JP3296777B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP3296777B2
JP3296777B2 JP06711298A JP6711298A JP3296777B2 JP 3296777 B2 JP3296777 B2 JP 3296777B2 JP 06711298 A JP06711298 A JP 06711298A JP 6711298 A JP6711298 A JP 6711298A JP 3296777 B2 JP3296777 B2 JP 3296777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint pipe
vacuum cleaner
suction
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06711298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11262463A (ja
Inventor
篤彦 漆原
篤志 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP06711298A priority Critical patent/JP3296777B2/ja
Priority to TW087118054A priority patent/TW425276B/zh
Priority to KR10-1998-0049016A priority patent/KR100471739B1/ko
Priority to CNB981224768A priority patent/CN1169487C/zh
Publication of JPH11262463A publication Critical patent/JPH11262463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3296777B2 publication Critical patent/JP3296777B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が手元ハン
ドルを操作することによって、吸口体の回転角度を任意
に選択できるようにした電気掃除機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機においては、手元ハンドルに
接続管(延長管)を介して接続される吸口体には、一般
に、継手手段が設けられていることが多い。そして、従
来の電気掃除機においては、接続管の直線前後進動作に
伴って、吸口体がその短手方向と平行に移動する通常の
清掃(広い場所の清掃)に適した横長移動形態(本発明
では、これを第1の駆動形態と称する)は、容易にとる
ことが出来るように配慮はされていたが、接続管の直線
前後進動作に伴って、吸口体がその長手方向と平行に移
動する壁ぎわ等の清掃に適した縦長移動形態(本発明で
は、これを第2の駆動形態と称する)に関しては、さほ
どの配慮がなされておらず、壁ぎわ等の清掃の操作性に
問題があるものであった。
【0003】そこで、本願出願人は、特願平9−141
374号(第1の先願)や特願平9−359272号
(第2の先願)において、手元ハンドルのひねり操作に
よって、吸口体が上記した第1の駆動形態(吸口体(吸
口本体)がその短手方向と平行に移動する横長移動形
態)および第2の駆動形態(吸口体(吸口本体)がその
長手方向と平行に移動する縦長移動形態)を容易にとり
得るようにした電気掃除機を提案した。
【0004】上記した第1、第2の先願においては、吸
口体に備えられた継手管部材を、吸口本体に回転可能に
連結されて、鉛直面内に沿った縦方向の回動を行う第1
の継手管と、この第1の継手管に回転可能に連結され
て、鉛直面と直交する平面内に沿った左右方向の回動を
行う第2の継手管とで構成し、手元ハンドルのひねり操
作によって、吸口体が床面に密着した状態を維持しつ
つ、第1の駆動形態から第2の駆動形態へと、あるい
は、第2の駆動形態から第1の駆動形態へと、簡単にそ
の姿勢を変えられるようになっている。
【0005】また、第2の先願においては、第1の継手
管の立ち下がり管部と第2の継手管の立ち上がり管部と
を、前記した左右方向の回動が可能であるように回転結
合することによって、第1の継手管が前記した縦方向の
回動範囲の最下位位置をとった際における、吸口体の全
高を低くできるようにして、これによって、手元ハンド
ルおよび接続管を水平に近い状態に寝かせた状態で、ベ
ッドの下などの高さが低く奥行きのある場所の清掃を容
易に行えるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記第1、
第2の先願においては、第1の継手管が前記した縦方向
の回動範囲の最下位位置をとった際には、第1の継手管
の主管部の中心軸線が水平となるようにして、この縦方
向の回動範囲の最下位位置から、第1の継手管が90°
あるいは90°以上回転できるように構成している。こ
のため、第1の継手管が縦方向のどの回動位置をとって
も、吸口本体と第1の継手管との間で、通風流路の開口
面積を十分に確保すると同時に、通風流路の密閉性を確
保するために、第1の継手管の回動動作と連動するシャ
ッタ部材を設けざるを得ない構成となっており、したが
って、部品点数が嵩み、コストダウンの阻害要因となる
という問題があった。また、前記第1、第2の先願にお
いては、前記第1、第2の駆動形態をとり得るようにし
た吸口体をもつ構成において、吸口本体の裏面側の設け
る刷毛部材やローラ部材の構成に改善の余地を残すもの
であった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、吸口体に備えられた継手管部
材を、吸口本体に回転可能に連結されて、鉛直面内に沿
った縦方向の回動を行う第1の継手管と、この第1の継
手管に回転可能に連結されて、鉛直面と直交する平面内
に沿った左右方向の回動を行う第2の継手管とで構成
し、手元ハンドルのひねり操作によって、吸口体が床面
に密着した状態を維持しつつ、第1の駆動形態から第2
