JP4155877B2 - 電子機器用ケースのヒンジ構造 - Google Patents
電子機器用ケースのヒンジ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4155877B2 JP4155877B2 JP2003176258A JP2003176258A JP4155877B2 JP 4155877 B2 JP4155877 B2 JP 4155877B2 JP 2003176258 A JP2003176258 A JP 2003176258A JP 2003176258 A JP2003176258 A JP 2003176258A JP 4155877 B2 JP4155877 B2 JP 4155877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attached
- lid
- messenger wire
- case
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 24
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、CATVアンプなどを収納する電子機器用ケースのヒンジ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CATVアンプ用ダイカストケース(電子機器用ケース)は、左右外側面部をそれぞれ入力接栓又は出力接栓が設けられ前面が開口された箱状のケース本体と、その前面を開閉可能に覆う蓋体とを備える。そのようなダイカストケースは、メッセンジャーワイヤに取り付けた状態で、蓋体が上開き可能となるように、前記ケース本体の上下左右両側部に取付座(被取付部)が形成され、前記被取付部のうち下側に位置する被取付部に対し蓋体の取付座(取付部)を回転可能に取り付けている(例えば特許文献1参照)。また、現場でCATVアンプを設定する際に、取付場所によってケースへの入力側が左側であったり右側であったりして、左右で異なる場合がある。そのような場合に、設備の入力側及び出力側に応じて入力接栓又は出力接栓の向きを変更するために、ケース本体を前記蓋体に対し上下逆に取付可能となるように前記被取付部及び取付部は対称に設けられている。
【0003】
そして、ケース本体の取付座にはピンを介してナットが揺動可能に連結され、このナットに締付ボルトが螺合され、締付ボルトのネジ部は途中のネジを削り取ってあり、締付ボルトを一定量緩めると、ネジ部がナットの雌ねじ部から外れて締付ボルトが空回りし、それ以上締付ボルトを緩められないようにしている。一方、蓋に形成された取付座は、上方あるいは下方に開放され締付ボルトの径よりも幅が広い溝型に形成され、蓋を閉じ、締付ボルトを一定量螺緩させた状態で締付ボルトを揺動させることにより締付ボルトをボルト挿通孔に出し入れできるように構成され、蓋が不用意に開放されるのを防止するようになっている。そして、締付ボルトをボルト挿通孔に挿入した状態で締め付けることにより、蓋がケース本体に固定されるようになっている。なお、このようなケースにおいて蓋が不用意に開放されるのを防止するのは、このようなケースはメッセンジャーワイヤに吊り下げて使用されており、蓋を開放して、ケース内に収容された電子機器の調整等を行う点検作業や修理作業は、高所での作業となるため、蓋が開放(全開)して、作業者に当たったりすると大変危険であるからである。
【0004】
【特許文献1】
実開平3−81681号公報(図1〜図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、前記特許文献1の記載の技術では、ケース本体に対して蓋体を開閉するためのヒンジ構造が複雑であり、ヒンジ構造とは別に、ケース本体に対する蓋の固定を解除したときに、蓋が不用意に開放されるのを防止する機構を設けているため、この点からも構造が複雑になり、コストダウンを図る上で不利である。
【0006】
