JP2005176874A - 電気掃除機用管継手及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用管継手及び電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】使い勝手に優れるとともに、吸気風路部を少なくとも真直ぐな状態に維持するロック装置の耐久性に優れた電気掃除機用管継手を提供することにある。
【解決手段】可撓性の継手ホースを介して連通された第1、第2の継手部材相互を直線状の配置状態に固定し、かつ、表側に鈍角を作った配置状態の両継手部材の相対的回動を許すロック装置を備える。ロック装置は、両継手部材の互いに回動可能に連結された第1、第2の連結アーム33、43の内の連結アーム33に取付けらればね(弾性部材)66で付勢されたロック部材56、他方の連結アーム43に設けられ両継手部材が直線状に配置された状態でロック部材56が嵌り込むロック孔57、連結アーム43に設けられ両継手部材の相対的回動が許された状態でロック部材56が移動可能に嵌り込むとともにロック孔57に寄せてロック部材56が摺動する斜状面(制動部位)59aを有した逃げ部59、及びロック孔57からロック部材56を押出してロック解除をする押し釦(手動操作子)72を有している。
【選択図】 図11

Description

本発明は、被掃除面から吸引する空気を掃除機本体に導く吸気風路部に予め備えられ又は所望により取付けて使用される管継手、及びこの管継手を備える電気掃除機に関する。
従来、ソファやベッドの下などを容易に掃除できるようにするために、ホース端部のグリップ部と延長管とを、これらを直線状態に固定可能な折り曲げ機構を設け、この折り曲げ機構を、2本のパイプ間を折り曲げ自在に連結する可撓性ホースと、このホースに沿って各パイプから突設されたアームと、夫々のアーム間を回転自在に連結する回転連結部とで形成した電気掃除機が知られている(例えば特許文献1参照。)。
この特許文献1では、2本のパイプを直線状態に固定するために、互いに連結されたアームの内で相対的に外側に配置されたアームの端部に弾性を持たせた突片を設け、内側のアームの表面に、コ字状の凸部を形成するとともにこの凸部の内側に凹部を形成している。これにより、折り曲げ状態の両パイプが互いに開くように回転するときに、弾性突片がその弾性変形を伴って凸部を自然に乗り越え前記凹部に嵌り込んで、両パイプが直線状に固定される。このように2本のパイプを直線状態に固定するときにも、この固定を解除するときにも、コ字状凸部の内側の凹部に着脱可能に嵌り込む弾性突片は、その弾性変形によってコ字状凸部を乗り越えることができるので、弾性突片を手動で操作する必要がない。更に、特許文献1には、前記弾性突片又はコ字状凸部のいずれかを複数設けて、両パイプの固定位置を複数にすることも記載されている。
特開2000−300484号公報(段落0043−0053、図7−図10)
2本のパイプ相互がなす角度を変える回動操作に伴って自然に着脱される前記コ字状凸部及び弾性突片は、弾性突片がコ字状凸部を乗り越える度に摩耗する。このため、長期間にわたり前記固定の信頼性を維持することが困難な恐れがある。
この点は、手動で操作されるロック装置を折り曲げ機構に設けることで改善可能であり、こうしたロック装置を設ける場合には、操作性に優れたものが好ましい。又、一般的な掃除は、折り曲げ機構を介して2本のパイプが真直ぐに接続された形態で行われ、折り曲げ機構を介して2本のパイプを折り曲げ状態に接続した状態でベッドの下等を掃除する形態は変則的である。このため、変則的掃除形態から一般的な掃除形態を切換えるに際しても、その切換え操作性が良いものが望まれている。しかし、これらの点については、特許文献1には教示がない。
本発明が解決しようとする課題は、使い勝手に優れるとともに、吸気風路部を少なくとも真直ぐな状態に維持するロック装置の耐久性に優れた電気掃除機用管継手及び電気掃除機を提供することにある。
本発明の電気掃除機用管継手は、可撓性の継手ホースを介して互いに連通する第1、第2の接続管部を個別に有した第1、第2の継手部材相互の相対的回動を制御するロック装置を、両継手部材の互いに回動可能に連結された一対の第1、第2の連結アームの内の少なくとも一方に設ける。ロック装置は、両継手部材を直線状の配置状態に固定するとともに、両継手部材をそれらの表側に鈍角を作った配置状態でこれら継手部材の相対的回動を許すものである。そのために、このロック装置は、第1、第2の連結アームの内で継手ホースに近い一方の連結アームに取付けられかつ他方の連結アーム側に弾性部材で付勢されたロック部材、他方の連結アームに設けられ両継手部材が直線状に配置された状態でロック部材が嵌り込むロック孔、他方の連結アームに設けられ両継手部材の相対的回動が許された状態でロック部材が移動可能に嵌り込むとともにこのロック部材が摺動可能な制動部位をロック孔に寄せて有した逃げ部、及び前記ロック孔からロック部材を押出してロック解除をする手動操作子を有している。
本発明の管継手は、吸気風路部における上流側吸気管と下流側吸気管との間にこれら吸気管を接続して使用される。この管継手は、ロック装置の手動操作子を側方から操作して、ロック部材をロック孔から離脱させることにより、第1、第2の継手部材の固定を解除させてから、ロック部材が逃げ部内で遊動する状態とできる。これにより、両継手部材が作る角度が自由に変わる状態で吸気風路部を使用できる。第1、第2の継手部材が直線状態に配置されたときには、弾性部材によって付勢されているロック部材がロック孔に嵌り込んで両継手部材が固定されるので、吸気風路部を直線状態に維持して使用できる。
そして、両継手部材が折れ曲がった状態で、上流側の第1継手部材に連通して使用されている吸気風路部の吸込み口体が持上げられた状態になって、この吸込み口体等の重量が第1継手部材に掛かることによって、両継手部材は直線状態となるように自然に回動される。この回動によって、逃げ部に嵌り込んでいるロック部材が、その制動部位を摺動して逃げ部から外れた後に、付勢力によってロック孔に嵌り込むので、ロック装置は両継手部材を直線状の配置状態に固定する。
この場合、ロック部材が逃げ部の制動部位で制動されるので、小形部品であるロック凸部がロック孔に勢い良く嵌り込んで、これらが過大な負荷を受けることを抑制できる。しかも、弾性部材で付勢されてロック孔に嵌り込んだロック部材は、継手ホースの側方から手動操作子を操作しない限りロック孔から外れることがないとともに、両継手部材が回動されるときに、ロック部材とロック孔とが互いに摺動して摩耗することがない。したがって、ロック部材等の耐久性が高く、長期間にわたりロック装置が両継手部材を直線状態に固定する信頼性が高い。
