JP3605104B2 - 電気掃除機の伸縮パイプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気掃除機の本体のパイプ取付口と、吸気用のパワーブラシとの間に介在するとともに、外管に対して内管を出し入れ自在に収容するとともに、外管からの内管の突出量を調整する調整機構と、本体からパワーブラシまでの配線機構を備えた電気掃除機の伸縮パイプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、吸気用のパワーブラシを備えた電気掃除機の伸縮パイプとして、外管に出し入れ自在に内管を設け、この内管の外管から突出する長さを調整してロックする伸縮自在なものが知られている。
【0003】
このような従来装置では、パワーブラシを駆動するための電源の配線機構を、内管の外管からの出し入れに応じて長さを可変できる構成とすることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置では、配線機構が伸縮する際、配線機構両端の電源のリード線等との連結部に力が加わり、連結部が破損しやすいなどの問題があった。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、配線機構の断線を防止できる電気掃除機の伸縮パイプを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電気掃除機の本体のパイプ取付口と、吸気用のパワーブラシとの間に介在するとともに、外管に対して内管を出し入れ自在に収容するとともに、外管からの内管の突出量を調整する調整機構と、本体からパワーブラシまでの配線機構を備えた電気掃除機の伸縮パイプにおいて、前記内管と外管の端部に設けられる端子に電気的に接続される伸縮スプリングを設けるとともに、前記伸縮スプリング端部を保持するリブを設け、前記伸縮スプリングは、端部がリブを挟み込んでリブに固定したことを特徴とする。
【0007】
前記伸縮スプリングがリブを挟み込んだ状態に保持する部材を設けることが好ましい。
【0008】
前記伸縮スプリングが所定ターン数の位置でリブを挟み込むことが好ましい。
【0009】
また、本発明は、電気掃除機の本体のパイプ取付口と、吸気用のパワーブラシとの間に介在するとともに、外管に対して内管を出し入れ自在に収容するとともに、外管からの内管の突出量を調整する調整機構と、本体からパワーブラシまでの配線機構を備えた電気掃除機の伸縮パイプにおいて、前記内管と外管の端部に設けられる端子間を電気的に接続する配線機構を設け、該配線機構の一部を内管の収納部に収納するとともに、前記配線機構の残部を、外管内に配設され一部が内管の収納部に収納されるスリーブ内に収納し、該スリーブ端部を外管外周に形成された収容部に収納し、スリーブを外管外周に配設されるカバー部材により収容部に固定したことを特徴とする。
【0010】
前記スリーブを帯電防止用樹脂にて形成することが好ましい。
【0011】
前記内管の収容部開口部にスリーブ外周との間の気密を確保するパッキンを配設することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図1(a),(b)、および、図2(a),(b)は、本発明の一実施例にかかる電気掃除機の伸縮パイプを示している。
【0014】
この伸縮パイプは、大きく分けて、電気掃除機本体(図示略)側に接続される外管1と、吸い込み手段のパワーブラシ(図示略)側に接続される連結部材3と、外管1と連結部材3を連絡する内管2から構成されており、内管2は、外管1に対して、出し入れ可能に構成されるとともに、適宜な突出位置で固定されるようになっている。
【0015】
外管1には、本体側に接続するための連結部4、および、外管1と内管2の係合状態を解除する操作のための操作部5が設けられ、また、連結部材3には、パワーブラシ側に接続するための連結部6、および、収容時にはこの伸縮パイプを本体等の係合部(図示略)に引掛けるためのスタンドピース7が形成されている。
【0016】
また、内管2には、パワーブラシに電力を供給するための配線機構が収容される収容部8が形成されているとともに、その反対側には、所定態様の間隔で複数の係合溝9が形成されている。ここで、通常の使用時においては、収容部8が形成されている方向が重力上方向となり、係合溝9が形成されている方向が重力下方向となる。また、係合溝9は、内管2の延長方向と直交する方向に平行な態様に形成されている。
【0017】
ここで、外管1からの内管2の突出量に応じて、外管1から連結部材3までの距離が変化するので、内管2の収容部8に収容される配線機構は、図3(a),(b)、図4、および、図5に示すように、電導性が良好で強靱なバネ材(例えば、リン青銅鋼等)で形成された一対の伸縮スプリング10,11からなる。また、外管1における配線機構は、保護用のスリーブ12,13に収容された一対のリード線14,15からなる(図6(a)参照)。