この発明は、特定形状のヒンジ部材を用いることで、ケース本体に対する蓋体の固定を解除したときに、簡単な構造でかつ安価に、蓋体が不用意に開放されるのを防止できる電子機器用ケースのヒンジ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、左右外側面部に入力接栓又は出力接栓がそれぞれ設けられ、前面が開口された箱状のケース本体と、その前面を開閉可能に覆う蓋体とを備え、前記ケース本体の上下左右両側部又は上下中央部に被取付部が形成され、前記被取付部のうち下側に位置する被取付部に対し蓋体の取付部が、蓋体を上開き可能となるように取り付けられ、前記被取付部及び取付部は前記蓋体に対し前記ケース本体を上下逆に取付可能となるように対称に設けられ、前記被取付部にメッセンジャーワイヤ取付金具が取り付けられ、前記被取付部とメッセンジャーワイヤ取付金具との間でメッセンジャーワイヤを係止することで、メッセンジャーワイヤに吊り下げ状態で取り付けられる電子機器用ケースのヒンジ構造において、前記被取付部と取付部とはヒンジ部材を介して取り付けられる構成とされ、
前記ヒンジ部材が、前記被取付部に取り付けられる取付基部と、この取付基部の一端部より直交する方向に延びる支持部とを有し、この支持部が、取付基部に連接され長孔を有する本体部と、この本体部に連接され半円板形状の先端部とで構成され、前記本体部の長孔にスライド可能に挿通される係合ピン部が前記取付部に形成され、前記係合ピン部は、前記長孔内において、蓋体の外周縁部が前記本体部の外周縁に接触して蓋体の開放が規制される位置と、蓋体の外周縁部が前記先端部の外周縁に沿って移動可能となり蓋体の開放を許容する位置とを選択的に取りうることを特徴とする。
【0008】
このように構成すれば、ケース本体と蓋体との固定を解除して、そのままの状態で蓋体を開こうとしても、蓋体の外周縁部がヒンジ部材の矩形板状の本体部の外周縁に接触して、蓋体の開放動作(回転動作)が規制される。よって、ケース本体と蓋体との固定を解除しただけでは、蓋体が不用意に全開状態に開いてしまうことがない。すなわち、このとき蓋体の係合ピン部が、本体部(ヒンジ部材の支持部)の長孔内において、蓋体の外周縁部が前記本体部の外周縁に接触して蓋体の開放が規制される位置にある。
【0009】
そして、蓋体を開放する際に、係合ピン部を前記長孔内において移動させて、蓋体の外周縁部が前記先端部の外周縁に沿って移動可能となり蓋体の開放を許容する位置となるように蓋体をヒンジ部材に対しして相対移動(スライド移動)させれば、前記係合ピン部を回転軸として、蓋体を開放することができる。このとき、係合ピン部は、前記長孔内において、蓋体の回転軸となり蓋体の開放を許容する位置にあり、蓋体の周縁部は先端部の半円板形状の外周縁に沿って移動することになる。
【0010】
請求項2に記載のように、前記ケース本体の被取付部には長孔が形成されると共に、外方に突出する係止部が先端に形成され、前記ケース本体の被取付部のうち上側に位置する被取付部に前記長孔を通じて締結部材にてメッセンジャーワイヤ取付具が傾斜可能に取り付けられ、このメッセンジャーワイヤ取付具の先端係止部と被取付部の係止部とによってそれらの間にメッセンジャーワイヤを係止可能である構成とすることができる。
【0011】
このように構成すれば、上側に位置する被取付部(ヒンジ部材は取り付けられていない)を利用してメッセンジャーワイヤ取付金具を取り付けることができるので、被取付部をヒンジ部材の取付けとメッセンジャーワイヤ取付金具の取付けとに兼用することができ、コストダウンを図る上で有利である。また、メッセンジャーワイヤ取付金具を長孔を通じて傾斜可能に取り付けるので、メッセンジャーワイヤの径などに応じて、メッセンジャーワイヤ取付金具の傾きを変更することができる。
【0012】
請求項3に記載のように、前記ケース本体の被取付部のうち上側に位置する被取付部にメッセンジャーワイヤ取付具が設けられ、前記メッセンジャーワイヤ取付具は、前記被取付部に設けられる断面L字形状の第1の部材と、この第1の部材の水平部に締結部材にて取付部が取り付けられ前記第1の部材との間にメッセンジャーワイヤを挟んで固定する第2の部材とを有し、この第2の部材は、さらに、前記取付部の一側に前記第1の部材の端縁に引っ掛かって係止される係止部と、取付部の他側に連接され前記第1の部材との間にメッセンジャーワイヤを挟む挟持部とを有する構成とすることができる。
【0013】
このように構成すれば、上側に位置する被取付部(ヒンジ部材は取り付けられていない)を利用してメッセンジャーワイヤ取付金具を取り付けることができる。また、メッセンジャーワイヤ取付金具の第2の部材の傾き(第1の部材と第2の部材との間隔)を、メッセンジャーワイヤの径などに応じて変更することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0015】
