JP4155809B2 - 情報開示支援方法とサーバ、並びに情報開示支援プログラム - Google Patents

情報開示支援方法とサーバ、並びに情報開示支援プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を得るための情報開示支援方法と、これを実行するためのサーバ、並びに、情報の開示を支援するためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、インターネットに接続したコンピュータとサーバを使用して、サーバに蓄積された個人データを検索、照合することによって、個人が知人等へメッセージを伝達する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−215522号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術は、キーワードや所定の質問が一致した場合には、一方的に情報やメッセージが伝達されるシステムであり、相互が希望するコミュニケーションレベルに応じて相互に情報開示等を行うことはできない。
一方、知人等へ情報やメッセージを伝達したい場合に、相手との関係性により対話レベルや開示情報を決定することができれば、よりフレキシブルな情報開示を行うことができる。
【0005】
本発明は以上のような従来の実情に鑑みてなされたもので、情報検索依頼者それぞれが希望する対話レベルとの関係性に応じて、情報の開示レベルを決定し、相互の事情に応じた情報を開示することを支援する、情報開示支援方法とサーバ、並びに情報開示支援プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明は、利用者が登録した情報を別の利用者に開示する情報処理装置であって、複数の利用者の端末と通信ネットワークを介して接続し、利用者が登録可能な情報の項目(以下、「情報項目」という。)と、利用者が別の利用者に開示を希望する情報項目を特定する情報(以下、「コミュニケーションレベル」という。)と、を関連付けて記憶しているテーブルと、第1の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第1データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第1コミュニケーションレベル」という。)を、第1の利用者の端末(以下、「第1端末」という。)から受信して記憶する第1記憶手段と、第2の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第2データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第2コミュニケーションレベル」という。)を、第2の利用者の端末(以下、「第2端末」という。)から受信して記憶する第2記憶手段と、第1記憶手段に記憶されている第1コミュニケーションレベルと第2記憶手段に記憶されている第2コミュニケーションレベルとが一致するか否かを判定する手段と、判定の結果、第1コミュニケーションレベルと第2コミュニケーションレベルとが一致するとき、第1記憶手段に記憶されている第1データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち一致したコミュニケーションレベルと関連付けてテーブルに記憶されている情報項目に対するデータを第2端末に送信すると共に、第2記憶手段に記憶されている第2データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち一致したコミュニケーションレベルと関連付けてテーブルに記憶されている情報項目に対するデータを第1端末に送信する手段と、を有してなることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、コンピュータを、本発明にかかる情報開示支援サーバとして機能させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、複数の利用者の端末と通信ネットワークを介して接続し、利用者が登録可能な情報の項目(以下、「情報項目」という。)と、利用者が別の利用者に開示を希望する情報項目を特定する情報(以下、「コミュニケーションレベル」という。)と、を関連付けて記憶しているテーブルを備えた情報処理装置により実行される、利用者が登録した情報を別の利用者に開示する方法であって、情報処理装置が、第1の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第1データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第1コミュニケーションレベル」という。)