JP4156184B2 - 集積化ガス制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体、液晶等の製造装置において、高純度のガスの供給制御、パージガスによる浄化等の所望の用途でパネル状に集積化して使用される集積化ガス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体製造装置における集積化ガス制御装置としては、大別して3つの方式が知られている。第1の方式にあっては、複数種のガス制御機器を継手、配管により連結してガス制御ラインを構成する。そして、この多数組を並列に配置してパネル状に集積化している。
【0003】
第2の方式にあっては、例えば、特開2000−146071号公報に記載されているように、複数の流路ブロックをベースプレート上に固定し、前記流路ブロック上にシール材を介してガス制御機器を載せて前記流路ブロックのガス流路と前記ガス制御機器の流路とを連通させ、前記ガス制御機器のフランジ、若しくは突出ブロックを前記流路ブロックにねじにより取外し可能に取付けてガス制御ラインを構成する。そして、この多数組を並列に配置してパネル状に集積化している。
【0004】
第3の方式にあっては、本出願人が先に特願平11−124377号として提案したように、複数組のガス制御機器取付けブロックと流路ブロックとを組合せてベースプレート上に取付け、前記ガス制御機器取付けブロックの円筒状部に前記ガス制御機器の円柱状のボディを挿入してこのボディと前記流路ブロックとの間にシール材を介在させるとともに、前記ボディのガス流路を前記流路ブロックのガス流路に連通させ、前記ガス制御機器のボディの外周に設けたユニオンナットを前記ガス制御機器取付けブロックの円筒状部に形成されているねじ部に螺着してガス制御ラインを構成する。そして、この多数組を並列に配置してパネル状に集積化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例のうち、第1の方式のように複数種のガス制御機器を配管、継手を用いて連結すると、ガス制御ラインが長くなり、半導体製造装置に占めるガス制御装置の内容積が増大する。また、ガス制御ラインは、一般的に各々異なる流路構成となるが、ガス制御機器の着脱が困難であるため、設計、製作、組立のためのトータル製作リードタイムが長くなり、新設時の初期立上がり時間が長くなり、製作にも手数を要し、高価となる。その上、ガス制御機器の交換が困難であるため、流路変更の必要が生じた場合、これに対応することができない。また、性能面では、溶接ヒューム、パーティクルが発生し、溶接部の脆性劣化が生じて配管の寿命が短くなり、コスト面では、製品歩留りが悪く、メンテナンス費が高価となる。更に、ガス制御装置のコンパクト化を図ることができないため、パネル状に構成するに当たり、表、裏の多面配置や多層配置を必要とするケースが多い。
【0006】
第2の方式によれば、ベースプレート上に並べた流路ブロックにガス制御機器を取付けるので、装置全体のコンパクト化を図って半導体製造装置に占める内容積を減少させることができ、しかも、溶接ヒューム等の発生の解消による装置の長寿命化等を図ることができる。また、ガス制御機器を流路ブロックに対して容易に着脱することができるので、ガス制御機器を容易に交換することができ、したがって、トータル製作リードタイムの短縮化、製作の簡易化による低コスト化、メンテナンスの簡易化によるメンテナンス費の低減等を図ることができる。しかしながら、ガス制御機器のフランジ、若しくは突出ブロックを複数箇所でねじにより取付けるに際し、ガス制御機器と流路ブロックとの間にはOリング等の弾性シール材が介在されており、しかも、ガス制御機器の姿勢を一定に保つ機能も備えていないため、片締めが発生しやすく、信頼性に劣る。
【0007】
第3の方式によれば、ガス制御機器を流路ブロックと組合わせたガス制御機器取付けブロックに取付けるようにしているので、前記のような第2の方式による利点を有する。更には、ガス制御機器のボディの外周に設けたユニオンナットをガス制御機器取付けブロックの円筒状部に螺着することにより、ガス制御機器を流路ブロックに接続するので、ガス制御機器の全体を偶力を発生させずにバランス良く締め付けることができ、緊密なシールを確保することができ、したがって、信頼性を向上させることができる。しかしながら、ガス制御機器のボディの形状が円柱状に特定されてしまうため、第2の方式で用いたフランジ、若しくは突出ブロックを備えたガス制御機器に交換使用することができず、利用者の利便性を図ることができない。
【0008】
本発明の目的は、前記のような従来の問題を解決するものであり、流路ブロックを用いた前記従来例が有する装置全体のコンパクト化、製作リードタイムの短縮化、低コスト化、メンテナンスの簡易化等の各利点を得ることができることは勿論のこと、ガス制御機器の全体を片締を抑制しながらバランス良く締め付けることができて流路ブロックとの緊密なシール状態を確保することができ、したがって、信頼性を向上させることができ、また、フランジ部、若しくは突出ブロックを一体的に備えたねじ止めタイプのガス制御機器に交換使用することができるようにして交換使用するガス制御機器の型式の制約を抑制することができ、したがって、利用者の利便性を向上させることができるようにした集積化ガス制御装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の集積化ガス制御装置は、第1のガス流路および第2のガス流路を底面側に開放した円柱状のボディ有する複数種のガス制御機器と、両側に突出部を有し、これら突出部間に溝状の凹所を有する基台と、前記基台の凹所における中間部に配置され、両側部を頂部側へ開放したガス流路を有する中間流路ブロックと、前記基台の凹所における両側端部に配置され、一側部を前記の隣り合う中間流路ブロック側寄り位置で頂部側へ開放したガス流路を有する終端流路ブロックと、前記基台の両側突出部に取外し可能に取付けられ、前記各ガス制御機器の第1のガス流路および第2のガス流路における開放部を前記の隣り合う流路ブロックのガス流路における隣り合う開放部に連通し得る位置決め状態で、前記各ガス制御機器をガス制御機器取付け手段で取付け、このガス制御機器取付け手段における支持手段が、前記ガス制御機器のボディを挿入することができる円筒状部、この円筒状部の下部外周に一体的に設けられ、基台の両側突出部上に重ねられるフランジ部を有する支持台を備え、前記ガス制御機器取付け手段における接続手段が、前記支持台の円筒状部における上部周囲に形成されたねじ部と、前記ガス制御機器のボディの外周に設けられ、前記ボディを前記支持台の円筒状部に挿入した状態で、前記ねじ部に螺着して前記ボディを流路ブロック側へ加圧する筒状接続部材とを備え、前記各ガス制御機器の各ガス流路と前記各流路ブロックのガス流路とを連通させた状態で両者間をシールするシール手段を備えたものである。