図1は本発明に係るCATVアンプ用ダイカストケースがメッセンジャーワイヤに取り付けられた状態を示す斜視図、図2〜図4は同ダイカストケースの正面図、底面図及び左側面図である。
【0016】
本発明に係るCATVアンプ用ダイカストケース1(電子機器用ケース)は、前面が開口された箱状のケース本体4と、その前面を開閉可能に覆う蓋体5とを備える。そして、現場により設備の入力側および出力側が異なる場合があるので、ケース本体4に対し蓋体5が上開き可能となるように、かつ蓋体5に対しケース本体4を上下逆に取付可能となるように取り付けられている。また、ケース本体4の左右外側面部に入力接栓2又は出力接栓3がそれぞれ設けられている。なお、ケース本体4は、例えばCATV用増幅ユニットが収容され、入力接栓2から供給されるCATV信号を増幅し、出力接栓3から後段の機器へ上記CATV信号を伝送するものである。
【0017】
ケース本体4の上下左右両側部の4個所には、被取付部11A,11B,11C,11Dが形成され、上側に位置する2つの被取付部11A,11Bにはメッセンジャーワイヤ取付金具21がボルト部材22(締結部材)にて傾斜可能に取り付けられている。そして、後述するように、CATVアンプ用ダイカストケース1は、被取付部11A,11Bとメッセンジャーワイヤ取付金具21との間でメッセンジャーワイヤSを係止することで、メッセンジャーワイヤSに吊り下げ状態で取り付けられる。
【0018】
その被取付部11A〜11Dの中央側には、図2〜図4に詳細を示すように、ケース深さ方向の貫通孔を有する被固定部12A〜12Dが設けられている。なお、本例では被取付部11A〜11Dと被固定部12A〜12Dとが連接されているが、そのように連接されている必要は必ずしもなく、それらが離れている構成でもよい。
【0019】
蓋体5には、被固定部12A〜12Dに対応して固定部13A〜13D(取付部)が設けられ、その固定部13A〜13Dが、蓋体深さ方向の貫通孔(被固定部12A〜12Dの貫通孔に対応する)を有する構成とされている。この固定部13A〜13Dは、外方に突出する係合ピン部13a〜13dを有する。
【0020】
ケース本体4の被固定部12A〜12D及び蓋体5の固定部13A〜13Dの両貫通孔に対しボルト部材14が挿通され、そのボルト部材14にワッシャ及びナットを適用することにより、ケース本体4に蓋体5を閉塞状態で固定するようになっている。
【0021】
ケース本体4の、下側に位置する被取付部12には、断面L字形状のヒンジ部材例えばヒンジ金具15を介して、取付部としても機能する蓋体5の固定部13が連結され、ケース本体4に対し蓋体5が、上開き可能とされている。
【0022】
前記ヒンジ金具15は、図5に示すように、被取付部11A〜11Dにボルト部材17にて取り付けられる取付基部15aと、この取付基部15aの一端部より直交する方向に延びる支持部15bとを有する。そして、この支持部15bは、取付基部15aに基端部が連接され長孔15cを有する本体部15b−1と、この本体部15b−1の先端側に連接される半円板形状の先端部15b−2とで構成される。
【0023】
図1〜図4に示すものでは、取付基部15aが被取付部11C,11Dに取付固定され、その状態で支持部15bの長孔15cに係合ピン部13aがスライド移動可能に挿通され、これにより、被取付部11C,11Dに対しヒンジ金具15を介して蓋体5が上開き可能なるように連結されている。そして、係合ピン部13aは、長孔15c内において、蓋体5の外周縁部5aが本体部15b−1に接触して蓋体5の開放が規制される位置(図10(a)(b)参照)と、蓋体5の外周縁部が前記先端部15b−2の外周縁に沿って移動可能となり蓋体5の開放を許容する位置(図10(c)(d)参照)とを選択的に取りうる。なお、蓋体5の開放を許容する位置では、係合ピン部13aが蓋体5の(開放時の)回転軸となる。
【0024】
蓋体5の、下側(ヒンジ金具15が設けられている側)に位置する側面部には、内部の正常作動を表示するLED16が設けられている。
【0025】
前記ケース本体4の被取付部11A〜11Dのうち上側に位置する被取付部11A,11Bには、メッセンジャーワイヤ取付金具21が設けられている。