の駆動形態へと、あるいは、第2の駆動形態から第1の
駆動形態へと、簡単にその姿勢を変えられるようにした
構成において、第1の継手管の回動動作と連動する前記
したシャッタ部材を排し得る、構成が簡素で、コストダ
ウンが可能な、吸口体を実現することにある。また、本
発明の目的とするところは、吸口体が第2の駆動形態を
とった際の走行性や清掃性に優れた、吸口体を実現する
ことにある。また、本発明の目的とするところは、吸口
体が第2の駆動形態をとった際のローラ部材の偏減り
(偏摩耗)のない、吸口体を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明による代表的な1つの発明では、塵埃を吸
い込むための送風機を備えた電気掃除機本体と、この電
気掃除機本体に取り付けられて電気掃除機本体内の吸引
用通路と連通する吸引ホースと、この吸引ホースに取り
付けられて吸引ホースと連通する手元ハンドルと、この
手元ハンドルに取り付けられて手元ハンドルと連通する
接続管と、この接続管に取り付けられて接続管と連通す
る吸口体とを、具備した電気掃除機において、上記吸口
体は、塵埃を吸い込むための吸引口を形成した吸口本体
と、この吸口本体を上記接続管に相対回転可能に連結す
ると共に、上記吸口本体を上記接続管に連通する継手管
部材とを有し、上記継手管部材は、その一端側を上記吸
口本体に回転可能に連結され、鉛直面内に沿った縦方向
の回動を行う第1の継手管と、その一端側を上記第1の
継手管の他端側に回転可能に連結され、上記鉛直面と直
交する平面内に沿った左右方向の回動を行うと共に、そ
の他端側を上記接続管と連結される第2の継手管とから
なり、上記第1の継手管の他端側の下向き開口部と、上
記第2の継手管の一端側の上向き開口部とが、上記した
左右方向の回動が可能であるように回転結合され、上記
第1の継手管が上記した縦方向の回動範囲の最下位位置
にある際に、上記第1の継手管の主管部の中心軸線を水
平線に対して所定角度持ち上がるように設定し、上記第
2の継手管の主管部の中心軸線が、上記第1の継手管の
主管部の中心軸線よりも水平線に対して寝るように設定
される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の1形態(以
下、本実施形態と称す)を、図1〜図12を参照して詳
細に説明する。
【0010】図1は本実施形態に係る電気掃除機の全体
斜視図である。図1において、1は電気掃除機本体、2
は吸引ホース、3は手元ハンドル、4は接続管(延長
管)、5は吸口体である。
【0011】電気掃除機本体1は、その集塵室内に塵埃
を吸い込むための送風機を内蔵しており、この電気掃除
機本体1に吸引ホース2の一端が取り付けられ、吸引ホ
ース2の他端には手元ハンドル3の一端が取り付けられ
ている。また、手元ハンドル3の他端には接続管4の一
端が取り付けられ、接続管4の他端には吸口体5が取り
付けられている。そして、吸口体5は、接続管4、手元
ハンドル3、吸引ホース2を介して、電気掃除機本体1
内の吸引用通路と連通している。
【0012】電気掃除機本体1は、一対の大車輪11と
1個の自在車輪12を有しており、手元ハンドル3によ
って吸引ホース2を介して床面上を移動させることがで
きるようになっている。また、電気掃除機本体1の運転
制御は、電気掃除機本体1の上面に設けた運転表示部内
の赤外線受信部13で、手元ハンドル3の赤外線発信部
31、31からの操作信号を受けることによって行われ
るようになっている。
【0013】吸引ホース2は、塵埃を電気掃除機本体1
内に搬送するための搬送通路としての機能と、電気掃除
機本体1を移動させる際の移動引っ張り手段としての機
能を備えており、本実施形態ではじゃばら状の柔軟性の
あるホースを採用している。
【0014】手元ハンドル3は、吸引ホース2と接続管
4とを連通する機能と、電気掃除機本体1を移動(走
行)させる機能と、吸口体5を移動(走行)させる機能
と、吸口体5の姿勢を操作する機能と、電気掃除機本体
1の運転を制御する機能を備えている。そして、手元ハ
ンドル3は、吸引ホース2および接続管4と着脱自在に
接続されることで、吸引ホース2と接続管4とを連通さ
せる塵埃の搬送通路を形成するようになっている。
【0015】また、手元ハンドル3には、手元ハンドル
3の本体から伸びたハンドル(グリップ部)32が設け
られており、このハンドル32は、接続管4の中心軸線
A1に対して、100°〜120°程度の角度αをもつ
ようになっている。そして、このハンドル32によっ
て、吸引ホース2を介して電気掃除機本体1を移動させ
ることができ、また、接続管4を介して吸口体5の動き
を操作することができるようになっている。
【0016】特に、このハンドル32によれば、ハンド
ル32のひねり動作(接続管4の中心軸線A1を中心と
した回転P1)によって、吸口体5を床面に密着させた
状態で、吸口体5を接続管4に対して回転させることが
できるようになっており(図1中の回転P2)、これに
よって、吸口体5の回転操作を簡単・容易に行えるよう
になっている。これは、ハンドル32が接続管4の中心
軸線A1に対して角度αをもち、ハンドル32をひねり
ることにより、吸口体5の後述する継手管部材に回転モ
ーメントを生じさせ、かつ、継手管部材が、鉛直面内に
沿った縦方向の回動を行う第1の継手管と、鉛直面と直
交する平面内に沿った左右方向の回動を行う第2の継手
管とを備えているためである(斯様な、吸口体5への回
転伝達メカニズムは前記した第1、第2の先願と略同様
である)。
【0017】また、手元ハンドル3には、電気掃除機本
体1の運転操作を行うための操作部33が設けられてお
り、この操作部33のボタンを操作することによって、
操作部33およびハンドル32のグリップエンドに設け
られた赤外線発信部31から、電気掃除機本体1の赤外
線受信部13に操作信号が送信されるようになってい
る。なお、手元ハンドル3には電池が内蔵されている。
【0018】接続管4は、手元ハンドル3と吸口体5と
を連通させると共に、手元ハンドル3の動きを吸口体5
に伝達するようになっている。ここでは、接続管4は2
本の管部材を伸縮自在に組み合わせたものからなってお
り、使用者の好み等に応じて長さを調整できるように構
成されている。
【0019】吸口体5は、その底面に塵埃を吸い込むた