を、第1の利用者の端末(以下、「第1端末」という。)から受信して第1記憶手段に記憶するステップと、情報処理装置が、第2の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第2データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第2コミュニケーションレベル」という。)を、第2の利用者の端末(以下、「第2端末」という。)から受信して第2記憶手段に記憶するステップと、情報処理装置が、第1記憶手段に記憶されている第1コミュニケーションレベルと第2記憶手段に記憶されている第2コミュニケーションレベルとが一致するか否かを判定するステップと、判定の結果、第1コミュニケーションレベルと第2コミュニケーションレベルとが一致するとき、情報処理装置が、第1記憶手段に記憶されている第1データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち一致したコミュニケーションレベルと関連付けてテーブルに記憶されている情報項目に対するデータを第2端末に送信すると共に、第2記憶手段に記憶されている第2データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち一致したコミュニケーションレベルと関連付けてテーブルに記憶されている情報項目に対するデータを第1端末に送信するステップと、を有してなることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明にかかる情報開示支援方法とサーバ、並びに情報開示支援プログラムの実施の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる情報開示支援サーバ(以下、「本サーバ」という)の実施の形態を示すブロック図である。符号1は、本サーバを示し、通信ネットワーク4を介して端末2,3と接続される。端末2,3は、それぞれ情報検索依頼者が本サーバ1を利用するために用いる端末である。
【0019】
通信ネットワーク4の例としては、インターネットやLANなどのコンピュータ通信網がある。本サーバ1、端末2,3は、図示しない専用線、公衆交換電話網(PSTN)、無線電話網、CATV網、衛星通信網等の通信回線を介して通信ネットワーク4と接続されている。
【0020】
端末2,3は、通信ネットワーク4を介して本サーバ1と通信することができる情報処理装置であればよく、例えば、パーソナルコンピュータをはじめ、データ通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話機などである。
【0021】
本サーバ1は、端末2,3と通信ネットワーク4を介して通信することができる情報処理装置であればよく、例えば、パーソナルコンピュータなどである。
ここで本サーバ1は、いわゆるWebサーバとして動作して、端末2,3と情報交換(情報の送受信)を行う。ただし、本サーバ1と端末2,3との通信手段は、これに限定するものではない。
【0022】
なお、本サーバ1では、本発明にかかる情報開示支援プログラム(以下、「本プログラム」という)が動作して本サーバ1内の各手段を制御することで、以下に説明する本発明にかかる情報開示支援方法(以下、「本方法」という)を実現する。
【0023】
本サーバ1は、検索依頼情報受信部11、検索依頼情報記憶部12、検索依頼情報抽出部13、検索結果情報送信部14、開示依頼情報受信部15、開示レベル決定部16、個人情報送信部17を有している。
【0024】
検索依頼情報受信部11とは、情報検索依頼者が入力した検索依頼情報を受け付ける手段をいう。
検索依頼情報とは、情報検索依頼者自身の個人情報及び検索相手の個人情報、並びに情報検索依頼者が検索相手に対して希望する「コミュニケーションレベル」に関する情報をいう。ここで個人情報とは、例えば氏名、生年月日、年齢、現住所、旧住所、ニックネーム、メールアドレス等をいい、「コミュニケーションレベル」とは、情報検索依頼者と検索相手とが行うコミュニケーションの段階をいい、例えばメール、電話、面会等が想定される。
【0025】
検索依頼情報記憶部12とは、情報検索依頼者が入力した検索依頼情報をサーバ1内に記憶し蓄積する手段をいう。
【0026】
検索依頼情報抽出部13とは、情報検索依頼者により入力された検索依頼情報と、予め検索依頼情報記憶部12に記憶されている個人情報とを照合し抽出する手段をいう。
【0027】
検索結果情報送信部14とは、上記検索依頼情報抽出部13で抽出された検索結果情報を情報検索依頼者に送信する手段をいう。検索結果情報とは、検索相手の登録の有無、検索相手の「コミュニケーションレベル」、検索相手からのメッセージ等をいう。
【0028】
開示依頼情報受信部15とは、情報検索依頼者に対して情報の開示依頼をする者が存在した場合に、情報検索依頼者が開示依頼情報を受信する手段をいう。