【0026】
被取付部11A〜11Dには、取付状態で上下方向となる長孔11aが形成されると共に、先端に外方(メッセンジャーワイヤ取付金具21側)に突出する鍔状の係止部11b(図4、図6及び図7参照)が形成されている。図1〜図4に示すものでは、長孔11aを通じてボルト部材22にてメッセンジャーワイヤ取付具21が被取付部11A,11Bに対し傾斜可能に取り付けられている。なお、長孔11aの外側の孔壁面は傾斜面となっており、ボルト部材22を傾斜させてメッセンジャーワイヤ取付具21を無理なく上開きに傾斜させることができるように構成されている。
【0027】
メッセンジャーワイヤ取付金具21は、被取付部11A,11Bにボルト部材22を介して取り付けられる本体部21aと、この本体部21aの上端左右において被取付部11A,11B側に突出する2つの爪状の係止部21bとを有する。メッセンジャーワイヤSの太さ(径)に合わせてメッセンジャーワイヤ取付金具21の取付角度(傾斜角度)がボルト部材22の軸線方向によって調整され、図6及び図7に示すように、2つの係止部21bと係止部11b(被取付部11A,11B)の間にメッセンジャーワイヤSを係止し、ダイカストケース1がメッセンジャーワイヤSに吊り下げられる。
【0028】
ケース本体4の被取付部11A〜11D及び被固定部12A〜12Dは上下対称に形成され、被固定部12A〜12Dに対応して蓋体5に固定部13A〜13Dが形成されているので、図8及び図9に示すように、蓋体5に対しケース本体4を上下逆に反転させることができる。
【0029】
蓋体5に対しケース本体4を上下逆に反転させる際には、まず、ボルト部材17を被固定部12A〜12Dから取り外し、さらにヒンジ金具15やメッセンジャーワイヤ取付金具21を被取付部11A〜11Dから取り外す。それから、ケース本体4の上下を逆にし、ケース本体4の被固定部12A〜12Dと蓋体5の固定部13A〜13Dとが対応する位置で、ボルト部材17を取り付ける。そのボルト部材17の取付け後、上側になった被取付部11C,11Dにメッセンジャーワイヤ取付金具21を、下側になった被取付部11A,11Bにヒンジ金具15をそれぞれ取り付ける。これにより、入力側(入力接栓2)と出力側(出力接栓3)とを左右逆にすることが可能となる。この場合、蓋体5を反転しないので、反転の前後において、入力側と出力側とが左右逆になるだけで、蓋体5の開閉については変更がなく(上下逆にはならない、すなわち下開きとならない)、また、内部の正常作動を表示するLED16は下側に位置するままの状態が維持される。
【0030】
また、蓋体5を開放する際には、図10(a)〜(d)に示すようにして行われる。
【0031】
まず、図10(a)に示すように、被固定部12A〜12Dと固定部13A〜13Dを連結している上下左右4ヶ所のボルト部材14を緩め、それらの固定を解除する。
【0032】
この状態では、図10(b)に示すように、蓋体5をケース本体4に固定する拘束力がなくなるので、蓋体5は所定角度θだけ開放される。この場合、ヒンジ金具15の本体部15b−1の外側縁に蓋体5の外周縁部5aが接触することで、前記所定角度θを超えて蓋体5が開放されるのが規制される(このとき、係合ピン部13aは、長孔15c内において、蓋体5の開放が規制される位置にある)。よって、蓋体5を開放する際に、不用意に蓋体5が開放(全開)されてしまうことがなくなる。不用意に全開しようとすると、高所での作業では大変危険であるからである。
【0033】
そして、蓋体5をさらに開放(全開)する場合には、図10(c)に示すように、ヒンジ金具15の長孔15cに沿って係合ピン部13aを、先端部15b−2側に移動させる。長孔15cの端部に係合ピン部13aが達すると(このとき、係合ピン部13aが蓋体5の回転軸となり蓋体5の開放を許容する位置にある)、先端部15bの円弧状の外周縁に沿って蓋体5の外周縁部5aが移動可能となる。つまり、係合ピン部13aを回転軸として、図10(d)に示すように、蓋体5を、さらに開放することができることになる。ここで、係合ピン部13aが長孔15cの端部に達したときには(図10(c)(d)参照)、係合ピン部13aは、先端部15bの外周縁が形成する円弧のほぼ中心に位置する。
【0034】