めの吸引口を形成した吸口本体51と、この吸口本体5
1を接続管4に相対回転可能に連結すると共に、吸口本
体51を接続管4に連通する継手管部材52とを有して
いる。そして、継手管部材52は、その一端側を吸口本
体51に回転可能に連結され、鉛直面内に沿った縦方向
の回動を行う第1の継手管53と、その一端側を第1の
継手管53の他端側に回転可能に連結され、上記鉛直面
と直交する平面内に沿った左右方向の回動を行うと共
に、その他端側を接続管4と連結される第2の継手管5
4とからなっている。なお本実施形態では、第1の継手
管53の縦方向の回動角度範囲は60°〜85°とさ
れ、第2の継手管54の左右方向の回動角度範囲は18
0°もしくはそれ以上に設定されている。
【0020】ここで、吸口本体51(吸口体5)は上面
より見て細長長方形を呈しており、吸口体5は、接続管
4の直線前後進動作に伴って、吸口本体51がその短手
方向と平行に移動する通常の清掃(広い場所の清掃)に
適した横長移動形態(前記した第1の駆動形態)と、接
続管4の直線前後進動作に伴って、吸口本体51がその
長手方向と平行に移動する壁ぎわ等の清掃に適した縦長
移動形態(前記した第2の駆動形態)とをとり得るよう
になっており、以後の説明では、第1の駆動形態による
移動方向をS1と呼び、第2の駆動形態による移動方向
(図1中の2点鎖線図示の吸口本体51の移動方向)を
S2と呼ぶ。
【0021】なお、第2の駆動形態において、接続管4
の上から見た中心軸線A2が吸口本体51の長手方向と
ほぼ平行する状態が、手元ハンドル3を用いて、吸口本
体51を第2の駆動形態による移動方向S2に駆動する
のに操作性がよく使い勝手がよいが、接続管4の中心軸
線A2が吸口本体51の長手方向と直交するように吸口
本体51の長手方向の中心位置にあっても、吸口本体5
1を第2の駆動形態による移動方向S2へ駆動すること
は可能で、本発明においては、第2の駆動形態とは接続
管4の吸口本体51に対する左右方向の回転位置の如何
を問わず、吸口本体51がその長手方向と平行に移動す
る形態を指す。これは、第1の駆動形態に関しても同様
で、第1の駆動形態とは接続管4の吸口本体51に対す
る左右方向の回転位置の如何を問わず、吸口本体51が
その短手方向と平行に移動する形態を指す。
【0022】図2は吸口体5の簡略化した分解斜視図で
ある。同図において、101は吸口本体51の下ケース
で、その底面には塵埃を吸い込むための吸引口102が
形成されており、その外側面には滑り性と対摩耗性のよ
い材料なるバンパー部103が設けられている。また、
下ケース101の内部には、第1の継手管53を軸支す
るための軸受部104が設けられている。105は吸口
本体51の上ケースで、下ケース101に被せられて下
ケース101と一体に組み合わされることで、吸口本体
51のケーシングを構成するようになっている。なお、
図2においては、下ケース101の内部構造は簡略化
し、下ケース101の内部に配設される部材は割愛して
ある。
【0023】前記第1の継手管53は、吸口本体51の
長手方向と直交する中心軸線をもつ主管部106と、主
管部106の一端側に設けられた両端が閉じた樋状連結
部107と、主管部106の他端側に設けられた立ち下
がり管部108とを有している。そして、樋状連結部1
07の両端に設けた支軸部109が、下ケース101の
軸受部104に軸支され、これによって、第1の継手管
53が、鉛直面内に沿った縦方向の回動が可能なように
保持されて、樋状連結部107の開口部110が吸口本
体51内に対向するようになっている。このとき、軸受
部104は、吸口本体51のほぼ重心位置に配置されて
いるので、実際の清掃時において、清掃する場所を移動
するために吸口本体51を床面から持ち上げた場合、床
に対して水平な状態に保持され、次の清掃動作に移り易
くなっている。
【0024】ところで、前記軸支部109を、清掃面よ
り上方に配置し、かつ吸口本体51のほぼ重心位置に配
置すると、第1の駆動形態によって、絨毯上などの抵抗
が大きい清掃面を前進動作させる際に、吸口本体51が
前に突っ込んで走行性を阻害することも考えられる。こ
の点を解消し、かつ、上記した吸口本体51を床面から
持ち上げた後、次の清掃動作へ移行し易くさせるために
は、前記軸支部109を吸口本体51の重心位置よりや
や後方の位置で(吸口本体51の投影面積の範囲内
で)、かつ、軸支部109の清掃面からの高さを考慮し
て、軸支部109の設置位置を最適値に設定するように
なせばよい。
【0025】なお、図2においては、樋状連結部107
の支軸部109の形状はごく簡略化して示してある。
【0026】前記第2の継手管54は、接続管4の中心
軸線A1と一致する中心軸線をもつ主管部111と、主
管部111の一端側に設けられた立ち上がり管部112
とを有し、主管部111の他端側は接続管4との接続部
とされている。
【0027】第1の継手管53の立ち下がり管部108
と第2の継手管54の立ち上がり管部112とは、軸心
を合わせて突き合わされ、立ち下がり管部108のフラ
ンジ部108aと立ち上がり管部112のフランジ部1
12aとが、相対回転可能であるように組み合わされ
る。これによって、第2の継手管54は、鉛直面と直交
する平面内に沿った左右方向の回動が可能であるように
組み付けられる。
【0028】また、上記したフランジ部108a、11
2aは密着した状態で、継手カバー113によって挾持
され、この継手カバー113に取付具114をネジ11
5止めすることにより、第1の継手管53と第2の継手
管54とは一体化される(図3、4参照)。そして、第
1の継手管53と第2の継手管54とを一体化した状態
で、第1の継手管53の支軸部109を下ケース101
の軸受部104に軸支させた後、前記上ケース105を
下ケース101に組み付けることによって、第1の継手
管53が吸口本体51に抜け落ちぬように結合され、前
記した吸口体5として完成されるようになっている。
【0029】図3、図4は吸口体5の中央断側面図であ
り、図3は、第1の継手管53が前記した縦方向の回動
範囲の最下位位置にある状態を示し、図4は、第1の継
手管53が前記した縦方向の回動範囲の最上位位置にあ
る状態を示している。
【0030】図3に示すように、第1の継手管53が縦