本発明によれば、吸気風路部を折り曲げて使用することができ、かつ、吸気風路部を持ち上げるだけで折り曲げ状態から真直ぐな状態に戻すことができるので、使い勝手に優れるとともに、ロック装置のロック部材は、摩耗し難く、かつ、制動してロック孔に嵌め込むことができるので、吸気風路部を少なくとも真直ぐな状態に維持するロック装置の耐久性に優れた電気掃除機用管継手及び電気掃除機を提供することにある。
図1〜図13を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1〜図4中符号11はキャニスタ形の電気掃除機を示している。電気掃除機11は、掃除機本体12と、この本体12に吸込み空気を導く吸気風路部15とを備えている。吸気風路部15は、アタッチメントとして用意された管継手17と必要に応じて組合わせて使用される。
掃除機本体12の本体ケースには電動送風機14及び図示しない電気部品等が内蔵されている。この本体ケースには電動送風機14の吸込み側に位置して集塵部が設けられている。集塵部は例えば本体ケースに対して着脱されるフィルタを有している。本体ケースには、床面等の被掃除面に沿う掃除機本体12の移動を容易にするための車輪及びキャスタが取付けられているとともに、集塵部に連通する吸込み口13が設けられている。
吸気風路部15は、互いに着脱可能に接続される複数の吸気管21〜24と、吸込み口体25と、吸気ホース26とを備えている。吸気管21〜24はいずれも硬質材料例えば硬質合成樹脂製である。
蛇腹状に形成された吸気ホース26は、可撓性を有して容易に変形可能であり、その先端となる長手方向一端に前記吸気管24を有している。吸気管24は、互いに接続された各吸気管21〜24の内で最も下流側に位置される管である。この吸気管24は、吸気風路部15を操作するための握り管として機能するものであり、そのために本実施形態では吸気管24はハンドル部24aを有している。ハンドル部24aは吸込み空気を導く吸気風路から独立しかつ外れて設けられている。ハンドル部24aは電動送風機14に対する運転指令を与える操作部を有している。なお、ハンドル部24aを省略して吸気管24を直接握るようにしてもよい。吸気ホース26はその長手方向他端に硬質合成樹脂製の接続管27を有している。この接続管27は吸込み口13に取外し可能に接続されている。
吸気管24より上流側に配設される吸気管21〜23の内で、吸気管22、23は2本継ぎ形の延長管として用いられる。この延長管において相対的に下流側に配置される吸気管23の下流側端部は、吸気管24に着脱可能に接続できる。吸気管23の上流側端部と、延長管において相対的に上流側に配置される吸気管22の下流側端部とは、着脱可能に接続できる。吸気管22の下流側端部は吸気管24にも着脱可能に接続できる。
吸込み口体25は、床面を掃除するのに好適なものであって、床面の塵を空気とともに吸込むための吸込み開口25aを有している。吸込み開口25aは吸込み口体25の幅方向に延びている。吸込み口体25には、吸込風によって回転される回転清掃体を内蔵したり、モータ及びこの動力で回転される回転清掃体を内蔵することは妨げない。吸込み口体には図示しないが前記モータなどの電気部品が取付けられている。
この吸込み口体25が有する吸気管21は、延長管等への接続管として使用されるものであって、吸込み口体25の後部に幅方向中央部に位置して上下左右方向に起倒できるように回動可能に取付けられている。吸気管21は、互いに接続された各吸気管21〜24の内で最も上流側に位置される管である。この吸気管21の下流側端部は、吸気管24に着脱可能に接続できるとともに、吸気管22の上流側端部又は吸気管23の上流側端部にも着脱可能に接続できる。このため、管継手17を使用しない場合には、各吸気管21〜24を接続することによって直線状に組立てられる吸気風路部15を介して吸込み口体25と吸気ホース26とを連通させて、電気掃除機11を使用できる。
管継手17は、各吸気管21〜24の内で相対的に上流側と下流側に配置される吸気管同士を連通状態に接続するために使用される。管継手17は、吸気管22、23同士を接続したり、吸気管23、24同士を接続したり、吸気管21、22同士を接続することができる。この接続は掃除場所に応じて使用者によって選択される。
管継手17によって吸気管22、23同士が接続された図1〜図3の場合、管継手17を基準に上流側吸気管は吸気管22であり、下流側吸気管は吸気管23である。管継手17によって吸気管21、22同士が接続された図4の場合、管継手17を基準に上流側吸気管は吸気管21であり、下流側吸気管は吸気管22である。管継手17によって吸気管23、24同士を接続した場合、管継手17を基準に上流側吸気管は吸気管23であり、下流側吸気管は吸気管24である。
図5〜図11を参照して管継手17について説明する。この管継手17は、継手部材31、継手部材41、継手ホース50、及びロック装置55等を備えている。継手部材31、41は吸込み気流を基準に相対的に上流側と下流側に隣接して配置されるものであって、本明細書では、上流側に配置される継手部材を第1継手部材31と称し、下流側に配置される継手部材を第2継手部材41と称する。
硬質合成樹脂製の第1継手部材31は、第1接続管部32と、一対の第1連結アーム33、34とを有している。第1接続管部32は直管状であり、その軸方向一端部は第1の吸気管に着脱可能に嵌合して接続される。符号31aは上流側の吸気管との電気的接続をする後述の金属製端子等を被う電気絶縁性のカバーを示しており、このカバー31aの通孔31bには、上流側吸気管との接続の固定とこの固定を解除をするための操作部材30の押圧部が通される。
第1接続管部32の軸方向他端部に第1連結アーム33、34が夫々片持ち支持されている。一方の第1連結アーム33は、例えば第1接続管部32とは別に成形されたものであって、根元部33aと、これから第1接続管部32の軸方向に延びて一体に突設されたアーム部33bとから形成されている。同様に、他方の第1連結アーム34も、第1接続管部32とは別に成形されたものであって、根元部34aと、これから一体に突設されたアーム部34bとから形成されている。なお、第1連結アーム33、34の内の一方は第1接続管部32と一体に成形することも可能である。
根元部33a、34aは第1接続管部32の略半周を被う形状に作られている。これらの根元部33a、34aは、第1接続管部32の軸方向他端部に、この端部を径方向両側から挟むように被嵌された状態で互いにねじで連結されることによって、第1接続管部32に取付けられている。この取付けによって、カバー31aが外側から押えられて固定されている。アーム部33b、34bは、好ましい例として継手ホース50の径より大径な円形状をなし、継手ホース50を間に置いて相対向して互いに平行に設けられている。