本発明は、前述した実施の形態に限定されず、次のように構成することも可能である。
【0035】
(i)前記実施の形態においては、メッセンジャーワイヤ取付金具21は、1つの部材で構成しているが、複数の部材で構成することも可能である。例えば図11及び図12に示すように、メッセンジャーワイヤ取付具31を、被取付部11A,11B(又は11C,11D)にボルト部材22にて取り付けられる断面L字形状の第1の部材32と、この第1の部材32にボルト部材33を介して取り付けられ第1の部材32との間にメッセンジャーワイヤSを挟持する第2の部材34とを有する構成とすることも可能である。
【0036】
この例の場合には、第1の部材32は、被取付部11A,11B(又は11C,11D)にボルト部材33にて取り付けられる鉛直部32aと、この鉛直部32aの上縁よりそれに直交する方向に延びる水平部32bとを有する。一方、第2の部材34は、第1の部材32の水平部32bにボルト部材22にて取り付けられる取付基部34aと、取付基部34aの一側に屈曲部34dを介して連接され第1の部材32(水平部32b)の端縁に引っ掛かって係止される係止部34bと、取付基部34aの他側に連接され水平部32bとの間でボルト部材33の締付けによりメッセンジャーワイヤSを挟持する押圧部34cとを有する。この場合には、前述した実施の形態とは異なり、ボルト部材22が傾斜する必要はない。
【0037】
(ii)前記実施の形態においては、前記ケース本体4の上下左右両側に被取付部11A〜11Dを形成しているが、ダイカストケース1’が小型の場合には、例えば図13に示すように、被取付部11E,11Fをケース本体4’の上下中央部にのみ設け、その両側に被固定部(12A’〜12C’のみ図示)を設ける構成とすることも可能である。蓋体5’には被固定部に対応して固定部(13A’〜13C’のみ図示)が設けられている。
【0038】
この場合、ヒンジ金具41は、図14及び図15に示すように構成される。すなわち、取付基部41aの両端部に支持部41b,41cが連接される。各支持部41b,41cは、取付基部41aに連接され長孔41b−3,41c−3を有する本体部41b−1,41c−1と、この本体部41b−1,41c−1の先端側に連接される半円板形状の先端部41b−2,41c−2とで構成される。この長孔41b−3,41c−3に、蓋体5’よりの突出片5b,5cの係合ピン部5d,5eがスライド可能に挿入される。蓋体5’の開放動作は前述した実施の形態と同一である。
(iii)CATVアンプ用のダイカストケースに限らず、電柱と電柱との間に設けたい電子機器(例えば無線関係のユニット)を収納する電子機器用ケースにも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように実施され、特定形状のヒンジ部材を用いることで、簡単な構造でかつ安価に、ケース本体に対する蓋体の固定を解除したときに、蓋体が不用意に開放されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCATVアンプ用ダイカストケースがメッセンジャーワイヤに取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図2】同ダイカストケースの正面図である。
【図3】同ダイカストケースの底面図である。
【図4】同ダイカストケースの左側面図である。
【図5】ヒンジ金具の斜視図である。
【図6】メッセンジャーワイヤ取付金具の実施例を示す図である。
【図7】メッセンジャーワイヤ取付金具の実施例を示す図である。
【図8】同ダイカストケースにおいて、蓋体に対しケース本体を上下逆に取付ける説明図である。
【図9】同ダイカストケースにおいて、蓋体に対しケース本体を上下逆に取付ける説明図である。
【図10】(a)〜(d)はそれぞれ蓋体の開放動作の説明図である。
【図11】メッセンジャーワイヤ取付金具の他の実施例を示す図である。
【図12】メッセンジャーワイヤ取付金具の他の実施例を示す図である。
【図13】他の実施の形態を示す図1と同様の図である。
【図14】図13のA部の詳細を示す図である。
【図15】図14のB方向矢視図である。
【符号の説明】
1,1’ CATVアンプ用ダイカストケース(電子機器用ケース)
2 入力接栓
3 出力接栓
4,4’ ケース本体
5 蓋体
5a 外周縁部
