JP4158523B2 - ステープラー - Google Patents

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Description

技術分野
本発明はステープラーに係り、更に詳しくは、ステープラー本体と、これに取り付けられたカバーとが異なる材質からなる場合の分別を容易に行うことができ、また、カバーを利用して操作力の軽減をも達成することのできるステープラーに関する。
従来の技術
従来より、簡易な綴じ具としてステープラーが広く利用されている。このステープラーとしては、綴じ針を収納するフレームと、綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルと、これらフレーム及びハンドルに相対回転可能に設けられて綴じ針をクリンチするアンビルを有するベースとを備えた金属製のステープラー本体と、前記ハンドルとベースの外側をそれぞれ覆う樹脂製のアッパーカバーとベースカバーとを備えたタイプのものが一般的に利用されている。
しかしながら、このようなステープラーは、前記アッパーカバーとベースカバーがステープラー本体に固着されているため、廃棄する際に、ステープラー本体からアッパーカバー及びベースカバーを分離することができないという不都合を招来する。
そこで、アッパーカバーとベースカバーが、対応するハンドル及びベースに対して着脱自在に設けられてステープラー本体との分別を行うことのできるステープラーが提案されるに至っている。
しかしながら、前記ステープラーは、アッパーカバーとベースカバーとをハンドル及びベースにそれぞれ別個に装着する構造であるため、個々に装着作業と取り外し作業が要求されるものとなる。つまり、装着と取り外しの各作業が各二回必要となる。また、ステープラーを床面等に落下させてしまったような場合に、その衝撃によってステープラー本体からカバーが不用意に外れてしまう不都合も生じ易いものとなる。
発明の開示
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、ステープラー本体とカバーとの着脱を容易に行うことができ、且つ、不用意なるカバーの脱落も防止することのできるステープラーを提供することにある。
本発明の他の目的は、前記カバーを利用して綴じ針を打ち出す操作力を軽減することのできるステープラーを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、綴じ針を収納して先端部の打出部から綴じ針を打ち出し可能に設けたフレームと、前記綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルと、これらフレーム及びハンドルに相対回転可能に設けられるとともに、打ち出された綴じ針をクリンチするアンビルを有するベースとを備えたステープラー本体と、
前記ステープラー本体の外側を覆うように装着されるカバーとを含み、
前記カバーは、前記ハンドル側に位置するアッパーカバーと、前記ベース側に位置するとともに前記アッパーカバーと相対回転可能に連結されたベースカバーとからなり、
前記ステープラー本体は前記カバーに着脱可能に設けられ
前記アッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
前記側壁の後部内面側には、当該側壁の面に沿う方向から前記ステープラー本体の回転軸を受け入れ可能とする軸受溝が設けられ、前記側壁にはハンドルの先端側をフレームの先端側から強制的に離間させるための引っ掛け部が形成される、という構成、又は、前記ステープラー本体は、前記アッパーカバーとベースカバーとの連結状態を解除することなく前記カバーに着脱可能に設けられる、という構成、若しくは、綴じ針を収納して先端部の打出部から綴じ針を打ち出し可能に設けたフレームと、前記綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルと、これらフレーム及びハンドルに相対回転可能に設けられるとともに、打ち出された綴じ針をクリンチするアンビルを有するベースとを備えたステープラー本体と、
前記ステープラー本体の外側を覆うように装着されるカバーとを含み、
前記カバーは、前記ハンドル側に位置するアッパーカバーと、前記ベース側に位置するとともに前記アッパーカバーと相対回転可能に連結されたベースカバーとからなり、
