを防止することができると共に、吸込抵抗を低下させることなく外管の径を小さくして軽量化を図ることができる電気掃除機を提供することを課題とする。
【解決手段】伸縮パイプ2は外管7と外管7内に摺動自在に収納される内管8とから構成され、伸縮パイプ2の両端部における吸気流路の外側には回転ブラシを駆動する電動機に電源を接続するための連絡配線用端子13,28が配設され、また伸縮パイプ2の吸気流路の外側には両端子間を連通させる配線スペースが形成され、この配線スペース内には両端子間を連絡し且つ伸縮パイプ2の伸縮と共に伸縮する伸縮スプリング47式の連絡配線が配設され、さらに配線スペースの空き空間には外管から内管が抜け出ることを防止する抜止機構16,38が配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電気掃除機の本体と、電動機により回転する回転ブラシを有する床用吸込具との間に介在し、外管に対して内管を伸縮自在に収納する伸縮パイプを備えた電気掃除機に関する。
この種、電気掃除機の伸縮パイプは、外管と、外管内に摺動自在に収納される内管とから構成され、内管を外管の外側へ引き出して伸縮パイプを伸ばす際、外管側の内管端部から外方に突出している端子が外管の端部材に配設された端子に接続することにより、外管と内管は電気的に接続されるようになっている。また、内管の外周面に装着されたシーリングにより内管の外周面と外管の内周面との空間をシールすると共に、シリングと略同形状の、内管の外周面に装着されたストップリングが外管の端部材に当接することにより内管は外管に対して抜け止めされるようになっているものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−290099号公報
しかしながら、外管側の内管端部から外方に突出している端子は、内管の外周面と外管の内周面との間の空間に臨んでいるため、この端子は床用吸込具から吸込まれる塵埃を含んだ空気に常に触れている。従って、例えば、水分を含んだごみ等を床用吸込具から吸込んだ場合、ごみ等に含まれている水分により端子が錆付いてしまい接触不良を起こしたり、端子間が湿ったごみ等により連通してしまい短絡する虞があった。
また、外管内に摺動自在に収納される内管は、内管の外周面にシーリングやストップリングを装着しているため、シーリングやストップリングを装着した分だけ外管の径が大きくなってしまう問題点があった。この問題点を解決するために外管の径を小さくする方法が考えられるが、そうすれば、内管の径が極端に小さくなって吸込みの抵抗が増大し、吸込性能が低下する問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、伸縮パイプの内管と外管とを電気的に接続する配線機構に不具合が生じることを防止することができると共に、吸込抵抗を低下させることなく外管の径を小さくして軽量化を図ることができる電気掃除機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段は、電気掃除機の本体と、電動機により回転駆動する回転ブラシを有する床用吸込具と、本体と床用吸込具間に介在する伸縮パイプとを備えた電気掃除機において、前記伸縮パイプは外管と外管内に摺動自在に収納される内管とから構成され、伸縮パイプの両端部における吸気流路の外側には回転ブラシを駆動する電動機に電源を接続するための連絡配線用端子が配設され、また伸縮パイプの吸気流路の外側には両端子間を連通させる配線スペースが形成され、この配線スペース内には両端子間を連絡する連絡配線が配設され、さらに配線スペースの空き空間には外管から内管が抜け出ることを防止する抜止機構が配置されていることを特徴とする。
上記課題を解決するための手段において、前記外管側の配線スペースは、外管側の連絡配線用端子を含む外管の吸気流路の外周面と、この外周面を内管側へ向かって軸方向に覆
う外管蓋との間に形成され、内管側の配線スペースは、一方が内管側の連絡配線用端子近傍の吸気流路の外周面とこの外周面を覆うカバー部との間に形成されると共に、他方がカバー部から外管側へ向かって軸方向に延設された延設部と延設部の下方を覆う底板との間に形成され、延設部及び底板は外管の吸気流路の外周面と外管蓋との間の空間に摺動自在に収納されると共に、延設部と外管蓋との間に外管からの内管の突出量を調整する調整機構が形成されてもよい。
また、前記外管側の配線スペースを構成する吸気流路の外周面の内管挿入口近傍には、外周側へ向けて突出する突条が軸方向に沿って形成されていると共に、内管の底板には、突条と摺動自在に係合する凹溝が軸方向に沿って形成されてもよい。
また、前記抜止機構は、外管に形成された突条と、内管の延設部の先端部近傍に装着され、突条に当接自在なストッパーとから構成されてもよい。
また、前記ストッパーが装着される延設部の先端部近傍には、上方から突条より低い位置まで凹設された凹所が形成されると共に、底板に被係合手段が形成され、ストッパーには、凹所に挿入され、突条に当接自在な当接部が形成されていると共に、被係合手段に係合する係合手段が形成されてもよい。