【0018】
また、スリーブ12,13は、帯電防止用樹脂からなるとともに、収容部8に収容可能に構成され、その一端部は、収容部8に挿入されている。このようにして、スリーブ12,13を帯電防止用樹脂から構成することで、発生する静電気によりスリーブ12、13の周囲に塵埃が付着するような事態を回避でき、外管1に対して内管2を出し入れする際の引っかかりなどを抑制することができ、操作性を良好にすることができる。
【0019】
また、伸縮スプリング10,11は、スリーブ16に収容される態様で、収容部8に収容される。このスリーブ16は、それぞれの伸縮スプリング10,11が挿入される円筒部16a,16b、および、この円筒部16a,16bを連絡するブリッジ部16cから構成されている(図6(b)参照)。
【0020】
連結部材3は、内管2の先端が挿入されるパイプ部18と、パイプ部18の上方に設けられ連結部6を収容するためのカバー部材19、および、スタンドピース7と一体成型され、挿入された内管2を締め付けるとともに内管2と連結部材3の間の隙間を閉止するためのリテーナ部材20からなる(図7(a),(b),(c)および図8参照)。
【0021】
また、連結部6は、パワーブラシ側の連結部に形成されている係合爪(図示略)と係合するとともに、その係合を解除するためのクランプ21、および、パワーブラシ側に電力を供給するための端子部(図示略)からなる。
【0022】
また、リテーナ部材20は、スタンドピース7との連結位置で切り離されており、ネジ止めすることにより、固定されるものである。また、パイプ部18の上側には、片持ち梁状の係合爪22が形成されており、その係合爪22をパイプ部18の内側方向に変形させるための突起23が、カバー部材19の内側に形成されている。
【0023】
また、カバー部材19の外側の突起23に対向する位置に、凹部24が形成されており、この凹部24には、リテーナ部材20に形成されている位置決め用の突起25が嵌合される。また、パイプ部18の係合爪22と反対側には、凹部26が形成されており、この凹部26には、リテーナ部材20に形成されている位置決め用の突起27が嵌合される。また、パイプ部18には、挿入される内管2の端部を受けるための段部18aが形成されている。
【0024】
また、パッキン28は、パイプ部18およびカバー部材19と、リテーナ部材20との隙間を密閉するためのものである。また、コネクタ29は、配線機構と連結して、端子部に電力を伝達するためのものである。
【0025】
また、図9(a)に示すように、内管2の先端部には、収容部8に係合孔30が形成されている。また、キャップ部材31は、外管1の開口端において、内管2と外管1との隙間を閉止するためのものである。
【0026】
本実施例の伸縮パイプは、出荷される際、梱包材の大きさを抑制できるようにするために、連結部材3は内管2より外されている。連結部材3を内管2に挿入して、伸縮パイプを完成するには、図10に示すように、まず、係合孔30が上方向を向くように位置合わせした状態で、パイプ部18の段部18aに内管2の先端が突き当たるまで内管2を連結部材3に挿入し、次いで、リテーナ部材20をネジ止めする。
【0027】
それにより、図11に示すように、リテーナ部材20の突起25がカバー部材19の突起23を押し、突起23に押された係合爪22が変形して係合爪22の先端が係合孔30に突入し、その結果、内管2の先端に連結部材3が固定される。
【0028】
操作部5の一例を、図12〜図18に示す。
【0029】
外管1の内側には、操作部5を収容固定するための段付き1aが形成されており、内管2が挿通可能に設けられていて内管2を外管1に対して保持するための略円筒状の保持部材33には、段付き1aに対向する端面に縁部34が形成されている。この縁部34には、略円環状のパッキン35が設けられ、パッキン35と段付き1aとの間には、ストッパ部材36が配設されている。
【0030】
また、保持部材33には、係合溝9に突入して内管2を固定するためのピン38を通過するための窓39と、ピン38の移動範囲を規制するとともに、ピン38を窓39に移動するための傾斜部40が形成されている。
【0031】
保持部材33の外側には、略円環状のホルダ部材41が配設されており、このホルダ部材41には、ピン38を収容してその移動範囲を規制するための凹部42と、保持部材33に設けられた傾斜部40の壁部40a(後述)と協動してピン38を窓39に移動するための傾斜部45が設けられているとともに、このホルダ部材41を移動方向に移動するためのつまみ部46が一体的に形成されている。
【0032】
また、つまみ部46と、キャップ部材31との間には、ホルダ部材41を連結部4の方向に付勢するためのスプリング47が配設されている。また、保持部材33の傾斜部40には、所定態様の間隔で垂直な壁部40aが形成されており、ホルダ部材41の傾斜部45には、壁部40aが密着可能な態様に壁部45aが形成されている。また、ホルダ部材41の両側面には、窓41a,41bが形成されている。