前記ステープラー本体は、前記アッパーカバーとベースカバーとの間に位置させた状態で、これらカバーと相対回転させることで着脱可能に設けられる、という構成を採っている。このような構成とすれば、ステープラー本体のハンドルとベースに、アッパーカバーとベースカバーを別々に装着する作業とならないため、カバーの装着を極めて簡易且つ迅速に行うことができる。しかも、アッパーカバーとベースカバーが一体となるため、ステープラーを床面等に落下させた場合であってもカバーが不用意に脱落してしまう虞も防止することができる。特に、前記着脱をステープラー本体とカバーとの相対回転によって行う構成では、人為的な作業を行わない限りステープラー本体とカバーとの相互分離を確実に回避することができる。
本発明におけるアッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
前記側壁の後部内面側には、当該側壁の面に沿う方向から前記ステープラー本体の回転軸を受け入れ可能とする軸受溝が設けられる、という構成を採るとよい。これにより、ステープラー本体の回転軸を側壁内面側に無理なくスムースに位置させることができ、ひいては、ステープラー本体へのカバー装着作業を簡易且つ迅速に行うことが可能となる。
また、前記アッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
前記側壁にはハンドルの先端側をフレームの先端側から強制的に離間させるための引っ掛け部が形成される、という構成も採ることができる。このような構成では、アッパーカバーの先端側をベースカバーの先端側に対して離間する方向に大きく回転させたときに、ハンドルとフレームとの間に大きな空間が形成できるようになり、綴じ針の装填を容易に行うことが可能となる。
更に、前記ベースカバーに、前記ベースの側端に係り合う保持部を形成するとよい。これにより、ベースがベースカバーに対して浮き上がる方向に不安定になることなく保持されることとなる。
また、前記ベースカバーに、前記ベースの面内に嵌合可能な凸部を形成することが好ましい。このような構成を採用すれば、ベースを、その面方向に移動不能に保つことができ、前記保持部と相互に作用してベースの装着位置を一層安定化させることができる。
また、前記アッパーカバーとベースカバーとの間には、これら各カバーの先端側を大きく開放したときに、前記アッパーカバーをベースカバーに対して後退した位置に変位させるカム機構が設けられる、という構成も採用することができる。このような構成では、ステープラー本体の後端からリムーバを突出させた場合でも、アッパーカバーの上壁後端とリムーバとの位置的な干渉を生ずることなくアッパーカバーを回転操作することことができる。従って、位置的な干渉を防止するために、アッパーカバーの後部空間を大きく形成する必要もなく、小型化にも寄与することができる。
更に、前記アッパーカバーとベースカバーは、前記ハンドル及びベースの相対回転中心よりも前方位置で相対回転可能に連結され、前記アッパーカバーには、前記アッパーカバーとベースカバーの相対回転中心位置よりも前方で前記ハンドルに操作力を付与する押圧部が設けられる、という構成を採っている。このような構成を採用した場合には、アッパーカバーを有効に利用して小さな操作力でハンドルの押し下げを行うことが可能となる。
なお、前記アッパーカバーの先端は、前記ハンドルの先端よりも大きく突出する長さに設けることが好ましく、これにより、操作力を一層軽減することが可能となる。
なお、本明細書において、「前」若しくは「先」とは、特に明示しない限り、図1中左側について用いられ、「後」とは同図右側について用いられる。また、「上」、「下」についても同図1を基準として用いられる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施例に係るステープラーの全体構成を示す概略側面図が示されている。この図において、ステープラー10は、金属製のステープラー本体11と、このステープラー本体11の外側を覆うように装着された樹脂製のカバー12とを備えて構成されている。
ステープラー本体11は、図2に示されるように、コ字状の綴じ針14を収納して先端部の打出部15から綴じ針14を打ち出し可能に設けたフレーム16と、前記綴じ針14を打ち出す押刃18を先端側に備えたハンドル19と、これらフレーム16及びハンドル19に相対回転可能に設けられるとともに、前記打出部15から打ち出された綴じ針14をクリンチするための受け台として作用するアンビル20を有するベース21とからなる。
前記フレーム16は、図4に示されるように、平面視略長方形状をなす底壁23と、この底壁23の短寸幅方向(紙面直交方向)両側から上方に立ち上がる一対の起立壁24,24と、各起立壁24,24の図中左端側をそれぞれ内方に屈曲させて形成してなる押刃ガイド壁25と、前記底壁23の前後(図4中左右)二箇所位置を切り起こして形成された左右一対の軸受片27,27と、これら軸受片27,27間に掛け渡されてフレーム16の前後方向に延びるガイド軸28とを備えて構成されている。ガイド軸28には当該ガイド軸28に沿って前後に移動可能な樹脂製のスライダ29が装着され、当該スライダ29とフレーム16の後部側に位置する軸受片27との間におけるガイド軸28回りにはコイルばね31が装着されている。従って、スライダ29は前方に押されて最も先端に位置する綴じ針14を打出部15に位置させることとなる。なお、スライダ29は、図5(A)にも示されるように、その長手方向(左右方向)に沿って貫通する通路29Aを備えているとともに、当該通路29Aに連なって下面側に開放するスロット溝29B(図5(B)参照)を備え、前記ガイド軸28をスロット溝29B内に位置させて強制的に押し込むことで通路29Aにガイド軸28を位置させることができ、取り外すための外力を付与しない限り、スライダ29がガイド軸28から脱落することがないようになっている。
前記ハンドル19は、図4に示されるように、平面視略長方形状をなす頂壁33と、この頂壁33の短寸幅方向(図4の紙面直交方向)両側から垂下するとともに、前記フレーム16の起立壁24,24の外側に位置可能な一対の垂下壁34,34と、前記頂壁33の内面側に設けられた押刃形成部材35とを備えて構成されている。押刃形成部材35は、一枚の金属板からなり、頂壁33の内面に固定される片状部36と、この片状部36の先端を略90度屈曲させて形成された押刃18とからなる。片状部36は、頂壁33の先端側でかしめられて片持ち支持されており、片状部36の後端側は、頂壁33から次第に離間する方向に延びて頂壁33との間に空間Cを形成可能な傾斜状部38として形成されている。この傾斜状部38には、図5(A)にも示されるように、長手方向(左右方向)一端側の略中央部に位置する切欠部40と、この切欠部40の図5中右側に位置するとともに、片状部36の短寸幅方向に沿う開放幅が二段階となる穴41が形成されている。この穴41は第1の穴41Aと、これに連なる第2の穴41Bとからなり、第2の穴41Bが第1の穴41Aよりも小さな開放幅に設定されている。
前記スライダ29とハンドル19との間には樹脂製の扁平な連結帯43が掛け渡されている。この連結帯43は、図5(A)に示されるように、細長い片状をなす本体片43Aと、この本体片43Aの一端側に形成されるとともに前記スライダ29に脱落不能に保持される第1の端部43Bと、本体片43Aの他端側に形成されて前記穴41に止められる第2の端部43Cとからなる。第1の端部43Bは、本体片43Aの幅よりも若干大きな幅に設けられ、この第1の端部43Bを前記スライダ29の上面に形成された支持台45のスロット穴45Aに強制的に挿入することで脱落不能に支持されるようになっている。この一方、第2の端部43Cは平面視略H型として中間に絞り部43Dを有する形状に設けられている。この第2の端部43Cの幅は、前記第1の穴41Aの幅よりも大きく、且つ、第1及び第2の穴41A,41Bを繋ぐ方向の長さよりも大きく設定されている。従って、第2の端部43Cを穴41内に挿入した後に、当該第2の端部43Cを第1の穴41Aに引っ掛けることにより、すなわち、絞り部43Dが第1の穴41Aの図5(A)中上下各縁間に位置して止着されることにより、その止着位置を保持することができる。なお、連結帯43は、ハンドル19がフレーム16に被さるように位置するときに、前記第1の端部43Bが支持台45よりも前方に位置するように支持台45内を滑り、従って、連結帯43が折れ曲がるような虞はない。
前記ベース21は、図4に示されるように、先端側に前記アンビル20が形成されてなる細長い片状をなすベース底壁46と、このベース底壁46の短寸幅方向両側から起立する一対のベース側壁47,47とからなる。これらベース側壁47,47の後部は、起立高さが前部よりも相対的に大きく設けられて一対の軸受翼48,48として構成され、これら軸受翼48,48をフレーム16の起立壁24とハンドル19の垂下壁34との間に位置させた状態で、回転軸としての軸ピン50を介して相対回転可能に連結されている。また、ベース底壁46の前後二箇所位置における面内には、後述するベースカバーに嵌合する穴46A,46Aが設けられているとともに、ベース底壁46の後端は、屈曲部51を介して更に外側に延長して突出する先尖型の爪状をなすリムーバ52が設けられている。
なお、前記軸受翼48の面内には、適宜なプレス手段を用いて内方に面位置を陥没させたストッパ48Aが形成されており、このストッパ48Aは、フレーム16の起立壁24に形成された穴24Aに係り合い可能に設けられている。また、起立壁24の略中央部上端にはストッパリブ24Bが形成され、このストッパリブ24Bには、ハンドル19の垂下壁34内面側に設けられたリブ34Aが係り合い可能となっている。
前記カバー12は、前記ハンドル19側に位置して当該ハンドル19の外側を覆うアッパーカバー55と、前記ベース21を覆うように前記アッパーカバー55と相対回転可能に連結されたベースカバー56とにより構成されている。アッパーカバー55は、図6ないし図10に示されるように、前記ハンドル19の上面側をなす頂壁33側に位置する上壁57と、この上壁57の短寸幅方向両側から垂下する一対の側壁58,58と、これら側壁58,58の先端(図6中左端)間に位置する前壁59とにより構成されている。
前記上壁57において、後部領域を除く内面側には平面視略格子状の補強リブ60が形成されているとともに、当該補強リブ60よりも後方側には、側断面視略三角形状の押圧部61が形成されている。また、側壁58は、後方に向かうに従って高さを増加させた面形状に設けられており、前記押圧部61より後方側の領域は、略円盤状の面形状に設けられて内側軸受面部63,63として形成されている。この軸受面部63,63の外面側略中央部には、図6及び図10に示されるように、カム機構を構成する突軸65,65がそれぞれ形成されているとともに、これら突軸65,65回りの略180度領域にカム機構を構成するカム溝67,67がそれぞれ形成されている。各カム溝67は、内側軸受面部63の上部後端側に開放する開放側溝部67Aと、この開放側溝部67Aに連なって前記突軸65と略同心円上に延びる円弧状溝部67Bと、この円弧状溝部67Bに連なって突軸65の略接線方向に延びる直線状溝部67Cと、この直線状溝部67Cに連なるとともに、当該直線状溝部67Cの延出方向に対して若干屈曲する方向に向けられた閉塞端側溝部67Dとにより構成されている。
この一方、内側軸受面部63の内面側には、図9に示されるように、前記ステープラー本体11の回転軸をなす軸ピン50を、側壁58すなわち内側軸受面部63の面方向に沿って受け入れ可能とする軸受溝69が形成されている。この軸受溝69は、略C字状の軌跡に沿って延び、その一端が内側軸受面部63の略中央部に位置する一方、他端が軸受面部63の下部後端側に開放する形状に設けられている。また、内側軸受面部63において下部内面側のコーナー領域には、前記ハンドル19の垂下壁34下端に係り合い可能となる凸状の引っ掛け部70が形成されている。
前記アッパーカバー55は、その先端すなわち前壁59がハンドル19の先端よりも大きく突出する長さに設けられており、本実施例では、特に限定されるものではないが、前壁59が押刃18よりも約20mm程度前方に位置するように設定されている。
前記ベースカバー56は、図11ないし図14に示されるように、ステープラー本体11のベース21の下面側に位置するカバー底壁72と、このカバー底壁72の短寸幅方向両側から上方に立ち上がるとともに、後方に向かうに従って高さを次第に大きくし、且つ、後端縁領域を円弧状に設けて内側軸受面部63の外面側に位置する一対の外側軸受面部74,74とを備えて構成されている。カバー底壁72の前部外縁はベース21の板厚に略対応する程度に僅かに起立する前枠部75として形成され、この前枠部75は、ベース21のアンビルよりも前方に位置するように設けられている。また、カバー底壁72の面内において、前後二箇所領域には、ベース21に形成された穴46A,46Aに嵌合可能な凸部76,76が設けられ、後部側の凸部76のやや前方位置には、ベース21の外縁をなすベース側壁47の上端にそれぞれ係り合う保持部としての一対の爪片78が設けられている。
前記ベースカバー56の外側軸受面部74,74において、それらの内面側には、前記カム溝67,67内にそれぞれ位置して当該カム溝67と共にカム機構を構成する円形凸部80.80がそれぞれ設けられ、また、前記アッパーカバー55の突軸65,65をそれぞれ受容する長円形状のカム機構を構成する支持溝82,82が形成されている(図15参照)。各支持溝82,82の前方端は、円形凸部80よりも上方に位置する一方、後方端は円形凸部80よりも僅かに下方に位置する傾斜向きに設けられ、この傾斜方向に沿って円形凸部80が移動できるようになっている。なお、本実施例では、外側軸受面部74がアッパーカバー55の内側軸受面部の外側に設けられているため、ステープラー10を手に持って握ったときに、親指以外の四本指がベースカバー56にフィットし易いものとなり、また、アッパーカバー55の押圧操作もスムースに行うことができる。ここで、各支持溝82,82の前方端部と後方端部は、段部82A,82Aを介して面位置を更に凹ませた凹部82B,82Bとして形成され、これらの凹部82B,82Bに前記突軸65が選択的に嵌合するようになっている。
次に、本実施例に係るステープラー本体11とカバー12との着脱要領と、ステープラー10の動作について、図16ないし図25をも参照しながら説明する。
初めに、アッパーカバー55の突軸65(図22参照)を、ベースカバー56の支持溝82内に位置させて両者を一体的に連結しておき、アッパーカバー55及びベースカバー56の各先端間を離間させるように開いた姿勢で一方の手に保持する(図16参照)。この状態では、図22に示されるように、カム機構を構成するカム溝67内に位置する円形凸部80は円弧状溝部67Bの領域内に位置することとなり、突軸65は支持溝82の後端側に移動した位置となる。この状態で、図16に示されるように、他方の手でステープラー本体11を保持するとともに、ハンドル19の頂壁33がアッパーカバー55側に向く姿勢で、ハンドル19の先端側を内側軸受面部63の後端側から差し込むようにする。そして、ステープラー本体11の軸ピン50を軸受溝69内に位置させる。この際、ハンドル19は押圧部61と引っ掛け部70との間の領域を通過するように差し込むことが必要となる。
次いで、図17に示されるように、軸ピン50が軸受溝69に沿って更に前方に位置するように、ステープラー本体11を更に差し込みながら反時計方向に回転させる。この回転によって、軸ピン50の位置が軸受溝69の前端側まで移動した状態で、ステープラー本体11を更に反時計方向に回転させる(図18,図19参照)。この後、ステープラー本体11のベース21をベースカバー56のカバー底壁72に向けて上方より押し込み力を付与すると、ベース21の穴46A,46A内にカバー底壁72の凸部76,76が嵌合すると同時に、爪片78,78がベース側壁47,47の上端に「カチッ」という音を発して引っ掛かることとなる(図20参照)。このようにしてベース21がベースカバー56に保持された状態に装着されると、ベース21は、ベース底壁46の面方向に沿う移動と上方への浮き上がり移動が規制されることとなり、また、前記軸ピン50の位置は、軸受溝69の略中間部に位置し、同位置でステープラー本体11の回転中心位置が一定に保たれることとなる。
そして、図20に示される位置から、アッパーカバー55に対して押し下げ力を付与することでハンドル19が反時計方向に回転し、図21に示されるように、垂下壁34のリブ34Aがフレーム16のストッパリブ24Bを乗り越えて当該ストッパリブ24B以下に位置し、ハンドル19の押刃18が綴じ針14を打ち出す位置に常に保たれることとなってカバー11に対するステープラー本体11の装着作業を完了する。この一方、ステープラー本体11を取り外すときは、マイナスドライバ等を用い、その先端をベース底壁46とベースカバー56のカバー底壁72との間に差し込んでベース底壁46を上方に引き上げる。これにより、ベース底壁46は、穴46Aと凸部76との嵌合を解除すると同時に、ベース側壁47と爪片78との引っ掛かりが解除され、カバー12に対してフリーな状態になる。従って、以後は、前述と逆の操作を行うことでステープラー本体11をカバー12より取り外すことが可能となる。
ステープラー本体11をカバー12に装着した状態、すなわち図21、図24に示す使用可能状態では、アッパーカバー55側の突軸65(図24参照)が支持溝82の前端側に位置し、カム溝67内に位置する円形凸部80は、カム溝67の閉塞端側溝部67D領域に位置することとなり、アッパーカバー55の内側軸受面部63の後端はベースカバー56の外側軸受面部74の後端と略一致した位置をとる。
この一方、図22に示されるように、ステープラー本体11をカバー12に装着する際にアッパーカバー55とベースカバー56とを開いた状態では、前記円形凸部80がカム溝67の円弧状溝部67B領域に移動して突軸65が支持溝82の後端側に移動することとなる。従って、アッパーカバー55の後端部すなわち内側軸受面部63はベースカバー56の外側軸受面部74に対して後退した位置まで移動し、ステープラー本体11のカバー12への装着時に、リムーバ52とアッパーカバー55の上壁57との位置的な干渉を回避することとなる。そして、ステープラー本体11のベース21がベースカバー56に装着された後にアッパーカバー55を回転させる過程で、図23に示されるように、前記円形凸部80が円弧状溝部67Bから直線状溝部67Cに移動すると同時に、突軸65が支持溝82の後端側から前端側に移動して突軸65が支持溝82の前端側に移動したときに、内側軸受面部63と外側軸受面部74との後端側が略一致することとなる(図21,図24参照)。
図24に示されるように、ステープラー10の使用が可能な状態では、支持溝82の前端部に形成された凹部82Bに突軸65が嵌合する状態で位置し、且つ、円形凸部80が、カム溝67の閉塞端側溝部67Dにおいて直線状溝部67Cの直近に位置するため、アッパーカバー55の前壁59位置を一定位置に保つべく時計方向への回転に対する抵抗を付与する状態となる。従って、アッパーカバー55の押圧部61の下端は、ハンドル19にぶらつくことなく頂壁33に略接した状態に保たれ、アッパーカバー55を押し下げる操作力は直ちにハンドル19に伝達される良好なる応答性を得ることとなる。
ここで、前記フレーム16内の綴じ針14を消費して新たな綴じ針を装填するときは、アッパーカバー55をベースカバー56に対して大きく開く方向に回転させればよい。このアッパーカバー55の回転を行うと、当該アッパーカバー55の引っ掛け部70が、ハンドル19の垂下壁34下端に引っ掛かる構成となっているため、垂下壁34に設けられたリブ34Aは、フレーム16のストッパリブ24Bとの係り合いを解除してアッパーカバー55と共に回転することとなる(図22参照)。従って、フレーム16内のスライダ29は、連結帯43の一端がハンドル19側に止着されているため、前述したコイルばね31の力に抗してフレーム16の後方へ移動し、これによって、新たな綴じ針14を装填することができる。また、この状態では、ベースカバー56の支持溝82における後端部の凹部82Bに前記突軸65が嵌合することとなり、アッパーカバー55とベースカバー56とが相対的に回転する方向にぶらつくことが規制される。
なお、スライダ29は、マイナスドライバ等を用いてガイド軸28から取り外すことができ、また、連結帯43の第2の端部43Cはハンドル19側の穴41から抜き出すことができるため、金属製のステープラー本体11から樹脂製部品のみを取り外すことが可能となる。
次に、ステープラー10の操作力軽減の原理について説明すると、図24に示されるように、ステープラー本体11を構成するハンドル19及びベース21の相対回転中心は軸ピン50位置であり、アッパーカバー55とベースカバー56との相対回転中心となる突軸65の中心位置よりも後方にある。また、前記押圧部61とハンドル19の頂壁33との接触位置は突軸65よりも前方にある。従って、従来タイプのステープラーに必要とされる操作力すなわち綴じ込み荷重を10Kgと仮定し、ステープラー本体11の回転中心とアッパーカバー55の前壁59位置までの距離L1を102mmとし、前記回転中心と押圧部61の先端との距離L2を23mmとし、カバー12の回転中心すなわち突軸65の中心と押圧部61の先端との距離L3を11mmとし、更に、カバー12の回転中心と綴じ込み荷重P1が負荷される点までの距離L4を70mmとした場合、押圧部61の先端に必要とされる綴じ込み荷重P2は、
P2=10Kg×102mm÷23mm=23.46Kgとなる。
従って、アッパーカバー55の先端に必要とされる綴じ込み荷重P1は、
P1=23.46Kg×11mm÷70mm=3.68Kgとなる。
以上から明らかなように、本実施例構成では、従来比で、大幅に操作力の軽減を達成することができる。
なお、前記実施例におけるカバー12の形状は特に限定されるものではない。例えば、図26及び図27に示されるように、ベースカバー56の前端部における前枠部75の後端に、カバー底壁72の上面72Aとの間に一定の隙間を形成する高さの保持部としての爪85を形成し、この爪85と前記上面72Aとでステープラー本体11のベース21前端を挟み込むようにしてアンビル20の幅方向両側を位置させることもできる。このような構成を採用した場合には、ベース側壁47の上端に係り合う前述の爪片78,78と共に作用してベース21の前後を保持できるようになり、特に、ステープラー本体11におけるベース21の前端部浮き上がりを効果的に規制することが可能となる。なお、図26,27中符号86は成形上の抜き穴を示す。
また、前記カバー底壁72の凸部76の突出高さをベース底壁46よりも突出するように設けておき、凸部76がベース底壁46の穴46Aに嵌合した後に、凸部76の上端を溶融する構成や、凸部76を二股に分岐させて径方向に拡径、縮径する構成等を採用してもよい。要するに、ベースカバー56に対してステープラー本体11のベース21保持構造は、図示構成例に限定されず、種々の設計変更を行うことができる。
更に、前記実施例におけるアッパーカバー55の押圧部61は、補強リブ60の一部を利用することによって構成することもできる。この場合、例えば、後端側に位置する補強リブを押圧部61として利用する構成を例示できる。
以上説明したように、本発明によれば、アッパーカバーとベースカバーとを相対回転可能に連結してカバーを設け、このカバーにステープラー本体が着脱自在に設けられる構成、又は、前記カバーの連結状態を解除することなくステープラー本体がカバーに着脱自在に設けられる構成、若しくは、前記ステープラー本体をアッパーカバーとベースカバーとの間に位置させた状態で、当該カバーと相対回転させることで着脱自在に設けられる構成を採用したから、ステープラー本体のハンドルとベースに、アッパーカバーとベースカバーを別々に装着する作業とならないため、カバーの装着を極めて簡易且つ迅速に行うことができる。しかも、アッパーカバーとベースカバーが一体に連結されるため、ステープラーを床面等に落下させた場合であってもカバーが不用意に脱落してしまう虞も防止することができる。特に、ステープラー本体とカバーとの着脱を、それらの相対回転によって行う構成では、人為的な作業を行わない限りステープラー本体とカバーとの相互分離を確実に回避することができる。
また、アッパーカバーにおける側壁の後部内面側にステープラー本体の回転軸を受け入れ可能とする軸受溝を設けたから、ステープラー本体の回転軸を側壁内面側に無理なくスムースに位置させることができ、これによって、ステープラー本体へのカバー装着作業を簡易且つ迅速に行うことが可能となる。
更に、前記側壁に引っ掛け部を設けてハンドルの先端側をフレームの先端側から強制的に離間可能としたから、アッパーカバーの先端側をベースカバーの先端側に対して離間する方向に大きく回転させたときに、ハンドルとフレームとの間に大きな空間を形成することが可能となる。そのため、綴じ針の装填作業を容易に行うことができる。
また、ベースカバーにベース側端に係り合う保持部を形成した構成では、ベースがベースカバーに対して浮き上がる方向に不安定になることなく保持されることとなる。
更に、ベースカバーにベースの面内に嵌合可能な凸部を形成した場合には、ベースを、その面方向に移動不能に保つことができ、前記保持部と相互に作用してベースの装着位置を一層安定化させることができる。
また、アッパーカバーとベースカバーとの間に、アッパーカバーをベースカバーに対して後退した位置に変位させるカム機構を設けたから、ステープラー本体の後端からリムーバを突出させた場合でも、アッパーカバーの上壁後端とリムーバとの位置的な干渉を生ずることなくアッパーカバーを回転操作することことができる。従って、位置的な干渉を防止するために、アッパーカバーの後部空間を大きく形成する必要もなく、当該アッパーカバーの後部が極端に大型化する不都合も回避することができる。
更に、前記アッパーカバーとベースカバーは、ステープラー本体の回転中心よりも前方位置で相対回転可能に連結され、アッパーカバーとベースカバーの相対回転中心位置よりも前方にハンドルに押し下げ力を付与する押圧部が設けられる構成を採用した場合には、アッパーカバーを有効に利用して小さな操作力でハンドルの押し下げを行うことが可能となり、従って、小型タイプのステープラーの場合でも、比較的楽な操作感で利用することができる。
また、アッパーカバーの先端をハンドルの先端よりも大きく突出する長さに設ける構成を採用した場合には、前記操作力の更なる軽減を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1は実施例に係るステープラーの側面図、図2はステープラー本体の側面図、図3はステープラー本体を図2の状態から開いた状態を示す側面図、図4は図3の拡大側断面図、図5(A)は図3の一部分解平面図、図5(B)は図5(A)のA−A線矢視拡大断面図、図6はアッパーカバーの側面図、図7は図6の平面図、図8は図6の底面図、図9は図7のB−B線矢視断面図、図10は図6の右側面図、図11はベースカバーの側面図、図12は図11の右側面図、図13は 図14のC−C線矢視断面図、図14はベースカバーの平面図、図15はアッパーカバーとベースカバーとを連結した状態を示す拡大右側面図、図16はカバーにステープラー本体を装着する初期段階を示す操作説明図、図17は図16の次の段階を示す操作説明図、図18は図17の更に次の段階を示す操作説明図、図19は図18次の段階を示す操作説明図、図20はベースカバーにステープラー本体のベースが装着された状態を示す操作説明図、図21はステープラーとして使用可能な状態にステープラー本体がカバーに装着された最終段階を示す説明図、図22はアッパーカバーがベースカバーの後端より後退した状態を示す説明図、図23は図22の位置からアッパーカバーを反時計方向に回転させたときの突軸位置とカム機構の状態を示す説明図、図24はステープラーの操作力軽減原理を説明するための側面図、図25は綴じ針が打ち込まれたときのステープラーの状態を示す側面図、図26はベースカバーの変形例を示す平面図、図27は図26のD−D線矢視断面図である。

Claims (10)

  1. 綴じ針を収納して先端部の打出部から綴じ針を打ち出し可能に設けたフレームと、前記綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルと、これらフレーム及びハンドルに相対回転可能に設けられるとともに、打ち出された綴じ針をクリンチするアンビルを有するベースとを備えたステープラー本体と、
    前記ステープラー本体の外側を覆うように装着されるカバーとを含み、
    前記カバーは、前記ハンドル側に位置するアッパーカバーと、前記ベース側に位置するとともに前記アッパーカバーと相対回転可能に連結されたベースカバーとからなり、
    前記ステープラー本体は前記カバーに着脱可能に設けられ
    前記アッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
    前記側壁の後部内面側には、当該側壁の面に沿う方向から前記ステープラー本体の回転軸を受け入れ可能とする軸受溝が設けられ、前記側壁にはハンドルの先端側をフレームの先端側から強制的に離間させるための引っ掛け部が形成されていることを特徴とするステープラー。
  2. 綴じ針を収納して先端部の打出部から綴じ針を打ち出し可能に設けたフレームと、前記綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルと、これらフレーム及びハンドルに相対回転可能に設けられるとともに、打ち出された綴じ針をクリンチするアンビルを有するベースとを備えたステープラー本体と、
    前記ステープラー本体の外側を覆うように装着されるカバーとを含み、
    前記カバーは、前記ハンドル側に位置するアッパーカバーと、前記ベース側に位置するとともに前記アッパーカバーと相対回転可能に連結されたベースカバーとからなり、
    前記ステープラー本体は、前記アッパーカバーとベースカバーとの連結状態を解除することなく前記カバーに着脱可能に設けられ
    前記アッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
    前記側壁の後部内面側には、当該側壁の面に沿う方向から前記ステープラー本体の回転軸を受け入れ可能とする軸受溝が設けられ、前記側壁にはハンドルの先端側をフレームの先端側から強制的に離間させるための引っ掛け部が形成されていることを特徴とするステープラー。
  3. 綴じ針を収納して先端部の打出部から綴じ針を打ち出し可能に設けたフレームと、前記綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルと、これらフレーム及びハンドルに相対回転可能に設けられるとともに、打ち出された綴じ針をクリンチするアンビルを有するベースとを備えたステープラー本体と、
    前記ステープラー本体の外側を覆うように装着されるカバーとを含み、
    前記カバーは、前記ハンドル側に位置するアッパーカバーと、前記ベース側に位置するとともに前記アッパーカバーと相対回転可能に連結されたベースカバーとからなり、
    前記ステープラー本体は、前記アッパーカバーとベースカバーとの間に位置させた状態で、これらカバーと相対回転させることで着脱可能に設けられていることを特徴とするステープラー。
  4. 前記アッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
    前記側壁の後部内面側には、当該側壁の面に沿う方向から前記ステープラー本体の回転軸を受け入れ可能とする軸受溝が設けられていることを特徴とする請求項記載のステープラー。
  5. 前記アッパーカバーは、前記ハンドルの上面側に位置する上壁と、この上壁の側端に連なる側壁とを備え、
    前記側壁にはハンドルの先端側をフレームの先端側から強制的に離間させるための引っ掛け部が形成されていることを特徴とする請求項又は4記載のステープラー。
  6. 前記ベースカバーには、前記ベースの外縁に係り合う保持部が形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のステープラー。
  7. 前記ベースカバーには、前記ベースの面内に嵌合可能な凸部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載のステープラー。
  8. 前記アッパーカバーとベースカバーとの間には、これら各カバーの先端側を大きく開放したときに、前記アッパーカバーをベースカバーに対して後退した位置に変位させるカム機構が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載のステープラー。
  9. 前記アッパーカバーとベースカバーは、前記ハンドル及びベースの相対回転中心よりも前方位置で相対回転可能に連結され、前記アッパーカバーには、当該アッパーカバーとベースカバーの相対回転中心位置よりも前方で前記ハンドルに操作力を付与する押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載のステープラー。
  10. 前記アッパーカバーの先端は、前記ハンドルの先端よりも大きく突出する長さに設けられていることを特徴とする請求項9記載のステープラー。
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