また、前記ストッパーの当接部の下端から突条の上端までの距離は、ストッパーの上端から外管蓋の内壁までの距離より長くなるように形成されてもよい。
また、前記伸縮パイプは、PP樹脂により形成され、床用吸込具側の伸縮パイプの外周面にABS樹脂により形成された取付台を装着すると共に、取付台に簡易ブラシは回動自在に装着されてもよい。
また、前記内管は、床用吸込具側に向けて配設されると共に、前記取付台は、内管の吸気流路の外周面とカバー部との間に狭持されて内管に装着されてもよい。
また、前記取付台は、簡易ブラシを所定の回動位置で係止させる係合手段を備えてもよい。
本発明の請求項1の構成によれば、内管と外管とを電気的に連通させる配線機構は、床用吸込具から吸気される塵埃を含んだ空気流路に触れないため、配線機構は塵埃を含んだ空気による悪影響を受けることはなく、配線機構の劣化を防止することができる。また、抜止機構は配線スペースの空き空間に形成しているため、デッドスペースを有効利用して省スペース化を図ることができると共に、外管の外径を大きくすることなく内管を外管から抜け止めすることができ、伸縮パイプの軽量化を図ることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、外管側の配線スペースを構成する外管蓋と、内管側の配線スペースを構成する延設部との間に、外管からの内管の突出量を調整する調整機構が形成されているため、構成を簡素化することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によれば、外管配線スペースを構成する外管の吸気流路の外周面に形成された突条と、内管配線スペースを構成する底板に形成され、突条に摺動自在に係合する凹溝とが摺動のガイドとなるため、外管と内管との摺動性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によれば、内管の延設部の先端近傍にストッパーを装着すると
いう簡単な構成により、外管の外径を大きくすることなく内管を外管から抜け止めすることができ、構成を簡素化することができると共に、伸縮パイプの軽量化を図ることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によれば、ストッパーは、内管配線スペースの上方から容易に装着することができるため、ストッパーの装着作業性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、ストッパーの当接部の下端から突条の上端までの距離は、ストッパーの上端から外側配線部の上壁内面までの距離より長くなるように形成されているため、何らかの原因でストッパーの係合手段が破損した場合でも、内管の抜け止め機能を維持させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によれば、内管及び外管は、比較的軽量なPP樹脂により形成されているため、さらに伸縮パイプの軽量化を図ることができる。取付台をABS樹脂により形成しているため、簡易ブラシの回動の耐久性に問題が生じることを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によれば、取付台は、内管配線スペースを構成する部品により狭持されて装着されるため、取付台の装着作業性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項9の構成によれば、取付台に簡易ブラシを所定の回動位置で係止させる係合手段を形成しているため、簡易ブラシの操作性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明に係る電気掃除機1を実施するための最良の伸縮パイプ2の形態を図1乃至図13に基づいて説明する。
電気掃除機1は、図示しない集塵部を有する本体3と、本体3に接続されるホース4と、ホース4に接続され、グリップ5を握った状態で本体3の操作ができる手元操作部6と、外管7が手元操作部6に接続され、外管7に対して内管8を摺動自在に収納すると共に、外管7から内管8までの後述する配線機構を備えた伸縮パイプ2と、伸縮パイプ2の内管8に接続され、図示しない回転ブラシを駆動する電動機を備えた床用吸込具9とから構成されている(図10参照)。そして、ホース4及び手元操作部6には図示しない配線機構が備えられており、本体3からの電力は、ホース4、手元操作部6及び伸縮パイプ2を介して床用吸込具9の電動機に供給されるようになっている。床用吸込具9から吸気される吸気の上流側に内管8が位置しているため、内管8と外管7との段差に塵埃が引っ掛かることはなく、円滑に塵埃を吸引することができるようになっている。