【0010】
の場合、前記ガス制御機器取付け手段における支持台と前記中間流路ブロックおよび終端流路ブロックとを互いに形成された凹凸状の位置決め用係合部により位置決めし、また、前記ガス制御機器取付け手段における支持手段のフランジ部を前記基台の両側突出部の頂面側から底面側へ向かって形成されたねじ穴にねじにより取付けるようにするのが好ましい。
【0011】
または前記ガス制御機器が、底部の両側中央部に第1のガス流路および第2のガス流路を底面側に開放した突出ブロックを有し、前記ガス制御機器取付け手段における支持手段が、前記突出ブロックを支持するように前記基台の両側突出部の4箇所に立設された支柱を備え、前記ガス制御機器取付け手段における接続手段が、前記突出ブロックの両側に配置された前記支柱に跨って連係され、中央部に貫通するねじ穴を有するクランプ用ブロックと、前記クランプ用ブロックのねじ穴に螺合され、前記突出ブロックを前記流路ブロック側へ加圧するボルトとを備えることができ、この場合、前記ガス制御機器取付け手段における支柱を前記基台の両側突出部に頂面側から底面側へ向かって形成されたねじ穴に螺入するのが好ましい。
【0012】
前記シール手段が、前記各ガス制御機器における第1のガス流路および第2のガス流路の底面開放側の周縁部に形成されたシーリング用環状突出部と、前記中間流路ブロックおよび終端流路ブロックの頂面開放側の周縁部に形成されたシーリング用環状突出部と、前記各ガス制御機器における第1のガス流路および第2のガス流路と前記流路ブロックのガス流路とを連通させる穴を有し、前記ガス制御機器と前記流路ブロックとの間に前記各シーリング用環状突出部の食い込み状態で介在されるメタルガスケットとを備えることができる。このメタルガスケットはガス制御機器側に保持手段により保持させておくのが好ましい。
【0013】
前記中間流路ブロックおよび終端流路ブロックが、前記ガス制御機器取付け手段により前記ガス制御機器を接続する際に前記シール手段を介して前記基台に対して取外し可能に押圧固定されるように構成することができる。
【0014】
前記ガス制御機器が一つの構成単位として組立てられた状態で前記ガス制御機器取付け手段により前記流路ブロックに取外し可能に接続するように構成することができる。
【0015】
前記の円柱状ボディを有するガス制御機器として、トグル型手動ダイヤフラム弁、フィルタユニット、レギュレータ、圧力トランスデューサ、自動ダイヤフラム弁、パージ弁から選択使用することができ、前記突出ブロックを有するガス制御機器としてマスフローコントローラを用いることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1ないし図12はそれぞれ本発明の一実施形態に係る集積化ガス制御装置を示し、図1は一列のガス制御ラインの全体平面図、図2は一列のガス制御ラインの全体正面図、図3、図4、図5は図2における左側部、中間部、右側部の拡大縦断面図、図6、図7は一部分解斜視図、図8はガス制御機器を取付ける前の状態の平面図、図9(a)、(b)、(c)はそれぞれ一方のタイプの中間流路ブロックを示す平面図、側面図、中央部縦断面図、図10(a)、(b)、(c)はそれぞれ他方のタイプの中間流路ブロックを示す平面図、側面図、中央部縦断面図、図11(a)、(b)、(c)はそれぞれ終端流路ブロックを示す平面図、側面図、中央部縦断面図、図12(a)、(b)、(c)はそれぞれ支持台を示す平面図、一部破断側側面図、中央部縦断面図である。
【0017】
集積化ガス制御装置は、図1および図2に示すようなガス制御ライン1が複数列(図示例では一列のみ示している)に並設される。各ガス制御ライン1は、縦型に構成された所望のガス制御機器が組み合わされて構成される。本実施形態におけるガス制御ライン1は、その一例として、ガス流路を開閉するトグル型手動ダイヤフラム弁2、ガス中に含まれる不純物を除去するフィルタユニット3、ガスの圧力を調整するレギュレータ4、流れるガスの圧力を検出する圧力トランスデューサ5、流路を開閉する自動ダイヤフラム弁6、パージガスの供給に用いるパージ弁7、ガスの流量を制御するマスフローコントローラ8、ガス流路を開閉する自動ダイヤフラム弁9が組み合わされ、基台10に設けられた中間流路ブロック11、終端流路ブロック12に取付け装置13、14により接続された状態で取外し可能に取付けられる。
【0018】
トグル型手動ダイヤフラム弁2、フィルタユニット3、レギュレータ4、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7、マスフローコントローラ8および自動ダイヤフラム弁9は、それぞれ備えている機能においては公知であるので、その詳細については説明を省略するが、図3ないし図5から明らかなように、それぞれ機能部分が内蔵され、一つの構成単位として組立てられた状態で一体的に取付け装置13、14により中間流路ブロック11、終端流路ブロック12に接続され、若しくは交換のために一つの構成単位として組立てられた状態で一体的に中間流路ブロック11、終端流路ブロック12から外されるように構成されている。
【0019】
トグル型手動ダイヤフラム弁2、フィルタユニット3、レギュレータ4、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7および自動ダイヤフラム弁9は、ボディ15を有している(なお、トグル型手動ダイヤフラム弁2、フィルタユニット3、レギュレータ4、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7および自動ダイヤフラム弁9の機能等により各ボディ15はその長さ、形状等を異にし、その他についてもその長さ、方向等を異にするが、ここでは説明の便宜上、以下においても同一機能部分については同一符号を付して説明する。)。
【0020】