【0033】
また、収容部8の開口端には、挿入されているスリーブ12,13との間の気密を確保するためのパッキン48が、パッキン止め49を介して固定されている。
【0034】
したがって、常時は、スプリング47の付勢力により、図12に示すように、ホルダ部材41が左方向に付勢され、ホルダ部材41の傾斜部45の壁部45aが保持部材33の傾斜部40の壁部40aに突き当たる態様で、ホルダ部材41の位置が規制される。このとき、凹部42に収容されているピン38は、傾斜部40の壁部40aに押されて窓39の方向へ移動し、ホルダ部材41の傾斜部45を乗り上げて、窓39から内管2のいずれかの係合溝9へと突入し、ホルダ部材41の平坦な部分に乗り上げる。
【0035】
それにより、ピン38は、ホルダ部材41と保持部材33との間に固定され、ピン38が保持部材33の窓39と、内管2の係合溝9を連結するので、内管2は、その状態で固定される。また、保持部材33は、その縁部34がストッパ部材36およびパッキン35を介して外管1の段付き1aに突き当たるとともに、反対側は、外管1に固定されているキャップ部材31により閉止されているので、保持部材33は、外管1の開口端に固定されている。これによって、内管2は、保持部材33、ピン38、および、ホルダ部材41を介して外管1に固定される。
【0036】
この状態から、つまみ部46をスプリング47の付勢力に抗して、外管1のキャップ部材31の方向に移動すると、ホルダ部材41の平坦な部分が窓39からはずれ、窓39の下には、凹部42が位置するので、ピン38は、窓39より脱落し、傾斜部45を下って凹部42にまで移動する。
【0037】
それにより、内管2の固定状態が解除されるので、内管2を外管1から繰り出すことができるととともに、内管2を外管1に挿入することができ、内管2の外管1からの突出量を調整することができる。
【0038】
このようにして、本実施例では、つまみ部46をホルダ部材41に一体的に形成しているので、操作部5の部品点数を減少することができ、コストを低減できるとともに、組立性を向上することができる。さらに、操作部5の構造が簡単となるとともに、操作部5を複数の部品で構成した場合に比べて、操作を確実に行うことができる。
【0039】
また、保持部材33の傾斜部40の壁部40aと、ホルダ部材41の傾斜部45の壁部45aが密着するようにしているので、凹部42に収容されているピン38が、凹部42から傾斜部45を乗り上げて窓39に達するまでの間におけるピン38の運動が非常に円滑になり、内管2の出し入れ操作時に引っかかりを感じるなどの不都合を回避することができる。
【0040】
また、つまみ部46と同じ側にスプリング47を設けているので、スプリング47の付勢力により、ピン38を支点としてホルダ部材41などがコジルような運動をすることを防止することができる。
【0041】
本実施例の配線機構の一例を図19〜図22に示す。
【0042】
伸縮スプリング10,11の一端部には、連結部4への配線部材であるリード線14,15の一方の端部が接続され、伸縮スプリング10,11の他端部には、連結部6への配線部材の1要素であるコネクタ接点部材51のリード線52,53が接続されている。
【0043】
内管2における主たる配線機構を構成する伸縮スプリング10,11は、図20(a),(b),(c)に示すように、その中央部の外形寸法が円筒部16a,16bの内径よりも若干小さい寸法に形成されるとともに、その両端部が漸次細く絞られて最外端が小径部を複数ターン連続してなるテーパ状に形成され、端部の最終1ターンは、90度起こされて、リード線14,15,52,53を接続するための連結環10a,10b,11a,11bを構成している。なお、リード線14,15,52,53は、連結環10a,10b,11a,11bに絡められた後、半田付けすることで固定される。
【0044】
また、コネクタ接点部材51およびこのコネクタ接点部材51に接続する伸縮スプリング10,11の連結環10b,11b側の端部は、図21に示すように、コネクタ29の挿入開口が形成されているコードカバー55に収容される。
【0045】
コードカバー55は、コネクタ29と連結するためのコネクタ接点部材51を収容する部屋55aと、伸縮スプリング10,11を収容するための2つの円筒部55b,55cを連結した形状を持ち、厚さ方向に2分割されて嵌合形成される態様に構成されている。
【0046】
また、この円筒部55b,55cは、スリーブ16の円筒部16a,16bにそれぞれ挿入される。したがって、伸縮スプリング10,11の両端部は、中央部よりもこの円筒部55b,55cの肉厚に相当する寸法だけ小さい径に形成されている。
【0047】