伸縮パイプ2は、手元操作部6に着脱自在に装着され、PP樹脂により略筒状に形成された外管7と、床用吸込具9に着脱自在に装着されると共に、外管7内に摺動自在に収納され、PP樹脂により略筒状に形成された内管8とから構成されている。外管7は、外管部10の内周面に形成された外管吸気流路11と、外管吸気流路11と隔離されて外管部10の外周面に形成された外管配線スペース12と、外管配線スペース12の反内管8側の端部に形成され、手元操作部6に電気的に接続される一対の第1端子13が装着される第1端子装着部14と、外管配線スペース12の上壁を構成する外管蓋15と、内管8側の外管配線スペース12の端部に軸方向に沿って外方に突出形成された2本の突条16と、外管配線スペース12の突条16より外周側に形成され、外管7からの内管8の突出量
を調整する調整機構17とから構成されている(図1及び図2参照)。
調整機構17は、突条16の外周側に配設され、支部18を回動中心として回動自在に支持された調整ボタン19と、調整ボタン19の先端に係合すると共に、後述する内管8の凹部46に係脱自在に係合する操作部20と、支部18に対して操作部20と反対側の調整ボタン19の下部に配設され、操作部20を下方に付勢するスプリング21と、調整ボタン19の一部が露出する孔22を有すると共に、調整ボタン19等を覆い螺子23により装着されるカバー24とから構成されている(図1乃至図4参照)。
内管8は、内管部25の内周面に形成された内管吸気流路26と、外管配線スペース12に対応する位置の、反外管7側の内管部25端部の外周面に形成された装着部27と、装着部27に形成され、床用吸込具9に電気的に接続される一対の第2端子28が装着される第2端子装着部29と、装着部27に形成され、床用吸込具9を係止するフック30が装着されるフック装着部31と、装着部27を覆うカバー部32を有すると共に、内管部25の外周面と間隔を隔てて軸方向に延設された延設部33を有する内管蓋34と、内管部25の外周面と間隔を隔てて延設部33の下部に装着される底板35と、装着部27とカバー部32との間に狭持されて固定されるABS樹脂により形成された取付台36と、取付台36に回動自在に装着されるABS樹脂により形成された簡易ブラシ37と、外管7側の延設部33の端部に装着されるストッパー38とから構成されている(図1乃至図5参照)。
ストッパー38は、略コ字状に形成され、突条16に当接自在な当接部39と、底板35に係合する係合爪40が設けられている。当接部39は2本の突条16の間隔より幅広に形成されている。当接部39に対応する延設部33及び底板35には当接部39が貫通する貫通孔41が設けられ、貫通孔41を介して当接部39は上方から外管配線スペース12の底面に近接するようになっている。底板35にはストッパー38の係合爪40が係合する被係合部42が形成されている。ストッパー38の当接部39の下端から突条16の上端までの距離は、ストッパー38の上端から外管蓋15の内壁までの距離より長くなるように形成されている(図3及び図4参照)。
底板35と延設部33とから形成された空間は、内管8の配線を収納する内管配線スペース43となっている。底板35の底面には、突条16に対応する位置に突条16に摺動自在に係合する上方に凹設された凹溝44が軸方向に沿って形成されており、内管配線スペース43は外管配線スペース12内に摺動自在に収納されると共に、内管部25は外管部10内に摺動自在に収納されるようになっている。内管部25外周面と外管部10内周面との隙間は、外管7側の内管部10の外周面に装着された自己潤滑性を有するシリコン入りのパッキン45により閉塞される。そして、パッキン45自身が有する潤滑性により内管部25の摺動性を向上させている。
内管蓋34の延設部33の外周面には、下方に向けて凹設され、外管7の操作部20が係合する凹部46が軸方向に沿って複数形成されている。相対向する一対の第1端子13と第2端子28とは、電導性が良好で強靭なバネ材(本発明の形態においてはリン青銅鋼)で形成された一対の伸縮スプリング47により電気的に接続されている。伸縮スプリング47はスリーブ48により覆われて保護されている(図1乃至図4参照)。
取付台36は、周方向の一側面が軸方向に沿って切欠かれた開放部49を有する略円筒形状をしている。取付台36の一端側の開放部49には、互いに内側に延設する鍔部50が夫々形成されている。鍔部50には装着部27に形成された一対の凸部51に係止する取付穴52が夫々形成されている。取付台36の他端側の開放部49には、互いに内側に延設すると共に、上方に屈曲する抜止部53が形成されている。取付台36の相対向する
外周面には、外方に突出する一対の突部54が形成されている。突部54の開放部49側には一対の係止孔55が形成されている。カバー部32には、取付台36の鍔部50及び抜止部53との干渉を防止するための、逃し部56が形成されている(図5参照)。
