JP2004321699A - 電気掃除機用管継手及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用管継手及び電気掃除機 Download PDF

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Yoshihiro Tsuchiya
善弘 土屋
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Abstract

【課題】含塵空気を掃除機本体に導く吸塵風路部を折った状態で掃除する際の吸塵性能を向上できる電気掃除機用管継手を提供することにある。
【解決手段】相対的に上流側と下流側とに配置される第1、第2の吸塵管22,23を連通状態に接続する管継手17であって、互いに連通する第1、第2の接続管部33,44とトーションばね(付勢手段)とを備える。第1接続管部33は第1の吸塵管22に着脱可能に接続され、第2接続管部44は第2の吸塵管23に着脱可能に接続される。トーションばねは、管継手17を中心に両吸塵管22,23が折られた際に、両接続管部33,44が作る折れ角βが大きくなるように両吸塵管22,23を付勢する。この付勢力で、吸塵風路部15が折られた状態で、吸込み口体25を被掃除面に押し付けるようにしたことを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被掃除面から吸引する含塵空気を掃除機本体に導く吸塵風路部に所望により取付けて使用される管継手、及びこの管継手を備える電気掃除機、若しくは前記管継手と同様な機能を有した管継手を含んだ吸塵風路部を備える電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ソファやベッドの下などを掃除するにあたり、延長管を横たえたり、腰を屈せずとも容易に掃除できるようにするために、所定の角度に折り畳み得るように構成した延長管が知られている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
この特許文献1の延長管は、下部延長管と上部延長管とを相対的に所定の角度に折り畳まれるように関節部で結合するとともに、関節部を選択的に折り畳めるように調節するロック調節手段を備えている。
【0004】
これにより、関節部の両端に連結された上部延長管と下部延長管が一直線状を維持する状態と、上部延長管と下部延長管とが所定の角度に折られた状態とのいずれかを選択できる。すなわち、ロック調節手段のロック部材をこれと係合するロック突起方向に付勢するスプリングに抗して延長管の軸方向に移動させて、このロック部材の噛み合い部とロック突起との噛み合いを外すことにより、関節部の第1管体と第2管体との回転の拘束を解除して、上部延長管と下部延長管とを所定の角度折られた状態に折り畳むことができる。そして、この状態から上、下部延長管が一直線状となるように加圧することにより、スプリングの力で噛み合い部にロック部材を自動的に噛み合わせて、上、下部延長管を一直線状に固定できる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−253456号公報(段落0010、0011、0067−0075、図2−図7)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1は、上、下延長管を関節部を中心に所定の角度に折った状態とすることによって、ベッドの下などを掃除するのに有用である。ところで、吸込み口体を被掃除面に押し付ける力は、上、下延長管を介して伝えられるので、関節部が被掃除面に支持されずに上、下延長管が折られた状態で使用される特許文献1の構成では、上、下延長管が直線状になっている場合に比較して、関節部に斜め下向きの力が加えられる。このため、被掃除面に接している吸込み口体を支点として関節部が押し下げられることに伴って、吸込み口体が斜め上向きに傾いて被掃除面から浮き易い傾向がある。しかも、関節部が被掃除面に支持される場合には、上延長管から斜め下向きに加えられる力を吸込み口体に下向きの力として伝え難く、吸込み口体を被掃除面に確実に押し付けることが困難である。そして、こうした不具合を改善する技術を特許文献1は教示していないので、ベッドの下などを掃除する場合の吸塵性能が低下し易い。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、含塵空気を掃除機本体に導く吸塵風路部を折った状態として掃除をする際の吸塵性能を向上できる電気掃除機用管継手及び電気掃除機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の管継手は、互いに連通する第1、第2の接続管部を個別に有して回動可能に組合わされた第1、第2の継手部材と、両継手部材にわたって設けられた付勢手段とを備える。第1接続管部は、相対的に上流側と下流側とに配置される第1、第2の吸塵管の内の第1の吸塵管に着脱可能に接続され、第2接続管部は第2の吸塵管に着脱可能に接続される。付勢手段は、第1、第2の接続管部をこれらが作る折れ角が大きくなるように付勢する機能を有している。
【0009】
吸塵風路部において相対的に上流側と下流側とに配置される第1の吸塵管と第2の吸塵管との間に、これら両吸塵管を接続する本発明の管継手を必要に応じて取付け、この管継手を中心に第1、第2の吸塵管を折り曲げることによって、吸塵風路部を脚付きの家具の下等を掃除するのに適合させることができる。この場合、第1、第2の接続管部が作る折れ角が小さくなるほど、付勢手段の付勢力が大きくなり、その力で、管継手より上流側の吸塵管を介して吸込み口体を被掃除面に押し付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