開示依頼情報とは、開示依頼者が検索依頼を受けた相手に対して希望する「コミュニケーションレベル」に関する情報をいい、「コミュニケーションレベル」とは、メール、電話、面会等をいう。
【0029】
開示レベル決定部16とは、入力された開示依頼情報と検索依頼情報記憶部12に記憶された検索依頼情報とを照合し、開示レベルを決定する手段をいう。
開示レベルとは、開示依頼者の「コミュニケーションレベル」と検索相手の「コミュニケーションレベル」とを適合させた「コミュニケーションレベル」をいい、決定方法については、以下において、図2に示すフローチャートとともに説明する。
【0030】
個人情報送信部17とは、開示レベル決定部16で決定された開示レベルであるところのコミュニケーションレベルに応じた個人情報を開示依頼者に送信する手段をいう。
【0031】
図2は、本方法の実施の形態を示すフローチャートである。以下、図3乃至15を参照しながら本方法について各ステップごとに説明する。
なお、以下に説明する実施の形態においては、A(情報検索依頼者)がB(検索相手)の情報を得たい(会いたい)と思い本サーバ1にアクセスしたが、Bが登録されておらず(S1〜4)、その後、上記BがC(検索相手)の情報を得たい(会いたい)と思い、新たに情報検索依頼者となって本サーバ1にアクセスした場合(S5〜12)の例を説明する。
【0032】
先ず最初に、本サーバ1は、Aが端末2から入力する検索依頼情報、すなわちA及びBの個人情報、並びにAが望むBとの「コミュニケーションレベル」を受信し(S1)、かかる情報を検索依頼情報記憶部12に記憶する(S2)。
【0033】
具体的には、インターネットに接続した本サーバ1にホームページ(以下HP)を設け、情報検索依頼者であるAは、インターネットに接続された端末2から当該HPにアクセスする。
図3は、ユーザー認証を行うためのWebページの例であり、この「ログオン画面」からユーザーID、パスワードを入力する。入力されたデータが正しければ、図4に示す「メニュー画面」が起動する。
【0034】
Aが初めて本サーバ1にアクセスする場合や登録事項の変更がある場合は、図4に示すメニュー画面から「ユーザー基本情報登録・変更」を選択し、図5に示す基本情報検索画面を起動させる。次にAは、自己の氏名、生年月日、性別等を入力する。さらに、関連情報を登録するため、画面下の「次頁」ボタンを押下し、自己についての関連情報を入力する。
関連情報としては、例えば旧姓、現住所、旧住所、現電話番号、旧電話番号、出身校、ニックネーム、メールアドレス等が想定され、より多くの関連情報を入力することで検索相手であるBとのマッチングの可能性を向上させることができる。
【0035】
次に、図6に示す検索相手情報登録(受付)画面から検索相手Bの個人情報である氏名、ニックネーム、出身校、血液型等を入力する。これらの情報も、より多くの情報を入力することでBとのマッチングの可能性を向上させることができる。
【0036】
なお、情報検索依頼者及び検索相手の個人情報の入力事項は、予め設定された入力事項に限られず、情報検索依頼者が任意に追加できるようにしてもよい。
また、個人情報の項目のうち、いずれの項目を入力するかは情報検索依頼者自身により任意であるが、情報検索依頼者が入力していない項目については、検索相手の個人情報が本サーバ1に記憶されている場合であっても、かかる項目についての情報は得ることはできない。その結果、情報検索依頼者は、入力項目を選択することで、入手したい検索相手の個人情報を同時に選択することとなる。
なお、本発明においては、本サーバ1内に記憶された検索相手の個人情報のうち、情報検索依頼者が入力していない項目についても、情報検索依頼者に提示するようにしてもよい。
【0037】
次に、画面下の「次頁」ボタンを押下すると、図7に示すコミュニケーションレベル登録(受付)画面が起動し、「コミュニケーションレベル」を入力する。「コミュニケーションレベル」としては、メール、電話、面会等を開示レベルの低い順に予め設定し、Aは自分が望むBとの「コミュニケーションレベル」を選択し入力する。
なお、予め設定された「コミュニケーションレベル」以外にも、例えば画像チャット等のように、情報検索依頼者が希望する別の「コミュニケーションレベル」があれば、これを入力可能としてもよい。
【0038】
次に、本サーバ1は、入力された検索依頼情報に基づき検索依頼情報記憶部12内を検索し(S3)、すでに登録されている個人情報と照合し、その後、検索結果情報をAに送信し(S4)、その内容を表示する。図8は、本サーバ1が検索結果情報を表示するWebページの例を示す図であって、検索相手Bが未登録の場合を示す。
【0039】
Bが未登録の場合の検索結果情報としては、図8に示すように、未登録の旨を知らせるメッセージと、Bが登録された場合に連絡を希望するか否かの選択肢が表示される。