硬質合成樹脂製の第2継手部材41は、第2接続管部42と、一対の第1連結アーム43、44とを有している。第2接続管部42は直管状であり、その軸方向一端部は下流側の吸気管に着脱可能に嵌合して接続される。符号41aは下流側吸気管との電気的接続をする後述の金属製端子等を被う電気絶縁性のカバーを示している。
第2接続管部42の軸方向他端部に第2連結アーム43、44が夫々片持ち支持されている。一方の第2連結アーム43は、例えば第2接続管部42とは別に成形されたものであって、根元部43aと、これから第2接続管部42の軸方向に延びて一体に突設されたアーム部43bとから形成されている。同様に、他方の第2連結アーム44も、第2接続管部42とは別に成形されたものであって、根元部44aと、これから一体に突設されたアーム部44bとから形成されている。なお、第2連結アーム43、44の内の一方は第2接続管部42と一体に成形することも可能である。
根元部43a、44aは第2接続管部42の略半周を被う形状に作られている。これらの根元部43a、44aは、第2接続管部42の軸方向他端部に、この端部を径方向両側から挟むように被嵌された状態で互いにねじで連結されることによって、第2接続管部42に取付けられている。この取付けによって、カバー41aが外側から押えられて固定されている。
アーム部43b、44bは、互いに平行であって、好ましい例として前記アーム部33b、34bと略同径の円形状をなしている。これらのアーム部33b、34b、43b、44bは、家具の下方空間に臨む床面を掃除する際に、床面と接触して継手ホース50と床面との接触を防止するホース保護手段として機能するものであって、そのために、円弧状の下縁(なお、図6(B)では上側に描かれている。)が管継手17の中で最も下方に突出する大きさに作られている。既述のようにアーム部33b、34b、43b、44bが前記大きさの円形状であることは、ロック装置55の配設面積、及びロック装置55のロック解除操作において指が掛かる面積を、夫々大きく確保できる点で好ましい。
図9等に示すように一対の第1連結アーム33、34は、一対の第2連結アーム43、44で挟まれるようにこれらの間に配置されている。一方の第1連結アーム33とこれを被った一方の第2連結アーム43とは回動可能に連結されており、同様に他方の第1連結アーム34とこれを被った他方の第2連結アーム44とは回動可能に連結されている。
詳しくは、第1連結アーム33のアーム部33bの中央部には、このアーム部33bの表面に開放する円形穴を有する軸受部39が一体に形成されている。第2連結アーム43のアーム部43bの中央部には、アーム部33bに向けて突出して軸受部39内に回動可能に嵌合する円形の枢軸凸部46が一体に設けられている。枢軸凸部46の内側はアーム部43bの表面に開放する凹みとなっている。枢軸凸部46にその内側から挿入されて軸受部39の底壁を貫通したねじ47には、アーム部33bの裏側から締付けナット48が螺合されている。これにより、第1連結アーム33と第2連結アーム43とが回動可能に連結されている。なお、図9中符号49はワッシャを示しており、図9及び図11中符号33cは締付けナット48の頭部を収容して回り止めするためにアーム部33bに設けた六角形状の凹みを示している。
他方の第1連結アーム34のアーム部34bの中央部には、他方の第2連結アーム44の裏面に向かう円筒状の枢軸凸部35が一体に突設されている。枢軸凸部35の裏側は凹みとなっている。第2連結アーム44のアーム部44bの裏面には、枢軸凸部35に回動可能に嵌合する嵌合筒45が一体に突設されている。アーム部34bの中央部に第2連結アーム44の表側から挿入されて枢軸凸部35の中心部を貫通したねじ36には、枢軸凸部35の裏側から締付けナット37と、このナット37の過度な締め付けを制限するロックナット38とが夫々螺合されている。これにより、第1連結アーム34と第2連結アーム44とが回動可能に連結されている。
ねじ36、47は互いの軸線延長線上に配置されている。ねじ36、47の軸線延長線は、第1、第2の継手部材31、41が相対的に回動される時の回動中心線に一致している。この回動中心線を図6(C)及び図9に符号L1で示す。回動中心線L1は、継手ホース50の中心線L2(図9参照)と略同じ高さ位置でこの中心線L2に直交している。これにより、第1、第2の継手部材31、41が鈍角を作って、相対的に表側(上側)に回動される場合であっても、この逆に裏側(下側)に回動される場合であっても、流路断面積が減少するように継手ホース50が潰れることが抑制され、この継手ホース50を無理なく上側又は下側に湾曲させることができる。
蛇腹状の継手ホース50は、直線状態から湾曲されることにより、縮み側ではこの縮みを解消しようとする反発作用が生じ、伸び側ではこの伸びを解消しようとする反発作用を生じる。つまり、継手ホース50の湾曲状態がロック装置55で拘束されていない状態では、継手ホース50は直線状態に戻ろうとする復元力を発生する。
継手ホース50は、可撓性を有するものであって、好適な例として軟質塩化ビニルやエラストマ等の材料で、例えばブロー成形により蛇腹状に形成されていて、自在に湾曲可能である。継手ホース50は、その軸方向一端部を第1接続管部32に接着剤等を介して接続し、軸方向他端部を第2接続管部42に接着剤等を介して接続することによって、第1、第2の継手部材31、41を連通しこれらにわたって取付けられている。
蛇腹状の継手ホース50を用いて第1、第2の継手部材31、41を連通する構成は、その構成が簡単で管継手17の気密性が高い点で優れている。しかも、第1、第2の接続管部32、42の風路断面積と連通経路(継手ホース50)の風路断面積が略同一に保持されて、管継手17での圧力損失が抑制され電気掃除機11の吸気性能を低下させ難い点でも好ましい。継手ホース50は、互いに回動可能に連結された一方の第1、第2の連結アーム33、43のアーム部33b、43bと、同じく互いに回動に連結された他方の第1、第2の連結アーム34、44のアーム部34b、44bとの間に配設されている。この継手ホース50の直径は各アーム部33b、34b、43b、44bの直径より小さく、それにより、継手ホース50がいかなる状態でも、各アーム部33b、34b、43b、44bの円弧状下縁の下方に突出しないようになっている。