【0011】
図1〜図3中符号11はキャニスタ形の電気掃除機を示している。電気掃除機11は、掃除機本体12と、この本体12に含塵空気を導く吸塵風路部15と、管継手17とを備えている。管継手17は、アタッチメントとして用意され必要に応じて吸塵風路部15に組合わせて使用される。
【0012】
掃除機本体12の本体ケース12aには、図示しない電動送風機等が内蔵されているとともに、この電動送風機の吸込み側に位置して集塵部が設けられている。集塵部は例えば本体ケース12aに対して着脱されるフィルタを有している。本体ケース12aには、床面等の被掃除面に沿う掃除機本体12の移動を容易にするための車輪及びキャスタが取付けられているとともに、集塵部に連通する吸込み口13が設けられている。
【0013】
吸塵風路部15は、互いに着脱可能に接続される複数の吸塵管21〜24と、吸込み口体25と、吸塵ホース26とを備えている。吸塵管21〜24はいずれも硬質材料例えば硬質合成樹脂製である。
【0014】
吸塵ホース26は、可撓性を有して容易に変形可能であり、その先端となる長手方向一端に吸塵管24を有している。この吸塵管24は、互いに接続された各吸塵管21〜24の内で最も下流側に位置される管である。この吸塵管24は、吸塵風路体15を操作するための握り管として機能するものであり、そのために本実施形態では吸塵管24がハンドル部24aを有している。ハンドル部24aは含塵空気を導く吸塵風路から外れて、吸塵風路から独立して設けられている。ハンドル部24aには電動送風機に対する運転指令を与える操作部(図示しない)が設けられる。なお、ハンドル部24aを省略して吸塵管24を直接握るようにしてもよい。
【0015】
吸塵ホース26はその長手方向他端に硬質合成樹脂製の接続管27を有している。この接続管27は吸込み口13に取外し可能に接続されている。
【0016】
吸塵管24より上流側に配設される他の吸塵管21〜23の内で、吸塵管22、23は2本継ぎ形の延長管として用いられる。下流側吸塵管23の下流側端部は吸塵管24に着脱可能に接続できる。下流側吸塵管23の上流側端部と上流側吸塵管22の下流側端部とは着脱可能に接続できる。又、上流側吸塵管22の下流側端部は吸塵管24に着脱可能に接続できる。
【0017】
吸込み口体25はその底壁に被掃除面の塵を吸込むための吸込み開口(図示しない)を有している。この吸込み口体25が有する吸塵管21は、延長管等への接続管として使用されるものであって、吸込み口体25の後部に幅方向中央部に位置して上下方向に起倒できるように回動可能に取付けられている。吸塵管21は、互いに接続された各吸塵管21〜24の内で最も上流側に位置される管である。この吸塵管21の下流側端部は、吸塵管24に着脱可能に接続できるとともに、上流側吸塵管22の上流側端部又は下流側吸塵管23の上流側端部にも着脱可能に接続できる。
【0018】
このため、管継手17を使用しない場合には、各吸塵管21〜24を接続することによって直線状に組立てられる吸塵風路部15を介して吸込み口体25と吸塵ホース26とを連通させて、電気掃除機11を使用できる。なお、吸込み口体25に、吸込風によって回転される回転清掃体を内蔵したり、モータ及びこの動力で回転される回転清掃体を内蔵することは妨げない。
【0019】
管継手17は、各吸塵管21〜24の内で相対的に上流側と下流側に配置される吸塵管同士を連通状態に接続するために使用される。この管継手17は、図1に示すように吸塵管22、23同士を接続したり、図2に示すように吸塵管23、24同士を接続したり、図3に示すように吸塵管21、22同士を接続することができ、この接続は掃除場所に応じて使用者によって選択される。
【0020】
図1の場合、上流側吸塵管は吸塵管22であり、下流側吸塵管は吸塵管23である。図2の場合、上流側吸塵管は吸塵管23であり、下流側吸塵管は吸塵管24である。図3の場合、上流側吸塵管は吸塵管21であり、下流側吸塵管は吸塵管22である。このため、本明細書においては、相対的に上流側と下流側に隣接して配置される吸塵管の内で、上流側吸塵管を第1の吸塵管と称し、下流側吸塵管を第2の吸塵管と称し、或いは、吸塵風路部15において相対的に上流側と下流側に隣接する部位の内で、上流側に位置される部位を上流側部位と称し、下流側に位置される部位を下流側部位と称する。
【0021】
図4〜図10を参照して管継手17について説明する。この管継手17は、第1継手部材31と、第2継手部材41と、角度調整手段51と、掃除面保護部材として機能するローラ61と、清掃具71、付勢手段として使用される例えばトーションばね65とを備えている。
【0022】
第1継手部材31は、硬質合成樹脂により成形された半割状の一対の部材要素の開放面同士を互いに合わせて、これら部材要素を組立てることによって形成され、収容部32と、この収容部32から突出された第1接続管部33とを有している。第1継手部材31は管継手17の外郭をなしている。収容部32は例えば円筒形状をなし、その軸方向に対して直交する方向に第1接続管部33が一体に突設されている。第1接続管部33は第1の吸塵管又は第2の吸塵管に着脱可能に接続できるように作られている。
【0023】
第1接続管部33は収容部32に連通されている。収容部32にはその周方向に所定角度に渡って延びる管通し部34が第1接続管部33に対向して設けられている。この管通し部34は、図5に示すように一対の前記部材要素の縁に開放する溝34a同士を合わせることによって形成されている。図5中符号34bは管通し部34の両端をなす溝34aの奥端からなる回動規制縁を示している。
【0024】