ここで、Bとのマッチングの可能性を向上させるため、更にA又はBの個人情報を追加できるようにしてもよい。
また、他にBを検索相手としている検索依頼者が存在する場合は、検索依頼者の履歴を表示するようにしてもよい。
なお、後にBが登録された場合のAへの通知方法としては、登録したメールアドレスにメールを送信する方法や、Aが再び本サーバ1に接続した際にその旨を表示する等が想定される。
【0040】
したがって、情報検索依頼者Aは、検索依頼情報を送信(S1)した結果として、図8に示すような検索結果情報が掲載されたWebページを端末2で受信することとなる。
【0041】
次に、ステップS1〜S4では検索相手であったBが、情報検索依頼者となってCの情報を得たいと思っている場合の例を説明する。
【0042】
本サーバ1は、情報検索依頼者であるBから、検索相手であるCについての検索依頼情報を受け付け(S5)、かかる情報を検索依頼情報記憶部12に記憶する(S6)。
具体的には、Bは、インターネットに接続された端末3からHPにアクセスし、図3に示す「ログオン画面」からユーザーID、パスワードを入力する。入力されたデータが正しければ、図4に示すメニュー画面が起動する。
【0043】
Bがメニュー画面から「ユーザー基本情報登録・変更」を選択すると、図5に示す基本情報検索画面が起動する。Bは、自己の氏名、生年月日、性別等を入力する。さらに関連情報を登録する場合は、画面下の「次頁」を押下し、自己についての関連情報を入力する。
【0044】
次に、図6に示す検索相手情報登録(受付)画面から検索相手であるCの氏名、ニックネーム、出身校、血液型等の個人情報を入力し、図7に示すコミュニケーションレベル登録(受付)画面からBが望むCとの「コミュニケーションレベル」を選択し入力する。
【0045】
次に、本サーバ1は、入力された検索依頼情報に基づき検索依頼情報記憶部12内を検索し(S7)、すでに登録されている個人情報と照合し、その後、検索結果情報をBに送信し(S8)、その内容を表示する
【0046】
検索相手Cが未登録の場合は、上述の図8に示すように、未登録の旨を知らせるメッセージと、Cが登録された場合に連絡を希望するか否かのメッセージが検索結果情報として表示される。
【0047】
ここで、上記ステップ1〜4において説明したように、Bについては、すでにAにより検索相手として本サーバ1に登録されているので、Bに対してはさらに図9に示す検索結果情報が送信される。
【0048】
図9に示す検索結果情報には、AがBを検索相手として登録済である旨を知らせるメッセージ及びAの希望する「コミュニケーションレベル」、並びに検索相手Aへ連絡するか否かの選択肢が表示される。
【0049】
次に、本サーバ1は、BからAについての開示依頼情報を受信し(S9)、かかる情報を検索依頼情報記憶部12に記憶されたAの個人情報と照合し、開示レベル決定部16において開示レベルが決定される(S10)。
【0050】
具体的には、BがAとコミュニケーションをとる意志がない場合、すなわち図9に示す検索結果情報の画面で「連絡しない」が選択されて本サーバ1に送信された場合は、かかる情報は検索依頼情報記憶部12に記憶され、次にAが本サーバ1にアクセスした場合に、BはAとコミュニケーションをとる意志がない旨が検索結果情報として表示される。
なお、本発明において、BがAとコミュニケーションをとる意志がない場合、本サーバ1がAに対してその旨を提示する時期は、たとえば、本サーバ1がBからその旨を受付後、直ちにその旨を記載した電子メールをA宛てに送信するなどして提示するようにしてもよい。
【0051】
一方、BがAとコミュニケーションをとる意志がある場合、すなわち図9に示す検索結果情報の画面で「連絡する」が選択され本サーバ1に送信された場合は、端末3に図10に示す開示依頼情報登録(受付)画面が表示される。この開示依頼情報登録(受付)画面に入力する「コミュニケーションレベル」は、上述の図7に示す検索依頼情報受付画面において入力する項目と同様である。
【0052】
次に、図11に示す画面から、Aへ送るメッセージを入力し、送信する。
【0053】
次に、AとBとの「コミュニケーションレベル」を確認すべく、図12に示すように各々の「コミュニケーションレベル」が表示される。かかる表示を見て、BはAの「コミュニケーションレベル」と適応させるため、「コミュニケーションレベル」を変更することも可能である。
【0054】
Bが入力した「コミュニケーションレベル」とAが登録している「コミュニケーションレベル」とが同一の場合は、Bには一致した「コミュニケーションレベル」が開示レベルとして決定される。
一方、Bが入力した「コミュニケーションレベル」とAが登録している「コミュニケーションレベル」とが相違する場合は、Bにはより低いレベルの「コミュニケーションレベル」が開示レベルとして決定される。
【0055】