ロック装置55は、継手ホース50の一側位置で互いに回動可能に連結された一方の第1、第2の連結アーム33、43と、同じく継手ホース50の他側位置で回動可能に連結された他方の第1、第2の連結アーム34、44との内の少なくとも一方、例えば第1、第2の連結アーム33、43に設けられている。このロック装置55は、両継手部材31、41をこれら継手部材31、41相互間に作られる角度が所定角度になったときに固定可能であって、図9〜図11等に示すようにロック部材56、複数例えば第1、第2のロック孔57、58、逃げ部59、ロック部カバー60、及び手動操作子である押し釦72等を備えている。
ロック部材56はその一端にロック凸部56aを有した段付き形状をなしている。図13に示すようにロック凸部56aは略長方形状である。
図7及び図11に示すように第1連結アーム33には、その軸受部39の外側、つまり、アーム部33bの周部に位置する円筒状の収容部65が形成され、この収容部65はアーム部33bに重なっているアーム部43bで閉じられる略長方形状の通孔65aを有している。ロック部材56はそのロック凸部56aを通孔65aに挿入して収容部65に軸方向に沿って移動可能に収容されている。ロック部材56は、その裏側から、ロック凸部56aが通孔65aから突出する方向に付勢体である弾性部材例えばばね66で付勢されている。このロック部材56は、ばね66のばね力に抗してロック凸部56aが通孔65aから突出しないように押し込み可能である。又、ロック部材56は通孔65aの周囲に引っかかって抜け止めされている。なお、図9〜図11中符号67は収容部65に嵌め殺して取付けられた裏蓋であって、ばね66の受けをなしている。
図11及び図12等に示されるように第1ロック孔57、第2ロック孔58、及び逃げ部59は、両継手部材31、41が相対的に回動したときのロック凸部56aの移動軌跡上に位置して、第2継手部材41が有した第2連結アーム43のアーム部43bに設けられている。
第1、第2のロック孔57、58は、いずれもロック凸部56aの形状に対応する略長方形状の孔であって、図12に示すように第2連結アーム43の回動中心に対する放射方向に延びて形成されている。したがって、これら第1、第2のロック孔57、58に選択的に嵌り込むロック凸部56aは、第2連結アーム43の回動中心に対する放射方向に延びる長軸を有した略長方形状をなしている。
第1ロック孔57は両継手部材31、41を直線状の配置状態に固定するために設けられ、第2ロック孔58は両継手部材31、41がそれらの裏側(下側)に鈍角例えば135°の角度を作る配置状態に固定するために設けられている。このため、図12に示すように第2連結アーム43の回動中心を基準として第1、第2のロック孔57、58は45°ずれている。なお、第2ロック孔58は互いに異なる角度位置に複数設けてもよい。
逃げ部59は、第1ロック孔57を基準として第2ロック孔58とは反対側に設けられていて、第2連結アーム43の回動中心を基準とする円弧状をなしている。逃げ部59は、円弧状の孔で作られているが、円弧状の凹みであってもよい。逃げ部59は、両継手部材31、41がそれらの表側(上側)に鈍角を作る際に、この逃げ部59に嵌り込んだロック凸部56aの逃げ部59に対する相対的移動を許すために設けられている。この相対的移動によって両継手部材31、41が直線状態から上側に90°の範囲で相対的な回動が許容されるようになっている。逃げ部59はその第1ロック孔57寄りの端部に制動部位として例えば斜状面59aを有している。この斜状面59aは、アーム部43bの表面側程第1ロック孔57に対して遠く、かつ、アーム部43bの裏面側程第1ロック孔57に近づいている。
孔又は凹みからなる逃げ部59を設けた構成は、両継手部材31、41をそれらの表側(上側)に鈍角を作って相対的に回動させる際に、アーム部43bに対するロック凸部56aの摺動抵抗をなくして、両継手部材31、41の相対的回動を円滑にできるとともに、ロック凸部56aの摩耗を防止して、ロック装置55の耐久性を確保できる点で好ましい。しかし、本発明において、孔又は凹みからなる逃げ部59に代えて、以下の構成とすることも可能である。両継手部材31、41をそれらの表側(上側)に鈍角を作って相対的に回動させた際にロック凸部56aの移動軌跡に相当して、第1ロック孔57の孔縁に連続するアーム部43bの平坦な面を逃げ部として利用できる。この場合、第1ロック孔57寄りの制動部位は、例えばロック凸部5aの相対的移動方向と略直交する複数のリブや凸部を有する凹凸面状の粗面で作ることができる。
ロック部カバー60はアーム部43bにその表面側から例えばねじ止め等で被着されている。ロック部カバー60には略長円形状の通孔71が開けられているとともに、この通孔71より突出する手動操作子例えば押し釦72が取付けられている。詳しくは、図8及び図11に示されるように押し釦72は、通孔71の形状に対応し略長円形状をなしていて、その長手方向一端寄りに支軸72aを有している。この支軸72aをロック部カバー60の軸受部60aに支持させることによって、押し釦72は支軸72aを中心にして例えばシーソー運動をするように回動可能にロック部カバー60に取付けられている。符号72bは押し釦72の長手方向他端寄りに例えば凹ませて設けられた押圧位置の目安となる押圧操作部を示している。押し釦72とアーム部43bとの間には、押し釦72を通孔71から常に突出する方向に付勢するばね73が挟まれている。
以上のように第2連結アーム43に取付けられている押し釦72の押圧操作部72bは、第2連結アーム43の回動中心及び支軸72aに対して第2連結アーム43の根元部43aに寄せて配設されている。このため、使用者の手の平が第2接続管部42に対応するように管継手17にその下方から左手を添えて、この左手の親指で押し釦72の押圧操作をする場合に、親指に対する押圧操作部72bの位置が、遠過ぎたり、近過ぎたりしないように適正となる。これにより、管継手17の操作性、ひいては掃除の際に吸気風路部15を角度調整するための操作性を向上できる。
しかも、押し釦72は、両継手部材31、41が直線状態に配置されている状態での管継手17の中心線L2に対して斜めに交差して設けられている。つまり、前記直線状態で、押し釦72の支軸72a側の一端部(上流側端部)より、押圧操作部72bを有した押し釦72の他端部(下流側端部)が上側に位置するように押し釦72が傾斜されている(図5参照)。これにより、既述のように管継手17にその下方から左手を添えた場合、及び管継手17にその上方から右手を添えた場合、いずれもやや下がり気味となる親指の指関節から上の指部分の略全体を、過不足なく押し釦72に接触させることができる。このようにいずれの持ち方であっても、親指と押し釦72との関係が大幅に異なることがないので、管継手17の操作上好ましい。