簡易ブラシ37は、ベース部57と、ベース部57の一側面に配設されたブラシ部58とから構成された略U字状の形状をしている。ベース部57には取付台36の突部54に係合する一対の回動中心孔59が形成されている。回動中心孔59に対して開放側には、簡易ブラシ37が収納状態で係止孔55に係合する第1係止突部60が左右一対形成されている。回動中心孔59に対して開放側と反対側の位置には、簡易ブラシ37が使用状態で係止孔55に係合する第2係止突部61が左右一対形成されている(図5参照)。
外管7の外周面には、図示しない隙間用ノズル等の付属部品が係合するスリーブ部62を有する付属部品収納部63がネジ64により装着されている。内管8の外周面には、伸縮パイプ2等を立てた状態で本体3に収納するためのスタンドピース65が図示しないネジ体により装着されている(図1、図5、図10参照)。
本体3の後方上部には本体3の駆動状態を表示する表示部66aが形成されている。従来の表示部66は図13に示すように、レンズ65がLED66等の発光部品を載置している基板67に接触して基板67が破損することを防止するために、レンズ65と基板67との間に距離を設けていた。しかしながら、この構成では、基板67とレンズ65との間に距離があるため、レンズ65への光の損失が大きくなって高輝度を有するLED66が必要となりコストが上昇してしまう。また、レンズ65とLED66との位置関係がずれる虞があり、この場合には表示部66が所定の輝度で表示できなくなる虞がある。
これに対して、本形態では、図11に示す表示部66aのようにレンズ65と基板67とを一体的に下側部品68に螺子体69で固定している。この構成により、基板67とレンズ65とを近接させることができるため、高輝度のLED66が不要となりコストの低減化を図ることができると共に、レンズ65とLED66との位置関係がずれることはなく、表示部66は所定の輝度を維持させることができる。また、レンズ65に外力が加わった際、例えば、下側部品68に力を分散させる等の外力を基板67以外に分散させる図示しない力分散手段をレンズ65の一部に形成することにより、レンズ65に外力が加わっても基板67が破損することはない。
図12は他の表示部66bの構成を示している。表示部66aは螺子体69によりレンズ65と基板67とを一体的に固定したが、表示部66bはレンズ65に爪部70を形成すると共に、下側部品68に爪部70が係合する段部71を形成している。この表示部66bの構成により、表示部66aと同様にレンズ65と基板67とを一体的に固定することができ、基板67とレンズ65とを近接させることができるため、高輝度のLED66が不要となりコストの低減化を図ることができると共に、レンズ65とLED66との位置関係がずれることはなく、表示部66bは所定の輝度を維持させることができる。
次に伸縮パイプの組立て順序を説明する。第1端子13と第2端子28とをスリーブ48で保護された伸縮スプリング47を介して電気的に接続する。内管蓋34を裏返し一対の伸縮スプリング47を第1端子13が延設部33側なるようにして、スリーブ48を介して内管蓋34の裏面に形成された図示しない配線部に沿って配線し、第1端子13及び第2端子28が底板35から外側に出るような状態にして底板35を内管蓋34に超音波溶着により固着する。
第2端子28を第2端子装着部29に装着すると共に、フック30をフック装着部31に装着し、取付台36の鍔部50に形成された取付穴52を装着部27の凸部51に係止
させて取付台36を仮固定した後、カバー部32を装着部27に超音波溶着により固着する。簡易ブラシ37の回動中心孔59を突部54に係合させて簡易ブラシ37を取付台36に装着すると共に、スタンドピース65を外管7に挿入される側から内管8に挿入し、スタンドピース65を内管8に圧入装着する。外管部10側の内管部25端部の外周にパッキン45を装着する(図1及び図2参照)。
内管部25を外管部10内に挿入すると共に、内管配線スペース43を外管配線スペース12内に挿入し、外管7側の内管蓋34先端にストッパー38を装着する。第1端子装着部14に第1端子13を装着し外管蓋15をねじ72によって固定する。調整ボタン19、操作部20及びスプリング21を組立てた後、螺子23によりカバー24を装着する。外管7の外周面に付属部品収納部63をネジ64によって固定することにより伸縮パイプ2の組立てが終了する。
この時、簡易ブラシ37の第1係止突部60を取付台36の係止孔55に係合させることにより簡易ブラシ37は収納状態で係止する(図8参照)。また、簡易ブラシ37の第2係止突部61を取付台36の係止孔55に係合させることにより簡易ブラシ37は使用状態で係止する(図9参照)。
伸縮パイプ2はこのように構成されており、内管8と外管7とを電気的に連通させる配線機構は、床用吸込具9から吸気される塵埃を含んだ空気に触れないため、配線機構は塵埃を含んだ空気による悪影響を受けることはない。また、配線機構は、内管配線スペース43と外管配線スペース12により覆われているため、配線機構に埃が堆積することを防止することができ、埃による配線機構の悪影響を防止することができると共に、内管配線スペース43と外管配線スペース12とにより抜止機構を構成することができ、構成を簡素化することができる。