このように、相互が希望するコミュニケーションレベルに応じて開示レベルを決定することで、相互の親密度や諸事情を考慮して、段階的にコミュニケーションを図ることができる。しかも、より低い開示レベルに決定されることで、両者が開示を希望する以上の情報が開示されることはない。
【0056】
開示レベルが決定すると、図13に示すように、Aからのメッセージとともに決定した「コミュニケーションレベル」が表示される。さらに、図14に示すように「コミュニケーションレベル」に応じた個人情報も提示される(S11)。同様に、コミュニケーションレベルに応じたBの個人情報が、Aに対しても提示される(S12)。
開示される個人情報は、図15に示すように「コミュニケーションレベル」ごとに予め本サーバ1内に設定されている。
なお、本発明において、本サーバ1がAとBに互いの個人情報を開示する時期は、図2に示した例に限定せず、たとえば、AとBに対して同時に開示するようにしても構わない。
また、コミュニケーションレベルごとに設定される開示される個人情報は、予め本サーバ1内に設定するのに代えて、たとえば、AやB自身に設定させるようにしてもよい。
【0057】
図15に示す例では、コミュニケーションレベル1のメール交換では、メールアドレスが必須の開示情報とされ、コミュニケーションレベル2の電話では、電話番号が必須の開示情報とされ、コミュニケーションレベル3のメール交換では、住所が必須の開示情報とされている。他の情報については、任意に設定可能である。但し、自分が入力していない項目の情報については、検索相手の情報が登録されている場合であっても、情報開示を受けることはできないため、入手を希望する情報に関しては、対応する自己の項目を予め入力する必要がある。
【0058】
したがって、情報検索依頼者Bは、検索依頼情報を送信(S5)した結果として、図12及び図13に示すような抽出された検索結果情報が掲載されたWebページを端末3で受信することとなる。
【0059】
以上説明した実施の形態によれば、情報検索依頼者は、情報を知りたいと思っている検索相手との関係において、それぞれが選択するコミュニケーションレベルに応じて、相互の開示レベルが決定され、情報開示を行うことができる。
その結果、相互の関係性、すなわち親密度や秘密保持度に応じた情報開示を行うことができ、さらに、必要に応じて段階的に開示レベルを変更することも可能である。
【0060】
上記実施の形態において説明した情報端末2,3としては、個人のパソコン等を用いて本サーバ1に接続できるようにしてもよいし、また、公民館や飲食店等、多数の人が集まる場所に設置された情報端末から本サーバ1に接続するようにしてもよい。
【0061】
なお、以上において説明した実施の形態では、検索依頼情報は、検索依頼者自身の個人情報及び検索相手の個人情報、並びに情報検索依頼者が検索相手に対して希望する「コミュニケーションレベル」であったが、個人情報に限らず、広く一般情報に拡張することで、相互にアクセス権を有する情報保持者間の段階的開示システムに応用することもできる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、近時に発達したインターネット通信網による情報の双方向通信のシステムを利用し、個人情報を得てコミュニケーションをとりたいと思っている情報検索者同士が、個々の事情を考えて、相互に希望する情報開示レベルに応じて、段階的にコミュニケーションをとり、個人情報を入手することを容易かつ有効に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる情報開示支援サーバの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる情報開示支援方法の実施の形態を示すフローチャートである。
【図3】上記サーバにアクセスするためのWebページの例を示す図である。
【図4】上記サーバが、検索依頼情報を受付けるWebページの例を示す図である。
【図5】上記サーバが、検索依頼情報を受付けるWebページの例を示す図である。
【図6】上記サーバが、開示依頼情報を受付けるWebページの例を示す図である。
【図7】上記サーバが、開示依頼情報を受付けるWebページの例を示す図である。
【図8】上記サーバが、検索結果情報を表示するWebページの例を示す図である。
【図9】上記サーバが、利用者に提示するWebページの例を示す図である。
【図10】上記サーバが、開示依頼情報を受付けるWebページの例を示す図である。
【図11】上記サーバが、メッセージを受付けるWebページの例を示す図である。
【図12】上記サーバが、利用者に提示するWebページの例を示す図である。
【図13】上記サーバが、利用者に提示するWebページの例を示す図である。
【図14】上記サーバが、個人情報を表示するWebページの例を示す図である。
【図15】コミュニケーションレベルと開示情報との関係の例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報開示支援サーバ