図4及び図5中符号35は第1接続管部33の外面の一部に軸方向に沿ってねじ止めされる配線カバーを示している。このカバー35は吸込み口体25に至る電線が必要である場合に、この電線を覆い隠し、かつ、図示しないが各吸塵管21〜24の夫々に配線される電線との接続を担う端子ピン又はピン受け端子が取付けられるようになっている。なお、電線を設けない場合には配線カバー35は省略できる。
【0025】
収容部32の軸方向両端壁の夫々にはその中央部から外側円筒部36が一体に突設されている。これらの円筒部36の根元部外周面には、周方向に延びる係止溝、たとえば環状溝38が設けられている。
【0026】
収容部32の内周面には、図5に一部を示すリブ37が周方向に沿って一体に設けられている。これらのリブ37は、第2継手部材41を安定した状態に支持するとともに、両継手部材31、41同士の接触個所を限定してこれら継手部材31、41の相対的回転を円滑に行わせるために設けられている。
【0027】
硬質合成樹脂により成形された第2継手部材41は、第1継手部材31に対して回動可能に組合わされ、後述の第2接続管部44を除いて収容部32内に収容されている。図5に示すように第2継手部材41は、円形の両端壁42にわたる半円弧状壁部43を有しているとともに、この円弧状壁部43から一体に突設された第2の接続管部44を有している。第2接続管部44は第1の吸塵管又は第2の吸塵管に着脱可能に接続できるように作られている。
【0028】
第2継手部材41の内部は第1継手部材31の内部と連通されているとともに、第2接続管部44は第2継手部材41の内部に連通されている。したがって、第1、第2の接続管部33、44は互いに連通されている。両端壁42は外側円筒部36を収容部32の内側から塞ぐ壁として機能し、リブ37を摺動する円弧状壁部43は管通し部34を収容部32の内側から塞ぐ壁として機能する。
【0029】
円弧状壁部43に対して直角な方向に突出する第2の接続管部44は管通し部34を遊挿して第1継手部材31外に突出されている。この第2の接続管部44の突出基部が前記回動規制縁34bに当たることによって、両継手部材31、41の相対的回動が規制されるようになっている。本実施形態の場合には、図10図に示すように第1、第2の接続管部33、44が直線上に配置された状態から、60°の回動角度αの範囲内を両継手部材31、41が相対的に回動できるように設定してある。
【0030】
図4及び図5中符号45は第2接続管部44の外面の一部に軸方向に沿ってねじ止めされる配線カバーを示している。このカバー45は吸込み口体25に至る電線が必要である場合に、この電線を覆い隠し、かつ、図示しないが各吸塵管21〜24の夫々に配線される電線との接続を担う端子ピン又はピン受け端子が取付けられるようになっている。なお、電線を設けない場合には配線カバー45は省略できる。
【0031】
両端壁42の夫々にはその中央部から内側円筒部46が一体に突設されている。これらの円筒部46は、外側円筒部36と略同じ突出長さであって、これら円筒部36内に個別に挿入されている。内外両円筒部36、46間は弾性変形可能な環状のシール材47によって気密を保持されている。シール材47は内側円筒部46の外周面に取付けられているが、これに代えて外側円筒部36の内周面に取り付けてもよい。
【0032】
両端壁42の夫々には内側円筒部46内に位置する回り止め部48が一体に突設されている。図5に示すように回り止め部48は、例えば中空でかつ十字形状をなしており、その先端は開放されている。
【0033】
第1のばねであるトーションばね65は、図9に示すように一端65a、他端65b、及びこれら両端を一体に接続するコイル部65cとを有している。一端65aはコイル部65cの軸方向に沿って延びており、他端はコイル部65cの径方向に沿って外側に延びている。コイル部65bは、1.5ターン以上好ましくは複数巻きされていて、好ましくは10ターン以下に巻かれている。この巻数は、ばねの材料、線径、及び許容角度(前記両端65a、65bが作る角度θ)等に応じて前記巻数の範囲で適宜選定される。
【0034】
しかし、トーションばね65の配置上の制約を受けない範囲で可能な限り巻数は多くすることが望ましく、こうして巻数を増やすほど、ばね定数を下げて許容角度θを大きくできる点で有利である。付勢手段としてトーションばね65を用いる構成は、そのコイル部65cの巻数によって、ばね定数を小さくできることに伴い、後述のように吸込み口体25を被掃除面に押し付ける力のばらつきや変動を抑制するのに有利であるとともに、前記押し付けに過不足を生じないようにする設計的な自由度が高い点で好ましい。
【0035】
このトーションばね65は、第1、第2の継手部材31、41にわたって設けられている。具体的には、図6及び図7に示すように内側円筒部46の外周にコイル部65cを巻装し、内側円筒部46の外周に軸方向に沿って延びるように設けた孔や溝からなるばね受け部(図示しない)に一端65aを挿入して係止し、更に、外側円筒部36に設けた溝からなるばね受け部66(図8参照)に他端65bを係止して、トーションばね65が第1、第2の継手部材31、41間に設置されている。このように設置されたトーションばね65は、第1、第2の接続管部33、44が直線状に配置された標準状態では、ばね荷重を両継手部材31、41に与えないようになっている。なお、後者のようにばね荷重を与える場合には、前記標準状態に両接続管部33、44が支持されるようにする適当なストッパを両継手部材31、41に設けるとよい。
【0036】
角度調整手段51は、第1の角度規制部52と、操作部53と、第2の角度規制部54と、付勢体例えばコイルばね55とを備えている。
【0037】