各ボディ15は、ほぼ同径の円柱状部16を有し、円柱状部16より底部側には円柱状部16の外径より小さい長方形状部17を有し、長方形状部17はトグル型手動ダイヤフラム弁6等の配列方向に沿う両側が長辺となり、トグル型手動ダイヤフラム弁6等の配列方向と直角方向の両側が短辺となり、底面が平坦面を有するように形成されている。各ボディ15内には第1のガス流路18と第2のガス流路19とが形成され、各ガス流路18、19の一方は機能部分側へ開放され、他方は底面側に開放され、底面側の開放部は軸心からほぼ等距離位置でほぼ同径となるように設定されている。ボディ15の底面には各ガス流路18、19の開放部周縁においてシーリング用環状突出部20、21が形成され、各環状突出部20、21は先端部が断面において尖るように形成されている。トグル型手動ダイヤフラム弁2、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7、自動ダイヤフラム弁9の各ボディ15の上部外周にはフランジ部22が一体的に設けられ、各フランジ部22にはほぼ180度位相をずらした位置で位置決め用係合部23,24が切欠かれている。フィルタユニット3、レギュレータ4の各ボディ15の中間部における段部25にはほぼ180度位相をずらした位置で位置決め用係合部23、24が切欠かれている。
【0021】
マスフローコントローラ8は、底部側の両側に突出ブロック26、27を有し、各突出ブロック26、27は基部側の幅が広く、その先方の幅が狭く、その両側面が係合部28となっている(図7参照)。各突出ブロック26、27の幅狭部における底部側には円形状の溝29により円形状部30が形成され、この円形状部30の底面が平坦面を有するように形成されている。マスフローコントローラ8の突出ブロック26、27には第1のガス流路31と第2のガス流路32とが形成され、各ガス流路31、32の一方は機能部分側へ開放され、他方は突出ブロック26、27の円形状部30の軸心に沿うようにしてその底部平坦面側に開放されている。突出ブロック26、27の底面には各ガス流路31、32の開放部周縁においてシーリング用環状突出部33、34が形成され、各環状突出部は先端側が断面において湾曲するように形成されている。
【0022】
図1ないし図8に示すように、基台10はアルミニウム等から成り、長辺方向に沿う両側に突出部35を有し、両側の突出部35間に長辺方向に沿う溝状の凹所36を有している。両側突出部35の頂面は平面状に形成され、凹所36は垂直壁と平面状の底面とにより横断面において矩形状に形成されている。
【0023】
トグル型手動ダイヤフラム弁2とフィルタユニット3との間、フィルタユニット3とレギュレータ4との間、レギュレータ4と圧力トランスデューサ5との間、圧力トランスデューサ5と自動ダイヤフラム弁6との間、自動ダイヤフラム弁6とパージ弁7との間にそれぞれ跨って使用される中間流路ブロック11はステンレス鋼等により同様に構成される。特に、図9(a)〜(c)から明らかなように、基台10の凹所36の幅に適合する幅を有し、全体として直方体状に形成され、頂面側において、中央部に位置決め用係合部37が突出され、位置決め用係合部37の両側にそれより少し低い位置決め用係合部38が突出され、位置決め用係合部38の外側の端部側にはそれより低い平坦状の接続部39が形成されている。接続部39の位置決め用係合部38側は中間流路ブロック11の中央部側へ突出する円弧状に形成されている。各中間流路ブロック11にはガス流路40が形成されている。各ガス流路40はその中間部分が中間流路ブロック11の軸心に沿うように水平方向に形成され、この水平部の両端部で頂面側へ直角方向に屈曲されて接続部39に開放されている(なお、各ガス流路40は前記のようにU字状に形成するほか、V字状に形成することもできる。)。各接続部39にはガス流路40の開放部周縁においてシーリング用環状突出部41が突設され、このシーリング用環状突出部41は先端部が断面において尖るように形成され、位置決め用係合部38より低くなるように設定されている。各中間流路ブロック11が基台10の凹所36に挿入された状態で、位置決め用係合部37、38が基台10の突出部35より高く突出されるように設定されている(図3ないし図5参照)。
【0024】
パージ弁7とマスフローコントローラ8との間、マスフローコントローラ8と自動ダイヤクラム弁9との間にそれぞれ跨って使用される中間流路ブロック11は、特に、図10(a)〜(c)から明らかなように、位置決め用係合部37の一側に位置決め用係合部38が突設され、他側にマスフローコントローラ8の突出ブロック26、27における幅狭部の底面を載せる載置面42が位置決め用係合部38より少し低く、しかも、シーリング用環状突出部41より僅かに高く形成され、平坦状の接続部39が円形状に形成され、環状突出部41の先端側が断面において湾曲するように形成された点を除き、図9に示す前記中間流路ブロック11とほぼ同様の構成である。そして、この各中間流路ブロック11は、基台10の凹所36に挿入された状態で位置決め用係合部37、38が基台10の突出部35より高く突出され、載置面42が突出部35とほぼ同じ高さになるように設定されている(図4、図5参照)。
【0025】
各終端流路ブロック12はステンレス鋼等により同様に構成される。特に、図11(a)〜(c)から明らかなように、基台10の凹所36の幅に適合する幅を有し、中央部から一側部に亘って直方体状に形成され、他側部が円柱状に形成されている。直方体状部の頂面側において、円柱状部側の端部に位置決め用係合部43が突設され、位置決め用係合部43の一側端部側にはそれより順次低くなる位置決め用係合部44、平坦状の接続部45が形成されている。接続部45の位置決め用係合部44側は終端流路ブロック12の中央部側へ突出する円弧状に形成されている。円柱状部の中間部外周にはねじ46が形成されている。各終端流路ブロック12にはガス流路47が形成されている。各ガス流路47は円柱状部の端面側から終端流路ブロック12の軸心に沿うように水平方向に形成され、この水平部の端部で頂面側へ直角方向に屈曲されて接続部45に開放されている。各接続部45にはガス流路47の開放部周縁においてシーリング用環状突出部48が突設され、このシーリング用環状突出部48はその先端側が断面において尖るように形成され、位置決め用係合部44より低くなるように設定されている。各円柱状部の端面にもガス流路47の開放部周縁においてシーリング用環状突出部49が突設されている。