11A〜11F 被取付部
11a 長孔
11b 係止部
12A〜12D,12A’〜12C’ 被固定部
13A〜13D,13A’〜13C’ 固定部(取付部)
13a〜13d 係合ピン部
14 ボルト部材
15,41 ヒンジ金具(ヒンジ部材)
15a,41a 取付基部
15b,41b,41c 支持部
15b−1,41b−1,41c−1 本体部
15b−2,41b−2,41c−2 先端部
15c,41b−3,41c−3 長孔
17 ボルト部材
21 メッセンジャーワイヤ取付金具
21a 本体部
21b 係止部
22 ボルト部材(締結部材)
31 メッセンジャーワイヤ取付金具
32 第1の部材
33 ボルト部材
34 第2の部材
S メッセンジャーワイヤ
Claims (3)
- 左右外側面部に入力接栓又は出力接栓がそれぞれ設けられ、前面が開口された箱状のケース本体と、その前面を開閉可能に覆う蓋体とを備え、前記ケース本体の上下左右両側部又は上下中央部に被取付部が形成され、前記被取付部のうち下側に位置する被取付部に対し蓋体の取付部が、蓋体を上開き可能となるように取り付けられ、前記被取付部及び取付部は前記蓋体に対し前記ケース本体を上下逆に取付可能となるように対称に設けられ、前記被取付部にメッセンジャーワイヤ取付金具が取り付けられ、前記被取付部とメッセンジャーワイヤ取付金具との間でメッセンジャーワイヤを係止することで、メッセンジャーワイヤに吊り下げ状態で取り付けられる電子機器用ケースのヒンジ構造において、
前記被取付部と取付部とはヒンジ部材を介して取り付けられる構成とされ、
前記ヒンジ部材が、前記被取付部に取り付けられる取付基部と、この取付基部の一端部より直交する方向に延びる支持部とを有し、この支持部が、取付基部に連接され長孔を有する本体部と、この本体部に連接され半円板形状の先端部とで構成され、
前記本体部の長孔にスライド可能に挿通される断面円形状の係合ピン部が前記取付部に形成され、
前記係合ピン部は、前記長孔内において、蓋体の外周縁部が前記本体部の外周縁に接触して蓋体の開放が規制される位置と、蓋体の外周縁部が前記先端部の外周縁に沿って移動可能となり蓋体の開放を許容する位置とを選択的に取りうることを特徴とする電子機器用ケースのヒンジ構造。 - 前記ケース本体の被取付部には長孔が形成されると共に、外方に突出する係止部が先端に形成され、
前記ケース本体の被取付部のうち上側に位置する被取付部に前記長孔を通じて締結部材にてメッセンジャーワイヤ取付具が傾斜可能に取り付けられ、このメッセンジャーワイヤ取付具の先端係止部と被取付部の係止部とによってそれらの間にメッセンジャーワイヤを係止可能である構成とされる請求項1記載の電子機器用ケースのヒンジ構造。 - 前記ケース本体の被取付部のうち上側に位置する被取付部にメッセンジャーワイヤ取付具が設けられ、
前記メッセンジャーワイヤ取付具は、前記被取付部に設けられる断面L字形状の第1の部材と、この第1の部材の水平部に締結部材にて取付部が取り付けられ前記第1の部材との間にメッセンジャーワイヤを挟んで固定する第2の部材とを有し、
この第2の部材は、さらに、前記取付部の一側に前記第1の部材の端縁に引っ掛かって係止される係止部と、取付部の他側に連接され前記第1の部材との間にメッセンジャーワイヤを挟む挟持部とを有する請求項1に記載の電子機器用ケースのヒンジ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003176258A JP4155877B2 (ja) | 2003-06-20 | 2003-06-20 | 電子機器用ケースのヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003176258A JP4155877B2 (ja) | 2003-06-20 | 2003-06-20 | 電子機器用ケースのヒンジ構造 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005012066A JP2005012066A (ja) | 2005-01-13 |
| JP2005012066A5 JP2005012066A5 (ja) | 2006-06-22 |
| JP4155877B2 true JP4155877B2 (ja) | 2008-09-24 |
Family