第1の角度規制部52は第1継手部材52に設けられている。詳しくは、外側円筒部36の先端部外周に、その周方向に沿って一定間隔で一体に突設された多数の歯部で、第1角度規制部52が作られている。これらの規制部52は図8に示すように周方向に相対向する斜状面(テーパ面又は湾曲面)52aを有している。これにより、周方向に隣接した第1角度規制部52相互間の溝52bがその奥側(具体的には外側円筒部36の先端側)から入口に向けて(具体的には端壁42に向けて)次第に広がっていて、第2角度規制部54との噛合いが円滑に行われるようになっている。
【0038】
操作部53は、硬質合成樹脂製であって、外側円筒部36に被嵌するキャップ状に形成されている。操作部53の端壁53aの中央部内面には回り止め部56が一体に突設されている。この回り止め部56は前記回り止め部48に対応した形状であり、例えば回り止め部48の内側に嵌合される十字形状をなしている(図5参照)。図6及び図7に示すように操作部53は、回り止め部48、56を軸方向に移動可能な状態に嵌合させて第2継手部材41に支持されている。これにより、操作部53は、第2継手部材41の周方向には単独で動くことがなく、第2継手部材41と一体に回動可能で、かつ、軸方向には第2継手部材41に対して移動可能に設けられている。なお、回り止め部48、56は、互いに摺動可能に嵌合する角軸又は角筒で作ってもよく、或いは嵌合関係を持たずに近接する平面を有する平行な軸で作ってもよい。
【0039】
操作部53の周壁53bの開口端近傍の内面には、開口端縁53cで端壁42側から覆われて第2の角度規制部54が一体に設けられている。第2の角度規制部54は、前記内面に、その周方向に沿って一定間隔で一体に突設された多数の歯部で作られている。これらの規制部54は図8に示すように周方向に相対向する斜状面(テーパ面又は湾曲面)54aを有している。これにより、周方向に隣接した第2角度規制部54相互間の溝54bがその奥側(具体的には開口端縁53c側)から入口に向けて(具体的には端壁53aに向けて)次第に広がっていて、第1角度規制部52との噛合いが円滑に行われるようになっている。
【0040】
第2継手部材41の端壁42と操作部53の端壁53aとの間には、第2のばねであるコイルばね55が圧縮状態に挟設されている。これにより、操作部53は第2継手部材41から離れる方向に常に付勢されている。操作部53の周壁53bの開口端縁53cは環状で内側に突出されている。この開口端縁53cは、第1の角度規制部52に対して端壁42側から接離可能である。
【0041】
第1の角度規制部52への開口端縁53cの引っ掛かりによって、コイルばね55の付勢力で操作部53が脱落することが妨げられている。この状態では第1、第2の角度規制部52、54は互いに噛合っている。第2角度規制部54が第1角度規制部52に噛合った状態では、両継手部材31、41の相対的回動が妨げられる。このように第2角度規制部54が第1角度規制部52に噛合う位置を拘束位置と称する。そして、操作部53をコイルばね55に抗して押し込むことによって、第1角度規制部52との噛合いを解除して第1角度規制部52から外れた位置に第2角度規制部54を配置できる。この非噛合い状態では、両継手部材31、51の相対的回動が自由になる。このように第2角度規制部54が第1角度規制部52から外れた位置を非拘束位置と称する。
【0042】
図5〜図7中符号57は操作部53の周壁53bに取付けられた係止軸を示している。この係止軸57は、例えば軸回りに回転させることによって、周壁53bの内側に突出する使用位置と、周壁53bの内側に突出しない非使用位置とにわたって周壁53bの半径方向に沿って進退されるものである。係止軸57はその進退によって前記環状溝38に挿脱可能であるが、通常は非使用位置に配置された状態に保持されている。
【0043】
図6及び図7に示すようにローラ61は操作部53の周壁53bに形成された溝に嵌合して、操作部53に対して回転可能に設けられている。ローラ61の外径は第1継手部材31の最大径をなす収容部32の外径より大きい。ローラ61は、硬質な合成樹脂や硬質ゴム等により形成されている。ローラ61の少なくとも外周部を硬質ゴム製とすることは、被掃除面に過負荷を与えずにこの面の傷付きをより有効に抑制できる点で好ましい。
【0044】
図4に示すように清掃具71は、ベース72に清掃部材体73を取付けて形成されている。清掃部材73は、図示例ではブラシ毛であるが、スポンジやフェルト、或いは軟質ブレードであってもよい。清掃具71は、第1、第2の接続管部33、44の内の一方、例えば第1接続管部33に移動可能に取付けられている。図示例では、コの字状のベース72を第1接続管部33に枢軸74を介して枢着することにより、図4(A)に示す格納位置と図4(B)に示す使用位置とにわたって移動可能に設けられている。格納位置では清掃部材73が第1接続管部33の先端開口から前方に突出しない状態に保持され、使用位置では清掃部材73が第1接続管部33の先端開口から前方に突出した状態に保持されるものである。又、清掃具71の移動は使用者の手作業により行われるとともに、この清掃具71は格納位置及び使用位置の夫々において、図示しない位置決め手段によって不用意に回動されないないように保持される。
【0045】
以上説明した構成の管継手17を、延長管として使用される吸塵管22、23間に取付けるには、例えば、第1接続管部33を吸塵管22の下流側端部に差し込み接続するとともに、第2接続管部44を吸塵管23の上流側端部に差し込み接続することによって、第1、第2の吸塵管を管継手17によって連通状態に接続できる。
【0046】
通常、管継手17は、その角度規制部52、53の噛合い(この状態を図6に示す。)によって、第1、第2の接続管部33、44が図9中実線に示すように直線状となる標準状態に保持される。この状態で管継手17を介して吸塵管22、23が接続された状態が図1(A)に示されており、両吸塵管22、23は、互いの延長線上に配置されて一直線になっている。このため、両吸塵管22、23を直接接続して吸塵風路部15を組立てて掃除をする場合と同様な形態で掃除をすることができる。