方向の回動範囲の最下位位置にある際には、第1の継手
管53の主管部106における第2の継手管54に近い
側が遠い側より持ち上がるように、第1の継手管53の
主管部106の中心軸線A2を、水平線に対して所定角
度βだけ持ち上がるように設定してある。この角度βは
例えば5°〜30°程度に設定される。また、第1の継
手管53が縦方向の回動範囲の最下位位置にある際に
は、第2の継手管54の主管部111の中心軸線A3
(換言するなら、接続管4の中心軸線A1)が、上記第
1の継手管53の主管部106の中心軸線A2と平行
か、それよりも水平線に対して寝るか、水平線となるよ
うに、中心軸線A3の水平線に対する傾斜角度γを設定
してある(角度β≧角度γに設定してある)。この角度
γは、例えば0°〜15°程度に設定される。さらに、
本実施形態では、前記した左右方向の回動を可能とする
回転結合部における突き合わせ回転平面(前記フランジ
部108a、112a同士の突き合わせ面)T1を、第
1の継手管53の主管部106の中心軸線A2と平行に
設定してある。
【0031】図4に示すように、第1の継手管53が縦
方向の回動範囲の最上位位置にある際には、第1の継手
管53の主管部106の中心軸線A2は、水平線に対し
て90°の角度をもつようになっている。このとき、第
1の継手管53は、例えばバネ部材で付勢された突起と
該突起が嵌合する凹部からなる節度機構などの位置決め
機構によって、その位置をロックされるように構成され
ている。この中心軸線A2が垂直となった状態では、前
記した第2の駆動形態(縦長移動形態)をとるようにな
っている。なお、本実施形態では位置決め機構(位置決
めロック機構)を設けているが、この位置決め機構を割
愛した構成としても差し支えない。
【0032】本実施形態では、図3に示した第1の継手
管53が縦方向の回動範囲の最下位位置にある状態か
ら、図4に示した縦方向の回動範囲の最上位位置まで移
行するのに、第1の継手管53が(90°−β)だけ回
転すればよいことになる。したがって、第1の継手管5
3の回転角度範囲が、前記した第1、第2の先願よりも
小さくて済み、このため、第1の継手管53の樋状連結
部107の開口部110は、第1の継手管53がどのよ
うな回転位置にあっても、常にその開口全面積を塵埃の
搬送通路とすることが出来る。また、第1の継手管53
がどのような回転位置にあっても、第1の継手管53の
樋状連結部107は吸口本体51のケーシングの切欠き
を閉塞することが可能となって、塵埃の搬送通路の気密
性を保つことができるようになっている。よって、前記
した第1、第2の先願のようにシャッタ部材を必要とし
ないので、機構の簡略化が図れ、部品点数が削減できて
コストダウンが可能となる。
【0033】また本実施形態では、第1の継手管53の
回転角度範囲を小さくするために、図3に示した第1の
継手管53が縦方向の回動範囲の最下位位置にある状態
では、第1の継手管53の主管部106の中心軸線A2
が水平線に対して角度βだけ持ち上がるようにしている
が、このとき、第2の継手管54の主管部111の中心
軸線A3(接続管4の中心軸線A1)を、第1の継手管
53の主管部106の中心軸線A2と平行か、それより
も水平線に対して寝るか、水平線となるように設定して
あるので、第2の継手管54および接続管4を水平に近
い状態に保つことができ、ベッドの下などの高さが低く
奥行きのある場所を、奥方まで容易に清掃できるように
なっている。
【0034】また本実施形態では、第1の継手管53の
主管部106の中心軸線A2と、左右方向の回動を可能
とする回転結合部における突き合わせ回転平面T1とを
平行にし、突き合わせ回転平面T1と第2の継手管54
の主管部111の中心軸線A3とを10°程度の角度差
をもつように非平行にしているので、ハンドル32の9
0°のひねり動作(回転P1)により、ジャスト90°
ではないが吸口本体51を90°近くまで回転(回転P
2)させることができるようになっている。
【0035】図5、図6は吸口体5の斜視図であり、図
5は図3に対応する状態を示し、図6は図4に対応する
状態を示している。図5に示す第1の継手管53が縦方
向の回動範囲の最下位位置にある状態では、同図に示す
ように、第1の継手管53の樋状連結部107が吸口本
体51のケーシング上面側の切欠きを閉塞し、図6に示
す第1の継手管53が縦方向の回動範囲の最上位位置に
ある状態では、前記図4に示すように、第1の継手管5
3の樋状連結部107が吸口本体51のケーシング奥方
側の切欠きを閉塞するようになっている。
【0036】図7は吸口体5の裏面図である。同図にお
いて、102は、下ケース101の底面に形成した(下
ケース101の長手方向に沿って形成した)細長の前記
吸引口で、この吸引口102の図7における下側には、
可撓性のある部材から形成されたサクションキーパ12
1が吸引口102と平行に設けられており、サクション
キーパ121の左右には(吸口本体51の裏面の前側の
両隅には)、1対の前側ローラ122が回転可能に配置
されている。また、吸口本体51の裏面の後側の中央に
は、幅広の後側ローラ123が回転可能に配置されてい
る。
【0037】また、吸引口102の図7における上側中
央には、固定刷毛列124が吸引口102と平行に配置
されており、固定刷毛列124の右側および左側のやや
上側には、1対の可動刷毛列125が固定刷毛列124
と平行に配置されており、これらの刷毛列で、下ケース
101(吸口本体51)の長手方向を概ねカバーする長
さとなっている。さらに、上記後側ローラ123の右側
および左側には、可動刷毛列125に近接して1対の出
没ローラ126が配置されて、回転可能に保持されてい
る。そして、近接配置された可動刷毛列125、出没ロ
ーラ126同士は、一体となって上下動するように構成
されている。なお、この上下動メカニズムの詳細につい
ては後述する。
【0038】上記後側ローラ123の回転支軸は、吸口
本体51の長手方向と平行に配置され、後側ローラ12
3は、吸口本体51(吸口体5)の前記した第1の駆動
形態(横長移動形態)による移動方向S1でのみ回転す
る。また、1対の前側ローラ122の回転支軸は、吸口
本体51の長手方向に対して25°〜35°の角度θを