【0026】
中間流路ブロック11と終端流路ブロック12とは位置決め用係合部37と43、位置決め用係合部38と44、接続部39と45、シーリング用環状突出部41と48がそれぞれほぼ同一高さとなるように設定されている。
【0027】
図1ないし図8に示すように、基台10の凹所36にはその両端部において終端流路ブロック12の直方体状部が取外し可能に挿入され、各終端流路ブロック12のねじ部46が基台10の外方に突出され、凹所36にはその中間部において中間流路ブロック11が取外し可能に挿入されている。トグル型手動ダイヤフラム弁2とフィルタユニット3との間、フィルタユニット3とレギュレータ4との間、レギュレータ4と圧力トランスデューサ5との間、圧力トランスデューサ5と自動ダイヤフラム弁6との間、自動ダイヤフラム弁6とパージ弁7との間にそれぞれ跨る中間流路ブロック11としては、図9(a)〜(c)に示すように、両側に位置決め用係合部38を有するタイプのものが用いられて一方の終端流路ブロック12に隣接するように配置されている。パージ弁7とマスフローコントローラ8との間、マスフローコントローラ8と自動ダイヤフラム弁9との間にそれぞれ跨る一対の中間流路ブロック11としては、図10(a)〜(c)に示すように、一側に位置決め用係合部38を有し、他側に載置面42を有するタイプのものが用いられ、互いに間隔を存して前記最終段の中間流路ブロック11と他方の終端流路ブロック12に隣接するように配置されている。
【0028】
トグル型手動ダイヤフラム弁2、フィルタユニット3、レギュレータ4、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7および自動ダイヤフラム弁9の取付け装置13は、支持台50、筒状接続部材であるユニオンナット51等から構成され、これら支持台50、ユニオンナット51はトグル型手動ダイヤフラム弁2等の形状等により高さ、外径等を異にするが、基本的構造については同様であるので、便宜上、同じ機能を有する部分については同じ符号を付し、異なる部分についてのみ異なる符号を付して説明する。
【0029】
支持台50は、ステンレス鋼等から成り、特に、図12(a)〜(c)から明らかなように、円筒状部52の下端部外周に角形状のフランジ部53が一体的に設けられている。円筒状部52の外周には雄ねじ54が形成され、フランジ部52の四隅部には座ぐりを有するねじ取付け穴55が形成されている。各ねじ取付け穴55は前記基台10の両側突出部35にトグル型手動ダイヤフラム弁2等の各取付け位置に対応して各4箇所に頂面側から底面側へ向かって形成されたねじ穴56に対応するように設定されている。円筒状部52はトグル型手動ダイヤフラム弁2等のボディ15を挿入し、かつボディ15の円柱状部16を密に嵌合し得るように設定され、円筒状部52の頂面にはほぼ180度位相をずらした位置で位置決め用係合部57、58が一体的に突出されている。
【0030】
円筒状部52にボディ15が挿入された状態で、円筒状部52の位置決め用係合部57,58にボディ15側の位置決め用係合部23、24が係合され、円筒状部52にボディ15が位置決め状態で軸方向にのみ移動し得るように支持されるようになっている(図3ないし図5参照)。このとき、例えば、対応する位置決め用係合部57および位置決め用係合部23の幅と、位置決め用係合部58および位置決め用係合部24の幅とを変えるなどにより、ボディ15を円筒状部52に挿入する際、ボディ15の円筒状部52に対する挿入方向、すなわち、第1のガス流路18と第2のガス流路19の位置が正しくなるように規制することができる。
【0031】
支持台50の底面側には位置決め用係合部59が凹入され、この位置決め用係合部59は中間流路ブロック11の位置決め用係合部38、終端流路ブロック12の位置決め用係合部44に係合し得るような幅、深さに設定されている。そして、支持台50の位置決め用係合部59が終端流路ブロック12の位置決め用係合部44と終端流路ブロック12に隣接する中間流路ブロック11の位置決め用係合部38に跨って係合され、隣接する中間流路ブロック11同士の位置決め用係合部38に跨って係合される。
【0032】
前記係合状態で、フランジ部53のねじ取付け穴55が基台10のねじ穴56に対応し得るように位置決めされ、また、フランジ部53の側面が隣接する終端流路ブロック12の位置決め用係合部43と中間流路ブロック11の位置決め用係合部37の側面、隣接する中間流路ブロック11同士の位置決め用係合部37の側面に係合され、支持台50と中間流路ブロック11とがトグル型手動ダイヤフラム弁2等の配列方向において位置決めされるようになっている。なお、終端流路ブロック12を基台10に図示していない係合穴と係合ピンとの係合など、所望の位置決め手段により位置決めすることにより、全体を外れないように位置決めすることができる(図1ないし図5、図8参照)。
【0033】
前記のような位置決め状態において、図1ないし図8、特に、図8から明らかなように、終端流路ブロック12の接続部45と中間流路ブロック11における終端流路ブロック12との隣接側の接続部39および隣接する中間流路ブロック11の隣接側の接続部39同士が支持台50内に位置するようにし、基台10の凹部36内における頂部開放側で円弧状部を両側に有するほぼ長円形状に凹入されている。そして、この凹入部、すなわち、平坦部が支持台50に支持されるボディ15における底部平坦面に対応し得るようになっている。また、終端流路ブロック12のガス流路47における頂面側開放部およびシーリング用環状突出部48および隣接する中間流路ブロック11のガス流路40における終端流路ブロック12隣接側の頂面側開放部と、隣接する中間流路ブロック11のガス流路40における隣接側の頂面開放部およびシーリング用環状突出部41とがそれぞれ支持台50に支持されるボディ15の第1のガス流路18、第2のガス流路19における底面側開放部およびシーリング用環状突出部20、21と対応し得るようになっている。
【0034】
したがって、前記のような位置決め状態で、ねじ60が支持台50のフランジ部53のねじ取付け穴55から基台10のねじ穴56に螺入されて支持台50のフランジ部53が基台10に取外し可能で固定状態に取付けられることにより、終端流路ブロック12、中間流路ブロック11は位置決め状態で、しかも、抜止め状態に保持されている。