【0047】
ところで、図1(B)のようにソファAなどのような脚付きの家具の下を掃除する場合には、管継手17で接続された上、下流側の吸塵管22、23を管継手17を中心に折り曲げて使用すればよい。この場合、第1の折り曲げ使用形態と第2の折り曲げ使用形態とがあリ、これらの形態は使用者によって選択される。
【0048】
第1の折り曲げ使用形態を得るには、まず、両操作部53を互いに近付くようにコイルばね55を縮めながら押し込むことにより、両角度規制部52、53の噛合いが外れた状態とする。これにより、第1、第2の継手部材31、41は相対的回動を妨げられない状態となる。つまり、これらは互いに相手に拘束されることなく所定角度範囲にわたって自由に回動可能となる。つぎに、この状態で操作部53に取付けられている係止軸57を操作して、その先端部を第1継手部材31の環状溝38に夫々挿入する。それによって、両継手部材31、41が相対的に回動可能となった状態に保持される(この状態を図7に示す。)。
【0049】
こうしたセット作業後、被掃除面に吸込み口体25を接触させたまま管継手17を被掃除面に押し付ける方向に押し下げる。これによって、トーションばね65を捩りながら、吸塵管22、23とともに第1、第2の接続管部33、44が鈍角の折れ角β(図10など参照)を形成した状態に折れるようになる。このため、折れ角βに応じてトーションばね65に蓄えられるばね力で、吸塵管22、23を元の状態に戻す方向に付勢できる。
【0050】
この場合、第2接続管部44に接続されている吸塵管23は使用者によって持たれている吸塵管24で支持されているので、吸塵管23及び第2接続管部44は動かないように保持されている。しかし、管継手17より上流側に位置されて吸込み口体25に連通されている接続管22及び第1接続管部33は、図1(B)に符号Fで示す付勢力で被掃除面に寄るように付勢される。
【0051】
これにより、吸塵風路部15の途中が折れている状態であるにも拘らず、吸込み口体25を被掃除面に押し付けることができる。この押し付け作用は、前記折れ角βが小さくなるほど強くなるとともに、管継手17が、被掃除面に接触しても、しなくても発揮される。図1(B)の状態は管継手17のローラ61が被掃除面に接触するまで吸塵管22、23を折った場合を示しており、こうした状態での掃除形態の詳細については後述する第2の折り曲げ使用形態の場合と同様である。
【0052】
以上の手順で得た第1の折り曲げ使用形態のままで吸塵風路部15の前進・後退を繰返して吸込み口体25を押し引きすることにより、ソファAの下等を掃除できる。この時、吸塵管23に斜め下向きの力がどのように作用していても、既述のようにトーションばね65で吸込み口体25が被掃除面に押し付けられていて、この吸込み口体25が被掃除面に対して斜めに浮くことが防止されるので、ソファAの下等であっても吸塵性能を向上できる。
【0053】
しかも、この掃除においては、吸塵風路部15が中間で折れ曲がっているので、ソファAの下を掃除する際に、ソファAと吸塵風路部15との接触を抑制しつつ吸込み口体25をソファAの下方空間の奥まで移動させることが可能である。なお、この場合、仮に管継手17及び吸塵管22が被掃除面から浮いていて、斜めの吸塵管22がソファAと競ることがあっても、それに応じて折り角βが小さくなるように吸塵管23を押し下げることによって、競らなくすることが可能である。このため、吸塵風路部15を横たえる必要がないとともに、使用者が腰をかがめるとしてもそれが軽度で済むので、使用者の疲労を軽減できる。これにより、無理なくソファAの下を隅々まで容易に掃除できる。
【0054】
前記係止軸57を操作して環状溝38から外した場合には、トーションばね65の付勢力によって、第1、第2の接続管部33、44が前記標準状態になるように押し戻される。
【0055】
又、第2の折り曲げ使用形態を得るには、両操作部53を互いに近付くようにコイルばね55を縮めながら押し込むことにより、両角度規制部52、53の噛合いが外れた状態とする。これにより、第1、第2の継手部材31、41は相対的回動を妨げられない状態となる。つまり、これらは互いに相手に拘束されることなく所定角度範囲にわたって自由に回動可能となる。
【0056】
このため、第1、第2の継手部材31、41を所望角度回動させた状態で、操作部53から手を離すことに伴い、コイルばね55の付勢力で操作部53が押し戻される。これにより、第2継手部材41にこれと一体に回動するように接続された操作部53の角度規制部54が、第1継手部材31の角度規制部52間の溝52bにぴったりと嵌合されるとともに、角度規制部52が角度規制部54間の溝54bにぴったりと嵌合される。
【0057】
こうして、両角度規制部52、54が噛合って両継手部材31、41が相対的に回動できないように拘束される。このため、これら継手部材31、41の接続管部33、44に嵌合して接続されている吸塵管22、23は、互いの延長線上から外れて位置され、図1(B)に示すように折れ曲がった角度を保持する。
【0058】
この場合、両角度規制部52、54がいずれも多数の歯部を周方向に並べて作られているので、これらの噛合い場所を選択することによって、両接続管部33、44の折れ角β(図10参照)及び管継手17で接続された吸塵管22、23の折れ角β(前記両接続管部33、44の角度βと同じ)を、複数段階に変更できる。これにより、ソファAの幅や脚の長さ、或いは使用者の背丈や手の長さによるハンドル部24aの高さ位置に対して、使用者が掃除上適当と考える折れ角βを選択することがきる。
【0059】