押し釦72の押圧操作部72b側の端部には、ロック孔57、58に対応した数の解除脚74、75が一体に突設されている。一方の解除脚74は、第1ロック孔57に対向して設けられていて、押し釦72が押し込まれた時に第1ロック孔57内に押し込み可能である。他方の解除脚75は、第2ロック孔58に対向して設けられていて、押し釦72が押し込まれた時に第2ロック孔58内に押し込み可能である。
回動可能に連結された第1、第2の連結アーム33、43には図9及び図11等に示すクリックストップ機構81が設けられている。クリックストップ機構81は、両継手部材31、41がそれらの表側に所定角度の鈍角を作った配置状態、言いかえれば、自由回動できる状態で、両継手部材31、41の相対的回動を仮固定するために設けられている。このクリックストップ機構81は、ばね82と、係止体83と、1以上例えば複数の係止部84とで形成されている。
第1連結アーム33のアーム部33bには収容筒部85が形成されている。この収容筒部85はアーム部33bに重なっているアーム部43bで閉じられる開口を有している。収容筒部85にはばね82が収容されており、このばね82の先端には係止体83が支持されている。係止体83は、半球面を有しておればよく、例えば鋼球が用いられている。係止部84はアーム部43bの裏面に形成された半球状の凹部で形成されている。この係止部84は、両継手部材31、41が所定角度例えば110°の鈍角を作る角度、言いかえれば、両継手部材31、41が直線状態にあるときの第1継手部材31を基準とした場合に、この第1継手部材31の中心線に対して第2継手部材41が70°起きるように両継手部材31、41が折り曲げられたときに、係止体83が節度感を伴って嵌合する位置に設けられている。この係止部84への係止体83の係合で、所定値以下の回転力が作用しても第1、第2の連結アーム33、43の相対的回動が妨げられて、両継手部材31、41が仮固定されるようになっている。この仮固定はロック凸部56aが逃げ部59内に配置されているときに行われ、それ以外のときには係止体83が係止部84から外されるので仮固定されることはない。
クリックストップ機構81による仮固定力はばね82のばね力で規定されている。このばね力は、床用の前記吸込み口体25とは別のアタッチメントとして用意された軽量な吸込み具、例えば丸ブラシや隙間用吸込み具を吸込み口体25と交換して掃除をする場合に、前記仮固定状態を保持できるとともに、吸込み口体25を使用して掃除をする場合には、吸気管22の使用の有無を問わず、前記仮固定状態が形成されないように設定されている。
このため、軽量な吸込み具を使用して掃除をする場合には、この吸込み具を、それを使用する掃除に適した角度に仮固定して掃除作業ができる。又、例えば図3のように吸気管22、23が折れ曲がった状態から、吸込み口体25を床面から浮かすことに伴って、クリックストップ機構81による仮固定機能に妨げられることなく、吸込み口体25の重量で両継手部材31、41が直線状態となるように、これらを相対的に回動させることができる。
図8及び図11中符号86、87はアーム部43bの裏面に形成された半球状の凹部からなる補助係止部を示している。一方の補助係止部86にはロック凸部56aが第1ロック孔57に嵌り込んだ時に係止体83が嵌合されて、ロック凸部56aと第1ロック孔57とによる第1ロック状態を補助する。他方の補助係止部87にはロック凸部56aが第2ロック孔58に嵌り込んだ時に係止体83が嵌合されて、ロック凸部56aと第2ロック孔58とによる第2ロック状態を補助する。なお、これらの補助係止部86、87は省略可能である。
図7及び図8中符号91は、管継手17を吸気風路部15に介装して使用する場合に、この吸気風路部15が有する図示しない通電経路に直列に挿入されて、吸込み口体25の電気部品と電気的に接続される配線アセンブリを示している。配線アセンブリ91は、絶縁被覆電線92と、この電線92の一端に半田付け等により固定された導電性のピン受け金具からなる端子93と、絶縁被覆電線92の他端に半田付け等により固定された導電性のピンからなる端子94とから形成されている。端子93はカバー41aで被われて第2接続管部42に取付けられ、端子94はカバー31aで被われて第1接続管部32に取付けられている。
絶縁被覆電線92は、カバー31aの第1接続管部32に対する接合部を通ってカバー31a外に出ているとともに、カバー41aの第2接続管部42に対する接合部を通ってカバー41a外に出ている。この絶縁被覆電線92は、継手ホース50の外側で、かつ、一方の第1連結アーム33及び第2連結アーム43の裏側に配線されて、これら第1連結アーム33及び第2連結アーム43で覆われている。絶縁被覆電線92は、両継手部材31、41の相対的回動の妨げとならないように充分な長さを有している。絶縁被覆電線92は、他方の第1連結アーム34及び第2連結アーム44の裏側に配線して、これら第1連結アーム34及び第2連結アーム44で覆ってもよく、又は一方の第1連結アーム33及び第2連結アーム43の裏側と他方の第1連結アーム34及び第2連結アーム44とに分けて配線することもできる。
前記配線アセンブリ91を用いる構成は、このアセンブリ91を継手ホース50若しくは第1、第2の接続管部32、42を内外に通過させることなく外付けできる。つまり、半田付け等を予め済ました状態で配線ができるので、組立上で有利であるとともに、通気性を損なう恐れがなく配線できる点で優れている。更に、配線アセンブリ91を外付けするので、継手ホース50の内周に沿って配線する場合に比較して、継手ホース50が湾曲される際に絶縁被覆電線92が抵抗とならないとともに、継手ホース50に電線の配線スペースを確保しないで済むので継手ホース50の長さを短くできる点でも好ましい。
以上説明した管継手17を、例えば、延長管として使用される吸気管22、23間に取付けるには、第1接続管部32を吸気管22の下流側端部に嵌合させて接続するとともに、第2接続管部42を吸気管23の上流側端部に嵌合させて接続することによって、両吸気管22、23を管継手17によって連通状態に接続できる。
通常の掃除において管継手17は、ロック装置55を第1ロック状態(つまり、第1ロック孔57にロック部材56のロック凸部56aが挿入されたロック状態)として、第1、第2の継手部材31、41が直線状となる標準状態で使用される。この状態で管継手17を介して吸気管22、23が接続された状態が図2に示されており、吸気管22、23は、互いの延長線上に配置されて一直線になっている。このため、吸気管22、23を直接接続して吸気風路部15を組立てて掃除をする場合と同様な形態で掃除できる。