外管配線スペース12に形成された突条16と、内管配線スペース43に形成された凹溝44とが摺動のガイドとなるため、外管7と内管8との摺動性が向上する。また、外管7側の内管配線スペース43の端部にストッパー38を装着することにより、外管7の外径を大きくすることなく内管8を外管7から抜け止めすることができ、伸縮パイプ2の軽量化を図ることができる。内管8及び外管7は、比較的軽量なPP樹脂により形成されているため、さらに伸縮パイプ2の軽量化を図ることができる。
伸縮パイプ2をPP樹脂により形成すると、伸縮パイプ2に簡易ブラシ37を装着した場合、PP樹脂は比較的柔らかいため、簡易ブラシ37の回動耐久性に支障が生じる虞がある。そこで、比較的硬いABS樹脂により形成された取付台36を伸縮パイプ2の外周面に装着し、この取付台36に簡易ブラシ37を回動自在に装着することによりこの問題を解決している。
外管7からの内管8の突出量を調整する調整機構17は、外管配線スペース12と内管配線スペース43間に形成されているため、構成を簡素化することができる。
取付台36は、内管8の装着部27とカバー部32とにより狭持されて装着されるため、取付台36の装着作業性を向上させることができる。また、取付台36に簡易ブラシ37を所定の回動位置で係止させる係合手段である突部54及び係止孔55を形成しているため、簡易ブラシ37の操作性を向上させることができる。
ストッパー38は、内管蓋34の上方から容易に装着することができるため、ストッパー38の装着作業性を向上させることができる。ストッパー38の当接部39の下端から突条16の上端までの距離は、ストッパー38の上端から外管蓋15の内壁までの距離よ
り長くなるように形成されているため、何らかの原因でストッパー38の係合手段が破損した場合でも、内管8の抜止機能を維持させることができる。
突条16及び凹溝44は、一対の伸縮スプリング47間に配設されているため、伸縮スプリング47により形成されたデッドスペースを有効利用して省スペース化を図ることができるため、外管7の外径を小さくすることができる。また、突条16及び凹溝44により一対の伸縮スプリング47間の絶縁性に問題が生じることはない。
卓上のごみ等は、床用吸込具9を使用することなく簡易ブラシ37を図9に示すように引き出す方向に回動させて容易に使用することができる。また、簡易ブラシ37を使用しない時は、図8に示すように収納する方向に回動させることにより通常の使用に支障が生じることはない。
尚、本形態では、伸縮パイプ2の連絡配線は伸縮スプリング47により構成されているが、これに限定されるものではない。摺動接点等により伸縮パイプ2の連絡配線を構成してもよい。
また、伸縮パイプ2の内管8の方が外管7より上流側になるように接続したが、これに限定されるものではない。伸縮パイプ2の外管7の方が内管8より上流側になるように接続してもよい。
また、貫通孔41は延設部33及び底板35を貫通させたが、この位置に、突条16より下方位置まで凹設された凹所を形成してもよい。またストッパー38の当接部39もこの凹所内に収納される大きさでよい。
図14は他の形態の取付台36aを示している。取付台36は内管8の装着部27とカバー部32との間で狭持することにより内管8に装着した。取付台36aはABS樹脂により略筒状に形成され、伸縮パイプ2を組立てた状態で後取付ができるようになっている。
反外管7側と反対側の内管8の外周面に外方に突出する複数の突起73を形成している。取付台36aには、突起73に係合する係合穴74が形成されている。取付台36aと簡易ブラシ37との係合関係は、取付台36の場合と同様である。また、内管8の突起73に係合する取付台36aの係合穴74の少なくとも一つは、簡易ブラシ37の第1係止突部60あるいは第2係止突部61と係合する位置に形成されている。
この構成により、取付台36aを後取付することができるため、取付台36aが破損して簡易ブラシ37が使用できなくなった場合、取付台36aを簡単に交換して簡易ブラシ37再び使用することができる。また、取付台36aを内管8に係合させる係合穴74は、簡易ブラシ37を取付台36aの所定位置で係止させる係止孔55に兼用することができるため、構成を簡素化することができる。
尚、この他の形態では取付台36aの係合穴74の少なくとも一つを、簡易ブラシ37を取付台36aの所定位置で係止させる係止孔55に兼用したが、取付台36aの係合穴74の全てを係止孔55に兼用してもよい。