このように互いに隣接する上、下流側の吸塵管22、23を所望の折れ角βにしてソファAの下を掃除できる。このため、吸塵風路部15を横たえる必要がないとともに、使用者が腰をかがめるとしてもそれが軽度で済むので、使用者の疲労を軽減できる。これにより、無理なくソファAの下を隅々まで容易に掃除できる。
【0060】
この掃除において吸塵管22、23の折り曲げ中心となる管継手17が有しているローラ61が、被掃除面に接するので、管継手17より上流側に配置されて被掃除面に沿う吸塵管22が、被掃除面を摺ることがないとともに、ローラ61の回転により、吸塵風路部15を軽い力で押し引きしてソファAの下を掃除できる。この点でも掃除がし易い。
【0061】
しかも、吸塵風路部15を押し動かす操作において、吸塵管23を介して斜め下向きに加えられる力の前方への分力でローラ61を回転させて前方へ移動させ易いとともに、ローラ61を介して被掃除面で前記力の一部を受けるので、上流側の吸塵管22を介して吸込み口体が被掃除面から浮くように傾けられることも防止できる。従って、ソファAの下を掃除するに当たり吸塵作用が低下することもない。
【0062】
更に、ローラ61は、管継手17の外郭をなしている第1継手部材31が被掃除面に接することを妨げるとともに、回転して被掃除面を摺らないので、被掃除面に過負荷を与えてこの面を傷付けることを抑制できる。なお、ローラ61を削除する代わりに、管継手17の外郭(第1継手部材31)の収容部32外面に、被掃除面より軟質で被掃除面に対して良好な滑り性を有する材料例えばフェルト等を装着しても、同様に被掃除面を傷付けることを抑制できる。
【0063】
図2に示すように互いに隣接する上、下流側の吸塵管23、24を管継手17で接続するとともに、吸塵管22、23を直線状となるように直接嵌合して使用できる。この場合には、管継手17から吸込み口体25に至る直線距離が長くなるので、脚付きで幅が広い家具であるベッドB等の下を掃除する場合に好適である。
【0064】
図3に示すように互いに隣接する上、下流側の吸塵管21、22を管継手17で接続するとともに、吸塵管22〜24が直線状となるようにこれらを直接嵌合して使用できる。この場合にも、管継手17から吸込み口体25に至る直線距離が長くなるので、棚Cなどの高所被掃除面を掃除する場合に好適である。この際には、使用角度に応じて予め管継手17において吸塵管21、22の折れ角を定めて使用することもできるが、次ぎのようにすれば、より便利である。つまり、操作部53に取付けられている係止軸57を操作して、その先端部を第1継手部材31の環状溝38に夫々挿入することによって、吸塵管22に対する吸込み口体25の回転を自由にする。このようにすれば、吸込み口体25の自重によって、その吸込み開口を高所被掃除面に適合させることが可能となるので、高所被掃除面に対する吸塵風路部15の角度などの自由度が大きく、掃除し易い。
【0065】
以上の掃除で折れ角βの選択を行う際の操作部53の操作において、両角度規制部52、54の噛合いを外す場合、片手で左右一対の操作部53を掴んで両操作部53を互いに近付くようにに押し込むことにより行え、他方の手で管継手17を支えることを要しないので、片手操作でできる。これとともに、両角度規制部52、54を噛合わせる場合には、操作部53から手を離すことによりコイルばね55の付勢力で自動的になされる。したがって、管継手17の取扱い操作が容易である。
【0066】
更に、吸込み口体25を使わずに壁際やサッシュの溝等を掃除する場合には、その際に最も上流側となる吸塵管、好適には吸塵管22、23を外して吸塵管24を用いて、そこに管継手17を接続して行えばよい。この場合、管継手17の第2接続管部44を吸塵管24に差し込み接続することにより、最上流端に開口する第1接続管部33に取付けられている清掃具71を、図4(B)に示すように使用位置に回動して配置して掃除を行う。これにより、清掃部材73で塵を掻き出しながら第1接続管部33の先端開口を通して吸塵を行わせることができる。
【0067】
管継手17の一方の接続管部33には以上のように清掃具71が取付けられているので、以上のようにサッシュの溝等を掃除する場合において、吸塵管24等に対する管継手17の接続の向きを、管継手17の清掃具71を目安として指定できる。このため、吸塵管24等に対する接続間違いを抑制可能である。
【0068】
図11及び図12は本発明の第2実施形態を示し、図13は本発明の第3実施形態を示し、図14は本発明の第4実施形態を示している。これらの実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、構成が同じ部分ないしは構成は多少異なるが機能が同じ部分には、第1実施形態の該当部分と同じ符号を付して、その説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる部分について説明する。
【0069】
第2実施形態では、上、下流に隣接した吸塵管22、23の内で下流側部位となる下流側吸塵管23の上流側端部に、管継手17の第2接続管部33を分離できないように固定して一体化している。なお、この固定に代えて、第2接続管部33を有した継手部材を吸塵管23に一体に成形することも可能である。したがって、管継手17は、アタッチメントではなく吸塵風路部15の一構成部品として設けられている。以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。
【0070】
これにより、第2実施形態では、図11(A)及び(B)に示す使用形態を、掃除場所に応じて選択して掃除することができる。図11(A)は第1実施形態の図1(A)に相当し、図11(B)は第1実施形態の図1(B)に相当する。したがって、この第2実施形態においても本発明の課題を解決できる。又、この第2実施形態では、吸塵風路部15の一構成部品をなす管継手17は、第1接続管部33を上流側部位である吸塵管22に分離不能に設けるとともに、第2接続管部44を下流側部位である吸塵管23に分離不能に設けてもよい。