ところで、図3のようにソファAなどの脚付きの家具の下を掃除する場合には、管継手17で接続された上、下流側の吸気管22、23を、管継手17を中心に折り曲げて吸気管22、23間に鈍角の折れ角αを作って使用すればよい。折れ角αが作られることにより、吸込み口体25の前端側程床面から離れるように吸込み口体25が斜めになることが抑制されて、床面に対する吸込み口体25の適正な関係を維持できる。
前記折り曲げ状態を得るには、まず、吸気管24のハンドル部24aを右手で握ったままの状態で、左手を管継手17の下側に添えて、この左手の親指で押し釦72の押圧操作部72bを押圧する。これにより、押し釦72が押し込まれて解除脚74、75が第1、第2のロック孔57、58に個別に挿入されるので、解除脚74がロック凸部56aを第1ロック孔57から押出して、第1、第2の継手部材31、41を直線状態に固定した第1ロック状態が解除される。
次に、この状態で吸気管23を押し下げて床面に寄せることにより、第1、第2の継手部材31、41を所望角度折り曲げて、これらの接続管部32、42に嵌合して接続されている吸気管22、23を、図3に示すように折れ曲がった状態にできる。これにより、互いに接しているアーム部33b、43bの相対位置が変わって、第1ロック孔57から外されたロック凸部56aが逃げ部59に嵌り込むので、第1、第2の継手部材31、41は相対的回動を妨げられない状態となって、これらは互いに相手に拘束されることなく自由に回動可能となる。
継手部材31、41が折れ角αを作った状態では、ロック装置55がロック機能を発揮することはないので、吸気管23の押し下げ加減で折れ角αを任意に変えることができる。これによって、ソファAの幅や脚の長さ、或いは使用者の背丈や手の長さによるハンドル部24aの高さ位置に対して、使用者が掃除上適当と考える折れ角αで掃除できる。すなわち、互いに隣接する上、下流側の吸気管22、23を所望の折れ角αにしてソファAの下を掃除できる。このため、吸気風路部15全体を横たえる必要がないとともに、使用者が腰をかがめるとしてもそれが軽度で済むので、使用者の疲労を軽減できる。これにより、無理なくソファAの下を隅々まで容易に掃除できる。
この掃除において、管継手17が有している各アーム部33b、34b、43b、44bが、被掃除面(床面)に接するまで吸気管22、23が折り曲げられた場合であっても、各アーム部33b、34b、43b、44bのスペーサ作用で、管継手17より上流側に配置されて床面に沿う吸気管22が、床を擦ることがないとともに、管継手17の継手ホース50が床面に接して床を擦ることがない。このため、ソファAの下を掃除する際の吸気風路部15の押し引きが容易であるだけではなく、継手ホース50が摩耗することを抑制できる。
しかも、図3に示すように折れ角αが鈍角である使用状態では、継手ホース50が湾曲するので、これが復元しようとする作用によって、第1の継手部材31とともにこれに接続された上流側の吸気管22が床面方向に付勢される。この付勢力で、床面から離れないように吸込み口体25を押し付けながら掃除することができるので、吸塵性能がよい。
吸気管22、23が折れ曲がった状態から吸込み口体25を床面から離した場合には、吸込み口体25の重みによって管継手17が真直ぐになるように自然に回動する。このため、逃げ部59内に位置しているロック凸部56aが、逃げ部59の斜状面59aを乗り越えた直後に、ばね66の付勢力で第1ロック孔57に嵌り込んで、管継手17は既述の第1ロック状態となる。このように折れ角αがある吸気風路部15を真直ぐにする際には、格別に管継手17を操作する必要がないので、便利である。
なお、以上の作用は、吸気管23、24同士が管継手17を介して接続された場合にも同様に得られる。
前記のように吸込み口体25を持ち上げるに伴い、折り曲げ状態の吸気風路部15が自然に真直ぐな状態になる直前に、ロック凸部56aが逃げ部59の斜状面59aに乗り上げる。これにより、斜状面59aが第1ロック孔57へのロック凸部56aの入り込み動作に対する抵抗となって、下流側の第2継手部材41に対する上流側の第1継手部材31の下方への回動が制動される。そして、この制動による減速作用を受けた直後にロック凸部56aが第1ロック孔57に嵌り込む。このため、小形部品であるロック部材56のロック凸部56aが第1ロック孔57に勢い良く嵌り込んで、これらが過大な負荷を受けることを抑制できる。したがって、ロック部材56等の耐久性が高く、長期間にわたりロック装置55が両継手部材31、41を直線状態に固定する信頼性が高い。
又、図4に、吸気管21、22同士を管継手17で接続して棚Bの上面等の高所掃除箇所を掃除する場合を示す。この掃除の準備においては、先ず、管継手17を右手で上側から握って、この右手の親指で押し釦72を押して第1ロック状態の解除操作を行ない、この状態で吸気管21に接続された第1の継手部材31を左手で掴んでが裏側に変位させて、両継手部材31、41の裏側に鈍角が形成されるように管継手17を折り曲げる。これにより、管継手17が真直ぐな状態から略45°折り曲げられると、第1ロック孔57から外されたロック凸部56aが第2ロック孔58にばね66の付勢力により嵌り込んで、第1、第2の継手部材31、41の相対的回動が拘束される。
この第2ロック状態では、吸気風路部15が上向きにして使用されるにも拘らず、第1の継手部材31に接続された吸気管21を有した吸込み口体25の吸込み開口25aを下向きに保持できる。これにより、棚Bの上面等の高所掃除箇所を掃除することができる。
この高所掃除の終了後には第1、第2の継手部材31、41を折れ曲った状態に固定した第2ロック状態が解除される。この場合には、前記準備操作と同様の手順で、押し釦72を押し込んで、その解除脚74、75を第1、第2のロック孔57、58に個別に挿入させることにより、解除脚74がロック凸部56aを第2ロック孔58から押出して、第2ロック状態が解除される。これに引続いて、第1、第2の継手部材31、41が真直ぐになるように管継手17を操作することにより、第2ロック孔58から外されたロック凸部56aがばね66の付勢力で第1ロック孔57に嵌り込んで、管継手17は既述の第1ロック状態となる。
以上のように吸気風路部15に管継手17を取付けて使用することにより、図2に示す通常の使用形態の他に、図3に示す家具の下方の掃除に適する使用形態、図4に示す高所掃除に使用形態を得ることができる。しかも、隙間ノズル等に軽量な吸込み具を吸込み口体25に代えて用いて、管継手17が真直ぐな状態から所定の角度例えば70°折り曲げた場合には、クリックストップ機構81を機能させて、この折り曲げ角度に隙間ノズル等に軽量な吸込み具を保持して掃除ができる。したがって、掃除形態の多様性を得ることができる。