ID=34099192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003176258A Expired - Fee Related JP4155877B2 (ja) | 2003-06-20 | 2003-06-20 | 電子機器用ケースのヒンジ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4155877B2 (ja) |
-
2003
- 2003-06-20 JP JP2003176258A patent/JP4155877B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2005012066A (ja) | 2005-01-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2484344A1 (en) | Device for closing an opening, particularly a street manhole | |
| JP2009022068A (ja) | ケーブル脱落防止具 | |
| JP4155877B2 (ja) | 電子機器用ケースのヒンジ構造 | |
| JPH109619A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
| JPH06153334A (ja) | 扉装置 | |
| US6747197B2 (en) | Stringed instrument stand | |
| JP2602937Y2 (ja) | 調整蝶番 | |
| HK1033530A2 (en) | Suspension bracket for suspension fan | |
| JP4615739B2 (ja) | 平面ハンドル装置 | |
| JP2007267467A (ja) | 配電盤の扉ストッパー構造 | |
| JP3478880B2 (ja) | 軒樋吊具 | |
| EP1209516A2 (en) | A camera | |
| JP2581961Y2 (ja) | 住宅用分電盤の機器取り付け板の構造 | |
| JP2000291322A (ja) | 吊り戸の走行体 | |
| JP2548294Y2 (ja) | 門扉の肘壺金具の取付け構造 | |
| JP2009148023A (ja) | 送風装置 | |
| JP2003193731A (ja) | 住宅用分電盤の扉体の蝶番構造 | |
| JP2003343123A (ja) | 平面ハンドル装置のレバー固着防止機構 | |
| JPH0527357Y2 (ja) | ||
| JP2003273537A (ja) | 扉開閉規制装置 | |
| JP3063721U (ja) | バッグの飾り金具装着装置 | |
| JP2004169463A (ja) | ウイング式扉 | |
| JPH0741187Y2 (ja) | 電子機器筐体の開閉構造 | |
| JP2001214642A (ja) | ハンドル装置 | |
| JPH071291U (ja) | 門扉用調整金具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060510 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060510 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080123 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080326 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080708 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080708 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718 Year of fee payment: 5 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |