JPS62282877A - ステ−プラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は複数枚の紙の綴じこみ等に用いられるステープ
ラ−の構造に関し、とくに部品点数を少なくして組立を
簡易化するとともに携帯に便利な構造を提供するもので
ある。

「従来の技術」 従来の携帯用のステープラ−は押圧片と復帰用の板バネ
を具えた押圧アーム部材とこれに対向する受け台を具え
た受け部材を形成し、その後端をヒンジ状に回動自在に
連結し、その内側にはコ形の針を暦動自在保持してこれ
を前側に押圧する押圧部材と具えた保持枠を装設し、そ
の後端を上記ヒンジ状の軸受け部に回動自在に連結して
なるものであった。

［発明が解決しようとする問題点」 しかしながら上記従来型の携帯用のステープラ−は押圧
部材と、受け部材と、保持枠と押圧部材等を別個に形成
しているので、部品点数が多く組立が面倒であり、ざら
に押圧アームと受け部材とは常に復帰用の板バネによっ
て所定の角度に開いた形としているので、不使用時にも
ある程度の収納空間が必要で携帯に不利である等の欠点
を有していた。

［問題点を解決するための手段」 本発明は上記従来型の欠点を除去するものであって、押
圧片とこれに対向する受け台を具えた略Ｕ形の本体と、
コ形の針を震動自在保持してこれを前側に押圧する押圧
部材を具えた保持枠を形成し、上記本体内に保持枠を前
後移動自在に装設するとともに、同保持枠の後部には上
記本体の後部に突設した係止突起に対向して位置決めす
るための係止部材を形成してなるものである。

「作用」 上記の構成において、押圧片とこれに対向する受け台を
具えた略Ｕ形の本体を一体形成することによって部品点
数を少なくするとともに組立を簡易化することができる
。またコ形の針を摺動自在保持してこれを前側に押圧す
る押圧部材を具えた保持枠を形成し、上記本体内に保持
枠を前後移動自在に装設することによって、使用時にこ
れを前方に位置させると本体の前側が開いた形となり、
同本体の素材の弾性を利用して、従来型の復帰用の板バ
ネをなくすことができ、ざらに不使用時にはこれを後方
に位置させることにより、大きさを小さくして携帯に有
利とすることができる。

「実施例」 以下図に示す一実施例について本発明を説明すると、１
はステープラ−の本体であって、同本体１は合成樹脂の
成形により細長い略Ｕ形に形成してなり、その前端部の
内側には夫々鉄板により略Ｔ形に形成した押圧片２とこ
れに対向する二つの溝を具えた受け台３を装着する凹溝
状の取付部を形成し、夫々一体内に取付けている。また
後部の内側には後方に斜面を具え、適当な高さの山形に
形成した係止突起１１．１２を突設している。

４は保持枠であって、同保持枠４は合成樹脂の成形によ
り上下を開放し、上記本体１の長さよりも適当に短い形
の略箱型に形成してなり、その内側にはコ形の針ａを摺
動自在保持するための保持部４１を形成し、同保持部４
１内には案内軸４２を装設し、スプリング４３によりこ
れを前側に押圧する押圧部材５慴動自在に装設している
。

上記の様な本体１内には保持枠４を前後移動自在に装設
するとともに、同保持枠４の後部には上記本体１の後部
に突設した係止突起１１．１２夫々対向して前方におけ
る位置決めをするための適当な斜面をもった係止部材６
を形成している。

以上の様な構成により、第２図の様に上記保持枠４を本
体１の後方に位置させると、同保持枠４を押圧片２の後
側に収容することができ、全体を本体１の成形時の形と
することができる。

つぎに上記保持枠４を本体１の係止突起１１．１２の斜
面に沿って前方押圧すると、第３図の様に同係止突起１
１．１２に係止部材６が乗り上げる様にして係合し、保
持枠４を本体１内の前部に位置させることができる。こ
の状態では上記本体１は係止部材６に係止突起１１．１
２が係合してその前側が開いた形となるとともに上記押
圧片２は保持部４１の前端部上に位置している。この形
で本体１を素材の弾性効果による復元力に抗して前端部
を押圧すると、上記押圧片２によって針ａを押し下げ、
受け台３と保持枠４間に装設した複数の紙を綴じ込むこ
とができる。

「発明の効果」 以上の様に押圧片とこれに対向する受け台を具えた略Ｕ
形の本体と、コ形の針を摺動自在に保持してこれを前側
に押圧する抑圧部材を具えた保持枠を形成することによ
って、部品点数を少なくすることができるとともに組立
を簡易化することができる。また上記本体内に保持枠を
前後移動自在に１ＨＱＬ、ているので、使用時にはこれ
を前方に位置させることによって、従来型の復帰用の板
バネをなくすことができ、さらに不使用時にはこれを後
方に位置させることにより、大きざを小さくして携帯に
有利とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すステープラ−の分解斜
視図、第２図は同じくステープラ−の不使用時の状態を
示す側面図、第３図は同じくステープラ−の使用時の状
態を示す側面図である。 同図中、１は本体、２は押圧片、３は受け台、４は保持
枠、５は押圧部材、６は係止部材、１１．１２は係止突
起である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 押圧片とこれに対向する受け台を具えた略Ｕ形の本体と
   、コ形の針を摺動自在に保持してこれを前側に押圧する
   押圧部材を具えた保持枠を形成し、上記本体内に保持枠
   を前後移動自在に装設するとともに、同保持枠の後部に
   は上記本体の後部に突設した係止突起に対向して位置決
   めするための係止部材を形成してなることを特徴とする
   ステープラー。