前記構成の管継手17は、既述のように押し釦72を側方から操作しない限り、ばね66で付勢されているロック部材56のロック凸部56aを、これが嵌り込んでいるロック孔57又は58から外すことはできない。このため、第1又は第2のロック状態が選択された時には、その状態を確実に維持でき、不用意に管継手17で自由回動を生じる恐れがない。しかも、ロック解除の状態で両継手部材31、41が回動されるときに、ロック部材56のロック凸部56aとロック孔57又は58とは互いに摺動して摩耗することがない。この点においても長期間にわたりロック装置55が両継手部材31、41を固定状態に維持する信頼性が高い。
しかも、ロック凸部56a及びこれが選択的に挿脱される第1、第2のロック孔57、58は、アーム部33b、43bの回動中心に対する放射方向に延びる長軸を有した略長方形状をなしているから、ロック状態での受圧面が平面状であって、その面積は大きい。これにより、耐久性を確保でき、この点においても長期間にわたりロック装置55が両継手部材31、41を固定状態に維持する信頼性が高い。
その上、ロック凸部56a及び第1、第2のロック孔57、58を円形とした場合に比較して、これらのアーム部33b、43bの回動方向に沿う幅が小さい。このため、第1、第2のロック孔57、58の間隔を狭めたり、或いは3以上のロック孔を設けた結果として孔相互の間隔を狭めた設計とした場合にも、隣接するロック孔が互いに連続したり、隣接するロック孔相互間にロック状態での所定の負荷に耐えるのに必要な間隔を維持しやすい。これにより、アーム部43bに対するロック孔の設計の自由度を高めるのに有利である。
更に、管継手17の押し釦72は、下流側吸気管に接続された第2継手部材41の第2連結アーム43に取付けられている。このため、両継手部材31、41が相対的に回動されるときに、第2継手部材41を持った手と押し釦72との相対位置が変わることがない。したがって、ロック解除操作とそれに引続く両継手部材31、41の相対的な回動操作をする上で好ましい。
そして、ロック解除は、既述のようにロック凸部56aが第1ロック孔57に嵌り込んで両継手部材31、41が真直ぐに固定されている状態下、及びロック凸部56aが第2ロック孔58に嵌り込んで両継手部材31、41がそれらの裏側に135°の鈍角を作って折れ曲がっている状態下でなされる。つまり、互いに異なる複数の位置でロック状態が形成されるようになっている。それにも拘らず、単一の押し釦72に複数のロック孔の夫々に個別に押し込まれる複数の解除脚74、75を設けたので、単一の押し釦72の押圧操作によって、その時点で有効となっているロック状態を解除することができる。このように複数のロック孔毎に押し釦を設ける必要がなく、単一の押し釦72を共用してロック解除ができるので、部品数の増加がなく、かつ、ロック解除操作が単純である点で優れている。
又、前記構成の管継手17は、回動可能に連結された一方の第1、第2の連結アーム33、43と、同じく回動可能に連結された他方の第1、第2の連結アーム34、44とを、継手ホース50を間に置いてこの継手ホース50の側方に配置している。このため、既述のようにロック装置55を掴む状態に添えた手でロック状態解除のために押し釦72を押し込み操作する時、この押し込み力に対抗する支持力を、第1、第2の連結アーム34、44のアーム部34b、44bに接した指によって与えることができる。この場合、アーム部34b、44bの形状が大きいので、これらへの指の掛かりが確実である。このため、押し釦72の押し込み操作を容易にできる。
図14は本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、構成が同じ部分には、第1実施形態の該当部分と同じ符号を付して、その説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる部分について説明する。なお、この説明では必要に応じて図5〜図13等も参照する。
第2実施形態では、握り管として機能している吸気管24と、管継手17の第2接続管部とが一体に作られていて、管継手17の第1接続管部32に、吸気管22及び23が伸び縮み可能に組合わされた延長管、又は吸込み口体25の吸気管21、或いは図示しない隙間ノズルなどの軽量な吸込み具が選択的に取付けられる。
したがって、吸気管24に分離不能に設けられた管継手17は、第1継手部材31と、一対の第2連結アーム43、44と、可撓性の継手ホース50と、ロック装置55とを具備している。
第1継手部材31は、一対の第1連結アーム33、34及び吸込み口体25が連通される第1接続管部32を有している。一対の第2連結アーム43、44は、握り管として機能する吸気管24に設けられて、一対の第1連結アーム33、34に個別に回動可能に連結されている。継手ホース50は、互いに回動可能に連結された一方の第1、第2の連結アーム33、43と他方の第1、第2の連結アーム34、44との間に配設されていて、第1接続管部32と吸気管24とを連通している。
ロック装置55は、ロック部材56、ロック孔57、58、及び手動操作子として例えば押し釦72を有している。ロック部材56は、一対の第1、第2の連結アームの内の少なくとも一方、例えば第1、第2の連結アーム33、43に設けられていて、ばね66によって付勢されている。ロック孔57、58は、第1継手部材31と吸気管24とが作る角度が所定角度になったときにロック部材56のロック凸部56aと嵌合されるものであって、この嵌合によって第1継手部材31と吸気管24とを例えば真直ぐな状態等に固定する。押し釦72は、ロック孔57又は58からロック部材56のロック凸部56aを外して第1継手部材31と吸気管24との固定を解除するものである。この押し釦72は、吸気管24に突設された第2連結アーム43に取付けられている。以上説明した点以外の構成は、図14に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
このため、第2実施形態においても第1実施形態と同様に本発明の課題を解決できる。しかも、管継手17が、握り管として機能する吸気管24に一体化されているので、アタッチメントである場合と異なり、管継手17の保管場所に苦慮したり紛失する恐れもない。
なお、本発明は前記各実施形態に制約されない。例えば、第1実施形態とは逆に、第1連結アーム33のアーム部33bをこれに対応する第2連結アーム43のアーム部43bの外側に重ねて配置する場合には、外側位置のアーム部33bにロック孔及び逃げ部を設け、内側位置のアーム部43bにばね66及びロック部材56を取付けて実施することがきる。