【0035】
特に、図3ないし図5から明らかなように、トグル型手動ダイヤフラム弁2、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7および自動ダイヤフラム弁9のボディ15の外周部には組立時にボディ15の上方からステンレス鋼等から成るユニオンナット51が軸回りで回転可能に、かつフランジ部の内面がボディ15フランジ部22の頂面に係合されるように嵌合されている。フィルタユニット3、レギュレータ4にあっては、その組立時にボディの上方からユニオンナット51を嵌合することができない。そこで、ユニオンナット51がボディ15に底部側から嵌合された後、底部側からステンレス鋼等から成る係合用ナット61が嵌合され、位置決め用係合部23、24の上方における大径のねじ部62に螺着されてユニオンナット51のフランジ部の内面が係合用ナット61の頂面に係合されている。
【0036】
各ボディ15の底部外周部にはステンレス鋼等から成る枠状の保持部材63が取外し可能に取付けられ、保持部材63によりボディ15の底面側にステンレス鋼等から成るメタルガスケット64が保持されている。メタルガスケット64の底面は保持部材63から突出され、この突出部の外周形状は、前記のように流路ブロック11、12の接続部44および38、接続部38および38と基台10の凹所36における垂直壁との組合わせで形成される長円形状の凹入部(図8参照)に対応する長円形状にされている。メタルガスケット64の両側部には穴65、66が形成され、これらの65、66は第1のガス流路18、第2のガス流路19に連通されている。
【0037】
各支持台50の円筒状部52には前記のようにトグル型手動ダイヤフラム弁2等のボディ15がメタルガスケット64等と共に挿入されて位置決め状態に支持され、メタルガスケット64の底部側が前記のように流路ブロック11、12の接続部44および38、接続部38および38における長円形状の凹入部に挿入される。トグル型手動ダイヤフラム弁2、自動ダイヤフラム弁9にあっては、それらのボディ15における第1のガス流路18と第2のガス流路19の開放部がメタルガスケット64の穴65と66により隣接する終端流路ブロック12のガス流路47の開放部と中間流路ブロック11のガス流路40の開放部に連通されている。フィルタユニット3、レギュレータ4、圧力トランスデューサ5、自動ダイヤフラム弁6、パージ弁7にあっては、それらのボディ15における第1のガス流路18と第2のガス流路19の開放部がメタルガスケット64の穴65と66により隣接する中間流路ブロック11のガス流路40の開放部に連通されている。
【0038】
そして、トグル型手動ダイヤフラム弁2等の各ボディ15に嵌合されているユニオンナット51が支持台50の円筒状部52における外周の雄ねじ部54に螺着され、各ボディ15、メタルガスケット64等が流路ブロック11、12側へ加圧されることにより、メタルガスケット64がボディ15の底部平坦面と流路ブロック11、12の接続部44、39である平坦面との間でメタルガスケット64の穴65、66の周縁部にシーリング用環状突出部20、21、48、41が食い込んだ確実なシール状態で介在され、トグル型手動ダイヤフラム弁2等が流路ブロック11、12に接続された状態に保持される。前記のようにシーリング用環状突出部20、21、48、41の先端側が尖るように形成することにより、これらを比較的小さい加圧力でメタルガスケット64に食い込ませることができる。このとき、メタルガスケット64がボディ15の底面平坦面と流路ブロック11、12の平坦面に当接することにより、メタルガスケット64に対するシーリング用環状突出部20、21、48、41の食い込みを規制することができるが、シーリング用環状突出部20、21、48、41の先端側を断面において湾曲させることにより、メタルガスケット64に対する食い込みを規制する必要がないので、平坦面をメタルガスケット64に当接させないようにすることもできる。
【0039】
トグル型手動ダイヤフラム弁2等の流路ブロック11、12に対する接続に際し、前記のようにトグル型手動ダイヤフラム弁2等はそのボディ15が支持台50に流路ブロック11、12に対して位置決めされ、流路ブロック11、12側へ移動可能に支持された状態でユニオンナット51により加圧される。したがって、トグル型手動ダイヤフラム弁2等の流路ブロック11、12に対する接続時にトグル型手動ダイヤフラム弁2等が前記位置決め状態から傾くおそれがないので、片締めのおそれがなく、緊密なシールを確保することができる。特に、前記のようにボディ15の外周に設けたユニオンナット51を支持台50に螺着することにより、トグル型手動ダイヤフラム弁2等を流路ブロック11、12に接続するので、トグル型手動ダイヤフラム弁2等の全体を簡単な操作で偶力を発生させずにバランス良く締め付けることができる。
【0040】
マスフローコントローラ8の取付け装置14は、特に、図5、図7から明らかなように、支柱67、クランプ用ブロック68、ボルト69等から構成される。支柱67はステンレス鋼等から成り、底部側外周にねじ70を有し、頂部側に頂部71、中間部72より小径となる支持部73が形成されている。前記基台10の両側突出部35にはパージ弁7と自動ダイヤフラム弁9との間でマスフローコントローラ8の取付け位置に対応して頂面側から底面側へ向かって計4箇所にねじ穴74が形成され、各ねじ穴74に支柱67のねじ70が螺着されている。クランプ用ブロック68はステンレス鋼等から成り、両側に支柱67の支持部73に軸方向に沿って移動し得る係合溝75が形成され、クランプ用ブロック68の頂面側で係合溝75の側方開放側における端部にはクランプ用ブロック68の上昇時に支柱67の頂部71に係合し得る係合用突部76が一体的に設けられている。クランプ用ブロック68の中央部には頂面から底面に貫通するねじ穴77が形成され、このねじ穴77にボルト69が挿通状態で螺合されるようになっている。
【0041】
マスフローコントローラ8の突出ブロック26、27における底部の円形状部外周部には溝29内でステンレス鋼等から成る枠状の保持部材78が取外し可能に取付けられ、保持部材78により突出ブロック26、27の底部側にステンレス鋼等から成るメタルガスケット79が保持されている。メタルガスケット79の底面は保持部材78から突出され、この突出部の外周形状は前記のように中間流路ブロック11における円形で平坦状の接続部39に対応する円形状に形成されている。メタルガスケット79の中央部には穴80が形成され、この穴80が第1のガス流路31、若しくは第2のガス流路32に連通されている。
【0042】
そして、各支柱67の中間部72にはマスフローコントローラ8の突出ブロック26、27における基部両側部の係合部28が係合されて位置決め状態で上下動が許されるように支持され、メタルガスケット79の底部側が前記のように中間流路ブロック11における円形状の接続部39に挿入される。これに伴い、突出ブロック26、27の平坦面が中間流路ブロック11における平坦状の接続部39に対応され、突出ブロック26、27における第1のガス流路31と第2のガス流路32の開放部およびシーリング用環状突出部33、34がメタルガスケット79を介して中間流路ブロック11のガス流路40の開放部およびシーリング用環状突出部41に対応されている。
【0043】
基台10の凹所36を挟んで対峙する両側の支柱67における支持部73にクランプ用ブロック68における係合溝75が上下動可能に係合されている。各クランプ用ブロック68のねじ穴77にボルト69が挿通状態で螺合され、各ボルト69の先端の曲面状突出部81が突出ブロック26、27の頂面中央部に形成された曲面状凹入部82に係合される。そして、ボルト69が回転されることにより、まず、両側の支柱67により回転規制されているクランプ用ブロック68が上昇し、支柱67の頂部71の底面に当接されて上昇規制され、この状態で係合用突部76が頂部71に係合され、クランプ用ブロック68はその係合溝75の奥側と係合用突部76とで頂部71を挟むことになり、支柱67からの離脱が防止される。続いて、ボルト69が回転されてクランプ用ブロック68のねじ穴77からの下方への突出長さが長くなることにより、ボルト69の曲面状突出部81により突出ブロック26、27の曲面状凹入部82が加圧され、メタルガスケット79の穴80の周縁部にシーリング用環状突出部33、34、41が食い込むとともに、突出ブロック26、27の幅狭の突出部が中間流路ブロック11の載置面42に載置された安定状態で、かつ確実なシール状態でマスフローコントローラ38が中間流路ブロック11に接続された状態に保持される。勿論、このマスフローコントローラ8の接続に際し、シーリング用環状突出部33、34、41の先端側を断面において尖らせておくこともでき、この場合には、メタルガスケット79に対するシーリング用環状突出部33、34、41の食い込みを規制するためにメタルガスケット79を突出ブロック26、27の平坦面と中間流路ブロック11の接続部39である平坦面との間に当接状態に介在させるようにすればよい。
【0044】
マスフローコントローラ8の中間流路ブロック11に対する接続に際し、前記のようにマスフローコントローラ8はその突出ブロック26、27がその係合部28と支柱67により流路ブロック11に対して位置決めされ、流路ブロック11側へ移動可能に支持された状態でボルト69により加圧される。したがって、マスフローコントローラ8が前記位置決め状態から支柱67によりまれた方向においては傾くおそれがなく、支柱67によりまれていない方向のみの片締めに注意すればよいので、片締めのおそれが少なく、緊密なシール状態を確保することができる。
【0045】
このようにしてトグル型手動ダイヤフラム弁2等の所望のガス制御機器が流路ブロック11、12により接続されることにより、図1、図2に示すように、ガス制御ライン1が構成され、所望本数のガス制御ライン1が並列されることにより、パネル状の集積化ガス制御装置が構成される。このような集積化ガス制御装置において、一方の終端に位置する終端流路ブロック12がねじ部36によりガス供給源側に接続され、他方の終端に位置する終端流路ブロック12がねじ部36により所望のガス供給先側に接続される。そして、前記のようにパネル状に構成された集積化ガス制御装置に用いることにより、多数のガス制御ライン1において、トグル型手動ダイヤフラム弁2等のガス制御機器を作動させることにより、窒素ガス、水素ガス、モノシラン、シジラン、水素希釈ホスフィン、N2O、三弗化クロライド等の高純度ガスの圧力制御、流量制御、混合、パージガス等の供給時の制御を確実に安定して行うことができる。
【0046】
前記のように構成された集積化ガス制御装置において、支持台50を用いて取付けているトグル型手動ダイヤフラム弁2等のいずれかのガス制御機器を交換するには、そのユニオンナット51を緩めることにより、トグル型手動ダイヤフラム弁2等をメタルガスケット64と共に支持台50から外す。そして、新しいガス制御機器をメタルガスケット64と共に、前記と同様にして、支持台50に取付けて流路ブロック11、12と接続状態に保持することができる。マスフローコントローラ8を交換するには、まず、ボルト69を緩め、突出ブロック26、27の押圧状態を解放するとともに、クランプ用ブロック68を支柱67の支持部73内で下降させて係合用突部76を支柱67の頂部71から離脱させる。続いて、クランプ用ブロック68を支柱67から外し、マスフローコントローラ8をメタルガスケット79と共に支柱67に沿って上方へ外す。そして、新しいマスフローコントローラ8をメタルガスケット79と共に、前記と同様にして、支柱67にクランプ用ブロック68、ボルト69等により取付けて流路ブロック11と接続状態に保持することができる。
【0047】
このようなトグル型手動ダイヤフラム弁2等の各ガス制御機器の交換に際し、各ガス制御機器は、前記のように一つの構成単位として組立てられた状態を維持して一体的に取り外し、取付けることができるので、その作業性を向上させることができるとともに、利用者の利便性を向上させることができる。
【0048】
支持台50を用いて取付けているトグル型手動ダイヤフラム弁2等のいずれかのガス制御機器を支持台50と共に交換するには、支持台50のねじ60を外すことにより、トグル型手動ダイヤフラム弁2等をメタルガスケット64、支持台50と共に外す。そして、新しいガス制御機器をメタルガスケット64、支持台50と共に交換する。その際、前記と同様に、まず、支持台50を基台10にねじ60により取付け、その後、ガス制御機器をメタルガスケット64と共にユニオンナット51により支持台50に取付けて流路ブロック11、12と接続状態に保持することができる。この場合、支持台50のねじ60による取付け位置を標準化しておくことにより、別の機能を有するガス制御機器を交換使用することができる。
【0049】
支持台50を用いて取付けているトグル型手動ダイヤフラム弁2等のいずれかのガス制御機器を支持台50、流路ブロック11、12と共に交換するには、支持台50のねじ60を外すことにより、トグル型手動ダイヤフラム弁2等をメタルガスケット64、支持台50と共に外す。終端流路ブロック12については端部に位置するトグル型手動ダイヤフラム弁2、自動ダイヤフラム弁9を支持台50と共に外すことにより、そのまま基台10から外して交換することができる。しかしながら、中間流路ブロック11については、隣接するガス制御機器によりメタルガスケット64、79を介して加圧されているため、この隣接するガス制御機器を支持台50に対して緩め、若しくは外すことにより、その下側の中間流路ブロック11の加圧状態を解除することができるので、その中間流路ブロック11を全体を分解することなく、基台10から外して交換することができる。
【0050】
また、基台10におけるねじ穴56の配置について標準化しておくことにより、前記トグル型手動ダイヤフラム弁2等の所望のガス制御機器、若しくはすべてのガス制御機器を必要に応じて前記従来のようにフランジを一体的に有するガス制御機器に交換することも可能である。また、マスフローコントローラ8についても基台10におけるねじ穴74の配置について標準化しておくことにより、前記従来例のように突出ブロックにガス流路の両側に位置してねじ取付け穴を有するタイプのマスフローコントローラに交換することも可能である。なお、これらの交換に際しては、本実施形態のように支持台50や支柱67によりガス制御機器を位置決めして支持した状態で取付けることができないため、片締めの問題を生じ、流路ブロック11、12との確実な接続状態を得ることができないおそれがあることについては、前記のように従来技術の問題として記載しているとおりである。
【0051】
前記実施形態に係る集積化ガス制御装置によれば、ガス制御ライン1を分解せずに、ユニオンナット51やボルト69を螺着したり、外したり、更には支持台50をねじ60で取付けたり、外したりすることにより、所望のガス制御機器を簡単に着脱できるので、メンテナンスが簡単で、その費用も安価となる。また、ガス制御ライン1は、標準化された支持台50、流路ブロック11、12を用いることにより、高自由度な流路構成を得ることができるとともに、設計、製作、組立に要するトータル製作リードタイムを短縮することができ、したがって、半導体製造装置等を新設する際の初期立上り時間を短縮することができ、その上、流路構成の短縮化、直線化を図ることができ、しかも、置換性、応答性等の性能も向上する。
【0052】
また、両側を頂面側に開放した中間流路ブロック11を用いるので、流路ブロック同士を接続する必要がなく、ガス制御ライン1の長さを短縮化することができる。また、ガス制御機器をユニオンナット51、ボルト69により加圧することにより、中間流路ブロック11、終端流路ブロック12を基台10に固定することができ、中間流路ブロック11、終端流路ブロック12自体を基台10に固定しなくてもよいので、組立作業を容易に、かつ迅速に行うことができることは勿論のこと、加工箇所、部品点数を削減することができ、しかも、ガス制御機器のボディ15、中間流路ブロック11、終端流路ブロック12、支持台50等を標準化することができるので、更に一層、製作リードタイムの短縮化とコスト低減を実現することができる。
【0053】
また、支持台50を用いて取付けるトグル型手動ダイヤフラム弁2等の各ガス制御機器にあっては、そのボディ15を支持台50の円筒状部52に挿入し、ボディ15の外周に嵌合したナットを円筒状部52の内周に形成した雌ねじに螺合することもできるが、前記本実施形態のように、各ガス制御機器のボディ15を支持台50の円筒状部52に挿入し、ボディ15の外周に嵌合したユニオンナット51を円筒状部52の外周に形成した雄ねじ54に螺合することにより、ユニオンナット51を雄ねじ54に対して着脱する際に両ねじ部から発生するパーティクル等が円筒状部52内に侵入するのを防止することができる。
【0054】
更に、中間流路ブロック11、終端流路ブロック12についてはガス中に不純物が混入しないようにするために、前記のようにステンレス鋼を用いるのが好ましいが、基台10についてはガスと接触しないので、前記のようにアルミニウム等の軽量な材料を用いることができ、全体の軽量化を図ることができる。
【0055】
なお、支持台50はねじ60により基台10に取外し可能に取付けることに限定されるものではなく、例えば、クランプ装置のような他の取付け手段により基台10に取外し可能に取付けるようにしてもよい。また、トグル型手動ダイヤフラム弁2等を位置決め状態で支持する手段も前記実施形態における支持台50の構成に限定されるものではなく、前記支持手段にトグル型手動ダイヤフラム弁2等を取付けて流路ブロック11、12と接続した状態に保持する手段もユニオンナット51に限定されるものではなく、トグル型手動ダイヤフラム弁2等を支持手段により位置決め状態に支持しているので、いかなる接続手段を用いても片締めを生じるおそれはない。また、マスフローコントローラ8を位置決め状態で支持する手段も支柱67に限定されるものではなく、任意の手段を採用することができ、マスフローコントローラ8を流路ブロック11と接続した状態に保持する手段もクランプ用ブロック68、ボルト69等に限定されるものではなく、マスフローコントローラ8を支持手段により位置決め状態に支持しているので、いかなる接続手段を用いても片締めを抑制することができる。このほか、本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、中間流路ブロック、終端流路ブロックにより複数のガス制御機器を接続するので、装置全体のコンパクト化、製作リードタイムの短縮化、低コスト化、メンテナンスの簡易化等を図ることができる。また、基台の凹所に中間流路ブロックと終端流路ブロックを挿入し、基台の両側突出部に複数箇所で取外し可能に取付けた支持手段にガス制御機器を位置決めして支持した状態で接続手段により流路ブロックにシール手段を介して接続状態に保持することができるので、ガス制御機器を簡単な操作で片締めを抑制しながら、そのガス流路を流路ブロックのガス流路と連通した確実なシ−ル状態で接続することができ、したがって、信頼性を向上させることができる。また、基台の両側突出部にねじ穴を形成しておくことにより、従来のトグル型手動ダイヤフラム弁等のようにボディの下端部外周にフランジ部を一体的に有し、フランジ部の隅部にねじ取付け穴を有するタイプの各ガス制御機器や従来のマスフローコントローラのように両側の突出ブロックにガス流路の両側に位置してねじ取付け穴を有するガス制御機器に交換使用することができるようにし、使用するガス制御機器に型式の差異による制約を受けないようにすることでき、したがって、利用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る集積化ガス制御装置における一列のガス制御ラインを示す全体の平面図である。