もつように設定され、前側ローラ122は、吸口本体5
1の第1の駆動形態による移動方向S1で主として回転
すると共に、吸口本体51の前記した第2の駆動形態
(縦長移動形態)による移動方向S2でも回転する。さ
らに、1対の前側ローラ122の回転支軸は、後側ロー
ラ123から見て逆「ハ」の字状に配置されている。ま
た、1対の出没ローラ126の回転支軸は、吸口本体5
1の短手方向と平行に配置され、出没ローラ126は、
吸口本体51の第2の駆動形態による移動方向S2での
み回転する。なお、出没ローラ126は、第1の継手管
53が縦方向の回動範囲の最上位位置にあるとき以外
は、床面から離間するようになっている。
【0039】第1の継手管53が縦方向の回動範囲の最
上位位置にあるとき以外は(すなわち、第1の継手管5
3の主管部106の中心軸線A2が垂直となって、第1
の継手管53がその位置をロックされた状態をとったと
き以外は)、図3に示すように、1対の出没ローラ12
6は上昇位置をとっており、このとき、床面には1対の
前側ローラ122と後側ローラ123とが接した状態と
なり、また、固定刷毛列124の先端は床面と接し、そ
の詳細を後述する1対の可動刷毛列125は、バネで付
勢されて固定刷毛列124の先端よりも突出した状態に
ある。
【0040】本実施形態においては、第1の継手管53
が縦方向の回動範囲の最上位位置にあるとき以外は、吸
口本体51(吸口体5)は前記した第1の駆動形態(横
長移動形態)による清掃を主として行うようになってお
り、このとき、手元ハンドル3による接続管4の直線前
後進動作によって、1対の前側ローラ122と後側ロー
ラ123とを回転させることにより、吸口本体51は第
1の駆動形態による移動方向S1に移動する。この際、
絨毯の上などの摩擦抵抗の大きい清掃面を走行する際に
は、清掃面からの抵抗力を受けた1対の可動刷毛列12
5は、バネに抗して上方に移動し、また、畳の上などの
摩擦抵抗の小さい清掃面を走行する際には、1対の可動
刷毛列125はたわんで清掃面をこするようになってい
る。
【0041】他方、第1の継手管53が縦方向の回動範
囲の最上位位置にあるときには(すなわち、第1の継手
管53の主管部106の中心軸線A2が垂直となって、
第1の継手管53がその位置をロックされた状態をとっ
たときには)、図4に示すように、1対の出没ローラ1
26は下降位置をとっており、このとき、床面には1対
の前側ローラ122と1対の出没ローラ126とが接し
た状態となって、後側ローラ123は床面から所定量浮
き上がり、また、固定刷毛列124の先端は床面と接
し、可動刷毛列125の先端は固定刷毛列124の先端
よりも突出した状態にある。
【0042】本実施形態においては、第1の継手管53
が縦方向の回動範囲の最上位位置にあるときには、吸口
本体51(吸口体5)は前記した第2の駆動形態(縦長
移動形態)による清掃を行うようになっており、このと
き、手元ハンドル3による接続管4の直線前後進動作に
よって、1対の出没ローラ126を回転させ、1対の前
側ローラ122を滑らせつつ(スリップさせつつ)回転
させることにより、吸口本体51は第2の駆動形態によ
る移動方向S2に移動する。この際、1対の可動刷毛列
125は1対の出没ローラ126と共に下降位置を維持
されており、1対の可動刷毛列125はたわんで清掃面
をこするように動作する。
【0043】図8の(a)は、吸口本体51が第1の駆
動形態(横長移動形態)をとっている状態を示してお
り、このとき、吸口本体51は1対の前側ローラ122
と後側ローラ123の回転によって、第1の駆動形態の
移動方向S1に移送される。また、この第1の駆動形態
では、前述したように第1の継手管53を縦方向の回動
範囲の最下位位置におくことによって、接続管4を水平
に近く寝かせることができ、かつ、吸口体5の全高を低
くできるので、ベッドの下などの高さが低く奥行きのあ
る場所を、奥方まで容易に清掃できる。
【0044】また、図8の(a)に示した状態から、手
元ハンドル3のハンドル32を90°ひねると、吸口本
体51は接続管4に対して90°近く回転して、これに
伴い第1の継手管53が縦方向の回動範囲の最上位位置
に移行してロックされ、吸口本体51が第2の駆動形態
(縦長移動形態)をとる。この第2の駆動形態では、吸
口本体51は1対の前側ローラ122と1対の出没ロー
ラ126の回転によって、第2の駆動形態の移動方向S
2に移送され、壁ぎわ等を容易に清掃することが可能と
なり、しかも、第1の継手管53がロック機構によって
直立状態を維持されるので、第2の駆動形態による吸口
本体51の走行が安定したものとなる。
【0045】このように本実施形態では、吸口本体51
の第1、第2の駆動形態の何れにおいても前側ローラ1
22が回転するので(第2の駆動形態においては、前側
ローラ122の回転はスムースではないが、回転するこ
とは回転するので)、前側ローラ122の回転支軸を吸
口本体51の長手方向と平行に配置した場合のように、
第2の駆動形態において前側ローラ122が滑って偏減
り(偏摩耗)することがなくなり、前側ローラ122の
回転性能を長期間維持することが可能となる。
【0046】また、1対の前側ローラ122の回転支軸
は、後側ローラ123から見て逆「ハ」の字状に配置さ
れているので、図9に示すように、吸口本体51の内向
きの旋回性を良好なものとすることができる。
【0047】次に、可動刷毛列125と出没ローラ12
6の上下動メカニズムについて説明する。図10は、一
方の側の可動刷毛列125と出没ローラ126、および
その近傍の構成を示す要部分解斜視図である。
【0048】図10において、131はホルダー体で、
このホルダー体131に前記出没ローラ126が回転可
能に保持されており、また、ホルダー体131の裏面に
前記可動刷毛列125が植設されている。132はホル
ダー体131に設けた軸部で、この軸部132が前記下
ケース101に設けた保持部133に回動可能に支承さ
れることによって、ホルダー体131は軸部132を回
動中心として上下動可能となっており、下ケース101
にはホルダー体131の上下動を許容する切欠き134
が設けられている。また、ホルダー体131は、バネ1
35によって下向き方向(下降方向)へのバネ力を付与
されている。
【0049】136はホルダー体131に形成された被
制御突起部で、鈎部136aと傾斜側面136bとを有
している。また、前記した第1の継手管53の樋状連結
部107の側面に設けた前記支軸部109は中空状を呈
しており、この支軸部109には、上下動規制片137
と、下方押付け片138とが形成されている。そして、
第1の継手管53の上下動規制片137は、被制御突起
部136の鈎部136aと関連付けられて、鈎部136
aが上下動規制片137によって規制される状態では、
ホルダー体131の下降を阻止し、また、第1の継手管
53の下方押付け片138は、被制御突起部136の傾
斜側面136bと関連付けられて、下方押付け片138
が傾斜側面136bに押し付けられる状態では、ホルダ
ー体131の下降位置を保持するようになっている。
【0050】図11に示すように、第1の継手管53が
縦方向の回動範囲の最上位位置にない場合には、縦方向
の回動範囲の最上位位置以外の如何なる回動位置を第1
の継手管53がとっても、被制御突起部136の鈎部1
36aの下側には第1の継手管53の上下動規制片13
7が位置するようになっており、このため、鈎部136
aが上下動規制片137に係止されることにより、ホル
ダー体131はその下降を阻止されるようになってい
る。このとき、前記したように可動刷毛列125が床面
から大きな抵抗を受けると、ホルダー体131はバネ1
35の力に抗して所定量tだけ浮き上がり、可動刷毛列
125が上方に移動することになる。したがって、畳な
どの抵抗の少ない清掃面では、可動刷毛列125が清掃
面をこすって清掃性を高めることができ、反対に、絨毯
などの抵抗の大きい清掃面では、可動刷毛列125が走
行抵抗を高めることなく退避するので、走行性を損なう
ことがなくなる。
【0051】他方、図12に示すように、第1の継手管
53が縦方向の回動範囲の最上位位置にある場合には
(すなわち、第1の継手管53の主管部106の中心軸
線A2が垂直となって、第1の継手管53がその位置を
ロックされた状態をとったときには)、被制御突起部1
36の鈎部136aの下側から第1の継手管53の上下
動規制片137が退避して、ホルダー体131の下降を
許容すると共に、第1の継手管53の下方押付け片13
8が被制御突起部136の傾斜側面136bと当接し
て、バネ135の力で下降したホルダー体131の下降
位置を保持するようになっている。したがって、出没ロ
ーラ126が下降して、前述したように第2の駆動形態
に好適なローラ配置構成となると共に、可動刷毛列12
5が常に清掃面を強くこするようになるので、壁ぎわな
どの清掃性を高めることができる。
【0052】このように、本実施形態では、第1の継手
管53が縦方向の回動範囲の最上位位置にあるか否かに
よって(換言するなら、吸口本体51が第2の駆動形態
にあるか否かによって)、ホルダー体131の上昇/下
降を制御し、可動刷毛列125と出没ローラ126とを
一体となって上下動させるようにしているので、吸口本
体51が、第1の駆動形態をとるか第2の駆動形態をと
るかに応じて、吸口本体51の裏面側の構成を駆動形態
に応じた好適部品配置とすることができ、しかも、切り
換えメカニズムを簡素化することが可能となる。
【0053】なお、図10に示すように、ホルダー体1
31に吸引遮蔽板部139を設けて、この吸引遮蔽板部
139を、上ケースに設けた吸引穴141(図5、図6
参照)と連通する空気吸引通路に対向させ、吸口本体5
1が第2の駆動形態をとった際のみ空気吸引通路を開放
して、これによって渦巻流を起こさせるように構成して
もよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸口体に
備えられた継手管部材を、吸口本体に回転可能に連結さ
れて、鉛直面内に沿った縦方向の回動を行う第1の継手
管と、この第1の継手管に回転可能に連結されて、鉛直
面と直交する平面内に沿った左右方向の回動を行う第2
の継手管とで構成し、手元ハンドルのひねり操作によっ
て、吸口体が床面に密着した状態を維持しつつ、第1の
駆動形態から第2の駆動形態へと、あるいは、第2の駆
動形態から第1の駆動形態へと、簡単にその姿勢を変え
られるようにした構成において、第1の継手管の回動動
作と連動する前記したシャッタ部材を排し得る、構成が
簡素で生産性がよい、コストダウンが可能な、吸口体を
実現することができる。。また、吸口体が第2の駆動形
態をとった際の走行性や清掃性に優れた、吸口体を実現
することができる。また、吸口体が第2の駆動形態をと
った際のローラ部材の偏減り(偏摩耗)のない、吸口体
を実現することができる。また、第1の駆動形態では、
手元ハンドルを水平に近い状態に下げても、第1の継手
管の主管部の中心軸線は清掃面に対して角度をもつの
で、手元ハンドルのひねり動作で吸口体の回転を制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機の全体
斜視図である。
【図2】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、吸口体の簡略化した分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、第1の継手管が縦方向の回動範囲の最下位位置にあ
る状態の吸口体の中央断面図である。
【図4】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、第1の継手管が縦方向の回動範囲の最上位位置にあ
る状態の吸口体の中央断面図である。
【図5】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、図3の状態に対応する吸口体の斜視図である。
【図6】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、図4の状態に対応する吸口体の斜視図である。
【図7】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、吸口体の裏面図である。
【図8】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、吸口本体の第1、第2の移動形態での使用状態を示
す説明図である。