2 端末
3 端末
4 通信ネットワーク

Claims (3)

  1. 利用者が登録した情報を別の利用者に開示する情報処理装置であって、
    複数の利用者の端末と通信ネットワークを介して接続し、
    利用者が登録可能な情報の項目(以下、「情報項目」という。)と、利用者が別の利用者に開示を希望する情報項目を特定する情報(以下、「コミュニケーションレベル」という。)と、を関連付けて記憶しているテーブルと、
    第1の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第1データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第1コミュニケーションレベル」という。)を、上記第1の利用者の端末(以下、「第1端末」という。)から受信して記憶する第1記憶手段と、
    第2の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第2データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第2コミュニケーションレベル」という。)を、上記第2の利用者の端末(以下、「第2端末」という。)から受信して記憶する第2記憶手段と、
    上記第1記憶手段に記憶されている第1コミュニケーションレベルと上記第2記憶手段に記憶されている第2コミュニケーションレベルとが一致するか否かを判定する手段と、
    上記判定の結果、上記第1コミュニケーションレベルと第2コミュニケーションレベルとが一致するとき、上記第1記憶手段に記憶されている第1データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち上記一致したコミュニケーションレベルと関連付けて上記テーブルに記憶されている情報項目に対するデータを上記第2端末に送信すると共に、上記第2記憶手段に記憶されている第2データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち上記一致したコミュニケーションレベルと関連付けて上記テーブルに記憶されている情報項目に対するデータを上記第1端末に送信する手段と、
    を有してなることを特徴とする情報開示支援サーバ。
  2. コンピュータを、請求項1記載の情報開示支援サーバとして機能させることを特徴とする情報開示支援プログラム。
  3. 複数の利用者の端末と通信ネットワークを介して接続し、
    利用者が登録可能な情報の項目(以下、「情報項目」という。)と、利用者が別の利用者に開示を希望する情報項目を特定する情報(以下、「コミュニケーションレベル」という。)と、を関連付けて記憶しているテーブルを備えた情報処理装置により実行される、利用者が登録した情報を別の利用者に開示する方法であって、
    上記情報処理装置が、第1の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第1データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第1コミュニケーションレベル」という。)を、上記第1の利用者の端末(以下、「第1端末」という。)から受信して第1記憶手段に記憶するステップと、
    上記情報処理装置が、第2の利用者が入力した、「複数の情報項目のそれぞれに対するデータ」(以下、「第2データ」という。)と「コミュニケーションレベル」(以下、「第2コミュニケーションレベル」という。)を、上記第2の利用者の端末(以下、「第2端末」という。)から受信して第2記憶手段に記憶するステップと、
    上記情報処理装置が、上記第1記憶手段に記憶されている第1コミュニケーションレベルと上記第2記憶手段に記憶されている第2コミュニケーションレベルとが一致するか否かを判定するステップと、
    上記判定の結果、上記第1コミュニケーションレベルと第2コミュニケーションレベルとが一致するとき、上記情報処理装置が、上記第1記憶手段に記憶されている第1データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち上記一致したコミュニケーションレベルと関連付けて上記テーブルに記憶されている情報項目に対するデータを上記第2端末に送信すると共に、上記第2記憶手段に記憶されている第2データに含まれる複数の情報項目に対するデータのうち上記一致したコミュニケーションレベルと関連付けて上記テーブルに記憶されている情報項目に対するデータを上記第1端末に送信するステップと、
    を有してなることを特徴とする情報開示支援方法。
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