【図2】同集積化ガス装置における一列のガス制御ラインを示す全体の正面図である。
【図3】同集積化ガス制御装置を示し、図2の左側部分における中央部縦断面図である。
【図4】同集積化ガス制御装置を示し、図2の中間部分における中央部縦断面図である。
【図5】同集積化ガス制御装置を示し、図2の右側部分における中央部縦断面図である。
【図6】同集積化ガス制御装置を示す一部分解斜視図である。
【図7】同集積化ガス制御装置を示す一部分解斜視図である。
【図8】同集積化ガス制御装置を示し、各ガス制御機器を取付ける前の状態における基台、流路ブロック、支持台等を示す平面図である。
【図9】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同集積化ガス制御装置に用いる一方のタイプの中間流路ブロックを示す平面図、側面図、中央部縦断面図である。
【図10】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同集積化ガス制御装置に用いる他方のタイプの中間流路ブロックを示す平面図、側面図、中央部縦断面図である。
【図11】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同集積化ガス制御装置に用いる終端流路ブロックを示す平面図、側面図、中央部縦断面図である。
【図12】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同集積化ガス制御装置に用いる支持台を示す平面図、一部破断側面図、中央部縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガス制御ライン
2 トグル型手動ダイヤフラム弁
3 フィルタユニット
4 レギュレータ
5 圧力トランスデューサ
6 自動ダイヤフラム弁
7 パージ弁
8 マスフローコントローラ
9 自動ダイヤフラム弁
10 基台
11 中間流路ブロック
12 終端流路ブロック
13 取付け装置
14 取付け装置
15 ボディ
18 第1のガス流路
19 第2のガス流路
26 突出ブロック
27 突出ブロック
28 係合部
35 突出部
36 凹所
50 支持台
51 ユニオンナット
64 メタルガスケット
67 支柱
68 クランプ用ブロック
79 メタルガスケット

Claims (7)

  1. 第1のガス流路および第2のガス流路を底面側に開放した円柱状のボディ有する複数種のガス制御機器と、両側に突出部を有し、これら突出部間に溝状の凹所を有する基台と、前記基台の凹所における中間部に配置され、両側部を頂部側へ開放したガス流路を有する中間流路ブロックと、前記基台の凹所における両側端部に配置され、一側部を前記の隣り合う中間流路ブロック側寄り位置で頂部側へ開放したガス流路を有する終端流路ブロックと、前記基台の両側突出部に取外し可能に取付けられ、前記各ガス制御機器の第1のガス流路および第2のガス流路における開放部を前記の隣り合う流路ブロックのガス流路における隣り合う開放部に連通し得る位置決め状態で、前記各ガス制御機器をガス制御機器取付け手段で取付け、このガス制御機器取付け手段における支持手段が、前記ガス制御機器のボディを挿入することができる円筒状部、この円筒状部の下部外周に一体的に設けられ、基台の両側突出部上に重ねられるフランジ部を有する支持台を備え、前記ガス制御機器取付け手段における接続手段が、前記支持台の円筒状部における上部周囲に形成されたねじ部と、前記ガス制御機器のボディの外周に設けられ、前記ボディを前記支持台の円筒状部に挿入した状態で、前記ねじ部に螺着して前記ボディを流路ブロック側へ加圧する筒状接続部材とを備え、前記各ガス制御機器の各ガス流路と前記各流路ブロックのガス流路とを連通させた状態で両者間をシールするシール手段とを備えたことを特徴とする集積化ガス制御装置。
  2. 前記ガス制御機器取付け手段における支持台と中間流路ブロックおよび終端流路ブロックとが互いに形成された凹凸状の位置決め用係合部により位置決めされる請求項1記載の集積化ガス制御装置。
  3. 前記ガス制御機器取付け手段における支持手段のフランジ部が、基台の両側突出部に頂面側から底面側へ向かって形成されたねじ穴にねじにより取付けられた請求項1または2記載の集積化ガス制御装置。
  4. 前記ガス制御機器が、底部の両側中央部に第1のガス流路および第2のガス流路を底面側に開放した突出ブロックを有し、ガス制御機器取付け手段における支持手段が、前記突出ブロックを支持するように基台の両側突出部の4箇所に立設された支柱を備え、前記ガス制御機器取付け手段における接続手段が、前記突出ブロックの両側に配置された前記支柱に跨って連係され、中央部に貫通するねじ穴を有するクランプ用ブロックと、前記クランプ用ブロックのねじ穴に螺合され、前記突出ブロックを流路ブロック側へ加圧するボルトを備えた請求項3または4記載の集積化ガス制御装置。
  5. 前記ガス制御機器取付け手段における支柱が、基台の両側突出部に頂面側から底面側へ向かって形成されたねじ穴に螺入された請求項4記載の集積化ガス制御装置。
  6. 前記ガス制御機器が、トグル型手動ダイヤフラム弁、フィルタユニット、レギュレータ、圧力トランスデューサ、自動ダイヤフラム弁、パージ弁から選択使用される請求項1ないし3のいずれかに記載の集積化ガス制御装置。
  7. ガス制御機器がマスフローコントローラである請求項4または5記載の集積化ガス制御装置。
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