なお、伸縮スプリング10,11の両端部まで同一の外径に形成した場合、スリーブ16の円筒部16a,16bにコードカバー55の円筒部55b,55cが挿入されるため、スリーブ16の円筒部16a,16bが大径となり、スリーブ16の円筒部16a,16bの内面と伸縮スプリング10,11との間に隙間ができる。この構成で、内管2を外管1より出し入れすると、伸縮スプリング10,11が円筒部16a,16bの内部で屈曲してその部分に強い負荷が作用し、長期にわたる使用の際に伸縮スプリング10,11が断線するという事態を生じる。
【0048】
円筒部55b,55cには、リード線52,53を固定するための固定部55d,55eと、伸縮スプリング10,11の端部を保持するためのリブ55f,55gが形成されており、その内径寸法は、伸縮スプリング10,11の末端の小径部の寸法に応じた寸法に形成されている。なお、コードカバー55を嵌合形成した状態で、リブ55f,55gの上方に隙間が形成できるように、リブ55f,55gは、略D字状に形成されている。また、中央部が切り欠けられているリブ55h,55iには、その切欠き部にそれぞれ伸縮スプリング10,11の連結環10b,11bが挿入され、それにより、伸縮スプリング10,11の運動に伴って連結環10b,11bが回転することが防止される。
【0049】
ここで、図22に示すように、伸縮スプリング10,11の末端の小径部は、端部から4ターンほどの位置でリブ55f,55gを挟み込む態様で、コードカバー55に固定される。
【0050】
このようにして、最外端の数ターンをコードカバー55の円筒部55b,55cで受けるとともに、円筒部55b,55cへの接続部をリブ55f,55gと円筒部55b,55cの内面で受けているので、伸縮スプリング10,11が伸縮するときのバネ荷重をこの部分で吸収することができ、それによって、伸縮スプリング10,11の寿命を長くすることができる。
【0051】
また、伸縮スプリング10,11の両端をコードカバー55の円筒部55b,55cの内径に相当する小径に形成し、中央部は、スリーブ14の円筒部14a,14bの内径に相当する大径に形成しているので、伸縮スプリング10,11が伸縮する際にスリーブ16の円筒部16a,16bの内壁に沿って変形するので、伸縮スプリング10,11が伸縮する際のバネ荷重を小さくでき、それによって、伸縮スプリング10,11の寿命を長くすることができる。
【0052】
一方、伸縮スプリング10,11の反対側の端部は、図18に示すように、その最外端の数ターンがスリーブ12,13の端部に形成されたリブ12a,13aを挟み込む態様で、スリーブ12,13の端部に形成された部屋12b,13bに収容される。
【0053】
したがって、この端部においても、伸縮スプリング10,11が伸縮するときのバネ荷重がこの部分で吸収され、それによって、伸縮スプリング10,11の寿命を長くすることができる。
【0054】
さらに、伸縮スプリング10,11の連結環10a,11aを挟み込んで保持するための中央部に切欠きが形成されたリブ12c,13cが、それぞれスリーブ12,13の設けられている。このリブ12c,13cにより、伸縮スプリング10,11が伸縮した際の連結環10a,11aの回転が抑止される。
【0055】
また、図23に示すように、スリーブ12,13の連結部4側の端部は、外管1の上部に形成されている収容部58に挿入され、その上部に設けられているカバー部材59から突出する係合部60により、収容部58に固定されている。
【0056】
したがって、スリーブ12,13を外管1に取り付けるには、その端部を収容部58に挿入するだけでよく、その取り付け作業が非常に簡便なものとなり、また、確実となる。
【0057】
また、リード線14,15の先端部には、端子61,62が接続され、この端子61,62は、外管1の上面に形成されている固定座64に固定される。
【0058】
また、突起65は、連結部4に連結する要素と係合するためのものである。なお、この係合手段としては、連結部6におけるクランプ21と同様のものを適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の構成によれば、伸縮スプリングは、端部が伸縮スプリング端部を保持するリブを挟み込んでリブに固定したので、伸縮スプリングとリード線等との接続部分に負荷が加わることがなく、接続部分の断線を防止することができる等の効果を奏する。
【0060】
本発明の請求項2に記載の構成によれば、伸縮スプリングがリブを挟み込んだ状態に保持する部材を設けたので、伸縮スプリングが容易にリブから外れることがなく、伸縮スプリングとリード線等との接続部分に負荷が加わるのを防止することができ、確実に接続部分の断線を防止することができる等の効果を奏する。
【0061】
本発明の請求項3に記載の構成によれば、伸縮スプリングが所定ターン数の位置でリブを挟み込む構成としたので、伸縮スプリングが容易にリブから外れることがなく、伸縮スプリングとリード線等との接続部分に負荷が加わるのを防止することができ、確実に接続部分の断線を防止することができる等の効果を奏する。