本発明を実施するための最良の形態の電気掃除機の伸縮パイプの分解斜視図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの分解斜視図で、ストッパーの構成を詳細に示す拡大図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの側断面図で、ストッパーの構成を詳細に示す拡大図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの縦断面図で、内管と外管との関係を示す拡大図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの分解斜視図で、取付台の構成を詳細に示す拡大図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの内管の斜視図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの斜視図である。 同電気掃除機の伸縮パイプの側面図で、簡易ブラシを収納した状態を示す。 同電気掃除機の伸縮パイプの側面図で、簡易ブラシを使用状態にした状態を示す。 同電気掃除機の側面図である。 同電気掃除機の表示部の断面図である。 同電気掃除機の表示部の他の形態を示す断面図である。 同電気掃除機の従来の表示部の断面図である。 他の形態の電気掃除機の伸縮パイプの斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 伸縮パイプ
3 本体
4 ホース
7 外管
8 内管
9 床用吸込具
11 外管吸気流路
12 外管配線スペース
13 第1端子
15 外管蓋
16 突条
17 調整機構
26 内管吸気流路
28 第2端子
34 内管蓋
38 ストッパー
43 内管配線スペース
44 凹溝
47 伸縮スプリング

Claims (9)

  1. 電気掃除機の本体と、電動機により回転駆動する回転ブラシを有する床用吸込具と、本体と床用吸込具間に介在する伸縮パイプとを備えた電気掃除機において、前記伸縮パイプは外管と外管内に摺動自在に収納される内管とから構成され、伸縮パイプの両端部における吸気流路の外側には回転ブラシを駆動する電動機に電源を接続するための連絡配線用端子が配設され、また伸縮パイプの吸気流路の外側には両端子間を連通させる配線スペースが形成され、この配線スペース内には両端子間を連絡する連絡配線が配設され、さらに配線スペースの空き空間には外管から内管が抜け出ることを防止する抜止機構が配置されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記外管側の配線スペースは、外管側の連絡配線用端子を含む外管の吸気流路の外周面と、この外周面を内管側へ向かって軸方向に覆う外管蓋との間に形成され、内管側の配線スペースは、一方が内管側の連絡配線用端子近傍の吸気流路の外周面とこの外周面を覆うカバー部との間に形成されると共に、他方がカバー部から外管側へ向かって軸方向に延設された延設部と延設部の下方を覆う底板との間に形成され、延設部及び底板は外管の吸気流路の外周面と外管蓋との間の空間に摺動自在に収納されると共に、延設部と外管蓋との間に外管からの内管の突出量を調整する調整機構が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記外管側の配線スペースを構成する吸気流路の外周面の内管挿入口近傍には、外周側へ向けて突出する突条が軸方向に沿って形成されていると共に、内管の底板には、突条と摺動自在に係合する凹溝が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記抜止機構は、外管に形成された突条と、内管の延設部の先端部近傍に装着され、突条に当接自在なストッパーとから構成されていることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. 前記ストッパーが装着される延設部の先端部近傍には、上方から突条より低い位置まで凹設された凹所が形成されると共に、底板に被係合手段が形成され、ストッパーには、凹所に挿入され、突条に当接自在な当接部が形成されていると共に、被係合手段に係合する係合手段が形成されていることを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
  6. 前記ストッパーの当接部の下端から突条の上端までの距離は、ストッパーの上端から外管蓋の内壁までの距離より長くなるように形成されていることを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
  7. 前記伸縮パイプは、PP樹脂により形成され、床用吸込具側の伸縮パイプの外周面にABS樹脂により形成された取付台を装着すると共に、取付台に簡易ブラシは回動自在に装着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の電気掃除機。
  8. 前記内管は、床用吸込具側に向けて配設されると共に、前記取付台は、内管の吸気流路の外周面とカバー部との間に狭持されて内管に装着されていることを特徴とする請求項7記載の電気掃除機。
  9. 前記取付台は、簡易ブラシを所定の回動位置で係止させる係合手段を備えていることを特徴とする請求項7または請求項8記載の電気掃除機。
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