【0071】
第3実施形態では、上、下流に隣接した吸塵管23、24の内で下流側部位となる下流側吸塵管24の上流側端部に、管継手17の第2接続管部33を分離できないように固定して一体化している。なお、この固定に代えて、第2接続管部33を有した継手部材を吸塵管24に一体に成形することも可能である。したがって、管継手17は、アタッチメントではなく吸塵風路部15の一構成部品として設けられている。以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。
【0072】
これにより、第3実施形態では、図13に示す使用形態を、掃除場所に応じて選択して掃除することができる。図13は第1実施形態の図2に相当する。したがって、この第3実施形態においても本発明の課題を解決できる。
【0073】
第4実施形態では、上、下流に隣接した吸塵管21、22の内で下流側部位となる下流側吸塵管22の上流側端部に、管継手17の第2接続管部33を分離できないように固定して一体化している。なお、この固定に代えて、第2接続管部33を有した継手部材を吸塵管22に一体に成形することも可能である。したがって、管継手17は、アタッチメントではなく吸塵風路部15の一構成部品として設けられている。また、この第4実施形態では管継手17にローラは用いられていない。以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。
【0074】
これにより、第4実施形態では、図14に示す使用形態を、掃除場所に応じて選択して掃除することができる。図14は第1実施形態の図3に相当する。したがって、この第4実施形態においても本発明の課題を解決できる。
【0075】
なお、第2〜第4実施形態において清掃具71を省略する場合には、管継手17を上流側部位となる第1の吸塵管に接続管部33を固定し又は一体に作り、この管継手17の第2接続管を、前記第1の吸塵管の下流側に隣接して下流側部位をなす第2の吸塵管に着脱可能に接続するようにしてもよい。
【0076】
本発明は前記各実施形態には制約されない。例えば、各角度規制部は多数の歯部が並べて作られる構成ではなく、第1継手部材と操作部との一方に設けられて多数の歯を有したラチェットと、他方に設けられて前記ラチェットの歯が引っ掛かる単位又は複数の係止凸部とで形成することもできる。或いは、第1継手部材の外側円筒部を例えば16角形等の正多角筒状するとともに、これに対応させて操作部の周壁を正多角筒状として、外側円筒部に対する形操作部の周壁の嵌め合いを周方向に複数選択できる構成とてもよい。更に、操作部は、左右一対ではなく、片側だけに設けても良いが、前記実施形態のようにした場合には、継手管の形状が対称となるので外観上好ましい。
【0077】
又、第2〜第4実施形態のようにして実施する場合、例えばハンドル部24aに引き金状の等の継手管操作子を設けて、この操作子の操作をワイヤーなどで管継手に伝え、このワイヤー等の伝達要素に管継手の操作部を連動させることによって、操作部を遠隔操作により動かすようにすることも可能である。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、含塵空気を掃除機本体に導く吸塵風路部を折った状態で掃除をする際に吸込み口体を被掃除面側に付勢できるので、吸塵性能を向上できる電気掃除機用管継手及び電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の第1の使用形態を示す側面図。(B)は第1実施形態に係る電気掃除機の第2の使用形態を示す側面図。
【図2】第1実施形態に係る電気掃除機の第3の使用形態を示す側面図。
【図3】第1実施形態に係る電気掃除機の第4の使用形態を示す側面図。
【図4】(A)(B)は第1実施形態に係る電気掃除機に用いられる管継手を夫々異なる状態で示す斜視図。
【図5】図4の管継手を分解して示す斜視図。
【図6】図4の管継手を角度規制が機能している状態で示す断面図。
【図7】図4の管継手を角度規制が機能していない状態で示す断面図。
【図8】図4の管継手が備える第1、第2の角度規制部相互の関係を分解して示す斜視図。
【図9】図4の管継手が有するトーションばねの一部を示す斜視図。
【図10】図4の管継手を示す側面図。
【図11】(A)は本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の第1の使用形態を示す側面図。(B)は第2実施形態に係る電気掃除機の第2の使用形態を示す側面図。
【図12】(A)(B)は第2実施形態に係る電気掃除機に用いられる管継手を夫々異なる状態で示す斜視図。
【図13】本発明の第3実施形態に係る電気掃除機の一使用形態を示す側面図。
【図14】第4実施形態に係る電気掃除機の一使用形態を示す側面図。
【符号の説明】
11…電気掃除機、12…掃除機本体、13a…吸込み口、15…吸塵風路部、17…管継手、21〜24…吸塵管、25…吸込み口体、26…吸塵ホース、31…第1継手部材(外郭)、33…第1の接続管部(上流側部位)、38…環状溝(係止溝)、41…第2継手部材、44…第2の継手管部(下流側部位)、51…角度調整手段、52…第1の角度規制部、53…操作部、54…第2の角度規制部、55…コイルばね、57…係止軸、61…ローラ(掃除面保護部材)、65…トーションばね(付勢手段)、65a…トーションばねの一端、65b…トーションばねの他端、65c…トーションばねのコイル部、、71…清掃具、β…折れ角

Claims (11)