【0062】
本発明の請求項4に記載の構成によれば、スリーブの取付作業性を向上することができるとともに、確実な取付作業を行うことができる等の効果を奏する。
【0063】
本発明の請求項5に記載の構成によれば、スリーブを帯電防止用樹脂にて形成しているので、発生する静電気によりスリーブの周囲に塵埃が付着するのを回避することができ、内管の収縮操作の際の引っかかりなどを抑制することができ、操作性を良好にすることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる伸縮パイプを伸ばした状態を示した概略構成図。
【図2】本発明の一実施例にかかる伸縮パイプを縮めた状態を示した概略構成図。
【図3】本発明の一実施例にかかる伸縮パイプの概略断面図。
【図4】図3(b)のa−a断面矢視図。
【図5】本発明の一実施例にかかる伸縮パイプを示した概略断面部分図。
【図6】図5のb−b断面矢視図およびc−c断面矢視図。
【図7】アタッチ部の構成を示した3面図。
【図8】アタッチ部の構成を示した概略断面部分図。
【図9】アタッチ部を取り付ける前の伸縮パイプの一例を示した概略構成図。
【図10】アタッチ部を取り付ける際の動作について説明するための概略斜視図。
【図11】アタッチ部と内管の固定を説明するための概略断面部分図。
【図12】操作部を説明するための概略断面部分図。
【図13】操作部を説明するための概略断面図。
【図14】ホルダ部材の一例を示した概略斜視図。
【図15】ホルダ部材の傾斜部を示した概略斜視部分図。
【図16】保持部材の一例を示した概略斜視図。
【図17】保持部材の傾斜部を示した概略斜視部分図。
【図18】操作部の動作を説明するための概略断面部分図。
【図19】配線機構を説明するための概略断面図部分。
【図20】伸縮パイプの一例を示した概略図。
【図21】コードカバーの一例を示した概略斜視図。
【図22】コードカバーに対する伸縮スプリングの固定状態を説明するための概略断面部分図。
【図23】連結部付近の配線機構の構造を示した概略断面部分図。
【図24】図23のe−e断面矢視図。
【図25】連結部付近の配線機構の構造を示した概略図。
【符号の説明】
1 外管
2 内管
3 連結部材
4,6 連結部
5 操作部
8 収容部
9 係合溝
10,11 伸縮スプリング
12,13 スリーブ
12a、13a リブ
14,15,52,53 リード線
48 パッキン
55 コードカバー
55a 部屋
55b,55c 円筒部
55f,55g リブ
58 収容部
59 カバー部材
60 係合部

Claims (6)

  1. 電気掃除機の本体のパイプ取付口と、吸気用のパワーブラシとの間に介在するとともに、外管に対して内管を出し入れ自在に収容するとともに、外管からの内管の突出量を調整する調整機構と、本体からパワーブラシまでの配線機構を備えた電気掃除機の伸縮パイプにおいて、
    前記内管と外管の端部に設けられる端子に電気的に接続される伸縮スプリングを設けるとともに、前記伸縮スプリング端部を保持するリブを設け、前記伸縮スプリングは、端部がリブを挟み込んでリブに固定したことを特徴とする電気掃除機の伸縮パイプ。
  2. 前記伸縮スプリングがリブを挟み込んだ状態に保持する部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の伸縮パイプ。
  3. 前記伸縮スプリングが所定ターン数の位置でリブを挟み込むことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の伸縮パイプ。
  4. 電気掃除機の本体のパイプ取付口と、吸気用のパワーブラシとの間に介在するとともに、外管に対して内管を出し入れ自在に収容するとともに、外管からの内管の突出量を調整する調整機構と、本体からパワーブラシまでの配線機構を備えた電気掃除機の伸縮パイプにおいて、
    前記内管と外管の端部に設けられる端子間を電気的に接続する配線機構を設け、該配線機構の一部を内管の収納部に収納するとともに、前記配線機構の残部を、外管内に配設され一部が内管の収納部に収納されるスリーブ内に収納し、該スリーブ端部を外管外周に形成された収容部に収納し、スリーブを外管外周に配設されるカバー部材により収容部に固定したことを特徴とする電気掃除機の伸縮パイプ。
  5. 前記スリーブを帯電防止用樹脂にて形成したことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機の伸縮パイプ。
  6. 前記内管の収容部開口部にスリーブ外周との間の気密を確保するパッキンを配設したことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機の伸縮パイプ。
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