【図9】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機におけ
る、吸口本体の旋回の様子を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機の吸
口体における、要部分解斜視図である。
【図11】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機の吸
口体における、ホルダー体が上昇位置にある状態を示す
説明図である。
【図12】本発明の実施の1形態に係る電気掃除機の吸
口体における、ホルダー体が下降位置にある状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 吸引ホース 3 手元ハンドル 4 接続管(延長管) 5 吸口体 32 ハンドル 51 吸口本体 52 継手管部材 53 第1の継手管 54 第2の継手管 101 下ケース 102 吸引口 104 軸受部 105 上ケース 106 主管部 107 樋状連結部 108 立ち下がり管部 108a フランジ部 109 支軸部 110 開口部 111 主管部 112 立ち上がり管部 112a フランジ部 113 継手カバー 114 取付具 121 サクションキーパ 122 前側ローラ 123 後側ローラ 124 固定刷毛列 125 可動刷毛列 126 出没ローラ 131 ホルダー体 132 軸部 133 保持部 134 切欠き 135 バネ 136 被制御突起部 136a 鈎部 136b 傾斜側面 137 上下動規制片 138 下方押付け片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−289861(JP,A) 実開 昭63−103547(JP,U) 実開 昭58−26457(JP,U) 特公 昭55−19143(JP,B1) 実公 昭41−5895(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/24 A47L 9/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃を吸い込むための送風機を備えた電
    気掃除機本体と、この電気掃除機本体に取り付けられて
    電気掃除機本体内の吸引用通路と連通する吸引ホース
    と、この吸引ホースに取り付けられて吸引ホースと連通
    する手元ハンドルと、この手元ハンドルに取り付けられ
    て手元ハンドルと連通する接続管と、この接続管に取り
    付けられて接続管と連通する吸口体とを、具備した電気
    掃除機において、 上記吸口体は、塵埃を吸い込むための吸引口を形成した
    吸口本体と、この吸口本体を上記接続管に相対回転可能
    に連結すると共に、上記吸口本体を上記接続管に連通す
    る継手管部材とを有し、 上記継手管部材は、その一端側を上記吸口本体に回転可
    能に連結され、鉛直面内に沿った縦方向の回動を行う第
    1の継手管と、その一端側を上記第1の継手管の他端側
    に回転可能に連結され、上記鉛直面と直交する平面内に
    沿った左右方向の回動を行うと共に、その他端側を上記
    接続管と連結される第2の継手管とからなり、 上記第1の継手管の他端側の下向き開口部と、上記第2
    の継手管の一端側の上向き開口部とが、上記した左右方
    向の回動が可能であるように回転結合され、 上記第1の継手管が上記した縦方向の回動範囲の最下位
    位置にある際に、上記第1の継手管の主管部の中心軸線
    を水平線に対して所定角度持ち上がるように設定し、上
    記第2の継手管の主管部の中心軸線が、上記第1の継手
    管の主管部の中心軸線よりも水平線に対して寝るように
    設定した、ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 上記所定角度は、5°〜30°程度に設定されることを
    特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 塵埃を吸い込むための送風機を備えた電
    気掃除機本体と、この電気掃除機本体に取り付けられて
    電気掃除機本体内の吸引用通路と連通する吸引ホース
    と、この吸引ホースに取り付けられて吸引ホースと連通
    する手元ハンドルと、この手元ハンドルに取り付けられ
    て手元ハンドルと連通する接続管と、この接続管に取り
    付けられて接続管と連通する吸口体とを、具備した電気
    掃除機において、 上記吸口体は、塵埃を吸い込むための吸引口を形成した
    吸口本体と、この吸口本体を上記接続管に相対回転可能
    に連結すると共に、上記吸口本体を上記接続管に連通す
    る継手管部材とを有し、 上記継手管部材は、その一端側を上記吸口本体に回転可
    能に連結され、鉛直面内に沿った縦方向の回動を行う第
    1の継手管と、その一端側を上記第1の継手管の他端側
    に回転可能に連結され、上記鉛直面と直交する平面内に
    沿った左右方向の回動を行うと共に、その他端側を上記
    接続管と連結される第2の継手管とからなり、 上記第1の継手管の他端側の下向き開口部と、上記第2
    の継手管の一端側の上向き開口部とが、上記した左右方
    向の回動が可能であるように回転結合され、 上記第1の継手管が上記した縦方向の回動範囲の最下位
    位置にある際に、上記第2の継手管の主管部の中心軸線
    が水平線に対してなす角度は、上記第1の継手管の主管
    部の中心軸線が水平線に対してなす角度以下になるよう
    に設定したことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 上記第1の継手管が上記した縦方向の回動範囲の最下位
    位置にある際に、上記第1の継手管の主管部の中心軸線
    が水平線に対してなす角度は、5°〜30°程度に設定
    されることを特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、 上記第1の継手管が上記した縦方向の回動範囲の最下位