  1. 互いに着脱可能に接続される複数の吸塵管、これら吸塵管の内で最上流端に位置される吸塵管を有した吸込み口体、及び一端に前記各吸塵管の内で最下流端に位置される吸塵管を有し他端が電動送風機を内蔵した掃除機本体の吸込み口に接続される吸塵ホースを備えた吸塵風路部に着脱可能に取付けられて、前記各吸塵管の内で相対的に上流側と下流側とに配置される第1、第2の吸塵管を連通状態に接続する電気掃除機用管継手であって、
    前記第1の吸塵管に着脱可能に接続される第1接続管部を有した第1継手部材と、
    前記第1接続管部に連通しかつ前記第2の吸塵管に着脱可能に接続される第2接続管部を有して、前記第1継手部材に対して回動可能に組合わされた第2継手部材と、
    前記両継手部材にわたって設けられ、前記第1、第2の接続管部をこれらが作る折れ角が大きくなるように付勢する付勢手段と、
    を具備している電気掃除機用管継手。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機用管継手において、前記付勢手段が、前記第1継手部材に係止される一端と、前記第2継手部材に係止される他端と、これら両端間に設けられたコイル部とを有するトーションばねで作られている。
  3. 請求項1又は2に記載の電気掃除機用管継手において、前記第1、第2の吸塵管が互いの延長線上に配置されるように前記第1、第2の継手部材を保持するとともに、前記第1、第2の接続管部が作る折れ角を複数段階に変更して前記第1、第2の吸塵管が互いの延長線上から外れて位置するように前記第1、第2の継手部材を保持する角度調整手段を備え、前記付勢手段は、前記角度調整手段が前記第1、第2の継手部材を保持しない状態下で動作が可能となるように設けられている。
  4. 請求項1から3の内のいずれか1項に記載の電気掃除機用管継手において、前記角度調整手段が、
    前記第1、第2の継手部材の内の一方の継手部材に設けられた第1の角度規制部と、
    他方の継手部材に取付けられて、前記第1の角度規制部に係合して前記折れ角を拘束する拘束位置及び前記第1の角度規制部から外れて前記折れ角を拘束しない非拘束位置にわたって移動可能な第2の角度規制部と、
    この第2の角度規制部が前記拘束位置に保持されるように前記第2の角度規制部を付勢する付勢体と、
    を備えている。
  5. 請求項1から4の内のいずれか1項に記載の電気掃除機用管継手において、前記第1、第2の接続管部の内の一方に清掃具が取付けられ、この清掃具が、前記一方の接続管部の先端開口から突出しない格納位置と、前記先端開口から突出する使用位置とにわたって移動可能に設けられている。
  6. 電動送風機が内蔵された掃除機本体と、
    互いに着脱可能に接続される複数の吸塵管、これら吸塵管の内で最上流端に位置される吸塵管を有した吸込み口体、及び前記各吸塵管の内で最下流端に位置される吸塵管を一端に有し他端が前記掃除機本体の吸込み口に接続される吸塵ホースを備えた吸塵風路部と、
    前記請求項1から5の内のいずれか1項に記載の管継手と、
    を具備している電気掃除機。
  7. 電動送風機が内蔵された掃除機本体と、
    塵を吸込む吸込み開口が形成された吸込み口体と、
    この吸込み口体と前記掃除機本体とを連通する吸塵風路部と、
    この吸塵風路部の上流側部位と下流側部位との間に設けられ、前記上流側部位と下流側部位とを連通状態に接続する管継手と、
    を具備する電気掃除機であって、
    前記管継手が、
    前記吸塵風路部の上流側部位に接続された第1接続管部を有した第1継手部材と、
    前記第1接続管部に連通しかつ前記吸塵風路体の下流側部位に接続された第2接続管部を有して、前記第1継手部材に対して回動可能に組合わされた第2継手部材と、
    前記両継手部材にわたって設けられ、前記第1、第2の接続管部をこれらが作る折れ角が大きくなるように付勢する付勢手段と、
    を具備している電気掃除機。
  8. 請求項7に記載の電気掃除機において、前記付勢手段が、前記第1継手部材に係止される一端と、前記第2継手部材に係止される他端と、これら両端間に設けられたコイル部とを有するトーションばねで作られている。
  9. 請求項7又は8に記載の電気掃除機において、前記上流側部位と下流側部位とが互いの延長線上に配置されるように前記第1、第2の継手部材を保持するとともに、前記第1、第2の接続管部が作る折れ角を複数段階に変更して前記上流側部位と下流側部位とが互いの延長線上から外れて位置するように前記第1、第2の継手部材を保持する角度調整手段を備え、前記付勢手段は、前記角度調整手段が前記第1、第2の継手部材を保持しない状態下で動作が可能となるように設けられている。
  10. 請求項9に記載の電気掃除機において、前記角度調整手段が、
    前記第1、第2の継手部材の内の一方の継手部材に設けられた第1の角度規制部と、
    他方の継手部材に取付けられて、前記第1の角度規制部に係合して前記折れ角を拘束する拘束位置及び前記第1の角度規制部から外れて前記折れ角を拘束しない非拘束位置にわたって移動可能な第2の角度規制部と、
    この第2の角度規制部が前記拘束位置に保持されるように前記第2の角度規制部を付勢する付勢体と、
    を備えている。
  11. 請求項7から11の内のいずれか1項に記載の電気掃除機において、前記下流側部位に前記第1の接続管部が分離できないように設けられているとともに、前記上流側部位に対して前記第2の接続管部が着脱可能であって、この第2の接続管部に清掃具が取付けられ、この清掃具が、前記第2の接続管部の先端開口から突出しない格納位置と、前記先端開口から突出する使用位置とにわたって移動可能に設けられている。
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