本発明の第1実施形態に係る管継手を備えた電気掃除機を一部分解して示す斜視図。 図1の電気掃除機の第1の使用形態を示す側面図。 図1の電気掃除機の第2の使用形態を示す側面図。 図1の電気掃除機の第3の使用形態を示す側面図。 本発明の第1実施形態に係る管継手を示す斜視図。 (A)は図5の管継手を示す平面図。(B)は図6(A)中矢印F6B方向から管継手を見て示す側面図。(C)は図6(A)中矢印F6C方向から管継手を見て示す正面図。 図5の管継手を分解して示す斜視図。 図5の管継手を分解して図7とは異なる方向から見て示す斜視図。 図5の管継手を示す横断平面図。 図5の管継手の一部を示す一部切欠斜視図。 図5の管継手の一部を分解して示す斜視図。 図5の管継手が有するロック孔付きの第2連結アームを示す裏面図。 図5の管継手が有するロック部材を示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係る管継手を備えた電気掃除機を一部分解して示
符号の説明
11…電気掃除機、12…掃除機本体、13…吸込み口、14…電動送風機、15…吸気風路部、17…管継手、21…吸気管、22…吸気管、23…吸気管、24…吸気管(握り管)、25…吸込み口体、25a…吸込み開口、26…吸気ホース、27…接続管、31…第1継手部材、32…第1接続管部、33、34…第1連結アーム、35…枢軸凸部、36…ねじ、37…締付けナット、38…ロックナット、39…嵌合穴、41…第2継手部材、42…第2接続管部、43、44…第2連結アーム、45…嵌合筒、46…枢軸凸部、47…ねじ、48…締付けナット、49…ワッシャ、50…継手ホース、55…ロック装置、56…ロック部材、56a…ロック凸部、57…第1ロック孔、58…第2ロック孔、59…逃げ部、59a…斜状面(制動部位)、60…ロック部カバー、65…収容部、66…ばね(弾性部材)、72…押し釦(手動操作子)、72a…支軸、73…ばね、74、75…解除脚

Claims (6)

  1. 互いに着脱可能に接続される複数の吸気管を備えて、吸込み口体と掃除機本体の吸込み口とを連通する吸気風路部に設けられ、前記各吸気管の内で相対的に上流側と下流側とに配置される上流側吸気管と下流側吸気管とを連通状態に接続する電気掃除機用管継手であって、
    一対の第1連結アーム、及び前記上流側吸気管に着脱可能に接続される第1接続管部を有した第1継手部材と、
    前記一対の第1連結アームに個別に回動可能に連結された一対の第2連結アーム、及び前記下流側吸気管に着脱可能に接続される第2接続管部を有した第2継手部材と、
    互いに連結された前記一対の第1、第2の連結アーム間に配設され前記第1、第2の接続管部を連通した可撓性の継手ホースと、
    前記一対の第1、第2の連結アームの内の少なくとも一方に設けられ、前記両継手部材を直線状の配置状態に固定するとともに、前記両継手部材をそれらの表側に鈍角を作った配置状態でこれら継手部材の相対的回動を許すロック装置と、
    を具備し、
    前記ロック装置が、前記第1、第2の連結アームの内で前記継手ホースに近い一方の連結アームに取付けられかつ他方の連結アーム側に弾性部材で付勢されたロック部材、前記他方の連結アームに設けられ前記両継手部材が直線状に配置された状態で前記ロック部材が嵌り込むロック孔、前記他方の連結アームに設けられ前記両継手部材の相対的回動が許された状態で前記ロック部材が移動可能に嵌り込むとともにこのロック部材が摺動可能な制動部位を前記ロック孔に寄せて有した逃げ部、及び前記ロック孔から前記ロック部材を押出してロック解除をする手動操作子を有している電気掃除機用管継手。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機用管継手において、前記制動部位が、前記逃げ部から前記ロック孔への前記ロック部材の嵌り込み動作の抵抗となる斜状面で形成されている。
  3. 請求項1又は2に記載の電気掃除機用管継手において、前記他方の連結アームに複数のロック孔が設けられていて、これらロック孔及び前記ロック部材の前記ロック孔に嵌り込むロック凸部が、前記両連結アームの回動中心に対して放射方向に延びる長軸を有した略長方形状をなしている。
  4. 請求項3に記載の電気掃除機用管継手において、前記手動操作子が、この操作子の支軸を中心に前記他方の連結アームに回動可能に取付けられて裏側から弾性部材で付勢されているとともに、前記各ロック孔に個別に対向して設けられて前記各ロック孔の内のいずれかに嵌り込んだ前記ロック凸部を押出す複数の解除脚を有している。
  5. 電動送風機が内蔵された掃除機本体と、
    塵を吸込む吸込み開口が形成された吸込み口体と、
    互いに着脱可能に接続される複数の吸気管を備えて、前記吸込み口体と前記掃除機本体の吸込み口とを連通する吸気風路部と、
    前記各吸気管の内で相対的に上流側と下流側とに配置される上流側吸気管と下流側吸気管とを連通状態に接続して前記吸気風路部に着脱可能に取付けられる請求項1から4の内のいずれか1項に記載の管継手と、
    を具備する電気掃除機。
  6. 吸気ホースが一端に有した接続管を電動送風機が内蔵された掃除機本体の吸込み口に接続し、前記吸気ホースが他端に有した管継手付きの握り管に、塵を吸込む吸込み開口を有した吸込み口体を連通させて、前記電動送風機の運転により掃除をする電気掃除機であって、
    前記管継手が、
    一対の第1連結アーム及び前記吸込み口体が連通される第1接続管部を有した第1継手部材と、
    前記握り管に設けられて前記一対の第1連結アームに個別に回動可能に連結された一対の第2連結アームと、
    互いに連結された一対の第1、第2の連結アーム間に配設され前記第1接続管部と前記握り管とを連通した可撓性の継手ホースと、
    前記一対の第1、第2の連結アームの内の少なくとも一方に設けられ、前記第1接続管部と前記握り管とを直線状の配置状態に固定するとともに、前記第1接続管部と前記握り管とがそれらの表側に鈍角を作った配置状態でこれら第1接続管部と前記握り管の相対的回動を許すロック装置と、
    を具備し、
    前記ロック装置が、前記第1、第2の連結アームの内で前記継手ホースに近い一方の連結アームに取付けられかつ他方の連結アーム側に弾性部材で付勢されたロック部材、前記他方の連結アームに設けられ前記第1接続管部と前記握り管とが直線状に配置された状態で前記ロック部材が嵌り込むロック孔、前記他方の連結アームに設けられ前記第1接続管部と前記握り管との相対的回動が許された状態で前記ロック部材が移動可能にはまり込むとともにこのロック部材が摺動可能な制動部位を前記ロック孔に寄せて有した逃げ部、及び前記ロック孔から前記ロック部材を押出してロック解除をする手動操作子を有している電気掃除機。
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