    位置にある際に、上記第2の継手管の主管部の中心軸線
    が水平線に対してなす角度は、0°〜15°程度に設定
    されることを特徴とする電気掃除機。
JP06711298A 1997-11-17 1998-03-17 電気掃除機 Expired - Lifetime JP3296777B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06711298A JP3296777B2 (ja) 1998-03-17 1998-03-17 電気掃除機
TW087118054A TW425276B (en) 1997-11-17 1998-10-30 Vacuum cleaner
KR10-1998-0049016A KR100471739B1 (ko) 1997-11-17 1998-11-16 전기청소기
CNB981224768A CN1169487C (zh) 1997-11-17 1998-11-17 电吸尘器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06711298A JP3296777B2 (ja) 1998-03-17 1998-03-17 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11262463A JPH11262463A (ja) 1999-09-28
JP3296777B2 true JP3296777B2 (ja) 2002-07-02

Family

ID=13335502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06711298A Expired - Lifetime JP3296777B2 (ja) 1997-11-17 1998-03-17 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3296777B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101462952B1 (ko) * 2007-12-20 2014-11-20 삼성전자주식회사 상하좌우의 모든 방향으로 회전 가능한 손잡이 조립체 및이를 구비하는 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11262463A (ja) 1999-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3977967B2 (ja) 電気掃除機
US7383608B2 (en) Vacuum-cleaner suction tool and vacuum cleaner using the same
KR100471739B1 (ko) 전기청소기
JP2594810Y2 (ja) 自走掃除機
JP3296777B2 (ja) 電気掃除機
JP3066354B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
GB2271275A (en) Upright vacuum cleaner with disengagable beater drive
JP3066369B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JP4514652B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
JP4334292B2 (ja) 電気掃除機用吸込口体及びこれを備えた電気掃除機
JP3066353B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JP3066368B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JP2010227465A (ja) 電気掃除機及びその吸口体
JP2963413B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JP2963425B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JP3066378B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JP3066377B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体
JPH06169869A (ja) 電気掃除機
JPH11164796A (ja) 電気掃除機
JP3757922B2 (ja) 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機
JPH10328098A (ja) 電気掃除機
US5857240A (en) Vacuum cleaner
JP2000093367A (ja) 電気掃除機
JP2841251B2 (ja) 電気掃除機用床ブラシ
JP2963432B2 (ja) 電気掃除機およびその吸口体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080412

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100412

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110412

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120412

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120412

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130412

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140412

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term